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2006.09.30

[フィナンシャル i] 小泉改革と「ビッグウォッシュ効果」

 一般に株価は景気循環と連動するとされる。確かに、2002年頃まで理屈通り両者の連動が続いていたが、02年以降、その関係は大きく崩れた。景気は回復しながら株価は大幅に下がり続け、一時、日経平均は8000円割れにまで低下した。この時期は債券市場で10年金利が0.4%台まで低下した世界金融史上も未曾有の局面だった。
(みずほ証券 投資戦略部長 高田 創)

 今日、景気拡大が続くなか、今年11月には戦後最長の景気拡大期間「いざなぎ景気」(1960年代後半)超えまでが議論されるが、その出発点は02年1月だった。
 しかし、景気回復が始まっていた02年以降も株価下落が続いた。銀行グループの一員として金融市場に向き合っていた筆者は、「これから先どうなるのだろうか」との思いを抱いたことを思い出す。
 当時は、バブル崩壊後の調整のシワが最も寄った時期であり、不良債権処理に伴う資本の毀損から、銀行は株式売却を迫られ、それがリスク管理上、一段の売りを促すスパイラル状況に陥った。
 年金は代行返上等の換金売りが需給を悪化させ、企業も固定資産に係る減損会計に伴い特別損失を計上しながら株・不動産を売却し、実体経済回復のなかの株価下落をもたらす「悲観バブル」状況だった。
 01年に発足した小泉政権が金融と産業と一体とする不良債権処理推進を旗印としたことは、ハードランディング的なイメージをもたらしたが、結果的に一般企業が一気に損出しを行い、その後の急回復を狙う「ビッグウォッシュ効果」となった。
 郵政改革を中心に「改革」のイメージを強めることで外国人投資家の投資マインドを高め、資産価格上昇のきっかけを作ったと評価できよう。
 国内では資本の毀損に伴い「悲観バブル」に陥ったなか、リスクテイクを行いうる投資家は、00年代初当初は資本の消失を免れた外国人投資家と、政府・日銀を含めた公的セクターに国内の一部ファンドに限られていた。
 小泉政権による構造改革が外に向いた対応に終始したのは、資本の保有を外国人投資家に依存せざるを得なかったことによるとも考えられる。
 02年以降の「悲観バブル」が異常な局面であったとすれば、その後の株価上昇はあくまでも従来のトレンドラインに戻りつつある動きとみることもでき、中長期的観点でみて株価は上昇基調にあると考えられる。
 一方、06年半ば以降の株価伸び悩みは、依然として新たな株式保有構造が確立できていないなか、外国人投資家に過度に依存したことによる市場の不安定さが露呈したものともいえる。さらに、02年以降の循環的経済環境は世界的に見ても天井を付け来年にかけて調整をもたらすリスクも持つ。
 小泉改革の5年間は構造調整のビッグウォッシュの時期として後世からも評価されようが、長い景気は世界的にもピークを付けつつあること、新たな株式の保有構造・ガバナンス等、新政権に残された宿題も多いことには留意が必要であろう。

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高田 創 (たかだ・はじめ)
1982年東大経卒、日本興業銀行(現みずほFG)入行。86年オックスフォード大修士課程修了(開発経済学)、2000年みずほ証券投資戦略部長チーフストラテジスト。著書に「日本のプライベートエクイティ」(日本経済新聞社、共著)、「国債暴落」(中央公論新社、共著)、「銀行の戦略転換」(東洋経済新報社、共著)。

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2006 09 30 [14. フィナンシャルi ] | 固定リンク | トラックバック

[FJオンラインDの日記]  「ご苦労」と「お疲れ」の間で

先日、FJ編集部が入居しているビルの前で、二人の女性が話をしていました。
どうやらこのビルの中にあるA社の人と、A社を得意先としている(別の場所にある)B社の人が話している様子。B社さんがA社さんにあいさつに来たところ、偶然、担当者同士がビルの前で出くわして会話が始まったようです。ちなみにA社の担当者が変わるらしく、B社さんは恐縮しながらも新しい担当者の名前などを聞いていました。そして辞めるらしきA社さんに向かって、
「いろいろとご苦労様でした」
とねぎらいの言葉を述べました。


「………ん?」

皆さんこんにちは。FJオンラインのD・濱田@左耳にピアスホールがあります、です。最近着けていないのでふさがっているかもしれませんが。読売新聞によると、秋田市の秋田経済法科大が茶髪とピアスをやめたら褒賞金1万円を出すそうです。これって、一回染めてから黒髪に戻した場合も褒賞金もらえるんでしょうかね?……モト取れそうだなぁ。

ところで、私もよく「ご苦労様」と声をかけていただくことがあります。
とても嬉しいです。気をかけていただける心配りに対して、ありがたく感じます。

でも、実際はそうでもないときもあるんです。

というのも、そもそも「ご苦労様」という言葉は、「目上の人間が目下にかける言葉」なわけです。冒頭の場合、A社がお客様だからダメ、とかいうことではなく、勝手にB社が上に立って良いものか、とちょっと思ったわけです。

別に知っている人から「ご苦労様」と言われることに対しては全然、悪い気はしません。むしろ嬉しい。それが年下でも、上司でなくても。なぜなら、相手の心のなかにこちらを見下している気持ちがないであろうことが分かるからです。

それではなぜ「嬉しくないとき」があるのかといえば、
「もしかしたら見下されているかもしれない可能性があること」
「それを許せない自分の心の狭さ」
が理由なのでしょう。まぁ後者のほうが大きいような気がします……それに機嫌悪いというのが理由のときもありそうです。

たしかに「人の上に人をつくらず…」なんて言葉もあるし、方言では目上の人に使うこともあるようです。一概にダメだとは言えません。
そもそも言葉なんて使う人によって載せる意味は違うし、常に変化もしているわけで、そこに面白さがあるとも思うのです。辞書に載っている言葉が正しくて、それ以外はダメだとも思いません。
ここで私が使っている日本語だって文法がおかしい箇所があるでしょうし、もしかしたら誰かの気持ちを逆なでしているかもしれません(ただそれは私の現時点の日本語能力の限界ですから、指摘されても仕方ないとも思っています)。

私が以前住んでいた横浜市の某区では、選挙の投票に行くたびに、会場の整理をしている若いお兄さんやおばちゃんから、ブスッとした顔で「ごくろーさまでーす」と言われていました。このときはあまりいい気持ちはしませんでした。
よくよく考えてみると、これは「ご苦労様」という言葉が悪いのではなく、そこには気持ちがないことが伝わってきたから不愉快になったのでしょう。
いや別に投票に行ったことを褒めてもらいたいとは思いませんが、ねぎらう気持ちがなくねぎらいの言葉をかけられるなら、「こんにちはー」でもいいんじゃないか、などとアマノジャクな私は思うのです。


ただ私のようなひねくれた人間も社会には少なからず(多分)いるわけで、「ご苦労様」の語源を知らずに使って、「あぁこの人は語源を知らないんだな」と思われる可能性は存在するわけです。まぁそれでもいい、というのなら「その言葉遣いやめろ」とまでは言いません。言えません。
それでも、そういう背景があること、そういう感情の動きが生じうることくらいは知っておいても損はないのではないでしょうか。どうせ気持ちを載せるなら、伝わって欲しいですよね。

と見ず知らずの人に対して老婆心ながら伝えたくて、このエントリを書いてみました。おこがましいですが…。
それでも、「お疲れ様」で良いのでは。

2006 09 30 [18. FJオンラインDの日記] | 固定リンク | トラックバック

[シンコの日記] 時代に取り残されたもの

こんにちは。シンコです(^^)/

時代の波に取り残されているかも・・・。と不安に感じることってありますか?
でも、こちらの会社さんのようなケースもあるんですよ。

シンコは先日、昔ながらのかきもちとお餅の専門店にお邪魔してきました。こちらの会社は商店街の中にあり、100メートル離れた所には、餅の製造工場もありました。社長さんによるとかきもちと餅の両方を作っているところは、東京で今はここだけしかないのだそうです。お店の方にお邪魔すると、かきもちやお餅が売られているほかに、かきもちをその場で揚げていらっしゃいました。「これから揚げるんですけど、見ますか?」ということで、お餅がかきもちになる瞬間をシンコも拝見することになりました。

かき餅を揚げるのに使われる油は、純正米油。最近はこれをサラダ油で揚げるところが多いそうなんです。米油はお米の油だけあって白くてきれいな色をしていましたが、これを一日で使い切ってしまうそうです。「これを使いまわしながら黒くなった油で揚げているところもあるんだけど、うちは常に新鮮な油で揚げています」とのこと。

薄ーく、小さーく長方形に切られた餅。餅というよりデジタルカメラのメディアスティック(?)のような形をしています。餅米の甘みを活かすためにせいろで蒸した餅を
、2~3日間天日で干して室内で寝かせ、再び天日で干してパラパラっと乾燥しきったものを、250度の高温の油の中に入れます。油の底に沈んだ餅は、30秒後、いっせいに油の上に浮かび上がってきました。

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3分ほど経ったでしょうか、次第にきれいな黄金色に輝いてきました。あっという間にあの丸長い形をしたいつものかきもちの形になってくるのです。油から引き上げられたかきもちに、有機丸大豆の醤油を吹きかけられます。すると「シュワー」と言う音と共に、蒸気が浮かび上がってきました。

「さあ、もう食べられるよ」とお醤油の香りが漂う中、出来立てアツアツのかきもちをいただきました。ああ、このときのおいしさといったら(^^)。今あなたのお口に届けられないのが残念なくらいです。米油だからなのでしょうか。さらっとした食感。これまでに食べたことのないほどのおいしさでした。「何でこんなにおいしいんでしょうか(☆。☆)」とうかがうと、「うちは昔の作り方と同じやり方。うちは昔ながらのごく普通のかきもちの味と全く同じ味ですよ。他のところのかきもちの味が変わっただけなんです」。

どういうことなのでしょうか。「昔はあちこちいろんなところに餅屋があったんだ。でも、全部つぶれちゃったよ。」大手の餅屋は、機械化していく過程でいろんな施設を導入して量産体制を敷いたそうです。そのなかで餅を全て機械の都合に合わせた餅作りに転換していったのだそうです。それと同時に餅本来の香り・甘みも消えてしまったとか。「うちは、そうした機械を導入できるほどの余裕がなかっただけ。時代に取り残されたことが、結果的にはこの店の存在を浮かび上がらせることになった」ということなのだそうです。いまでは昔ながらのおいしさを残した唯一のお店としてその実力が世間的にも認められたからか、東京の大手デパートのほとんどがこちらのかきもちを取り扱かっているそうです。

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時代が変わっても変わらぬ方法で素朴なものづくりを守ってきたからこそ、量産化の時代を過ぎ、質が問われる時代になった現在、その価値が再び世の中に見直されたということですね☆(^^)





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最新の拠点網です。(店舗案内はこちら。)

お気軽にお立ち寄りくださいね。
  ※シンコは架空の人物です。

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[本のソムリエ] 2010年の金融

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今週の丸善丸の内本店 西川仁副店長がお薦めする本です。
「2010年の金融」
野村総合研究所著
東洋経済新報社刊
定価:1680円(税込)

 インターネットバンキングにおサイフケータイ、スーパーやコンビニエンスストアで見られる銀行のATM窓口など、これまで敷居の高かった「金融」が身近になったと感じられる方も多いのではないでしょうか。
 本書は、いま動きの激しい「リテール金融」の分野に焦点をあて、2010年までに予測される業界変化と、その中で競争優位に立つための条件を提示しています。
 今後起こると思われる変化が以下の4点に分けて紹介されています。その4点とは、①代理店制度や異業種からの新規参入により、業態・業界の垣根の消失が加速する ②ケータイ、ICカードなどITの進歩で「いつでも」「どこでも」という新たなニーズが生まれる ③団塊世代の大量退職に伴い「大衆富裕層」向けの資産運用サービス需要が高まる ④地方経済の疲弊が叫ばれる中、いかにして地域独自の金融サービスを打ち出せるかが地域金融生き残りの鍵になるーです。
 また、本書には米国の金融ビジネス事情も多く紹介されています。金融業界の関係者はもちろん、一般読者にとっても日本の明日の金融を知ることができる興味深い一冊といえるでしょう

2006 09 30 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.29

[ゴーログ] 地方が悪いのか、それとも銀行が悪いのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。昨日に引き続き、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが紹介してくれた片山鳥取県知事のコラムを取り扱いたいと思います。本日は、夕張市の財政破綻をネタにした本年8月31日のコラムです。

テーマパークを経営する夕張市の第3セクターは巨額の負債を抱える。 例えば夕張市の場合でも、巷間伝えられるところでは同市は市債残高が187億円、第3セクターなどの負債で市が負担しなければならないものが120億円あるほか、巨額の赤字を粉飾するためのヤミ起債を含む短期借入金が300億円近くもあるとのことだが、それでも市の支払が滞ったとの報道には接していない。つまりデフォルトは起こっていない。

 ここで、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんは、「とうとう 県知事自ら『粉飾』『ヤミ起債』という言葉を使ってしまった!!!」とコメントしていますが、そもそもこの「粉飾」や「ヤミ起債」が黙認されてしまっていて、全くお咎めなしというのは、あまりにも官民格差があるのではないか、と私は思っています。

しからば、夕張市ほど悲惨な財政状態でも財政破綻が現実化しないのはなぜか。それは金融機関が気前よく貸し込んでいるおかげである。短期借入金はルールに従えば年度内に全て返済しなければならないのだが、夕張市にそのルールを適用すると即刻デフォルトに陥ることから、金融機関が今日までずるずると支えているのだろう。しかし、こんな危うい状態をいつまで続けられるだろうか。金融機関が中小零細企業の不良債権を厳しく査定していることとの取扱い上の違いをどう説明できるのか。

 これに対して、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんは、「かつての銀行団によるダイエーへの2兆円以上の借金貸し支えを思い出すではないですか!!!」とコメントしています。確かに、「小さな民間企業だったらOUTだけれど、大企業や官庁だったらOK」というのは、不公平ですよね。ただし、そこで片山鳥取県知事は、さらに論理を飛躍的に展開させます。

「自治体の債務には政府の保証があるはずでは」と、金融機関の関係者から尋ねられることがある。たしかに自治体の起債すなわち長期債務に政府の関与はあるが、だからといって政府保証などは毛頭ない。まして短期借入金は政府の関与の外だ。・・・決して例外的に発生したとはいえない夕張市の破綻も債権者のリスクを現実化しなければ解決できないだろうし、事実上ヤミ起債に手を貸した金融機関の貸し手責任も問われてしかるべきだ。また、たとえいかに精緻な財政指標を考案し、あるいは貸し手でもない政府の関与を強めたとしても、所詮はリスクを背負った貸し手(金融機関)の審査にまさる破綻防止の手立てにはなり得ない。

 つまり、「『金融機関からお金を借り続けた(起債を続けた)地方自治体もアホだけど、地方自治体へお金を貸し続けた(起債を買い支え続けた)金融機関のほうがもっとアホだ!』という片山氏独特の『責任のなすり合い』『責任転嫁』論」(by「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さん)が唱えられているわけで、いわば地方公共団体も破綻することによって、「貸し手にロスを負担させろ」という話であるわけです。

 「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんは、「あまりに分かりやすくストレートな表現なので かえって『お笑い劇場』でも見ている感覚に襲われます」と指摘しながらも、「うーーーん、いくらなんでも ここまで開き直られると、やっぱ借り手(自治体)の責任もかなりあったような気がしてくる・・・これがモラルハザードと言うものの現実なのだろう」とコメントしていますが、以下の文章がすべてを物語っているような気がします。この問題は、きっと安倍政権における重要な課題になることでしょう。

気前良く貸し続けた(地方債を買い続けた)金融機関が悪いのか、借り続けた(短期も含めた地方債を発行して 借金を続けた)地方自治体のほうが悪いのか・・・・。どっちなのだろう。。。少なくとも どちらも大人の世界の出来事とは到底思えない。そもそも『巨額の赤字を粉飾するためのヤミ起債』を平気で発行し続ける地方自治体って、粉飾の犯罪者じゃないの???? まぁ 日本国政府も似たような手法に手を染めているのですが。。。

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2006 09 29 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.28

[ゴーログ] 地方が悪いのか、それとも政府が悪いのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが、片山鳥取県知事のコラム(片山鳥取県知事の直言・苦言・提言)をご紹介してくれました。非常に面白いので、興味のある方は是非アクセスして全文を読んでいただきたいのですが、エッセンスの部分だけ抜粋して、2004年11月17日のコラムをご紹介いたします。

現在全ての地方団体は財政難に喘(あえ)いでいる。鳥取県もご多分に漏れず財政状況は危機的で、そのため筆者が知事に就任して以来 必死で財政の構造改革に取り組んできた。この数年で公共事業は半減、前知事時代に計画されていた箱物建設事業は軒並み中止、人件費も大幅カットという具合である。しかしこれだけやっても財政は好転しないのである。歳出の中で大きな比重を占め、かつ、どうしても削減できないものがあるからだ。それが公債費すなわち過去の借金の返済に要する経費で、その額は膨大である。この間の事情は全国の地方団体に共通である。何故に地方団体はかくも膨大な借金を拵(こしら)えてしまったのか。それは政府の政策に忠実に従っていたからだ。

