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2005.09.24
[本のソムリエ] 「地域金融機関はなぜ強くなれないか」
今週の丸善丸の内本店 壹岐直也副店長がお薦めする本です。
「地域金融機関はなぜ強くなれないか」
多胡秀人・長浜 裕士著
中央経済社刊
定価:2730円(税込)
リレーションシップバンキングという言葉が、マスコミを賑わせて久しい。しかし、残念なことに、ほとんどの地域金融機関は、いまだに真のリレーションシップバンキングを実現できていないようだ。
金融改革プログラムは、地域金融機関に対し、二年間という期限付きでリレバン機能強化と収益性改善を迫っている。達成できなければ、市場からの「淘汰」という厳しい現実が待つことになる。その意味で、本書は、その帯にあるように「地域金融機関への最後通牒」ということになるのであろう。
本書は、地域金融機関がいますぐ取り組むべき行動として、営業管理態勢の構築や、戦略的管理会計の実現など、実践的な解決策を明解に主張している。
金融審議会でリレバン問題の委員を務め、多くの地域金融機関のコンサルティングに携わってきた著者たちの 「なんとか地域金融機関に勝ち残って欲しい」というメッセージが力強く伝わってくる。
すでに、ある地域金融機関では、本書を行員全員に読ませ、その意識改革を図っていると聞く。地域金融機関の経営者向けに書かれた本ではあるが、融資などの取引が緊密な中小企業オーナーや、現場で働く行員の方にも、是非とも読んでもらいたい一冊である。
(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、「フジサンケイビジネスアイ」に9月19日に掲載したものです。
2005 09 24 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク
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