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2005.11.30

[ブログ小説] ニッポン・ウーマン 第一章 海の誘い (13)

 玲奈は現在二十九歳。日未子の銀行同期だ。彼女は投資信託などを販売する個人部にいる。聖心女子大というお嬢様大学の出身者だが、「聖心の落ちこぼれ」と自認するさっぱりとした女性だ。スタイルもいい。美人でもあり、知的な雰囲気が人をひきつける。

 ある日、日未子は、雅行と久しぶりに会って新宿で飲んでいた。すると突然、雅行が沖縄へのダイビング旅行に行かないかと誘った。彼がPADI認定の「Cカード」を取得したというのだ。
PADIというのはアメリカのカルフォルニアに本拠地を置く世界的なスクーバー・ダイビングの教育機関だが、その 機関がオープンウオーターダイバーとして一緒に潜るパートナーであるバディさえいれば、インストラクターなしでも潜れる資格がCカードだ。


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【著者】 江上 剛 (えがみ ごう)
昭和29年、兵庫県生まれ。早稲田大学政経学部卒。第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。広報部次長時代に対応した総会屋事件が、映画「呪縛・金融腐食列島」のモデルとなる。平成15年退行、作家専業に。主な著書に「非情銀行」 「起死回生」「腐蝕の王国(上・下)」など。

(追伸)この「ニッポン・ウーマン」は11月21日発売の「フィナンシャル ジャパン」に掲載されています。

2005 11 30 [16. 小説「ニッポン・ウーマン」] | 固定リンク

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