 これに対して、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんは、「この『忠実に』って言葉を二年前に始めて目にしたとき・・・私は血の気が引いた。真面目に血の気が引いてしまったのだ」と述べていますが、確かに「忠実に従った」結果として、現在の財政難に至ったのだとすれば、血の気が引きますよね。

 補正予算で追加される公共事業の多くは地方団体で実施されたのだが、その際の地方の財源は地方債で賄われ、その償還財源は全て後年度の交付税を上乗せして補填するとされていたのである。自己の持ち出しなくして仕事ができる。こんな一見有利な制度が用意されていれば事業をやらない手はない。地方団体はこぞって追加の公共事業に取り組んだのである。これを称してモラルハザードだと言うのならまさにその通りだ。しかし同時に、地方団体の歳出膨張を招来する仕組みを作った政府こそモラルハザードに陥っていたのである。

 この片山知事の論法に対して、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんは、「こういった潔い開き直り表現を片山知事はよく使ってくれる。だから 片山氏の文章はとても読みやすい」と評し、「政府に騙された地方団体もアホだったけど、『騙した中央のほうがもっと悪だ!』という片山氏お得意の論法は けっこう私は好きである」とコメントしています。

 政府が交付税制度を悪用して、全国にモラルハザードを蔓延(まんえん)させたといっても過言ではない。・・・かくして全国の地方団体は借金まみれとなり、今その元利償還のピークに達しているのである。元利償還がピークなら、上乗せすると政府が約束した交付税の額もピークでなければならないのだが、現実の交付税総額は平成12年度当時と比較し大幅削減である。・・・交付税の算定の中身を見ると、過去の地方債元利償還費は計上している。しかし、それ以外の部分を大幅に削減したので、交付税として交付される額は大幅に減っているというわけだ。これをたとえて言えば、「残業手当は満額支給するから、しっかり残業してくれ」と言う社長の言葉を信じ、一生懸命残業に励んだ従業員が、いざ給料をもらってみると手取りは大幅に減っていた。再び社長の言によると、「約束どおり残業手当は満額支給している。しかし本俸の方をこっそりと大幅に削らしてもらったので差し引きの結果手取りが減っているに過ぎない。」ということだ。これではまるで詐欺かペテンにかかったようなものではないか。

 「良く考えると、地方と中央政府とで『責任のなすり合い』」(by「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さん)なのですが、このコラムを読むと、片山鳥取県知事の『三位一体改革』に対して反発する気持ちをよく理解できます。本来だったら、こういう論戦こそ、テレビの場で「片山鳥取県知事vs菅 義偉総務大臣」という設定で見たいですよね。


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2006.09.27

[ゴーログ] 日本にビル・ゲイツを期待すべきではない

 皆さん、こんにちは。木村剛です。世界第2位の富豪として知られるウォーレン・バフェット氏が、本年6月に財産の約85%(440億ドル)を寄付すると発表して注目を集めたことを覚えている方も多いと思います。また、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が、引退後、自らが創設した世界最大規模の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金」の活動に「第2の人生を賭ける」としていることも報道されています。

 こうした動きを受けて、日本においても、「『日本人も、もっとチャリティーの精神をはぐくむべきだ』と、現場の活動家たちは声を合わせて訴えている」(ゲイツ氏を見習えと口々に訴え(livedoorニュース))という人々がでてきました。これに対して、「未来生活チッチキチー」さんが、極めて面白い視点からコメントを寄せてくれています。


ウィリアム(注:ビル・ゲイツ)はめっちゃカネ持ってるんです。想像を絶するくらい。使い道がないくらい。・・・持ってても仕方がないから慈善事業でもするかと考えるのは理にかなった判断だ。残念ながら、日本はウィリアムのようなめっちゃカネ持ちを生む国にする選択をしなかった・・・。これは本来の資本主義の姿に反する。しかし日本は資本主義の看板を掲げながらも富が均等に配分されるよう法律・制度を立案し運用し国作りをしてきた。そう選択してきた。この選択には良い面も悪い面もあるのだが、あいにく慈善事業や寄付という点においては悪い方向に働くと言わざるを得ない。


商売において、誰にいくら出させるかの算段を立てることは重要なポイントである。リターンのある場合においてすらそうであるわけだから、額面上のリターンのない出資、すなわち寄付の場合などはことさら重要だ。寄付として1億円集めるとして

(1)1人から1億円取る

(2)100人から100万円取る

どちらが大変か、現実的にどう考えても(2)の方が大変だろう。だから通常は(1)から攻めるべきである。・・・1人のめっちゃ金持ちより100人の小金持ちを生むことを選択した日本では一見(1)よりも(2)の方法がうまくいくようにも思えるが、残念ながら全く逆の結果をもたらしている。これがカネの流れの難しいところかつ人間の嫌らしいところで、均等に富を配分されて均等意識・総中流意識を植え付けられると、自分の人生の恙無く終えることに向けられ、さらに上を見るようになって危機感を生みカネに汚くなる。均等意識が転じてドロボー根性となってしまうというわけだ。・・・


ちょうど日本では、その意識に育てられたピークの世代がちょうどリタイヤ期を迎え、長年培ってきた均等意識から転じたドロボー根性をひっさげ老後を迎えようとしている。「老後の不安」という耳にやさしい免罪符を盾に財布のヒモががっちり閉まり、100万円ずつですら期待できない。閉まった財布は長年がんばってきた自分たち、子供、孫へのご褒美として極めて利己的な消費に充てられるか、あの世へ持って行くかのいずれかである。この世代はそういう人たちだ。・・・慈善事業というのは商売以上にカネに敏感でなければならない。カネがないから人材が集められなくて事業が進められないと嘆かれても耳を疑ってしまうので、冗談はほどほどにしておいた方がよい。(自分たちのことを指して人材がいないと言っているなら話は別だが。)

 異論もたくさんあるでしょうが、私は「未来生活チッチキチー」さんの意見にほぼ同意します。慈善事業は大変な事業であって、ビジネス以上にビジネス感覚が求められると思うからです。リスクとリターンを伴うビジネスに対してすら、おカネを出していただくのは大変なことです。リターンのない慈善事業に対して、おカネを出していただくことは、さらに困難を伴うと覚悟すべきです(また、エセ慈善団体が跋扈しているという現実についても直視する必要があります)。
 それを、「私たちは良いことをしているのに、それに対してお金を出さないあなたたちは善人でない」という言い方は、相当に甘いと言わざるを得ないでしょう。ゴーログ「マザーテレサは確かにスゴイ:これが本物のヒューマニズムだ!」(2006.05.26)で紹介したマザーテレサのようなしたたかな能力が求められるというのが現実なのです。
 ビジネスに置き換えてみればよく分かります。多かれ少なかれ、正当に存在しているビジネスは「社会に対して良いこと」をしています。だからと言って、「私たちは良いことをしているのに、私の会社に出資をしたり、私の商品を買わないあなたたちは善人でない」と騒ぎ立てれば、あまりの身勝手さに出資者も株主も寄り付かないでしょう。
 ちなみに「未来生活チッチキチー」さんは、「ちょっと前まで日本でもチャリティー精神がはぐくまれそうな気配はあったが、残念ながらブッ飛んでしまった」とコメントして、以下のように指摘していますが、ここは日本の未来を予測する上で極めて重要な論点である、と私は思うのです。

空想レベルの仮定だが、もしウィリアムが日本人だったとして日本でマイクロソフトを設立しWindows95の発売にまでこぎつけ、当時と同等の財産を築いていたとしていたら、ブラウザに関する独禁法違反が指摘された時点で強制捜査だっただろう。そしてウィリアムはしょっぴかれていただろう。あるいは、それ以前の過程で何かしらの容疑をかけられてしょっぴかれ、マイクロソフトは窮地に追い込まれていただろう。カネだけウィリアムを見習えと要求するのは極めて図々しい。

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2006 09 27 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.26

[木村剛のコラム] 安倍首相は「裏金ゼロ」を掲げよ!

 26日、安倍晋三氏が第90代首相に指名される運びとなった。マーケットでは、安倍首相がどのような経済政策を打ち出してくるかに興味が集まっている。

 残念ながら、『美しい国、日本。』に掲げられた「成長なくして日本の未来なし」「イノベーションによる経済成長」「自由と規律でオープンな経済社会」「再チャレンジできる社会の実現」「地方の活力なくして国の活力なし」「成長なくして財政再建なし」というメッセージは具体性と迫力に欠ける。
 せっかく、「行政機構の抜本改革・再編を行う」「定員削減や能力主義の導入といった公務員改革を断行」という、国民の支持を得られる「官の改革」を掲げているのに、「言葉のパワー」が不足しているのだ。安倍政権の基本姿勢を示す端的な言葉が求められているのに、それが定まっていない。
 その点、小泉前首相のワーディングは見事だった。「構造改革」一本槍だったため、何とかの一つ覚えと揶揄されたものだが、政権の基本スタンスを示す言葉として広く流布し、誤解を含めて議論の対象となった。
 安倍新首相によって意図的に試みられたワーディングは、「再チャレンジ」だと思われるが、今ひとつ世間には響いていないようだ。
 そこで、政権スタート時のキャッチフレーズとして、「裏金ゼロ」を提唱したい。マスコミの報道姿勢をみていると、岐阜県庁の裏金問題は終局を迎えているような感じを受けるが、これは「返金させればよい」という生易しい問題ではない。
 民間企業なら詐欺を立件されるべきところが、官庁だと裏金作りという寛大な見方がとられる。民間人であれば、「横領」と断罪されるところが、官僚だと「私的流用」ということで、返金さえすれば刑事罰を問われない。これはどう考えてもおかしい。
 夕張市や小樽市などにおいて多用された一般会計と特別会計間の偽計も、民間企業であれば、「粉飾決算」と指摘されるだろう。ところが、地方自治体だと「赤字隠し」という話になってしまう。社会保険庁の不祥事に対しても、懲戒免職は出ていない。総じて大甘の処分である。
 財政再建のために、遅かれ早かれ様々な負担増を国民にお願いしなければならないときに、「裏金」に代表される「官の不正やムダ」を放置したままで許されるはずがないではないか。
 したがって、安倍政権が真に「官の改革」を目指すのであれば、即刻「裏金ゼロ」キャンペーンを展開すべきである。「私は、岐阜県庁裏金問題のような事件を撲滅します」「夕張市のような粉飾決算は二度と許しません」などという分かりやすいメッセージを国民に対して投げ掛けるべきだろう。
具体的な対策としては、国や地方に対して、専門家による外部監査を抜本的に強化していくべきである。
 例えば、英米であれば、国や地方の財務諸表は、民間の会計専門家によって監査されている。不正に対しては、英国の地方自治体においては、完全に独立し権限を付与された地区監査官が指名されているし、米国では、逮捕権を持っている監察官が連邦政府や州の不正に目を光らせている。
 わが国においても、「裏金ゼロ」を目指して、英国の地区監査官や米国の監察官のような制度を早急に導入すべきだ。「会計検査院や監査委員がいるから大丈夫」などという戯言を聞いている余裕はもはやあるまい。


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2006 09 26 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.25

[ゴーログ] オレ様化した教師たち

 皆さん、こんにちは。木村剛です。日の丸、君が代の強要は「思想、良心の自由を侵害する」ということで、違憲・違法との判断を東京地裁が下した件に関して、「作家が急に来たもので」さんがトラックバックを送ってくれました。

拒否する教師側には様々な思惑があると思いますが、そんな思惑より、自分たちの行動が生徒にどんな影響を与えるのかそれを最優先に考えるべきではないのか・・・。日本人で、小中高生なら国旗への起立、国歌斉唱をすることくらいどうってことはない・・・。それなのに教師の行動や今回の判決は、生徒たちに、これは拒否してもよいもの、拒否すべきものという発想や、自身の考えと異なれば集団行動に従わなくてもよいという発想を教えることにも繋がると思います。それは生徒の混乱を招くと同時に、飛躍をすれば少年法を盾に確信犯的に悪さをする少年がいるように、今度は憲法を盾にしてあれこれとわがままを言い出す生徒も出てくるのではないでしょうか。

確かに「思想、良心の自由」は憲法で保障されていますし、皆がやっているから自分も絶対にしなくてはならないということはありません。しかし、それはケースバイケースです。それを履き違えた行動が多々起きる可能性があります。今回の一連の出来事は諏訪哲二氏の著作オレ様化する子どもたちに書かれているようなオレ様の子どもたちにお墨付を与えた側面があるように思います。

 ちなみに、「くまさんの自立」さんも、「子供たちのオレ様化が促進されるような気がしてならない」と懸念しています。この手の問題に関して私は、極めて保守的な考えを持っていまして、いまや完全なマイノリティだと確信しているのですが、以下の3点を基本的なスタンスとして堅持しています。
①自立する力をつけ、そのための責務を果たせるようになるまで、子供は親や教師の言うことに絶対に従わなければならない。
②親や教師は、子供が自立するための能力をつけ、責務を果たす姿勢を身につけるように導かなければならない。
③親は、子供が自立するための能力をつけ、責務を果たす姿勢を身につけるようになったら、子供の選択を尊重しなければならない。
 したがって、自立していない子供たちが、自立した大人である教師の指導に基づいて、日の丸や君が代を歌うことについて私は何の違和感もありませんし、その意味合いや是非については、親が子供と話し合いながら、自立していく過程で、じっくりと自分で考える能力をつけていってもらえばいい、と考えています。
そういう観点から申し上げると、今回の事件については、自立した大人であるはずの教師が、自立していない子供たちを巻き込んで、自分たちの政治的キャンペーンを繰り広げたということに対して、大いなる怒りを覚えています。
 私たちは、あるいはすべての親御さんたちは、自分の政治的信条を子供たちに伝えてもらうために、公務員である教師に税金を支払っているのではありません。教師個々人の政治的信条は当然自由ですが、それを子供たちに対して一方的にデモンストレーションする権利までは認めていないはずです。
 今回の事件は、そもそもが「自立した大人」になっていない「教師という名の子供たち」が巻き起こしたものです。自分の政治的信条を子供たちにデモンストレーションする「オレ様化する教師たち」に対しては、親として厳しい措置をとっていくべきだと思っています。

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2006.09.24

[フィナンシャル ジャパン] BRICsの次にブレイクするのはこの国だ!②

 ポストBRICs ~ネクストイレブン
 [フィナンシャル ジャパン9月号[7月発売号掲載]

強い成長を実現するには、安定した開放経済、健全な投資、高い技術採択率、健全で教育水準の高い労働、そして、完全にルールにのっとった政治環境が不可欠と同社は分析する。GESの国別パフォーマンスは0(劣悪)~10(パーフェクト)の尺度で測られる。このGESは、刻々と変わる要素とエビデンスを基にして判断するため、その時点での国の潜在成長力が的確にはじき出される。こうした指標を元に、ゴールドマン・サックスが挙げたN-11の多くは、BRICsの成長の勢いには及ばずとも、そのうちの韓国とメキシコは、BRICsが持つ世界経済の影響力と比肩する成長が見込まれている。現時点での韓国のGESはBRICsとN-11の中でも群を抜く。メキシコとベトナムもBRICsの中国とロシアの間に入る成長性を見せている。 
 一方、N-11の中で発展途上国のGES平均値を下回っているのが、ナイジェリア、バングラデッシュ、パキスタン、インドネシア、トルコ。これらの国が平均値を下回ったのは、GESの中でも一番重要な要素であるマクロ経済の安定性が低いことによる。
 ゴールドマン・サックスによれば、たとえば韓国のGESを現在のG7(G6にカナダが加わる先進7カ国)のGESと比較すると、イタリアがG7の中で最下位の37位に位置する一方、韓国は17位で、イギリス、日本、フランスをも上回るという。
 2050年の世界経済の主役はどんな顔ぶれになるのか。USドルベースGDP、実質GDP成長率、一人当たり所得、需要や為替相場などの側面からはじき出された国は、中国を筆頭にアメリカ、インド、日本、ブラジル、メキシコと続く。
 N-11のうちのインドネシア、ナイジェリア、韓国は、遅くとも50年にはイタリアとカナダを追い抜く可能性があるが、そのほかのN-11の面々は現在のG7を追い抜くことはできないとされる。同社によれば、韓国が堅調な成
長条件を維持すれば、50年までにBRICsを追い抜くことも可能だという。ちなみにG7でも最下位のイタリアは、早くも20年には韓国に追い抜かれ、44年には、インドネシアに、48年にはナイジェリアに追い抜かれるとされる。
今後ポストBRICsのN-11のような国における消費は近い将来、第一次産業市場から、消費財やサービスなどの市場にシフトし、そのバリエーションは多岐にわたると考えられている。ビジネス投資機会は圧倒的に増えることに間違いはないが、それでも、投資環境リスクはその大小はあれど、絶えずつきまとうのも確かだ。次回からは、N-11の潜在成長力や投資環境を国別に追っていく。

(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)メディア・コラボレーションしています。

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2006 09 24 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] 犬を食べちゃうのですか・・・?

