« [シンコの日記] 第15回お客様懇親会 | トップページ | [FJオンラインDの日記] グーグルにも解けない数式? »
2006.05.20
[本のソムリエ] 金融工学者フィッシャー・ブラック
今週の丸善丸の内本店 壹岐直也副店長がお薦めする本です。
『金融工学者フィッシャー・ブラック』
ペリー・メーリング著
今野浩監訳、村井章子訳
定価 2940円(税込)
出版社 日経BP社
オプション価格を導くブラック=ショールズ式といえば、ファイナンスの世界を一変させた大変な「発明」です。発明者二人のうち、マイロン=ショールズは一九九七年にロバート・マートンとともにノーベル経済学賞の栄誉に浴しました。もうひとりのフィッシャー・ブラックは、2年前にガンで亡くなっていましたが、ノーベル賞委員会から異例の言及を受けました。
本書は、コロンビア大学教授の著者が七年かけて書き下ろした「不世出の天才」ブラックの評伝です。アーサー・D・リトルで同僚だったジャック・トレイナーから資本資産評価モデル(CAPM)を教えられて以後、ブラックはファイナンス革命の渦中の人となって理論研究だけでなく、金融商品の開発にも貢献します。ゴールドマン・サックスではパートナーになっています。
さらに、経済学では一般均衡理論の研究に没頭し、ケインジアンやマネタリストと論争しました。本書はブラックの軌跡を通して一九七〇年代から急速に進展したファイナンス革命を丹念にトレースした類書のない力作といえます。
(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は5月8日にフジサンケイビジネスアイに掲載されたものです。
2006 05 20 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15160/10140640
この記事へのトラックバック一覧です: [本のソムリエ] 金融工学者フィッシャー・ブラック:
» 宇宙人 [もなみ から]
あたしは宇宙人。地球の調査目的の為に派遣されたの。地球人の男なんか興味がないわ。え!?何!?一回でいいから試してみろって?? 続きを読む
受信 2006/05/20 12:48:15
















