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2006.06.25
[フィナンシャル ジャパン] 分散投資でリスク分散せよ
「フィナンシャル ジャパン」7月号掲載
連載―こんな投資はしちゃいけない!
ITバブルを迎える前の1998年、既存顧客からの紹介で口座開設した40代後半のお客さまから
「300万円ほどリスクの取れる余裕資金があるので株式投資を始めたいのだが、何かいい銘柄を紹介してもらえないか」とのご相談がありました。
相続による金融資産を5000万円程度保有され、今回の投資資金は最大限のリスクを取って夢のある投資をしたいとのご要望でした。
そこで以前から注目していた成長企業のS社を紹介したところ、お客さまに大変気に入っていただき、長期投資を前提に300万円相当投資していただきました。数カ月後にITバブルが到来し、S社の株価は二倍以上になり300万円程度の評価益が出ました。
利益確定と投資元本を全額回収するために、半分を売却し、残り半分は長期保有することをお客さまに提案したところ、まだ値上がりすると確信したお客さまは、1000万円をS社株に追加投資したいとのこと。
私はお客さまの金融資産や当初の投資計画・リスク許容度からみて同一銘柄への追加投資は好ましくないとアドバイスしましたが、結局お客さまは1000万円相当を追加投資されました。お客さまの判断は的中し、その後もS社の株式評価益は1000万円程度まで膨れ上がり、その評価益を後ろ盾に投資額をさらに拡大し、ピーク時には時価評価で1億円(うち評価益5000万円)程度になりました。
この間、私は幾度となくお客さまに投資銘柄の分散や利益確定のために安定型の投資信託や外債など、ほかの金融商品への資金シフトを提案しましたが、聞き入れられることはなく、やがてITバブル崩壊とともにS社は成長シナリオが崩れ去り、株価は下落。お客さまの資産は目減りし、2003年の最悪期にはその投資総額は時価評価で2000万円を下回ることになったのです。
お客さまから相談を受けた私は、当時保有の3銘柄すべてを売却し、その時点で将来有望な配当利回りや純資産倍率で割安な七銘柄に分散投資するよう提案しました。その後株式市場は徐々に好転し、03年終盤には4000万円程度まで時価評価が回復しました。
株式投資での苦い経験をしながらも魅力も感じていたお客さまの「当初の5000万円までは何とか挽回したいので今後も1000万円程度は投資していきたい」というご要望を受けて、以前の失敗を教訓に保有株式すべてを売却してリセットすることをお客さまに提案し、1000万円ずつを株式と現預金、2000万円は投資信託というポートフォリオを組みました。
株式の時価評価が1000万円以上になれば値上がり分を投資信託にシフトし、値下がりした場合の追加投資は時価評価1000万円を上限とすると決めた上で、ポートフォリオの中核を投資信託に据え、バランスファンドなどを中心に選択し多数の資産クラスに投資し、さらに国際分散投資を行うことにより中長期的な成長を目指すこととしました。
その後、株式においては早い段階で500万円程度を利益確定し、投資信託にシフトすることができました。リセット後3年で最初の目標を達成し、お客さまからは「以前と違って、どんな局面でも安心できるし、今後もこの投資
スタンスを維持していきたい」と評価していただいています。
(CIFA 別宮好晃)
(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は「フィナンシャルジャパン」7月号発売号に掲載されたものです。
(読者の皆様へ)
全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年8月号は6月21日発売です。
今月の第1特集は、「インフレ時代に備える6つの基礎講座」。インフレになることを見越して身につけておくべき基本知識や投資方法を学び、読者の皆さまの身近にある金利や物価、住宅ローンや預金金利などについて解説しています。
また第2特集は、5月より新会社法が施行され、企業においての『内部統制』が注目される中で、「投資家のための新会社法『内部統制』の極意を学ぶ」と題して、投資家として知っておいたほうがよい、企業の対応の実態や『内部統制』に力をいれている企業の情報などをまとめています。
特集以外では、中田英やイチローのようになるための右脳の鍛え方、政策通で知られる与謝野馨経財相の「オトナの経済財政論」、前三重県知事の北川正恭氏と日本サッカー協会の川淵キャプテンによるリーダシップ・人事術についての対談、さわかみ投信の澤上篤人氏の「ファンドマネージャーが経営者の本音に迫る」、独立した立場で投資家にアドバイスをするファイナンシャル・アドバイザーの活動状況など盛りだくさんの内容となっています。
2006 06 25 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク
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» 野党の論点のすり替え?! [くまさんの自立 から]
庶民の味方気取りで、日銀総裁の儲けたことがいけないかのように、国会中継で いくら儲けた、いくら儲けた と詰問する姿が見えた。
論点がずれている。
儲けたか儲けないかの問題のように見せかけた聴き方をしてはいけない。
低金利政策を続けている張本人が、高利回りの利ざやを稼いではいけないと言うことを表面上、大問題として取り上げているのだけれど、ハイリスクでもあるわけで、大損していたときは、問題として取り上げたのだろうか。
... 続きを読む
受信 2006/06/25 10:58:03
» 「成功報酬は合理的」で「分散投資でリターンが下がる」のか? [たけくらべ から]
雑誌、マネージャパン(2006年7月号)を眺めています。
今号では、ラップ口座&SMA口座についての特集がなされています。
手数料水準を考慮しますと、さほど有利な運用方法だとは思わないのですが、「運用を任せたい」というニーズもあるでしょうから、こういうサービスが存在することは必然なのでしょう。
ところで、記事を読み進んでいて、気になった点を二点だけピックアップ。
一つめ。
�... 続きを読む
受信 2006/06/25 21:41:57
» FOMC [楽園@トレード日記 から]
週末、いろいろとサイトチェックなどしてみたが、
先週の動きからか、
「15000円を固め、再び上昇相場へ!」
なんて、お気楽発言目立つ。
そう簡単に都合の良いようにはいかないと思うんだけど・・・。
そもそも今回の下落は、
・ゼロ金利解除によるリスクマネーの一... 続きを読む
受信 2006/06/26 12:44:18
» Financial Formation [ 独立系証券マン(IFA)日記 から]
匠です。 WCUPもベスト8が出揃い好カードが目白押しです。 そこでサッカーにち 続きを読む
受信 2006/06/29 10:13:46
















