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2004.10.31

[トラックバックランキング] あざらしサラダのジャーナリズム論

 皆さん、こんにちは。木村剛です。まずは謝罪から。昨日の「BLOG of the Week」において、単純ミスで毎回お約束の台詞を使ってしまい、「お楽しみください」と表記してしまったのは、反論の余地なく私の瑕疵です。気付いてからすぐに「お読みください」に変更しておりますが、限られた時間とは言え、罹災地の方々に不愉快な思いをお掛けし、大変申し訳なく思っております。伏して謝罪申し上げます。
 せめてもの罪滅ぼしに、「Dawn」さんに教えていただいた「日本経団連1%クラブ」による「災害被災地支援情報」と「Kitajin.net」さんによる「義援金、義援物資、ボランティア」を示したページにリンクさせていただきたいと思います。罹災者をサポートしたいと思っている方々は是非クリックしてお読みください

 さて、毎週日曜日は、トラックバックランキングにおけるそれぞれのカテゴリーにおいてランクインしている方々の中から、ひとりだけを選んで、その方のトラックバックから、珠玉の言葉を選んで皆様にお届けする「Words of the Blogger」の日です。第10回「Words of the Blogger」で紹介させていただくのは、ブロガー新聞一日編集長になったことでもおなじみの「あざらしサラダ」さんです。メディアやジャーナリズムを中心にお書きになっているのでとりまとめてみました。それでは、「あざらしサラダ」さんのブログをお楽しみください(今日は「お楽しみください」でいいですよね・・・^^;)。

読売新聞社のHPを見ると、「行動規範」として『取材・報道に当たり、社外の第三者の指示を受けてはならない。また、特定の個人、団体の宣伝や利益のために事実を曲げて報道してはならない』と書かれている。ならば、今回のプロ野球ストに関する一連の「社説」などを振り返り、本当にこの「行動規範」に反していないか自問してみてはどうだろうか。 
(2004.9.30「マスコミ倫理とは何か」)
私は、ネットでタダで読んでいるからまだ許せるが、このような「おべんちゃら」記事をお金を払って読まされている読者は、可哀想だなあと思う。もちろん、読売新聞が一部の読者のための「機関紙」ならば、これでいいのかも知れないが。
(2004.9.19「本当にプロが書いた社説なの?」)
大手マスコミが報道する記事をただ鵜呑みにせず読者が自ら考えることが広まることは、「参加型ジャーナリズム」の確立には欠かせないのではないだろうか。
(2004.9.19「プロ野球問題と参加型ジャーナリズムの関係について考える」)
メディアとブログの対立をいたずらに煽るのではなく、ブログがメディアをチェックするあるいはメディアがケアできない部分をブログが補うような、健全な共存関係を築けたらいいと思います。
(2004.10.15「今日から『新聞週間』です」)
先の年金法案改正の問題でも厚生労働省が発表したデータの誤りを真っ先に指摘したのは、大手新聞社の報道ではなくネットやブログで意見を発信した個人だったのではないか。これは、大手報道機関がスクープ合戦でニュースの速報性を追求するあまり、政府や企業から発信される情報をよく吟味することなく、「垂れ流し」のような記事を書いているからではないか。
(2004.9.1「ライブドアの参加型ジャーナリズムは成功するか(2)」)

第10回の「Words of the Blogger」はいかがだったでしょうか。来週は、このところ健闘が目立っている「えみっちぃの見る風景」さんです。今回の週間ランキングでは、第5位にランクインしています。ご期待ください。

(1)週間ランキング(2004年10月21日~10月27日、総合得点による)
第1位 ヤースのへんしん
第2位 my.Hurusato.org
     いのっち日記
第4位 McDMaster's Weblog
第5位 えみっちぃの見る風景
(2) トラックバックベストテン(ブロガー→ゴーログ) [( )内は前回順位 ]
第1位 いのっち日記 102回(第1位)
第2位 my.Hurusato.org 68回(第2位)
第3位 McDMaster's Weblog 56回(第4位)
第4位 fareaster 54回(第3位)
  第5位 あざらしサラダ 44回(第5位)
第6位 ヤースのへんしん 38回
第7位 志鬼朗の日記 34回(第6位)
第8位 Tinkle-Tinkle 33回(第8位)
第9位 大西 宏のマーケティング・エッセンス 30回(第7位)
     カトラー 30回(第8位)
     Watch IT,ケータイ,ベンチャー 30回(第10位)
(3)「かめはめ波」ベストテン(ゴーログ→ブロガー)
第1位 McDMaster's Weblog 23回(第1位)
第2位 カトラー 21回(第2位)
第3位 Tinkle-Tinkle 18回(第3位)
第4位 PurpleMoon blog 17回(第3位)
第5位 fareaster 16回(第5位)
     Hiroetteのブログ 16回(第5位)
第7位 いのっち日記 15回(第7位)
     珠丸の覚書 15回(第8位)
     志鬼朗の日記 15回(第8位)
第10位 バイオティックレイヤード 14回(第8位)
(4)「かめはめ率」ベストテン(かめはめ波÷トラックバック)
第1位 珠丸の覚書 1.07(第2位)
第2位 Ochanoko 1.00(第1位)
第3位 チップを弾むから 0.90(第4位)
第4位 Hiroetteのブログ 0.76(第7位)
第5位 ネットで新聞を殺すのか 0.75(第8位)
第6位 おたくなばくちうちの日記(仮) 0.71(第6位)
第7位 カトラー 0.70(第9位)
第8位 くりおね あくえりあむ 0.69(第5位)
第9位 くびったけじゃないもん 0.67(第10位)
第10位 ネットde監視、地方議会 0.62
(5)「ざぶとんポイント」ベストテン
第1位 e-Life Blog 1回
     Eat it!  1回
     my.Hurusato.org 1回
     ガ島通信 1回
     こにのつぶやき 1回
     ネットは新聞を殺すのか 1回
     ヤースのへんしん 1回
     会長のいろんなもの紹介 別館 1回
     善光寺手帳 1回
     小林Scrap Book 1回
     まーどんなの備忘録 1回
     お笑い@サプリッ! 1回
     ヤースのへんしん 1回
(6)総合ランキング
第1位 いのっち日記 【132glp】(第1位)
第2位 McDMaster's Weblog 【102glp】(第2位)
第3位 my.Hurusato.org【93glp】(第4位)
第4位 fareaster 【86glp】(第3位)
第5位 カトラー 【76glp】(第5位)
第6位 Tinkle-Tinkle 【69glp】(第6位)
第7位 志鬼朗の日記 【64glp】(第8位)
第8位 PurpleMoon blog 【62glp】(第6位)
     あざらしサラダ 【62glp】(第11位)
第10位 Hiroetteのブログ 【60glp】(第10位) 
第11位 バイオティックレイヤード 【55glp】(第9位)
      ヤースのへんしん 【55glp】(第18位)
第13位 珠丸の覚書 【54glp】(第13位)
第14位 専業主婦の逆襲 【52glp】(第12位)
第15位 笑わせんなヴォケが! 【48glp】
第16位 無菌室育ち 【47glp】(第14位)
第17位 レビューのとらお 【45glp】(第15位)
第18位 彰の介の証言 【44glp】
第19位 Ochanoko 【42glp】(第15位)
        Watch IT,ケータイ,ベンチャー 【42glp】 

(注記:はじめての方のために)
このベストテンは、(2)トラックバックと(3)「かめはめ波」(私からブロガーに対するトラックバック)と(4)「かめはめ率」と(5)「ざぶとんポイント」によって獲得されたglpによって決定されています。ちなみにglpというのは、「ゴーログポイント(go-log point)」の略で、(2)トラックバックの場合は回数そのままがglpになります。(3)「かめはめ波」の場合は「回数×2」がglpとして加算されます。(4)「かめはめ率」の場合はランキング10位以内の方にのみ順位に応じてglpが付与されます。(5)「ざぶとんポイント」の場合は「回数×5」がglpとして加算されます。この合計が多い順番にトラックバックランキングが決定されております。

(追伸)11月8日に金融問題に対する提言を行なっているNPO「金融イノベーション会議」のシンポジウムがあります。私は司会兼第二部の「金融庁の政策評価を評価する」というテーマのパネルディスカッションのコーディネーターを務めます。詳しくはこちらをご覧ください。

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[週刊!尾花広報部長] 継続は力なり!ですよね

 みなさま、こんにちは。KFiの尾花典子です。「週刊!尾花広報部長」のコーナーでも、まずお詫び申し上げます。
昨日の「これが新潟県中越地震の真実だ! 」 では、「BLOG of the Week」の定番のフレーズである「お楽しみください」という表現をそのまま使用してしまい、被災地の皆様が大変なご苦労をされているときに、本当に失礼な表現であったことをお詫び申し上げます。
 通常、木村代表が執筆した原稿を私がブログにアップしていますが、注意散漫で私のところでチェック機能が働かなかったのが原因でもあり、前日夜遅くに公開日時を予約し、当日木村代表からの電話で間違いを修正するように指示があったにもかかわらず、私が外出中ですぐに修正ができなかったことで皆様に大変失礼な、そして不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした。ただ、この件については、何か意図があったわけでも、故意の表現でもなかったことをご理解いただけますと幸いです。「ガ島通信」さん、「憂しと見し世ぞ」さん、ご指摘いただきましてありがとうございました。今後は気を引き締めていきたいと思っています。

「公的年金タスクフォース」カンパ資金
 
 公的年金タスクフォースの活動のためにご寄付いただいていますカンパ資金についての収支を以下のようになっております。

収入(カンパ資金): 225,681円
支出: 150,083円
残金: 75,598円

支出の内訳は9/5掲載分9/12掲載分をご覧ください。


「公的年金を考える超党派ネットワーク」公開大討論会のお知らせ

日時: 11月18日(木) 19:00~20:30 
場所: 汐留(港区東新橋)
参加費: 1000円 (当日持参)
出席者:日程のご調整が可能な公的年金を考える超党派ネットワークの議員の先生
コーディネーター:木村 剛

ご興味にある方はこちらまでメールでお寄せください。


のりぴよ♪の何でもあり日記

 先週、おカネをたくさん入れているわけでもないのに、お財布が厚くなってきたので、中身を整理していると、一回のみで、そのまま放置していた酸素カプセルの回数券がでてきました♪ どちらかというと飽きっぽいのか何事もなかなか継続できないタチののりぴよは、すっかりこの酸素カプセルの回数券の存在を忘れていました。

 現代人の身体は大気汚染、血管の汚れ、過度のストレスなどにより慢性的に酸素不足に陥っているそうです。
酸素カプセルは、「高気圧酸素セラピー」といって気圧を高くしたカプセルの中で横たわっているだけで、溶解型酸素を取り入れることができ、老化防止、疲労回復、ダイエット等に効果があるそうです。
 酸素カプセルは、米国の軍事専用開発企業とNASAの技術提携で開発したもので、あのサッカーのベッカム選手もW杯前に治療で使用し、通常では考えられないほど早い回復をしたということで一時話題になったようです。
こんな記事もありました。

 ただ、狭所恐怖症の方や耳抜きができない方はちょっと無理かもしれません。実はのりぴよはちょっとだけ狭所恐怖症で、泳げないので耳抜きとかは縁遠いのでちょっと心配でした(ノ_・。)

まず手順としては、
1.カプセルに入る前にお水を飲む。
2.カプセルに入れていただくアロマを選ぶ
2.アロマと緊急呼び出しブザーと一緒に洋服のままカプセルに入る。
3.カプセルのチャックを閉められ、気圧が少しずつ高くなっていく。
4.途中耳抜きをする。
5.気圧が安定したところで30分程度そのまま(というか寝てしまうかも)。
6.時間がきたら、声をかけていただき、気圧を少しずつ下げていただく。
7.カプセルをでて、マイナスイオンベッドで20分程休憩。

 とりあえず、終了した後は、爽快感があります♪
 10回コースにもかかわらず、今年の6月に1回いったきりなので、心身の老化防止のためにもそろそろ通おうと思っています(*^-^*)
 何事も継続は力なり!ですよね(>▽<)

(追伸)
先週、フィナンシャルジャパン専用電話が鳴り、定期購読の受付をさせていただいた時のことです。最後に受付をさせていただいた者として「尾花と申します!」といったところ、「あの尾花さんですか?」とこのコーナーをご覧いただいた方だったようで、かなりうれしかったです。これからも頑張ります♪

以上 noNn.gif でした♪♪


2004 10 31 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.30

[BLOG of the Week] これが新潟県中越地震の真実だ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週土曜日は、トラックバックしていただいた方々を中心に、私が独断と偏見でお気に入りのブログを毎週一つ選んでご紹介する「BLOG of the Week」の日です。第26回「BLOG of the Week」において私が選んだのは、怒髪天を突く「ミズタマのチチ」さんからご紹介いただいた「天漢日乗」さんによる新潟地震に関するブログです。まずは、「ミズタマのチチ」さんの怒りをお読み下さい。

所謂「報道関係者」という外野が、被災地を踏み荒らすさまが、現地からの投稿やその関係者からの声でつづられています。その集積を作られた天漢日乗さんに敬意を表しつつ、「これこそ見よ!そして、知らしめよ!」との願いを込めて、リンクを張らせていただきます。毎日見聞きする画面や誌面のフレームの外に、どんなものがあるのか知ってほしい。また、これを見て、同じように感じた方がリンクを広げてくれると、うれしく思います。 

ところで、こうしてマスが伝えない(伝えられないだろ)ことを繋げ合って知らしめていくことも、ブロガーのできる報道じゃなかろうか?ご大層な理論やドラマ的なものを操っても、所詮情報を伝え知らせること無しには成立しないのだから。報道って、そんな特別なことですか?

 そうです。これこそ見よ! そして、知らしめよ!・・・ですね。私は、「週刊!木村剛」をマスゴミに対するブログ軍団の橋頭堡にしたいという仄かな野望を持っているので、喜んで「ミズタマのチチ」さんのお手伝いをしたいと思います。ということで、「天漢日乗」さんによる新潟地震に関するブログからの抜粋をお読みください。
 なお、「天漢日乗」さんのブログは「2ちゃんねる」からの抜粋であり、下記の部分は10月28日以前の部分に関するものですので、その内容については、元記事にアクセスした上で、皆様ご自身でご判断下さいますよう、お願い申し上げます。

■被災地のコンビニで「おにぎり20個くれ」というマスコミ

姉はコンビニのバイトに行ってるのですが、マスコミに「タバコをください。」と言われたのですが、あいにく無いと言ったら、「何でないんだよ!」と言われたそうです。他にも平気で「おにぎり20個」等とありえない事を言うそうです。聞いてる自分がむかついてきます。

未だ物資は少ないです。おにぎりが20個は酷いです。輸送経路が完全復旧しておらず、県内の工場もダメージを受けているのに。ハイエナですな。それともハゲタカ?

■小千谷は困っている、困らせているのはマスコミや政治家だ

(その1)
小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っています。現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。小千谷市役所の正面に車を止めて、そのために、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、ボランティアの人たちがせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣は、それを手伝う気配すらありません。心労と肉体的疲労が積もっている被災者のかたがたに、当然のようにマイクを向け、24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。

現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。「赤ちゃん用おの紙おむつ」は足りています。あとは、トイレが使えなかったり、下着をかえられなかったりするので「パンティライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入りません。P&G 、花王、ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてください。夜の寒さが厳しいです。お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので、「貼るカイロ」が必要です。

マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うのですが? 

今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、「毛布の配給ができないので、小泉さんが返るまで待つように」という連絡が入りました。何のための視察なんでしょう?? 午前中にも、数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したところ、「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」と、いわれたそうです。 いったいこの国は、どうなっているんでしょう.... 。

現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送ったり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えてください。あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。皆さんの声が企業を。行政を動かします。

マスコミはたよりになりません。マスコミへは、支援活動の妨げとなり、被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての、抗議の声をあげてください。あまりにひどい状況です。

(その2)
さっき小千谷にいる友人とやっと連絡取れた。震災直後よりはいろいろと改善されてきてるらしいが、まだまだ安心して生活できないらしい。地震の恐怖、寒さ、知らない人が隣で寝てる、ストレス等いろいろあるが、中でも一番友人が我慢できないのが「マスコミ」らしい。

何度もリポーターに質問される、「大丈夫ですか」と聞かれる、カメラに写される。友人が外で余震に襲われて伏せていたときでさえ、カメラに撮られてしまったそうだ。レポーターに地震の恐怖を思い出させられ、泣き出す人も多い。腹いっぱい食って、風呂も入ってるため元気な、わざわざ他県からやって来たよそ者のリポーターの姿を見るのが辛い。現地で大量に電池を買い占め、ガソリンも現地で買う。また数人のリポーターはわざわざ孤立した地域にヘリで入り、帰りは被災者救出用のヘリで救出させ、被災者救出を遅らせた。

友人の話を聞くにつれ、怒りが込み上げてきたよ。俺はこれからNHK以外のテレビ局に抗議の電話をする。マスコミは、明らかに被災者からすればマイナスの存在だ。もしかしたら無駄かもしれないけど、友人の気持ちを考えると、我慢できない。やはり押し寄せるマスコミがロジティクス戦略のないままに、買いあさっているようだ。お前ら、必要な物資は東京で揃えてこい。被災者にこれ以上迷惑を掛けるな。

■避難所に続く道路を塞ぐ○○テレビ、駐車場を不必要に占領する△△テレビ

震災被害により隆起・陥没し通りにくくなっている狭い農道があります。避難所へ続く大切な道路ですが、○○テレビの中継車が道の半分以上を占拠して通りにくくなっています。おそらく起きるといわれている東海地震の際にも、 地元でこういうことをするんだろうかこいつらは。何しに来てますか、○○テレビ。 
一方、△△テレビはこんなことを
今日も△△TVは駐車スペース4台分を1台で占拠してますか? いや、昨日してたの見たものでね。 まるで、花火見物か花見の場所取りみたいだったよ。

自分たちの場所を確保するために、四台分のスペースを取るとは。平時でも非難される行為を被災地で堂々と社のマークを付けて行う△△テレビはすばらしい。昔は「母と子のフジテレビ」だったが、面白くなければテレビじゃない! というのは、こういう行為を指すのですか。

■皆川優太ちゃんを運び込んだ病院でマスコミは何をしたか 

△△を見てたら二歳の長男が運び込まれた病院に「300人の取材陣が…」とか言っててしんそこ呆れた。病院ですよ。被災者の人も、震災前から入院してる人も、いっぱいいらっしゃるところですよ。300人? 何考えてんのあいつら。

そんなに感動の物語を作りたいですか、マスコミ。300人がハイエナのように、優太ちゃんの写真・映像を撮りたい、治療に当たっている医療従事者から話を聞こう、家族や知人を直撃しようと、医療を必要としている人たちを押しのけているのかと思うと、怒髪天をつく。

ひどすぎるな・・・。あと300人くらい病院に報道関係者が詰めてるらしい。どう考えても迷惑だろ。

以前長岡の赤十字がある駅東口近くに住んでいたのだが、あそこって病院の前はそんなに広い道じゃないんだよね、横道とかも全部そう、しかも駅の直ぐそばだから駐車スペースだって限られてるし、そこに300人来られたら病院関係者も通院している人も付近住民も大迷惑なのは容易に想像がつく。

マスコミが怖いのは、特オチ。自分たちの社だけが、特ダネを落としてしまうことを極端に恐れる。人の命よりも、自分たちのスクープの方がよほど大事なのだ。

■報道ヘリの引き起こす問題

あのさあ~ 阪神大震災被災者だけど。各民放ごとに飛ばすヘリコプターの爆音・・・ひっきりなしに飛んできてうるさくて埋まってる人の声が聞こえないんだよっっ!! ほんとに腹が立った、あの時。 倒壊した家に埋まってたうちの祖母は3日ぶりに生きて助け出されたから、今まで身内でしかこの話ししたことなかったけど、今回ニュース見ていて、さもドラマティックにライブで映してるテレビ!!(怒) ムカつくからやめて。 そこにこぞってヘリ飛ばす前にそれぞれの避難所などで必要なものなどを伝えるなどしてください。お願いします。

レスキューのヘリがお母さんを搬送してるとき、その上をNHKの取材陣を乗せたヘリが飛んでたよね。 あれってヤバイよな。ヘリ同士の衝突の危険性もそうだけど、あそこはいまにも崩れ落ちそうな現場なんだし、ヘリの振動は危険性が増幅するじゃん。NHKてマジ空気読めないっつーか、あいつら死んで欲しい。

ヘリの低空飛行は法律的に問題があるって、現役のヘリパイから聞いたことがあるんだけど。確か、特別許可を取らないと100メートル以下の低空飛行は、航空法で認められないらしい(とか言っていた)。 明らかにそれよりも低い高度で飛んでいる。マスコミのヘリ取材について聞いたら、「本当はみんな航空法違反だよ」って言ってた。マスゴミのヘリ取材をなんとか航空法違反で起訴できないもんだろうかね?

報道ヘリの爆音は、救助隊のシリウスでの心臓音探索に相当な邪魔をしてるってさ。救助の妨害活動だな。犯罪行為。救える命も救えなくなる。

■高学歴記者のすることはこんなことですか、□□新聞

某被災地に□□新聞の名刺を持って、偉そうな人に取り入ってる。 偉そうな人は、それそれみんなの報告を聞いたり 指示を出していてとても忙しそう。「マスコミの方はこちらに」と別テーブルを作ってあるのに、抜け駆けして情報を聞き出そうと しつこいほどに追い掛け回す。報道とはスクープ合戦でなく 正しい判断を公表すべきなのに、不安や悲惨さを競い合ってるような気がする。責任者のすべき事はマスコミ対応ではない。何か勘違いしてるな、どこの地域に入った記者か知らないが、□□新聞。たぶん、高学歴記者だと思われる。「僕も文Iなんですよ~」などと言って、政治家や有力者を取材するようなタイプだろう。

■被災者の感情を逆撫でするマスコミの行為と暴言

先ほど避難中の弟と電話で話したが、マスコミに対する嫌悪は限界だそうだ。言葉は悪いが、お人好しの田舎者につけ込んでいるだよな。しかもマスコミ連中は確信犯的にやっているし。取材を受ける側が我慢しているのを気付いているくせに、気付いていない振りをしている奴もいる。(本当に気付かない馬鹿がほとんどかも知れんが)一応、弟には「キレたいときはキレたほうがいいよ」と言っておいた。あと、カメラや機材を救難物資として貰ってもいいんだよと言っておいた。

マスゴミ!練炭コンロも立派な救援物資だ!練炭コンロ見て「自殺の道具が地震被災地にある!」と言ってるじゃねーぞ!練炭コンロは炊き出しや屋外の暖房にもってこいなんだ!

■震災報道は「暇で出稼ぎ」?・・・・・・

月曜あたりの夜、市役所に避難してたら中継車から、『だからー、オレは暇でこっちに出稼ぎに来てるんじゃないわけ。東京でも仕事抱えてんだよ』とかいう内容の話声(しかもすごい嫌そうなダルダルした雰囲気)が聞こえてすごく切なかった。別に頼んで来てもらってるわけじゃないから、帰ればいいじゃん、って。・・・・・・いままでは普通にテレビで避難所の様子とかみてたけど、いざ自分が撮られる立場になってカメラむけられるとものすごく嫌だなぁ、と思った。それにしても『出稼ぎ』ってショックだったなぁ…

どこの所属の奴だよ、まったく。たぶん、制作会社じゃないかと思う。

今回のマスコミ取材陣には各局の人員だけでなく、下請けの中小制作会社も投入されている。彼らにとって災害取材はまさに自分の腕を認めてもらう千載一遇の「出稼ぎ」先である。東京のキー局は自局の人員をそんなに大量・長期に渡っては現地に貼り付けられない。下請けは便利屋だ。危険を顧みず現地入りして、どこででもカメラを振る。いい絵を撮って、今後もっと使ってもらおう! というのが下請けの制作側だ。碌でない話が出てくる裏には、こんな事情が隠れている。

■仕事の後は蟹三昧?@マスコミ

『あの絵は良かったねぇ・・。○○もやるときゃやれるじゃねぇか(笑』とか言いながら4人で蟹ぞうすい食ってる香具師を見ました。どこの新聞・TVだかは知らないけど@新潟市内居酒屋。店員・店主?もあきれてました。被災地で大声でうれしそうに話す話じゃないだろう。
 

【追記】「dome21.jp」さんから極めてごもっともなご指摘をいただきましたので、文章を変更させていただきました。

2004 10 30 [22. BLOG of the Week] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!小松原営業部長] 「FJ Club on 週刊!木村剛」開設しました―「週刊!小松原営業部長」[コマログ]

「週刊!木村剛」および「コマログ」にアクセスいただいているブロガーの皆さま

KFi営業部長の小松原です。

「FJ Club on 週刊!木村剛」開設しました

先週のコマログでご紹介した新しいビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」、もうお読みいただけましたでしょうか? ブロガーの皆さまからは、ご支援・ご批判双方のトラックバックを数多くいただき、この場をお借りして、御礼申し上げます。これからも、引き続きいろいろな角度からのご意見をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

「女性の視点に乏しい」というご意見は依然として多くいただいているのですが、この辺りは創刊2号以降で改善させていただくとして、編集・営業サイドにとって、とくに示唆に富むトラックバックを、いくつかご紹介したいと思います。

まず、「笑わせんなヴォケが!」さんからは、雑誌のコンセプトに関する鋭いご意見をいただいています。

内容については、個人的には啓蒙誌といった表現が合うと考えるのだがどうだろうか。 それほどファイナンス(財務管理)の専門ガチガチの内容ではなく、好意的な表現をするなら背伸びした高校生でも読める内容。一方で品のない表現をするなら、高校や大学を出てから自分の業務に関する勉強しかしていない人でも読めてしまう内容といったところ。
企業家にしても政治家(竹中さん)にしても既に安定期に入ってしまっている人ばかりが登場しているため、平易な内容の割には訴えるものが弱いように感じられる。「将来ひとかどの人間となるために必要な要素がFJにはたっぷり盛り込まれている」(岡本編集長談)とのことですが、成功者たちが懇談ムードで高みから啓蒙話をされてもどれだけの若者がついてくるのかな。
私見では、こういう雑誌には「ボクにも分かる!」といった読者に歩み寄る面と、「まだまだ努力や勉強をしなくちゃならないんだな」といった読者を牽引する面との両者があればいいいと思うんですけどね。まあ現状では、ホリえもん(堀江貴文ライブドア社長)のごとく今まさに創成期や成長期のさなかにあってガツガツと拡張や吸収を行なっている人物を載せると誌面が泥臭くなって、ベンチャーだか便所だかの成り上がりものを嫌うエスタブリッシュメント(支配階層)の読者を失う恐れがあるわけですが。

これは、まさにご指摘の通りです。編集部も、常に読者の目線を大事にしつつ、「玉石混交」の情報の中からいかに読者にとっての「玉」を選りわけるかに神経を使っています。読者に歩み寄る面と読者を牽引する面とをどうバランスさせていくかについては、創刊2号以降、さまざまな試行錯誤をしていきたいと考えています。

また、「my.Hurusato.org」さんからも、貴重なコメントをいただきました。

確かに、各記事の対象となっている人物、変革ケースの選択自体が、フィナンシャル ジャパンの「目利き」なのであり、後は読者である私達がそれぞれの自力で味わうべきであって、ソムリエの蘊蓄など余計なのかもしれない。それに、現状でもサマリーやポイントが各記事冒頭に提示されてもいる。

けれど、現状のままでは、それぞれの記事が「各人・各ケースそれぞれ」という状態で終わってしまって、何がフィナンシャル ジャパンの狙いだったのかが、読み終えた後、少なくとも私のような者には伝わりにくいと思えた次第。いっそ、明確に示していただいても、逆に新鮮なのではないだろうか?

