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2005.02.04

[週刊!神部プロデューサー] 「ハウル」の興行200億円!!アニメ凄いですね。

 みなさん、こんにちは。神部です。
 日本映画製作者連盟が先月末に発表した2004年の映画の興行収入によると、スタジオジブリの「ハウルの動く城」が200億円を超えるダントツのトップになったようです。うーむ、相変わらず宮崎作品の強さが光ってますね。このほか邦画では行定監督の「セカチュー」が85億円で2位だったそうです。また「ピカチュー」のポケモンが4位、ドラえもんが5位とベスト5のうち3作品がアニメとなりました。なお、洋画ではラストサムライが137億円で1位だったそうですから、それから考えるとジブリの「ハウル」はやっぱりもの凄いですね。

 そういえば公開2日目の興行成績で「踊る大捜査線」を抜いたことが話題になってましたから、当然の結果なのかもしれませんが。で、私はこの「ハウル」まだ見ていません。宮崎監督の作品はほぼ全部見ているので、近々見ることになると思いますが・・・。アニメは作った事がないので、正直よくわかりませんが、毎回これだけ沢山の人に見てもらえる作品を作って来たスタジオジブリや宮崎監督は「凄いな」といつも感心させられます。個人的な趣味で言うと、ナウシカとか昔の作品の方が好きなんですが・・・。

 今でこそこういう仕事をしていますが、私はもともとマスコミ志望ではありませんで、今から20年近く前のことですが、アメリカの田舎に住んでいたことがありまして、そのときに、まったく日本の情報がないことに非常にショックを受け、当然と言えば当然ですが、「日本の情報にはまったく価値がないということか」と思い、ものすごくがっかりし、これがひとつのきっかけとなり、私はメディアでお仕事をするようになりました。

 あ、すいません。話がアニメから凄くそれてしまいましたね。でもここでアニメに話が戻ってくるわけです。それはどういうことかというと・・・なんと、私が住んでいたアメリカの田舎の日本人もほとんどいないようなところのケーブルテレビで日本の昔のアニメが放送されてたりするんですね。これがまた不思議とうれしいんですね。こういうのを見ると。当時、アニメ以外にテレビで見た「日本」的なものと言えば、昭和天皇のお葬式とマスターズに出場していたプロゴルファーのジャンボ尾崎ぐらいでしょうか。とても寂しかったです。

 で、何が言いたいかというと、日本のアニメには昔から結構国際競争力があったんだなということなんです。アニメと言うと最近ではカンヌでの「イノセンス」の話題が記憶に新しいですが・・・でも、10年ぐらい前には、僕が子供の頃に見ていた「ジャングル大帝」というアニメを盗作した、しないなんていう話もあったわけで、これだって、1960年代のアニメですから、やっぱり、ずいぶん昔から国際競争力があったんだと思うんですね。

 で、話はちょっと飛躍しますが、日本経済の将来を考えたとき、輸出で儲けるとするなら、やっぱりコンテンツしかないと思うんですね。そこでジブリだけじゃなくて、他にも沢山競争力のあるコンテンツがつくれるようにアニメのプロダクションの育成に相当に力を入れたらどうかと思うんです。もともと競争力があるセクターなわけだから。韓国は映画産業を育成しているそうじゃないですか。じゃあ、日本はアニメで勝負するというのはどうなんでしょうか。

 本当はアニメ以上に、日本の政治とか経済のニュースが海外に輸出されると一番よい思っているんですけどね。

 では、また来週。

2005 02 04 [17. 週刊!神部プロデューサー] | 固定リンク

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