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2005.11.25

[ゴーログ]勝手に「ブロガー新聞」を出そう!:今回は「BSE特集」です。

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ」さんから、「なんか、年内にも米国産牛肉の輸入解禁となりそうな勢いですが、こんなことで良いんですか?ということで、このブログでは色々とBSE関連情報を発信してきたわけですが、その一環として『週刊!木村剛』さんにBSEをテーマとして現在休刊状態のブロガー新聞を再起動してくれとオーダーをだしたんですね。でも、特に返事がありません」とお叱りを受けてしましました(^^;)。

 「まぁ、何かの事情があるんでしょう」と推測していただきましたが、別に、何か特別な事情があったわけではありません。そこで、「スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ」さんは、「勝手に『ブロガー新聞』という名前だけ借りて『米国産牛肉、どうすんのよ?』というテーマで展開します(^^; でも、今回はトラックバックを募集していないので、自主的にテクノラティで漁ってきました)」ということのようです。ドンドンやってください。なお、「勝手に『ブロガー新聞』の名称をタイトルに使ってしまいました。もしまずかったら言って下さい。>木村剛さま」とわざわざお断りいただきましたが、「ブロガー新聞」というのは「一般名称」にできれば、と願っておりますので、ドンドン勝手に使っていただければと思います。
 ということで、今回は、久し振りの「ブロガー新聞」。「スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ」さんによる「BSE特集」です。どうぞ、お楽しみ下さい(短縮化のため、抜粋させていただきました)。

さて、まず「GTA」さんの「おかしいぞ!牛肉輸入再開」では、

結局輸入されても別に安全性に問題ないよって思う人は買えばいいし、やっぱやばいでしょって思う人は買わなければいい。
とのこと。これ、正論。正論なんですが、スーパーの棚で牛肉として売っているものは良いんですが、ほっかほっか弁当の牛肉はどうとか、吉野家の牛肉はどうとか、デニーズの牛肉はどうとか、どこそこの焼肉はどうとか、全部チェックするのは大変ですね。僕なんか、絶対米国産の牛肉は食べたくありませんが、一々チェックするのは大変だし、また「これは国産です」とか書いてあったって、「本当か?」と疑いたくなります。そんな話、今までにも沢山ありましたよね。となると、「本当に信用ができる肉しか食べない」ってことになります。そういう人間がどの程度いるのかはわかりませんが、結果として国内産業としての畜産業は間違いなくダメージを受けるでしょうね。問題はそのダメージが大きいか、小さいか。こればっかりは実際に輸入を解禁してみないとわからないですけどね。きちんとした全頭検査をやっていない米国産牛肉を輸入することによって、きちんとした全頭検査をやっている国内の畜産業者がとばっちりを食うのはどうなんですかね?

ま、それ以前に、牛由来の加工品というのは牛肉以外にも山ほどあるわけです。ヨーグルトとか、プリンとかも関係あるかもしれませんよ。ということで、汚染の可能性のある製品は例えば「狂牛病で危険な食品早見表」あたりを参照していただくとして、「自己責任で」というのはなかなか難しくないですか?

さて、続いては「ぴーすくんと愉快な仲間達」さんの「またかよ。 うわわ、いつの間に・・。」というエントリーから。

米、小泉にゴリ押し…牛肉輸入基準緩和をさらに要求
BSEの原因となる異常プリオンの発見で、ノーベル生理学・医学賞を受賞した米カリフォルニア大学のスタンリー・プルシナー教授は「ある月齢以上なら(BSE)検査が必要で、それ以下なら異常プリオンがなく検査なしで食用できる? そんな月齢を決めるなんて私には理解できない」と語っている。・・・ 
アチャー。 国民を騙す気ですか? 生放送にしない政府ネットTVは、大本営発表の為のプロパガンダ放送かよ。
ちゃんと報告汁!!! んもぉ、、すくなくともBSE牛は、肉骨粉を食っている牛がなっている事は確かなようだし、とすると、未だに肉骨粉を使っているというアメリカの肉なんか食えるかああああああ。


・・・怒り爆発ですが、当然ですね。僕も概ね同感。大体ね、20ヶ月齢以上だとか以下だとかっていうのは検出できるかどうか、っていう話。検出限界以下だってBSEに汚染されていて、それを食べたらvCJDに感染する可能性だってあるんです。なぜ「安全かどうか」の議論が「検出できるかどうか」の議論にすりかわっているのか。不思議ですね。