というのは、今回提示されたような変革を、本誌の読者が自分で作らなければいけなくなった時には、やはり、様々なケースから抽出したフィナンシャル ジャパンからのアドバイスが欲しくなるはずだから。もちろん、KFiとしては、そこまで雑誌で提示してしまったら、ビジネスにならないのかもしれないけれど

こちらのトラックバックも、「フィナンシャル ジャパン」の編集意図が正確に伝わらなかったとして真摯に受け止めたいと思います。もちろん、1本の記事から読者が受け取る印象は様々ですが、少なくとも編集意図がどこにあるのかというメッセージは、より的確に伝える工夫をしていきたいと思います。

最後に、「時たまmoeder」さんから、暖かい応援をいただきました。

創刊号ってどこも大きく打ち上げるものなので、しぼまず長い付き合いのできる雑誌でいてくれたら嬉しいです。がんばって下さい。

ありがとうございます。もとより私たちは、創刊で散ってしまう雑誌にするつもりはありません。これから息の長い雑誌を作り上げていきたいと思っています。そういう観点から、読者の皆さんに、「長い目」で育てていただけたら本望です。

このようにいろいろなトラックバックをいただいたことを考慮して、「週刊!木村剛」では、「FJ Club on 週刊!木村剛」を開設します。

すでに、「フィナンシャル ジャパン」創刊号では、読者の皆さまのページとして、「FJ Club」を立ち上げ、ご感想、お叱り、企画のアイディアを大募集しています。とくに創刊号についての、ご意見・ご感想、企画に関するご要望をハガキで本誌に添付されたハガキでお寄せいただいた方には、抽選で「フィナンシャル ジャパン」特製ボールペンをお送りすることとしています。「週刊!木村剛」においても、「FJ Club on 週刊!木村剛」宛投稿と明記してトラックバックをいただければ、ハガキでのご意見と同様、抽選対象のご投稿とさせていただきたいと思いますので、皆さん、奮ってご投稿ください。

FJ創刊記念講演に多数ご来場いただきありがとうございました

「フィナンシャル ジャパン」創刊とともに、木村剛が新著「おカネの発想法(日本実業出版社)」を上梓することを記念して、10月26日(火)にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊國屋書店新宿南店7Fの紀伊國屋サザンシアターにて開催したFJ創刊記念講演には、あいにくの雨にもかかわらず、多数ご参加いただき、誠にありがとうございました。
当日、紀伊國屋書店新宿南店様のご協力で、「フィナンシャル ジャパン」と「おカネの発想法」の販売を行いましたが、参加された方々に多数お買い上げいただきました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

2004 10 30 | 固定リンク | トラックバック

2004.10.29

「金融重点プログラム」はどうなる?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。今週火曜日からしばらく毎週1回の頻度で、伊藤達也・金融担当大臣の私的懇談会「アドバイザリーチーム」に参加することになりました。メンバーは、以下の5人です。

金丸恭文 フューチャーシステムコンサルティング株式会社代表取締役社長 
木村 剛  KFi代表
田作朋雄 PwCアドバイザリー株式会社取締役パートナー
野村修也 中央大学法科大学院教授
水上慎士 早稲田大学ファイナンス研究センター教授

 まあ、通称「伊藤チーム」ということになるのでしょうか。「金融再生プログラム」を策定した「竹中チーム(正式名称:金融分野緊急対応戦略プロジェクトチーム)」のメンバーは下記の5名でしたから、かなり若返りまして、私一人だけ続投ということになりました。

香西 泰   日本経済研究センター会長 (座長)
奥山章雄   日本公認会計士協会会長
木村 剛    KFi代表
中原伸之   前日本銀行政策委員会審議委員・(財)アメリカ研究振興会理事長
吉田和男   京都大学大学院経済学研究科教授


 それにしても、マスコミと言うのは、金融審議会に金融界関係者が参加して、エゴ丸出しの議論をしていることには目をつぶっておいて、私がこういうメンバーになると、「日本振興銀行の外部取締役で、監督される立場なのに、問題はないのか」などという問題提起をされるのだから、立派なものです。大銀行に振り付けされたら、そのとおりに動くそのセンスは本当にすばらしいですね。
 だったら、まずは、金融審議会から金融関係者を全員排除すべきでしょう。特に、昨年春から夏にかけて繰延税金資産の扱いに関する自己資本比率規制のワーキンググループに参加していた銀行界や飼い犬と化した大手新聞社の方々の議論は、問題先送りの聞くに堪えない我田引水の論理を振り回しつづけたのですから。本当のジャーナリズムなのであれば、情報源である大銀行の太鼓持ちばかりやっていないで、そういうことをこそ問題視すべきでしょう。

 いわゆる「骨太2004」によれば、金融庁としては、年内に「金融重点強化プログラム」を策定し、「不良債権問題への対応から脱却して、金融・証券市場の構造改革と活性化により、我が国金融セクターを更に強化・充実させ、経済社会の新たな成長に向け、国際的にも最高水準の金融機能が利用者のニーズに応じて提供されることを目指す」ということのようです。
 その際の5つの柱は、①強固で活力ある金融システムの構築、②金融機関の自主的・持続的な取組による経営強化、③地域活性化・中小企業再生に貢献する地域金融や中小企業金融の構築、④利用者のニーズに対応した多様で高度な金融サービスの提供、⑤金融実態に対応した取引ルール等の整備とその下での利用者の安心の確保、とされています。
 このアドバイザリーチームは、直接、「金融重点強化プログラム」を策定するわけではありません。あくまでも伊藤大臣の私的なアドバイスを行うのが役割とうかがっていますが、何でも申し上げてよいようなので、好き勝手に申し上げてこようと思っています。
 伊藤金融担当大臣に何か一言言いたい方は、「金融重点強化プログラム」に関わらず、何でもドラックバックしてください。

(追伸)11月8日に金融問題に対する提言を行なっているNPO「金融イノベーション会議」のシンポジウムがあります。私は司会兼第二部の「金融庁の政策評価を評価する」というテーマのパネルディスカッションのコーディネーターを務めます。詳しくはこちらをご覧ください。

2004 10 29 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[ブロガー新聞] 「ブロガー新聞」(第4号)モラルについて考える

こんにちは。
「ブロガー新聞」(第4号)の一日編集長の「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」のNaoyukiと申します。

今週のトラックバックテーマは「モラル」です。このテーマに対して、たくさんのトラックバックをいただきまして、ありがとうございます。この「モラル」というテーマを選ぶにあたり、非常に広い範囲となるこのテーマに対して、どういうご意見が集まるのか、心配でもあり、楽しみでもありました。

さっそくですが、まず「モラルとは?」ということについて、考えてみたいと思います。「モラル」という言葉は、私の記事の中で「道徳。倫理。人生・社会に対する精神的態度。(大辞林)」と書かせていただきました。そこで、えみっちぃさんは、

とどのつまり。 「人として守り行うべき道」であったり「善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの」であったりする訳ですね。 ってことはだよ。 「善悪の判断は手前のモノサシじゃなく、世間一般的なモノサシで測れよ」ってことですよ。

とおっしゃってます。ものすごくわかり安い。物事の価値観、倫理観は多様化していると言われていますが、そもそも、「モラル」というものは、その「多様化」から一歩下がったところにあり、いろんな要素で多少の変化はあるものの、原則的に普遍的なものだと思うのです。言ってしまえば、誰しも「あたりまえ」に持っていなければいけないものでは、ないでしょうか。

しかし、私を含めて、たくさんの方々が、今この日本で「モラル」欠如の状態にあると感じてらっしゃいます。
大西 宏のマーケティング・エッセンス」の大西さんは、こうおっしゃってます。

モラルの問題を考えると、ため息がでそうです。日本の社会は、モラルに関しては複雑骨折、あるいは慢性の合併症と言う状態になってきているように思えます。 でも、社会生活がある限り、モラルが大切なことであることは言うまでもありません。モラルが低下してきているというのは多くの人たちが感じていらっしゃることと思いますが、いくつもの種類の違うモラルの低下があり、それぞれ問題が異なるように思います。最初に提案したいのは「人に優しくするココロ」づくりとその実践にむけた教育の充実です。

「複雑骨折」「慢性の合併症」という表現は、非常に的確な表現ですね。的確なだけに、非常に悲しい思いを感じてしまいます。

では、どうしてモラルが守れないのかという疑問に行き着きますが、これに関しては、Unforgettable Daysさんが、「モラル・リストラクチャリング論」という記事で、述べてらっしゃいます。(この記事はチャートも書かれていて、論理展開がすばらしいです。)Unforgettable Daysさんは、「宗教心の欠如」「核家族化」等をあげていらっしゃいます。日本は、世界でもまれに見る無宗教国家だと思います。宗教がすべてにおいて、良いものだとは言えませんが、Unforgettable Daysさんがおっしゃるように

しかし、キリスト教徒、イスラム教徒、仏教徒の人たちと個人的に付き合って感じることは、彼らの行動を支えている根本には無条件で信じる宗教の存在です。
「お米を残したら7人の神様から罰を受ける」でも構わないのです。こう言った宗教心がほとんど失われてしまったことは、核家族化による外部からのモラル伝承が途切れた現代で、個人の内面からモラルを支えていた柱を失ったと言えそうです。

残念ながら、日本人は「宗教心」を失ったことで、とても大きな副作用を、しょってしまったのではないかと思います。

とはいいつつも、今からすべての国民に「宗教心」を持てというのも不可能ですし、今のテロや、戦争は、宗教と深くかかわっていると感じざるを得ません。「無宗教」は、悪いことばかりということではないのです。

モラルが守られないことで、何かの悪影響が出るならば、ルールで制限せざるをえなくなります。「企業法務についてあれこれの雑記」のkataさんは「もう、モラルなんていいよ。」という記事で、こう述べられています。

いや、別に「これがモラルです」という指標がメンバーの共通認識になっているなら何も文句はない。 でも、少なくとも現在の日本は価値判断基準の多様化がとても進んでいて、共通認識を形成できる分野なんてかなり限定されてしまうんじゃないだろうか。

これに対して、「まーどんなの備忘録」の、まーどんなさんは「自分を律する」という記事で

しかしいくら価値観が多様化したとはいえ私たちは皆、元々純心無垢な状態で生まれてきた人間です。あちこちで綻んでいる今の《あたりまえの決まり事を守れない》 《周囲を慮れない》社会状況を良しとは思わない《本来のこころ》も、まだ残っているはずです。

とおっしゃってます。私もその「本来のこころ」の部分が「モラル」ではないかと思うのです。
また、「モラル」と「ルール」は役割分担が違うと思っています。at most countableさんは、「モラルに任せるべき事、ルールで決めるべき事」という記事で、携帯電話の問題において、モラルとルールについて述べられています。モラルの部分を、ルール化してしまうと、ガチガチに縛られたルールになってしまうのではないでしょうか。

ここまでくると、だんだん気持ちが沈んできてしまいますが、この「モラル」の件に関しては、私は、非常に楽観視しているのです。
というのも、この「モラル」に関しては、これを見ているたくさんの方々は、「大問題」だと感じていらっしゃると、信じるているからです。教育費の問題、プロ野球問題、政治資金規正法改正案の問題、報道の問題等、たくさんトラックバックをいただいておりますし、この問題意識は、日本国内において、少数意見だとはとても思えません。報道のバイアスを通ることの無い、生の民意がここにはあり、また、この「ブロガー新聞」がHUBとなって、この問題意識をとりまとめ、有効的に問題点に注入することが、できるようになればと思っています。(私も、少しは役に立ってるのでしょうか?)

●あとがき
正直に申しますと、ちょっと消化不良かなと反省しています。たくさんのトラックバックをいただきまして、非常にありがたい思いなのですが、もうちょっと深く、個別の問題提起に対して、とりあげたかった気もします。最初ということで、至らぬ点がたくさんあると思いますが、なんとか、「ブロガー新聞」のひとつのパターン(のβ版)となり得れば、よいのかなと思いました。

●「対策提言プロジェクトチーム(仮称)」を立ち上げました。
第三号の編集長、あざらしサラダさんのご提案で、対策提言プロジェクトチームを立ち上げることとなりました。皆様の問題提起を、対策提言まで持っていくことを目的としたチームです。(詳しくはリンクをご覧ください)。また「サポーター」も募集中ですので、よろしくお願いいたします。

2004 10 29 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.28

新刊「おカネの発想法」が出ました!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。今週初から有力書店において、新刊「おカネの発想法」が発売になっています。今週末には、地方を含めて多くの書店に平積みされることになると思います。是非、ご購入いただいて、ご一読していただければ幸いです。

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 この本は、「貨幣とは何か」という点から説き起こし、「資本主義のメカニズムとは何か」を解説し、その中での「株式会社とは何か」と理解した上で、財産形成を考えていくべきだという主張を網羅したものです。
 私の著作に詳しい方であれば、私流の貨幣論が新著全体のフレームワークを構成していることにさえ気付けば、その部品・部品は、これまでの著作でそのエッセンスを示してきたものだということがお分かりいただけるだろうと思います。貨幣論のフレームワークを理論構築のベースにして、「日本資本主義の哲学」(PHP)で示した視点を軸に、経営者論を「戦略経営の発想法」(ダイヤモンド)の内容から煮詰め、株式会社論を「会計戦略の発想法」(日本実業出版社)から抜粋した上で、「投資戦略の発想法」(講談社)で展開した投資理論と、「個人投資家のすすめ」(アスコム)で描いた株式投資の姿を抽出したものだということにお気付きになられるでしょう。
 そういう意味で、この「おカネの発想法」は、私のこれまでの著作の集大成となるものなのです。他の著作は、この「おカネの発想法」を源流として産み出されてきていることが分かるはずです。この新著を読んでいただければ、私が経済を見る視座が一度として揺らいでいないことがご確認いただけることと思います。すなわち、「おカネの発想法」で示しているフレームワークを堅持していたからこそ、私の主張はブレてこなかったのです。
 私の経済の見方にご興味があり、かつ、財産形成に関心のある方は是非お買い求めください。おそらく、経済を見る目がその日から格段に変わってくると思います。是非、是非、ご購入を。

(追伸)11月8日に金融問題に対する提言を行なっているNPO「金融イノベーション会議」のシンポジウムがあります。私は司会兼第二部の「金融庁の政策評価を評価する」というテーマのパネルディスカッションのコーディネーターを務めます。詳しくはこちらをご覧ください。

2004 10 28 [04. 経済政策を語ろう!, 12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!神部プロデューサー]FJは結構気になる存在らしい

 10月21日にとうとう月刊誌「フィナンシャル ジャパン」が創刊されました。これまでただの1冊も書籍を出したことのない、新しい、小さな出版社が、岡本編集長のもと、わずか半年の準備ののちに月刊誌をこの世に送り出しました。表紙には竹中大臣と福井総裁のTWOショット。二人は創刊記念特別鼎談のゲストだったわけですが、そのことをめぐって大手の新聞社がこのFJ創刊に関する記事を掲載するなど、ちまたでは結構な話題になったようですね。皆様からも沢山のトラックバックをいただいていたようです。

 小さな出版社が出した初めての雑誌を日本の大新聞に紹介してもらえるなんて・・・
 僕は正直言って、「ちょーラッキー」だと思います。

 とにかく、「誰かからなんか言われる」ということは、「世間はそれだけ関心があるよ」ということの裏返しなので、褒められようが、けなされようが、まずは何でも良いのです。もしですよ、そのコラムを見て、「どれどれ、ちょっと読んでみよう」なんて思って、1000冊ぐらい売れてたら、こんなにありがたい話はないじゃあないですか。

 本誌ばかりではなく、「フィナンシャル ジャパンONLINE」も新聞に載ってみたいです。
 皆さんもぜひ「シャレ」でかまわないので、一度クリックしてみてください。よろしくお願いします。

 この際だから、もうちょっと創刊前の状況をお話しますと、僕はインターネットに掲載する内容の編集が担当なので、本誌「FJ」の編集はちょっとだけお手伝いしている程度なんですが、創刊のタイミングにあわせて書店さんで流していただく「FJ」の宣伝用DVDを作りました。テレビの番宣みたいなもんなんですが、で、人手がないので、前日の台風の中、都内のある大手書店さんに、そのDVDとテレビモニターをセットしにいってたんです。夜の7時前後で、結構、雨や風が激しくなっていたときにです。
 もしどこかの書店の店頭で「FJ」のビデオを見かけたら、ぜひ通りすぎずに30秒だけ付き合っていただけるとうれしいです。

 で、何が言いたいのかというと、実はものすごく「家内制手工業」的な感じがしませんか。「レビューのとらお」 さん!距離は少し近くなりませんでしょうか?「遠い」と言わずに、ぜひ一つよろしくお願いします。

 「Tinkle-Tinkle」さん。河野さんの「郵政民営化」でのトラックバックありがとうございます。河野さんが週末地元で開かれるボウリング大会に参加するというので、ちょっとお邪魔してきました。そのときも一生懸命「郵政の民営化」について話をされていました。

 また、古川さんは今回、赤じゅうたんの国会内にある政調会長室に私を連れて行ってくれました。実は僕のブログ見てたりして・・・国会中継でも、院内にある民主党の政調会長室は放送されません。「ちょっと見てみたいぞ」という方は、ためしにぜひ、昨日更新した「国会動静」みてやってください。古川さんのテーマは「被災者生活再建支援法」です。

 それでは。また来週。


2004 10 28 [17. 週刊!神部プロデューサー] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.27

[コラム] 上場だけが人生じゃない!

 皆さん、こんにちわ。木村剛です。本日はコラムの日で、話題となっている西武鉄道の問題について書いてみようと思います。 

 西武鉄道の有価証券報告書における虚偽記載に関して、10月13日に開催された堤義明コクド会長の記者会見はなかなかに味わい深いものであった。
 その中でも、「西武鉄道の株価は中身と比べて安すぎると考えている。解散しても(一株当たりの資産価値は)もっと高い。上場廃止になっても損をしたということにはならないのではないか。そもそもなぜ西武鉄道を上場しなければならなかったのか私には分からない」という堤会長の言葉は含蓄深かった。
 文言どおりに受け取れば、堤会長は上場に価値を見出していないようだ。
 だから、必死で上場廃止をストップしようという必死さがない。

 マスコミは、どうしてもスキャンダラスな方向に議論を引っ張りたがるので、インサイダー取引などの表面的な現象に囚われがちだが、ここで一番重要な問い掛けはそんなことではない。
 上場のことを「ゴー・パブリック(go public)」と言うが、まさしくそれは、会社を個人の所有物から公の所有物――すなわち、誰の所有物になってもよいもの――に変わったということを意味する。その意味で、上場という行為は「欲しかったら買収してもいいよ」という対外的な宣言を意味するのであり、不特定多数の株主から文句を言われる立場になるということなのだ。「上場益は自分の懐にほしいけれど、経営権は渡さないよ」という経営者のエゴは許されない。
 つまり、オーナーシップを主張したいのであれば、上場などしないほうがいい。経営に介入されたくないのであれば、株式公開などするべきではない。商法がどうとか、証券取引法がこうだとか、ディスクロージャーはこういう風にやれなどと細かな指示を受けたくないのであれば、上場会社の社長などサッサと辞めたほうが良いのである。
 堤会長は、今春発覚した総会屋事件のときに、そのことを思い知ったのではないか。そうであれば、いま西武鉄道が選択すべきは「ゴー・プライベート(go private)」であるはずだ。前向きに上場を止めればよいのだ。堤会長が本当に「一株当たりの資産価値はもっと高い」と信じているのなら、1000円を超える値段で西部鉄道株をすべて買付ければよい。もともと浮動株は一部に過ぎないのだ。コクドにしてみれば、大した資金が必要なわけでもない。
 そうすれば、「インサイダー取引だ」「高く買わされた」などと陰口を叩かれる必要はなくなる。協力してくれた会社にも迷惑をかけなくて済む。急落前の価格で正々堂々と全部買い付ければいいのだ。文句のある人は売ってくる。
 非上場よりも上場が偉いというわけでもない。サントリー、リクルート、YKK、竹中工務店、ヨドバシカメラなど隆々たる非上場企業も少なくない。
 「ゴー・パブリック」という行為が、一攫千金を意味するのではなく、会社の運命や経営権の所属を公に委ねる行為にすぎないことが理解されれば、「上場>非上場」でないことは分かるだろう。
 紋切り型の報道をしていては、堤義明会長の心の内を読み切ることはできないのではあるまいか。

(追伸)「週刊!木村剛」は、総合ビジネス月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月25日に掲載したものです。
 11月8日に金融問題に対する提言を行なっているNPO「金融イノベーション会議」のシンポジウムがあります。私は司会兼第二部の「金融庁の政策評価を評価する」というテーマのパネルディスカッションのコーディネーターを務めます。詳しくはこちらをご覧ください。

(予告)今週のブロガー新聞編集長は「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さんでテーマは『モラル』です。

2004 10 27 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[本のソムリエ] ドルリスク 国際資本移動とアメリカ経済

今週の丸善丸の内本店 壹岐直也副店長がお薦めする本です。

ドルリスク 国際資本移動とアメリカ経済
吉川雅幸著 定価1680円(税込)・日本経済新聞社刊


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 本書は、マネーフロー分析の第一人者として、金融実務畑で定評のあるエコノミストによる「「ドル論」。
 世界的な大富豪で著名投資家、ウオーレン・バフェット氏は、2002年春以降、72年の人生で初めて、ドル建て資産以外の外貨に投資を始めたという。
 その理由は「アメリカの対外純債務は2.7兆ドル(297兆円)、国富の5%に達している。この赤字はさらに、毎年5000億ドル(55兆円)以上増えていく、ドルへの弱気は続けざるを得ない」である。
 アメリカの経常赤字が定着した70年末以降、ドルの暴落、あるいはドルの継続的下落を意味する「ドル危機」がしばしば取りざたされてきた。しかし、そのたびに、欧州や日本、アジアなどアメリカ以外の国からの資金流入によって、危機は回避されてきた。
 では今回はどうなのか--。著者は本書の後半で4つのシナリオを描くが、保護主義傾向が強まり、資本移動が鈍化するか(この場合株は下落)、政策の手だてがなされず、ドル安が加速する可能性が高いとみる。
 現在のドルが抱えているリスクがどのようなものなのか、冷静に事態を知りたい学びたい読者に最適の本である。

(追伸)「週刊!木村剛」は、総合ビジネス月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月18日に掲載したものです。

2004 10 27 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.25

既存球団は、アダルトコンテンツと無縁なのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。やはり、これは採り上げざるを得ないでしょう――プロ野球における新規参入に関するアダルトコンテンツ問題です。「ライブドアはアダルトコンテンツを扱っているから、プロ野球に相応しくない」という議論が高まったかと思うと、「楽天は本当に真っ白なのか」という話に展開して、いまや色々なところに飛び火しています。

 この問題については、「デパス四錠と煙草一箱」さんと「くぬぎのしっぽ」さんから秀逸なコメントを送っていただいているので、お二人に「ざぶとんポイント」をプレゼントしたいと思います。まずは、「デパス四錠と煙草一箱」さんによる「報知新聞社がアダルトコンテンツを閉鎖」というトラックバックから、ご紹介しましょう。

読売系列の報知新聞社が提供していたアダルトコンテンツ『エッチほうちH』が諸事情により閉鎖された模様です(笑)
長らくご愛顧いただきました「風俗アンダーグラウンド」など即売紙面の10種類のコンテンツですが、紙面企画内容の変更もあり、年内を持ちまして、ページを終了させていただきます。ご覧に当たり、皆様方に付与しておりましたユーザーID並びにパスワード、それに対する個人データに関しましては、弊社側でデータを完全に消去させていただきます。今後は、駅やコンビニで販売しております即売紙面をご購読いただき、お楽しみください。また、あべこうじ作のえっち無差別級(4コママンガ)は、引き続き継続いたします。今後ともスポーツ報知のホームページをお楽しみください。
……もぅ、狐と狸の化かしあい、ってやつですな。
右手でライブドアを叩きながら、左手はちゃっかりガード。
さながら、「叩いて、被って、ジャンケンポン!」ですね。スピード勝負。 
叩かれる前にガードして、ガードされる前に叩け! 見たいな。
……こういうのをダブルスタンダードっていうんでしょうかねぇ?

 そうそう、そのダブルスタンダードってやつが問題なんですよ。本当、汚いんですよね。それで、「くぬぎのしっぽ」さんは、「プロ機構のお偉方はエロがいかんと胸を張って言えるのだろうか」と題したトラックバックの中で、以下のように畳み掛けています。

プロ野球組織の言い分が面白いですね。矛盾が凄くて支離滅裂と思ったのですが、私だけなんでしょうか?

  冒頭から毒吐かせて頂きますと、「野球が社会の文化的公共財となるよう努める」精神を持ち出し、アダルトサイトや、エロゲー関係を問題としたようですが、なら、読売系のスポーツ報知や、中日スポーツの、ソープやイメクラやエロビデオエロDVD情報のページは、かなり問題じゃないですかねぇ。あれなら、中学生でも、小学生でも、駅の売店やコンビニで堂々と買えますよ?

売店といえば、阪神電鉄の駅の売店では、エロ新聞やエロ記事満載の週刊誌、それにエロ小説なんかも、売ってないんでしょうかねぇ? そうそう、エロ雑誌といえば、渦中のダイエーや西武の中に入ってる本屋さんでも、いっぱい売ってますよね。アダルト系のイメージDVDや写真集もね。

自分たちはそういうの堂々と売りまくるような商売しておいて、エロサイトがどうのって言うのって、筋が通らないですよね。全面的にそういう品物の扱いやめるってんなら、話は別でしょうけど、相変わらず自分たちの首締めるのが上手な耄碌じいさんたちばっかりって気がしました。
 

 全くもっておっしゃるとおりです。
 人のことを批判するのであれば、その前に自らが襟を正してみよ、といいたくなることばかり。耄碌じいさんたちは、完全に耄碌しているようです。合掌。


2004 10 25 [09. 燃えよ!スポーツ] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!岡本編集長] トラックバック恐怖症

 私は日替わりの個人サイトを運営してもう5年近くになる。ほとんど惰性で続いている気もするが、それなりに読者の方もいらっしゃるのでありがたい。そんなわけでウェブログとかソーシャルネットワークには縁がないと思っていた。ところがである。

 なんと超有名ブログの中に自分のコーナーができてしまった。誘われてGREEにも参加した(でもって尾花広報部長を引き込んだ)。しかし盲点があった。なんとブログにはトラックバックという機能があるのである。
 これは恐い。サイトだと書きっぱなしで、人が何を言っていようがお構いなしだが、トラックバックは思わず読んでしまう。しかも育ちのよい私としては、「もらったお手紙には必ず返信しなければならない」という強迫観念がある(すみません、見栄はってます)。しかし、いちいち返信するほど編集長という仕事には時間のゆとりがない(というか私は時間の使い方が下手)。

 とりあえず、今までいただいたトラックバックの中で、編集長として答えなければならないものにこの場でお答えしよう。
 まず、体裁について。「でかい、重い、目がちかちかする」というご批判がある。これはFJの求めるハイクオリティの裏返しの特性なので、しばしご寛恕いただきたい。そのうち用紙メーカーと、ハイクオリティかつ軽くて目にやさしくて写真の発色のよいFJ用紙を開発するかも。
 写真について。なんども繰り返しているが、竹中大臣・福井総裁のツーショットは合成写真ではない。
表紙写真の中島さんは、ハリウッド俳優(デ・ニーロとかタランティーノとか)ばかりを撮っている写真家。プロ中のプロである。細部に見落としがあるかもしれないが、肝心な点は決して逃さない。ポートレートとしての完成度の高さをぜひご覧いただきたい。
 2号目の宮内義彦氏の写真も、ぶっ飛びもののすばらしいイメージになっている。乞うご期待。

 それから内容について、多くいただくご批判、「FJは富裕層の読み物であって、自分の読むものではないのではないか」。とんでもない、将来ひとかどの人間となるために必要な要素がFJにはたっぷり盛り込まれているわけであって、大げさな言い方をすれば今後も日本が国際社会において名誉ある地位を占めつづけるためにも、FJをなるべく多くのみなさんにご覧いただきたいと私は思う。まっとうな社会人として、人や資本を動かす立場になる人が絶対に知っておかなければならないエッセンスを、ぜひともFJの誌面からお汲み取りいただきたい。
 「編集部のまとめを入れて欲しい」というご要望もいただいたと思う。これについての私の考え方は、某ニュース番組のキャスターコメントのようなことはしないということ。クロンカイトはアンカーマンを長い間やっていたが、キャスターコメントなど入れなかった(あくまで伝聞です)。コメントなど言わなくても、彼はアンカーマンとして編集権を持っているので、自分で報道するニュースの順番や長さを決めることができた。この姿勢は、FJが目指す正統な態度に近いと思う。
 そのクロンカイトが唯一言ったコメントが「私はベトナム戦争に反対だ」だったわけで、それで世論が大きく動いたのはご存知の通り。そのうち木村剛がなにか言うかもよ。

 というわけで、私はトラックバックが恐い。あとは渋いお茶が一杯恐い。

2004 10 25 [21. 週刊!岡本編集長] | 固定リンク | トラックバック

日経金融新聞のセンスのなさ:さすが大銀行の御用聞き

 皆さん、こんにちは。木村剛です。日経金融新聞の1面に「独眼複眼」というコラムがあるのですが、10月22日に「花盗人」というペンネームの方が書いた「揺らぐ日銀総裁の中立性」には爆笑してしまいました。以下に全文を掲載します。

日銀の福井俊彦日銀総裁が21日店頭に並んだ総合ビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」の創刊号に登場している。発行人である木村剛氏、竹中平蔵経済・郵政民営化相とのてい談での「銀行間に新しい競争原理が働き始めている」とする発言が掲載されている。
総裁がいろんな場に登場して、見解を述べることは正しい姿勢だ。定例の記者会見とインターネットだけでは、日銀の真の姿は十分には伝わらない。実際、日銀の調査でも金融政策などへの一般の認知度が低いことが明らかになっている。 
ちょっと気になることがある。ナレッジフォア社が発行しているこの雑誌はマスメディアのひとつである。ただ、発行人で責任編集者の木村氏は日本振興銀行の社外取締役で、九月末時点の筆頭株主でもある。そこに総裁が登場することで、総裁が振興銀行に肩入れしているように見える。
これまで、総裁は民間銀行が絡む場に講演などの形で登場するのは、全国銀行協会など業界団体が中心だった。日銀は民間銀行を考査する立場にあり、中立性が大切なので個別銀行の利害に絡むのはまずいとされてきた。その前提が崩れれば、銀行の考査に協力しようという意欲が大幅にそがれかねない。
木村氏が金融界で革新的な発言をしてきたのは事実だし、総裁が個人的にそれを指示するのは勝手だ。しかし、実際に支援に見える行動に出ると、公人としての日銀総裁の中立性が揺らいでしまう。今回は雑誌への登場をとっているが、その影響が懸念される。 

 いやあ、笑わせていただきました。日銀総裁が記事に出ただけで、私が社外取締役をしている日本振興銀行に肩入れしていることになるとは牽強付会もいいところですな。そんなことを言ったら、日銀総裁が日本経済新聞の取材に応じたら、日本経済新聞のメインバンクに肩入れしていることになりかねないではないですか。
 それが、天下の日本経済新聞の姉妹紙の1面に載っているのですから、たちが悪い。まあこういう低俗で筋悪のコメントを書きなぐる輩はだいたいお里が知れているわけですが、まさか銀行関係者ではありますまいな。もし、銀行関係者であれば、天下の公器である新聞の1面を特定の銀行関係者に、しかも、匿名というセイフティネットを与えながら、書かせているというのは、過度な肩入れと申せましょう。
 さすがに、「大銀行の御用聞き」と呼ばれるだけはあるという感じがします。竹中プランのときも、取材元は大銀行で彼らのお先棒を担ぎ、日本振興銀行の立ち上げのときも大銀行の広報部が垂れ流す情報を元に書くだけの気楽な稼業ですから・・・。これからも、くだらないネタで新興勢力をボコボコにして、大銀行のご機嫌を取って「スクープ」とやらをモノにされるのでしょう。それで新聞協会賞をとってご栄達。うらやましい限りですなあ。
 実際、私は一時期、「大機小機」という匿名コラムを日本経済新聞に掲載していたのですが、「新聞は公正でなければならない」という理由で、官庁や大銀行批判のいいネタを何度ボツにされたことか。その日本経済新聞が特定の銀行関係者には、その自由を認めるというのはアンフェアです。
 そこで私は、日経金融新聞に下記の点を求めます。日経金融新聞が真に公正なメディアであるというのであれば、何らかの回答を寄せてくるはずです。

1. 「花盗人」の本名およびプロフィールを開示してほしい。
2. 1.ができないのであれば、日本経済新聞の借入先およびその金額を明示し、如何なる意味においても、特定の金融機関に依存した会社でないことを立証してほしい(借入金がゼロでない限り難しいでしょうが・・・)。
3. 2.ができないのであれば、今後日銀総裁を独占的に取材することを放棄してほしい(日本経済新聞社のメインバンクに肩入れすることになってしまうではないですか・・・)。

 たまにシャレを本気にしてしまう人がいるので、念のため書いておきますが、無論、上に書いたことは全部シャレですよ、シャレ。本気じゃないんですけれど、こういう馬鹿馬鹿しいことを書きたくなるぐらいくだらないコラムを第1面にもってくる日経金融新聞のセンスを疑うということを申し上げたかったわけです。
 いずれにしても、存分に笑わせていただきました。合掌。

(追伸)私は新潟県中越地震に遭遇してしまいました。列車の中での3度のM6はなかなかに迫力がありました。結局、越後湯沢の駅の待合室で毛布を借りて地べたで寝ました。街中は停電で真暗闇でした。被災地の方々の御苦労は大変なものと推察いたします。一日も早い復旧を祈ってやみません。

2004 10 25 [08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

[フィナンシャル i ] "ピザパン化”する地価の姿

 先月二一日に国土交通省が発表した二〇〇四年の基準地価は、「東京都区部を中心として下げ止まりの傾向が強まるとともに、(中略)近接する地域に広がりを見せ始めている」として、地価の下げ止まり感が都心から郊外へ波及しつつある姿を示した。

自らの価値観で

 〇四年の基準地価においては、東京二十三区の住宅地で、「上昇」と「横ばい」に、下落率一%未満の「ほぼ横ばい」を加えた地点の割合が六二%となり五割を超えた。さらに下げ止まり感は東京近郊の都市にも波及し、千葉県浦安市などでも上昇地点が現われた。戦後、都心部の地価が上昇しドーナツの中心に穴があくように人々は郊外へと移った。いわゆる「ドーナツ化現象」である。
 ところがバブル崩壊後の十年間は都心の地価が下がり、逆に郊外から都心に居を移す人が増えた。マーケティングコンサルタントの西川りゅうじん氏は、この現象を人々があんパンの「あん」のように詰まっていくので、「あんパン化現象」と名付けた。
 一方、都心の地価が下げ止まりつつあるなかで、最近は都心離れの動きも確認される。人々の価値観が多様化したことで、感性や趣味によって好まれるエリアが選別され始めた。西川氏はこの現象を「ピザパン化現象」と命名した。ピザパンに点在するサラミやトマトなどの具の中で好きなものから食べるように、自分の価値観に従って住む場所を決める傾向が強まりつつあるということだ。
 不動産情報サービス会社の東京カンテイ市場調査室の中山登志朗主任研究員は、郊外で地価が上昇に転じた地点に共通する特徴として、「事業集積地としての利便性、周辺の住環境、ブランドイメージの良さ」を指摘する。

距離には比例せず

 住宅地の価格が単純に都心からの距離に比例しない例として、東京都世田谷区二子玉川が指摘できる。このエリアの地価は九九年の坪一七五万円から〇三年には二〇一万円に上昇したが、より都心に近い駒沢大学は同期間にほぼ横ばいにとどまっている。二子玉川は商業集積地として利便性が高く、ブランドイメージの良さや、近隣に高級住宅街が存在することが地価を押し上げているもようだ。
 一方で都心では、単身者やDINKS(子どもにいない共働き家庭)を主な対象とした「都市型コンパクトマンション」の供給が拡大している。コンパクトマンションの供給増加は、狭くとも都心の利便性を享受したいと思えば、それを満たす物件も選択できることを意味する。これらの事例は、西川氏の造語に例えれば、さしずめピザパンのサラミやトマトに相当するのかもしれない。
 「こだわり消費」という言葉もあるように、消費に関する個人の価値観が多様化していると指摘されて久しい。
 住まいの選択にも、住環境のいい郊外を選択するか、利便性の高い都市部を選択するか、個人の価値観が顕著に現われはじめた。多様化する個人の価値観を背景に、地価の「ピザパン化現象」は、今後も続くものとみられる。

(追伸)「週刊!木村剛」は、総合ビジネス月刊誌誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月18日に掲載したものです。

2004 10 25 [14. フィナンシャルi ] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.24

