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2007.03.31

[週刊!スモールビジネス] 年度末の渋滞

 昨日は、年度末の金曜日で都内の道路はかなりの渋滞でした。とくに桜が満開に近いところは、さらなる渋滞で、日中は3回タクシーに乗りましたが、どの運転手さんも、予想以上の混み具合でかなり驚いていました。
 トラックも多くみかけましたが、年度末の企業の方は忙しかったですよね。

 
資金繰りは悪化している!? 
【日本振興銀行刊 「週刊!スモールビジネス」4月号より】

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 日本振興銀行が実施している小規模企業と個人事業主を対象とした景況感調査をみると、2月は、さらなる悪化をかろうじて食い止めたという形になった。久しぶりに売り上げの悪化に歯止めがかかったことが明るい材料だ(①)。
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「増加—減少」のDIは、2カ月連続で悪化した後、若干ではあるが持ち直している。ただし、減収先の割合が先月に引き続いて増えている(12月5.9%→1月7.9%→2月8.5%)だけに注意は怠れない。売り上げの動きと歩調を合わせた形で、損益面にも微かに明かりが灯った(②)。3カ月連続で悪化していた「黒字—赤字」のDIは、2006年12月のレベルにとりあえず戻っている。


 そういう状況だから、「良い—悪い」の景況感DIは2カ月連続で改善しており、さらに回復が期待される(③)。経営上の悩みも良くなっているから、悲観ばかりすべきではなかろう(④)。
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 ただし資金繰りは、苦しくなってきている(⑤)。「楽だ—苦しい」のDIは、調査開始以来はじめて2カ月連続で悪化した。「苦しい」と答える先が増加し、20・8%を占めている。「楽だ」と返答した会社が3.4%しかないという事実は、重く受け止めるべきだろう。
 というのも、ノンバンクの貸出姿勢が一段と厳格化しているからだ。東証一部に上場している最大手も例外ではない。実際問題として、銀行借入という資金調達の主要ルートを封じられたノンバンクは大胆な業態変換を迫られている。不動産融資に傾注するだけでなくデベロッパーを目指している業者がいる。また、保証に特化することで生き残りを探っている会社もある。もはや日本での貸金業は成り立たないとみて中国進出に賭ける先すらあるのが実情だ。
 実際、ある消費者金融業者系の商工ローン会社では、200名いる部門に対して自宅待機の命令が出て、3月末には部門解散(=全員解雇)という措置が取られた。もはやノンバンクに、お客さまの資金繰りを気遣う余裕などない。
 ノンバンクによる貸出件数は、すでにピーク時の3~4割に落ち込んでいるが、さらに減少していくとみたほうがよい。小企業や個人事業主の資金繰りは、これから本当に要注意である。

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 日本振興銀行の土谷さんからのレポートです。

先日、台東区にある刺繍屋「宮崎工装社」さんに取材で伺いました。
40年の経験を持つオーナーが、コンピュータミシンと現在では非常に珍しい横振ミシンとを加工部分によって巧みに使い分けて、名前やロゴなど様々なものを刺繍しています。私がお伺いしたときも、コンピュータミシンの『コンピューター8頭ミシン』と『コンピューター2頭ミシン』がきれいな刺繍を縫っていました。
オーナーの宮崎さんは、以前にジャージなどを販売する会社に勤務していて、刺繍工場に商品を納入する仕事をしていたそうです。そのときに、刺繍屋を自分自身でやってみたいと思って、起業を決心したそうです。
現在は、大手スポーツメーカーのロゴやスポーツ選手のネーム入れや学校のジャージの名入れなどもされているそうです。もしかしたら、普段、私たちがプロ野球中継やスポーツ用品店で何気なく見ているネームやロゴは、もしかしたら宮崎工装社さんが刺繍したものかも知れません。 

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 宮崎オーナーはお話をしながらも、創業時からの「横振ミシン」で名前の刺繍をしてくださったそうです。1分ぐらいで出来上がり、その間のミシン針のすばやい動きと文字がつくられる様子に釘付けになってしまったそうです。
提供: Nsb_1




2007 03 31 [19. 週刊!スモールビジネス] | 固定リンク | トラックバック

[フィナンシャル ジャパン] 先憂後楽は卒業?

フィナンシャル ジャパン」2007年4月号掲載 【FJ120景気指数】 

 当期と来期予想の数字が揃って減速したが、特徴的なのは両指数がパラレルに推移し始めたことだ。

 市場では「米国経済の意外な腰の強さ」「原油高の一服」を背景に、一時期の先行き懸念が後退している。
 3月決算企業の業績修正が本格化するのはこれからだが、11月決算企業は一足先に霧の晴れ間を織り込み始めたのかもしれない。個別決算は企業や業種によってまだら模様。今期増益の象印マホービンは「原油価格や鋼材をはじめとする原材料価格の高騰などの懸念材料もあることから、今後も予断を許さない」として来期予想には慎重。
 一方、今期大幅増益のパシフィックマネジメントは「東京都心部を中心に更なる地価の上昇」「賃貸市場の更なる回復」などを背景に来期も大幅な増益予想といった具合だ。
 指数は低下したが、数では増益予想企業が上回る。これまでの企業の慎重姿勢は「業績下方修正を避けたい」という気持ちが働くのに加えて、「原材料費の値上げ要請をのみたくないため」との見方もあった。企業はまだ石橋を叩きつつも、景気の長期的な拡大には自信を深めつつあるのかもしれない。

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各月に決算を迎える企業から、基本的に売上高上位企業を10 社選出。
全体の業種配分に配慮して調整し、計120 社を選出した。
各社の各期連結決算の売上高、来期売上高予想、経常利益、来期経常利益予想の前年比を抽出。
各変化率を120 等分して合計することで、売上高の多寡による影響を排除。
新たに決算を迎えた10 社の数値を毎月更新。
速報性を重視し、当期の変化率を一致指数、予想変化率を先行指数として最新の企業景況感を読む。

