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2006.03.18

[本のソムリエ] バーナンキのFRB

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今週の丸善丸の内本店 壹岐直也副店長がお薦めする本です。

バーナンキのFRB
加藤出/山広恒夫著 
ダイヤモンド社刊
定価1680円(税込)

 FRB議長は、アメリカで大統領の次に影響力のあるポストと言われます。高い独立性を保つ米中央銀行の最高意思決定者であり、世界の金融動向にも大きな影響を与えています。その金融司祭が一八年半ぶりに交代し、経済学者のベン・バーナンキ氏が舵を取り始めました。
 これからFRBの金融政策はどうなるのか。誰もが抱くこの疑問に真摯に答えたのが本書です。バーナンキ氏の議長就任までの経緯を振り返りつつ、過去の発言や講演録をもとに今後の政策を緻密に予測しています。インフレターゲット導入の時期や方法、さらには資産バブルと金融政策の関係についても詳しく分析しています。
 本書のもう一つの特徴は、FRBの舞台裏について歴史をひも解きながら解説している点です。なぜ一二の地区連銀とワシントンの理事会という形態なのか、グリーンスパン前議長がいかにして市場の信認を得たか、など興味深いテーマが確かな取材に基づいて描かれており、読み物としても楽しめる内容です。日本銀行の量的緩和策後の政策を占う上でも、FRBに目を向けることは不可欠と言えるでしょう。

(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。

2006 03 18 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク

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受信 2006/03/19 10:25:03