[トラックバックランキング] 影の部分は影に置いておく

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週日曜日は、トラックバックランキングにおけるそれぞれのカテゴリーにおいてランクインしている方々の中から、ひとりだけを選んで、その方のトラックバックから、珠玉の言葉を選んで皆様にお届けする「Words of the Blogger」の日です。

 さて、第9回「Words of the Blogger」で紹介させていただくのは、「これだけ『週刊!木村剛』にツッコミを入れてる私を選ぶってことに、心の大きさを認めるとともに、敬意を表しておきましょう。(爆笑)」と言っていただいた「ヤースのへんしん」さんです。それでは、ツッコミ系「ヤースのへんしん」さんのトラックバック集をお楽しみください。

はぁ~、何を言ってるのか。。。 
お上が、ソープランドを黙認してる国なのに、何を今更やろ。
影の部分は影に置いておくのがええのとちゃうの?
(2004.10.15「公共財としてふさわしい企業か?」) 
監査法人に所属する公認会計士はものごっつ儲けてて、高級ホテルでフランス料理を食べて、年代もののワインとか飲んで、優雅な暮らしをしてるもんやとばかり思ってた。ところが,その手前で足止め食らってる新規資格取得者が未就職って話にはビックリ!!世の中はわからんもんや。そのうち、ライブドアが中国大連にコールセンターを作ったように、監査法人も中国やインドネシアに仕事を奪われる時代が来るのかもしれないなあ~。
(2004.10.20「糊口を凌ぐ」)
年金の受給見込み額を教えてくれるのは現在55歳以上の人、2006年度以降でも50歳以上の人だけらしい。う~ん、それ以下の人はいくらもらえるのかわからんってことやな、それって恒久対策を打ててないってことか。
(2004.10.19「あなたの年金は○○○円」)
どこの市町村にもある「文化会館」。「○○ホール」なんてオシャレに命名してるけど、内容は公民館以下やったりする。その上、駅前とか立地のいいところに馬鹿でかい図体で建ってるものだから、目立つ目立つ。平日は殆ど開店休業状態で、それなのに、何もすることが無い窓口職員や管理職(館長?)、掃除する人、警備する人とゾロゾロと人が居る。利用者よりも管理者の方が多いわけで、その辺の2~3の市町村で一つ持てばいいのに、金太郎飴のごとく乱立する。たまに有名な催し物がくると、大都市の有名ホールでの入場料と同じくらいの料金を取る。
普段の「有名でない催し物」の時は、市町村内の各種団体を巻き込んで、チケットの押し付け合いを始める。「この前、お宅のチケット50枚買ったから、今回はうちのやつ50枚買ってよ!」って段取りで、売りつける。で、会場はいつも同じ人が「やあやあ!こんばんわ、昨日もご一緒しましたな~ぁ」って集まる。押し付けられたチケットは全て転売できるはずも無く、各種団体の所属員が、知人友人に安くで売ったり、無料で渡したりする。買ったほうも、最初から行く気も無いので、結果として会場はガラガラ。。。こうやって「○○ホール」の一年が過ぎていく。
(2004.10.18「UFJ銀行の業務監視委員会は「器」だけに終わるのか?」)
確実に儲かる投資は無いわけで、少し美味しいもん食って、美味しいお酒飲んで、長生きした方がええよ。。。
(2004.10.16「そんなお金勿体無くて・・・」)

 第9回の「Words of the Blogger」はいかがだったでしょうか。来週は、週間ランキングでトップを飾った「あざらしサラダ」さんをご紹介します。「第3回ブロガー新聞」の編集長でもあります。ご期待ください。

(1)週間ランキング(2004年10月13日~10月20日、総合得点による)
第1位 あざらしサラダ
第2位 ヤースのへんしん
第3位 my.Hurusato.org
第4位 いのっち日記
第5位 まーどんなの備忘録
(2) トラックバックベストテン(ブロガー→ゴーログ) [( )内は前回順位 ]
第1位 いのっち日記 90回(第1位)
第2位 my.Hurusato.org 59回(第2位)
第3位 fareaster 50回(第3位)
第4位 McDMaster's Weblog 49回(第4位)
第5位 あざらしサラダ 35回
第6位 志鬼朗の日記 32回(第7位)
第7位 大西 宏のマーケティング・エッセンス  30回(第5位)
第8位 Tinkle-Tinkle 29回(第7位)
     カトラー 29回(第6位)
第10位 PurpleMoon blog 28回(第9位)
(3)「かめはめ波」ベストテン(ゴーログ→ブロガー)
第1位 McDMaster's Weblog 22回(第1位)
第2位 カトラー 21回(第2位)
第3位 Tinkle-Tinkle 17回(第3位)
     PurpleMoon blog 17回(第3位)
第5位 fareaster 16回(第5位)
     Hiroetteのブログ 16回(第5位)
第7位 いのっち日記 15回(第7位)
第8位 バイオティックレイヤード 14回(第7位)
     珠丸の覚書 14回(第7位)
     志鬼朗の日記 14回(第7位)
  
(4)「かめはめ率」ベストテン(かめはめ波÷トラックバック)
第1位 Ochanoko 1.10(第2位)
第2位 珠丸の覚書 1.07(第3位)
第3位 ひとこと 1.00(第1位)
第4位 チップを弾むから0.90(第5位)
第5位 くりおね あくえりあむ 0.85(第4位)
第6位 おたくなばくちうちの日記(仮) 0.77(第6位)
第7位 Hiroetteのブログ 0.76(第7位)
第8位 ネットで新聞を殺すのか 0.75
第9位 カトラー 0.72(第8位)
第10位 くびったけじゃないもん 0.67(第9位)
(5)「ざぶとんポイント」ベストテン
第1位 my.Hurusato.org 1回
     善光寺手帳 1回
     会長のいろんなもの紹介 別館 1回
     ガ島通信 1回
     e-Life Blog 1回
     こにのつぶやき 1回
     Eat it!  1回
     ネットは新聞を殺すのか 1回
     ヤースのへんしん 1回
(6)総合ランキング
第1位 いのっち日記 【121glp】(第1位)
第2位 McDMaster's Weblog 【97glp】(第2位)
第3位 fareaster 【84glp】(第3位)
第4位 my.Hurusato.org【80glp】(第4位)
第5位 カトラー 【73glp】(第5位)
第6位 PurpleMoon blog 【69glp】(第7位)
     Tinkle-Tinkle 【69glp】(第6位) 
第8位 志鬼朗の日記【63glp】(第9位)
第9位 バイオティックレイヤード 【59glp】(第10位)
第10位 Hiroetteのブログ【57glp】(第8位)
  第11位 あざらしサラダ 【53glp】
第12位 専業主婦の逆襲【51glp】(第11位)
第13位 珠丸の覚書 【50glp】(第12位)
第14位  無菌室育ち 【45glp】(第14位)
第15位 Ochanoko 【42glp】(第17位)
      レビューのとらお【42glp】(第18位)
第17位 くりおね あくえりあむ
第18位 
ミズタマのチチ 【40glp】(第18位)
      大西 宏のマーケティング・エッセンス 【40glp】(第14位)
      ヤースのへんしん 【40glp】

(注記:はじめての方のために)
このベストテンは、(2)トラックバックと(3)「かめはめ波」(私からブロガーに対するトラックバック)と(4)「かめはめ率」と(5)「ざぶとんポイント」によって獲得されたglpによって決定されています。ちなみにglpというのは、「ゴーログポイント(go-log point)」の略で、(2)トラックバックの場合は回数そのままがglpになります。(3)「かめはめ波」の場合は「回数×2」がglpとして加算されます。(4)「かめはめ率」の場合はランキング10位以内の方にのみ順位に応じてglpが付与されます。(5)「ざぶとんポイント」の場合は「回数×5」がglpとして加算されます。この合計が多い順番にトラックバックランキングが決定されております。

2004 10 24 | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] 「公的年金を考える超党派ネットワーク」公開大討論会開催します。

みなさま、こんにちは。KFiの尾花典子です。今年は秋をあまり感じることなく、寒い冬に突入するような気がしています。

「公的年金タスクフォース」カンパ資金
 
 公的年金タスクフォースの活動のためにご寄付いただいていますカンパ資金についての収支を以下のようになっております。

収入(カンパ資金): 225,681円
支出: 150,083円
残金: 75,598円

支出の内訳は9/5掲載分9/12掲載分をご覧ください。


2004.10.19「足長おじさん現る!:公的年金モデルは本当にできるのか?」

 なお、河野太郎議員と古川元久議員を招いて好評だった7月26日の「公開討論会」に続き、公的年金問題を「公的年金を考える超党派ネットワーク」の政治家の方々に存分に議論していただくため、上記の方々で「公開大討論会」を11月18日に開催することを予定しております。臨場感あふれるステージで大激論が繰り広げられると思いますので、ご興味のある方は後日参加希望を尾花広報部長にまで送付していただけると幸いです。

で少しご案内した「公的年金を考える超党派ネットワーク」公開大討論会を11月18日に開催いたします。

日時: 11月18日(木) 19:00~20:30
場所: 汐留(港区東新橋)予定
参加費: 1000円 (当日持参)
日程のご調整が可能な公的年金を考える超党派ネットワークの議員の先生にご出席いただき、木村代表がコーディネータをつとめます。
          
ご興味にある方はこちらまでメールでお寄せください。


のりぴよ♪の何でもあり日記

 10月21日(木)についにFJが創刊になり、八重洲ブックセンターでフェアを開催してくださいましたので、ゴー社長も夕方応援に駆けつけました♪ ↓

Go.jpg


 先週もあいかわず忙しかったゴー社長のランチはこんな感じです(*^-^*)

月曜日 講演のため三重への移動中で昼食はぬき
火曜日 焼肉定食
水曜日 幕の内弁当
木曜日 うなぎ
金曜日 ランチタイムは移動時間しかなく昼食はぬき

 
 昨日の夕方、昼寝ならぬ夕方寝でテレビを見ながらソファーでウトウトしていると地震があり、地震だ・・・と思いつつ、眠さのあまり意識が遠くなりながらも震源地が新潟で震度6強の地震があったというニュースを聞いていました。
 ハッと気づいたのが午後7時前でしたが、新幹線が脱線したと聞いて、ゴー社長が講演のため午後新潟入りし、午後5時に新幹線で新潟を出発する予定にしていたので、気になって携帯に電話をしてみました・・・。
 しかしドコモは全くつながらず、何回もトライしましたがつながりませんでした。いつもは便利な携帯電話もこういった大切な時に使えないとちょっと憎くなります(≧ヘ≦)
 今回の地震はかなりの被害が出ており、余震も続いていてさらに被害も拡大する可能性もあるということですが、被害が大きくならないことを本当に心からお祈り申し上げます。

【追記】午後になってやっとゴー社長の携帯がつながりました。昨日新潟を出発したものの越後湯沢で足止めをくらい、越後湯沢の駅で一晩過ごすことになってしまったそうです。大変だったと思いますが、とりあえずはご無事でよかったです。
しかし、被災地でのライフラインはまだ復旧には時間がかかるようです。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地がなるべく早く復旧できることを願っています。


以上 noNn.gif でした♪♪

2004 10 24 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.23

[BLOG of the Week] はじめてのトラックバックは母ちゃんだったとです

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週土曜日は、トラックバックしていただいた方々を中心に、私が独断と偏見でお気に入りのブログを毎週一つ選んでご紹介する「BLOG of the Week」の日です。第25回「BLOG of the Week」において私が選んだのは、「お笑い@サプリッ!」さんの「ヒロシ~ブログ編」です。

 すいません。バカ受けしてしまいました。個人的には、あまりヒロシは好きではなくて、どちらかというとアンジャッシュがご贔屓だったりするんですが、この「ヒロシ~ブログ編」はド真ん中で、笑わせていただきました。ヒロシが「笑いの金メダル」でこのネタを演じる日が来ることを祈っています。
 それでは、「お笑い@サプリッ!」さんの「ヒロシ~ブログ編」をお楽しみください。

「ヒロシ~ブログ編」 

ヒロシです・・・・
2,3日書かなかっただけでアクセスが半分になったとです・・・

ヒロシです・・・
初めてついた念願のコメントがスパムだったとです。

ヒロシです・・・
初めてトラックバックしたら「勝手にトラックバックするな」ってコメントが届きました。

ヒロシです・・・
毎日必ずアクセスしてくれる人がいると思ったら母ちゃんだったとです。

ヒロシです…
はじめてのトラックバックも母ちゃんだったとです。

ヒロシです…
プロフィールに顔写真を載せたらアクセスがなくなったとです。

ヒロシです…
僕がトラックバックするサイトはすぐ閉鎖されていくとです。

ヒロシです…
5年付き合っている彼女がBlogに「新しい彼氏できました!」と書いてたとです。

(追伸)総合ビジネス月刊誌「フィナンシャルジャパン」の創刊および、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

2004 10 23 [22. BLOG of the Week] | 固定リンク | トラックバック

「フィナンシャル ジャパン」出ました!―「週刊!小松原営業部長」[コマログ]

「週刊!木村剛」および「コマログ」にアクセスいただいているブロガーの皆さま

KFi営業部長の小松原です。

「フィナンシャル ジャパン」好評発売中です

すでに「週刊!木村剛」において、木村自身、「週刊!岡本編集長」さらに「週刊!神部プロデューサー」がご案内しておりますが、新しいビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」、10月21日に創刊いたしました。ブロガーの皆さまからは、多くのトラックバックをいただいておりますが、暖かいご支援、厳しいご批判ともども、真摯に受け止めていきたいと思います。まだ発刊されたばかりで読み通された方も多くないかもしれませんが、これからも、いろいろとご意見を頂戴できればと思いますので、よろしくお願いします。

cover_01

とくに「Espresso Diary」さんから、示唆に富むご意見を頂きました。いかに一部引用させていただきます(創刊号の重さまで計っていただき、大変恐縮しております)。

買いました。FJ(フィナンシャル ジャパン)の創刊号。うーむ、女性の登場が極端に少ない。やっぱり日本は、オジサン社会なんですかね~。もしも、この月刊誌に女性を登場させるとしたら、藤沢久美がいいですね。 測ってみたら、重さは528gもある。このモバイル時代には重たいですが、ターゲットに合わせた質感を大事にしているのでしょう。「OBが語る名門高校探訪」のコーナーは、文藝春秋の「同級生交歓」みたい。資産のある中高年に、証券会社やホテルのロビーで手にして欲しいということでしょうか。だとしたら、なおさら女性の登場が大事ですね。

また、「ヤースのへんしん」さんからも、「Espresso Diary」さんのブログの感想として、以下のコメントをいただいています。

ブログ「Espresso Diary」の、「フィナンシャル・ジャパン」創刊号への感想 『女性の登場が極端に少ない』 これはど真ん中を突かれましたね。 最初に考えるべきことだと思います、でもちょっと知的な女性キャスターとか出さないでね~

女性の登場という辺りは、確かに創刊号ではやや弱かったかもしれません。ご指摘の点を踏まえ、編集サイドでも対応を検討していきたいと思います。また、お二人の方以外にも多くのトラックバックをいただいておりますが、引き続き忌憚ないご意見をいただければ幸いです。

なお、「フィナンシャル ジャパン」の創刊とともに、木村剛が28日に新著「おカネの発想法(日本実業出版社)」を上梓することを記念して、10月26日(火)にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊國屋書店新宿南店7Fの紀伊國屋サザンシアターにて記念講演を無料にて開催します。お時間のある方は、是非お立ち寄りください。まだ受け付けておりますので、お申し込みはこちらまでお願いします。また、八重洲ブックセンター本店、紀伊國屋書店新宿南店、紀伊國屋書店大手町店では、「フィナンシャル ジャパン」と「おカネの発想法」発刊のタイミングで、「木村剛フェア」も開催いただきます。「木村剛フェア」は今後、その他の大手都内書店においても、順次展開していく予定です。

第2回「月刊!木村剛」編集会議ルポ

先週のコマログでも触れましたが、10月15日、第2回「月刊!木村剛」編集会議を開催させていただきました。ご多忙のところ、多くのブロガーの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
編集会議はのっけからテンションが上がりまくりで、当初予定されていた自己紹介も必要ないほどの盛り上がりを見せました。「Tinkle-Tinkle」さん、「空のつぶやき」さんからもレポートをいただいておりますが、当日は、今後の「月刊!木村剛」のあり方のみならず、「ブロガー新聞」をはじめとする「週刊!木村剛」の作りやコンテンツについて、たくさんのざっくばらんにご意見をいただきました。あらためて、この場をお借りして御礼申し上げます。「編集会議」の模様は、インフォバーンさんに詳細に取材していただきましたので、「月刊!木村剛 vol.3」の編集に反映させていただきます。

さて、先週の「のりぴよ♪の何でもあり日記」では、さらりとしか触れられていませんが、広報部長の尾花が編集会議の場でずいぶん飛ばしてしまいましたことにつきまして、同僚として心よりお詫び申し上げます。

2004 10 23 | 固定リンク | トラックバック

2004.10.22

監査法人力士の憂鬱

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「拙者、ダイエーのヘビーユーザーですから!」と「珠丸の覚書」さんが告白しているように、ダイエーを巡るバトルは多くの観客を魅了していたようです。そこで今日は、「まーどんなの備忘録」による大相撲中継をお送りいたします。ということで、とりあえずは「まーどんなの備忘録」さんにざぶとん1枚!!

『ひが~しー、ぎんこ~うやまー、に~しー、だぁ~いえーい』
『時間いっぱい、待ったなし』 
『はっけよーい、のこったのこった』・・・・・
だいえーい(勝ち名乗り)
『只今の決まり手は、浴びせ倒し、浴びせ倒してだいえーいの勝ち』という取り組みになると思っていたら、オヤオヤ、対戦相手が摩り替わって、勝負もひっくり返ってしまいました。

だいえーいに黒星をつけたのは…、『只今の決まり手は、叩き込み、叩き込んでとーまつの勝ち』 なんですって !?
いつの間にとーまつが土俵に上がったのでしょう?
それにしてもとーまつの叩きは鮮やかに決まりましたねー、
負けただいえーいは不意をつかれてなすすべがありませんでしたから。

タ・タン・タン・タン・(櫓太鼓の音)
大相撲ダイジェストを終わります。

 この勝負を見ていた「はかた麺」さんは、「ダイエーや西部鉄道の問題でこのところ公認会計士・監査法人が報道されることが多いですね。透明性の向上という世の中大きな流れの中で、重要な役割を果たすことが期待されているからこその報道だと思いますが、過去のしがらみを精算することの難しさを考えると同情の思いさえ浮かんできてしまいます」と感想を述べた上で、「しかし公衆への説明責任を担保する重責を全うするには、何よりも先ず自分自身の再チェックが大切だと思うんですが、自分のことが一番むずかしいんですよね」と提起し、「監査法人がんばれー」とエールを送っています。
 とはいえ、「ビジネス書感想文」さんは、「監視すべき『会社』から報酬(お金)をもらう構造では、どうしても『なあなあ』になってしまうのではないでしょうか。だって、監査法人からしてみれば、監査対象である『会社』は『お客様』なんですから・・・」と応えておりますし、「McDMaster」さんも、「私も IT および財務会計業務に携わっていて、監査法人所属の会計士が顧問企業に特定の会計ソフトをあからさまに勧める、いや、押し付けるという例をきいたことがあります」と証言しています。
 「ミムゾー日記」さんは、「諸外国と比較すると日本の監査報酬はとても低いのです。一昔前はリスクもとても低かったのですが、最近は訴訟リスクは格段に上がってきています」ということを指摘していますが、「なあなあ」だから安かったのに、「なあなあ」でなくなったらどうなるんでしょうね。
 いずれにしても、監査法人は激変の過渡期にあります。

(追伸)総合ビジネス月刊誌「フィナンシャルジャパン」の創刊および、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。


2004 10 22 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[ブロガー新聞] 「ブロガー新聞」(第3号)

●皆さん、こんにちは。
 「週刊!木村剛」がお送りする「ブロガー新聞」(第3号)「一日編集長」の「あざらしサラダ」です。

「ブロガー新聞」(創刊号)を読んだ感想について、【「ブロガー新聞」創刊号に対する提言】を「週刊!木村剛」にトラックバックしたところ、木村氏から『ブロガー新聞は「一日編集長」を公募します!』との強烈な「切り返し」(トラックバック返し)を貰う羽目になりました。

しかし、『ブロガー新聞編集タスクフォース(仮)』を立ち上げてくれたbroomさんをはじめ、多くの皆さんの励ましとご協力のおかげで、なんとか締め切りまでに第3号を仕上げることができました。この場をお借りして、皆さんに厚くお礼を申し上げます。

○さて、折角「週刊!木村剛」という貴重な場をお借りして「ブロガー新聞」の「一日編集長」をさせてもらうのですから、何か「あざらしサラダ」ならではの独自色を出せないものか考えてみました。
 振り返ってみるとこの「ブロガー新聞」は、私が「週刊!木村剛」にトラックバックした『私たち一般ブロガーのこうした声を集中できる「ハブ」となる存在が、どうしても必要になると思うのだ。ならば、ここは「週刊!木村剛」に何としても一肌脱いでもらって、私たち一般ブロガーの「駆け込み寺」になって頂けないものだろうか』との声に木村氏が応えてくれたものです。
 そこで、ブロガーの声を集中する「blogのHUB」を意識して、今回の紙面を構成してみました。

○皆様に既に告知していた「今週のトラックバックテーマ」は ・・・ 「携帯電話」です。
 この「テーマ」に関しては、合計24件(21日正午現在:私がトラックバックした記事を除く)の記事を「ブロガー新聞」(第2号)までトラックバックして頂きました。

 これらの記事の中から「ブロガー新聞」(第3号)でぜひとも紹介したいトラックバックは、[ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘 さん]の記事『緊急提言、携帯電話』です。

ご承知のように、「道路交通法改正」で自動車運転中での携帯電話使用は罰則が規定されました。しかし、この法律でもっと重点を置くべきものが「自転車」だと私は思います。
当社の社員も実際、残念ながら「携帯電話に夢中になっている高校生」との追突事故を経験しました。そして、これが引き金となって社員は退職しました。それほど重大な問題であることに警察を含め、関係各方面は気づいていただきたいと思います。
「携帯電話」、それは「命を救うツール」でもあり、逆に「命を奪うツール」でもあるということです。結論から言えば、「携帯電話」をいかに利用するか、あるいは利用されない状態に自分をコントロールできるか、これに尽きると思います。「携帯電話」も極論すれば電化製品の一つです。電化製品で命を落とすか、救われるか、このような意味では、携帯電話をプロダクトとして世に出しているメーカーの方々に再考をお願いしたいと思います。

この記事のトラックバックURL
http://sunact.jugem.cc/trackback/92

 一方、携帯電話の有効な活用という視点からのトラックバックは、 [この幸福な世界 さん]の記事『携帯電話は現代版サバイバル・ナイフ』です。

携帯電話の液晶のバックライトが暗闇の犯行現場を照らし出した唯一の明かりだったわけです。これには驚きました。と同時に携帯電話の可能性も考えました。こうした緊急事態での携帯電話の役割です。
防犯ブザーやクマよけの鈴などをいくつも所持するよりも、防犯グッズや非常時グッズを携帯電話にオール・イン・ワンにしてしまうのは、結構有効だと思うのですが・・・
携帯電話がコレだけ普及してきているのだから、これを使って・・・携帯電話は現代版サバイバル・ナイフといった感じでしょうか。
犯罪の現場は被害者にとっていろんな意味で闇です。受けた傷は自分で抱え込まないといけないし、犯人だって捕まって起訴されるかも分からない、自分の身を守るにしても限界がある。やはり闇には光が必要なんです。一条の光が救いになることだってある。ここで何が行われたかを白日のもとにさらすことが出来るかもしれない、という希望をみんなが持つ。その微かな光に、携帯電話の光がなりうるんじゃないか、と思いました。そんな可能性を感じました。

この記事のトラックバックURL
http://HappyWorld.exblog.jp/tb/593491

 また、私が個人的にお気に入りのトラックバックは、[志鬼朗の部屋 さん]の記事『携帯電話の・・・』です。

「携帯電話によってなくなった風景」
1.女の子(男の子)が家に電話をかける姿
(親が出てくるかもしれない、というスリル感?がなくなったっていうか、ドラマとかでも最近見ないよね。)
2.待ち合わせ場所のすれ違い
(直接携帯電話をかけて、どこにいるかをある程度正確に伝えられるので、待ちぼうけ状態がなくなったような…)/br>
この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/shikiroh/diary/200410180000/

 これらのほかにも、以下のとおり多数の記事をトラックバックして頂きました。

運転中の携帯使用に罰金 [dawn さん]
携帯中毒患者(携帯を見ていないと精神不安定になると云うのは、一種の病気のように感じる)が街に氾濫しているのを見るにつけ、危ないなと思う。
携帯電話の使用場所の制限 [Bemused さん]
人が一定時間他の人と場所を同じくする場合には、個人の嗜好(喫煙、携帯等)は制限を受けるべきである。
携帯マナーについて考えてみました [Pon さん]
「電話相手の応答は聞こえないために自分には会話の半分しか聞こえてこない」という不完全な会話が、周囲の人に対して強度のストレスを与えるということが科学的に証明されているのだそうです(引用文)
恐る恐る「ブロガー新聞」(第3号)へ寄稿 [「情報酒場」 さん]
マナー・規則などという堅苦しい押し付けのようなことをされるよりスマートに使いこなしてこそ粋というもんだというのってかっこいいでしょ?と言いたい。
■携帯電話についてあれこれ [まーどんなの備忘録 さん]
家族が基本的に外でどういう人とどういう関わりをもっているのかお互い承知しているのがすじだと思います。携帯電話の普及のせいでこのすじが通らなくなってきています。
携帯を使わない人の中の一人の視点 [650の無味乾燥 さん]
大学院生の650は携帯もってません.でも,なんとなく,この状況に罪悪感を覚えるような時代になってきました.
不快感?電磁波対策? [憂しと見し世ぞ さん]
思うにモラルに訴えるだけでは効果が期待できないので無理やり「人命」にかかわるようなことを持ち出したとしか思えません。
ものですよ! [grounder さん]
はっきりいって買いたくなるようなデザインがない!
僕はPHS [ネットde監視、地方議会 さん]
外出したときに快適に使えるケータイ、PDA、パソコンは、私のようなオトコにとっては「女性にとってのダイエット」と同じくらいに、心をときめかせる金食い虫なんでしょうね。
携帯電話の経済学 [Fireside Chats さん]
携帯関連だとなぜ財布の紐がゆるむのでしょう。
最新の気象情報は携帯でゲットすべし。 [会長のいろんなもの紹介 別館 さん]
携帯のメールを使い地域の注意報、警報を発表時に送信する、というサービスが。地震等の情報も得られるようです。これはかなりいい。
医療現場と携帯電話 [彰の介の証言 さん]
多くの方の、携帯なんかでペースメーカーに誤作動なんておこりっこないという自信には、感服するばかりです。
大切なマナー [空のつぶやき さん]
携帯電話で相手の会話が聞えてきたら、電車での通話はマナー違反にはならなくなのるかもね(笑)
携帯電話の機能 [なんくるないさ さん]
一人暮らしの叔母、姑、母の妹の叔母、わたしの知ってるおばーちゃんたちは携帯電話を携帯しないんですよね。
携帯電話って電話? [おおた葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい さん]
「携帯電話のすべての機能を停止してください」って。なにか生命維持装置をはずせというような語感である。
携帯電話で「困った」 [なんくるないさ さん]
何かやってるときに電話がかかってきて作業を中断せざるを得ないことが多々ありまして(…母とか。--;)すごく嫌なんです、それが。
国内にある携帯電話の国境をなくせ [Digital ひょうたん さん]
国外での通話よりも、ぜひとも自らが作った国境とでも呼べるような国内にある境界を無くして欲しいと思う。
携帯、ケータイ いろいろ [軽軽収集 さん]
...今、この世の中からケータイが失われたとしても、「仕方ないか」で済ませられるような状態でありたい。
話せない携帯でもかまわないのだけど [my.Hurusato.org さん]
つまり、いつの間にか、山村でも都会のビルの谷間でも、私たちは携帯の「網」に囲まれている訳だ。最近よく耳にする「ユビキタス」なサービスは、既にこんな形で始まっているのかもしれない。
携帯電話とインターネット [at most countable さん]
インターネットが日本でそれほど広まって行かない理由の一つが「携帯で満足してしまってる層がある」事かもって思っているんです。
あぶない運転 [そこはか日記 さん]
携帯電話を運転中に使用:通話、メールで罰金5万円です。これ、危ないのは特にメールです。

 いかがでしょうか。みなさんの意見にもある通り、「携帯電話」は非常に便利な「道具」である反面、使い方によっては他人を不快にさせたり、場合によっては「凶器」になることすらあるのです。
 「携帯電話」は所詮ただの「道具」です。「道具」に人間が縛られるのではなく、人間が「道具」を上手に使いこなしていきたいものです。

 すでにクルマを運転中の「携帯電話」の使用は規制されることになりましたが、記事でも紹介した自転車の運転中や電車内・病院内における使用など、まだまだ多くの問題が残されているにもかかわらず、明確な規制がないためユーザー任せの状態となっています。
 これは、私たち一人一人の自主性を尊重していると言えるかも知れませんが、逆に考えれば、携帯電話キャリア、携帯電話メーカーといった企業側や行政側が、私たちユーザーに責任を「丸投げ」しているとも言えるのではないでしょうか。

 したがって、「携帯電話」という便利な「道具」をみんなが快適に活用するためにも、「ブロガー新聞」(第3号)は『公共の場における携帯電話の使用は規制すべき』と問題提起したいと思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。

○最後に「ブロガー新聞」(第2号)に寄せられた数多くのトラックバック記事の中から、今週の「一日編集長(あざらしサラダ)」が選んだ記事は、小林Scrap Bookさんの『木村剛の「ブロガー新聞」は、ライブドアがエロでピンチ問題をどう世間に訴えられるのか?』です。

・ライブドア、楽天のプロ野球新規参入聴聞会におけるアダルトコンテンツ問題について各地のブログで話題になっています。
・ネット上では「楽天にもエロあるじゃん」、「出来レースのライブドア潰しで見苦しい」てな論旨が主流。
・ネットユーザーのこうした声は、「プロ野球機構」の偉いひとたちには果たして届くのでしょうか??(by Vitamin-Xさん)
・いわゆる球界再編関連の展開を見ていると、世論はそれなりの影響力を示してはいるものの、それにしてもこの件に関しては密室会議で進行していきそうな上にネットユーザーと非ネットユーザーでは温度差が大きく違いそうだしで、どうにも不安です。
・そんな時こそ木村剛の提唱している「ブロガー新聞」の出番だ! と思うわけなんですが、どうなんでしょうか?