2007 03 31 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.30

[ゴーログ] 役所の支出はすぐにでも2割カットできる

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「grounder」さんが、知り合いの喫茶店経営者が語る商店街の話を皮切りに、お役所仕事の本質について面白い指摘をしてくれています。

もうだめだね」彼の言葉だった。なぜ商店会なるものが存在するかと言えば「補助金」でつながっているようなものらしい。商店会役員にでもなろうものなら、何かと言えばお役人の集まりに参加して顔を売りに行く・・・んで商店街振興のためのお金「補助金」が降りて来る・・・。しかし、金はあれどもアイデアなしってのが現状らしく、さて今年はどうしたもんだろう?、どうやってこの金を使おうか?と頭をひねっている・・・。彼によればその金で下らないイベントが催させたり、飾りに化けて行く・・・。これがづづ〜〜〜づ〜〜と続いているらしく、彼個人としては止めたい(辞めたい)…。しかしだここでこの役所から降りて来るお金ってのがまた不思議なもので、毎年使っちゃわなきゃいけない!?・・・

と言うのも使い切ったところで「ほほ〜あなた方はこれだけお金を使って商店街を振興させたのですな」という具合に「では来年もこれ(金)でがんばって」と自動的にお金が落ちて来る。役人の方は役人の方で「これだけお金を降り出して地域振興を活性化させています!」ってアリバイが出来る。そんなシステムでの成果とは何なんだろう?。「お金を使った=振興にがんばった」、というかなり乱暴な方程式。世の中、成果主義という言葉が流れる中、役所からの金は相も変わらず使っちゃったモン勝ちってどうにかならんもんだろうか?

 おっしゃるとおりで、「お金を使った=振興にがんばった」というのは、もういいかげんにしてもらいたい、と本当に思います。そういういいかげんなことは、「天から降ってきた他人の金」だからできるんですね。
 新しく知事になった人は、一度、そういうお金をストップしてみればいいんです。就任したら、「県が支出するお金は、一円であろうと、俺の決裁を得てからにしろ」と第一声で命じればいい。お役人は、「そんなことをしたら、事務が回らなくなります」と言うに決まっているから、知事の代理として複数の役人に支出権限を与える代わりに、「後で無駄遣いだということがわかったら、結果責任をとってもらうからそのつもりで」と断言すればいいんです。それだけで、お役所の支出はいきなり2割程度カットできます。
 水ぶくれしている支出構造ですから、いくらでも絞りようがあるわけです。是非、新しく知事になった方には、斬新な目でメスを入れていただきたいと願っています。

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2007.03.29

[ゴーログ]築地移転は正論なのか?:経済の現場を重視せよ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ブログ界の論者として知られている「カトラー」さんが「私は築地の豊洲移転に断固反対する」と主張しています。

築地市場・・・は、季節の移り変わりや新鮮なネタを尊ぶという日本の食文化を背景にしながら、緻密なシステムが構築されていて、全体として高度な合理性に貫かれている・・・。晩のオカズになる魚の切り身から、寿司屋、高級料理店に卸される高級魚のネタ、回転すしやファストフード向けの規格化されたサカナまで、これだけ膨大なニーズの組み合わせに対応している市場は、世界広しといえども築地市場をおいて他にない。・・・

「築地(TSUKIJI)」とは、それ自体が高度な文化システムである。世界中の水産物を貪欲に飲み込みながら、長年の間に培われた「型」や「文化ルール」に従って、高度にリファインされた商品として吐き出していく生成プロセス自体が「築地(TSUKIJI)」であるといいかえても良い。巨大なクロマグロが、中卸人たちの名人芸で跡形もなく解体され、部位ごとに名付けられ商品として流通していくのを眺めれば、この国の流通システムというものが、深海魚やテラピアをすり潰して、元の出自を隠蔽することで製品化されている「フィレオフィッシュ」などを生み出しているマクドナルド的システムとは、根本的に異なっていて、むしろその対極に位置していることがわかるだろう。・・・

移転問題の中で、完全に無視されているのが、場外市場の業者のことだ。普通、一般人が「築地」といった場合には、寿司屋、道具屋、屋台のラーメン屋などが軒を並べる「場外市場」のことをイメージしているが、豊洲の移転計画には、この場外市場の取り扱いについては、全く触れられていない。確かに、市場を「流通センター」として捉えれば、場外市場にあるラーメン屋、コーヒーショップなどは、本来の流通・物流機能とは関係の無い存在ということになるのだが、反対に、市場の取り扱い高の4割を占める小口需要者、すなわち、築地に毎朝仕入れにくる料理店、寿司屋などの買出し人の人々にとっては場外市場の存在は大きい。・・・

築地が文化装置として機能していたのは、実は、魚屋、料理屋、寿司屋、レストランといった「小口需要者」たちが、この市場に集まってきていたからだ。彼らのさまざまなニーズ、要望に応える中で、中卸業者は鍛えられ、市場全体の目利き能力や柔軟性が育まれてきた。外国人などを築地市場に連れていくと、まず、その市場の広大さと扱われている水産物の多様性に目をまるくする。そして、そうした膨大な水産物が整然と処理され、働いている人々が高いプロ意識や専門性を持っているという点に一様に彼らは驚く。そうした彼らの驚く顔を見て、内心痛快に感じていた私は、築地市場の人々が体現している「日本の文化」に誇りを感じていたのかもしれない・・・。