 こんにちは、尾花典子です。秋の気配を感じる季節になりましたね。洋服の入れ替えのように、気持ちも入れ替えるような、なんともいえない新鮮な気持ちになります。
 会社で私が席で仕事をしつつ、後ろから同僚が立ったまま話しかけるという状況で、 「白髪がある!!」と言われて、「えっ!1本??」と聞いたところ、「もうちょっとある!」と返され、ショックのあまり翌日に美容院でヘアカラーをしてみました♪

 先週三連休は、11月にAPECの主要会合が予定されているベトナムのハノイに行ってきました!本当はホーチミンに行きたかったのですが、ホーチミン行きは飛行機が満席で予約できずに、結局ハノイになりました。
 ベトナムはBRICsの次に経済的成長が予想されるN-11(ネクスト・イレブン)のひとつで、ハノイはフランスと中国の文化が融合したノスタルジックな街らしいので、とっても楽しみでした。
 
 空港でチェックインするのにJALのチェックインカウンターの列に並んでいるとき、予期せぬことに家族がターバンを巻いた三人連れの男性を見て、
 「あっ、インド人だ!」と少し大きめ(だったと思う・・・)な声を出してしまったところ、そのインドの人たちが三人とも一斉に振り返ったので、ちょっとはずかしかったです。ごめんなさい・・・。
 
 チェックインが済み、出国手続きはほとんど時間がかからず、かなりスムーズでした。ラウンジでくつろぎすぎて、最終案内のまた最終案内くらいでやっと飛行機に乗り込み、ハノイに到着したのは、夜の9時くらい。成田からの所要時間は5時間でハノイは日本から時差マイナス2時間。そんなに暑くもなく、予約をしていたホテルのピックアップサービスのタクシーですぐにホテルに向かいました。
 空港からの市内に向かうハイウェイ風の道の両側にはほとんど何もなく、これからの開発が期待されるような感じでしたが、中心地に近づくにつれ、オートバイの数が増えてきて・・・・。びっくりすることにほとんど信号がないんです。道によっては車線もなくて、対向車やバイクが正面から走ってきて、いつぶつかるかとドキドキしていました。しかも他の車やバイクに注意喚起するためにクラクションはひっきりなしに、お互いにみんなが鳴らし続けなければいけないので、その騒音はかなりのものでしたo(★___________★)o
 ホーチミンが「動」で、ハノイは「静」で結構静かなところという話でしたが・・・。
 しかもオートバイは2人だけではく、3人、4人と乗っていて、家族4人が車でなくオートバイに乗っているという感じで、どうやったらそんな大人数で普通のオートバイに乗れるのか、逆に感心してしまいました・・・。

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 宿泊したホテルニッコーハノイはハノイ駅からすぐのところですが、まわりはほんとにほとんど何もなかったです。


 翌日は、日本語ガイド付きの一日車チャーターをネットで予約していたのですが、運転手さんが日本語が話せて、ガイドしてくれるものだとばっかり思っていたら、日本語を話すガイドさんが一人つくということだったみたいで、車のチャーター料金とガイド付きではあまり料金が変わらないのに・・・・、ちょっと驚きました。
 私たちのガイドをしてくれたのは、ハノイ外語大学の日本語科を卒業したホワさんという女性で、日本語がすご~く上手でした。

 あまりにもオートバイが多いと思った私は、
 「ホワさん♪オートバイとかすごーく多いですよねぇ・・・」
ホワさん 「でも今日は土曜日だから、そんなに多くないよ。仕事がお休みじゃない日はもっと多いよ~。でもハノイはホーチミンより田舎だから、ホーチミンのほうがもっと多い」
 といわれて、ホーチミンのオートバイの数を想像しただけでちょっとめまいがしそうでした。ハノイは電車はあるのですが、ほとんど乗らないみたいで、地下鉄もないし、バスもそんなに頻繁ではないので、オートバイとか自転車が多いようですね。

 じつはガイドブックを熟読したところ、ベトナムでは犬を食べる習慣があって、ホーチミンよりハノイのほうが好んで食べるということなので、メニューとかがわからずに、絶対に間違えて食べないようにしようと心に決めていたのですが、とっても気になっていたので、ホワさんにベトナムの犬事情をヒアリングしようと、
 「ホワさん♪本当にベトナムでは犬を食べるの?」
ホワさん 「うん。食べるよ~。豚肉よりおいしいよ」
 「え???そうなの(*'0'*)」
 でも専門店でしか食べないようなので、とりあえず一安心。
 街の観光をしているときに、シェパードのような犬が首輪をして鎖につながれていたので、
 「ホワさん♪あの犬は飼われているのよね・・・。食べないよね!?」
ホワさん 「黒い犬はおいしくないから、食べないよ。赤い犬がおいしいの」
 「え???そうなの(≧◇≦) 」
 また街中で首輪をつけたすごーいかわいいポメラニアンのような子犬を見たので、
 「ホワさん♪あの犬は食べないよね!?」
ホワさん 「うん、あれは飼われているの。でも大きくなったら食べるかもしれない」
 「え???そうなの(◎_◎;) 」

 犬を食べるという食文化に違和感を隠しきれませんでした・・・。

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 でも、フォーはとっても美味しかったので、毎日食べました~。
 ベトナムの家庭料理のお店「クワン・クム・フォー」の青菜の炒め物やしじみスープ、ベトナム春巻きは、日本食に近い感じでした。



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フランス人が別荘として使用していた建物を利用した「クラブ・オペラ」は本格的なベトナム料理のお店で高級な部類に入るようです。でも結構食べて、飲んだのですが、日本では考えられないほど、安かったです(*'ー'*)

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ベトナム料理は野菜が多く結構ヘルシーだと思いますよ♪


2006 09 24 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.23

[フィナンシャルi] 「金融CSR」と「CSR金融」

 「金融CSR」と「CSR金融」。
 これは単なる語呂合わせではなく、最近のわが国における金融機関のCSR(企業の社会的責任)にかかわる状況を表している。
(ニッセイ基礎研究所 上席主任研究員 川村雅彦)

 すなわち、「金融CSR」とは金融機関が自ら行うCSR経営を意味し、「CSR金融」とはCSRを促進するために金融商品・サービスを金融機関が提供することを意味する。

 日本のCSR活動は環境から入った、といっていい。かつて環境問題が企業の経営課題として議論され始めた頃、金融機関は環境問題から最も遠い存在であると、自他共に認識していた。それは金融機関がCO2や産業廃棄物、有害物質など環境負荷の直接的な排出量は少なく、オフィスの紙・ごみ・電気くらいだと考えられたからである。
 しかし、環境問題に限らず、金融機関は経済・社会の血流とも言えるカネを仲介することにより、経済・社会をあるべき姿へ誘導できる可能性をもつことが次第に認識されるようになってきた。それゆえ、日本の先進的な金融機関は環境問題だけでなく社会的課題への係りを意識した行動を始めたのである。
 欧米、特に欧州の金融機関では積極的かつ先進的な取組が行われており、「持続可能な社会の実現のために、金融機関は何ができるのか?」という問題意識と期待が醸成されている。
 2003年には欧米の金融機関を中心に「赤道原則」が採択されたが、これは一定規模以上のプロジェクト・ファイナンスを行う際に、社会面・環境面の影響評価を行い、終了後もモニタリングや是正措置を行うことを金融機関同士で合意した自主協定である。現在では本邦銀行も数行が採択している。
 この背景には、地球の有限性や貧困問題を強く認識した国際機関やNPOなどによる世界的な地球社会の持続可能性への取組の強化・拡大がある。特に、持続可能な社会に向けたUNEP・FI(国連環境計画・金融イニシアティブ)が1992年に開始されたことの影響が大きいといわれている。
 最近では、本年4月の国連のアナン事務総長のもと、UNEP・FIとグローバル・コンパクト(人権・労働・環境・汚職防止の原則)が「責任ある投資の原則」を発表した。これにも本邦金融機関6社が署名した。
 
 一方、わが国の金融機関ではバブル崩壊後の不良債権処理が一段落したことにより、新しい事業展開のひとつとして、環境やCSRをキーワードとする金融商品や金融サービスの開発と顧客開拓を開始したのである。
 しかし、現状では金融CSRとCSR金融が混同されており、例えば投資信託の一種であるSRI(社会的責任投資)や環境配慮型金融商品の開発・販売をもって「金融CSR」の実践と理解するところがある。
 それはあくまで「CSR金融=金融ビジネス」であり、金融機関自身のリスク管理(内部統制を含む)やステークホルダー価値の向上、さらに労働・人権や少子高齢化問題などの社会的課題を本業プロセスにおいてどう解決するかという「金融CSR」とは異なるものである。
 それゆえ、今後のわが国の金融機関が両者をバランスよく実践することに期待したい。

責任ある投資の原則(Principles for Responsible Investment)の要旨
1.環境・社会・ガバナンスを投資分析や意思決定に組み込む。
2.環境・社会・ガバナンスについて株主所有の方針や取組に組み込む。
3.投資先の環境・社会・ガバナンスについて適切な開示を求める。
4.本原則を資産運用業界が受け入れ、実践するよう働きかける。
5.本原則が効果的に実践されるよう共に協力する。
6.本原則に関する活動やその進捗について報告する。 

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川村雅彦(かわむら・まさひこ)
1976年九州大学大学院修士課程修了(土木系)。三井海洋開発でプロジェクト・マネジメントに従事した後、88年にニッセイ基礎研究所入社。都市問題、環境経営、環境格付、CSR、SRIを中心に調査研究に従事。


(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は9月18日にフジサンケイビジネスアイに掲載されたものです。

2006 09 23 [14. フィナンシャルi ] | 固定リンク | トラックバック

[FJオンラインDの日記] いまさら黒ブーム?

「スターフライヤー」「Soup Stock Tokyo」
「酢」「ビール」「烏龍茶」「東京ばな奈」

これらに共通するものは何でしょう。


それは、「黒」です。

皆さんこんにちは。FJオンラインのディレクター・濱田@ハチクロ10巻読んで泣きました、です(リンクはTVアニメ版)。特に、はぐがベッドの上で修ちゃんにあのセリフを言ったときと、最後にはぐが竹本君に渡したあれの中にあれが入っていたとき…(このくらいのネタバレはいいですよね?)…あぁ思い出すだけで…(涙)。
この作品、終わってしまったのはとっても残念ですが、作品として見事な着地だったように思います。おこがましい言い方ですが。。。ともかくもお疲れ様でした>羽海野チカさん。


ところで「黒」なんですが、黒ビールなんてのが以前からありますし、「今さら黒がブームということもなかろう」という声が聞こえてきそうです。が、そこはそれ、「私が立て続けに触れた」わけですので、悪しからず。

以前、フィナンシャル ジャパン2006年9月号に掲載した「スターフライヤー」の堀高明社長―北川正恭・早大大学院教授対談の構成を担当しました。同社はロゴ、機体、カウンターなどあらゆるものが「黒」で統一されています。取材したのですから、もちろん知っていました。
それからしばらくたった今月の上旬、田舎から家族が上京するというので羽田へ行きました。見送りに行ったとき同社の真っ黒いカウンターを見て、改めて驚嘆しました。「黒い!」とそのまんまのリアクション。
羽田まで行くことはあまりないと思い、自宅用にお土産(?)を買おうとしたら、見るたびに新製品が出ている(?)「東京ばな奈」で『黒ベエ』という商品を発見して購入しました。「これも黒かよ!」とツッコみながら。

見送った帰り、少しセンチメンタルになりつつ京急に乗って新橋へ向かいました。到着して「新橋駅に来るの久しぶりだなあ」などと思いながら歩いていると、噂に聞いていた『黒酢バー』を発見しました。そこで「また黒かよ!」と思ったわけです(このときは急いでいたので立ち寄らなかったのですが、黒酢は自宅でもよく飲んでいます)。

そういえば最近、昼食時によく飲むのが『黒烏龍茶』です……。

何だか黒に追われているような気がしていました……。

そして先日、フィナンシャル ジャパン12月号に掲載する予定の対談企画で、「Soup Stock Tokyo」を経営するスマイルズの遠山正道会長にお会いしました。ホスト役の北川教授とも話があったようで、我が事ながら非常に面白い対談になったと思います。記事は10月21日発売の12月号に掲載される予定なので、よろしければご覧になっていただきたいのですが、この対談は個人的にも印象的なものでした。遠山会長の人柄、独特のセンス、考え方の一端に触れることができ、「なるほど」と思ったり、「そういう考えもあるか」と目からウロコが落ちたり。会長は企業人としてだけでなく(こういう区分けが意味あるかどうかは分かりませんが)、創作をされているアーティストでもあるので、その活動には今後も注視したいなと思いました。

ちょっと脱線気味になりましたが、「Soup Stock Tokyo」のロゴも「黒」なんです。最近では増えてきたようですが、同社が創業したころは珍しかったそうです。
たしかに飲食店といえば、赤やオレンジといった「暖色系」が良いと、色彩学の授業で習った覚えがあります。そこを覆しての黒。何だか単純にカッコいいなと。


最近はこんな「黒」な感じですが、気持ち的には暗くはないようです!では。

2006 09 23 [18. FJオンラインDの日記] | 固定リンク | トラックバック

[シンコの日記] 異国ニッポンで奮闘するひと

皆さん、こんにちは!シンコです(^^)/
シンコは、中小企業の方々の努力と奮闘を日々垣間見ることがあります。

その一端をご紹介しましょう。先日、三河島の韓国家庭料理のお店をお訪ねしました。東京には大久保など、韓国料理のお店の多い庶民的な町がたくさんありますが、この三河島の駅前にも、韓国料理のお店がたくさん軒を連ねていました。

お邪魔したのは、ビビンバで有名な韓国全州出身のご夫婦のお店。子供を迎えに行って戻ってこられたばかりの奥様からお話を伺いました。韓国の古い時代の建物をイメージしたという店内に、メニューは100種類以上。日本で一般に知られていないような韓国の家庭料理が数多くありました。故郷の全州から全ての食材を輸入し、地元の家庭料理そのままの味を出されています。昔は日本の韓国料理店といえば焼肉が定番、といった感じですが、いまでは韓国の家庭料理の店が日本でも定着しつつあるようです。

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お客様は日本に住む韓国の方が比較的多いそうですが、韓流ブームの影響なのか、韓国で最高視聴率60%近くを獲得したといわれる歴史大河ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」などのテレビドラマで韓国の伝統料理が紹介されていたりすると、次の日にはその料理を求めて日本人のお客様が数多く訪れるようになったそうです。

だんな様は地元韓国で洋食のコックで、10年前にご夫婦で来日。3年前にこのお店を開いたそうです。このお店は24時間営業で、さらに宅配も24時間OKなのだそう。上野エリアぐらいまでならどこでも配送するそうです。定休日は「なし」で、開店して3年、一日も休んでいないとか。アルバイトを含めた6人のスタッフで交代しながら働いているそうです。奥様も日本でオープンしてからは、一日も休んでいないそう。奥様は片言の日本語でゆっくりといいました。「やはり睡眠時間をとるのは大変ですね。だからお店がすいている時間帯などに軽く仮眠をとっています。」

シンコは、そんな頑張り屋の奥様に驚いてしまいました。「すごいですね(・。・);!」というと、「私にとってここは外国ですから。だから、人の二倍も三倍もがんばらなくちゃいけない、そう思うんです」とおっしゃいます。
そう、韓国全州出身の方からすれば、日本も外国なのです。そして、コリアタウンで、韓国料理の店を開くということは、激しい競争に打ち勝たなければいけないわけで・・・。
外国から日本に来て生きる人たち。異国の町で暮らしたこともないシンコには、そのお姿はとても強くたくましく思われました。(^^)

最新の拠点網です。(店舗案内はこちら。)

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お気軽にお立ち寄りくださいね。
※シンコは架空の人物です。

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[本のソムリエ] 「戦略的コーポレートファイナンス」

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今週の丸善丸の内本店 西川仁副店長がお薦めする本です。
戦略的コーポレートファイナンス
朝岡大輔著
NTT出版刊
定価:3990円(税込)

 改正会社法の施行によって注目を集めている「組織選択の理論」。
 本書は企業戦略上の判断指針として重要度が増す企業価値評価の測定を中心に据え、現実の企業活動の中でも活用可能な理論体系と指針を提供するという観点から説き起こされたコーポレートファイナンスについての、最新理論のハイレベルなテキストです。
 具体的な事例を引用しての理論解説が多く用いられているため、わかりやすくなっています。そのため、伝統的かつ抽象的な理論や基礎的な資本市場理論に関する記述は、最小限にとどめられています。
 第1章・冒頭のコーポレートファイナンスの定義づけから第7章・M&Aにおける価値評価の指針まで、極めて現実的な理論が展開されています。
 税務工学を用いた組織選択の手法、行動ファイナンス理論に基づく裁定の限界に関する問題、リアルオプションの概念を用いた投資判断基準、確率ではなく状態価格を用いた価値測定アプローチ、金融市場における情報の非対称性、暗黙税の存在、ベンチャー投資における要求収益率の分析、企業の最適範囲など、トータルなコーポレートファイナンスの可能性を示唆します。