 そうです。この「ブロガー新聞」は、元々こうしたブロガーの声を、ネットの社会から現実の社会へと導く「駆け込み寺」としてスタートしたのです。
 プロ野球新規参入問題については、10月6日の「週刊!木村剛」のコラム『まずは既存企業にモラルを!』でもとりあげていますが、

・審査基準として、球団並びに親会社の経営状況や地元観客に加え、公共財としてふさわしいか、などが挙げられているというが、これはなかなかに味わい深い。
・新規参入企業に「公共財としてのふさわしさ」を求めるのならば、それはまず今のオーナーたちに求めるべきだ。

 というのが「週刊!木村剛」の主張です。

 したがって、既存12球団のオーナー企業が公共財としてふさわしいかどうか、逆にブロガーの皆さんが審査してみてはいかがでしょうか。
 そうすれば、私たちネットユーザーのこうした声が、少しでも「プロ野球機構」の偉いひとたちに届くかも知れません。

 というわけで、「ブロガー新聞」(第3号)では「プロ野球12球団のオーナー企業は公共財としてふさわしいか」を「緊急トラックバックテーマ」として設定したいと思いますので、この「テーマ」に関することであれば何でも結構ですから、この「ブロガー新聞」(第3号)までトラックバックして下さい。
 皆さまからトラックバック頂いたご意見は、「週刊!木村剛」または「ブロガー新聞」(第4号)の「一日編集長(Naoyuki)」さんがネタにするかもしれませんよ。
 もし取り上げてもらえなかったら、私のブログ「あざらしサラダ」で責任を持ってご紹介したいと思いますので、この「ブロガー新聞」(第3号)までトラックバックをお送り下さい。
(う~ん、ちょっとタイミングが遅れたでしょうか。こういうときに週一発行だと苦しいですね)

○また、先ほども書きましたが、この「ブロガー新聞」は元々ブロガーの「駆け込み寺」としてスタートした企画ですから、「今週のトラックバックテーマ」以外でも随時トラックバックを受け付けることができるよう、「政治」、「社会」、「経済」、「スポーツ」、「その他」の5つのカテゴリーを「常設トラックバックテーマ」として設定したいと思います。
 これらの「常設トラックバックテーマ」についても、この「ブロガー新聞」(第3号)までトラックバックをお送り下さい。

【予告】10月29日発行の「ブロガー新聞」(第4号)の「今週のトラックバックテーマ」は ・・・ 「モラル」です。

 皆さまからの、沢山のトラックバックをお待ちしています。

【編集後記】

 【「ブロガー新聞」創刊号に対する提言】なんて大口をたたいたものですから、「天唾」で「一日編集長」をする羽目になりましたが、何事も実際にやってみて初めてその苦労が分かるというもので、今回の経験で小西編集長の苦労が身にしみました。
 私が目指している「ブロガー新聞」のイメージは、読者のトラックバックにより多種多様な意見を集中し、そこから生まれる問題提起を現実の社会を動かすパワーにつなげていけないか、というものです。
 その観点から「ブロガー新聞」創刊号と第2号に寄せられたトラックバックを比較すると、創刊号では15件だったトラックバックは第2号では54件に増え、中でも「今週のトラックバックテーマ=携帯電話」に関するトラックバックは24件寄せられました。(数字はいずれも21日正午現在)
 したがって、読者のトラックバックにより多種多様な意見を集中するという当初の目的は、ある程度果たせたのではないかと思っていますが、あとは、この第3号を読んだ読者からどのような反応が返ってくるかが心配であると共に楽しみでもあります。
 さらに、今後の課題は、この問題提起をどのようにして現実の社会に伝えていくかではないかと思いますが、そこに、現実の社会でも大きな発言力を持つ木村剛氏のバックアップを期待するところです。
 また、この号で提起した「緊急トラックバックテーマ」や「常設トラックバックテーマ」などは、次号に課題を残す形となり誠に申し訳なく思いますが、あとは第4号「一日編集長」のNaoyukiさんにバトンを引き継ぎたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。

2004 10 22 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.21

フィナンシャルジャパン本日創刊します!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。本日はいよいよ「フィナンシャル ジャパン」が創刊になります。
創刊に際して書かせていただいた巻頭言を以下にお示しいたしますので、ご一読の上、何卒よろしくご愛読の程お願い申し上げます。
 

 

メディアの論調と世論の高まりに無視し得ぬズレが生じるようになりました。今や読者は盲目的に追随するのではなく、メディアに厳しい視線を投げかけています。

 この背景にはインターネットの普及が影響しています。ネットに溢れる情報量は新聞や雑誌の比ではありません。企業のホームページは言うに及ばず、霞が関の官庁公表資料も読みきれないほど膨大です。しかも、最近はホームページを簡便に作成する「ブログ」が普及したので、個人の情報発信力が格段に強化されました。しかも、ヤフーやグーグルなどの情報検索ツールが発達しているので、新聞や雑誌より使い勝手がいい。探したい情報はキーボードを数秒叩くだけですぐに見つかります。

 言い古された言葉ですが、まさに「情報革命」が現実化しているのです。組織という集団を前提とした社会から、情報で武装した個人が中核となる社会が到来しつつあります。そして、この「情報革命」はあらゆる既存の秩序を再構築させる威力を秘めています。

 私自身、情報をプロデュースする「モノ書き=情報提供者」という職業をすでに十数年営んでいますが、「情報を扱うビジネス」としての著述業は劇的に変化しました。隔世の感があると言っていい。間違いなく「情報提供者の世界」には革命が進行しています。

 十数年前、本を上梓しようと思ったら、最も労力と時間を費やさなければなかったのは情報収集でした。当時まだ霞が関の官庁はオープンでなく、審議会の公表資料を入手するためだけに人間関係を構築しなければなりませんでした。紙の資料を保管する場所を確保するのに一苦労。そして資料整理が一仕事――そんな時代でした。当時を振り返ると、七〇~八〇%の時間を情報収集のために費やしていました。執筆時間は分析を含めて二〇~二五%程度。推敲に費やす時間は本当に限られていました。

 しかし、いまは様変わりです。インターネットのおかげで情報収集の時間は三〇~五〇%にまで短縮されています。執筆に三〇~五〇%の時間を費やすことができますし、分析や関連調査の時間をとることも十分にできます。推敲の余裕もできました。

 つまり、「情報提供者の世界」は、情報収集の速さや機密性を競い合うビジネスから、情報分析のコクやキレを競うビジネスへと変貌を遂げているのです。「情報を扱うビジネス」としての著述業のパラダイムは明らかに変質しました。

 このパラダイムシフトに対応できない情報提供者はマーケットから駆逐されていくでしょう。なぜなら、読者が「情報武装」しているからです。ネットによって、読者は多種多様な情報源を確保するようになりました。玉石混交の情報であっても、これまでの丸裸状態と比べれば立派な武装です。さらに最近では、読者自身が情報提供者になろうとしています。ブログが登場したおかげで、ネット上であれば「個人新聞」が低コストで誰でも簡単に発行できるのですから。

 これは、メディアの危機です。

 この危機において、メディアが自らの価値を護るためには「自分が玉である」ということを示し、プロの情報提供者としての手腕を思い知らさなければなりません。玉石混交のインターネットに対して勝利するにはそれが唯一の方法です。

 ところが、「メディア=玉」という恒等式はすでに崩壊してしまいました。

 今春ある報道メディアが、ネット上で堀江貴文ライブドア社長の批判を展開したところ、個人から大量の反論コメントを浴びて、逆に袋叩きに遭ってしまいました。それ以来、その報道メディアのサイトは停止されたまま。メディアは無抵抗の取材先を殴ることには長けていますが、殴られ弱いという弱点を衆目にさらしてしまったのです。しかも、メディアはその事実を記事に取り上げようとしません。

 また、九月半ばのプロ野球ストに際して、自社の利益を最優先した大新聞が「ファン裏切る“億万長者”のスト」と題した社説で選手会を痛烈に批判したことに対しても、その我田引水ぶりに怒り心頭に達した個人はネット上の「個人新聞」で反対デモを繰り広げました。それがオーナー側を糾弾する世論のうねりを作り、「新球団の受入れやむなし」というムードを決定付ける一因になったことは否定できません。

 すでに読者は、メディアもインターネットと同様、玉石混交であることを認識してしまったのです。だから、メディアに対する読者の視線は厳しくなるばかりなのです。

 こうした時代にあって、必要とされるのは「玉」と「石」を選り分ける目利きです。経済情報の伯楽がいまこそ求められています。 

 だからこそ私は、「フィナンシャル ジャパン」を創刊しました。情報の発信者である企業や経営者と情報の受信者である読者と投資家の間を誠実にブリッジする経済月刊誌。一般のマネー誌に飽き足らない、財産形成の王道を歩む人たちのための金融情報誌。そして、一流や本物になるためになすべきことを伝える総合誌でありたい。スクープ主義ではなく、時期が経過しようとも新鮮さを失うことのない本物の「玉情報」を直接皆さまにお届けしたい――それが私が本誌を創刊した理由なのです。 


(追伸)総合ビジネス月刊誌「フィナンシャルジャパン」の創刊および、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

2004 10 21 [08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!神部プロデューサー] 「嵐を呼ぶのか?!「新ビジネス誌」

 また台風が来ました。各地で被害が出ています。一部報道によりますと、21日朝で、死者26人、行方不明者35人だといいます。今年の上陸台風は10個で過去最多記録を更新しており、現在も多くの方が自宅に戻れず、避難している状態に置かれていることについては非常に心が痛みます。これ以上被害が広がらないでほしいと思います。しかし、「たとえ」が悪いと怒られそうですが、今日、日本全国で発売される新しいビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」はぜひ「嵐を呼ぶ新ビジネス誌」にしたいと思っています。

 この「フィナンシャル ジャパン」にはどんな思いが込められているのか。創刊号の巻頭にあります、木村剛氏の「伯楽宣言!」を読んでみて下さい。こちらは「フィナンシャル ジャパン」の公式サイトに用意した「木村剛の有志創路」というコーナーにも掲載されています。

 私なりの解釈で申し上げれば、彼は今日、日本のメディアに「フィナンシャルジャパン」というちいさな爆弾を仕込むのです。この爆弾が小さな爆弾だったのか、大きな爆弾だったのか、それは数年先に明らかになるはずです。ぜひ、この月刊誌が「大爆発」できるように、木村剛が仕込んだ爆弾が「不発弾」に終わらないように、皆さんからのサポートがいただければと思います。
 
 また、WEB版である「フィナンシャルジャパンONLINE」にも今日からコンテンツを掲載してみたので、ぜひ一度アクセスしてみてください。こちらに関するご意見もお待ちしております。「レビューのとらお」さんから、岡本編集長へのトラックバックで、「販売金額がわからない」という指摘を受けました。月刊誌の発売に備えコンテンツの更新中だったので、「確かにその通り」と思い、急いで入れてみました。ご指摘どうもありがとうございました。

 そして、前回の私のブログにトラックバックしてくださった皆様、本当にありがとうございます。中でも「my.Hurusato.org」さんの「自分の社会のために歩き続ける人 」には正直感動しました。そんなおばあちゃん
がアメリカにいることを全然知らなかった。アメリカの懐の深さを思い知らされる話です。

 そして、「my.Hurusato.org」さんのトラックバックを読みながら、僕が思うことは、「高い塀で囲われ、なんだか、怖そうに、偉そうに、厳重な警備が行われている日本の国会議事堂」」の事です。もっと自由に出入りできないのでしょうか?いや、そりゃできるんですが、できなさそうな雰囲気が漂っているのはなぜなのでしょうか?。僕が今思うことは、そんな「雰囲気」を爆破したいということです。

2004 10 21 [17. 週刊!神部プロデューサー] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.20

[コラム] ダイエー騒動の裏事情

 ダイエー再建を巡る紆余曲折は産業再生機構を活用することで終幕した。報道によれば、十五日に予定していた中間決算の発表に対し、ダイエーの監査法人から「思わぬ要求」を突きつけられたからだという。銀行団の継続的な支援を受けられないのであれば、中間決算を承認することはできないということらしい。

 巨額の債権放棄が前提の再建計画が打ち出されなければならないという現状は、それ自体、ダイエーの財務諸表が手ひどく痛んでいることを意味している。したがって、債権放棄という恩赦を与える銀行団がソッポを向いた瞬間に、財務諸表の健全性をチェックする監査法人が評価を厳格化することは必然だった。このため、「思わぬ要求」と評することは正当ではない。
 昨春のりそな銀行のときも、昨秋の足利銀行のときも、今春のUFJ銀行のときも、重要な役回りを演じたのは監査法人であった。監査法人が正常に機能するようになれば、財務諸表の内容が脆弱な企業は、その実態を正確に公表せざるを得ない。そして、実態があまりにもヒドイ場合には、決算を承認することが困難になる。当たり前のことが当たり前に起こるようになってくる。
 これまでは、財務諸表が悪化すればゴマカシ続け、監査法人も見て見ぬ振りをして、なあなあの関係で糊口をしのいできたものが、それでは職責を果たすことはできないし、何よりも財務諸表の内容が悪かったことが後で発覚した場合には損害請求すらされるかもしれない。要するに、ゴマカシを見て見ぬ振りするコストが間尺に合わなくなってきたのだ。
 例えば銀行であれば、大銀行を除くと監査報酬は二~三千万円。一部には八百万円のケースがあるし、銀行持ち株会社では四百万円の例もある。上場企業も大同小異。これでいったん訴えられたら巨額の賠償金の可能性があるのだから、たまったものではない。長銀の監査法人の場合、和解金が二億円。とてもリスクに見合った報酬をもらっているとは言い難い。
 実際、今年三月期の決算をみると、四大監査法人は四百億円前後の収入を挙げながら、当期(最終)利益は一億円程度。赤字に陥っている先もある。経営は楽ではない。このため、昨年は監査法人の求人数が激減。公認会計士の資格を採りながら、三百名の未就職者が発生し、現在も八十名には職がない。最難関の資格を採りながら、監査法人に就職できないという笑えない現実がそこにある。
 そういう経営環境であるだけに、収入増に焦る監査法人は一方で値下げを主導。同時提供が禁じられているコンサルティングサービスを監査業務と偽って無料サービスしたりしている。ますます、リスクに見合った監査報酬ではなくなっているし、法令違反の疑いも濃い。本来なら厳しく取り締まるはずの公認会計士・監査審査会は真昼間なのに高いびき。検査権限も埃を被ったままだ。
 リスクが高まる中で、監査報酬は値引きされていく。いずれ、このリスクと報酬のギャップは大問題となって表面化するだろう。ダイエーで垣間見えた監査法人の機能はいまだに苦渋の霧の中にある。

(追伸)今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。


2004 10 20 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[本のソムリエ] 不動産証券化の実践 完全版

 丸善丸の内本店 壹岐直也副店長がお薦めする本です。

不動産証券化の実践 完全版」 佐藤一雄著 ダイヤモンド社刊 A5判上製 504ページ 定価 本体4700円+税

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 本書は、不動産活性化の手法として、着実に拡大しつつある不動産証券化について、詳しく解説し、その活用法を述べたものである。
 証券化の手法についても、今注目のJ-REITをはじめとして、TMK(資産流動化法上の特定目的会社)法による証券化、有限会社、株式会社SPC(特定目的会社)による証券化、、不動産特定事業法による証券化など、現在日本で活用されているものを、幅広く網羅している。
 そしてそれぞれについてのスキーム解説から、法務、税務上の要点、さらに、実務上押さえておくべきポイントなど、豊富な図解と共に丁寧な説明が行われている。この1冊で、不動産、金融業界、企業の経営者、担当者、投資家まで幅広い層に役立つだろう。
不動産証券化について、類書は数多く出版されているが、理論面、法律面など制度の説明に偏っているものが多い。それに対してこの本は実際の証券化にあたって起こりえる「実務」の注意点、問題点の解説に力がいれられているのが特徴だ。
 例えば、不動産評価額と取得額がきわめて近いケースについて、その不自然さを指摘するなど鋭い問題分析を行なっている。それも、不動産証券化の初期から携わってきた、著者佐藤氏の経験によるものだろう。

(追伸)「週刊!木村剛」は、総合ビジネス月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月11日に掲載したものです。


2004 10 20 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.19

足長おじさん現る!:公的年金モデルは本当にできるのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。10月8日のゴーログ「足長おじさんは現れるか?:「公的年金モデル諮問会議の立ち上げ」で心優しきスポンサーを探しておりましたところ、手を挙げてくださる奇特な方がいらっしゃいました。この方は、固定ハンドルネームを特名として用いているブロガーと同様、慎ましく名を伏せることをご希望していらっしゃいますので、今後は「足長おじさん」と呼称することにします。 

 足長おじさんは、あるお友だちにお願いし、プログラミングの負担を担ってくれるように段取りをつけてくれました。
そのお友だちは足長おじさんの寄付の範囲内で、できる限りのサポートをしてくれる手筈になっています。とりあえずは、厚生労働省からいただいたデータとプログラムを走らせ、不十分ながら動くことは確認していただけたようです。
 そこで私は、宣言していたとおり、「公的年金モデル諮問会議」を立ち上げることにしたいと思います。そこで、公的年金タスクフォースの方々が議論してきた成果をもとにオープンに議論して、足長おじさんのサポートを受けたお友だちに、PPBM――Public Pension Basic Model(あるべき公的年金を検討するための基本的なモデル)――のプロトタイプを作っていただく橋渡しをしたいと思うのです。
 足長おじさんとは、作り上げたPPBMを公的年金に関心のある日本国民全員に利用していただくことについては了解していただいております。また、その際、問題となり得るパテントの問題については、不肖私がリーガルリスク(厚生労働省から訴えられるリスク)を一身に背負うことで合意ができています。
 10月8日のゴーログでも明記していますが、この「公的年金モデル諮問会議」は、公的年金タスクフォースが自力でモデルを創り上げることを否定するものではありません。足長おじさんが現れたことに感謝の意を示して、何らかのアウトプットを世に出すために組成するものです。うまくいけば、足長おじさんのサポートを受けたお友だちがうまいプロトタイプをダウンロードしてくれるように計らってくれて、公的年金タスクフォース並びに公的年金に関心のある他の方々がコストをあまりかけずに手直しできる基本モデルにしてくれるかもしれません。
 いずれにしても、足長おじさんの善意に深く感謝し、その寄付の範囲内でできる限りのアウトプットを出してみようというのが、「公的年金モデル諮問会議」の趣旨です。公的年金タスクフォースの方々は、サブメンバーとしてどなたでも発言できるように配慮しますし、具体的な要望があれば、足長おじさんには確実に伝えますので、何なりとお申し付けください(足長おじさんが受け入れるかどうかは保証の限りではありませんが・・・)。
 さて、そこで、栄えあるキックオフミーティングを、下記のとおり、セットしようと思います。皆さまの賛同がいただければ幸いです。

日時:11月4日(木) 19:00~
場所:KFi 株式会社内大会議室
出席者:
■メンバー(順不同、五十音順)
木村 剛  KFi代表 
篠塚 肇  経済同友会マネージャー
白石 浩介 三菱総合研究所主任研究員
高山 憲之 一橋大学教授
西沢 和彦 日本総合研究所主任研究員
村田 純一 企業年金研究所代表取締役社長
藤田 正幸 三菱総合研究所主席研究員
■サブメンバー
公的年金タスクフォースの参加者
McDMaster氏 ほか
■オブザーバー:
公的年金を考える超党派ネットワークの参加者


 なお、河野太郎議員と古川元久議員を招いて好評だった7月26日の「公開討論会」に続き、公的年金問題を「公的年金を考える超党派ネットワーク」の政治家の方々に存分に議論していただくため、上記の方々で「公開大討論会」を11月18日に開催することを予定しております。臨場感あふれるステージで大激論が繰り広げられると思いますので、ご興味のある方は後日参加希望を尾花広報部長にまで送付していただけると幸いです。
 さて、新展開をみせるPPBMプロジェクトですが、これを世論に変えて、本当の公的年金改革につなげていくには、皆さまのご支援が不可欠です。是非、是非、皆さまの怒りや嘆きや励ましをトラックバックしてください。足長おじさんに必ずお伝えいたします。
 最後に、本当に、本当に、足長おじさんありがとうございました。

(追伸)今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

2004 10 19 [05. 年金問題を斬る] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!岡本編集長] 合成写真じゃない!

 周到な準備を経ていよいよ創刊される「フィナンシャル ジャパン」。雑誌を創刊するというのは、生半可なことではない。しかも異業種から雑誌出版に進出し、ゼロから雑誌を作って一流ビジネス雑誌と肩を並べよう、いやいや凌駕しようというのだから、たいへんなことである。

 わたしも木村剛から構想をはじめて聞いたときには(去年の春だった)、「まさか冗談だろう」と思っていた。
 その雑誌が明後日、全国書店店頭に並ぶのだ。すごいことだ。
 ところで取材先で創刊号の表紙のダミーを見せると、「竹中さんと福井さんのツーショットですか、よく出来た合成写真ですねえ」とうなずきながら感心された。
 おいおい、ちょっと待ってくれよ、合成写真じゃないんだよう! ちゃんと撮影したんだよう。


某月某日
 4000億円もの今期経常利益を見込んでいるJFEに、江本会長・下垣内社長を訪ねる。この二人が川鉄・NKKの合併を断固として推進し、業界構造を一変させた。
 お二方とも数限りなくインタビューを受けられているが、二人揃って過去を振り返る対談企画というのはFJがはじめてだという。「どうなることか」と思っていたら、飾らないというよりは歯に衣着せないお二人のトークが炸裂して、大爆笑の連続になった。取材でこれほど笑ったのは私も初めてだ。江本会長が飛び込み電話して始まった世紀の合併劇だが、この二人だからこそ成功したのだなと実感した。笑えるけれど、当事者の本音をきちんと踏まえた貴重な記録といえるだろう。編集としては、ご本人たちの肉声の表現をなるべく生かしたまま原稿にするよう留意したつもりである。
 JFEの本社ビルは、鉄鋼をふんだんに使った頑丈な作りなので、「地震の時は外に出るな」と言われているらしい。 「大手町で地震があったら、JFEビルに逃げこもう」とは編集担当の鈴木。

某月某日
 木村剛のアイデアで始まった新景気指数「FJ120」。このアイデアのキレのよさには私も脱帽だ。
 昨年(03年)の秋に、景況感がガラッと変わったことが指数グラフからはっきり看て取れる。そのFJ120だが、今月は当期売り上げは上向いているものの、来期予想はやや下降気味に。
 「この傾きが微妙なんだよなー」と、担当の山本が唸っている。景気はもつのか、それともピークアウトするのか。デフレが続くのかバブルがくるのか、山本の悩みはしばらく続くだろう。

2004 10 19 [21. 週刊!岡本編集長] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.18

一日編集長公募は「頓挫」でござるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。様々なご意見が飛び交う中で、強行(?)された「ブロガー新聞」の「一日編集長公募」。いきなり「McDMaster」さんにおちょくられました。

♪わ~たし、木村剛
「ブロガー新聞」はじめます、って言うじゃな~い?
でも、イキナリ2週目で頓挫してマスカラー!残念!斬りっ!!
拙者、「ブロガー新聞タスクフォース」にエントリしてござる。切腹!

 拙者、個人的に波田陽区が好きでござるので、このトラックバックに「ざぶとん一枚」差し上げるでござる・・・切腹!!!
 まあ、じつは、この流れ、拙者、「頓挫」とは思っておらず、「参加型ジャーナリズムのトライアルのひとつ」とひそかにほくそえんでいるのでござるが、「650の無味乾燥」殿からは、「責任感の欠如や行当たりばったり感をやや強く感じます」と袈裟切りをくろうてしもうた。アイテテテ。
 ただ拙者「行当たりばったり」であることは、はっきりとキッパリと「そのとおり」と明言するのでござるが、「責任感の欠如」とはちょっと違うと思っておるでござるよ。すべてのビジネスでもそうでござるが、ユニクロの柳井氏でも「一勝九敗」と仰せのように、オリックスの宮内氏が「チョコチョコっとやってみたら、たまたま今の事業が残っていった」と振り返ってござそうらふように、勝つまで続けることは重要でござるが、その続け方にこだわる必要はないのではなからふか、と経営者七年生の拙者は思うのでござる。
 勘違いしていただきたくないのは、「始めるなりめげた」(by「ヤースのへんしん」さん)というわけではないのでござるということなのでござるよ。「ブロガー新聞」を続けるという基本方針には何ら変化はないのでござる。まずは、「ブロガー新聞」のヘビーユーザーに具体的なニーズを聞いてみたいということなのでござる。「志鬼朗の部屋」殿がご指摘しておられるところでござるが、「いいアイデアはいたずら書きから創られる。そして優れたアイデアは誰かと一緒に創られる」ということだと思うのでござる。
 いずれにいたせど、トラックバックを拝察するに、とりあえずの「一日編集長」は、

10月22日 
あざらしサラダ」さんと「ブロガー新聞タスクフォース」の仲間たち

10月29日 
Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さんと「ブロガー新聞タスクフォース」の仲間たち

11月 5日 
ネットは新聞を殺すのかblog」さん

 ということでよろしいのかなという感触を持ったでござるよ。そこで、一日編集長の方々には、以下の簡単なルールをお願いしたいでござる。

1.他者に協力を依頼するのは自由だが、最後は自分の責任で編集を仕上げること
2.誹謗中傷する記事内容にしないこと 
3.掲載前日の午後5時までにゲラをWord(もしくはText)で、尾花広報部長(obanan@kfikk.co.jp)にメールすること

 ルールは以上でござる。体裁や組立ては全く自由でござるが、「週刊!木村剛」のレイアウトを変えるというのはナシでござる。一日編集長の奮闘と皆さまのトラックバックの交戦が今から楽しみでござるのでござるのでござる。

(追伸)10月22日の「あざらしサラダ」さんのブロガー新聞第3号の「今週のトラックバックテーマ」は、「携帯電話」です。

 今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

 尚、10月20日(水)13:30-14:15に大手町サンケイプラザで「フィナンシャル ジャパン」創刊記念リスクマネジメント・セミナーで「リスクマネジメントの発想法」というテーマで講演をします。私の講演は無料ですので、お時間のある方は是非お越しください。ご希望される方は氏名・ご連絡先を明記の上、こちらまでメールでお知らせください。

2004 10 18 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

[フィナンシャルi] 刑事告発とUFJのガバナンス改革

 金融庁は七日、検査忌避を理由にUFJ銀行を銀行法違反容疑で東京地検に告発した。マスコミは刑事告発に対するUFJの真摯な対応を求める論調一辺倒だ。ただその割には、UFJが打ち出した検査忌避対策の内容についてはあまり知られていないように見える。

 すでに二ヶ月以上前の七月二十八日、UFJ銀行は「金融庁検査における対応等に関する業務改善計画について」というプレスリリースを出し、大胆なガバナンス(企業統治)改革を打ち出している。
 じつは、UFJ銀行が打ち出したガバナンス改革は、経営陣に対する厳しい内容を含んでおり、わが国におけるコーポレート・ガバナンスの手本ともいうべきものとなっている。わが国の銀行において、ここまで徹底したガバナンスを整備した事例はなく、少なくともガバナンス改革の「器」に関するかぎり、高い評価を与えてよい。

 外部専門家のみで

 その中でも中核となるのが、業務監視委員会である。
 まずUFJ銀行は、社外取締役を複数名新たに任用するのだが、その取締役は業務監視委員会委員長と委員に就任する。その業務監視委員会は、外部専門家のみで組織されることとなっており、独立性については厳格に担保される工夫が凝らされている。
 例えば、業務監視委員会には、内部監査部門を監督・指揮する全ての権限が付与されるほか、経営陣から独立した立場で、取締役会および金融庁に対し、リスク管理、コンプライアンスならびに内部監査の状況について報告する権限を持っている。さらに、頭取を含む執行取締役および執行役員は、法令等遵守に関し「宣誓書」を業務監視委員会に提出する扱いになっており、法令違反等があれば辞任することとなるという。
 つまり、今後のUFJにおいては、業務監視委員会がガバナンスのスーパーパワーとして、経営陣の監督を行い、不備がある場合には、金融庁に直接報告するというわけだ。ここまでの厳しいガバナンスは、欧米銀行においても見られないのではないか。
 もっとも、コンプライアンス違反をする日本企業の得意技は、「仏作って魂入れず」というパターン。「器」は立派にできているのに、その器に入る「人」が機能しない場合が往々にしてある。実際に業務監視委員会のメンバーが決まって、具体的な活動をはじめるまでは何とも評価のしようがない。

 これからが正念場

 業務監視委員会委員長には法曹界から迎えるとか、委員として腕利きの公認会計士を招聘するとか、色々な噂が駆け巡っているが、果たして、「器」倒れに終わるのか、それとも「器」に魂を吹き込んで、わが国銀行界におけるコーポレート・ガバナンスの新しいスタンダードを形成することになるのかが問われている。
 その意味で、UFJ銀行のガバナンス改革はこれからが本当の正念場。
 だからこそ、伊藤達也金融担当相は、「今回の告発は旧経営陣の下、過去に行われた行為に対して行ったもの」と明確に指摘した上で、「新経営陣の下、ガバナンス態勢の充実・強化に取り組んでいるものと承知しており、金融庁としては、新経営陣には、これらの着実な推進を期待している」と語っているのだ。
 刑事告発でアク抜けするのか、それとも新たな試練の始まりとなるのかー。それは、業務監視委員会によるこれからの獅子奮迅の働きぶりにかかっている。UFJ銀行の再生に期待したい。
刑事告発でアク抜けするのか、それとも新たな試練の始まりとなるのか――それは業務監視委員会のこれからの働きぶりにかかっている。UFJ銀行の再生に期待したい。

(追伸)「週刊!木村剛」は、10月21日創刊の総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月11日に掲載したものです。
 今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

2004 10 18 [14. フィナンシャルi ] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.17

[TrackBack Ranking] 「ネットは新聞を殺すのか」のメディア総論

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週日曜日は、トラックバックランキングにおけるそれぞれのカテゴリーにおいてランクインしている方々の中から、ひとりだけを選んで、その方のトラックバックから、珠玉の言葉を選んで皆様にお届けする「Words of the Blogger」の日です。

 さて、第8回「Words of the Blogger」で紹介させていただくのは、皆さまご存知の「ネットは新聞を殺すのか」さんです。「ネットは新聞を殺すのか」さんは、私からの呼び掛けに快くお応えいただき、来る11月5日に「ブロガー新聞」の「一日編集長」をお引き受けいただいています。本当にありがとうございます。くしくも11月5日は、46歳の誕生日とか。おめでたは重なるものですね。おめでとうございます。
 「ネットは新聞を殺すのか」による味のあるメディア論に心酔しているファンも多いのではないかとお察し申し上げております。ちなみに私は、「ブロガー新聞」のひとつの成果物は9月12日に「ネットは新聞を殺すのか」さんが提唱した「参加型ジャーナリズム大賞」なのではないかと勝手に一人で妄想しております。それでは、「ネットは新聞を殺すのか」さんによるメディア総論をお楽しみください。

新聞記者はこれまで記者クラブの中だけで競争していたところがある。一部の大スクープを除いて、一般読者はそれぞれの記事についてどの社が「抜いて」、どの社が「抜かれたか」という事実をほとんど知らない。それを知っているのは同じ記者クラブにいる記者仲間だけだ。仲間内で「勝った」「負けた」の競争を繰り返しているところが多分にある。それがグーグルニュースのおかげで、会社内、業界内の人間はもとより、取材先、一般読者にまで、それぞれの記事に関して、どこが勝ち、どこが負けたかが一目瞭然となるのではなかろうか。社会におけるインターネットの情報ツールとしての地位がますます向上することは間違いない。「紙面上」でどの社がどう報道したかより、「ネット上」でどの社がどう報道したかの方が重要になる時代というものが、いずれくるような気がする。テレビの朝のワイドショーで行っている「朝刊チェック」的なコーナーは、「グーグルニュースチェック」「インターネットニュースサイトチェック」的なものに変わっていくのではなかろうか。ネットが社会により浸透したときに、スクープをどこよりも早く入手した記者は、まずネットで先にニュースを流し、社会全般に自分のスクープであることを知らしめたいと思うようになる可能性がある。
(2004.9.2「グーグルニュースの衝撃」)
はるか未来には、新聞社がなくても参加型ジャーナリズムだけで十分な時代がくるのかもしれないが、現状および予測可能な将来においては新聞社がなくなれば大変なことになるのは事実。しかしアナログからデジタルへの移行期の中で、新聞社の現行のビジネスモデルにひずみが生じているのも事実だ。新聞社の紙の事業が今後もある程度安泰であれば、直接リンクの許可や、記者ブログ、記事へのトラックバック、読者ブログとの連携、市民記者の採用など、参加型ジャーナリズムを模索する余裕が新聞社に残っているかもしれない。しかしもし紙の事業の業績が急速に悪化すればどうなるだろう。新聞社はネットをより警戒するようになるのではなかろうか。新しいビジネスモデルが見えない中で、古いビジネスモデルは、デジタルの世界で飛躍しようとするジャーナリズムに手かせ足かせをかけるようになるだろう。たとえ新聞社はなくならなくても、ジャーナリズムが機能を低下させることは間違いない。デジタルの時代に合った新しいビジネスモデルの構築がジャーナリズムにとって何よりも今大事であると、わたしが主張し続ける理由はそこにある。古いビジネスモデルにジャーナリズムを人質に取られるようなことがあってはならないのだ。
(2004.9.24「新聞がなくなっても本当にいいの?」)
多くの人は、読売の社説に怒りをおぼえているようだ。わたしは、どういうわけか怒りよりも悲しさが先にくる。自分が愛してやまない新聞に対し、これだけ多くの人が怒ることが悲しいのかもしれない。ブロガーはこれほど活発に議論しているのに、大新聞にかかってゆこうという気概のあるプロの言論人がほとんどいないことが悲しいのかもしれない。わたし自身にその気概がないことが悲しいのかもしれない。
(2004.9.21「プロ野球スト問題にみる議論ジャーナリズム」)
マスコミを監視するということは何も新しいことではない。これまでは1つの報道機関が別の報道機関を監視してきた。そして批判するときは同業者に対する「手加減」があった。今は一般市民がマスコミを監視、批判する。そのやり方には「手加減」はない。ジャーナリストは、事実を隠そうとする取材対象に透明性を求め続けてきた。そして今、ネットのおかげで一般市民がジャーナリストに対して透明性と即時対応を要求するようになった。われわれジャーナリストは、好むと好まざるにかかわらず、この事実を受け入れるしかないのだ。
(2004.9.25「米テレビ局に訂正を出させたブロガーの実力」……米サンノゼ・マーキュリーニューズ、ダン・ギルモア記者の意見を紹介して)
意見は異なっていても、相手の人格を尊重する。議論は勝つためにするのではなく、学ぶためにする。・・・ブログはイエスマンだけが集まるのが問題だという指摘がある。しかし、議論の仕方を身につけている人が増えれば、ブログでもっともっと建設的な議論ができるのではなかろうか。ブログは優れたコミュニケーションツールであることは間違いない。しかしそのツールの可能性を最大限に引き出すには、われわれユーザーがツールを使いこなすだけの技量を持たなければならないのかもしれない。
(2004.9.11「『ブログで建設的に議論する方法について』について」)