 先日、たまたま築地で西京漬けを商っている中小企業を取材する機会がありました。お話を伺ったところ、「豊洲へ移転する業者は、後継者難もあって、半分に満たないのではないか」とのこと。確かにこのままだと、「カトラー」さんが懸念する「流通センター化」が一挙に進むような気がします。場外市場の方々は、豊洲移転後においても、「築地の場外市場」のバリューを維持するためにどうすればよいのか、ということを真剣に考えていらっしゃいました。
 経済というものは、人間の営みそのものであり、得てして、机上の正論では割り切れない部分がかなりあるものです。だからこそ、現場を踏まえた経済政策が必要とされます。最近は、グレーゾーン金利の廃止のように、経済の実態を踏まえない愚かな経済政策が増えているだけに、為政者の方々には経済の現場を見てもらいたいと強く感じます。

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2007.03.28

[ゴーログ]下請企業に対する代金を遅延しないでほしい:甘利経産相のクリーンヒット

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「珈琲ブレイク」さんが「大企業は儲かっても中小企業はますます追い詰められている、という指摘」に対して、「その事実認識は大きくは間違っていないと思う。ただ、・・・その原因と対策が、私には同意できない」と反論しています。

大企業が、下請けの中小企業に対して際限のないコストダウンを求め、中小企業を疲弊させ、中小企業に勤める従業員はワーキングプアになり、退職傾向が増加し、社会が不安定化する。その原因は、小泉政権が推進した構造改革路線の結果、大企業がアメリカ化して利益優先主義となり、かつてのように下請けを育てて共存共栄を目指さないことである、とする。したがって大企業は、利益優先主義を改め、中小企業に対して保護育成責任を果たすべきだ、とする。・・・

このような状況をもたらした原因は、単なる利益優先主義やアメリカ化ではなく、グローバル化である。際限なくコストダウンを求めざるを得ないのは、人件費の安い開発途上国、典型的には中国の存在がある。製造業のオペレーターの人件費は、中国では日本の20分の1あるいは30分の1である。したがって、中国で製造できる工業製品であれば、日本で製造した場合、価格競争力がなくなるのは当然である。結果として、百円ショップで売っているような製品は、現実にほとんどすべてが中国など人件費の安いところで製造されている。

現在、もう少し付加価値が大きいがやはり中国でも製造できるような中間的な製品に関して、ここで指摘されているような事態が発生している。製造業としては、最終製品の価格競争力を維持するためには、部品のコストを最終製品で中国などと競争できる範囲に抑制せざるを得ない。もし国内でコストダウンが不可能なら、工場を人件費の安い中国などに移転せざるを得ないのである。そうしないと大企業も、共倒れになるだけである。わが国の多くの製造業は、現実にそれほどに追い詰められているのである。・・・

中国をはじめとする開発途上国の製造業が、間接的にわが国の中小企業あるいは下請け企業の疲弊を招いているのだが、だからと言って中国やその他の開発途上国が悪いとは決して言えない。どの国も、どの国民も、自ら努力して豊かになる権利がある。・・・わが国は、今後は中国をはじめとする開発途上国ができないことを追求していくほかに、製造業の生き残る道はない。大企業も中小企業も、そういう方向への努力をしない限り、さらに単に努力するだけでなく、その努力を結実させない限り、生き残ることはできないのである。

 私は、「珈琲ブレイク」さんと同様の見解を持っており、単なる中小企業擁護論では、中小企業の疲弊を止めることはできないというご指摘に賛意を表明します。ただし、わが国の大企業が中小企業に課している様々な優越的地位の濫用があることもまた事実です。
 その中でも、下請企業に対する支払慣行は、今からすぐに改めるべきであり、改めることができるものでもあります。「支払代金遅延等防止法」によれば、60日以内に支払うことになっていますが、90日後に銀行振込という先も少なくありません。中国への委託の場合、前金が多いという現状から見ても、日本の中小企業は割を食っています。
 何度か書きましたが、グレーゾーン金利撤廃の影響で、ノンバンクは中小企業・零細企業・個人事業主への貸出を大幅に縮小してきています。それに対して、銀行・信金・信組は、こういうミドルリスクマーケットに興味を持っていません。このままでは、かなりの数の中小企業・零細企業・個人事業主の経営に悪影響が及んでしまうでしょう。
 厳然とした事実として、日本における大企業の強さの背景には、下請中小群によるバッファー機能があります。下請企業群の疲弊と衰退は、少なからぬ大企業の経営基盤を弱めることになるのではないかと私は危惧しています。
 私は、「珈琲ブレイク」さんと同様、「大企業は、利益優先主義を改め、中小企業に対して保護育成責任を果たすべきだ」という主張に対して違和感を覚えます。しかし、現在の支払慣行は、資金繰りに余裕のある大企業に対してあまりにも有利であり、資金繰りに余裕のない中小企業に対してあまりにも酷なように感じるのです。
そういう意味で、あまりマスコミでは評価されていませんが、3月1日に、甘利経産相が日本経団連のお歴々に対して、「支払代金遅延等防止法」の履行を求めたことは誠に時宜に適っています。久し振りにみる政策通によるクリーンヒットでした。

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2007.03.27

[ゴーログ]プロ野球:裏金をもらっている人はたくさんいるのに・・・。

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「grounder」さんが、西武ライオンズ裏金問題に関連し、「裏金を断ち切れる方法がある!」と語っています。「それはプロ野球選手会自らがもらっていた人達、みんな、ここでぜ〜〜〜んぶ明らかにしちゃう!手です」ということのようです。

是非とも選手会自らが受け取っていた人、球団を明らかにして裏金の膿を出し切っちゃって欲しい。これまた幸いに現役選手だ。仮に返すったってお金もらってる球団に返してもどのみち自分らの懐に入っちゃう(だろう)。だったらばだ!選手会が基金を作って奨学金なり、補助金なりで野球をしたい人達をバックアップしてあげればいいんじゃない。上の学校に行って野球がしたい少年に特定球団がお金を出すのが問題なら、選手会という団体がお金を出すことははばかられないと思うんだけど。・・・現役選手がもらっていたならば自身で裏金を断ち切るチャンスだ!。勇気はいると思うが黙って知らん顔を決め込むんじゃ、どっかの農水相と同じになってしまう!。今こそプロ野球選手会!立ち上がってくれ!