(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は9月18日にフジサンケイビジネスアイに掲載されたものです。

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2006.09.22

[ゴーログ]我が儘放題の子供たちと日本の将来

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「 “喜>怒⊆哀<楽” な店主の日記 」さんから、「私たち日本人ってのは、なんだか昔から有名ブランドに弱い。それは、教育に関してもあてはまる。卒業した学校が有名だと、割と簡単にその人のことを信用しがちだ」というご指摘をいただきました。

だから、進学校に入れて一流大学までに卒業させれば、子供はそこそこハッピーな人生を送れるだろう、と考える親御さんは今でも多いと思う。そして、そうすることが親としての役割だと考えている人も。これ自体は、まったくもって悪いことじゃないんでしょう、きっと。 

もし間違いが起こるとしたら、「良い学校に行かせる」ということが目的になってしまった時ではなかろうか? これはアブナイ。非常にアブナイ。子供にはプレッシャーだけが与えられ、考えの狭い人間に育ってしまう。大事なのは良い学校に行くことじゃなく、目標を持って自分の力で人生を生きていく力を養うことだと、ちゃんと教えてあげなきゃいけない。人生は長く、そしていろいろな生き方があると。

狭い日本の中でも首都圏は特に人が密集しているので、その分教育熱心な人も多く、こどもが小さい頃から有名校を受験させようとする人の数も比例して多い。そして、中にはそれこそが唯一正しい価値観だと勘違いしている人もたまに見かける。・・・どこか一社くらい、「中学受験よりも大切なことがある」とか「アンチ中学受験が幸せを呼ぶ」、なんてことを自信を持って力強く主張するメディアはないのかい?・・・そういや、昨日も報道があったな。小学校の校内暴力が過去最高を更新しちゃったって。中学受験より、親たちが先にもっと熱心にならなきゃいけないことがあるのは間違いなさそうだ。

 同様に、「不動産と景気・経済」さんも、わが国の教育の現状に関して心配していました。というのも、高校生向けの月刊誌「高校生新聞」(東京)が行ったモラル調査の結果で、「高校生の5割は友人との飲酒、電車内での携帯電話使用をやってもいい」という結果が出ていたからです。
 また、「くまさんの自立」さんは、「最近は飲酒運転をはじめすべてがおかしくなっている。小学生が衝動的に自宅に火をつけたり、親が自分の子供に食事を与えず死に至らしめたり、・・・様々な点で日本人の心がどこかで崩壊しているのではないだろうか」というコメントを寄せてくれました。最後の「我が儘放題の子供たちを見ている限り、日本は駄目かも知れない」という予言が的中しないことを願いたいものです。

先生を敬う気持ちもない子供がいるという。先生がおはようと挨拶するとある子供からは「死ね」という言葉が返って来るというのだ。ブログのコメントでも同様なことが多いのは、未熟な人が多いからだろうか。友達とのトラブルの仲裁に入った教師に暴言を吐き、教師を殴る子供、いきなり暴力をふるう子供たち。そのようなことって、ボクの時代にはほとんど無かった。そして、先生は優しい先生もいたけれど、優しさと怖さは共存していた。先生に対する畏敬の念もなくなってしまったのかもしれない。・・・躾のできない親、躾を教え込むのも教員に押しつけてしまっていないだろうか。あまりにも何でもかんでも、他人任せにしすぎているのではないのだろうか。

我慢のできない親たちが、自分の責任を教師に添加してしまう。我慢をさせられない親たち。我慢のできない子供たち。我慢をさせない親たち。教師を敬わない親たちがいて、そこに子供がいる。教えて貰うという意味が小学校でも、中学校でも薄れているのではないだろうか。なぜ、小学校に行くのか、学校と親、親と子でもう一度考えた方がいいのではないだろうか。プロの小中学生のカウンセラーの言葉を引用すれば、自分を抑制する力が弱い親が増え、子供は自分をコントロールする力を育てられず、衝動的な行動に出てしまうのではないか。と語っていた。要するに未熟な親をみて、未熟な行動を子供が見ながら成長する。すると、見本が狂っているわけだから、自己抑制 我慢ができない子供 自我をコントロールできない子供が育ってしまうのではないだろうか、ということだ。

本を正せば、未熟な親がすべての原因なのかもしれない。車中でも、子供が靴を履いたまま座席に上っても、しからない親をそう言えばよく見ます。変に、ぼくらがシカルと、イヤーな白い目で睨み付けられましたっけ。挙句の果てに、変なおじさんだね、だって。また、小学生と道を行き交っても、お互いに左右に道を譲ろうとしない子供が増えましたっけ。・・・我が儘放題の子供たちを見ている限り、日本は駄目かも知れない。

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2006.09.21

[ゴーログ]格差問題は、団塊の世代と若年層の間にこそ存在している

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんから、「団塊の世代で2007年に定年を迎える1947年生まれの男性の77%が定年後も組織で働くことを望み、そのうちの75%が現在勤務する会社を希望しているということが電通の調査で分かった」という情報を教えていただきました。

ただ、フルタイムを希望する人は47%、日時を短縮してパートやアルバイトでの勤務を望む人が40%と分かれた。電通は「ガツガツ働くのではなく、自分のペースでゆとりを得るために働く傾向がうかがえる」分析している。定年後から65歳までの想定世帯年収は477万円。現在の925万円から半減するが、旅行や自由時間を楽しみにしている姿が浮かび上がったとしている。

 なんか、話を聞いていると、優雅な人生のような感じがしますね。「会社から追いやられる」というムードではなく、「第二の人生のステージを楽しむ」という雰囲気が漂ってきます。ようやくわが国にも、定年退職時に同僚たちから、「コングラチュレーション!」と祝福されて、「ハッピー・リタイアメント」を迎えるという時代になってきたのでしょうか。
 ただ、「不動産と景気・経済」さんは、下記のように苦言を呈しています。

それはそれで結構な話しだが、日本企業では一般的に、この団塊の世代のおかげでその下に続く者の出世・昇格が遅れた。また、彼らはバブル期に、また不況期に管理職でありながら果敢に経営者に直言し舵取りを変える集団としての機能を発揮しなかった。結果、生き残り、年金などに関しては良い時期に退職する。日本の失われた15年の責任者とも言える団塊世代に企業側はいかな人手不足とはいえ厚遇すべきではない。経済的問題と社会から完全なリタイアへの不安、一方、定年までは出来なかった、長旅や趣味に没頭する時間を積極的に求める者、それはいろいろ居るだろうが、企業側は厳選した者のみ、その希望が叶えられることを示す必要がある。そうしないと就職氷河期の今の25~35歳の諸君に対し不公平である。

 こういうことを言うと、団塊の世代の方々からお叱りを受けてしまうかもしれませんが、私は、フリーターやニートが増えたことを「構造改革の影の部分」と指摘する一部の識者は、世の中の現実を直視していないと思っています。あの就職氷河期に、フリーターやニートが増えたのは致し方ない経済環境であって、そういう経済環境をもたらしたのは、団塊の世代を必要以上に大事にした経営者たちであり、その経済環境を謳歌した団塊の世代であると分析しているからです。
 本格的なリストラが必要なときに、新規採用をストップし、若者に対して就職の道を閉ざしながら、「失われた10年」を自ら演出しておきながら、今頃になって、「フリーターやニートはケシカラン」とのたまう団塊の世代の方々を少なからず見かけますが、冷徹に事実をみれば、彼らが自分が好きな企業に就職できずに、フリーターを選び、ニートになっていった社会背景には、「企業が若者よりも団塊の世代を優遇した」という歴然とした事実があることを無視して議論すべきではないと思います。
 最近流行っている「格差問題」として語るならば、「格差」は、「正社員として就職しており、年金の支払いも保障されている団塊の世代」と、「正社員の地位になく、年金の支払いも不安視せざるを得ない若年層」との間にこそ、横たわっているのだと思うのです。
 ちなみに、「時事を考える」さんは、具体的に「経団連に属する企業が失われた10年でフリーターとなった人をもっと雇え」と主張していますが、政策論としてはともかくとして、気持ちとしては同じような感覚を私は抱いています。

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2006 09 21 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.20

[ゴーログ]政治は魅力的な「地域」を創れるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Sakeys Shangrila」さんが、「今年の入試では、なんと大学の4割は定員割れだそうです。受験生の数は今後減っていくので、人気のない大学は淘汰されていきますね」と語っています。

少子高齢化の中、これから大学はどうなっていくんですかねぇ。経営的には、かなりシンドイことになっていくのでしょうが、「Sakeys Shangrila」さんによれば、「そんな中、医学部は人気が高まっているようです」とのこと。全国に医学部は80校あり、定員は8000人ほどですが、受験生は(延べ人数ですが)10万超で増加しています。特に地方の人ほど医学部志望が高いような気がします。・・・人気のある医学部ですが、地方大学で医師不足を嘆き、地元枠の拡大を訴えています。都市部の受験生が、地方大学を卒業し帰ってしまうからです。これを自動車の合宿免許になぞらえて、合宿医師免許と呼ぶそうです。医師不足もよく指摘されていますが、地域や診療科、病院による医師の偏在が問題だと思います。

 なるほど、「合宿医師免許」ですか・・・。言いえて妙ですねぇ。ただ、強制的に再配分するにも限界がありますから、結局のところ、医師の偏在を是正するためには、地域の魅力を増していくしかないように思えます。
 地域での暮らしや地域での生きがいをどのように高めていけるか――それが、それぞれの地域に課せられた「課題」になっていくような気がします。そして「政治」の役割は、いかに「魅力的な地域を創るか」というビジョンを示しながら、それに向かっていくアクションを実践していくかということになっていくのではないでしょうか。

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2006 09 20 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.19

[木村剛のコラム] 安倍晋三氏は世論を読んでいる

 自民党の総裁選が8日にスタートした。下馬評では圧倒的に安倍晋三氏だが、冷静に比較するために、課題のひとつである財政再建に関する3者の公約を比較してみることにしよう。

 谷垣禎一氏は、『活力と信頼の国家を創る』というマニフェストの中で、「消費税を社会保障のための財源と位置付け、2010年代半ばまでのできるだけ早い時期に、少なくとも10%の税率とする必要があると考える」として、増税に対する理解を求めた。「消費税は、少子化が進む中で勤労世代に負担が集中せず、国民全体で広く公平に負担するという税金であり、社会保障の財源として最も適していると考えるからである」と説く。
 これに対して麻生太郎氏は、『日本の底力』と題したマニフェストの中で、「私は財政再建原理主義はとりません。財政は、それ自体が目的では有りません。財政は、政策実現のための手段です」と断言しながらも、「まずは徹底的な歳出削減を優先し、その後に、必要な増税を国民の皆さんにお願いします」という形で増税への段取りを示している。
 これらに対し、安倍晋三氏のマニフェスト『美しい国、日本。』は、「成長なくして財政再建なし」というキャッチフレーズを掲げながら、「歳出・歳入一体改革の具体化においては、経済成長を前提に、歳出改革に優先取り組み」と書き記すだけで、増税には直接触れておらず、内容もいまひとつはっきりとしない。
 もっとも、『美しい国、日本。』においては、「二一世紀に相応しい行政機構の抜本改革・再編を行う」「定員削減や能力主義の導入といった公務員改革を断行」という「官の改革」の部分が鋭く光っている。
 この「官の改革」に関しては、麻生太郎氏が「国民の安全安心の確保、国際化、情報化社会への対応など、新しい時代の基本政策に沿って各省庁の仕事を見直し、省庁再編と公務員制度改革を行います」と語っているものの、「抜本改革」「定員削減」「能力主義の導入」を明示する安倍晋三氏よりも具体性に欠けている。
 谷垣禎一氏に至っては、「官の改革」について一切触れていない。増税路線を最も明確に打ち出しているにもかかわらず、「官の改革」に触れないのでは、画竜点睛を欠く感がある。
 増税が支持されるには、財政再建に対する国民の理解とともに、「万策尽き致し方ない」という国民感情が醸成されることが必要だ。
 岐阜県庁の裏金問題や夕張市の赤字隠しが発覚したにもかかわらず、厳しい処罰が課せられないことに対して、国民は静かな怒りを沸騰させつつある。民には厳しく、官には優しい「格差社会」のいやらしさを本能的に感じている。
 民であれば、「粉飾決算」の罪を問われるところが、官だと「赤字隠し」というだけで済んでしまう。民であれば、「詐欺」を立件されるべきところが、「裏金作り」で許されてしまう。民であれば、「横領」と断罪されるところが、「私的流用」ということで、返金さえすれば刑事罰を問われない。
 そういう状況で増税を断行しようとしても、国民は同意するまい。だから、冷徹に評価するのなら、増税を声高に唱えずに、「官の改革」をさりげなく訴える安倍晋三氏の政策は、「曖昧だ」と批判されながらも、世論を一番把握しているのである。

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2006.09.18

[ゴーログ] 日本人はヒューマニズムを実践できるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「平成ビジネス寺子屋」さんから、「厚生労働省は11日、日本とフィリピンが9日に署名した経済連携協定(EPA)に基づき、日本が受け入れるフィリピン人看護師・介護福祉士の人数枠を、2年間で最大1000人とすると発表した。内訳は、看護師400人、介護福祉士600人」ということを教えていただきました。

受け入れ対象者は、フィリピンで看護師や介護福祉士の資格を持つ人。来日後、6か月間の日本語研修を経て、日本の病院や介護施設などに就労し、日本人と同等以上の報酬が約束される。看護師は3年、介護福祉士は4年の期限内に日本の国家試験に合格できなければ、フィリピンへ帰国することとなる。国家資格を取得すれば、希望する限り日本で働き続けることができる。(読売新聞) 

とのことですから、日本の医療のノウハウを吸収して母国に帰られ、貢献することも、そのまま日本で就労することも可能なんですね。現実問題を考慮しない海外協力もちらほらお見受けできる日本政府にしてはなかなか粋な計らいかも。 

 私も、こうした専門家を外国から受け入れることには賛成です。別に経済的な面からだけではありませんけれども、日本には少子高齢化の荒波が押し寄せることが確実でもありますから、徐々にしかできないかもしれませんけれども、「日本国」という国境概念を広く保っていく必要があるように思うのです。
 ただ、その際には、日本に来ていただいた海外の方々に、日本という国、日本の人々を好きになってもらう知恵と工夫が重要だと思います。というのも、アジアの留学生がたくさん日本の大学に留学してきているのですが、残念ながら、ほとんどの人が「日本を嫌いになって帰る」とのこと。米国の留学生のほとんどが「米国を好きになって帰る」のと正反対なのです。
 マスコミなどでは、表層的なヒューマニズムが跋扈していますが、これから問われるのは、実社会において海外の人々に対して本物のヒューマニズムを実践できるか、ということなのかもしれません。異文化を受け容れる度量を持ちたいものです。

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2006.09.17

[フィナンシャル ジャパン] BRICsの次にブレイクするのはこの国だ!①

 ポストBRICs ~ネクストイレブン
 [フィナンシャル ジャパン9月号[7月発売号掲載]

 アメリカの投資銀行であるゴールドマン・サックスが2003年に発表したグローバル経済報告書『BRICsとともに夢見る――2050年への道(Dreaming with BRICs:The Path to 2050)』でBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)が紹介されて以来BRICsは、ゴールドマン・サックスの当初の予想ををはるかに超える速さで成長してきており、今や各国のグローバル経済政策の中に必ず組み込まれる存在となっている。

 今後10年、20年、世界経済の中でBRICs経済のみならず、新興国経済をも的確に捉えて、共存共栄する道を考えることがますます重要なる。
 BRICsに続く新興国として、ゴールドマン・サックスが『グローバル経済報告書134号』(2005年発表)で新たに取り上げるのが、ネクスト・イレブン(N-11)だ。すなわち、バングラデッシュ、エジプト、インドネシア、イラン、韓国、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナムの11カ国である。
 はたとお気づきの方もいるだろう。南アフリカや香港やルクセンブルグの名前がないではないかと。ゴールドマン・サックスの分析によれば、南アフリカはGDP(国内総生産)平均3.5%程度成長を続け、一人当たり所得もG6(先進六カ国:アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア)のレベルに急速に到達するものの、2050年にはそのGDPはBRICsのそれを下回り、世界重量級の経済国にはならないとされる。また、世界のサクセスストーリーを築き、高い生活水準と一人当たり所得を誇る香港やルクセンブルクも世界大国にはなり得ないという見解だ。経済成長を支える労働人口が将来不足する限り、その経済成長も世界的なインパクトにはなり得ないというのが理由だ。
 BRICs同様、N-11は、ゴールドマン・サックスが独自に開発したGES指標(Growth Environment Score=成長環境スコア)によって選定されている。GESとは、実際の経済成長ではなく、国が持つ成長潜在力を時間の経
過や環境変化とともに測る指標で、5つの要素から経済成長潜在力を測った指標だ。
その五つの要素とは、①マクロ経済の安定性(インフレ率、政府債務、対外債務など)②マクロ経済の成長性(投資効率、経済開放性)③技術力(パソコン・電話・インターネットの普及率)④人的資源(教育、寿命)⑤政情(政局の安定度、法治制度、汚職の度合い)である。(続く)
 