 第8回の「Words of the Blogger」はいかがだったでしょうか。来週は、週間ランキングで第2位に躍進した「ヤースの変身」さんをご紹介します。ご期待ください。

(1)週間ランキング(2004年10月7日~10月13日、総合得点による)
第1位 my.Hurusato.org
第2位 ヤースのへんしん
第3位 いのっち日記
第4位 えみっちぃの見る風景
     近江商人 JINBLOG
     fareaster
     Hiroetteのブログ
     Return of the まにあな日記
     公的年金タスクフォース
(2) トラックバックベストテン(ブロガー→ゴーログ) [( )内は前回順位 ]
第1位 いのっち日記 83回(第1位)
第2位 my.Hurusato.org 52回(第4位)
第3位 fareaster 46回(第3位)
第4位 McDMaster's Weblog 45回(第2位)
第5位 大西 宏のマーケティング・エッセンス 30回(第5位)
第6位 カトラー 29回(第7位)
第7位 志鬼朗の日記 28回(第6位)
     Tinkle-Tinkle 28回(第7位)
第9位 PurpleMoon blog 26回(第9位)
第10位 バイオティックレイヤード 25回(第9位)
(3)「かめはめ波」ベストテン(ゴーログ→ブロガー)
第1位 McDMaster's Weblog 22回(第1位)
第2位 カトラー 21回(第2位)
第3位 Tinkle-Tinkle 17回(第3位)
     PurpleMoon blog 17回(第4位)
第5位 fareaster 16回(第5位)
     Hiroetteのブログ 16回(第6位)
第7位 バイオティックレイヤード 14回(第6位)
     珠丸の覚書 14回(第6位)
     いのっち日記 14回(第6位)
     志鬼朗の日記 14回(第6位)
  
(4)「かめはめ率」ベストテン(かめはめ波÷トラックバック)
第1位 ひとこと 1.13(第2位)
第2位 Ochanoko 1.10(第3位)
第3位 珠丸の覚書 1.07(第4位)
第4位 くりおね あくえりあむ 0.92(第7位)
第5位 チップを弾むから 0.90(第6位)
第6位 おたくなばくちうちの日記(仮) 0.83(第5位)
第7位 Hiroetteのブログ 0.76(第9位)
第8位 カトラー 0.72(第8位)
第9位 ネットde監視、地方議会 0.67(第10位)
     くびったけじゃないもん 0.67
(5)「ざぶとんポイント」ベストテン
第1位 my.Hurusato.org 1回
     善光寺手帳 1回
     会長のいろんなもの紹介 別館 1回
     ガ島通信 1回
     e-Life Blog 1回
     こにのつぶやき 1回
(6)総合ランキング
第1位 いのっち日記 【111glp】(第1位)
第2位 McDMaster's Weblog 【89glp】(第2位)
第3位 fareaster 【78glp】(第3位)
第4位 my.Hurusato.org【77glp】(第6位)
第5位 カトラー 【74glp】(第4位)
第6位 Tinkle-Tinkle 【62glp】(第5位)
第7位 PurpleMoon blog 【61glp】(第7位)
第8位 Hiroetteのブログ【57glp】(第10位)
第9位 志鬼朗の日記【56glp】(第8位)
第10位 バイオティックレイヤード 【53glp】(第9位)
第11位 専業主婦の逆襲【50glp】(第13位)
第12位 珠丸の覚書 【49glp】(第11位)
第13位 笑わせんなヴォケが!【46glp】(第11位)
第14位 大西 宏のマーケティング・エッセンス 【45glp】(第18位)
         無菌室育ち 【45glp】(第15位)
第16位 くりおね あくえりあむ 【43glp】(第20位)
第17位 Ochanoko 【41glp】(第19位)
第18位 レビューのとらお【40glp】(第13位)
      ミズタマのチチ【40glp】(第15位)
第20位 おたくなばくちうちの日記(仮) 【37glp】


(注記:はじめての方のために)
このベストテンは、(2)トラックバックと(3)「かめはめ波」(私からブロガーに対するトラックバック)と(4)「かめはめ率」と(5)「ざぶとんポイント」によって獲得されたglpによって決定されています。ちなみにglpというのは、「ゴーログポイント(go-log point)」の略で、(2)トラックバックの場合は回数そのままがglpになります。(3)「かめはめ波」の場合は「回数×2」がglpとして加算されます。(4)「かめはめ率」の場合はランキング10位以内の方にのみ順位に応じてglpが付与されます。(5)「ざぶとんポイント」の場合は「回数×5」がglpとして加算されます。この合計が多い順番にトラックバックランキングが決定されております。


(追伸)今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

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[週刊!尾花広報部長] ゴー社長がサンプロに出演します!

 みなさま、こんにちは。KFiの尾花典子です。本日10月17日午前10時からのテレビ朝日「サンデープロジェクト」に木村代表が出演します。冒頭からの出演ですので、お時間のある方は是非ご覧になってみて下さい。

「公的年金タスクフォース」カンパ資金

 公的年金タスクフォースの活動のためにご寄付いただいていますカンパ資金についての収支を以下のようになっております。

収入(カンパ資金): 225,681円
支出: 150,083円
残金: 75,598円

支出の内訳は9/5掲載分9/12掲載分をご覧ください。

 10月8日のゴーログ「足長おじさんは現れるか?:「公的年金モデル諮問会議」の立ち上げ」に掲載があった「公的年金モデル諮問会議」がついに立ち上がります。ミーティングは11月4日(木)を予定しています。


のりぴよ♪の何でもあり日記

 あんなに暑かった夏も終わり、急に寒くなったせいか、社内で風邪菌が飛んでいて、のりぴよは命中してしましました(ノ_・。)
 金曜日は楽しく「月刊!木村剛編集会議ことただの飲み会」に参加していたのですが、昨日の土曜日に起きたときには、ドスのきいたオヤジの声になっていました・・・。オヤジ声で実家の母に電話したら「どちら様ですか?」と冷たく言われてしまいました(/_<)

 来週10月21日(木)はついに総合ビジネス月刊誌「フィナンシャル ジャパン」の創刊で、来週以降のゴー社長はPR活動予定がかなり入っています♪♪ のりぴよも同行しなくてはいけないので、早く風邪を治したいと思いますo(^o^)o

 ちなみに10月21日(木)は「フィナンシャル ジャパン」のPRで東京駅そばの八重洲ブックセンター入口付近に夕方18時頃登場します♪お近くに寄られるご予定の方は是非来てみてくださいね(*^-^*)


以上 noNn.gif でした♪♪

(追伸)「PurpleMoon」さんのご提案を拝見したゴー社長のまたまた至上命令(笑)で、初めてサイトをご覧になった方のための"「週刊!木村剛」のご案内”を作成中です!

2004 10 17 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.16

[BLOG of the Week] ぴかぴかとぷよぷよの不思議

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週土曜日は、トラックバックしていただいた方々を中心に、私が独断と偏見でお気に入りのブログを選んでご紹介する「BLOG of the Week」の日です。第24回「BLOG of the Week」において私が選んだのは、「Eat it!」さんが書いた「借金地獄」です。

 ついつい選んでしまったのは、「おでこの面積が広がって気付いたらぴかぴかになっているような」という下りと「酒を飲みすぎて気付いたらわき腹あたりがぷよぷよになるような」という表現の部分が、ドンピシャ・ストライクで私の心を鷲づかみしてしまったのです。なかなかの文章達者です。
 それでは、「Eat it!」さんの「借金地獄」をご賞味いただければ幸いです。

「借金地獄」

借りた覚えなんてないのに借金がどんどん膨らんでいくようです。
「俺には関係ねーよ!」
「私のオサイフ管理は完璧だわ!」というあなたたち!
日本国民なら誰一人として例外ではありません。。。


実感が伴ってないこと、これが一番怖い。
おでこの面積が広がって気付いたらぴかぴかになっているような、
酒を飲みすぎて気付いたらわき腹あたりがぷよぷよになるような、
寝てる間に飛行機が墜落するような感じ。
いや、破産したら一瞬で死ぬわけじゃないから
このままではもっと苦しい事が待ち受けているはず。。。
その状況を「実感させる」ことにこの時計は一役買ってますね。

でも肝心な解決法って、、、何??
どーしたらいいんですか?教えてください、偉いヒト。


(追伸)今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

2004 10 16 [22. BLOG of the Week] | 固定リンク | トラックバック

[「週刊!小松原営業部長」[コマログ]]-まっとうな企業経営を追求する新ビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」

「週刊!木村剛」および「コマログ」にアクセスいただいているブロガーの皆さま

KFi営業部長の小松原です。

すっかり秋めいてきましたが、装いも改まった「週刊!木村剛」は、目玉企画「ブロガー新聞」をはじめ、引き続きパワーアップしていきたいと思います。
さて、世の中では、ダイエーの再建が紆余曲折を経て、ようやく産業再生機構に委ねられた一方、有価証券報告書をめぐる西武鉄道グループの不正の責任を取って堤オーナーが退任するなど、企業の経営に対する姿勢が問われる出来事が相次いでいます。

変わらない企業の不祥事対応パターン

とくに、不祥事に関する日本企業の対応は、ほぼ同じパターンだといっていいと思います。まず記者会見等で「社内調査で不正な事実はなかった」と言い切ってしまいます。ところがその後、隠していた諸々の問題が次々と表面化してきます。そこで「社内にコンプライアンス委員会を設置して法令遵守を徹底してきたが、十分でなかった」などと言い訳しますが、誰も聞く耳を持たないという羽目に陥ります。

これまでの経験を振り返れば、日本企業の対応が、以下のような典型的なパターンをたどっていることがわかります。

①不祥事が発覚したことに対して、当局や業界団体が、お題目ばかりの、実態や実務を無視したキレイごとのルールを策定する。 

②日本企業は新組織を立ち上げたりしてルールを遵守するフリをするのだが、腹の中では「人の噂も七五日」を決め込む。

③結局実効性がない対応に終わるため、同様の不祥事が再発する。

④世論の批判に迎合するかたちで、死刑宣告のような厳しい罰則ルールを導入する。

⑤ところが、現実的には厳しい罰則を適用する腹が定まっていないため、少なからぬ日本企業は再び遵守するフリをするだけに終わる。

⑥結局、同じような不祥事が発生し、当該企業の経営者が退陣することで幕引きする。

少なからぬ日本企業は、いつまでたってもこのパターンから脱することができないのが現実です。内部管理の実務レベルに具体的に落としこんで、どうやって不祥事を克服していくかという視点に欠けているということです。そういう実務的なソリューションが求められているのに、それを無視して一罰百戒の手痛い罰則に頼っても、具体的な予防策が実施されないかぎり、不祥事は防ぎ得ないのではないでしょうか。

「まっとうな企業経営」を追求する新ビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」

10月21日(木)に創刊される「フィナンシャル ジャパン」の編集方針の柱の1つは、「まっとうな企業経営」です。法律や規則は守る。借りたおカネは返す。公開すべき情報は公開する。こういう当たり前のことを当たり前に行っていく「まっとうな企業経営」が、今まさに求められています。
「フィナンシャル ジャパン」創刊号では、信越化学工業の金川社長と経済同友会の渡辺副代表幹事、日本サッカー協会の川渕キャプテンをはじめ、JFEホールディングスの江本寛治会長と下垣内洋一社長、三菱地所の髙木茂社長、日立キャピタルの村田嘉一社長、ベネッセの森本昌義社長など、まっとうな企業経営者にご登場いただき、実務的なソリューションを提供させていただきます。新しいビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」、ぜひ手にとってご覧ください。オトクな定期購読も、「フィナンシャル ジャパン ONLINE」からお申し込みいただけますので、ご利用下さい。

(追伸1)
「フィナンシャル ジャパン」の創刊とともに、木村剛が28日に新著「おカネの発想法(日本実業出版社)」を上梓することを記念して、10月26日(火)にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊國屋書店新宿南店7Fの紀伊國屋サザンシアターにて記念講演を無料にて開催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。お申し込みはこちらまで。
また、10月21日以降、八重洲ブックセンター本店および紀伊國屋新宿南店では、「フィナンシャル ジャパン」と「おカネの発想法」発刊のタイミングで、「木村剛フェア」も開催いただきます。「木村剛フェア」は今後、大手都内書店にて順次展開させていただく予定ですので、ご期待ください。

(追伸2)
昨夜、第2回「月刊!木村剛」編集会議を開催させていただきました。ご多忙のところ、多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
「月刊!木村剛」のみならず、「ブロガー新聞」をはじめ「週刊!木村剛」についても、ざっくばらんにご意見をいただきましたことに、この場をお借りして御礼申し上げます。
「編集会議」の模様は、改めてレポートさせていただきます。

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2004.10.15

日本は高齢者天国なのか?:48%対3%

 皆さん、こんにちは。木村剛です。今日たまたま経済財政諮問会議の偉い関係者のお話を聞いていて、象徴的な数値を耳にしたのでお伝えしようと思います。その数値は、48%と3%という数字です。

 これは、国が高齢者対策として支払っている国家予算が総予算の48%を占めているのに対して、少子化対策に振り向けている予算が3~4%にすぎないということなのです。他の先進国では、高齢化対策30%で、少子化対策10%くらいだと指摘していましたから、日本が高齢者に優しく、少子化に無関心な国であるというのは、どうも事実のようです。
 その関係者は、このままだと、2050年に日本の人口は1億人を切るというのが、厚生労働省の予測だと指摘していましたが、この予測もかなり楽観的な数字だと一刀両断。民間シンクタンクの予測だと7000~8000万人になると言っていました。そうなると、現在1億2000万人いる日本国は、あと20~25年くらいで1億人にまで縮むという計算になり、相当小さな政府にしないと持たないという結論になります。
 一方、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の経済規模は、2050年には全世界の50%になるという見方もあるようで、そういう経済環境下において、日本経済はどう対処しえるのか、という厳しい認識を示されていました。
 暗くなってしまうような話ですが、未来予測に興味のある方は、是非、明るくなるための政策私案をお寄せください。
 ということで、本日は小耳話でした。

(追伸)明後日10月17日(日)のテレビ朝日系列「サンデープロジェクト」に出演する予定です。お時間のある方はご覧ください。
 今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

2004 10 15 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[ブロガー新聞] ブロガー新聞再生機構も誕生!

 皆さんこんにちは。「ブロガー新聞」編集部の小西恵理子です。
 「ブロガー新聞」初版に対する厳しい厳しいトラックバックの嵐、覚悟していたとはいえ、ページをチェックするのが恐ろしい思いの一週間でした。

 意気消沈する私に差し伸べられたゴー社長の救いの手、それが「一日編集長募集」案だったわけですが、その案を解決策とする前に、自分なりに撃沈の理由を分析してみました。

・ブロガーの皆さんは、掲載するトラックバック(記事)に対するコメントは求めていないと思っていた。つまり、皆さんが期待するのはゴー社長のコメントであって、編集部(=コニシエリコ)の意見ではないとの理解。したがって、何となく記事を並べるだけの構成になってしまった。
・「BLOG of the Week」との差別化。「きらりと光る」トラックバックを掲載すると、どうしても自分の好みが強く反映される。そして、ゴー社長の「独断と偏見でお気に入りのブログを選んでご紹介する」「BLOG of the Week」とどこが違うのか、という問題。
・ブロガーの皆さんの意見を客観的にご紹介し、それに対し、トラックバックしやすいいレイアウトを、と思っており、それが「なにがやりたいのか見えない」との評価につながった。

 みなさんの期待が大きいだけに、いろいろなご意見をいただきましたが、上述の問題を解決すべく、私が参考にさせていただきたいのは、「オレのアイ」さんの

情報の整理は必要だと僕は思います。新聞なら社会面だとか文化面だとかスポーツ面とかありますよね。それでそれぞれの面を担当する部があり専属の記者がいる訳です。ならブロガー新聞でもこのシステムを採用してはどうでしょうか?社会面を担当するブロガーさんやスポーツ面を担当するブロガーさんを募集して編集長は木村剛さんで行く。で、小西さんにはブロガー新聞社説を担当してもらってはどうでしょうか?

と、「my. Hurusato.org」さんの

· 各引用記事のすぐ下に、その記事へのトラックバックを表示できるようにレイアウトできませんか?引用記事へのトラックバックとコメントのリンクだけでもかまいせんが、各コメント、トラックバックの要約が10字くらい表示されればもっと良いと思います。
· 引用記事の論点を引用されたら、それと同じくらいの長さで、編集部の見解なりを示していただけませんか?この2つを上下、できれば左右に並べて表示できないでしょうか?
· 見出し/小見出しとされる題材(今週でいえば「メディア論を語る」「テレビとネットはどう使う?」など)は、毎週のホットな題材とされる必要があるでしょうから、毎週のブロガー新聞で、次週の見出し/小見出しを募集されてはいかがですか?「お題拝借」といった感じでしょうか?
· 応募されたものも含めて、土日にお題を決めていただいて、それへの記事を水曜くらいまで募集していただいてもいいかもしれませんね。場を盛り上げるために、それらの記事の掲載分は金曜まで発表せず、それらへのトラックバックも金曜まで待ってもらってもいいかもしれません。
· 盛り上がっている題材は、翌週にも継続していただければありがたいですが、3週目に入ったら、適宜、編集部で「水入り」にしていただいてもかまわないと思います。

 というご意見です。 my. Hurusato.orgさんには、タスクフォースも立ち上げていただきました。来週一日編集長をご担当いただく「あざらしサラダ」さん、いかがでしょうか?


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 今週は、編集部(=コニシエリコ)が「トラックバックに参加」する形をとってみました。ジャンルにこたわらず、ご紹介したいと思ったトラックバックを取り上げました。

<ヤマト運輸の本心は?>

ヤマト運輸を起業した小倉氏のエピソードは、いわば、1人の個人が未開拓のニーズ、マーケットを見つけて、当時の「組織」「プロ」に挑戦して、勝ってしまった話ではないか。
当時の「組織」「プロ」は、いろいろな事情もあって、このニーズに応えられなかったし、彼らから見たら「アマチュア」の小倉氏に応えられるとも思っていなかったはず。「組織」や組織に属する「プロ」ばかりが、プロばりの仕事をするとは限らないことを示してみせた事件だったと思う。
ただ、そのヤマト運輸も企業規模が拡大して、起業者個人のステージではなく「組織」となっていき、組織としての論理で動かざるを得なくなったのかもしれない。では、その「日本の組織」とは、いったい何なのだろうか?
(2004.10.13 my. Hurusato.orgさん)

 運用会社での経験が長い私にとって、ヤマト運輸というのはある種、特別の思い入れのある会社です。「株式運用とは、会社を買うこと。その会社の魅力を掘り起こし、将来性を買うもの」と教え込まれ、そのお手本ともいうべき企業がヤマト運輸だったのでした。私が在籍していた会社では、同社は長く、「株価が大きく上昇した例」として紹介され、ニッチな分野でプロとなることの大きさを語ってきました。その背景は、13日のゴーログでご紹介したとおりです。
 しかし今や、宅配業界はニッチな産業ではなく、先陣を切って「消費者のために値下げした」ヤマトの料金体系はむしろ、割高感が目立つような気がします。今後、ヤマトは、どこで他社とサービスを差別化していくのでしょうか。郵政公社に喧嘩を仕掛けるだけでない、何か新しい試みがあるのでしょうか?機会があれば、「フィナンシャル ジャパン」誌で是非、取り上げてみたいと思っています。
 なお、小倉氏のパイオニア精神は、引退されたあとも消えることなく、障害者の勤労環境を整えるべく、SWANというカフェ兼ベーカリーを立ち上げられたことも、広く知られています。「フィナンシャル ジャパン」準備号で取材にご協力いただいた「フジサンケイビジネスアイ」の記者の方々は、勝ち組みの条件として、「明確な企業カルチャーを持っていること」を挙げていました。先日、SWANの特集で、久しぶりに小倉氏のお顔を拝見しましたが、小倉氏が健在である限り、ヤマトを応援できるような気がしています。

<ダイエー自主再建>

ダイエーが存続する意義なんて自分はほとんどないと思っている。総合スーパーの争いの勝敗は既についている。同じ距離にダイエーとイトーヨーカドーがあれば、より多くの人がイトーヨーカドーに足を運ぶはずだ。ダイエーは完全に負け組みだ。しかも、総合スーパーの商売なんてどこも同じレベル。イトーヨーカドーにしろ、イオンにしろ、中身はほとんど変わらない。この2社はバブルで踊らず、ダイエーやマイカルの抜けたパイを上手く拾ったから勝ち組になったのであって、決まったパイしかない市場にダイエーがどうやって再建して立ち向かおうとするのか?ダイエー自身のブランド価値、信用、経営理念などから、はっきり無理だと断言出来るので、ダイエーには申し訳ないが退場していただきたいと思う。
(004.10.12 I will work it outさん)
ダイエーが、政治問題になりました。内閣総理大臣がスーパーの経営にまで言及するのは、極めて異例の事態です。なぜ、ここまで話が拗(こじ)れるかといえば、2つの中央官庁の主導権争いが背後にあるから。対立しているのは、金融庁と経済産業省です。つまりは、旧・大蔵省と旧・通産省。これら2つの役所の縄張り争いに注目すると、全体の構図が見えてきます。
(2004.10.13 Espresso Diaryさん)
ダイエー高木社長はなぜここまで頑なに再生機構の活用を拒んだのか。
まず経済産業省のお墨付きをもらって再建計画を進めていたのに、今さら銀行の都合で再生機構行きを命じられるのが癪であるという個人的感情説。
しかしながら、今回の自主『解体』案には取締役の賛成多数が取り付けられており、社長の個人的感情だけで多くの社員を危機に追いやる決定はできないでしょう。やはり何らかの経済的合理性に基づいて行われた決定と考えるのが自然です。
(2004.10.12 スズメの巣さん)

 今週は、「フィナンシャル ジャパン」誌の創刊を控えてゴー社長に同行することが多く、社長の生のスピーチを聞く機会に恵まれました。とくに、ダイエーとイトーヨーカ堂とを比較した社長の論点が、I will work it outさんの見方に重なり、深く頷いてしまった次第です。
 それは、良質な商品を適正な価格で売ることが大切、安いだけでは消費者をごまかせないというもの。ましてや、ダイエーは価格で勝負するスーパーというわけでもなかったのですから。
 ところで、前述のように、私は運用会社の出身で、「企業を肌で感じて投資の判断をする」発想が身についてしまっているのですが、現在のダイエーってどうなのでしょう?この、身近な感覚って馬鹿に出来ないもので、例えばお店に活気があっていつも混んでいるな、とか、最近サービスの手抜きを感じるな、などという感覚は、実際の株価推移につながることが多いような気がします。このところ、ダイエーにもイトーヨーカ堂にも足を踏み入れる機会がないのですが、I will work it outさんのいうように、「より多くの人がヨーカ堂に足を運ぶはず」という具体的な事象は何なのでしょうか?


<今週のお気に入り>

勉強ってのは、「勉今日」って書いて、今日を勉めるんでしょ。 成人した人間が、他人を見て自分の世界を曲げるとは思わないのです、物真似をしたいのならそれはそれでいいけど。 天然ボケとか、論調の迷走とか、それはそれで『味』と思うのです。文章を書くのがうまいのと、物事を見る視点がうまいのは違うと思うし、その視点は他人に教わって備えても『味』が無くなる。 いーじゃないの、書き続けることが大事であって、それによっていろんな力が付くんでしょ、ガムシャラに続けることが一番大事だと思いますよ。 頼んだ方も、頼まれた方も、お互いを信じてそうしたんだから、始めるなりめげるようなことしたら駄目だと思いますよ。
(2004.10.14 ヤースのへんしんさん

 ヤースのへんしんさんのコメントは、哲学的なものから時事問題へと幅広く、かつディープで厳しいなものが多いのですが(と、個人的に感じている)、このコメントにはほろりとさせられました。そう、続けることで方向性が見えてくると信じています。でもあざらしサラダさん、来週はよろしく。

<編集後記>
 編集長に就任して2週間、トラックバックの読みかたが明らかに変わりました。お会いしたことのないブロガーの方々のお顔を思い浮かべ、こういう意見を持たれるようになった背景って何なのだろう?考えたり、どういうトラックバックを期待していらっしゃるのだろう?と想像したり。
 そんなわけで、ここ数週間は「フィナンシャル ジャパン」とブログ漬けの毎日なのですが、反省もこめて感じたことがあります。
 私のネットレベルは、きわめて平均的なものであると思います。プライベートでも仕事でも、一通りは使いますが、自らの情報発信の場としての利用はありません。おそらく周囲の友人も、ネット知識レベルは私とほぼ同等と思われますが、今回彼らに「ブログって知ってる?」と尋ねたところ、なんとYes回答はゼロでした。
 これはどういうことか?たとえば情報収集はネットが主流でテレビは見ない、とか、ブロガー同士の意見交換、といっても、それはまだ限られた世界なのではないかと思うのです。自ら参加する意志があるから、ブロガーとなるのであって、それは意思疎通がはかりやすい。難しいのは、お互いの意見に無関心な層、すなわちブログに登場しない存在ではないでしょうか。その層を忘れてしまっては、ブロガー新聞も自己満足の域を越えないものになってしまう。自戒の念をこめて、編集後記とさせていただきます。


2004 10 15 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.14

ブロガー新聞は「一日編集長」を公募します!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。10月5日のゴーログで「『ブロガー新聞』への熱い期待が高まっていることに、感謝感激しながらも、期待が高まっているだけにスベッタらボコボコにされるんだろうなぁ、と危惧している今日この頃です」と予言していたとおり、ボコボコにされている「ブロガー新聞」ですが、「ボコボコにされているうちが華」ということでもあるので、小西恵理子編集長には「厳しいコメントは応援団なのだから、めげずに頑張れ」と励ましています。

 「えみっちぃの見る風景」さんからは、「こういうのってありがたいなぁ」という暖かい声援をいただき、「そこはか日記」さんからも「新聞ばりの内容盛りだくさん」という過分なお言葉をいただきました。ありがとうございます。
 ただ、まだまだ開発途上であることは否めず、「たしかに何かが起ころうとしている」さんからは「トラックバックの元記事と、トラックバックとの関連性がわかりづらい」というお小言をいただいておりますし、「BLOGでお仕事」さんからは「?????いまいちピンときません」と指摘していただき、「いのっち日記」さんからも「『週刊!木村剛』の読者さんはガッカリすると思いますよ」という感想をいただいております。
 まあ、そのとおりだと思います・・・。
 さて、どうするか。
 「あざらしサラダ」さんからは、「『週刊!木村剛』はこう思うというはっきりとした主張を行い、もっと読者に問題意識を投げかけることが必要」というご提案をいただき、そのとおりかな、と思いつつも、月・火・木・金の「ゴーログ」はそういうコンセプトですから二番煎じになってしまうなぁ、と考えてみたり・・・。いずれにしても、色々なスタイルを試してみて、一番盛り上がるパターンを編み出さないといけないと思うわけです。
 う~む・・・。

 そうだ!
 これだ!

 私、閃きました。
 「ブロガー新聞」に対して一家言ある方々に「一日編集長」になっていただいて、輪番制でその方が最善だと思う「ブロガー新聞のあり方」を提示いただければよいのではないでしょうか。例えば、10月22日は「あざらしサラダ」さんに編集長をやっていただき、10月29日は「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さんにお願いし、11月5日には「ネットは新聞を殺すのかblog」さんに編集してもらっちゃったらどうでしょう。小西編集長は、他の編集長の技を見ながら勉強してもらって、その後満を持して11月12日に再登場するとか・・・。
 そのほかにも、我こそは、と思う方に立候補していただき、様々なパターンを試してみて、トラックバックなんかの反応をみれば、「ブロガー新聞」のスタイルは形成されてくるんじゃないでしょうか。「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さんは、「もし、私たちに、なにかやって欲しいことがあれば、遠慮なくおっしゃっていただければいいと思います」と言っていただいているので、きっとご協力いただけるのではないか、と勝手に思っているのですが・・・。
 ということで、「週刊!木村剛」は、「ブロガー新聞」について一日編集長を公募いたします。「俺が参加型ジャーナリズムを創ってやる」という気概のある方、是非、ご応募ください。なお、報酬は一銭も出ませんので、あしからずご了承ください。ただし、お引き受けいただいた方には、漏れなく全員に「さぶとんポイント」を差し上げます(えっ、「いらないよ」って・・・)。

(追伸)今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

2004 10 14 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!神部プロデューサー] 期待を裏切り続けた木村剛!!

 みなさん、どうもこんにちは。神部です。前回、私が書いたブログにいろいろな方から様々なトラックバックをいただきました。本当にありがとうございます。どのような内容が書かれているのかと読みに行った先に、さらに別の方からのトラックバックがあったり、いろいろな情報が存在していて、「ブログとはこういうものか」と思ったりしました。

 「Return of the まにあな日記」さんからは「今ひとつピンとこない」とないという指摘を受けました。「ネットde監視、地方議会」さんからは、いわゆる、マスコミの「煽り・誘導・取材不足」ではないかという意見をいただきました。また、「近江商人」さんからは神部の論点は「政治への市民参加が時代の要請だ」という補足をしていただくなど、いろいろなところからすぐに「ツッコミ」や「フォロー」が入るのかと感心しました。
 お話させていただきました「国会動静」についてこの場でもう少しだけお話すると、「ヤースのへんしん」さんが指摘された「議員はどれだけ勉強してるのか?」ということは私自身も常に思っていることであり、「my.Hurusato.org」さんが言われた『まず、国会議員の方達が「自分達は国民の方を向いて仕事をしていることを分かりやすい形で明示せよ』ということや、この番組での「政治家=演説家」の脱却については指摘の通りで、ぜひ改善できるよう努力したいと思います。(予算も知恵もないのでどれだけできるかわかりませんが)

 で、今日は「期待を裏切り続けた木村剛!!」でした。ついつい前書きが長くなり、どうもすいません。

 さて、木村さんがいったい誰の期待を裏切り続けたかというと、「お金の安全運転!木村剛の投資家入門」という、フィナンシャルジャパンONLINEで現在配信中の番組で木村さんの相手役をお願いした結城未来さんという女性キャスターの期待を裏切り続けたんです。

 結城さんはテレビ東京の土曜競馬のアンカーやTBSの夕方のニュースでリポーターを務めている方です。女性キャスターの「期待を裏切り続けた」なんていうとちょっと意味深な感じがしますよね。でも、もし時間があったら、ちょっとだけ番組見てください。私の発言の意味がわかると思います。
 実はこの番組は以前木村さんが書いた「投資戦略の発想法」(講談社)の内容をより多くの人にわかりやすく伝えるために「ビデオでやってみよう」ということで作ったものです。
 普通、投資の番組というと、「これと、これに投資すれば、こんなに沢山儲かります」というような「オイシそうな事」を想像しますよね。ところが木村さんは①「給料が沢山もらえるように自分の能力を高めろ」。②「投資する前に働かなくても2年間生活出来るだけのお金を貯めろ」。③「そのためには節約だ。それが出来なければ投資はしてはいけない」と毎回番組の冒頭で「枕詞」のように言うのです。簡単に言うと、「節約しろ、貯金が出来るまで投資はダメだ」と、投資番組にも関わらず言い続けているのです。
 結城さんはきっと「こんな投資をすると、ものすごい儲かるかも」みたいに話が進むと想像していたに違いありません。しかし、木村さんはそんなことを認める甘い人でありません。
 ちなみに、現在「フィナンシャルジャパンONLINE」で配信中の「三分割ポートフォリオ」は、配信開始以来38回目の番組なのですが、そこでも木村さんは、「まずは投資する前には、働かなくても2年間生活出来るだけの貯金だ。そのためには節約だ。
 それが出来なければ投資はしてはいけない」という話からはいり、結城さんが思わず「先生!!まだ投資しちゃあいけないんですか~」と言いそうになってます。
 なお、この番組は、活字版として、アスコムという出版社から「木村 剛の 図解財産を守るための投資戦略の発想法」として、よりわかりやすい内容で新たに出版されています。
 「報道ステーションの木村さん」とは違う「木村さん」を見てみたい人は、ぜひこの番組をご覧ください。
 さて、広報担当の尾花部長よりもはるかにたくさん「ゴー社長」について書きまくってしまいました。私のこのコーナーが来週もあるかどうか、もはやわかりません。すべては、この「週刊!木村剛」の主、木村剛氏のみぞ知ることです。この前、「オチ」もなく、木村さんはいきなり「切腹」していました。
 ので、僕も「オチ」てないのですが、勢いでもう「切腹」!!。

2004 10 14 [17. 週刊!神部プロデューサー] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.13

[コラム] 小倉昌男氏ならば郵政とどう戦うか? 