 少なからぬ事情通の方々によれば、「裏金」あるいは「栄養費」というものは、かつて常勝球団であり、日本のプロ野球をリードしてきた某球団において、有望選手を囲い込む常套手段として用いられてきており、他球団からすれば、「裏金を出さなければ、あそこに取られてしまう」ということで球界全体に広がってきたもののようです。
 したがって、西武ライオンズだけということはなく、また、今回告白した選手だけではない、ということは半ば業界の「常識」ということのようなのですが、報道を見る限り、どうも「西武だけの問題」として扱って、時間が過ぎ去るのを待とうというスタンスがミエミエなので、病巣にメスが入りきらないような気がします。
 建前と本音の乖離を知りながら、無視を決め込み、表面化した問題だけ、その場凌ぎの対策でお茶を濁す・・・。 本当にプロ野球界は日本社会の縮図という感じがしますね。残念ながら、「grounder」さんの提言が実現することはなく、このままプロ野球は衰退の道を辿っていくような気がしています。

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2007 03 27 [09. 燃えよ!スポーツ] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.26

[ゴーログ]薄っぺらいホリエモンは昇龍になれるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ニッポンを生きる! 」さんが「『微妙な部分』『裁量次第な部分』が逆手に取られた、『見せしめ的役割』は誰にも否定できないだろうと思っている」と指摘しつつ、ホリエモンに対して「臥龍よ、再び昇龍となれ!」と語りかけています。

正々堂々どこにも逃げ隠れせず、法廷で、自分の主張を展開せんとする行動は、彼が再び昇龍となるための布石である。また、彼自身ではなく、外野である未だ既得権益を持たぬ若い世代にとっては、これ以上無いrole modelと言う財産になる。つまり、彼は、そうすることによって、広い視点と長い時間軸で見れば、まさしく「英雄」と言われ誰からも尊敬されるほどの存在に、必ず、なる。・・・

ホリエモン氏の幸運は、時代と社会の大勢が彼に好意的である、ということだ。つまりそれは、今回の彼の「失敗」が致命的にはならないであろう、ということ。バブル期前までの日本社会なら、・・・大衆一般から、「地検・地裁、それ、おかしい!」と言う大きな声が上がることも少なかったのではないだろうか。逆に言えば、「お上」「マスコミ」のおかしさをしっかり指摘できるほど、「大衆」が成熟した、ということか。我々庶民、皆、苦労して来たのだよねぇ・・・(しみじみ)。

シメとして、同年代として、言う:
ホリエモン、キミは確かに、薄っぺらかった。
幼稚だった。実は揉まれてなかった。
でも、おもしろい。
それがキミの最大の魅力。
キミは知っているかどうか、キミは「愛されキャラ」。
どうかその肩をすくめないで。
キミの再び昇龍たる姿を見たいから・・・

 ホリエモンが「昇龍」になれるかどうかは、正にこれからの展開次第ということだと思いますが、月刊誌フィナンシャル ジャパンの佐藤優氏との対談において語ってくれた彼の主張のいくつかの点には耳を傾ける価値はあると思います。
 日本のマスコミは、流れが傾くと一斉に叩きまくり、「何が悪くて、ここは評価できる」という冷静な報道ができなくなる癖が治りません。私は、「ニッポンを生きる!」さんが説いているように、「『お上』『マスコミ』のおかしさをしっかり指摘できるほど、『大衆』が成熟した」かどうかについては自信がありませんが、「お上」や「マスコミ」が良くなっていかない現状を見る限り、これまでにも増して、メディアリテラシーを高めなければならなくなるとは感じています。
先週のゴーログで指摘しておきましたが、当局のストーリーどおりに陳述してきた宮内氏に対しても実刑判決が下りました。宮内氏は控訴したようですが、言われるがままに証言してきたことについて、かなり悔やんでいることでしょう。是非、今の心境に関する彼の肉声を聞いてみたいものです。

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2007.03.25

[フィナンシャル ジャパン] いま問われる情報開示のあり方

フィナンシャル ジャパン」2007年4月号掲載 
【ミクロが変える経済】 経済ジャーナリスト 財部誠一氏

 経営情報の開示は、いまや上場企業の経営者にとって、最優先事項のひとつとなった。会社がいまどんな状況にあるのか、それを適時適切にオープンにしていくことが当たり前の時代になった。情報開示のチャネルはいくつ
もあるが、経営者の意識の中で大きな存在感をもっているのが証券会社のアナリストとのミーティングである。国内はもちろんのこと、中間、期末の決算が終わると、大企業の経営者が海外のファンド等の大株主やアナリストへの決算説明のために欧米に出張するのはいまや年中行事になっている。言ってみれば、情報の出し手である企
業の姿勢はこの10年ほどで様変わりしたといってよい。
 だが代表的な情報の受け手であるアナリストは、いったいどれだけ質的に向上したのだろうか。アナリストとは、「自動車」や「エレクトロニクス」など、事業分野ごとに高度な専門知識と分析技術をもち、企業の決算情報をもとに、その会社の株式が「買い」なのか、「保有したまま」でいいのか、あるいは「売り」なのか、といった投資判断の材料を提供する専門家たちである。本来なら、企業分析においてはもっとも頼りになる人たちであるはずなのだが、これがどうも怪しい。
 アナリストの生活もこの10年ほどのあいだに大きく変わった。ひと昔前なら「決算」は年2回で、彼らもまた年に2回公表される決算数字をもとに、分析し、レポートを書き、機関投資家に届けていれば、すまされた。それがいまや4半期決算が常識になり、アナリストは3カ月に1度、決算数字を分析し、投資判断をレポートしなければならなくなってしまった。徹夜、徹夜の連続でようやくレポートを書き終えた頃には、もう次の四半期決算がきてしまうといった調子だ。じつは企業経営者は例外なしに、わずか3カ月の数字に特別な意味を見出そうとするアナリストたちに辟易している。だが彼らの書くレポートが株価の先行きに影響力をもっているために、わずか3カ月の業績変動などという、ビジネスの現場感覚とはかけ離れた近視眼的な情報提供にも一生懸命にならざるをえないというのが現実だ。もちろんその矛盾、ばかばかしさについては、アナリスト自身も気づいている。
 ある外資系証券会社のアナリストが、ある新聞記事に掲載された同業者のコメントを引き合いにだしながら、いまの情報開示のあり方に疑問を呈した。「東芝がウェスチングハウス社(原子力発電設備などで有名な米国の
重電機器メーカー)を買収したことを報じた新聞記事に引用されていたアナリストのコメントを見て私は愕然とした。この買収が東芝の将来にどのような影響を及ぼすかという質問に対して、彼は『遠い将来のことに興味はない。私の関心は、3カ月先がどうなるかだ』。アナリストという職業はもう終わったなと思った」
 驚くべきことに、米国では今や「ミッド・クォーター」の時代に突入している。4半期でも足りず1カ月半に1回、企業分析しようというのだ。経営の現実と断絶している。これはもうアナリストにとって自殺行為というほかない。
 投資家への情報提供は、どうあるべきか。真剣に考える時がきている。

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2007 03 25 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] 憶測記事

 こんにちは、尾花典子です。先日、放送打ち切りとなった「発掘!あるある大事典2」のねつ造問題で、合計16件のねつ造やデータ改ざんなどがあったということが調査で明らかになりました

 納豆以外でもお味噌汁や他にとりあげられたものも、体に悪いわけではないので、とても残念です。
 こういった番組だけでなくマスコミ報道に、事実に基づかないミスリーディングなものが多いように感じるのは私だけなのでしょうか。情報源の秘匿で、「○○関係者によると」というような報道も見られますが、本当は情報を得たのでなく、勝手につくっているんじゃないのかしらと勘ぐってしまったりしてしまう時もあります。
 また、意図的なものや明らかな結果ありきのこじつけ、偏見のあるものなどをよく見たり聞いたりします。報道の自由、表現の自由、国民の知る権利、とか言われますが、マスコミ報道の仕事は、本当に重要な仕事ではないかと思います。
 時々思ってしまうことは、情報を発信する個人に対して、免許とか認定とか、行動規範のようなものに毎年署名をするとか、そういう制度を入れたらどうかなと、でもいろいろとあるから、そうはいかないのでしょうね。
 先日、ゴー社長やFJプレミアム倶楽部に関する記事が雑誌に出ていましたが、どう考えてもあまりにも憶測としか思えない記事の上に、それが活字になっていることに本当にがっかりしました。もちろん、その雑誌からのその記事に関する取材や問い合わせは全くありませんでした。
 こういうことが実際に当事者になったり、身近なところで起こると、あまりにも杜撰な一面が見えるので、マスコミ報道をうのみにしてはいけないということがわかり、ある意味では感謝なのでしょうか。
 また、どうして、そういうモノの見方ができるのかと考えて、かなり勉強にはなりますが、事実に基づかない情報を発信している人には、ぜひ当事者になって同じ思いをしていただくと、また違った見方や考え方も持っていただけるのかもしれませんね。
  以前に別の雑誌でゴー社長に関する明らかな憶測記事を見つけましたが、コーナータイトルが「憶測」だったので、それもどうなのかな・・・と考えさせられました。


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昨日、ゴー社長の講演会を青山のTEPIAホールで開催しました。会場に行く途中で「真実の口」占いマシーンを見つけて、早速試してみました。この真実の口に左手を入れて、占ってもらうのですが、その占い判定の中に、
 「あなたにとっては、おこりようもないな事故にある可能性あり、好転が望めないようなので要注意」
という文を見つけてしまい、とりあえず帰りもトライしてみました。そうすると、
 「思いがけない突然の不運に見舞われる恐れがあるので、要注意」
という文言があり、結局要注意そうなので、気をつけないとという感じですが、いいことも書いてありましたよ。

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先週、赤坂のLawry's The Prime Rib, Tokyoに行きました。8人以上だったので、プライベートルームがOKになりました。

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人が入れそうなマシーンがやってきて、そこには大きなかたまりのプライムリブが入っていました。スタッフの方に好みの焼き具合を聞かれたので、すかさず「ミディアムレア」というと、その部分を取り分けてくれました。トーキョー・カットだったので、ちょうどよい量でした。

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デザートもおいしかったですよ。


2007 03 25 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.24

[週刊!スモールビジネス] 情報発信地が東に移る!?

 3月22日に発表された土地公示価格は全国ベースで16年ぶりの上昇となりました。地方では依然下落している地域もあるのの、東京・名古屋・大阪の三大都市圏の商業地は大幅に伸びているようです。この地価上昇の原因の一つに各地域での大規模な再開発が挙げられています。

 今後の注目の一つが、2011年の地上デジタル放送への全面的な切り替えにあわせて建設されている新東京タワー。このタワーは港区にある東京タワーの約2倍、現在世界一の電波塔であるカナダのCNタワー(553m)を上回る610mで、高さでは世界一になるといわれています。建設地は墨田区押上(「おしあげ」とよみます)。
 東武鉄道が約500億円の事業費をかけて新東京タワーとのその周辺の再開発に乗り出しています。押上はあまり知られていませんが、半径2km圏内に位置する浅草・錦糸町・両国・亀戸などは東京の下町としても有名です。また、2003年に東京メトロ半蔵門線が押上まで延伸され、渋谷やその先の田園都市線沿線まで乗り換えなしで利用できるようになりました。
 半蔵門線で隣の駅にある錦糸町では、ひと足先に複合再開発された「olinas(オリナス)」に、ハリウッドスターのジャン・レノ氏をイメージキャラクターに採用した45階建の超高層マンションや大型商業施設、オフィスタワー、シネマコンプレックスなどが建設され、従来の錦糸町のイメージとは異なった雰囲気を醸し出しています。地元の人の話を聞くと、錦糸町の人の流れも少し変わってきたようです。

 また墨田区は中小企業が多い街としても知られていますが、駅の南口から徒歩2分程度のところにある日本振興銀行錦糸町店の齊藤秀樹店長に錦糸町の街とお客さまについてお伺いしてみました。
 

 錦糸町は東京都の7つの副都心(「新宿」「渋谷」「池袋」「臨海」「上野・浅草」「大崎」「錦糸町・亀戸」)の一つで、東京23区内東部エリアでは、有数の繁華街です。
 錦糸町店のある南口の駅前には場外馬券売り場「ウィンズ」の西館・東館があり、土日もにぎやかです。また丸井や駅ビルのテルミナ(ヨドバシカメラも出店)、天然温泉のある東京楽天地、24時間営業のスーパーLIVIN、そして遠方からの買い物客も多い「マグロのぶつ切り」が人気の鮮魚店「魚寅」などもあり、庶民的で日常生活には本当に便利なところです。

 北口の錦糸公園近くに再開発で大規模なショッピングセンターができたため、休日には親子連れが目立つようになりました。一方で、南口側や駅前にある飲食店ではお客さまの足並みが遠のいてしまったため、外観を建て直して集客率アップを狙う飲食店の姿もみられます。

 墨田区は工場数もかなり多く、製造業を中心とした中小企業が多いので、スーツではなく、作業服で来店されるお客さまの方が多いですね。
 錦糸町店としては、気軽に入れる、相談しやすい、迅速対応、そしてそれが「当たり前に」なるよう柔軟性を持った店舗としてお客さまにご愛顧いただけるよう心がけております。


 大手私鉄の各社は沿線開発を進めていますが、阪神電鉄と経営統合をした阪神ホールディングスは約600億円の事業費をかけて、阪急百貨店のある梅田阪急ビルを建て替え工事中です。新しくできる新梅田阪急ビル(仮称)は地上41階建で百貨店のほか、オフィス棟もできるようですので、こちらも街の活性化や集客も期待できそうです。

 その梅田に日本振興銀行の33店舗目となる梅田店が3月19日(月)にオープンしました。建築中の阪急の新しいビルから徒歩5分くらいのところです。  

Map_umeda

住所:大阪府大阪市北区中崎西2-2-1 東梅田八千代ビル 5F
TEL:06-6360-1555
FAX:06-6360-1556





提供: Nsb_1




2007 03 24 [19. 週刊!スモールビジネス] | 固定リンク | トラックバック

[フィナンシャル ジャパン] 奈良大和路が若い女性に人気!?

フィナンシャル ジャパン」2007年4月号掲載 
【次の一手】 マーケティングコンサルタント 西川りゅうじん氏
奈良大和路が若い女性に人気!? 2010年=平城京遷都1300年

 奈良大和路が人気を呼んでいる。それもリタイアした団塊世代だけでなく、若い女性やカップルに人気なのだ。モデルのHANAによる仏像を解説する本などが注目を集めたり、女性ファッション誌や若者向けタウン誌に至るまで奈良の特集を組み出した。NHKの連続テレビドラマ「ダイヤモンドの恋」では、浅野温子演じる東京のジュエリーデザイナーが若年性更年期障害に悩み、奈良で遺跡発掘作業員として働きながら再起するストーリーが多くの女性の共感を呼んだ。JR東海も「うましうるわし奈良」キャンペーンを展開し、CMやポスターでの広告に加えて、奈良新聞などと奈良学文化講座を催すなど大和路の魅力をPRしている。
 2010年、奈良は世界的にも注目を集める大きな節目の年を迎えようとしている。それは、大化の改新を成し遂げた天智天皇(中大兄皇子)の娘、元明天皇の御世の710年に、奈良の平城京に遷都され2010年で1300年を迎えるからだ。
 日本には、モーツァルト生誕250年などとは比較にならない長い歴史と文化があることを、私たちはもっと認識し、誇りを持つべきだろう。中国4000年の歴史とはいっても、異なる民族によるいくつもの王朝が興亡を繰り返し、厳密には一つの歴史や文化とは言えない点もある。一方、日本では現在の私たちの生活の中にも、脈々と奈
良時代の文化が息づいている。お茶や日本酒、歌舞伎のもとになった田楽、能や狂言も奈良で生まれた。
文学の分野でも、『「古事記』『日本書紀』が著され、わが国最古の和歌集『万葉集』も奈良時代に編纂された。また、天智天皇の弟の天武天皇がこの頃に創始した、20年ごとに社を遷す伊勢神宮の式年遷宮も、2013年で62回を数える。
 また、奈良県には、世界で800余り、日本に13しかない世界遺産が、93年12月に日本で初めて登録された「法隆寺地域の仏教建造物」「古都奈良の文化財」「吉野・大峯」の3つある。県全体が、日本人のみならず人類が次世代に遺すべき貴重な地域であると言っても過言ではない。
 「奈良」は、天皇によって平定された平らな所なので「ならした」から「なら」と呼ぶとか、朝鮮語の「国」を意味する「ナラ」から来たなど諸説ある。しかし、奈良の「奈」は「奈何」(いかん)の意味もあり、奈良とは「奈何」+「良」。つまり、「HOW NICE!」「何て素晴らしい!」、今様に言えば、「超イケてる!」とも解釈できる。まさに奈良は「まほろば(真に秀でた所)」なのだ。また、「大和」とは、日本国の異称であり、大きな「和」=平和を意味する。聖徳太子も十七条憲法で「和をもって貴しとなす」と定めたが、世界遺産を認定するユネスコの憲章にある「人の心の中に平和のとりでを築く」という言葉そのものである。しかし、太平洋戦争中、「大和」は大日本帝国の海の砦となった。戦鑑大和の乗組員をはじめ戦争で亡くなった数多くの方々も、今を生きる私たちに「大和」の素晴らしさを噛み締めてほしいと願っているに違いない。
 2010年、平城京遷都1300年を記念して、平城宮跡を中心に、「歴史文化の対話と交流」をテーマに、過去・現在・未来を結ぶ祭典が行われる。奈良大和路で、時空を越えた日本の歴史と文化を体感したい。

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2007 03 24 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.23

[ゴーログ] 日本社会の象徴である野球界は改革できるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。西武ライオンズの裏金問題について、「くまさんの自立」さんが怒っています。

西武球団から金銭の授受を受け取っていたことで早大野球部S選手に対する処罰がでた。学生野球憲章に違反したとして野球部を退部処分となってしまった。それに引き替え、西武球団に対する処罰は如何だろうか。余りにも軽すぎる。このような不祥事を起こした球団に対してはドラフト会議に最低3年間は参加できないくらいの処置が必要だ。大人のずるさが青年の将来をいまは奈落の底に落としてしまった感がある。大人の社会の汚さが原因であることは間違いない。

 この問題については、「くまさんの自立」さん自身、いみじくも指摘しているとおり、「 この問題も氷山の一角なのだろう」という推測がおそらく正しいと思われます。だとすれば、西武ライオンズだけを叩いても問題の解決にはならないような気がしますね。「やっぱ・・・他球団が出てきたよ」というトラックバックを送ってくれた「grounder」さんは、希望枠の廃止について、こう指摘してくれています。

そもそも「枠」なんて限定するからこうなっちゃうんであって、全部自由か、完全ウエーバーかどちらかでしょ。・・・したら・・・「巨人・滝鼻オーナー、希望枠撤廃に反対」って、かなり面白いこと言ってた「完全ウエーバー(方式)なんてやったら、ますます若い人はメジャーに行ってしまう」らしい。・・・もうこの「ますます」は止まんないんだよ。・・・野球選手だけじゃない、サッカー選手からいろんな人、ことがメジャー・・・へ向いてんじゃないか。それに希望「枠」をもうければ「枠」から外れた人達の方がメジャーに言っちゃうんじゃ?。「希望」枠じゃないけど某球団の38歳の投手なんてそれに近い気がするけどね。行く人が増えるんだったら、戻ってくる方も門を開けとけばいいと思うんだけど、そういう流れになってない気もするし。生え抜きの〜なんて言ってるくせにそんな「枠」で大株買ってくるだけで種から育てようって気がないんだね。しっかしこのオーナーもこんなこと言ってるとよけい人気が落ちちゃうんじゃないかと思って心配になるね。

 野球界というのは、色んな意味で、日本社会の閉鎖性を象徴する存在なんですね。中でも、巨人というのは、日本国内では偉そうだけれど、グローバルな戦いで勝てない内弁慶な日本企業の象徴であるように思えてなりません。「経済なんかでも内輪でわいわいしてるだけで外から見れば仲間内で決めてんのかよ!ってインサイダーなイメージが抜けないのも一緒か?」(by「grounder」さん)というコメントが、リアルに響いてしまうのが、日本経済の悲しさですなぁ。


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2007 03 23 [09. 燃えよ!スポーツ] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.22

[ゴーログ]「松岡の水」を売り出してほしい!

皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「一日に5,250円のバカ高い水を4本飲んでいると一年間で相当な金額になる」として、松岡農水相の「水」について指摘しています。

この人はいじめがいがあるように感じる。もっといじめて追及していいと思う。安倍さんの官邸でのインタビューの表情を見ても蛙の面にション弁だ。本当に議員は面の皮が厚くないとできないらしい。テレビでの松岡農水相の答弁の時に我関せずと麻生外相がにやにやしながら隣の人と話をしている絵がとても気になる。もう全く緊張感がない。自分には全く関係ないという感じだ。ああ、もしこの水を毎日飲んでいたらばの話だが、決して人相と性格は直せないと言うことだけは確かだ。この水の売上が下がるかも。( ̄∀ ̄*)イヒッ
 

 いえいえ、逆に「松岡の水」として、大々的に売り出してみたらどうでしょう。議員会館の水道水をペットボトルに詰め込んで、コンビニなどで「農水省認定:面の皮が厚くなる成分含有」などと明記して売り出したら、とっても売れるかも・・・。セブンイレブンやローソンで検討してもらえないでしょうか(笑)。

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2007 03 22 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.21

[ゴーログ]ライブドア事件③:銀行の粉飾決算との整合性も示してほしい

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが、ホリエモンの実刑判決に関して、「堀江氏の実刑判決(懲役2年6月)はおかしい。Part1」を皮切りに、3連発のトラックバックを送ってくれました。

