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2005.01.15

[本のソムリエ] メジャーリーグとだだちゃ豆で読み解く金融市場

今週の丸善丸の内本店 壹岐直也副店長がお薦めする本です。
katoメジャーリーグとだだちゃ豆で読み解く金融市場」 
加藤 出著 ダイヤモンド社刊 1575円(税込)


 金融や為替の話は本当にややこしい。量的緩和やインフレターゲットなどの難解な用語が次々に飛び出し、素人には政策の実態がほとんどつかめない。そうした金融市場の重要テーマを身近な視点から読み解いたのがこの一冊だ。
 金融の話なのに、ゴルゴ13や水戸黄門、野口英世、スターバックス、だだちゃ豆、映画「ダイハード」といったお馴染みの話題が枕に使われている。軽妙な語り口に引き込まれるうちに、いつの間にか金融・為替政策の核心に触れているという展開だ。
 それでいて、単なる入門書とは異なり、市場関係者が興味をそそられそうな本格的な話題も随所に盛り込まれている。量的緩和からの出口政策、日米インフレ率の比較、日銀券発行残高の急増、金融市場の決済システム改革、2006年ポスト・グリーンスパン人事など、最新のトピックスが鋭い視点で考察されている。
 著者の肩書きは東短リサーチ取締役チーフエコノミスト。金融市場の現場から金融政策や短期金融市場の分析を行っており、「No.1日銀ウォッチャー」とも呼ばれる。金融のテキストに載っていない生きたマーケットの実態を著せるのは、現場の最前線に立つ著者の強みだろう。

2005 01 15 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク

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受信 2005/01/22 13:47:42