 皆さん、こんにちは。木村剛です。今週はヤマト運輸と日本郵政公社の問題について論じてみたいと思います。

 私は「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親である小倉昌男氏を尊敬している。不条理な運輸省行政に異を唱え、孤立無援で戦い抜いて、お客さまの支援をバックに一大企業を育て上げた手腕はただ者ではない。
 なかでも痛快だったのは今から約二十年前のこと。
 ヤマト運輸は運輸省に対して真っ向から喧嘩を仕掛ける。当時はSサイズとMサイズだけだったので、Sサイズより小さいPサイズを二百円安くして提供しようと考えたのに、同業者の反発を恐れた運輸省はなかなか認可しようとしない。
 世論を味方につけて戦うことを決意したヤマト運輸は、八三年三月に申請書を提出。このとき、運輸省に「実施は六月一日を予定している」と通告した。五月十七日には、一般紙の朝刊に「六月一日から二百円安いPサイズ発売」という広告をぶち上げた。
 それでも運輸省が認可しそうになかったため、五月三十一日の朝刊に「Pサイズの発売は運輸省が未だに認可しないため、六月一日の開始予定を延期せざるを得なくなりました」と再び大々的に広告を打ったのだ。
 その結果、運輸省の対応の遅さを批判する世論が盛り上がった。無視し切れなくなった運輸省は、七月六日に渋々認可する。
 何とも見事ではないか。まさに快挙である。
 お上には誰も逆らえないと信じ込んでいた時代に、一民間企業が、お上に楯突き、お上を叱責し、そしてお上を屈服させてみせたのだ。
 ヤマト運輸はわが国における「改革」のシンボル企業である。
 そのヤマト運輸が、今度は日本郵政公社に新たな喧嘩を仕掛けている。ゆうパックの新料金体系は「官の殴り込みに他ならない」と主張して、「日本郵政公社は独占事業であげた利益をもとに競争しようとしています」という一面広告を新聞に展開。九月二八日には日本郵政公社を独占禁止法違反で提訴した。
 小倉昌男氏を尊敬するヤマト運輸ファンとしては大々的にサポートしたいところだが、どうにも気持ちが盛り上がらない。それは、これまでのヤマト運輸の戦いは消費者のために値下げするというものだったのに、今回は消費者の便宜を図るというよりも、ドル箱となっているコンビニ宅急便の寡占利益を守るためという風に見えなくもないからだ。
 私も経営者の端くれだから、いらだつヤマトの気持ちは分かる。しかし同時に、既存の運輸業者に殴り込みを掛け続けてきたヤマトらしくないとも感じる。
 小倉昌男氏であれば正々堂々と競争を受けて立ち、自らのコスト構造を完全公開して、ゆうパックが不当廉売であることを立証して見せるのではないか。
 実際、日本通運がコンビニでゆうパックと競争している例もある。アナリストたちが「ヤマトの料金は高い」と陰口を叩いているのも知っているはず。
 ヤマト運輸は今後も「改革」の象徴であってほしい。だからあえて言う――民間企業の横綱として郵政公社を迎え撃ち、返り討ちにしては如何でしょうか、と。

(追伸)「週刊!木村剛」は、10月21日創刊の総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月11日に掲載したものです。
 今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。


2004 10 13 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[本のソムリエ] 企業再生ファンドの実務

丸善丸の内本店 壹岐直也副店長がお薦めする本です。

企業再生ファンドの実務」水島正著、社団法人金融財政事情研究会刊
平成16年9月17日発行、A5判・160頁・定価2,100円(税込)

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 企業再生ファンドの実務をとりあげた本邦初の書。企業の再生案件が新聞紙上を飾るたび、その見出しのかたわらには「○○ファンドが支援を検討」と掲載される。
 企業再生ファンドはいまや企業再生の明暗を分ける存在となった。彼らは、何を、どのように判断して投資しているのだろうか。本書はそんな疑問にやさしく答える。
 企業再生ファンドが注目されるに至った背景や市場の動向、ファンドの仕組みや業務の流れに至るまでを解説。とくに、ファンドがどのように資金を集めているか、どこから案件を発掘しているか、そして、どのような基準で投資の可否を判断しているか、さらには、投資資金をいつ、どのように回収しているか、一連の流れをていねいに解説している。これも、ユニゾン・キャピタルのCFOを務める筆者だからこそ書けた内容であろう。
 この間、ファンドは、どのような案件にかかわってきたか、あるいはいくら投資したかといった実績面だけが強調されてきた傾向は否めない。そして、そういった面だけからファンドの賛否が論じられてきた側面が強い。。
 本書は、これまでその内実について多くを語ってこなかったファンド自身が、そのすべてを告白した書である。

(追伸)「週刊!木村剛」は、10月21日創刊の総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月4日に掲載したものです。

2004 10 13 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.12

ダイエーの粘り腰には呆れるばかり

 皆さん、こんにちは。木村剛です。銀行に債権放棄を二度もお願いして再建に失敗しておきながら開き直り、さらに借金棒引きを要求しながら「自力再生」とか「自主再建」などという言葉遊びを弄するダイエー経営陣には呆れ果てる以外ありませんが、もはやコメントする気力すら出てきません。本当に「自力再生」とか「自主再建」という記事を書いている新聞記者の顔が見てみたい。何が「自力」で何が「自主」なのか・・・。

 ありがたいことに「会長のいろんなもの紹介 別館」さんが私の気持ちを代弁していただいているので、ご紹介したいと思います。

ダイエーがものすごい粘り腰をみせています(苦笑)・・・ダイエーは、経済産業省を後ろ盾にして何とか産業再生機構入りを避け、自身の影響力を保ちたいのでしょうが、僕は産業再生機構に入るモデルケースみたいに考えていたのでここまで長引くのは意外でした。・・・多額の有利子負債を抱え、再建をするといっても不採算店舗を閉鎖しリストラを進めるだけ。本業が儲からない以上再建は見えないですもんね。リストラ(店舗閉鎖)→体力消耗→リストラ(店舗閉鎖)のスパイラルをたどるだけだと思うんだけど。

何とか生き延びたいダイエーを産業再生法を適用した経済産業省のメンツが後押し、資産査定もろくにできない中で金融庁・主力3行を押し切るとしたら・・・。どうにも理解しがたいことです(苦笑)というか、こんなバカなことが許されていいのか、経済産業省。中川経産相も機構に説明させる前に自分で国民に納得できる説明をしてくれ。民にできる事は民に、と的外れの訳のわからんことを言うなら。

 全くもっておっしゃるとおり。何が「民にできることは民に」だ! 本日は、産業再生機構が設定した締め切りの日。サッサと当たり前のことを当たり前にやってもらいたいとつくづく思います。とはいえ、ここは不思議の国日本ですから・・・。果てさてどうなることやら。
 ということで、本日は「ざぶとんポイント」を「会長のいろんなもの紹介 別館」さんに差し上げたいと思います。昨日に続いて連発だぁ~。

((追伸)今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

2004 10 12 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!岡本編集長] 信越化学工業の金川千尋社長が語る経営の真髄! 

 こんにちは。一週間ぶりのご無沙汰でした。「フィナンシャル ジャパン」創刊号の編集作業は快調に進んで、ほぼ最終段階です。「やればできる!」を実感しております。雑誌製作のプロセスと、編集子の日常の一コマをつづります。

某月某日
 信越化学工業の金川千尋社長、経済同友会の渡邉正太郎副代表幹事のご対談。名経営者の誉れの高い金川社長と、花王にこの人ありといわれた渡邉さんの豪華顔合わせが実現。創刊号第1特集のトップに持ってくるしかない。お忙しいお二人の日程も押さえられてホッと一息ついていたら、渡邉さんが官邸に呼ばれたので、最初の日程がお流れに。冷や冷やしたものの、なんとか実現にこぎ着けた。雑誌の編集で一番しんどいのは、実はこうしたロジスティクスの部分だ。汗をかいたのは編集担当の広瀬。
 対談の司会は木村剛が行う。まさに「経営」を掌中にした名経営者同士の、見事な経営論議になった。編集者冥利に尽きるなあ〜。


某月某日
 フォーシーズンズホテルで、本田健さんに会う。『スイス人銀行家の教え』などのベストセラーで、お金の哲学についての当代の第一人者とも言える本田さん。実は、知り合いの編集者からいろいろと話は聞いていて、「こんな感じの人かな」とイメージはしていたが……。実際お目にかかってみると、溌剌とした目の輝きがあり、人の心をとらえて離さない魅力にあふれた人でした。あの若さで、あの人間力はスゴイかも。優れたマーケティング・マインドを持った方です。その一面、子煩悩なパパだったりする。

某月某日 ゴゴイチ
 「フィナンシャル ジャパン」編集部は霞が関1丁目にある。じつは以前ダイヤモンド社があった地所だ。ドラッカーの『断絶の時代』で儲けたカネで新館を建てたので、「断絶ビル」と呼ばれていたものだ。私はダイヤモンド社の子会社のプレジデント社に12年半いた。印刷会社がダイヤモンドビルの中にあったので、よく出張校正にきていた。
ダイヤモンド社は原宿に移ったが、なぜかやはりこの場所でビジネス雑誌が作られているということは、よほどビジネス出版に縁のある地所なのだろう。
ところでこのあたりはオフィス街なので、いろいろな店がある。昼飯を食べようと歩いていると、夜は焼酎を飲ませるの だが、昼はカレー屋をやって稼いでいる店を見つけた。ここはおもしろくて、セルフサービスで自分でカレーを掬って、1グラム1円の量り売りである。
 「こりゃあいいや」と思って辛口カレーの入った容器を覗き込むと、昼飯時も終わりとあって具がにんじんばかりだ。「ま、にんじんもよかろう」とにんじんを山ほど盛り付けてみたものの、食べているうちに途中で飽きてきた。
これからはもう少し早く行って、にんじん以外の具も食べてみたいものだ。たとえば肉とか……。大戸屋が新開店したから、そっちに行くか……。

2004 10 12 [21. 週刊!岡本編集長] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.11

三菱自動車の社員と同じ穴のムジナなのです

 皆さん、こんにちは。木村剛です。本日は、「ガ島通信」さんのトラックバックをご紹介し、「ざぶとんポイント」を差し上げたいと思います。前々から「ガ島通信」さんのエッセーは鋭い視点のものが多く注目していたのですが、ダイエー問題にばかりスポットライトが当たりがちのときに、くすぶりつづけている三菱自動車を採り上げ、「三菱不祥事に思うこと」というネタを上梓したセンスが光っています。

地に落ち続けるスリーダイヤモンド。クラッチ事故で起訴された元社長が「無罪を主張」。ニュースによれば『これまでに起訴された計8被告と法人としての三菱自のうち、6被告と三菱自が無罪を主張している』ということです。裁判は審理中で、無罪の可能性はあります。しかし、多くの人が「人が亡くなっているのに反省の色がない」と思うでしょうし、起訴された後の有罪率の高さ・・・や、推定無罪にもかかわらず「無罪」を主張する限り犯罪者VS遺族などの対立軸を作りたがるマスメディア、などさまざまなファクターを分析すれば、有罪を認めて、遺族に謝罪し、事件に幕引きを図ったほうが、会社のためには良い。つまり三菱自動車にとって得なはずです。

しかし、そうならない。そして、三菱内部に「組織を変えよう」という動きや改革、批判があることもほとんど伝わってきません・・・。それどころか、へたくそな広報を行ってさらにユーザーの心象を悪くしています。昨日の各紙に三菱自動車から「リコール無償修理」の広告が入っていたのをご存知でしょうか? 三菱側は、タイミングが「良い」と判断したのかもしれませんが、翌日旧経営陣の「無罪主張」では逆効果。それに、三菱は過去に記者クラブに対して「小さく扱ってほしい」との申し入れをしたこともあります。このようなことが続けば「旧経営陣だけでなく、社員もダメ。組織全体が腐ってるんだな~」と思われても仕方がないでしょう。・・・

 そこで「ガ島通信」さんは、朝日新聞記者が道交法違反で罰金を受けたことで3ヶ月の停職となった事件との相似性を論じます。その朝日新聞の記者は、夜間通行禁止の道路を自動車で走り、警察官の取締りを受けたのですが、その際「記事にするゾ」と言って反則切符への署名を拒んだらしいのです。「ガ島通信」さんはこう説きます。

世間は個人と組織の区別などしないものです。少なくとも私の知り合いに「リコールを隠し」そうな不誠実なメカニックはいませんが、私の三菱自動車へのイメージは非常に悪い。朝日新聞の問題も同じではないでしょうか?「カン違いした記者」に会ったことがなくても、読者や取材相手が記者へのイメージを悪化させればそれで終わりなのです。道交法違反問題で朝日新聞は「反省」を世間にアピールしたでしょうか? 多分していない(少なくとも読者に伝わらなければしていないのと同じ)。とすれば、ことの重大性に気づいていないか、罪の意識があまりないか、なのでしょう。三菱自動車にも、既存マスコミにも頑張っている人、誠実な人はいるでしょう。しかし、「いるように見え」なければダメなのです。個人の努力には限界がありますが、できることはあるはずです。三菱の社員が本当に会社を変えたいのなら、記者やカメラマンが集まる裁判所の前でビラを配ってみてはどうでしょう?

 ただ、「ガ島通信」さんの言論の刃は自らにも向かってきます。プロフィールによれば、「地方紙記者。1996年に入社して、警察・司法担当→支局→地方部遊軍→現在は文化部。31歳」ということのようですから、朝日新聞の記者と同じ立場なのかもしれません。>

このブログは私なりの「行動」ですが、所属する社で良質なジャーナリズムを読者に提供できているかといえば、恥ずかしながらできていませんし、その努力を最大限しているかといえば…それはもう悲しいぐらいしか闘っていません。偉そうなことを言っていますが、私も何もできない三菱自動車の社員と同じ穴のムジナなのです。

 私は「悲しいぐらいしか闘っていません」という下りに、大きな組織の中で「闘っている『ガ島通信』さん」の姿を見るような気がしました。私も日本銀行という官僚だらけの大組織に所属しておりましたから、そこで「闘う」ことの難しさは理解しているつもりです。是非、「ガ島通信」さんには、「悲しくむなしい抗いであっても闘ってほしい」というエールを送りたいと思います。
ということで、「ざぶとんポイント」で5glpゲットです!

2004 10 11 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[フィナンシャルi] 日銀金融政策 出口見えるか

 日本の景気回復の持続力に関して、市場が揺れている。一日に発表された九月の日銀短観(企業短期経済観測調査)では、大企業製造業の業況判断DIがプラス二六と六期連続の改善となった。しかし足元、株価は低迷し、長期金利も低下傾向が続いている。
 この背景には、市場における「景気が変調をきたしている」との思惑がある。このような状況の下で、金融政策における「出口論議」も今年前半と比べて下火となりつつある。

 実際、同じく一日に発表された八月の消費者物価(生鮮食品を除く総合指数)は、前年同月比〇.二%と前年水準を下回り、年初来、前年同月比横ばい、または小幅の下落が続いている。
 原油価格の高騰や原材料価格の上昇などを受けて、「川上」の国内企業物価の上昇率が高まっているが、その影響は今のところ「川下」の消費者物価には波及しておらず、「緩やかなデフレ」状態が持続している。
 金融政策の変更は、中央銀行が景気や物価の動きを総合的に判断した上で行われる。しかし、日銀は二〇〇一年三月に、デフレ経済に対処するため、思い切った金融緩和に踏み切ることが必要と判断。ゼロ金利政策を「消費者物価指数(全国、除く生鮮食品)の前年比上昇率が安定的にゼロ%以上となるまで継続する」という異例な措置を講じている。
 福井俊彦総裁は、「出口政策はそんなに至近距離で考えていない、かなり遠い先の話」と強調する。二〇〇五年三月限月の円金利先物(三ヵ月物)の金利は〇・一%強と、来年三月時点でも短期金利が現行水準程度にとどまる可能性を示している。
 ただし、今年に入ってからの市場における景況感は、過度に楽観に触れた感も否めない。四-六月期の実質GDP(国内総生産)成長率は前期比年率一・三%にとどまったが、これには、中国の需要に伴う鉄鋼業の復権やアテネ五輪を控えた新三種の神器(デジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型テレビ)人気などを背景にした、昨年十~十二月期(同七・六%)および一~三月期(同六・四%)の高すぎた成長の反動という面もある。
 多くのエコノミストは景気がデフレを脱却しうる力を維持できるかという点に確信が持てないでいるが、堅調な個人消費や設備投資の推移をみれば、四~六月期のGDPをもって景気が減速局面に入ったとみるのは早計かもしれない。
 問題は、景気回復が確実となったときに何が起こるかにある。先進各国において最悪の状態にある日本の財政赤字の現状を見れば、景気が回復するなかで長期金利が自然な水準以上に跳ね上がるリスクは常に存在する。
 景気回復自体は望ましいことであるが、原油や原材料価格の上昇が、今後「緩やかなデフレ」に終止符を打つ可能性がある。デフレからの脱却が見え隠れする一方で、長期的な財政赤字削減の処方箋が見えない現状において、日本銀行にとっての新たな試練がこれから始まる。


(追伸)「週刊!木村剛」は、10月21日創刊の総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月4日に掲載したものです。

2004 10 11 [14. フィナンシャルi ] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.10

[TrackBack Ranking] あ~あ、ネットの世界なんて所詮こんなもの 

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週日曜日は、トラックバックランキングにおけるそれぞれのカテゴリーにおいてランクインしている方々の中から、ひとりだけを選んで、その方のトラックバックから、珠玉の言葉を選んで皆様にお届けする「Words of the Blogger」の日です。

 さて、第7回「Words of the Blogger」で紹介させていただくのは、子育て奮闘中の「こにのつぶやき」さんです。日々のブログ生活を楽しみつつ、ブログの中でのトラブルを目撃して一喜一憂する様は、私たち自身の悩みを代弁しているようで、思わず共感してしまったりします。それでは、「こにのつぶやき」さんによる、悩み多きほのぼの系ブログをお楽しみください。

あ~あ、ネットの世界なんて所詮こんなもの。そんなのは、パソ通時代からわかっていたことだけど、人間は自分の都合の悪いことは忘れるのよね。2ちゃんのアラシとおなじ輩は世の中ごまんといる。現実世界もネットの世界も、尊敬すべき人もいれば、唾棄すべき人間もいる。結局はそんなもの。人間なんて変わらないよね。
(2004.9.26「感情でものを言ってみる」)
学校の試験でも数学の問題でもあるまいし、絶対的な正解があることなんて実際の社会ではほとんどないんだよ。数学だって、学校で習ったユークリッド幾何学だけじゃなく、非ユークリッド幾何学が存在するように絶対な正解がない場合もあるんだ。人の複雑な感情や思惑が織りなす現実社会で正解の考えなんてない。盗人にも五分の理だ。泥棒だって、詭弁といえども多少の正当性があるという諺を知らないのか?
(2004.9.23「危惧していたこと」)
自分の意見がいくら正しくたって人間は理性だけではなく感情も持ち合わせた生き物です。感情面でしこりが残ればどうなるか考えるべきでしょう。はっきり言えば、「むかつく相手の話は聞きたくない。」です。感情がフィルターをかけます。しかも、刃物まで振り回せば、「ああ、こいつ正常じゃないな。変なやつだ」と判断されても仕方がありません。正常じゃない人の意見なんて誰もとりあげませんよ。要は、「ものは言いよう」です。同じような批判意見でも、非難中傷なら嫌がられるし、冷静で謙虚な言葉遣いであれば耳を傾けられます。
(2004.9.25「ホームとアウェイ」)
年寄りばかりで頭が固い人がやるよりも若い柔軟な頭脳を持った経営者の方が良い結果が出るかもしれませんよ。 
(2004.9.18「プロ野球のスト」)
  
絶対見たい!と思うテレビ番組がない。現在のテレビ番組でそこまで魅力的な番組がない。絶対に見るのは、ニュースと時間を計るための朝のニュース番組くらいしか思い浮かばない。それほどテレビを見ようという気持ちがないのだ。
(2004.10.4「テレビとネット」)

 第7回の「Words of the Blogger」はいかがだったでしょうか。来週は、週間ランキングでトップを飾った「ネットは新聞を殺すのかblog」さんをご紹介します。ご期待ください。
 ところで、今週の総合ランキングをみますと、「ざぶとんポイント」を活かして「myHurusato.org」さんが一気に第6位に躍進してきました。「あざらしサラダ」さんも総合にランクインしてきましたね。今後は「ブロガー新聞」における小西さんの「今週のお気に入り」も「ざぶとんポイント」の対象といたしますので、投稿のほどよろしくお願いいたします。ちなみに、尾花広報部長も、小松原営業部長も、岡本編集長も、神部プロデューサーも、「ざぶとんポイント」をいきなり皆さんにつけてしまうかもしれませんので、お気をつけください。

(1)週間ランキング(2004年9月30日~10月6日、総合得点による)
第1位 ネットは新聞を殺すのかblog
第2位 my.Hurusato.org
第3位 Mac de DVD
第4位 あざらしサラダ
第5位 Watch IT,ケータイ,ベンチャー
(2) トラックバックベストテン(ブロガー→ゴーログ) [( )内は前回順位 ]
第1位 いのっち日記 77回(第1位)
第2位 McDMaster's Weblog 44回(第2位)
第3位 fareaster 43回(第3位)
第4位 my.Hurusato.org 42回(第4位)
第5位 大西 宏のマーケティング・エッセンス 30回(第5位)
第6位 志鬼朗の日記 28回(第9位)
第7位 カトラー 27回(第5位)
     Tinkle-Tinkle 27回(第7位)
第9位 バイオティックレイヤード 25回(第7位)
     PurpleMoon blog 25回(第10位)
(3)「かめはめ波」ベストテン(ゴーログ→ブロガー)
第1位 McDMaster's Weblog 21回(第1位)
     カトラー 21回(第2位)
第3位 Tinkle-Tinkle 17回(第3位)
第4位 PurpleMoon blog 16回(第7位)
第5位 fareaster 15回(第4位)
第6位 バイオティックレイヤード 14回(第4位)
     Hiroetteのブログ 14回(第4位)
     珠丸の覚書 14回(第7位)
     いのっち日記 14回(第10位)
     志鬼朗の日記 14回(第10位)
  
(4)「かめはめ率」ベストテン(かめはめ波÷トラックバック)
第1位 29man the radical dubber 1.17
第2位 ひとこと 1.13(第1位)
第3位 Ochanoko 1.10(第2位)
第4位 珠丸の覚書 1.07(第3位)
第5位 おたくなばくちうちの日記(仮) 0.91(第4位)
第6位 チップを弾むから 0.90(第4位)
第7位 くりおね あくえりあむ 0.85(第8位) 
第8位 カトラー 0.78(第7位)
第9位 Hiroetteのブログ 0.78(第6位)
第10位 ネットde監視、地方議会 0.73(第9位)
(5)「ざぶとんポイント」ベストテン
第1位 my.Hurusato.org 1回
     善福寺手帳 1回
(6)総合ランキング
第1位 いのっち日記 【105glp】(第1位)
第2位 McDMaster's Weblog 【86glp】(第2位)
第3位 fareaster 【73glp】(第4位)
第4位 カトラー 【72glp】(第3位)
第5位 Tinkle-Tinkle 【70glp】(第5位)
第6位 my.Hurusato.org【62glp】
第7位 PurpleMoon blog 【57glp】(第8位)
第8位 志鬼朗の日記【56glp】(第9位)
第9位 バイオティックレイヤード 【53glp】(第6位)
第10位 Hiroetteのブログ【49glp】(第7位) 第11位 珠丸の覚書 【48glp】(第9位)
      笑わせんなヴォケが!【48glp】(第18位)
第13位 専業主婦の逆襲【47glp】(第11位)
        レビューのとらお【47glp】(第15位)
第15位 ミズタマのチチ【45glp】(第14位)
      無菌室育ち 【45glp】(第11位)
第17位 あざらしサラダ 【42glp】
第18位 大西 宏のマーケティング・エッセンス 【41glp】(第18位) 
第19位 Ochanoko 【40glp】(第13位)
第20位 くりおね あくえりあむ【39glp】(第15位)


(注記:はじめての方のために)
このベストテンは、(2)トラックバックと(3)「かめはめ波」(私からブロガーに対するトラックバック)と(4)「かめはめ率」と(5)「ざぶとんポイント」によって獲得されたglpによって決定されています。ちなみにglpというのは、「ゴーログポイント(go-log point)」の略で、(2)トラックバックの場合は回数そのままがglpになります。(3)「かめはめ波」の場合は「回数×2」がglpとして加算されます。(4)「かめはめ率」の場合はランキング10位以内の方にのみ順位に応じてglpが付与されます。(5)「ざぶとんポイント」の場合は「回数×5」がglpとして加算されます。この合計が多い順番にトラックバックランキングが決定されております。

2004 10 10 | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] ゴー社長はヨン様に似ている?! 

 みなさま、こんにちは。KFiの尾花典子です。小松原営業部長のコマログでご案内していますが、来週の金曜日に「月刊!木村剛」の編集会議を開催いたします。「月刊!木村剛」にはあまり興味がなくても、「週刊!木村剛」には一言いいたい!とか、話のネタに木村代表と一緒に飲んでみたいという方も是非ご参加をお待ちしています。

「公的年金タスクフォース」カンパ資金

 公的年金タスクフォースの活動のためにご寄付いただいていますカンパ資金についての収支を以下のようになっております。

収入(カンパ資金): 225,681円
支出: 150,083円
残金: 75,598円

支出の内訳は9/5掲載分9/12掲載分をご覧ください。

 「McDMaster」さんや「くりおね」さん、「Hiroette」さんのブログにもあるように、公的年金タスクフォースの記事が10月9日土曜日の朝日新聞「be」に掲載されています。

 また、先日から日程調整をお願いしておりました国会議員の方々で組成される「公的年金を考える超党派ネットワーク」のミーティングは11月18日(木)に開催されることとなりました。
 そして、木村代表の10月8日のゴーログ「足長おじさんは現れるか?:「公的年金モデル諮問会議」の立ち上げ」にもあるように、PPBMプロジェクトについて少し動きがでてきています。今後も引き続きこのコーナーでご報告していきたいと思います。


のりぴよ♪の何でもあり日記

 のりぴよは最近何かというとタクシーに乗らないと気がおさまらない体質になってきていて、エンゲル係数ではなくタクシー係数(?)が増加傾向にあります(ノ_・。)
 昨日は台風22号のため、首都圏のあちこちでかなり被害がでたようで、のりぴよの実家がある江東区は地盤が低いために排水整備がされているという話も聞いていたのですが、ニュースになるほど被害がでていたようです。
 昨日はフィナンシャルジャパンONLINEの公開収録が会社であったのですが、日中は雨がかなり降っていたのと、少し遅刻しそうだったこともあり、思わずタクシーにのってしまいました。
 ゲストはUFJ総合研究所の主任研究員の山崎元さんとBNPパリバ証券のチーフストラテジストの島本幸治さんで、迎えうつのは、もちろんゴー社長です。
 UFJ銀行やダイエーの話からはじまって経営者、景気、さらには来年の為替、金利、株の予想などなど盛り沢山でした!
 この公開収録にはKFi Clubの会員の方々も参加していました。その中のお一人の会員の方のお顔をみて、思い出してしまったのですが・・・、

 先日、その会員の方(ゴー社長より年上でおかーさまのような感じで素敵な方です)が懇親会に参加された時に、ゴー社長に

KFi Club会員の方 「ねえ、木村さんって冬のソナタのヨン様に似てるわね~」
ゴー社長 「あのヨン様ですか?!(⌒o⌒) 」
KFi Club会員の方 「ほら、笑った顔が似てるわよ。みんなでそういっていたのよ。」
ゴー社長 「はぁ・・(⌒o⌒) そうですか?」
のりぴよ 「確かに!笑うと似ているかもしれませんね♪♪でも仕事中はそんな笑顔はほとんどありえませんからね(;-o-)」

 と、涼しげな笑顔でなかなかその気になっていた(?)ゴー社長を足蹴にするかのように余計なことを言ってしまって、かなり反省したことを思い出してしまいました(≧≦)

 とはいうものの、「月刊!木村剛」のゴー社長の日銀時代の写真はなかなか好評なようで、現在のゴー社長を知るあちこちからかなりの反響があります。社内で回し読みしているとか・・・!?びっくりした・・・・とか!?

(追伸)「PurpleMoon」さんのトラックバックを拝見したゴー社長の至上命令(笑)で、「週刊!木村剛」にも早速に検索機能ができました!是非お試しくださませ♪

以上 noNn.gif でした♪♪

[追記] 「ヤースのへんしん」さん、ご指摘ありがとうございました(*^-^) 寒かったせいか(?)ちょっとぼけていたようです。早速に修正させていただきました。今後ともよろしくお願いします♪

2004 10 10 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.09

[BLOG of the Week] ブログをはじめた経済産業省を誉めてあげたい! 

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週土曜日は、トラックバックしていただいた方々を中心に、私が独断と偏見でお気に入りのブログを一つ選んでご紹介する「BLOG of the Week」の日です。第23回「BLOG of the Week」において私が選んだのは、「my.Hurusato.org」さんと「ゆびとま」さんからご紹介をいただいた「e-Life Blog」です。このブログの重要性について、「ゆびとま」さんの解説を引用しておきましょう。

ざっと拝読するに、ブログ開設まで紆余曲折があったようですが、とにもかくにも中央官庁が一般国民と直接対話できる窓口を作ったということに、万雷の拍手!です。話題は情報通信分野に限られるとはいえ、ブログという不思議なメディアのこと。何か予想外の、ワクワクするような面白いことが起きそうな気がしてしまいます。
すべての官庁がこういうダイレクトな窓口を作り始めたら、役所にある記者クラブという独占的な情報窓口は崩れて行く訳で・・・情報の「仲介者・媒介者」である「メディア」の質と必要性が、さらに厳しく問われることになります。発表された政策施策に関心と興味と知識がある「一般人」が、前向きな提言を直接届けられるようになれば、日本の国はもっともっと良くなる!
こんな単純に前向きな期待をしてしまうのは、ひょっとしてサラリーマン”ジャーナリスト”マスコミ人失格なのかも(苦笑) いずれにしても、今後要チェックのブログがまた一つ増えてしまいました。

ブログを通じて、直接、政策論を戦わすことができる――これは素晴らしいことです。私も、経済産業省の英断を高く評価したいと思います。それでは、「e-Life Blog」のトップページで紹介されている「『情報家電Blog』開始の経緯」をお読みください。

[『情報家電Blog』開始の経緯] 

このブログのベースになっているのが、「情報家電産業の収益力強化に向けた道筋」という文書なんですが、これは、商務情報政策局内の私的な勉強会として、豊田正和商務情報政策局長のイニシアチブで始まったもので、ここ半年間、業務の傍ら、朝とか深夜に勉強会を重ねて作り上げたものです。執筆者はそれぞれ担当する分野について相当勉強し直していて、中には1人で百社弱をヒアリングして回った人もいます。この文書自体は、組織で出しているものですが、そのような成り立ち上、政策担当者個人の知見も色濃く反映されています。

METIでもこの前「新産業創造戦略」をリリースしましたが、その延長線上にこの文書は位置しています。すなわち、従来の業界が規定する産業構造ではなく、製品ごとに得意とする企業(人材)が集まるという・・・産業構造に日本経済が変化しつつあるのではないかという問題意識をベースにすると、情報家電のようなジャンルは、その是非を先行的に検討するには、絶好の分野であると考えます。新産業創造戦略は「産業群」と呼んでいますが、その産業群における政策戦略について、担当者が私見も交えつつ書いた政策の卵とも言うべきものが、「情報家電産業の収益力強化に向けた道筋」なのです。・・・

―― 今回は、各章毎にウェブログ(Blog、ブログ)を開設するという試みをするわけですが、Blogはネットユーザの間には爆発的な広がりを見せていますが、政策当局が、しかも現役官僚が実名で行う、というのは霞ヶ関のみならず世界的にも稀ではないかと思うのですが、Blog形式を採用した理由は何なのでしょうか?

