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2005.03.30

[週刊!岡本編集長] 心霊タクシー

 みなさんこんにちは、プリマヴェーラ岡本です。
 京都の龍安寺に行きました。3回目になります。
 門前で拾って駅まで乗ったタクシーの運転手さんに、「どこかおもしろいお寺はないですかねえ。もう大概の観光スポットには行ってしまったと思うんですよ」と尋ねると、「古知谷の阿弥陀寺はどうですか」とのこと。この寺は鯖街道(敦賀街道 or 原発街道)沿いにある慶長年間に創建された寺で、開祖の弾誓上人は即身成仏してミイラになっているそうです。そして運ちゃんは、「私、霊感が強いんですが、この弾誓上人を一度タクシーに乗せたことがあるんですわ」と語り始めました……。

 運ちゃんいわく、
 その寺の前で、やはり霊感の強い女性を乗せたのですが、その人が「誰か一緒に乗ってきましたよね」とわたしに尋ねるんですよ。やっぱり分かる人には分かるんですねえ。
 こうなってくると、面白いので話を合わせるしかありません。
 「ほう、どこまで乗せたんですか」
 「三千院まで乗っていかはりましたわ。降りる前に頭を3回小突かれました」
 「お金払ってもらえないんですねえ」

 この運転手さんは、昼間でもバックミラー越しにいろいろなものを見たり、首のない人を乗せたりしているのだそうです。そればかりか、乗り移られてしまうらしい。ある夜、運転していて信号3つ分くらい無意識になって運転していたこともあるそうです。しかも無意識のうちに曲がり角を直角に曲がっていて、気がついたときにはなぜ自分がそんなところにいるのかわからなかったそうな。危ないので夜の勤務はやめて昼だけにしているとのこと。
 京都は歴史が古いので、心霊スポットには事欠かないそうです。運転手さんが感じるのは25カ所くらいあるらしい。

 その中でも特にヤバイところを教えてもらいました。十条竹田は昔首切り場があったところらしいですが、ここでは首のないお客さんを乗せたことがあるそうです。
 よく話に出る、広沢池や深泥池は、やはり噂に違わぬところらしいです。それから化野念仏寺までは仕事だから行くそうですが、そこから上に登る道には行きたくないとのこと。その先にあるトンネルに入ると見たくないモノが見えてしまうそうです。
 五条通りに山科の方に向けるトンネルがあって、ここは車道と歩行者用のトンネルが別になっているそうなのですが、この歩行者用トンネルのほうはかなりすごいらしい。車ではトンネルを通るけど、絶対にそちらのトンネルには行きたくないとのこと。
 大宮通りの、JRの上を通る高架道路の上もいっぱいいるそうです。乗り移られそうになって10分間ほど念仏を唱えてやっと追い帰したということがあったらしい。

 こういう運ちゃんだと退屈しなくて大変結構です。京都の新しい魅力を発見しました。「貸し切り心霊タクシーで行く 京都市内心霊巡り半日コース」なんていかがですか?

2005 03 30 [21. 週刊!岡本編集長] | 固定リンク

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