(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)メディア・コラボレーションしています。

2006 09 17 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] パソコン依存症で併発するもの・・・

 こんにちは、尾花典子です♪ 久しぶりの三連休ですね。
 いまネクストイレブンのひとつと言われている国にきています~。これは予約なんですけど、来週にはいろいろとご報告したいと思います・・・。

 私は自分でここ何年もパソコン依存症だと思うんです。休日は2日ぐらいだったら、我慢できるのですが、もう3日目ぐらいになるとそわそわしちゃうし、パソコンをチェックせずにはいられない(=ェ=;)・・・って感じで、日常生活には不可欠なものですよね。ネットやメールが最大の理由ではあるんですが・・・。字を書くといったら、ご招待や会合の返信はがきやなぐりがきのメモぐらいで、スケジュールはアウトルックの予定表が命だし、大切な会員番号やパスワードはメモで保存しているし、ほとんどのものがパソコンの中で、ワードやエクセル、パワーポイントなどのソフトが使えなくなったら・・・・と考えただけでも泣きそうです・・・(|||_|||) 
 先日、会社でちょっとした点検のためにメールやネット、サーバーが1時間使えなくなったんですけど、
そうしたら、もちろん私も含めていっせいに、
「えぇーー、仕事にならない~。じゃあちょっと休憩しよう!」
と、こんな感じです。
 みなさんは、どうですか?
 一応パソコンのせいにしていますが、かなり記憶力が悪くなってきていて、ゼロに限りなく近づいていきそうな予感がしてちょっとこわいです。漢字もド忘れの域を超えて書けなくなったし・・・、簡単な単語も忘れがちなんですよね。まあ単語は年齢的な問題かもしれませんが・・。 


 そういえば、少し前になりますが、何年も前から待ち望んでいた朗報があったんです。流行りモノや新しいモノ好きな性格のせいか、携帯電話は結構短いサイクルで機種変更をしています。携帯番号を絶対に変えたくないので、他の携帯電話会社のかわいい機種をみつけても、泣きながら断念していたのですが、今年の10月24日から携帯電話会社を変更しても、番号を変えずに継続してその番号が使える番号ポータビリティ制度が開始されることになったそうなんですぅ・・・。これはほんとーにうれしいです(o^v^o)
 でも端末の価格競争どころか、並びのいい番号とかはすでに高値がついているらしいですね。

 
 Sony
旅行に備えて、ソニーのピンクのCyber-shotを購入しました。750万画素なので画像が結構クリアですよ。でもこれは携帯電話の内蔵カメラで写しました・・・。


Fujichan2_1
ちょうどおみやげで「富士ちゃんクランチチョコ」と「富士ちゃんきんちゃくキャンディ」をいただいたので、Cyber-shotで撮ってみました~。


 「VSOP.NET of Weblog」さん、迷惑メール削除ソフトをご紹介いただきましてありがとうございました~。
ソフトを整理しないとインストールができなそうな状態なので、落ち着いてできるときにトライしてみます♪

2006 09 17 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.16

[フィナンシャル ジャパン] こんな投資はしちゃいけない!

フィナンシャル ジャパン9月号[7月発売号掲載]
「相場はなくならない」と鷹揚おうように構える姿勢が投資には必要です
(CIFA 原常二郎)

 投資は自己責任。法令を遵守する限り売買は自由。どんな方法を取ろうとその範囲内では「してはいけない投資」というのはないのですが、ファイナンシャル・アドバイスをしている立場として見ていると、やはりいかがなものかと思われる投資というのは確かに存在します。

 ここのところ投機マネーの流出による波乱が世界中で発生しており、日本の新興市場がどの国の市場よりも調整を余儀なくされている中で失敗をして反省されている方も多いでしょう。
 私たちはアドバイスをするときは常に投資の王道を意識していますが、さまざまな投資家に出会います。投資は自己責任ですので、リスクは投資家が負うことになります。アドバイザーとしては、バランスの取れた投資でリスク分散を行いますが、アドバイスが一筋縄でいかない方々が多くいるのも事実。
 たとえば、毎日ばくちのスリルを味わっていたいと刺激を投資に求める方。そういう方は常に売りでも買いでも何らかのポジションを持っていないと安心できず、上下動に一喜一憂し、自分が儲け損になっているのではないかと不安でいっぱいになってしまうのです。非常に敏感な感覚を持ち併せているがために相場に振り回されてしまう。
 一日中投資をするバイタリティをリスペクトしながらも、そのお客さまと長くお付き合いしていると、そのパターンが判断できるようになるのですが、このようなお客さまに必要なのは、「常にショートポジションはありえない」ということを意識していただくことなのです。
 ITバブル崩壊や今回の「下げ」のように、短期長期にかかわらず、常に株式市場はクラッシュと隣り合わせ。し
かし、クラッシュには必ずその兆候がある。
 その勉強をせずに上がる株がないかと相場を追いかけることは、「してはいけない投資」なのです。
 こうしたお客さまには「相場はなくなりませんから! 壊れている間はやめておきましょう。落ち着いてからでも遅くはないのですよ」と説明し、考えていただくことで、お客さまはクラッシュにはまったく付き合わずに済んでいます。
 「私も投資デビューするわよ。いい株ある?」などと問われるたびに投資に興味を持たれる方が増えているのを実感しますが、その多くが「早く結果が欲しい」という短期決戦的な姿勢に終始しているのは残念なところ。
 短期の投資をいけないとは私は申しません。しかし、そういうときには、私たちのアドバイスが役立ちます。冷静に判断する能力を持つファイナンシャル・アドバイザーをパートナーにすることはリスクヘッジになります。われわれが客観的に判断するのは、何に投資すべきかの判断ではなく、投資家としてのタイプの判断なのです。


(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)メディア・コラボレーションしています。

2006 09 16 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.15

[シンコの日記] 第19回お客様大感謝祭&いるかさんの話

 皆さん、こんにちは!シンコです(^^)/
 だんだんと冷たい風が吹いて、つい最近まで汗をかいていたのが嘘のような今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 今回は、9月11日(月)に秋葉原のデジタルハリウッドにて行われた「第19回お客様大感謝祭」の模様をお伝えしたいと思います。

第一部 講演と今月の「Client of the month」の表彰
第二部 売上コンテスト出店企業のご紹介
       日本振興ネットワーク各種サービスのご案内
       振興オークション
第三部 売上コンテスト・お名刺交換会
       お楽しみ抽選会
       売上コンテスト結果発表及び表彰

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以上です。今回売上コンテストでも様々な企業様にご参加頂きました。
「小物、アイデア商品・絵画・日用品(カタログ販売)・岩盤浴・食品、雑貨・ネクタイ・空気清浄機、生花・・・・」
いろんなものが沢山あり、シンコも目移りしてしまいました。
そして、30分間の販売の中で、なんと14万円もの売上を上げた企業様もいらっしゃいました。
もちろん第一位に輝きましたが・・・凄いです!!
来月がまたまた楽しみになりました☆

~いるかさんのはなし~
シンコは先日、「第19回お客様大感謝祭」で「client of the month」に輝いた、ユニークな発明雑貨などを数々生み出す工房を尋ねました。
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白髪を生やし還暦もすぎたオーナーは、「いるかさん」と呼ばれています。
香川で瀬戸内の海をずっと眺めて過ごした少年はその後、「いるかさん」と呼ばれるようになったのです。
そのいるか少年が、大人になって選んだ仕事は、金融機関。仕事は、お客様のクレーム処理。そこへ13人の首を切るという「リストラ」の仕事がきたのです。いるかさんは悩んだ末、退職金の受給を前に、自らをリストラすることでその任務を終わらせました。
そんな頃、いるかさんを癒したのは、ボトルシップの趣味。「ひとつのビンの中に手紙を入れて、それを海に浮かべる。シンプルに過ぎないけれど、そこから無限大の物語が広がる。」マニュアルがなく、創造する。そんな世界に心惹かれたのだそうです。「墨田でものづくりがしたい。」そう思って会社を起業しました。 
工房のある墨田区は、戦後の日本を支えたものづくりの生産拠点。いるかさんはそこで工房を開き、ユニークな工作グッズを数々作っていきました。いるかさんは、自分の作った製品について少年のような潤んだ目をして語ります。「私は人の数倍は生きてきた自負があります。幼少時代空襲にあい、地下鉄サリン事件もニアミスした。阪神大震災でも、現地の方と電話中で、悲鳴を受話器から耳にしました。私がこれまでに人生で学んできたのは、人生一寸先は闇、ということです。でもそうならなおさら、自分が本当に好きなことをして生きていこう。そう決めたんです。」
金融業の経験もあるがゆえに、事業を起こすことのリスク、大変さはすでに知っていたはず。実際、起業も多くの方から反対されたそうです。「それでも、やりたいという気持ちは変わらなかったんです。えい、と海に飛び込んだ気持ちでした。事業を始めたことで、今は退職金で得られたであろう預金額以上の借り入れもあります。けれど、いまは自分の好きなことをしている。そしてたくさんの若い人がここに訪れ、一緒に仕事をしている。それがいま、何よりの幸せなのです」。
シンコは、いるかさんのお人柄に魅了されてしまいました☆還暦も過ぎても日々新たな目標を持ち、それに向かってがんばるいるかさん。毎日深夜まで仕事をしても、楽しいことだから疲れないそうです。
シンコももう「疲れたわああ・・・」なんて言っていられません。精一杯一日一日を頑張って、このような中小企業の頑張る方たちを、精一杯応援していきたいです!

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最新の拠点網です。(店舗案内はこちら。)


お気軽にお立ち寄りくださいね。

  ※シンコは架空の人物です。

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[ゴーログ]起業家がいないと日本は沈没する?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが「日本の場合はやはり社会主義的民主主義が根底にあるからこそ、変な平等意識が働いてしまっている。いつからなのだろうか、こんな歪んだ平等意識を育んでしまったのは。格差社会が問題になるというのは、ある意味わかるのだが、それがはたしていいのだろうか」という問題提起をしてくれています。

実践的経済の勉強なんて、一度も教えられてないから、やる気にはなりませんね。学校で経済学なんて習っても、なんにも役に立たない。学校教育もしかりで、だからこそ、余計 日本人はお金を育てることに対して、どこか忌み嫌っているところを感じるし、そのように、教育がしてしまったのかもしれない。・・・儲けすぎるようになると、社会主義的平等から反するため、出る杭が打たれるように、みんなでめったやたらに打ち込んでしまう。・・・

役人に頼っていると、どうも方向がおかしな具合に行きそうだ。経済産業省が1円起業法人を創設し、起業家を増やそうとしても、社会主義的民主主義をどうにかしない限り、アメリカンドリームみたいな様相は呈さないだろう。・・・昼夜を問わず、一生懸命働いて、夢を追い求めている人たちには日本はやりにくいところなのかもしれないですね。もっと、起業家を育てる風土を作らないと、日本は沈没かも。 

 私も最後の一節の「起業家を育てる風土を作らないと、日本は沈没かも」という見方には全く同感です。「失われた10年」を何とかくぐり抜けただけで、これからが本物のグローバルな大競争の時代に突入するというのに、そういう危機感を日本は持っていないような気がします。新しい起業家たちがたくさん湧き出てこないと戦えないのに、その必要性を感じていない。そのことが本当に残念です。


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2006.09.14

[ゴーログ]やっぱりカネがないと東大には入れないのでしょうか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ポスト小泉の呼び声高い安倍晋三氏が力を入れているのは「教育改革」ですが、「時事を考える」さんも教育について語ってくれています。

世の中ではカネがないと東大に入れないと言われている、自分の体験をみると決してそうじゃないような気がする、まあボクらの少年時代は今よりお受験に熱心な人は少なかった、そしてバブルが弾けて我々の世代が本格的に子育てに入ってからは、ボクの勘違いでなければ良い大学に入るよりも人間力を付けろになっていた、もう学歴が人生を保証する時代ではない
偉そうに言うつもりはないがボク自身は学習塾などに行ったことはないし、大学受験のときの1年間旺文社の大学受験講座を聴いていたダケだ、小さい頃から学習塾に通って勉強付けなんてナンセンスだと今でも思っている、それより本を読み楽器を弾き絵を描き、自然と科学に親しんだ方がいい、 

 私も、「塾」に通った経験はなく、ビジネスにおいて「学歴」にどれだけ価値があるのか、に関し、かなりの疑問を持っているクチですが、①東大に価値があり、②カネがないと東大に入れない、という命題が正しいのであれば、素直に奨励金制度を拡充するという方向を模索すれば良いのではないかと思います。
というのも、私の家庭はそれほど裕福ではなく(貧乏でもありませんでしたが・・・)、早く自立したかったので、奨励金制度を求めて申請書類を取り寄せてみたのですが、結局、父親の所得制限に引っ掛かり、奨励金をもらうことができなかったからです。それで、学生時代は、学業ではなく、アルバイトに明け暮れることとなりました(でも、それで良かったとも思っています)。
 私の両親は東大卒ではありませんし、個人的には、「東大生の親は東大が多い」ということを以って、格差社会の証拠としてあげつらう風潮には違和感を持っていますが、仮にそれが問題だというのであれば、上記の奨励金制度のような具体的な対策を提示して議論したほうが建設的ではないでしょうか。

2006 09 14 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.13

[ゴーログ]えっ、賃貸料が50%UPする?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんによると、「森トラストは定期借家契約(5年)の改定を迎え、現行賃料の50%UPを前提にテナント交渉にあたるそうだ」ということのようです。

”遡って5年間、複利で年8.45%の賃料上昇を我慢してきた逸失利益を要求する!”とテナントと交渉するのだろうか? 法外であり、ボッタクリ、不労所得である。CPIだって、そんな率で上がっているかよ。リスクを取って初めてハイリターンがある。所謂デベロッパー利益である。安全安定大家収入が急激に上がる理由は無い。大家と店子は共存共栄のフィロソフィーの上に成り立っている。

 このところ、オフィスの賃貸料は軒並み値上がりしているようでして、私が賃貸契約しているところも、契約期間中にもかかわらず、契約文言の「諸般の情勢により」に相当するということで、この間、値上げを呑まされたところです。こんな感じで値上げされるとしたら、契約更改時にはどれくらいの賃料を言ってこられるのだろう、と今から不安になってしまいますよねぇ。
 賃貸料の上昇は、景気が良くなってきているということの証拠なのかもしれませんが、いざなぎ越えする景気もいずれ息切れするかもしれませんし、大家の方々にも、長期的な観点でテナント交渉をお願いできれば幸いと思う今日この頃です。


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(読者の皆様へ)
 全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年9月号は8月21日発売です。
今月の第1特集は、「戦争リスクから財産を守る」と題して、北朝鮮のミサイル問題や日本を取り巻くリスクの分析、そしてユダヤ人の知恵から財産を守る方法についてまとめています。 第2特集では、今後の日本経済を方向づける『骨太方針2006』についての取り扱い、今後、税金が増えるのかーー特に相続税について分析をしています。
 特集以外では、ソフトブレーン会長宋文洲氏が語る『靖国問題』、自民党総裁選に挑戦する河野太郎議員の年金改革プラン、「構造改革下で儲かる株シリーズ」では、ファンコミュニケーション、ディー・エヌ・エー、アイディーユーなどを取り上げています。 対談シリーズではーー小池百合子環境大臣が登場、好評連載中の「上場社長の知られざる悩み」ではさわかみ投信代表の澤上篤人氏が椿本チエイン福永会長・美本社長に迫ります。そのほか、前三重県知事の北川正恭氏とシャープ社長町田氏、経済ジャーナリスト財部誠一氏と帝人社長長島氏など魅力的なトークが満載です。
 また新連載「団塊世代のマネークリニック」の第1回はインフレに負けない資産運用をご紹介しています。

2006 09 13 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.12

[ゴーログ]裏金はOK、増税もOK?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。先日、「岐阜県庁裏金問題に関するトラックバックをいただいた場合には、できる限りご紹介していきたいと思っております」と書きましたところ、この問題を追及し続けている「市民オンブズマン 事務局日誌」さんからまたまたトラックバックをいただきました。ということで、早速ご紹介しましょう。

読売新聞によれば、岐阜県庁の裏金問題について岐阜県警が事件化を前提に捜査を進める方針を示した、とのことです。しかし、時効にかからず、極めて違法性の強い現職や職員OB数人のみ立件を目指すと言います。判明しているだけで16億9722万1000円(92年度~03年度)の裏金づくりについて、県警が全容を捜査しないのは不思議で仕方ありません。

と思っていたところ、11年前に宮城県で裏金が発覚した時の知事だった浅野史郎氏が、以下のように述べていました。・・・「今日も岐阜県庁裏金問題で取材。取材に答えているうちに思い出したのだが、11年前の宮城県での食糧費不適正支出問題の際に、どうして警察が動かないのだろうという疑問である。今となってみれば、なんの不思議もない。相手も組織を挙げて裏金づくりをしていたのだから、県庁の裏金づくりを摘発できる道理もなかったということである」

北海道警の裏金問題を追及してきた北海道新聞が、官公庁の裏金・不正経理問題の告発例と処分をまとめていますが、ほとんどが不起訴です。・・・まれに発覚する裏金にまつわる事件(2005年発覚の経済産業省課長の事件など)は、裏金を私的に流用していたばれた、という「信義違反」のものであり、裏金を作っていたこと自体が罪に問われることはまずありません。捜査機関である県警、さらに検察すら「調査活動費」という名目で裏金を作っていた疑いがあります。結局どうすればよいのでしょうか。

 うーむ。これは不快で深い問題ですね。ただ、一つだけいえることは、こういう現状を放置し、裏金作りに関与していた公務員に厳罰を与えずに、増税路線をひた走っても、国民の理解は得られないということだと思います。
自民党総裁選がはじまりましたが、各候補者は、具体的な事例として、「この岐阜県庁裏金問題をどう考え、どのように処置すべきと思っているのか」を明らかにして戦うべきと、私は思います。
 少なくとも谷垣さんは、消費税10%を主張する際に、岐阜県裏金問題に対して、厳しいコメントを付言すべきと思うんですがねェ・・・。


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2006 09 12 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.11

[ゴーログ] 正当な理由なくナイフを隠し持っていると・・・

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「BLOGの恥は書き捨て」さんから、中高生に大人気の漫画「デスノート」の作者・小畑健さんが、車中にナイフを隠し持っていたとして、銃刀法違反で逮捕されたというニュースを教えていただきました。

 これに似た話としては、以前のゴーログ「銃刀法違反に気をつけろ!」をUPしておいたんですが、現在の日本では、本当にそんなことが起こり得るんですねぇ・・・。「BLOGの恥は書き捨て」さんは、「日本の警察・・・恐っっ!!」という感想を洩らしています。

銃刀法の「正当な理由なく所持をする」の「正当な理由」って何?
  「キャンプに使うために持っていた」のは、正当な理由にはあたら無いのか?
どんな理由なら、正当な理由にあたるのか?
それとも、折りたたみ式のアーミーナイフは、いかなる理由があっても正当な理由にあたらないのか?

