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2006.09.30

[本のソムリエ] 2010年の金融

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今週の丸善丸の内本店 西川仁副店長がお薦めする本です。
「2010年の金融」
野村総合研究所著
東洋経済新報社刊
定価:1680円(税込)

 インターネットバンキングにおサイフケータイ、スーパーやコンビニエンスストアで見られる銀行のATM窓口など、これまで敷居の高かった「金融」が身近になったと感じられる方も多いのではないでしょうか。
 本書は、いま動きの激しい「リテール金融」の分野に焦点をあて、2010年までに予測される業界変化と、その中で競争優位に立つための条件を提示しています。
 今後起こると思われる変化が以下の4点に分けて紹介されています。その4点とは、①代理店制度や異業種からの新規参入により、業態・業界の垣根の消失が加速する ②ケータイ、ICカードなどITの進歩で「いつでも」「どこでも」という新たなニーズが生まれる ③団塊世代の大量退職に伴い「大衆富裕層」向けの資産運用サービス需要が高まる ④地方経済の疲弊が叫ばれる中、いかにして地域独自の金融サービスを打ち出せるかが地域金融生き残りの鍵になるーです。
 また、本書には米国の金融ビジネス事情も多く紹介されています。金融業界の関係者はもちろん、一般読者にとっても日本の明日の金融を知ることができる興味深い一冊といえるでしょう

2006 09 30 [12. 本のソムリエ] | 固定リンク

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