通常、この手の政策の卵の文書は、まず審議会や研究会にかけて、パブリックコメントを行って、答申とする、という形で民間の方の意見を聞く、というのが一般的です。それに対して、今回Blogを採用した理由は3点ほどあげられます。まず、今回の文書を見て頂ければ分かりますが、個別の市場戦略に近いような話も一部出てきます。そうなると、細かい話になりますから、審議会や研究会で大人数で討議するのは向かない可能性がある。二点目としては、IT業界の場合は、ネットの中にもかなり良識的な人がいるはずで、良いレスポンスを返してくれるだろう、という期待を持っているという点です。これは、省内クリアを取る際にも、他局の補佐からも指摘された部分です。3点目にもつながるんですが、ITはスピードが勝負で、技術や業界の移り変わりも激しい分野です。そうなると、Blogを使ってリアルタイムに意見を集める手法が重要になってきます。一般に意見を聞く場合はパブリック・コメントでも行えますが、Blogのようにトラックバックやコメントを使って簡単に意見を言えたり、新しいつながりを構築できたりするツールを使うことで、それ以上の効果をもたらしてくれるのではないかと期待しています。

―― かなり挑戦的な試みですが、まとめあげるまでにはかなり苦労をされたと思うのですが。

そうですね。先ほども触れましたが、・・・文書の位置づけを理解してもらうのには苦労しました。個人名も出している文書ということで、どうしても「個vs組織」というとらえ方をされてしまいます。経済産業省としてもまだ検討途中段階の見解ですし、その辺の位置づけはわかりにくいかもしりませんが、この文書はあくまで「組織」のレポートなんです。これらの政策アイデアは、内部の議論を経て、本当の政策につながっていくものを書いています。今回個人名を併せて世に問うたのは、それぞれの章の内容が相当詳細に渡っており、かつ書いた人の顔を出して、しっかりと議論の対象を明確化しようという意図がありました。もちろん、顔出しについても異論はありましたが、むしろ若手は、このようなブログが広く普及し始めていることを知っていますし、顔の見える責任のある行政という点からも重要であると認識する声も多かったので、執筆関係者の間にはアレルギーはありませんでした。・・・

―― 最後に、この情報家電Blogという試みに期待すること、今後の方向性などについてお伺いします。

まず、これはお願いに近いかも知れませんが、単なる荒らしや、役所批判にとどまらず、きちんと議論が出来るような、筋の良い意見が出てくるといいなぁと思っています。もちろん批判するなと言うことではなくて、批判にはきちんと答えていきたいと思いますが、少なくとも生産的な議論が出来るような対話が行われれば有益になると思います。聞き手は、役所だけでなく、そのブログを覗きに来る人全員で、そのコミュニケーションのための題材くらいに考えて頂いても良い。以前、オープンソース政策について経済産業研究所で政策対話をオフラインでやって頂いたこともありましたが、あのミーティングも、その後経済産業省のオープンソース政策をパワーアップさせるための新しい民間とのチャネル作りに大きく貢献したんですね。このような形での、従来審議会等には縁がなかった人も含めて、新しいつながりを作り出す効果についても期待しています。そう言う意味では、例えば大手企業の現場におられる方々と、大企業のやりとりに苦労をされているベンチャービジネスの方々の反応を是非伺いたい。彼らがきちんとした議論を投げてくれて、討論する中で作られてくる理解をもって、企業の中堅幹部たちを動かしていくきっかけになってくれれば、すごくいいですね。役所としても、ここ最近は他流試合から逃げるというか、楽をしているというか、耳の痛い話を真剣に聞かなくなってきているのではという危惧もあります。このBlogで得られた意見は、少なくともコンシューマ・リポートや参照モデルの策定にはダイレクトに反映されていくわけですし、その他の部分も、今後のMETIの情報政策の議論をするなかで活用されていくことになります。その意味でも、忌憚のないご意見をいただきたいと考えています。

2004 10 09 [22. BLOG of the Week] | 固定リンク | トラックバック

「週刊!小松原営業部長」[コマログ]-「フィナンシャル ジャパン」まもなく創刊です!

「週刊!木村剛」および「コマログ」にアクセスいただいているブロガーの皆さま

KFi営業部長の小松原です。
今週からリニューアルされた「週刊!木村剛」、いかがでしょうか?「週刊!岡本編集長」「週刊!神部プロデューサー」それに目玉企画「ブロガー新聞」も創刊されました。

「ブロガー新聞」はまだまだ始まったばかりで、編集担当の小西も色々と四苦八苦しています。すでに数多くの建設的なトラックバックをいただいていますが、「ブロガー新聞」はブロガーが作る新聞です。少しでもクォリティを高めていくべく、様々な試行錯誤を行っていきたいと考えていますので、これからも厳しくかつ暖かいトラックバックをいただければ幸いです

「フィナンシャル ジャパン」オフィシャルサイト開設

さて、第1回の「週刊!岡本編集長」でもご紹介しましたが、豊かな本物の人生のあり方を語る新月刊誌「フィナンシャル ジャパン」のオフィシャルサイト「フィナンシャル ジャパン ONLINE」がオープンしました。

まずは、サイトで創刊号の表紙をご覧下さい。創刊号の表紙は、竹中平蔵 内閣府特命担当大臣と福井俊彦日本銀行総裁の2ショットです。巻頭の創刊記念企画は、10余年にわたるバブルの清算を強いられてきた日本経済の再生に向けて、歯を食いしばって改革を進めた竹中大臣と、絶妙の金融政策で経済の舵取りに成功した福井総裁という日本再生の2人の立役者と木村剛の鼎談です。

目次のページもアップしています。第1特集「『変革』とは変わらざることなり」では、信越化学工業の金川社長と経済同友会の渡辺副代表幹事の対談、日本サッカー協会の川渕キャプテンへのインタビューなど、今話題の経営者の方々に豪華ご登場いただきます。

第2特集「平成ニッポン、資産家の条件」では、家族経営企業が抱える問題点を、具体的にホッピービバレッジ 石渡ファミリーのケースを取り上げるほか、ミドルリッチのための資産運用指南、アメリカ富裕層のチャリティー文化など実践的な資産運用をご紹介します。二宮清純氏、財部誠一氏、西川りゅうじん氏のコラム陣も充実、「竹中経済研究所」「経営者の護身術」など読み応えのある連載が目白押しです。

新月刊誌「フィナンシャル ジャパン」は、10月21日(木)創刊です。皆さん、ぜひとも手にとってみてください。オトクな定期購読も、「フィナンシャル ジャパン ONLINE」からお申し込みいただけますので、ご利用下さい。

第2回「月刊!木村剛」編集会議、参加募集中

先週の「コマログ」で、第2回「月刊!木村剛」編集会議の詳細をご連絡しましたが、引き続き参加者募集中です。当日、木村剛と酒を酌み交わしつつ、語ってみようとお考えの方、奮ってご参加ください。ご参加のご連絡は、広報部長の尾花までメールまたはお電話(03-3519-1213)にてお願いします。

日時:10月15日(金)午後7時30分~
場所:「かまくら」新橋店
東京都中央区新橋3-23-1 STEC-2ndビル6F
アクセス:JR線新橋駅 徒歩3分
会費:前回同様6,000円
趣旨:「月刊!木村剛」をよりよいものにしていくための意見交換(飲み会です)

2004 10 09 | 固定リンク | トラックバック

2004.10.08

足長おじさんは現れるか?:「公的年金モデル諮問会議」の立ち上げ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。公的年金タスクフォースにおける議論や厚生労働省年金局とのミーティングも回を重ね、そろそろ目的に向かって力を総結集する段階に入ったように思います。とはいえ、本格的に終盤戦になると、色々とコストや手間隙がかかりますし、お互いに本業を持った上でのボランティアということですので、そんなに無理をお願いするわけにもいきません。

 そこで現在、私は心優しき「足長おじさん」を探しています。PPBMプロジェクト――あるべき公的年金制度を検討するための基本的なモデルを作るプロジェクト――を完成させるコストと手間隙を請け負ってくださる企業もしくは団体を探しているのです。これまでの公的年金タスクフォースにおける議論と作業を活かし、厚生労働省とのミーティング結果をも踏まえた上で、実際のプログラミングやサーバーの負担などを引き受けてくれるスポンサーを探して、うまくコラボレーションすることができれば、また一歩前進することができると思うからです。
 そして、「足長おじさん」を何とか捕まえられそうなムードも出てきました。
 そこで、公的年金タスクフォースの方々にご相談なのですが、「足長おじさん」が出現した場合、高山憲之・一橋大学教授や西沢和彦・日本総研主任研究員、村田純一・企業年金研究所社長やマスコミ関係の方々、そして公的年金を考える超党派ネットワークに賛同していただいた政治家の面々にお声掛けをするとともに、McDMasterさんを中心とするブロガ―のメンバーの参加をお願いして、「公的年金モデル諮問会議」を立ち上げ、そこに「足長おじさん」も入っていただくのはどうかと思っているのです。
 そして、「公的年金モデル諮問会議」における議論をもとにして、足長おじさんを中心に実際のプログラミング作業をしていただきながら、これまでの公的年金タスクフォースで蓄えた蓄積をその作業に反映していくという段取りというのはどうでしょう。当然、その進捗状況については、「公的年金モデル諮問会議」に報告していただき、参加者からの意見も聴取しながら、進めていくのが現実的であるように思います。
 無論、公的年金タスクフォースが、自力でモデルを創り上げることを否定するものではありません。状況によっては、公的年金タスクフォースと足長おじさんがそれぞれよりよいものを求めて並行で作業するというやり方もあるでしょう。
 いずれにしても、私たちが目指すとりあえずのゴールは、あるべき公的年金制度を検討するための基本的なモデルを作るプロジェクトを何とか実現にまで漕ぎ着けることなのですから・・・。
 7月28日のゴーログ「改革を成就するものは何か?:ケーキとネギの関係」で、私は以下のことを公的年金タスクフォースのメンバーにお願いしています。

1)このプロジェクトは主従関係のあるビジネスではないのだから、如何なるかたちであれ、仲間に対して自分の考えを押し付けないこと。どう転んでも、無駄な作業はたくさん発生するのだから、「それは無駄だ」などと指摘して、仲間の善意を挫くようなことをしないこと。
2)善意でサポートしたいと考える人々からの提案や助力については、それが如何に自分たちの進む方向と異なっていようとも、リスペクトして感謝の気持ちを忘れないこと。まかり間違っても「それは違う」などと言って拒絶しないこと。
3)結果的に目標の1kmに達しなくとも、1cm動かして僅かでも目標に近づいたならば、それは立派な前進なのだから、「1kmに達しない」ことを以って失敗とみなさないこと。周りでみている人たちは、「1kmと言いながら、1cmしか進まなかったじゃないか」と批判し、ときには誹謗中傷するだろうが、それは避けられないこととして甘受すること。

 私は、この考え方を全く変えていません。それで、「足長おじさん」が登場した場合にも、この考え方を等しく適用したいと思っています。公的年金をよりよく改革するという大義の前には、「後から入ってきて大きな顔しやがって」とか「これは俺たちのプロジェクトだから邪魔するな」という個人的な感情は禁物です。もしも、「足長おじさん」が助力してくれるのであれば、仲間の一人として、同じ目的に向かって進んでいく、というコラボ関係を構築できれば、と願っています。
 私は、いま、PPBMプロジェクトを実現できるのではないか、という幽かな感触を感じつつあります。公的年金タスクフォースの皆さんの助力を得ながら、もうひとふんばりがんばってみようと思います。McDMasterさんをはじめとするブロガーの皆さんもご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

(追伸)今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。


2004 10 08 [05. 年金問題を斬る] | 固定リンク | トラックバック

[ブロガー新聞] ブロガー新聞、誕生!!

 はじめまして。「フィナンシャル ジャパン」編集部の小西恵理子です。
 「こにしさんーん、お仕事増えるの知ってますかぁ?」と、不敵な笑みを浮かべる尾花広報部長から「ブロガー新聞編集」任命レターを受け取ったのが2週間前。以来、皆さまからの反響の大きさに、責任の重大さを実感しております。「編集担当」には任命されましたが、皆さまからのご意見やご要望をできるだけ反映させ、皆さまとご一緒に紙面をつくっていけたら、そんな風に考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 ブロガー新聞では、数あるトラックバックのなかから、きらりと光るものを、テーマごとに掲載してまいります。そして最後は、「今週のお気に入り」です。記事とは直接関係なく、切り口は目線の面白かったものをご紹介したいと思います。


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ネットと「新聞」の微妙な関係

最近、キャス・サンスティーンというアメリカの憲法学者の『インターネットは民主主義の敵か』という本を読み始めて、驚いた。彼女に拠れば、こういう「自分で選択できるから」という志向性は、民主主義を弱めてしまうらしい。サンスティーンの主張は、『人々が、自分の好みに合う意見・ニュースばかりを聞いて、自分とは違う立場の人と対話する場が利用されなくなると、違う意見の人間同士が集まって合意形成する民主主義がうまく機能しなくなる』ということらしい。

 【評】my.Hurusato.orgさんの記事。「表現の自由」ということばがあります。表現の自由は、民主主義あってこそだと思っていました。インターネットで自由に情報が選べる現在だからこそ、さまざまな意見に接することができるのだと思っていましたが、その環境に警鐘を鳴らす考え方があるそうです。


ネットとマスコミは共存できるか?

「サンデープロジェクト」などのニュース解説番組に人気のあるのも、奥様方のものであった「芸能ニュース番組」が政治を取り上げ始めたのも、タテマエだけ公正公平なことになっているマスコミ情報に対する疑問と、より深い情報に対する要求から支持されているのだと思います。その延長線上で、良質なブロガーによる独自の視点が、ニュース理解の助けになってきています。

 【評】 ネットと既存マスコミの共存について述べていらっしゃるのがChala-Flalaさんです。10月4日のテーマは、「ネット有名人vsリアル有名人」でした。ネットとテレビとの関係については、とくにたくさんのトラックバックが寄せられます。さすがはブロガーの皆さま、情報収集はネットが中心で、テレビはあまり見ない、という方が多いようです。 

テレビとネットはどう使う?

とこが?と考えてみると、「テレビを見る」「ネットを使う」を同次元に並べていることだと気づきました。テレビもネットもさらにはラジオも新聞も、それぞれの使い方に程度があるでしょう。例えば「新聞を読む」と言いますが、記事を切り抜いて整理する人と、番組欄を眺めるだけの人が同じ「新聞を読んだ」と言ってもだいぶ取り組みが違うのが明らかです。

 【評】 「ネット有名人vsリアル有名人」へのトラックバックで、そもそもネットとテレビというふたつの媒体を別物として扱っているのが、酔うぞの遠めがねさんです。

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国道や空港に減損会計は適用されるのか?

財務諸表の性格としては、財務省という仮想の企業が、各省という事業部ごとの財務諸表を作成して、それを連結させたスタイルだと思う。「省庁別財務諸表」という言葉から連想しがちな、各省庁という独立企業体ごとの財務諸表が作成されている訳ではない。

民間企業のイメージでいえば、事業部制は導入しているけれど、資本や資金は本社財務部から一括配賦していて、独立採算までは導入していない企業体をイメージすればいいのかもしれない。

この場合、各事業のリスク見合いの収益率を、本社がどれだけ的確に把握して、次期の資本・資金配賦に反映させているかが、リスク管理・収益管理のキモになるのではないかと思う。今回の財務諸表作成も、そういう方向性なのかもしれない。

 【評】 「日本の借金時計」によると、1家庭あたりの負担額は約1,500万円だそうです。この内容について、my.Hurusato.orgさんが興味深い分析をしています

官僚と政治家の実態はこうだ!

僕は1年半ほど前まで、経済産業省の本省で課長補佐をやっていた。現在も省内には知り合いがいるし、辞めてしまって政治家になった人、政治家を目指している人、退職して民間に出た人などもいる。そのように現場を見てきたものからすると、法律を作ることに限らず、両者は決して対立していないと思う。役人は自分の主張を通すために政治家を利用しようとすることがあるし、逆に政治家は自分の道具として役人を利用しようとする。

 【評】 一方、今週からスタートした「週刊!神部プロデューサー」で、議員と官僚について触れていますが、これについてはReturn of the まにあな日記さんがこのように述べています。

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プロ野球ビジネス参入企業の胸算用

プロ野球という高収益ビジネスを既得企業で独占しようとしているのではなく、1リーグ制という自分達の企図する縮小均衡案の実現にとって、新規参入が邪魔になると考えているのではないか。現に、「2006年には1リーグ化」がオーナー会議で話し合われたという報道もある。
そうだとすると、プロ野球改革の方向性としては、プロ野球ビジネスに失敗している既存リーグに新規参入するよりも、最近、あちこちで始まっている「独立リーグ設立」の方が効果的とも考えられる。
ただ、新リーグ設立には多大なコストがかかり、リスクも大きいから、既存リーグへの参入という選択にも意味はあるはず。ライブドアや楽天は、少なくとも中期的には、現在のリーグにも可能性があると見ているのだろう。

 【評】 近鉄に対する糾弾がないまま、新規参入企業に厳しい要求をつきつけてきたる日本のプロ野球界については、ゴーログでもしばしば取り上げられていますが、違う側面から切っているのがmy.Hurusato.orgさんです。

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木村剛さんは、ネットとリアルどっちで有名か?

グーグルで木村剛さんのネット上での知名度を調べてみました。単純にお名前でグーグル検索した結果のヒット数をもって有名度とします。当ブログでは9月24日にも同様の調査をしています。

木村さんのお名前だけでは、有名であるかどうか判別できませんので、僕が注目している方の14名のお名前でgoogleしました。結果はこの記事の末尾に添付します。----

木村剛さんは、14名中5位です。ブログを持っていてかつテレビに良く出ている井上和香さんが7位です。木村剛さんは、リアルとネットを比較した場合、ネットでの知名度の方が高いと言ってよいと思います。

これは現時点での話で、過去どうだったかはわかりません。あしからず。

 【評】 Digitalひょうたんさんのトラックバックには笑ってしまいました。ネットをこういう切り口で見ることもできるんですね。それにしても、こんなどうでもいいこと(失礼!)を思いついて真剣に調べてしまう、そんな感覚って個人的にとても好きです。「ブロガー新聞の第一号お気に入り」とさせていただきます。

<編集後記>
ネットを駆使するブロガーの皆さまだからこそ、既存のメディアには飽き足らない部分をよくご存知なのだと思います。「ブロガー新聞」が、ゴー社長の言う「批判から入らない、仮説から入らない」意見をご紹介する媒体になるべく、日々、精進して参ります。冒頭でも申し上げましたが、皆さまと一緒に作っていく新聞です。試行錯誤の段階がしばらく続くと思いますが、みなさまのご意見、お待ちしています!(小西恵理子)


2004 10 08 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.07

日本もやばいんです!――あなたも1500万円の借金漬け?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Ideatree.biz」さんから「僕には難しいことは良く分かりませんが、なんとなく怖いなぁ・・・」という感想が寄せられました。日本経済が抱える巨大な時限爆弾である財政赤字の話です。

 先日新聞などで報道されましたが、日本の借金は500兆円~700兆円(地方自治体の債権などを含むとこれくらいに膨れるらしい)ということで、『日本の借金』時計によると、1家庭あたりの負担額は1,488万円となっていて、刻一刻と増加中。どこぞの国際機関の提言にもあったけど、やはり稼ぎ手となる若い人を外から呼び込む(移民を含め)ことが大切なのではなかろうかと思うのです。お国の政治や会社からのお給金に、べったり頼った生活を脱しうるくらいの経済力を、一刻も早く身につけなくてはー!

 で、そこで「日本の借金時計」というのが紹介されておりまして、クリックすると、「経済シンクタンクHARVEYROAD JAPANの日本の借金時計」というページに飛びます。そこでは、日本の借金が毎分毎秒着実に増えていく様をリアルタイムで実感することができます。一家庭あたりの負担額も掲示されていますので、是非ご一覧を。
 じつは、何を隠そう、この「経済シンクタンクHARVEYROAD JAPAN」は経済ジャーナリストの財部誠一氏が主宰しているのですが、この「日本の借金時計」というアイデアを財部氏に持ち込んだのは、今月21日に創刊する「フィナンシャルジャパン」の編集長を務める岡本呻也氏でありまして、ニューヨークに現存する「借金時計」を写真に撮ってきて「これを日本でも作るべきだ」と騒いだのが発端。
 「それであればネットで作ろう」と財部氏が応じ、旧知の間柄である私が借金計算のロジックを作ることになって、確か10年くらい前に立ち上がったものです(現在のバージョンはリニューアルされています)。
 じつは、この「日本の借金時計」、国会内で画面を映し出したという実績があります。
 これが大変でした。
 というのは、国会にパソコンを持ち込んだのは、それが初めてだったんです! 国会における近代化の遅れに呆れ返るとともに、あまりの時代錯誤振りに背筋が寒くなったことを今さらながらに思い出します。その頃から、財政赤字の問題は認識されていたにもかかわらず、まったくの手付かずに近い状態ですね。
 地方も同様です。「Blogはじめました」さんは、愛知県について「財政も赤字だし、知名度も低い、リニアだってやるかどうか分からないし、環境門だだっていろいろいわれているし、中部国際空港の問題だってあります」と言っていますし、「fareaster」さんは「千葉もやばいんです」と告白しています。一体全体どうなることやら・・・。

2004 10 07 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!神部プロデューサー] あなたは霞ヶ関の官僚100人を相手に1人で戦えるか? 

 みなさん、こんにちは。フィナンシャル・ジャパンONLINEのプロデューサーをしています神部(かんべ)です。どうぞよろしくお願いいたします。

 フィナンシャル・ジャパンONLINEでは、7月に行われた年金討論会をきっかけに自民党の河野太郎議員と民主党の古川元久議員の二人に「国会動静」というビデオコラムを持っていただいきました。「週刊!木村 剛」でも木村さんが何度も紹介してくれているので、ご存知の方も多いかと思います。

 先日、古川議員に民主党の政策調査会を案内してもらいました。議員会館内にある政策調査会室では26名のスタッフが忙しそうに仕事をしていました。彼らの仕事は民主党の政策をつくったり、議員が国会に提出する法案を作ったりすることです。民主党は結党以来、これまでに200本近い法案を提出し、継続審議されるものも含めると毎年50本程度、通常国会に法案を提出しているそうです。
 よく言われる事ですが、政府・与党では霞ヶ関が政策や法案を準備します。すこし乱暴な計算ですが、例えばひとつの法案で比較すると、「民主党政策調査会のスタッフ」VS「霞ヶ関の官僚」は1人VS100人になるんだそうです。
 日本国憲法第41条にはこう書かれています。「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」。私が言うまでもありませんが、つまり、法律を作ることは、国会議員に課せられた重要な仕事です。米国では議会で審議されている法案に議員の名前がついています。しかしながら、日本では「〇〇議員と△△議員が共同で提出した法案が今夜成立しました」というようなニュースを聞いたことがありません。
 「そんな暇ないよ」といわれてしまうかも知れませんが、私達が選んだ代表が、霞ヶ関に「してやられる」事がないように、そして、ちゃんと仕事をしてもらうためにも、「投票に行ったんだから、後は議員任せ」というのではなく、政策や法案をつくる過程で、もっと積極的に僕らも関わってもよいのではないかと思いますが、皆さんはどう思いますか?
 古川議員はビデオのなかで「意見やアイディアをどんどん寄せてほしい」と呼びかけています。
ところで議員立法といえば、河野議員は昨年秋に臓器移植改正法の私案を発表しています。河野議員は2年前、父親である河野洋平議員のために生体肝移植の手術を経験していますから、その発言にはかなりの説得力を感じます。
 水曜日に更新した河野議員のビデオは「臓器移植」がテーマです。河野議員の私案に対しては、人の生死に関わる問題なので、賛否が大きく分かれています。関心のある方はぜひ一度、河野議員のコラムを視聴してみてください。もしかすると河野議員の臓器移植改正法案が秋の通常国会に提出されるかもしれませんので・・・参考になるかも。
 さて今回は、河野議員、古川議員のビデオコラム「国会動静」の話題からすこし書いてみました。私への意見、両議員への意見、何でも結構です。コメントがございましたら、ぜひお寄せください。よろしくお願いします。

2004 10 07 [17. 週刊!神部プロデューサー] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.06

[コラム] まずは既存企業にモラルを!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。今週から水曜日がコラムの日になります。今回はプロ野球問題と日本企業の類似点について論じてみたいと思います。

 プロ野球問題に関しては、新規参入を認め十二球団にする方向でまとまったかにみえる。すでにライブドアと楽天が加盟申請しており、話題の焦点はどちらが選ばれるかに移った。
 報道によれば、審査基準として、球団並びに親会社の経営状況や地元観客に加え、公共財としてふさわしいか、などが挙げられているというが、これはなかなかに味わい深い。 
 というのは、この審査に関して、高橋ユニオンズを拙速で参入させたが三年後に大映に吸収合併されてしまった例や、一年で経営を放り出した日拓ホーム、そして頻繁にオーナーが代わったライオンズのケースなどを挙げて、「プロ野球界の一翼を担う責任感と自覚が経営者にあるのか、そのための経営基盤は盤石か、これらの点に、慎重な見極めが必要だ」(9月19日付読売新聞社説)と説く向きがいるからだ。
 要するに、新規参入企業に対して責任感と自覚と経営基盤を求めているわけだが、ここで気になるのは、今回の騒動の引き鉄を引いた近鉄にそれらがあったのかという点である。
 この一連の動きの中で、オーナーたちが、近鉄の経営者を厳しく断罪したという事実は報道されていない。責任感なくプロ野球経営を放棄し、野球文化の担い手たる自覚もなく、赤字に耐え続けるだけの経営基盤がなかった近鉄に対する厳しい糾弾なくして、新規参入企業に対する厳しい要求は正当化され得ない。
 新規参入企業に対して、責任感と自覚と経営基盤を要求すればするほど、そこまで言うのなら、なぜ「合併するなどという情けないことを言うな」と近鉄を一喝しなかったのか、という疑問が湧き出てくる。近鉄に厳しく対峙せずして、新規参入企業に対してのみ過度な負担を強いるのは本末転倒であろう。
 まずは「球団並びに親会社の経営状況」ということだが、球団経営を放り投げる近鉄にこそ、その批判の矛先を向けるべきだ。「地元観客」という点に関しても、顧客ニーズに応えられなかった近鉄は失格点だろう。
 「公共財としてふさわしいか」という視点も面白い。既存球団オーナーの中には子会社が牛肉偽装事件を引き起こした先や、つい最近総会屋に利益供与した罪で逮捕者を出した企業がいる。デリバティブ(金融派生商品)による巨額損失事件もあった。
 そしてそのときに、「プロ野球との関わりを辞し、もっとふさわしい企業に譲渡すべきだ」という議論は湧き起こらなかった。新規参入企業に「公共財としてのふさわしさ」を求めるのならば、それはまず今のオーナーたちに求めるべきだ。
 わが国では、既存企業に優しく、新規参入企業に厳しいという不文律がある。今年三月に東証が公表した「上場会社コーポレート・ガバナンス原則」はその好例。内容は、株主権利の保護や適時適切な情報開示など当たり前のことばかり。
 ところが、名立たる上場企業が猛烈に抵抗したのでとりまとめが大遅延したというのだから呆れ返る。そのくせ、新規上場企業にはガバナンスを厳しくせよと迫るのだから、二重規範もいいところだ。
 じつは、日本の病は、何もプロ野球だけに限らないのである。

 
(追伸)「週刊!木村剛」は、10月21日創刊の総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に10月4日に掲載したものです。

2004 10 06 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.05

[週刊!岡本編集長] 竹中大臣、福井総裁とのビッグ座談 

 みなさんこんにちは。
 木村さんと一緒に、10月21日に創刊される月刊誌「フィナンシャル ジャパン」(愛称「FJ」)をつくっている岡本呻也です。えっ、読み方がわからないって? おかもと・しんやと読んでください。尾花広報部長には「直径」で計らないと計れないといわれています。だいたい直径173センチくらいです。なお、体重は「宗教上の理由」で秘密です。
 雑誌をつくって13年、飽きたのでしばらく本を書いて遊んでいたら、旧知の木村さんに誘われて、木村雑誌を世の中に送り出すことになりました。このFJが、どのようにして編集されているのか、私のマル秘編集長日記を、ココログをご覧の皆さんにこっそりお見せしましょう。

某月某日
 日本サッカー協会に川淵三郎キャプテンを訪ねる。ピカピカのすごいビルだ。このビルの上層に、日本サッカー協会が入っている。最上階にキャプテンを訪ねると、応接スペースでイチローの試合をご覧になっていた。「もう少しで大リーグ記録だからね」と言いながらも、観客の入りが気になっているご様子。さすが今期予算131億円の大組織の経営者だ。サッカー音痴の当方の質問に対しても、何発も的確なシュートを放っていただいて、実りの多いインタビューになった。
 てゆうか、盛りだくさん過ぎて全部載せきれないんですけど。川淵さんのかっこいい写真だけでも見る値打ちあります。

某月某日
 巻頭の創刊記念鼎談。恐れ多くも、竹中平蔵内閣府特命担当大臣と福井俊彦日本銀行総裁に、霞が関のオフィスにお越しいただく。定刻より10分早く福井総裁登場。木村剛が「どうもお忙しいところを」とお出迎え。つづいて時間ぎりぎりに竹中大臣登場。さっそく阪神話で盛り上がる大臣と総裁。竹中大臣が西宮球場に通われていたとは知らなかった。話は野球から、新規参入を認めない野球界の話、そして金融界の競争政策の話へと自然に進んでいつしか白熱。こうして巻頭記事ができあがったのだった。
 時計を見るといつのまにか1時間半経過。そこから場所を変えて写真撮影。この様子はFJオンライン担当の神部が撮影させていただいた。FJのプロモーションビデオとして、全国の書店店頭でご覧になる方も少なくないだろう。お話の最中にフラッシュをバシバシ焚いてスチールカメラとビデオでうるさく撮影して、申し訳ありませんでした。でもお二方とも撮影には馴れられていて、まったく動じられなかったのはさすが!