 同じ事件に対して、「寝耳に水@taishi」さんは、「小畑さんは、悪気があったわけではないと思われます。しかし法に触れる行為をしていたのは事実であるとして、銃刀法違反という罪名がついてしまった。そして、銃刀法違反を犯した人として世に知られてしまう。ニュースバリューのある人というのは、有名税なるものとして、こういうことになってしまうわけです。大変だなぁと思います」と解説しながら、こういう指摘をしています。

それにしても警察は何か厳しすぎませんか。懐手にナイフで歩いてるんならまだわかるんですけど、車中で、しかもキャンプで使うって言ってるわけですから。これで捕まるんなら、僕の知人のサバイバルマニアとそのメンバーは全員捕まりますよ。・・・いまいち、腑に落ちないです。ライト切れが職質のきっかけで、その結果「これは何だ」という感じで捕まったのだとは思いますが、いきなり検挙だなんて。厳しい……

 ある意味で、この「銃刀法違反騒動」の先輩格にあたる「grounder」さんは、「小畑さんもたぶん誰かを刺してやろうとか、脅してやろうとか思って(たぶんキャンプ用の)ナイフを所持していた訳ではないと思う。日常で持っていれば便利、と思われるものの一つなだけだ。大体がそうだろう。ならばなぜ最初に『注意、警告』しないのか?。頭っから『検挙!』だ。単に仕事をしない警察官のポイントが増えただけの事だ。これで街は平和になったのか?」と怒り心頭です。
 「デスノート」なる漫画を一度も読んだことのない私としては、「正当な理由なくナイフを隠し持っていた漫画家」を逮捕するくらいなら、「正当な理由なく裏金を隠し持っていた岐阜県庁関係者」を逮捕したほうが、よっぽど世の中のためになるような気がする今日この頃でした。


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2006.09.10

[フィナンシャル ジャパン] インフレ最前線 これから物価は上がってくる!

売れ行き好調な高額商品 
第一回 輸入腕時計 オメガ「スピードマスター」
フィナンシャル ジャパン9月号[7月発売号掲載]

企業間の取引価格を示す「企業物価指数」は資源価格の上昇を反映して2004年には前年比で上昇に転じ、この5月には同+3.3%と25年ぶりの高い伸び率となった。一方、消費者への価格転嫁は容易に進まず、「消費者物価指数」の上昇はこれまで水際でせき止められてきた。ところが、ここへきて身近な商品やサービスの
価格がジワリと上がり始めている。デフレに慣れきった身にはあまり実感がわかないが、消費者にとって大敵は「デフレ」よりも「インフレ」だ。「日本はまだデフレだ」と言い張るのはもはや時代錯誤。年金生活のお年寄りも含めて、資産運用の重要性が強調されるゆえんだ。ではいったい身の回りで何の価格が上がっているのか。この新コーナーでは、毎回具体的な銘柄を取り上げて紹介する。

 4月の全国の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数)は前年同月比プラス0.5%となり、6カ月連続で上昇した。
 その中で「腕時計(輸入品)」が9位にランクインした。この調査銘柄はオメガの「スピードマスター(男性用、ステンレス製オートマティック)に限定されている。総務省の銘柄選定基準は以下の通り。

調査対象銘柄選定の基準
①品物の価格変動を代表していること
②調査市町村(167市町村)に出回りの多いこと
③長期間市場に出回っていて継続調査が可能なこと
④調査員が識別しやすいこと
(総務省統計局統計調査部)  

 果たして「スピードマスター」は、この条件に合致しているのだろうか。正確な統計はないが『スピードマスター』の輸入時計市場のシェアはかなり高い。日本で最初に発売されたのは1960年ごろとその歴史は古く、以来、基本的なデザインはほとんど変わっていない。取り扱い店舗は日本国内の主要都市を網羅している」(スウォッチグループジャパンオメガ事業部・森本道子事業部長)。「スピードマスター」は、まさに選定基準にマッチする。時計市場では売れ筋が普及品と高額品に二極分化しており、高級時計の売れ行きは好調。ただし、やや『ミニバブル』的な状況も危惧している」(森本氏)という。「スピードマスター」の値上げは素材である「ステンレス」や「ゴールド」などの価格上昇を反映して、スイス本社が決定したものだ。ただし、製造コストの上昇もさることながら、消費者がそれを受け入れる高額品市場全体の好調さが背景にあるのも事実。「値上げ後も、売れ行きは引き続き好調を維持している」(森本氏)という。

 オメガを語るときに避けて通れないのが、人類初の月面着陸だ。NASA(米航空宇宙局)は65年にオメガの「スピードマスター」を宇宙飛行士の標準装備品として認定し、69年にアポロ11号による人類初の月面着陸に同行した。
 そして70年、爆発事故を起こして計器類が破壊されたアポロ13号で、その名声は確固たるものとなる。地
球に帰還するためには正確なタイミングでのロケット噴射が必要で、宇宙空間でも正確に時を刻む「スピードマス
ター」があったからこそ、アポロ13号は地球軌道に戻れたのだ。
 「オメガ」の平均価格は30万円前後。数百万円の商品もザラな高級輸入時計の中では、決して高くはない。だが宇宙飛行士もその性能に絶大な信頼を置いた銘柄を選んだ総務省は、なかなか「オメガタカイ」。

2006 09 10 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.09

[フィナンシャル i] 1-2年高成長持続

 2006年第2四半期(4-6月)の実質GDP(国内総生産)は前期比(年率)0.8%増と減速したが、個人消費、設備投資、住宅投資という「内需御三家」の合計は前期比同4.2%増とむしろ加速しているほか、前年比では+3%台が4四半期連続している。
(JPモルガン証券 経済・債券調査部長 チーフエコノミスト マネージングディレクター 菅野雅明)

 「内需御三家」の内訳を見ると、個人消費がやや弱めだが、設備投資は極めて堅調だ。本年入り後の設備投資は2期連続して前期比年率2桁増である。問題はこうした設備投資の強さの持続性だが、筆者は、以下の理由により今後1-2年は力強い成長が続く可能性が高いと考える。

 第1は、企業の豊富なフリーキャッシュフローだ。日本企業はバランスシート調整が一段落したことから債務返済に充当してきた資金を設備投資に振り向けることが可能になってきた。設備投資を増加しても使い切れない資金は、配当増加、自社株購入、さらにはM&A資金として使われ始めている。
 第2は銀行貸出の増加だ。銀行貸出は実質的に昨年後半から増加に転じたが、その後も銀行の貸出し態度は積極化しているので、中小企業の設備投資には追い風である。
 第3は設備投資案件の増加だ。規制緩和の進展に加え、投資採算が金融面から大幅に改善している。現在の資産利益率(ROA)は4-5%と80年代後半に次ぐ高さだが、当時と決定的に異なるのは企業の資本コストの低さだ。当時は6%前後で推移していた長期金利は、現在は2%を下回っており、投資採算が大幅に改善された。
 第4は日銀の金融緩和政策だ。日銀はゼロ金利を解除したが、現在の実質政策金利はゼロ近辺という低さだ。デフレから脱却しつつあるとはいえインフレ懸念からは程遠い状況下、日銀は、今後も利上げを「ゆっくりと行う」方針にあるので、長期金利が急騰するリスクは小さい。
 第5は、世界的な設備投資ブームの広がりだ。アジア諸国に加え、住宅投資が急減速している米国でも設備投資は堅調だし、ようやく景気回復が本格化してきた欧州でも企業行動は積極化している。その共通した要因は、企業活動の国際化に伴うビジネスチャンスの拡大に加え、各国中央銀行が利上げ途上にあるとは言え、実質政策金利水準は依然歴史的な中立水準を下回っており潤沢な流動性供給が続いていることだ。

 一方、設備投資が過熱するリスクも当面は低い。日本企業は、2001―02年の不況期に大量の生産設備の除却を行ったので、生産設備能力の観点からは、2桁の設備投資増が続いてもあと1―2年は過剰設備にはならないと考えられる。
 リスクは海外経済だ。米国あるいは中国経済の失速、原油価格の急騰などのリスクには今後も注意が怠れない。
 同時に、海外景気が失速を回避できたとしても、将来、日本の設備投資が過熱化するリスクにも注意が必要だ。設備投資が個人消費の伸びを上回って長期間増加すると、いずれ過剰設備、供給過剰の問題が顕現化する。 
 設備投資の過熱を防ぐ最良の手段は、早期かつ緩やかな利上げしかない。その役目は日本銀行に託されている。日本銀行は、当面の景気下振れを回避しつつ中長期的な過剰設備投資を抑制すると言う困難な課題に直面している。
 「先を見越した金融政策」に対する国民の信認を得るためには、日銀の景気・物価予測に関する積極的な情報開示が求まられている。

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菅野雅明(かんの・まさあき)
東京大学経済学部卒、シカゴ大学大学院経済学修士号取得。1974年日本銀行入行、調査統計局経済統計課長、同参事。日本経済研究センター主任研究員を経て、99年JPモルガン証券入社。総務省統計局審議会委員(2001-04年)、内閣府統計制度改革検討委員会委員(05-06年)のほか、財務省関税・外国為替等審議会専門委員。


(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は9月4日にフジサンケイビジネスアイに掲載されたものです。

2006 09 09 [14. フィナンシャルi ] | 固定リンク | トラックバック

[FJオンラインDの日記] 方言ばしゃべってみられ

「せからしかことばぁあって、はぁぶちせんないわ。てげてげでええ言うたといて、そげなわけにもいかんめぇが。どげんかせれって!!」

皆さんこんにちは。FJオンラインのDこと、濱田@「隣に住む幼馴染(モチロン、朝起しにきます)」属性です。何だかな。

私は山口県で生まれ、高校卒業まで暮らしたのですが、大学、社会人時代にあちこち(神奈川、埼玉、岡山、福岡、鹿児島=順不同)に移り住んだので、しゃべる言葉がむちゃくちゃなのです。冒頭の文章も、いろんな地方の言葉が交じっています(とはいえ、いつもこんな感じ、というわけではありません)。

自分で言うのも恥ずかしいのですが、私はどうやら結構耳がいいようで、住んだ町住んだ町の方言になじんでしまうのです。特に大学を卒業後の(最初の)社会人時代は新聞記者だったので、地元の人に話を聞くのに方言のほうが都合が良かったこともあって、その傾向に拍車がかかりました。だって地方に行けば行くほど、聞きなれないヨソの言葉で話しかけるよりも、身近な言葉で話しかけたほうが相手の懐に入りこめますから。まあ別に意識してそうしたのでもなくて、「相手の言葉につられてしまっていた」というほうが言い得ているように思いますが。

昨年だか一昨年だか、芸人「ヒロシ」のブームで九州の言葉が流行ったことは記憶に新しいかと思います。「~~するとです」というヤツですね(私もたまに使います)。続いて日本語ブームのような動き、方言を見直す動きが生まれましたが、これは私のような人間にとっては、とてもうれしいことです。

ちょっと脱線気味になりますが言葉というのは面白いもので、以前某社の社長が、「メールに絵文字を使ってもいいと思う」とおっしゃっていました。一般的には、友達に送るメールならともかく同僚などに送るメールで絵文字はあまり使いませんよね?だけど、この社長は「使う」そうです。そうしたほうがニュアンスが伝わるからだそうです。
たしかにメールの文章を読んで「うわ相当怒ってるなぁ」と思ったら、そうでもなかった、という経験が私にもあります。そうした表現しにくい感覚を言葉に(メールに)載せられるのが使う理由のようです。それを聞いて「なるほどなあ」と思った記憶があります。

それとはちょっと違うかもしれませんが、方言を使うことで気持ちが伝わりやすくなり、会話が豊かになると思うのです。
誤解していただきたくないのは、標準語を否定しているわけではありません。方言でないと気持ちが伝わらないということでもない。

ただ、東京は私を含めて地方出身者が多いところですから、それぞれの出身地や住んだことのある地域、好きな地域の言葉を使うことで、会話がちょっと楽しくできるのではないかなぁと思った次第です。いかがでしょうか?

ちなみに冒頭の文章は

「面倒くさいことばっかりあって、もうとてもやってられない(面倒くさい)わ。適当でいいって言っても、そういう訳にもいかないでしょう。もうどうにかしろよ!」

という感じですね。結構、意訳。


うーん、円滑なコミュニケーションが取れなくなりそうな気がしてきた……。

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2006 09 09 [18. FJオンラインDの日記] | 固定リンク | トラックバック

[シンコの日記] 八王子店&船橋店同時オープン

こんにちは、シンコです(^^)/”
2006年9月1日、日本振興銀行八王子店と船橋店が同時オープンしました。
オープン当日、さっそくシンコは八王子店のお手伝いに行ってきました!!