ただ、このエントリーでちょっとどうなのかな、というのは「未だに肉骨粉を使っている」と書いている点。一応、米国は牛に対しては肉骨粉の利用を禁止しています。ただ、それが遵守されているかどうかはわかりませんけど。全頭検査していれば禁止しているのに違反している、ということがわかる可能性がありますが、米国ではこれをやっていないので、守っているかどうかすらわからないわけですね。で、「全頭検査をやれよ」と言うと、「たくさんいるし、面倒だからやりたくない」と言っているわけ。おいおい、そんな奴等が飼育している牛なんか、食べたいですか?・・・

さて、次です。「hidelog」さんの「タミフルとゼロリスクを望む日本人」というエントリーです。この中で、
世界一厳密な輸血・臓器移植制限、世界一厳しいBSE全頭検査を要求する「ゼロリスク探求症候群」患者の日本国民はいったい、どう反応して何を求めるんでしょうね? 


という記述があります。確かに食品に対してゼロリスクを求めるのはナンセンスですね。しかし、努力によってリスクを減らすことが出来るのであれば、またその努力が決してむちゃくちゃな努力でないなら、そりゃ要求したいのが普通じゃないですかね。牛に異常プリオンが含まれている飼料を与えない、って、そんな無茶な注文ですかね?

米国では「もったいないから鶏には食べさせちゃおう」って牛の肉骨粉を食べさせておいて、その鶏の排泄物を牛に食べさせているわけです・・・。でね、それが安全なのかどうなのか。さっぱりわからないわけですよ。異常プリオンは加熱しても変性しないわけで、また牛に食べさせたって変性しないわけです。鶏に異常プリオンを食べさせても、鶏にはそれが蓄積されない可能性が高いようですが・・・、それがそのまま排泄されていない保証は何もないですね。万一その中に異常プリオンが含まれていれば、当然それを食べた牛はBSE発症リスクを持つわけです。

僕個人について言えば、ゼロリスクなんて求めてないんです。さっさと牛の肉骨粉の使用を全面的に禁止してくれれば良いだけ。これって、そんなに無茶ですかね?・・・

とりあえず、次が今回のラスト。「セツナサ記念日 別館」さんの「肉」というエントリーから。

偉い人は、「自己責任で食べてね」って言ってました。ふーん。自己責任って、じゃ、給食とかはどうなんでしょう。給食は、牛、出ないんでしょうか。判断能力のない子どもは、どうすればいいんでしょう。少なくともある程度大きくならないと、判んないでしょう、子どもは。それも自己責任なんでしようか。


なるほど。僕は子供がいないのでこういう視点で考えたことがありませんでしたが、確かに給食で牛肉を出されたらアウツですね。まぁ、当分給食から牛肉を除くしかないでしょうね。ところで、最近は給食で牛肉って出るんですか? 僕が子供の時は哺乳類の肉は鯨だけだったなぁ。

 私自身は、BSEにそれほど詳しくなく、強硬な輸入禁止派でもないものですから、「スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ」さんの怒りを共有するまでには至らないのですが、「雑記帳」さんも、「伝統的な日本食のほうが、コストも低く健康食の傾向がありますから・・・。長年根付いてきたからにはそれなりの理由があるわけで、なんでもかんでも欧米に倣えというのも考え物です」と言っていらっしゃいますから、再考する機会とさせていただきます。
 ということで、久し振りの「ブロガー新聞」でしたが、是非、「週刊!木村剛」にトラックバックして、勝手に「ブロガー新聞」をやっていただければ幸いです。内容によっては、今回のように、記事として採り上げたいと思います。よろしくお願いいたします。

(追伸) 12月5日に金融イノベーション会議のシンポジウムがあります。私は司会をすることになっています。
ご都合のよろしい方は是非お越しください。お待ちしております。

●金融イノベーション会議 第5回シンポジウム
 【日 時】 2005年12月5日(月)14:00~17:15
     【場 所】 八重洲富士屋ホテル 櫻の間  (東京都中央区八重洲2-9-1、東京駅八重洲南口 徒歩5分)
 【全体テーマ】 非緊急情勢における金融当局および金融機関のあり方
 【プログラム】
  ■基調講演  伊藤達也 氏 (衆議院議員、前 内閣府特命担当大臣(金融))
  ■特別講演  翁百合 氏 (日本総合研究所主席研究員)
  ■パネルディスカッション
 【参加費】 金融イノベーション会議会員:無料   一般:3千円/名
 【参加申込方法】 詳細は金融イノベーション会議ホームページにて掲載
             http://www.financialweb.gr.jp/jp/homenews.pdf
  ☆「『週刊!木村剛』のブログを見て」のご参加は一般が無料になります。

2005 11 25 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク

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