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2006.04.01
[本のソムリエ] アジア金融システムの経済学
今週の丸善丸の内本店 壹岐直也副店長がお薦めする本です。
『アジア金融システムの経済学』
宿輪純一著
日本経済新聞社刊
定価:2,310円(税込)
日本経済が中国をはじめアジア・シフトを強める動きに合わせるように、東アジア共同体構想、アジア共通通貨構想、FTAなど経済・貿易協定等について多くの本が出版されました。しかしアジアの「金融」にテーマを絞って解説したものはまだ少ないようです。
本書はASEAN+3、アジア債券市場の育成など話題のトピックはもちろん、通貨・金融・地域統合までトータルに東アジア経済の現状と展望をカバー。著者は実際にアジア開発銀行等で制度設計に携わった経験を踏まえ、実現可能性の高い案を提言しています。
また、通貨統合に向けては欧州に学べ、とよく聞きますが、著者は、経済格差が比較的小さい欧州はまず通貨でうまくいったが、国家間で経済格差が大きいアジアではまず決済システムを中心とする金融面を統合し、そこから通貨、地域の統合へと進むべき、というユニークなアイデアを打ち出しています。これが本書の最も注目すべきポイントです。
今後のアジア経済の行方をウォッチする金融関係者・ビジネスマンにお薦めの一冊です。
(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は3月27日にフジサンケイビジネスアイに掲載されたものです。
2006 04 01 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク
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» 「アジア金融システムの経済学」 宿輪純一著 [民主党参議院議員 ふじすえ健三 から]
大学で一緒に教えていたエコノミスト 宿輪さんの最新刊です。 私と同様、宿輪さんも... 続きを読む
受信 2006/04/13 16:23:03
