JR八王子駅を降りると、改札前に「祝 八王子市制90周年」という垂れ幕が。比較的若い街のイメージがありましたが、実は90年もの歴史があるのですね!!
八王子駅北口から徒歩5分程度で、八王子支店に着きました!!
場所はダイエーの隣、1階に100円ショップのあるビルの4階が、八王子店となります。
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「いらっしゃいませーーー!!」
「こんにちはー!!(^^)/」

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本店の人たちも応援に駆けつけていました。
笑っていいとも風にパチリ☆

八王子店に新任された、お二人のコメントです。抱負を語っていただきました。

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勝島さん「以前から八王子・立川この一帯は、ノンバンクでも、銀行でも「重点地域」とされてきた地域のようです。会社を営む中規模事業者のお客様が多いようですね。地域のタウンページなどを見て、お客様をゼロから開拓しています。八王子店の開店をきっかけに、このエリアでお客様の数をどんどん広げていきたいですね。」

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石川さん「お客様は、いろんな業種の方がいらっしゃいます。これからご挨拶に行くのは、運送屋さん。最近の世の中の動きを受けて運送業界の方は大変そうですね。というのは、そのひとつが原油高です。以前は70円/lLくらいだったガソリン代が、今では150円くらいするでしょう。相当なコスト負担を強いられているようです。さらに、東京都の排出規制の関係で、トラックに必要な設備をつけなければならない義務があり、これを取り付けに必要なお金が結構高いのだそうです。補助金も出ないので自己負担。トラックの維持費に関しては、相当な資金が必要みたいで大変ですね。いろんな資金需要で困っていらっしゃる方を応援していきたいですね。」


八王子はエリアが広いので、ひとつひとつ会社を移動するだけでも結構な距離があるので一軒一軒回って歩くのに時間がかかるそうです。バスと、八王子店専用の車一台があるのでそれ中心で移動することになるそう。初めてのエリアを開拓していくのは大変だとおもいますが、がんばってくださーーい。(^^)。☆

Tirashi20069_1

9月より定期預金の金利が変わりました!!是非ご検討くださいね。

詳しくは→こちら

※シンコは架空の人物です。

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2006.09.08

[ゴーログ]株式会社は「造ったもの勝ち」?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが、梅田望夫氏が書いた「ーグーグルを生むビジネス風土ーシリコンバレー精神」を激賞して、「本来の活気のある資本主義と言うのは こういうものだったはずなのよ~~~」と共感しています。

普通のサラリーマン家庭で育ってしまった日本の男の子達は、ほとんど、こういった風土と言うかスピリッツというか、当たり前の商法の精神を、大学教育でも学ばないまま、大人になって社会人になっているのではないだろうかという懸念である。さらには、こういった資本主義の基本の基本のスピリッツをほとんど学習しないまま、マスメディアなどへ就職していった男達が、今の日本のマスコミを牛耳っているのではないか、という懸念である。時代がどんなに激しく変わっても、資本主義の世をより活気あふれる豊かなものにしてゆこうという立場を堅持するなら、抑えておきべき基本的な『資本主義の精神のつぼ』は、今も昔も、日本でもアメリカでも、ほとんど変わっていないのではないか・・・

アイデアと創意工夫とガッツがあって、さらに出資者・・・にさえ恵まれれば、・・・『株式会社』というものは、実のところ『造ったもの勝ち』みたいなところがある。・・・造ってしまえば、資金繰りに困って、銀行から有利子負債(借金)を借りたり、債券を発行したりさえしなければ、万が一その株式会社が立ち行かなくなっても、創業者にとっても出資者にとっても、発行した分だけの株券が、最悪の場合に『ただの紙切れ』になるだけなのである。・・・これらの合法的な冒険野郎達に対して、万が一立ち行かなくなった場合に、『世間を騒がせた』などというあいまいな理由だけで、社会的道義的な責任を問うたり、社会的道義的な謝罪をさせたりするマスメディア的な態度は、極めてナンセンスであると感じるのは、私だけだろうか。・・・実際『造ったもの勝ち』・・・の社会システムの原則を堅持して育くんでゆこうとする意欲に満ちた社会風土でなければ、資本主義なんてものは進化もしなければ、発達もしないのである。 


 私も、基本的には、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんに同感です。出資者からカネを集めて、「造ったもの勝ち」という特権と引き換えに、自らの溢れんばかりの才能と寝る暇もない途方もない時間を費やす冒険野郎たちがいなければ、資本主義経済というシステムはうまく機能していきません。
 そういう意味で、ベンチャーや、起業家や、新興企業などのチャレンジ精神を賞賛せず、既得権益勢力とともに彼らの努力を冷笑し、否定的な言説を振りまこうとする日本社会の現状をみていると、今後の成長に懸念を感じざるを得ないのです。


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2006 09 08 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.07

[ゴーログ]岐阜県庁裏金問題:何が「裏金保管」で「私的流用」なのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。なぜか、岐阜県庁裏金問題に関しては、マスコミの熱気が感じられません。だって、「裏金を個人で保管していた」という報道をしちゃうんですから。それで、「私的流用の可能性について調べる」という書き振り。もう「裏金保管」とか「私的流用」という訳の分からない表現は止めるべきです。これって、どう考えたって「横領」でしょ。

 岐阜県庁裏金問題については、「市民オンブズマン 事務局日誌」さんが追い駆けていらっしゃいますが、また、トラックバックをいただきました。8月30日付で、岐阜県監査委員が「不適正資金問題に関する監査等の結果について」を発表したそうです。「しかし、これを読む限り、『自治体の会計処理が適切かどうかをチェックする』はずの岐阜県監査委員が全く機能しておらず、これでは不要、との意識がぬぐえません」というから大問題。
そこで、「市民オンブズマン 事務局日誌」さんからの情報をお伝えすることにしたいと思います。

チェック役の監査委員事務局が裏金を作っており、しかも一部を個人口座に保管していたことが判明しました。それだけでも大問題ですが、今回発表された文書には、大問題をきちんと反省して、今後に活かす、という視点が全く欠けています。裏金作りの問題は情報の隠蔽にあり、いかに情報を出していくかが今後裏金を二度と作らない体制を確立する鍵である、という点が全く無いことに愕然とします。

監査委員自らの裏金問題も全容解明をしないような岐阜県監査委員が、岐阜県庁全体をチェックすることなど不可能ですし、県調査チームの調査にお墨付きをつけることで、より大きな問題について隠蔽に加担してしまっています。これまで市民からの住民監査請求をことごとく棄却してくるのみならず、今回の情報隠しを行っているという、二重、三重の隠蔽をする岐阜県監査委員など必要がありません。・・・

監査委員の対応が後手後手に回った・・・。監査委員は自治体のチェック役として、随時監査をはじめ、強権を発動可能な部署ですが、自らが裏金を作り、しかもトップが隠蔽していたからか、知事部局が設置した資金調査チームの調査結果を見守っていた感があります。大事になったから、監査委員としても動かざるを得ない、というのは、余りにも情けない。・・・

わかったことは、監査委員は「おかざり」であり、ほとんどは事務局員が予備監査でチェックして、監査委員は予備監査で判明したことを質問する程度である、ということです。・・・監査委員事務局は制度上知事部局と独立しているとはいえ、監査委員事務局員は県職員であり、数年後には知事部局に転勤する運命です。いわば「身内」をきちんとチェックできるか、ということで、「死んだ監査委員」と市民オンブズマンから言われ続けてきました。・・・

 「くまさんの自立」さんは、「岐阜県の男性はこと県庁関係職員は数段へそくり上手なのかもしれない」と皮肉交じりに指摘していますが、今回の岐阜県庁裏金問題は、徹底的に追及すべきだと思います。既存マスコミが機能しないのであれば、それこそ、ブログのような新しいメディアが追及し続けるべきではないのかなぁ、という感じがします。ということで、「週刊!木村剛」は、この問題に関するトラックバックをいただいた場合には、できる限りご紹介していきたいと思っております。


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2006 09 07 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.06

[ゴーログ]日本人ほど世界の事実を知らない民族はいない

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「平成ビジネス寺小屋」さんが、「日本人ほど、世界の事実を知らない民族はいない」という外務省の若手書記官の言葉を紹介してくれました。

「世界中どこでも日本と同じく安全だとお考えのようですね。世界はいつも戦乱状態なのですよ。ぼくの赴任先なんて、お酒は重罪、麻薬は死刑なのに密売人から平気で買ってすぐ捕まる。ご家族から大使館にすごいクレームがくるんですよ、クレーム。麻薬所持くらいでどうして捕まってるんだ、って。死刑になりますよ、ってお伝えしたら、お前たちが悪い!」ですからね。
この国の刑務所には懲役20年以上の刑に服している日本人の囚人がいるそうで。「世界は悪意に満ちている、とは言いませんが、自分の身は自分で守る、その意識は持ってほしいと思うんですよ」とはその書記官。

 残念ながら、「自分の身は自分で守る」というのは「良い悪い」ではなく、現実なのです。お上に頼めば守ってくれるわけではないのです。自分の良識に従っていれば、誰かが助けてくれるという仕組みにはなっていないのです。だから、外国でそういうナイーブな対応を取っていると、上のような話になってしまうのですね。
 だからこそ、報道関係の方々には、「世界とはこうなんだ、世界とは争いに満ちているんだ。これだけの戦争が起きて、毎日こんな大勢の人が怪我をしている、死んでいる。だからこそ、平和が大切なんだ。援助が大切なんだ」(by「平成ビジネス寺小屋」さん)という「大切な事実」を伝えていただきたいと思っているのです。

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 全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年9月号は8月21日発売です。
今月の第1特集は、「戦争リスクから財産を守る」と題して、北朝鮮のミサイル問題や日本を取り巻くリスクの分析、そしてユダヤ人の知恵から財産を守る方法についてまとめています。 第2特集では、今後の日本経済を方向づける『骨太方針2006』についての取り扱い、今後、税金が増えるのかーー特に相続税について分析をしています。
 特集以外では、ソフトブレーン会長宋文洲氏が語る『靖国問題』、自民党総裁選に挑戦する河野太郎議員の年金改革プラン、「構造改革下で儲かる株シリーズ」では、ファンコミュニケーション、ディー・エヌ・エー、アイディーユーなどを取り上げています。 対談シリーズではーー小池百合子環境大臣が登場、好評連載中の「上場社長の知られざる悩み」ではさわかみ投信代表の澤上篤人氏が椿本チエイン福永会長・美本社長に迫ります。そのほか、前三重県知事の北川正恭氏とシャープ社長町田氏、経済ジャーナリスト財部誠一氏と帝人社長長島氏など魅力的なトークが満載です。
 また新連載「団塊世代のマネークリニック」の第1回はインフレに負けない資産運用をご紹介しています。

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2006.09.05

[木村剛のコラム] 自治体の「粉飾」は厳罰に!

 北海道夕張市が7月21日に自治体の倒産にあたる「財政再建団体」への申請を決めたことは記憶に新しい。炭鉱閉山が相次ぐ中で、観光業に市の将来を賭けて実施した積極投資が裏目に出た。
 ただし、苦しい財政事情を必要以上に悪化させたのは、一時借入金などを駆使した「赤字隠し」だった。

 一時借入金は、本来、短期的な資金不足を補うもので、年度内の歳入で返済することが原則であったにもかかわらず、夕張市は年度をまたいで一時借入金を流用してきたという。つまり、ルールを逸脱した「粉飾決算」であったわけだ。
 そして、8月30日、北海道の調査により、同様の逸脱した手法を用いていたのが、夕張市だけでなかったことが判明した。「赤字が見えにくくなる不適切な会計処理」があったとして、釧路、小樽、苫小牧、北見、室蘭、滝川の7市とむかわ町が指摘されている。
 各市町は、一般会計と特別会計などとの間で資金のやり取りを繰り返していたという。対処としては、特別会計の赤字を表面化させるなど、今年度中に会計手法を是正すると報道されているが、それで済ませてよい問題なのだろうか。
 例えば小樽市では、2005年度に一般会計から病院事業会計に44億円、国民健康保険事業会計に32億円を貸し付けていたことが問題視されている。苫小牧市でも、一般会計からの貸付額が60億円を超えている。
 ちなみに、ライブドアの粉飾決算事件では、資本取引を経常取引として計上したことが批判された。いわば、特別会計における取引を、一般会計の取引として認識したことが、犯罪だとして糾弾されたわけだ。
 数十億円の数値の違いに関して、粉飾決算の罪を厳しく問われているライブドア事件が正しい前例だとするならば、「赤字隠し」の関与者がお咎めなしに放置されて良いという理屈には決してなるまい。
 小樽市が隠していた赤字は、ライブドア以上に違う数値を市民に開示していたわけだし、市民から直接強制力を以って集めた税金を管理するという市の行政行為は、投資家から集めた資本金を管理する企業の経営行為よりも重い責務を持っていると思われるから、ライブドアの経営陣以上の厳罰が司直の手によって下されなければおかしい。
 仮に小樽市を見逃すとしても、負債総額632億円を抱えて破綻した夕張市の関係者を無罪放免として放置しておくわけにはいくまい。夕張市民は実際にも被害を被っているのだ。
 そうした状況にもかかわらず、夕張市の関係者が罪に問われないとすれば、岐阜県庁の「裏金作り」が「公金横領」で裁かれることがないのと同じように、地公体による「赤字隠し」も「粉飾決算」で糾弾されることがないということなのだろう。民間人が行えば「横領」になることが「裏金作り」ということで許され、民間企業が行えば「粉飾決算」と断罪されるところが、「赤字隠し」で済むことになる。
 わが国においては、民間人がちょっとでも道を踏み外すと厳罰が待っているのだが、お役人だったら何をやっても許されるということなのかもしれない。やっぱり日本で幸せに暮らすためには、お役人になることが一番良いようである。


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2006 09 05 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.04

[ゴーログ]安心や安全はお上が与えてくれるという幻想

 皆さんこんにちは。木村剛です。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが次期首相の呼び声高い安倍晋三氏についてコメントしていました。

安部氏はなんとなく『何も過激なことはしない』風の保守本流の趣(おもむき)を振りまいている。・・・日本社会が保守へと先祖帰りし始めそうな嫌な感じ。日本の政治が、ポピュリズム政治から国粋主義政治へとさらに先祖帰りしそうな嫌なモード。目指す先は、再び『みなが安心して暮せる』社会主義国家日本??? 自立や改革や自己責任が怖くて、その一方で安心や安全が欲しくて、いつのまにか『官による官のための官の政治』に後戻りしてしまうのかしら。

そもそも、『お上が与えてくれる安心や安全』なんていう幻想は、ものすご~~~っくコスト(税金)のかかるものであるという認識を(下手したら、無限大のコストが必要な場合だってある!年金制度然り!)そろそろ私たち国民も持とうじゃありませんか。私たち国民も目覚めようじゃありませんか。不安も先行き不透明感も自立も自己責任も選択の自由も生き方の多様化も、慣れてしまえば免疫が出来て、人間の脳みそを活性化させ、人の心を自由にさせるってものです。

日本人の多く(特に文化人!)は、戦後60年間『根拠の無い先行き楽観主義』にどっぷり漬かりすぎた結果、わずか数年の小泉改革だけで、すっかりおじけついてしまったのではないでしょうか。今度は、根拠の無い『グローバル資本主義怖い病』『多様化怖い病』『規制緩和怖い病』になっているのではないでしょうか。危機感の無い&新陳代謝の少ない閉鎖された空間にこそ 陰湿ないじめや陰湿な差別がはびこると考えるのは私だけでしょうか。 

 このところ、「安心や安全はお上が与えてくれる」という幻想が再びこの国に蔓延しつつあるようですが、「そんなことは絶対にない」ということだけは断言できます。しかし、そんなに清廉潔白で完全無欠の「お上」が存在するのであれば、社会保険庁の問題も、岐阜県庁の裏金も、北海道夕張市の赤字隠しも、発生していないはず。
それでも、「お上を頼る」という選択をしてしまう日本人の感覚は恐るべきものがある。それが怖い。「この夏休み時折すこぶる嫌な予感がする」という「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんと、似たような予感をしている木村剛でした。


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2006.09.03

[フィナンシャル ジャパン] 内部統制を理解するための肝⑤

フィナンシャル ジャパン」8月号掲載
特集 投資家のための新会社法 「内部統制」の極意を学ぶ――性善説の日本VS性悪説の米国

日本型「ルールの文化」構築が喫緊の課題

 資本主義の根本を見つめたとき、気づかねばならないコンセプトは「規律」である。

 資本のレバレッジ(梃子)を利かせる株式会社は、資本主義の申し子だ。しかし、「資本の本性」を体現する器である株式会社は暴走してしまう危険性を常に孕んでいる。そのため、「資本の本性」を制御する装置として、会計制度が整備されなければならない。
 この「資本主義―株式会社―会計制度」という一連の関係は、旧き良き日本資本主義が誇った共同体的価値観からはきわめて遠い位置にある。おそらく、日本資本主義においては、「資本主義―共同体―ムラヲサ」という一連の関係に置き換えられるに違いない。会計制度による制御と、「ムラヲサ」による制御。これは一八〇度異なる価値観である。
 時代は明らかに転換した。しかし、ことは米国資本主義の単なる模倣ではすまされない。米国資本主義と旧き良き日本資本主義とのあいだには、目指すべき新しい日本資本主義があるはずだ。
 内部統制の導入についても、米国的なコンセプトを日本企業に導入していく場合には、完全な性善説でもなく、完全な性悪説でもない、新しいアプローチを模索していくことが肝要である。薄れゆく共同体幻想のなかにあっても、今はまだ企業忠誠心のカケラが残っている。性善説的な土壌が崩壊してしまう前に、完全な性悪説ではない形で、新しいコンセプトを取り入れていくべきだ。
 米国資本主義そのものを無批判で取り入れる必要はまったくないし、それでうまくいくはずもない。ただし彼らは、荒々しい「資本の本性」が剥き出しになっている資本主義を制御するために真剣に考えてきた。
 米国資本主義が洗練してきた「内部統制」の概念を学び、有効なところだけを借りればよい。日本企業は米国企業よりももっとうまく優れた組織を作ることができるはずである。(了)


(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。

2006 09 03 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] 迷惑だからやめてほしいです・・・。

 こんにちは、尾花典子です。まだまだ暑いですね。
 9月4日にライブドアの堀江前社長の初公判があるようです。またマスコミ報道は加熱するんでしょうか。このニュースによると、テレビ各社は当日、日本テレビ、TBS、テレビ朝日が報道特別番組を組み、NHKは常設のニュース枠を拡大するようですので・・・。