2004 10 05 [21. 週刊!岡本編集長] | 固定リンク | トラックバック

「週刊!木村剛」はフジサンケイ ビジネスアイとコラボします!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ブロガー新聞」への熱い期待が高まっていることに、感謝感激しながらも、期待が高まっているだけにスベッタらボコボコにされるんだろうなぁ、と危惧している今日この頃です。「これからのメディアを考えていく上での先端事例となっていく」(by「FPN」さん)かどうかは自信がありませんが、今月21日に創刊する総合ビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」担当の小西さんとともにまったりと気長に、良い「ブログジャーナル」(by「たしかに何かが起ころうとしている」さん)にしたいと思っていますので、厳しくも暖かくご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 ブログをやってみて実感させられましたが、「民意と報道の乖離」(by「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さん)という既存メディアに対する不信感というモノはかなりのレベルに達しているようです。また、「だれにでもできることを報道の名の下に権威づけて行っているだけではないか?」(by「あ~精進、精進」さん)とか、「どっかから借りてきたような情報、感情で事をすすめるとまったくもってつまらなく、展開も期待できない・・・斜読みですよ」(by「grounder」さん)など、内容に対する厳しいコメントも目立ちます。
 このため、メディア報道に対するブログ記事は、どうしても「ブログvsメディア」という図式で描かれてしまいがちなのですが、私自身は、はじめから対立構造で捉える必要はないのではないか、と思っています(甘いでしょうか?)。
 というのは、メディアは、ある意味「情報を伝えるツール」に過ぎないわけで、結局のところは、その内容が本当の勝負。中身の議論をなおざりにして、「ブログがいい」とか「メディアはこうだ」などという論争をしても、建設的で実のある議論があまりできないように思うからです。敵対することもあれば、協力し合うこともあるという感じで、とりあえずはよろしいんじゃないかな、と。互いに切磋琢磨する中で、既存メディアも、ブログも、お互いに良くなっていけばいいと思うんです。

 そこで私は、今週金曜日から、「参加型ジャーナリズム」(by「ネットは新聞を殺すのかblog」さん)の「情報ポータル」(by「BLOGでお仕事」さん)である「ブロガー新聞」をスタートさせることを機に、ブログと既存メディアを融合するコラボレーションにトライアルしてみたいと思っています。具体的には、「週刊!木村剛」に新聞記事を掲載するところから、はじめてみたいと思っているのです。うまくいくかどうか分かりませんが、とりあえずはできるところから・・・。「まずは実践」というのが、私のモットーです。
 そして、もしも「ブロガー新聞」の記事が既存メディアと比較しても遜色がなく、かえってバリューがあるということになれば、「ブロガー新聞」の記者が既存メディアに記事を書くこともあるでしょうし、ひょっとすると、「文責:ブロガー新聞」という記事だって、新聞紙上にお目見えするかもしれません。

 ということで、「週刊!木村剛」は、とりあえず、フジサンケイ ビジネスアイとコラボしてみようと思います。具体的には、10月11日の週からフジサンケイ ビジネスアイの協力を得て、金融関連記事「フィナンシャルi」を毎週月曜日に掲載することにしてみたいと思うのです。その記事に対する皆さんのご意見やご批判もいただきたいですし、「ブログと既存メディアが直接交わるひとつの実験場」になったら面白いのではないか、と画策しています。
 なお、それに加えて、丸善の協力を得て、良書を推薦する「本のソムリエ」を毎週水曜日に掲載いたします。結果的に「週刊!木村剛」は、10月11日の週から、下記のとおり毎日2記事の構成になりますので、よろしくご愛顧のほどをお願い申し上げます。

月曜日 ゴーログ +「フィナンシャル i 」
火曜日 ゴーログ +「週刊!岡本編集長」
水曜日 コ ラ ム +「本のソムリエ」
木曜日 ゴーログ +「週刊!神部プロデューサー」
金曜日 ゴーログ +「ブロガー新聞」
土曜日 BLOG of the Week +「週刊!小松原営業部長」
日曜日 Words of the Blogger/Trackback Ranking +「週刊!尾花広報部長」

2004 10 05 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.04

ネット有名人vsリアル有名人:テレビは見ないがネットは使う

 皆さん、こんにちは。木村剛です。今週から「週刊!木村剛」はパワーアップするために拡充いたします。それにしても、今年2月にブログを始めてから、色んなことがありました。読者とのダイレクトなやり取りの中で、いつの間にかイベントが発生してしまうという同時進行的な面白さを日々楽しんでいます。

それにしても考えさせられたのは、以下に示す「ネットは新聞を殺すのかblog」さんのトラックバックでした。

先日ある若者と話していたら、かれは木村剛さんがネット上で有名になった人物だと思っていることが分かった。「違うよ。彼はリアルの社会で有名だったからココログの有名人ブログを開設したんだよ」とわたしが反論すると「そんなことありません。彼はネット上の有名人です」と頑なに主張し続ける。そうかテレビを見ない若者にとって木村剛さんはネット有名人とみられているのか、と変に納得した。

 私が「ネット上で有名になった人物」なのか「リアルの社会で有名」なのかはともかくとして、「テレビを見ない若者」という層はどれくらいの比率でいるのだろうか、という点が気になったのです。私はかなり番組を選んでテレビに出ているので、決して露出が多いほうではないと思いますが、出ていないわけでもありません。少なからぬ人びとは、半年以上前の出演でも「この間出てましたね」と指摘してくれる。テレビというものはそれくらいインパクトの強いメディアですから。
 40代以上の私の世代では、おそらく「テレビは見ないが、ネットは使う」という人はほとんどいないように思います。 「テレビも見るし、ネットも使う」という人か、「テレビは見るが、ネットは使わない」という人に分かれるんじゃないでしょうか。もちろん、「テレビは見ないし、ネットも使わない」という人も稀にいますが、圧倒的に少数派です。
 しかし、「テレビはみないが、ネットは使う」という勢力が多くなっているとすれば、現在のCM戦略やマスリテールの手法は大幅に変わらざるを得ないでしょう。本当のパラダイムシフトが生じるような予感がします。
 確かに、テレビの視聴率は全体として落ちてきており、「テレビを見ない若者」という存在が無視できない規模に広がっているようです。だからこそ、テレビを通じた世論形成は弱くなっているのでしょう。「テレビは見ないが、ネットは使う」という人びとの動向を、メディア論としても、マーケティング論としても、注視してみていきたいと思います。

(追伸)今週金曜日からスタートする「ブロガー新聞」の担当は、「フィナンシャル ジャパン」編集部のホープ小西女史です。皆さまからのご意見やお知恵を拝借しながら、少しずつ良いものにしていきたいと考えていますが、当初はかなり試行錯誤するものと思います。厳しくも暖かく応援していただけると幸いです。記事とアドバイスをドシドシお寄せください。

2004 10 04 [08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.03

[TrackBack Ranking] 新聞をどう判断するかは自分の目で決める 

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週日曜日は、トラックバックランキングにおけるそれぞれのカテゴリーにおいてランクインしている方々の中から、ひとりだけを選んで、その方のトラックバックから、珠玉の言葉を選んで皆様にお届けする「Words of the Blogger」の日です。

 さて、第6回「Words of the Blogger」で紹介させていただくのは、最近、ランキング急上昇の「my.Hurusato.org」さんです。今週の総合ランキングでは、圏外からいきなり第12位をゲットしました。来週にはベストテン入りを狙える位置につけています。
それでは、プロ野球問題を契機に一気にブレイクした感のある「my.Hurusato.org」さんの諸種の言葉をお楽しみください。

ネットは諸刃の剣かもしれないが、それは片刃の剣にするのではなく、諸刃の剣のまま扱うことに慣れるべきなのではないか。諸刃の剣であることが、ネットの強みでもあるのだから。 
(2004.9.11「来週末が楽しみだ」より)
マスコミはブロガーから、ブロガーはマスコミから、互いに検証されるようになっていくということなのではないか。
(2004.9.27「CBS対ブログは、果たして対立なのか?」より)
新聞も、社会の公器であってほしいけれど、そうでなければいけない訳ではない。いずれ私企業が発行している私的な著作物で、自分の著作物をどう書こうが、それは結局は当人の自由だ。ただ、プロ野球や新聞をどう判断するかは、最後は私たちそれぞれが、自分の眼と手で決めることだ。
(2004.9.21「プロ野球はオーナーの遊びで、新聞は社主の娯楽だとしても」より)
正々堂々闘っただけで、「よくやった」なんて拍手する積もりはない。国会議員は立法が仕事なのだから、立法の結果を示してほしい。その結果から確実に影響を受けるのは、私達国民全員なのだから。
(2004.8.26「正々堂々もいいけど確実な一歩前進を望みたい」より)
日本の行政機関にコスト意識がないのは、利潤をあげなくても経営を続けていける仕組みになっているためだろう。例えば、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは、行政機関に利潤の概念が導入され、利潤をあげることが要請されている。
(2004.9.26「こんな経営を許す『株主』ではありたくないけれど」より)

 第6回の「Words of the Blogger」はいかがだったでしょうか。次週は、このところ露出度が高く、週刊ランキングで第3位を獲得した「こにのつぶやき」さんをご紹介したいと思います。なお来週からは、ざぶとん1枚につき5glpを差し上げる「ざぶとんランキング」を掲載いたしますが、本日の「my.Hurusato.org」さんと昨日「BLOG of the Week」に選出された「善光寺手帳」さんは、各々ざぶとん1枚を獲得されたことになります。
トラックバックランキングにつきましては、とりあえず年末で締め切り、「第2回ゴーログトラックバック大賞」を決定する予定です。来週もお楽しみに。

(1)週間ランキング(2004年9月23日~9月29日、総合得点による)
第1位 my.Hurusato.org
第2位 いのっち日記
第3位 こにのつぶやき
     ヤースのへんしん
     辺境からの遠吠え
第6位 fareaster
     あざらしサラダ
     プログレッシブな日々
     志鬼朗の日記
     彰の介の証言
(2) トラックバックベストテン(ブロガー→ゴーログ) [( )内は前回順位 ]
第1位 いのっち日記 71回(第1位)
第2位 McDMaster's Weblog 41回(第2位)
第3位 fareaster 40回(第3位)
第4位 my.Hurusato.org 35回(第4位)
第5位 大西 宏のマーケティング・エッセンス 26回(第5位)
     カトラー 26回(第6位)
第7位 Tinkle-Tinkle 24回(第7位)
     バイオティックレイヤード 24回(第7位)
第9位 志鬼朗の日記 23回(第7位)
第10位 PurpleMoon blog 22回(第10位)
(3)「かめはめ波」ベストテン(ゴーログ→ブロガー)
第1位 McDMaster's Weblog 21回(第1位)
第2位 カトラー 20回(第2位)
第3位 Tinkle-Tinkle 17回(第3位)
第4位 fareaster 15回(第4位)
     バイオティックレイヤード 14回(第4位)
     Hiroetteのブログ 14回(第4位)
     珠丸の覚書 14回(第7位)
     いのっち日記 14回(第10位)
第9位 PurpleMoon blog 13回(第7位)
     専業主婦の逆襲 13回(第7位)
     志鬼朗の日記 13回(第10位)
    
(4)「かめはめ率」ベストテン(かめはめ波÷トラックバック)
第1位 Ochanoko 1.10(第2位)
第2位 珠丸の覚書 1.07(第3位)
第3位 ひとこと 1.00(第1位)
第4位 おたくなばくちうちの日記(仮) 0.91(第4位)
第5位 チップを弾むから 0.90(第4位)
第6位 Hiroetteのブログ 0.88(第6位)
第7位 くりおね あくえりあむ 0.85(第8位) 
第8位 カトラー 0.77(第7位)
第9位 ネットde監視、地方議会 0.73(第9位)
第10位 Tinkle-Tinkle 0.71
    
(5)総合ランキング
第1位 いのっち日記 【99glp】(第1位)
第2位 McDMaster's Weblog 【83glp】(第2位)
第3位 fareaster 【70glp】(第4位)
第4位 カトラー 【69glp】(第3位)
第5位 Tinkle-Tinkle 【59glp】(第5位)
第6位 バイオティックレイヤード 【52glp】(第6位)
第7位 珠丸の覚書 【50glp】(第9位)
第8位 Hiroetteのブログ 【49glp】(第7位)
     志鬼朗の日記 【49glp】(第9位)
第10位 PurpleMoon blog 【48glp】(第8位)
第11位 専業主婦の逆襲 【46glp】(第11位) 
第12位 my.Hurusato.org 【45glp】
第13位 無菌室育ち 【44glp】(第11位)
第14位 Ochanoko 【42glp】(第13位)
第15位 くりおね あくえりあむ 【39glp】(第15位)
      ミズタマのチチ 【39glp】(第14位) 
      レビューのとらお 【39glp】(第15位)
第18位 おたくなばくちうちの日記(仮) 【38glp】(第18位)
第19位 笑わせんなヴォケが! 【37glp】(第18位)
第20位 大西 宏のマーケティング・エッセンス 【36glp】(第18位)


(注記:はじめての方のために)
このベストテンは、(1)トラックバックと(2)「かめはめ波」(私からブロガーに対するトラックバック)と(3)「かめはめ率」によって獲得されたglpによって決定されています。ちなみにglpというのは、「ゴーログポイント(go-log point)」の略で、(1)トラックバックの場合は回数そのままがglpになります。(2)「かめはめ波」の場合は「回数×2」がglpとして加算されます。(3)「かめはめ率」の場合はランキング10位以内の方にのみ順位に応じてglpが付与されます。この合計が多い順番にトラックバックランキングが決定されております。

2004 10 03 | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] のりぴよ♪もリニューアルします 

 みなさま、こんにちは。KFiの尾花典子です。10月になり、いよいよ秋らしくなってきましたが、そろそろクリスマスカードや来年の年賀状なども考えなければいけない時期にもなってきました。 
 

 9月30日のゴーログのとおり、「週刊!木村剛」は来週から番組再編になります。 
 「週刊!尾花広報部長」のコーナーでは、これまでフィナンシャルジャパンONLINEのご紹介と「公的年金タスクフォース」カンパ資金のご報告、そして「のりぴよ♪の何でもあり日記」の構成でしたが、フィナンシャルジャパンONLINEのPRはくび(笑)になり、来週木曜日より実際に番組づくりに携わっている神部プロデューサーが担当することになりました。今後はホットな話題や現場の楽しいこぼれ話なども披露されるかもしれませんので是非お楽しみに!
 この番組再編に伴い、「週刊!尾花広報部長」のコーナーも来週からリニューアルを予定しています。今後は「公的年金タスクフォース」カンパ資金のご報告、そして「のりぴよ♪の何でもあり日記」の他に、木村代表のまた別の素顔を垣間見ることができるKFi Clubのイベントについてや木村代表の著書に記されている名文のご紹介などなどを柔軟に検討中です。

 「ネットは新聞を殺すのかblog」さんのブログで、木村代表が"ネット上での有名人"だと思っていらっしゃる方もいることを知りましたが、「週刊!木村剛」が2月5日にスタートして以来、はや8ヶ月ほどがたち、「週刊!木村剛」の認知度があがるとともに、ブログに関する取材依頼がかなり増えてきました。
 今後もパワーアップしていく「週刊!木村剛」をご愛顧いただけますようよろしくお願いいたします。「PurpleMoon」さんにもご心配いただいているように睡眠時間は日々減少傾向にあるようです(笑)。


「公的年金タスクフォース」カンパ資金

 公的年金タスクフォースの活動のためにご寄付いただいていますカンパ資金についての収支を以下のようになっております。

収入(カンパ資金): 225,681円
支出: 150,083円
残金: 75,598円

支出の内訳は9/5掲載分9/12掲載分をご覧ください。

 現在、「国民の立場から公的年金を考えたい」というスタンスに共鳴していただき、協力を申し出てくださっている志の高い政治家の方々で組成される「公的年金を考える超党派ネットワーク」のミーティングを開催させていただくべく日程調整をしているところです。


のりぴよ♪の何でもあり日記

のりぴよが師と仰ぐ岡本呻也編集長あらため岡ぴー編集長が、ついに来週火曜日から「週刊!岡本編集長」のコーナーに登場することになりましたぁ(=^・^=)
記念にゴー社長と岡ピー編集長のツーショット写真を携帯カメラで撮ろうとも思いましたが、どう考えてもフレームに収めるのは難しそうなので断念しました♪

じつは岡ぴー編集長はゴー社長が65kgだったという日銀時代からのゴー社長のお友達です(○'ー'○)
そして、のりぴよをGREEに誘ってくださった人でもあります。というより無理やり誘わせたのですが。
岡ぴー編集長に対するのりぴよの印象は

2年前の第一印象-なんかちょっと変わった人?、話が長い?、ちょっと恐そう?
    ↓
今年4月編集長就任時-もしかしたらいい人?、でもきっと変わっているのよね?!
    ↓
現在-すごい面白い!、頼もしい!、基本がぶれない、人とのコミュニケーション能力に長けている、お酒が強い、付き合いがいい(^・ェ・^)

編集部員を厳しく楽しく指導している岡ぴー編集長を見るにつけナイスな人でよかったと思っています(*^-^*)
しかし、コマログ部長も風体を猪八戒という表現をしていますが、確かにサイズは直径で測らないとだめかもしれません・・・・。
とはいえ、岡ぴー編集長にはなんともつらい季節だった夏も終わり、やっと涼しい秋になりパワー全開になりつつあるようです♪

木曜日担当のかんぺプロデューサーは、現在のフィナンシャルONLINEのリニューアル前の2002年9月にスタートしたブロードバンド番組の「徹底究明!!金融・経済大捜査線」からのお付き合いですが、酒屋の息子でお酒がすご~く強いです♪とっても付き合いがよく、この前もつぶれるまで飲んでくれました(≧▽≦)

とはいうものの、彼らの裏ネタをまだ拾えてません。
今後はゴー社長に加えて彼らもウォッチしていきたいと思います♪♪

(追伸)「R's Random Talk」さん、ご丁寧にありがとうございます♪私もTBの送信では、うまくいかないことがあり二重・三重で送ってしまうことがあります。10月26日のゴー社長の講演は是非是非お越しくださるのをお待ちしております!

以上 noNn.gif でした♪♪

2004 10 03 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.02

[BLOG of the Week] 読売新聞の社説はこう読む!:ナベツネの本音 

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週土曜日は、トラックバックしていただいた方々を中心に、私が独断と偏見でお気に入りのブログを選んでご紹介する「BLOG of the Week」の日です。第22回「BLOG of the Week」において私が選んだのは、「善福寺手帳」さんが書いた「読売社説の裏読み」です。

 9月21日のゴーログ「読売新聞はさすがに社説の使い方がウマイ!:『ナベツネ新聞』と改称か?」に対しては、本当にトラックバックが多くて、みなさんのナベツネに対する怒りの強さを実感させていただいたのですが、その中でも、ヒネリが利いていた一品が「善福寺手帳」さんの作品(!)でした。メディア情報のバイアスについては、相当語り尽くされている感がありますが、これからは特に「裏読み」が必要な時代になりそうです。
 あの社説はマスコミ史に残る名作ですから、読み逃した方々、是非ご一読して、あの興奮を思い出してから、「善福寺手帳」さんが書いた「読売社説の裏読み」をご賞味いただければ幸いです。それでは、お楽しみ下さい。

「読売社説の裏読み」

プロ野球の球団合併・ストライキ問題に関して,選手会側に厳しい態度で一貫していた読売新聞の社説。どうしても深い思慮が裏にあるのではないかと思いながら読んでしまいます。
読売新聞社説 読売が言いたいこと
 プロ野球の週末スト問題が収拾されることになった。(中略)今度の土曜,日曜は,球場に球音とファンの大歓声が戻ってくる。喜ばしいことだ。  やれやれ,ストが回避されて良かった。もうこれで幕引きにしよう。
 溝は埋まらなかった。参入時期をめぐって,「来季」の確約を望む選手会と,「来季以降」としたい経営側が,譲らなかったためだ。先週の土,日曜にはプロ野球史上初のストが決行され,計十二試合が中止になった。  ここまでこじれたのは,選手会が雇った弁護士とひと握りの選手たちが抵抗したためであり,ストによる損害を与えた責任は大きい。
 選手たちは,球団数が減ることで球界が衰退し,雇用にも影響が出るのではないか,と懸念した。(中略)かなりのファンが,こうした考えを支持したことは確かだ。  ファンが支持したのは,球団数が減ることで職を失う選手たちであって,億万長者の選手たちではない
 一方の経営側は,この問題に,より慎重に対処する必要があると主張した。新たに球団経営に乗り出した企業が,わずか一年,あるいは三,四年でチームを放り出してしまった例が,過去いくつもあったからだ。  ライブドアも楽天も,一年,よくて三,四年しかもたないだろう。
 ただ,NPBに,自分たちの主張を正しく選手たちに理解してもらい,ファンにもアピールする努力が不足していた感は否めない。  それなのに選手会が支持されたのは,ロッテの瀬戸山代表が記者会見で原稿を棒読みしたせいだ,という感が否めない。
 今後,新規参入については,選手やファンを納得させられる,公正で透明な審査を,心がけてもらいたい。  今後,新規参入については,これまで名前も知らなかったような会社を厳しく排除しなければならない。
 今回の労使交渉は,球界関係者やファンだけでなく,ふだん野球にあまり関心を示さない人たちの注目も集めた。  今回,読売に批判のメールや電話をよこしたのは,もともと野球ファンではなかった者たちだ。
 赤字経営や観客数の伸び悩みに苦しむ球団が多いこと,テレビ視聴率も頭打ち状態にあることなど,球界の危機的状況も広く知られる結果となった。  実は,わが巨人軍の経営も苦しい。試合がテレビで放映されないような球団の経営が苦しいのは言うまでもない。
 プロ野球「再生」のためには,選手と経営側の“対決”ムードを払拭(ふっしょく)し,前向きな議論に転換する必要がある。
 一方で,この間のもやもやを吹き飛ばすような面白い試合,はつらつとした選手のプレーを見せてほしい。
 今後はうるさい弁護士を排除して,選手の年俸抑制に着手しなければならない。選手には黙って野球に身を入れて欲しい。

(追伸)「善福寺手帳」さん、今回は読者の便宜のため、全文転載の扱いにしております。問題がある場合はご一報ください。

2004 10 02 [22. BLOG of the Week] | 固定リンク | トラックバック

「週刊!小松原営業部長」[コマログ]―第2回「月刊!木村剛 vol.2」編集会議開催要領決定!

「週刊!木村剛」および「コマログ」にアクセスいただいているブロガーの皆さま

KFi営業部長の小松原です。

第2回編集会議にご参加ください

先週の「コマログ」でご案内しました、第2回「月刊!木村剛」編集会議の詳細をご連絡します。「HAGAKURE PLUS」さん、重ね重ね告知へのご協力、ありがとうございました。

日時:10月15日(金)午後7時30分~ 
場所:「かまくら」新橋店
   東京都中央区新橋3-23-1 STEC-2ndビル6F
   アクセス:JR線新橋駅 徒歩3分
会費:前回同様6,000円 趣旨:「月刊!木村剛」をよりよいものにしていくための意見交換(飲み会です)

8月16日に開催した第1回「月刊!木村剛 編集会議」と同様、ご参加いただいた方々は「編集委員」として「月刊!木村剛 vol.3」上にハンドルネームとブログURLを掲載させていただきたいと思いますので、奮ってご参加ください。また、当日の「編集会議」の模様は、「月刊!木村剛 vol.3」において記事として紹介させていただければと思います! ご参加のご連絡は、広報部長の尾花までメールまたはお電話(03-3519-1213)にてお願いします。

なおリアルの編集会議に先立って、「笑わせんなヴォケが! 」さんから、早速企画案をいただきました。ありがとうございました。また、あの「カトラー:katolerのマーケティング言論」さんからも、ご提案と「月刊!木村剛 vol.2」に対する書評をいただきました。カトラーさんがbk1に寄せられた書評の中に、私たちが日頃考えていることを極めて的確に捉えられた部分がありますので、引用させていただきます。

これまでも2ちゃんねるなど大きな影響力を持つインターネットメディアは存在した。しかし、ネットでのやりとりは匿名性を前提にするために、「トイレの落書き」と揶揄されるようなネガティブな要素が生まれがちだ。木村剛氏は、ブログというコミュニケーションツールの登場で、ネット上の議論が「ネガティブなものからポジティブ・コミュニケーションに変わる」可能性が生まれたと主張する。この「月刊!木村剛」にもそうした主張を裏打ちするように、ブロガーたちのオピニオンが数多く紹介されている。この本を読んだ人々は、ブロガーの間で展開されている議論の熱さやレベルの高さに大きな驚きを感じることだろう。

「今どきの若い連中は、ケータイばかりにうつつをぬかして、新聞も読まない、政治や社会のことにも関心がない」そう嘆いて見せたマスコミ人がいた。しかし、そうした見方はいかにもマスコミ的な色メガネであることをこの本を読めば思い知ることだろう。

ブログな人々はしらけてなんかいない。

ブログのオピニオンメディアとしての可能性、マスコミとインターネットの関係を考える上で「月刊!木村剛」は必読の一冊だ。

そのとおりです。私たちは妙に醒めたりしらけたりしないで、ブログのオピニオンメディアとしての可能性を追及したいと真剣に考えています。そのためにも、ブロガーの皆さんの建設的なご意見・ご批判をお待ちしています。

「週刊!木村剛」再編問題

9月30日の「週刊!木村剛」でご紹介した「週刊!木村剛」再編に関し、数多くのトラックバックをいただき、誠にありがとうございました。すでに目玉となっている「ブロガー新聞」については、現在スタッフで、構想を鋭意企画中ですが、今日は楽屋ネタで、再編コンテンツの「週刊!岡本編集長」「週刊!神部プロデューサー」について、二人の人柄をひとことご紹介しておきます。

火曜日登番の岡本は敏腕編集者でありますが、懐の深さとともに身体も大きい。先日、某所に黒豚料理を食べに繰り出した際にも、自ら「共食い状態」と称した大食漢です。本人は「最近一段と人間の幅が広がった」とか、「ますます奥行きが出た」と言っております。一方、木曜日登番の神部は敏腕プロデューサーでありますが、ビデオジャーナリストとしてカメラ片手に神出鬼没。忙しく所在をつかむのも大変で、どこにいるのかよくわからない時もある人物です。

岡本と神部と私とで、書籍・雑誌・ウェブ等のコンテンツ・ビジネスを分担して担当しているわけですが、中国の昔話「孫悟空」になぞらえれば、岡本はさしずめ「猪八戒」、神部はキント雲に乗って飛び回る「孫悟空」、で、私はヤワでひょろひょろしていて、一番印象の薄い「沙悟浄」といった風体です。この3人で仕事もまさに珍道中ですが、いうまでもなく、全員、三蔵法師「尾花広報部長」には手厳しくやられており頭が上がりません。
とんだ楽屋ネタでしたが、これからも孫悟空トリオをよろしくお願いします。

2004 10 02 | 固定リンク | トラックバック

2004.10.01

[コラム] 発想次第でスペースは有効に活用できる 

 こんにちは、木村剛です。現在の編成における最後の金曜日のコラムです。先週のこのコラムではリゾートの話を取り上げましたが、不動産市場の状況をみると、最近は都心の一部などで地価が上がってきたり、再開発事業が活発になったりと街の表情も刻々と変わっています。大きな商業ビルがどんどん建てられる一方で、規模は小さいながらも都市のスペースを有効活用しつつ新たなビジネスを展開している企業も増えているようです。

 今回は、このスペースの有効活用に焦点をあててみたいと思います。
<ゼクシィ結婚トレンド調査2004>

ハウスウェディング成長の理由

 9月13日に結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート発行)が発表した「ゼクシイ結婚トレンド調査2004」によると、全国の結婚費用総額は537万円と、昨年の調査から15万円減少した。その一方で、挙式、披露宴・披露パーティ費用総額の平均は283万円と3年連続の増加となっている。本調査では、最近の結婚式のスタイルについて、「二人も楽しい!ゲストも楽しい!『アットホームウエディング』だけでなく、自分らしい場所で、自分らしいドレスで、自分らしくおもてなし、そして自分らしく感謝を伝える・・・そんな『自分スタイルウエディング』がこれからの主流になりそう。結婚式を形式にとらわれずに自然体で、自由な発想で楽しむカップルが増えています」と記されているが、最近は、割高感があるものの、欧米邸宅風の結婚式場を使ったハウスウェディングが人気を集めているようだ。
 日本では、庭つきの広々とした邸宅に住んでいる人は多くない。ごく一部のリッチな人を除き、たくさんの知人や友人を自宅に招いてウェディングパーティを行うというのは、現実的ではない。しかし、従来のホテルや結婚式場では、1日に何組もの結婚式が同じ建物で行われるので、花嫁同士が移動の途中ですれ違ったり、披露宴に招かれたゲストが受付や廊下にあふれてざわついたりすることも多い。ハウスウェディングは、基本的に建物を貸し切って行われることが多いため、自宅でパーティを開くように、アットホームで、オリジナリティのある結婚式が実現できることが魅力となっている。
 このようなハウスウェディングをプロデュースする、テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)という企業がある。同社はハウスウェディング事業で急成長し、設立から5年でヘラクレス上場を果たした。T&Gは、有名プロデューサー・作詞家の秋元康氏をウェディング・プロデューサーに起用、「ジブン・スタイル・ケッコンシキ」というキャッチコピーの下で、演出に嗜好を凝らしたオーダーメイドのパーティを企画する。非日常的な空間を演出するために、欧米邸宅風の会場を全国に展開し、料理も手を抜かず本格的な手作りフレンチを提供するといった具合だ。さらなる事業展開に向けて、T&Gでは、「都心で300~1,500坪、郊外や地方では700~3,000坪またはそれ以上」、と比較的広めの出店候補地を募集している。ハウスウェディングがさらに普及すれば、全国各地で活用されていないスペースを有効に活用するうえでの選択肢は増えていくと思われる。

スペースを有効活用する新規ビジネス

 様々な分野で最近、これまで見過ごされていた遊休スペースや、空きスペースを有効活用していこうという動きが出てきている。たとえば、ワークストア・トウキョウドゥという企業は、東京大手町の東京サンケイビルや有楽町の東京国際フォーラムなどにおける敷地の一角で、「ネオ(新)屋台村」を運営している。同社は、アジア系、洋食系、和食系、軽食系、カレー系など多岐にわたる分野の屋台業者を取りまとめて、なるべく日替わりで様々なメニューが提供されるように、屋台村全体のコーディネートを行う。さらに、遊休スペースを有効活用したいと考えている施設関係会社から場所の確保を行い、その場所に屋台業者の出店を斡旋している。
 グローバルに最先端の通信機器やITソリューションを備えたオフィスを提供するサーブコープという企業は、日本において、オフィスビルなどのフロア全体を借りられない企業などを対象に、オフィスのフロア全体を小規模スペースに分けて企業に転貸するサービスを行っている。ターゲットはベンチャー、外資系、地方の企業などで、オフィスの受け付けやコピーなどを共同で使用することで、自前で入居するよりもコストを抑えるメリットがある。
 さらに都心のホテルなどが、稼働率を向上させるため日中の客室を時間貸しで開放し、ビジネスマンの「社外オフィス」として提供するケースや、公共部門では東京都が保有する遊休施設を、成長が期待できるベンチャー企業などに貸し出すケースも出てきている。
 ちなみに、直近の調査である平成14年の経済産業省による「商業統計調査」では、全国の卸売業・小売業の売場面積合計は140百万平方メートルと、前回調査の平成11年(134百万平方メートル)からわずかながら拡大している。ただし売場面積の増加にもかかわらず、事業所数(法人・個人合計)は平成11年の183万ヵ所から168万ヵ所に、年間商品販売額も平成11年の639兆円から548兆円に減少している。売り場のレイアウトにゆとりを持たせるケースもあることから一概にはいえないかもしれないが、この数字からは、総じてみれば売り場面積が拡大しながら、そのスペースが有効に活用されていない実態が窺われる。

スペースを有効活用するために必要なコンテンツ

 ハウスウェディングやネオ屋台村、オフィスフロアの分割・転貸などから考えると、空きスペースを有効活用するビジネスの流れとしては、保有者がそのまま第三者に貸すケースと、スペース自体を一括して借り、それを細分化してから他の業者に転貸するケースの2つがあるようだ。またスペースの活用方法にしても、ネオ屋台のように見過ごしてしまうような狭いスペースを上手く活用している例もあれば、ハウスウェディングのように広いスペースを使うといった具合に、スペースの大小と関係なく新規ビジネスが立ち上がってきている。
 話はかわるが、今や大多数の人が保有している携帯電話によって、人間は時間の隙間を有効活用できるようになった。電車に乗っている時間や待ち時間、歩いている時間など、人間には様々な時間の隙間が存在する。経済成長とともに人間の行動範囲が拡大すると、時間に隙間ができる機会は増えていく。携帯電話を使って、音声やメールでコミュニケーションをしたり、サイトを見て情報収集したり、航空券の予約や銀行振込など様々なコンテンツを選択することが可能となり、人間は時間の隙間を有効活用できるようになった。
 遊休スペースに関しても同様に考えられないだろうか。過密都市東京と言われるが、すべての場所が有効に活用されているわけではない。有効活用されている場所と場所の隙間に死んでいる場所があったり、逆に大きすぎて使い物にならないと考えられているスペースがあったりと、今までのビジネスでは活用できない場所があるはずだ。ハウスウェディングやネオ屋台は、発想や視点を変えてコンテンツを考えれば、需要は創り出せるという好例だと思う。スペースに、どういったコンテンツを詰めていけば、より豊かな生活が送れるのか、柔軟な発想を持って考えていくことが新しいビジネスにとって必要といえるのではないか。

2004 10 01 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック