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2006.11.18

[FJオンラインDの日記]  同じ穴の狢か

先日、日本外国特派員協会(FCCJ)で行われた公明党・太田昭宏代表の会見に出席しました。東京・有楽町にある同協会は、テレビで会見風景をよく見ていたのですが、訪れるのは初めて。訳知り顔のジャーナリストの皆さんをよそに、ドキドキしながら臨みました。そこで何だか違和感を感じたというか、ちょっとひっかかることがありました。

皆さんこんにちは、濱田@人間国宝級(1億612万3076円)です(笑)。最近更新をサボっていて、知り合いにツッコまれました。

会見とその後の質疑応答の内容ですが、太田代表は法人税下げには慎重な姿勢を示したほか、投資減税については検討の余地を認めました。集団的自衛権の話では、「日本に向けられたミサイルは自衛のために当然打ち落とせるが、アメリカに向けられたものを迎撃するのは集団的自衛権にあたるので、これはできない」としながらも、「発射されてすぐに目標が分かるのか技術的な問題があるし、アメリカの艦船に向けられたミサイルはどうなのか見極めが難しい課題がある」と付け加えました。ほかには皇室典範の改正や改憲についての質問が投げかけられ、まあ滞りなく(というとおかしいですが)終わりました。

質疑応答の途中で気づいたことがありました。

それは、質問しているのがほとんど外国人だということです。

日本「外国特派員」協会なのだから、参加者の多くは外国人なのですが、日本人が質問してもいいわけです。日本人の会員もいますしね。まあ、たしかに数人の日本人ジャーナリストは質問されていました。
でもいわゆる『大手マスコミ』の記者ではありませんでした。

数人の外国人ジャーナリスト(フリーランス、FinancialTimesなど)が質問した後、一巡したのか、挙手しているのが皆一度質問した人ばかり、という状況になりました。
そこで司会が「どなたか日本のジャーナリストの方で質問ありませんか」と問いかけましたが、だれも手を挙げません。

仕方なく司会は、一度質問した人に再質問させていました。

「これは何なんだろう、なぜなんだろう」と思ったわけです。


たしかに私も手を挙げませんでした。
初めて行く場所で、質問できるのは外国特派員協会の会員だけと思い込んでいたことや、事前に十分にリサーチなりをしていなかったこと、聞きたいようなことはだいたい外国人ジャーナリストが聞いてしまっていたことが理由ですが、やはり準備不足が一番大きかったでしょう。「仕事をなめんな」と言われると反論できません。反省しています。

司会の方が質問したい日本人ジャーナリストを探していた数秒で、一気にイヤな気分になり、「何か聞けることはないか、何かないか」と考えたのですが、私の力不足で、思い当たるものがありませんでした。今考えると、回答に対する再質問でもよかったのですが、緊張していたのもあるでしょう(ということにしておいてください…汗)。

なぜ違和感のようなものを感じたのか、イヤな気分になったのか。
それは日ごろから感じることなのですが、例えば会議に出ておいて何も発言しない、授業や会議でも後ろの方から座る、という独特のメンタリティ(心的傾向?)の現れのような気がしたからです。そしてそのメンタリティは、私があまり好きではないものの一種だからです。

それが日本人の国民性、特徴だといわれれば、そうかもしれないと一部認めますが、マスコミの人間は、ジャーナリストは「モノ言う人」じゃないのかと思うわけです。なぜ手を挙げない?と思うわけです。

最近、取材で外国人女性数人に立て続けにあったのですが、はっきりしないことや意見を言わないことに対して不満を述べる方が数人おられました。日本の男、カッコ悪いと言われているようで切なかった。
常にはっきりする必要もないかもしれませんが、時と場所によっては、立場によってははっきりと意見を述べなければいけないでしょう。

会議に出て、思ったことがあったらなぜ言わない?
なんで授業や会議で、演壇から遠いところに座ろうとする?

確固たる理由があるなら、ポリシーがあるなら、それは認めます。
「何となく」というのがイヤなんですよね。

ついでに言うと、電車の座席で端が空くと、別のところに座っていてもサッと移動して端に座る人がいますが、あれもあまりいい感じがしていません。
女性が、横に座っているのが男性であまり密着したくない、という理由があるならともかく。オジさんまでもが、サッと移動する。
まぁこちらはパーソナルスペースの問題になるかもしれませんが、何となく関連しているような気がしたので、ついでのように書かせてもらいました。勝手といえば勝手なんですけどね。。。


ところでFCCJでの話に戻りますが、例えば大手マスコミに所属する記者(とくに番記者)は議員や政党代表と日常的に接触していて、質問したり話したりする機会が持てるわけです。「だから」ああいう場で聞く必要がない、というのであれば、それはそれで健全とは言えない気がしたのですが、どうでしょうか。

「じゃあおまえが大手マスコミ所属の記者だったら?あの場で質問していたか?」と問われると、胸を張って「絶対した」とは言えないかもしれません。「絶対したはずだ」とここで言ったところで、仮定の話ですからね…。


それに………うーん、質問しなかったかもしれませんね。
でも、それって良くないと思うんです。

ああいう公の場で質問することには、そして回答を引き出すことには意義があると思うんです。


帰り、エレベーターの前で、どこかの社の方が内容について会話しておられました。あまり注目すべきところがなかった、というような旨でした。

「自分で聞いてもいないのに」

って思いました。


だから次回、FCCJに行くときは(いやFCCJに限らず)挙手して質問しようと思います。

今回はゴタクを並べてしまい恐縮です。
では。

2006 11 18 [18. FJオンラインDの日記] | 固定リンク

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