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2004.10.19
[週刊!岡本編集長] 合成写真じゃない!
周到な準備を経ていよいよ創刊される「フィナンシャル ジャパン」。雑誌を創刊するというのは、生半可なことではない。しかも異業種から雑誌出版に進出し、ゼロから雑誌を作って一流ビジネス雑誌と肩を並べよう、いやいや凌駕しようというのだから、たいへんなことである。
わたしも木村剛から構想をはじめて聞いたときには(去年の春だった)、「まさか冗談だろう」と思っていた。
その雑誌が明後日、全国書店店頭に並ぶのだ。すごいことだ。
ところで取材先で創刊号の表紙のダミーを見せると、「竹中さんと福井さんのツーショットですか、よく出来た合成写真ですねえ」とうなずきながら感心された。
おいおい、ちょっと待ってくれよ、合成写真じゃないんだよう! ちゃんと撮影したんだよう。
某月某日
4000億円もの今期経常利益を見込んでいるJFEに、江本会長・下垣内社長を訪ねる。この二人が川鉄・NKKの合併を断固として推進し、業界構造を一変させた。
お二方とも数限りなくインタビューを受けられているが、二人揃って過去を振り返る対談企画というのはFJがはじめてだという。「どうなることか」と思っていたら、飾らないというよりは歯に衣着せないお二人のトークが炸裂して、大爆笑の連続になった。取材でこれほど笑ったのは私も初めてだ。江本会長が飛び込み電話して始まった世紀の合併劇だが、この二人だからこそ成功したのだなと実感した。笑えるけれど、当事者の本音をきちんと踏まえた貴重な記録といえるだろう。編集としては、ご本人たちの肉声の表現をなるべく生かしたまま原稿にするよう留意したつもりである。
JFEの本社ビルは、鉄鋼をふんだんに使った頑丈な作りなので、「地震の時は外に出るな」と言われているらしい。 「大手町で地震があったら、JFEビルに逃げこもう」とは編集担当の鈴木。
某月某日
木村剛のアイデアで始まった新景気指数「FJ120」。このアイデアのキレのよさには私も脱帽だ。
昨年(03年)の秋に、景況感がガラッと変わったことが指数グラフからはっきり看て取れる。そのFJ120だが、今月は当期売り上げは上向いているものの、来期予想はやや下降気味に。
「この傾きが微妙なんだよなー」と、担当の山本が唸っている。景気はもつのか、それともピークアウトするのか。デフレが続くのかバブルがくるのか、山本の悩みはしばらく続くだろう。
2004 10 19 [21. 週刊!岡本編集長] | 固定リンク
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