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2006.08.19
[本のソムリエ] 「国債の歴史」
今週の丸善丸の内本店 西川仁副店長がお薦めする本です。
「国債の歴史――金利に凝縮された過去と未来」
富田俊基著
東洋経済新報社刊
定価:6300円(税込)
累増する国債をどうするか。これは今日の日本経済、というよりむしろ日本という国家が抱える問題のひとつです。本書は、300年以上にわたる各国国債の歴史とその意義をたどり、その流れの中に日本国債を据えて考察することで現状の問題点をあぶり出し、同時に未来を問いかけています。
具体的には、17世紀イギリスの名誉革命に遡って国債の本質を明らかにし、以後今日に至るまで、市場が各国国債の信用力、ひいては国力そのものをどう見ていたかを追究しています。
アメリカ南北戦争の時代から一例を挙げましょう。北部・南部の政府がそれぞれの通貨で国債を発行しましたが、金利を比較すると、北部政府が発行した国債のほうが低いという事実が出ています。まるで、市場は戦争の帰趨を見通していたかのようです。
ひるがえって現代では、先進国は90年代以降ずっと国債の低金利が続いています。なかでも、日本は顕著です。今日、市場からの警告をどう読み取るか。国債と財政との問題が論じられるなか、本書は大きな意味を持つ良書といえるでしょう。
著者は野村総合研究所で日本経済・財政の研究を重ね、現在中央大学教授。
(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は8月7日にフジサンケイビジネスアイに掲載されたものです。
2006 08 19 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク
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あまり興味のない内容もあるのですが、全体としては良い特集だと思います。数多くの記事がありますが、投資関連では、
1.吉本佳生氏による「人気金融商品 おいしそうな新聞広告は信じられるか」
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受信 2006/08/20 1:38:28
