 会社で使用している私のメールアドレスをHPなどで公開したりしているせいなのか、迷惑メールの量がはんぱじゃありません・・・・。
 平日でも朝一番でメールを立ち上げると何十通もの迷惑メールが・・・。土日をはさんで月曜日の朝にメールをチェックすると、100を余裕で超える数の迷惑メールを受信していて、大切なものまで間違えて削除しそうでいつも整理をするのが大変です(*´ο`*)
 件名はちょっと見るだけで恥ずかしいものも多いのですが、かなり凝った件名のものもたまにあります。
 恥ずかしいものは省くとして、
 「新規お試しモニター募集!」、「絶対儲かります」、「興味ありますか」、「当選のお知らせ」などはよくありがちですが、
 「ご無沙汰しております」「お元気ですか?」「お約束の件」「よろしくお願いします」とか、Re:がついたものなどは、差出人だけみてもわからず、メールを開けてしまうようなケースもあります。
 また、本当に疲れている時に、どっかで見てた??と思うような「お疲れですか」とかいたわってくれるものもあれば、「迷惑メールきていませんか?」っていうか・・・そのメール自体が迷惑メールだったり、頼んでもいないのに「あなたの担当になりました●●です」というようなものもきます。意外と文章がしっかりとしたものも見かけますが・・・。
 先日も重要なメールを迷惑メールと一緒に削除してしまって再送していただいたり、本当に処理が大変ですが、みなさんはどうですか?
 最悪なのは、PC上で着信メールのお知らせがでると「はい」を選ぶ習慣があるので、つい「はい」を選ぶとすごいへんな画像つきのメールが開いてしまい、画像つきでメールが重たいせいか、見るつもりもないのに削除に手間りあせっていますが、趣味なのかと思われたら大変です。
 この前もいやらしい感じの画像つきメールを削除しようとおもった瞬間に、後ろから声をかけられ、同僚が私のPCを不思議そうに見ていたので、バツが悪かったです・・・(>人<*)
 
 そういえば、食料自給率について調べものをしていたのですが、日本は40%程度しかなく残りの60%近くは海外の輸入に頼っているんですよね・・・。先進国では一番低いようです。
 その日の夜に自宅で食事をする時に、フジッコのしば漬けのパッケージにある原料原産地名をみていたら、
●きゅうり、しょうが→ベトナム
●なす→中国
●みょうが、しそ→日本
という内訳で、メインであるきゅうりとなすが輸入だったので、納得してしまいました♪
 ちなみに「きゅうりのキュウちゃん」のきゅうりは、中国産でした。

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 昨日お気に入りの焼肉のお店にいきました。かならず注文する豚足は、きっと輸入でしょうねぇ・・。
 豚足は子供のころからの大好物で、焼肉屋さん帰りの父の手みやげとして豚足を楽しみにしていました。
 前から気になっていたことですが、私の知る限りではこのての豚足は東京の焼肉屋さんでしか見たことがないんです。焼肉で超有名なあの大阪の鶴橋の焼肉屋さんでも、メニューにないんですよね。名古屋や福岡では、茹でてちょっとふやけた温かい豚足は食べたことがあります。あっ、でも東銀座にある岩手県の物産展では買えるので、岩手にはあるかもしれませんね。

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 最近もさらに高級志向や差別化が進んでいるのか、「あなたは特別」的なサービスを提供するところが増えているような気がします。
 ストレス解消のために、ここのタルゴのエステに月に1~2回通っていますが、2週間のリニューアル工事を経て、9月からリニューアルオープンしたので、早速行ってきました。
 以前はデパートの化粧品売り場の後ろにエステサロンがあるようなイメージのつくりだったのが、すご~い高級な感じに変わっていて、ウェイティングルームをとってもまるでバリのホテルにいるようで、ヒーリング効果も抜群のつくりになっています。
 その中でとても素敵なスペースがあったので、聞いてみると今回新たに設定された「プレミアム会員」用のものでした。
 パウダールームの各ブースの5段の引き出しには、化粧の下地から仕上げまですべての化粧品が、しかもお店が開けるくらい色や種類も化粧品売り場のようにひと通り置かれていて、使い放題です。
 サービスも施設内のつくりも驚くほどの変化を遂げていましたが、料金も高級にならないことを願うばかりです・・・・(∩_∩)

2006 09 03 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.02

[フィナンシャル i] マネーサプライ低迷の背景

 一般に、景気が良ければ株価は上昇し、債券価格は下落(金利は上昇)する。つまり通常の景気循環のなかで、債券相場と株式相場には逆相関の関係がある。
 ところが、今夏の金融市場の特徴として、債券と株式が共に堅調していることを指摘出来る。
(BNPパリバ証券 証券投資調査部長 チーフストラテジスト 島本幸治)

 その直接的な背景としては、米国でインフレ懸念が大きく後退した事を挙げられる。特に8月15日に発表された7月コアPPI(生産者物価指数)が前月比▲0.3%と、市場のプラス予測に反して、9ヶ月振りのマイナスになったのが効いた。

 米国PPIのなかでインフレ安定が目立っているのは、自動車や電気機器など耐久消費財である。また、同様の傾向が世界各国で顕在化している。
 世界経済は未だにグローバル化や市場化による恩恵を享受しており、最終インフレは安定している。こうしたなか、構造的とも言えるディスインフレが出発点となり、長期金利の安定を通じて、資本市場全体をサポートする状況にある。そして現在も、ディスインフレのトレンドに転機が訪れるどころか、一段と煮詰まって行く展開にある。
 日本ではインフレ指標のみならず、マネーサプライまで伸び悩んでいる。7月のマネーサプライは、代表的指標であるM2+CD(現金、要求払い預金、譲渡性預金など)が前年同月比+0.5%と、13年振りの低い伸びに留まった。もっとも、7月の貸出資金吸収動向を見ると、民間銀行の貸出残高が前年比+2.2%と、10年振りの高い伸びを記録している。
 M&A(企業の合併・買収)など企業の資金需要は高まっており、もはや信用収縮は読み取れない。貸出が増加基調を強めるなかでマネーサプライは低迷するといった、一見あべこべの現象は何故発生しているのか。

 マネーサプライの低迷は「流動性の罠」から開放される過程で発生している過渡的現象と見て良いだろう。M2+CDの伸び率が低下している背景には、経済がデフレから脱却したことで、預金から実物投資やM2+CD外の金融商品へとマネーがシフトしていることが影響している。
 特に企業は、増益率の低下がキャッシュフローの伸びを制約するなかで、設備投資を積極化させている。国際競争の激化や「資本の論理」の強化が、余剰資金の滞留を許容しなくなったと言っても良い。
 さらに最近では、量的緩和解除やゼロ金利解除に伴う預金から金銭信託や投資信託などへの資金シフトもM2+CDの低迷に拍車をかけている。その結果、広義流動性の伸び率はM2+CDの伸び率を大幅に上回って推移している。
 つまり、現在の「マネーサプライが伸び悩むなかでの貸出増加」という現象は、「長期金利が安定するなかでの株価上昇」という現象と関連する面がある。グローバル化の進展により最終インフレは安定しており、マネーの膨張が加速する気配もない。
 他方、国際競争の激化や株主からのプレッシャーが企業の積極経営を促しており、資金需要の増大や株価への好影響をもたらしている。
 マネーサプライの低迷も、現在の株高・債券高と整合的と言える。

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島本 幸治 (しまもとこうじ) BNPパリバ証券会社 投資調査部長 チーフストラテジスト
1990年 東京大学卒業後、日本興業銀行に入行。91年 同行証券投資室調査班に配属。96年、同行調査部経済調査班に配属。シニアエコノミストとして日本のマクロ経済調査を担当、2000年3月より現職。週刊エコノミスト 04年(04年10月)アナリスト・エコノミスト ランキング債券ストラテジストの部 第1位、日経公社債情報 05年(05年3月)債券アナリスト・エコノミスト ランキング債券アナリストの部 第2位(2年連続)。


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2006 09 02 [14. フィナンシャルi ] | 固定リンク | トラックバック

[シンコの日記] 通販カタログ

皆さんこんにちは、シンコです(^^)/☆

今日はお知らせがあります☆☆
日本企業を支える中小企業の皆様を元気にすべく立ち上がった会員組織「日本振興ネットワーク」から、10月に「通信販売カタログ」が登場します!!

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中小企業の経営者の方の悩みのひとつとして大きいのは、やっぱり「販路」。要するに、自社の商品を「売る場所が少ない」ってこと。大企業のように、日本全国どこにでもあるコンビニやスーパーに自社の商品が置けるなら、売り上げも伸びるというもの。でも、どんなにがんばっても売る場所って限られていて・・・。いい商品を持っていても、みんなに知ってもらおうとすると、なかなか難しいわけです。

そんな中、中小企業お助け隊(?)の一員であるシンコが、中小企業経営者の皆様の一助となれば。商品を少しでも多くの方にPRする「機会」をご提供したい。通販カタログなら、とある街角の一角にあるお店の素敵な商品も、全国津々浦々の方々にお伝えすることが出来るはず!!こうした想いの中、通販カタログの作成が始まったわけです。

先日、通販カタログの撮影会が終わったばかり。掲載いただく企業様から商品をお預かりするなかで、「是非、シンコさんにこの商品の良さを知って欲しいんですよ」と、わざわざ社長様自らシンコのところに商品を持ってきていただくことも。経営者の方々の「思い立ったら吉日」的な、俊敏な行動力に、シンコは驚いてしまいました。

今の時代ですから、すでに自社のホームページで通販を始められている方もいるのですね。だから、通販の仕組みについては、出展企業さんのほうが詳しかったりして。シンコが逆に教えてもらったりすることもありました。カタログは、ウェブサイト上でも始める予定ですから、乞うご期待!!

カタログは10月にリリース予定なのですが、今ここで先取りしてちょっとだけ商品の一部をご紹介しましょう☆☆

まずはきれいなお花から、華々しく。こちらは、プリザーブドフラワー。千葉県から東京大手町まで、社長さんにはるばる持ってきていただきました!
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きれいでしょー!!プリザーブドフラワーとは、生きている花に科学物質を吸わせたもので、花の美しさを長い間観賞できます。今、贈答用に流行しているものなのですが、こちらの会社には独自の特許技術があります。巷でよく見かける商品には海外製が多く、それらは画一的に色を染めているので、マットに見えます。が、ここのは、花びらの色の質感やトーンをそのままに反映する技術があるんですね。だから至近距離で見ても自然な色あいをしているのです。ちょっと触れば、壊れてしまいそうに見えるんですが、ここの商品は丈夫なんですよ。

さらにさらに、お花をご紹介しましょう!
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こちらのお花も、きれいでしょう!!これも本物のお花かと思いきや、実はそうじゃないんです。アートフェイシャルフラワーという造花です。きれいでしょ。大手町のフロアに置いてみるとこんなに華やかになりました☆

商品はまだまだ・・・。カタログにご期待ください☆

※シンコは架空の人物です。


2006 09 02 | 固定リンク | トラックバック

[本のソムリエ] 「リテール金融マーケティング」

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今週の丸善丸の内本店 西川仁副店長がお薦めする本です。
リテール金融マーケティング
戸谷圭子著
東洋経済新報社刊
定価 2940円(税込)

 金融の自由化が急速に進み、異業種も交えた競争が激化しています。金融サービス業界にとって、マーケティングの強化は喫緊の課題です。しかしマーケティングとは「売れる」「儲かる」ための仕組みを作ることです。「モノ」を扱う分野と比べると、金融サービス分野のマーケティングははるかに浅い歴史です。
 本書は銀行業界をはじめ、信用金庫・信用組合、ノンバンクなどリテール金融サービスに関わる読者の方に役立つ内容です。綿密な調査データをもとに顧客の行動やニーズを分析し、そこから顧客の離脱防止・新規獲得、取引深耕、新商品・サービス開発、PRなどさまざまな課題に対しての戦略を導き出しています。
 著者はあさひ銀行(現りそな銀行)を経て、現在は日本で唯一の金融サービス業におけるマーケティングに特化したコンサルティング会社、(株)マーケティング・エクセレンスを設立。経営戦略の策定から具体的なマーケティング施策の実施まで幅広いテーマを取り扱うことで、業界のカスタマー・セントリックへの変革をサポートしています。また一方では、東洋大学でも教べんをとっています。


(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)および「フジサンケイビジネスアイ」(購読希望はココ)とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は8月28日にフジサンケイビジネスアイに掲載されたものです。

2006 09 02 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.01

[ゴーログ] ネクタイをシュレッドしてもお役所にお願いするのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが「お子さんのシュレッダーによる自己の問題は、想定外と言えば想定外、親の不注意と言えば親の不注意。複合的な原因だと思う」ということで、シュレッダーで指を切った事故について書いていました。

事故に遭ってしまったお子さんはさぞ痛かったでしょうね。シュレッダーの口の部分を狭くし、お子さんの指が入らないようにすることが、対応に簡単でよいとメーカーは思ったのだろうけれど。結構シュレッダーを使用するときは、かなりの枚数をするために、開口部が大きい方が一度に処理できるので、使用する側にとっては、とても便利だ。しかし、ネクタイをしていると、ネクタイが入り込みそうでいつもワイシャツの中にしまい込んでから、シュレッドしていたことを思い出す。

 じつは私も2度ほど、ネクタイをシュレッドしてしまった経験がありまして、そのうちの1回は、本当にお気に入りのネクタイだったので、非常に暗い気分になった覚えがあります。ただ、「だから、経済産業省の責任だ!」なんて思いませんでした。
 何だか、最近は事件がおきると、「○○省は何をしていたんだ!」とか「△△庁は監督不十分だ!」という議論が多すぎて、正直ついていけません。○○省とか△△庁に監督を任せて、それでうまく世の中が回ればよいのですが、そういう風にうまくいかなかったから、ついこの前、日本経済と日本社会は難しい局面を迎えたように記憶しています。
 何事も「のどもと過ぎれば暑さ忘れる」ということなのでしょうか。お上に丸投げして結局何も変わらずに同じミスを犯すことになるのか、それとも、何事に関してもお上のご指導を乞う護送船団国家になっていくのか、今後が楽しみ(?)です。

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2006 09 01 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[FJオンラインDの日記]  マクドナルドのバイトの少女の

カリフォルニア在住の映画評論家・コラムニスト町山智浩さんの日記で、「百万人が涙した、マクドナルドのバイト少女のYouTube」というエントリを遅ればせながら拝読しました。そこからたどってこのビデオも観ました。「美談めいた書き様に拒否感を感じる」という人もいるようですが、ここのところ、国内でも理不尽な事件が頻発している(ように感じられる)こともあって、記事もビデオも、おなかにズンと来ました……。

皆さんこんにちは。FJオンラインのDこと濱田@この曲が気になる、です。私も元マクドナルドのバイトです。正月の朝から働いたこともあったなぁ……。

動画投稿サービスが花盛りです。大手も続々と参入していますが、YouTubeがおそらく一番人気でしょう。地上波のテレビを観ていて「お、これは」とシーンにでくわした直後、そう時間がたたないうちにYouTubeに上がっている、ということがよくあります(最近では24時間テレビのマラソンのアレ)。著作権を無視した投稿はイカンと思いますが。

そんなとき、FPNの素人投稿動画は本当に『ごみ』なのか?という記事、取材屋さんの「素人動画は宝の山だ(!?) 」、さきほど述べた町田さんの日記のエントリなどを読んだこともあって、動画投稿サービスについていろいろと考えていました。

自分のなかでも論点が整理できていないのですが、「著作権の問題」「コンテンツとして面白いかどうか」「ユーザとしてどう付き合うか(楽しむか)」「制作者としてどう付き合うか」といったところがポイントでしょうか。「面白いかどうか」という点では、元も子もない言い方をすれば「面白いものとそうでないものがある」ということになるのでしょうが、最近読んだこれらの記事の「アイデア勝負」「集積価値がある」というところには納得&共感。分析鋭く、勉強にもなりました。

このエントリを書く直接のきっかけとなった、冒頭に挙げたアンナさんの件に戻ります。紹介されているように、彼女の死を悼む動画が多くの人によって作られ、アップロードされているのですが、それで思ったことは、「こういう使い方もあるのか」ということでした。
たしかにビデオクリップとしてのクオリティは高いとは言えないかもしれませんし、「勝手に写真などの画像を使うことの是非」「亡くなった人に対する愛情といえるのか」「センチメンタリズムでは」「果たしてどれだけの人が本当に死を悼んでいるのか」「そもそも悼んでなきゃいけないのか」……など、考えなければいけない点がたくさんあるでしょう。
しかし、ちょっと前にはなかった「新しい追悼(あるいは表現)の形」であることは間違いない。

とまぁ、こういったことをうにょうにょと考えついたのですが、やはり第一感としては、「ネットの世界の住人っていろいろ言われるけど、捨てたもんじゃないよね」ということ。偉そうでしょうか?「それは人が良すぎる見方だ」「ひとまとめにすんな」というご指摘もあるかもしれません。でも、もろもろ含めて、「こういうのって何だかいいじゃないか」と思ったんです。

そりゃあビデオをつくった人たちのなかには、愉快に思って作った人も居るかもしれません。それを確かめる術はありませんしね。

でも、きっと、ほとんど制作者は、悲しすぎる、切な過ぎるこのストーリーを、1人でも多くの人に知って欲しいと思ったはずです。そのニュースを知った自分なりの解釈を加え、自分なりの表現方法で、自分なりの追悼の気持ちの表し方をもって、その事実を広めたいと思ったでしょう。その気持ちを伝えたい・知って欲しいと思ったでしょう。もしかしたら、追悼の気持ちより自我の意識のほうが強いのかもしれませんが、それでも、「できあがったものを観て何かを感じる人が居る」だけでもいいじゃないかと、そう思いました。

今回は、最近考えたことの一方的なご報告でした。
Anna, R.I.P.

2006 09 01 [18. FJオンラインDの日記] | 固定リンク | トラックバック