ライブドアは、・・・日本人離れした奇襲攻撃で、既存のマスコミや企業活動に不満を持っていた多くの日本国民を魅了した、次々と成功を収め、最後は時価総額1兆円に見合うような実力さえ保有し始めてしまった。・・・だからこそ、ヒエラルキー維持の官僚社会主義的なオジサンたちは脅威を感じた。・・・難しく考えることは無いのです。出る杭が打たれたのです。・・・市場主義が大嫌いな権益側は、ライブドアが名実ともに実力をめきめき付けてきたので、生意気になってきたし、脅威になった、目障りだった。検察を使って、『見せしめ』『生贄(いけにえ)』としてつぶしに掛かった。 都合の良いことに、黎明期の企業では、叩いても一つもほこりの出ない企業なんてものはこの世には・・・ほとんど存在しません。・・・当局がその気になれば、『証券取引法違反』で成長途上の企業をひねりつぶすことは簡単です。ライブドア事件とは 私にとっては、ただ それだけだったような気がする。 

ちなみに、私が勤めていた都市銀行では、1980年代では、ライブドアが使った粉飾の手法・・・は、恒常的に大規模かつ組織的に継続的に慣例として使われていました。・・・新聞報道で知る自分が働く企業の決算報告書と、社内の偉い人が社内で若手社員の前で訓戒する演説の内容が明らかに違っていました。・・・先輩から、『あ!それはね、バランスシートから こちょこちょって数字をいじって、損益だけは黒字にしているのよ。本当は赤字なの~』とストレートに教えてもらっていました。・・・当時の国内銀行群においては、会計処理の方法においては、今の中国並みの『温情主義』『社会主義』、会計上の『治外法権』がはびこっていたのです。・・・日興コーディアルはもとより、カネボウどころか、もっと多くの銀行関係者が逮捕されても致し方ないのが現実ではないでしょうか?

 確か、長銀や日債銀の粉飾決算を巡る裁判では、「明らかにルール違反ではあるが、そのルールが周知徹底するために要する期間が十分に経過しているとはいえない」などという論理すら正々堂々と主張されていました(ライブドアの粉飾決算は、ルール自体が曖昧な面がある上に、解釈の余地が大きい側面があります)。
 マスコミの方々においては、まずは、ライブドア事件とカネボウの粉飾事件とを比較し、その次には、長銀・日債銀にとどまらない当時の銀行における粉飾事件とフェアに比較してもらいたいものです。


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2007 03 21 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.20

[ゴーログ]ライブドア事件②:せめてカネボウの粉飾決算との整合性を示してほしい

皆さん、こんにちは。木村剛です。「誤解を避けたいので断っておくけど、ホリエモンを英雄視するつもりは1ミリもないです。気の毒だとは思うけど」と断わった上で、「小福のへりくつ」さんが日本社会におけるホリエモンの位置付けについて興味深い論考を披露してくれています。

プロ野球やフジテレビの買収劇といい、ライブドア事件といい、ホリエモンが起こした様々な事件によって、日本の閉鎖市場は劇的に変わった。ホリエモンが介入したことによって、日本野球に「ビジネス的な採算性」という概念が根付き始め、日本の株式市場の不透明性が暴かれた。それがきっかけで、野球界や株式市場はその身の改革を余儀なくされたのだ。今回の実刑判決だって、普通の人間だったら、しょんぼりして、「やっぱりお上に逆らっちゃ損だよなあ」と思い、理不尽さを呑み込んで、おとなしく実刑判決を受け入れるだろう。 しかし、それでは日本は変わらないのだ。

いつまでたっても、「お上には逆らってはいけない」意識のまま、井の中の蛙のまま、気がついたら東南アジア諸国に追い抜かれ、資源も優秀な人材もいないのにプライドだけは高い三流国になってしまっていた、なんてのがオチである。彼が最後まで戦うことによって、そのうち世論が「日本の司法がおかしい」ということに気づき、流れが変わるかもしれない。そのとき、日本のお上は初めて襟を正してくれることだろう。それは、まぎれもなく、今後の日本のためになる。・・・この世に創造主がいるとしたら、日本というどうしようもない国をどうにかするために、ホリエモンというキャラクターを利用しているようにも見えてしまうのだ。ホリエモンには是非とも、人生を賭して、最後まで戦って欲しい。

 「小福のへりくつ」さんらしい鋭い指摘です。ホリエモンに対する今回の判決については、様々な評価が可能でしょう。ただ、「grounder」 さんによる「カネボウやら最近の日興コーディアルやらの話のアウトラインを聞いていると、この堀江氏の逮捕から判決までなんか釈然としない。いや、たぶん、ひょっとしたら限りなく黒に近いグレーなのかもしれない。しかしこの検察のやり方ってどうなの?そんなこともよく分からないけど、やるんなら同様にほかの事件(容疑)でもやって欲しいところだよね」という表明に共感する人たちは多いのではないでしょうか。
 最近で言えば、カネボウの粉飾決算ですら、執行猶予がついています。800億円以上の粉飾決算を行い、しかも、会社を潰してしまった張本人ですら、執行猶予をもらっていて、実刑は下されていないのです。せめて、カネボウとライブドアの粉飾決算の間の整合性は、はっきりと示してくれないと司法に対する信頼性は崩れていってしまうのではないでしょうか。
 「あんなこと、こんなこと。どんなこと?」さんは、「法に違反してはならない。これは当然だ。しかし、細かく見ていけば何一つ法に背いていない企業など皆無だろう。その期間、規模、意図、専門性、背景を考え、バランスの取れた量刑にすべきだろう」というフェアなコメントを送ってくれています。マスコミの方々には、是非、今回のホリエモン判決とカネボウの粉飾事件との整合性を示してもらいたいと思います。

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2007 03 20 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.19

[ゴーログ]ライブドア事件①:だったら、宮内氏は実刑判決なんでしょうね?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ホリエモンに2年半の実刑判決が下りました。「あんなこと、こんなこと。どんなこと?」さんは、「司法と財界、政界、既得権益を握っているおじさん達の世界からの『刃向かう奴はこうなるのだ』というメッセージ」をしっかり受け取ったと語っています。

共犯だと指名されると、それを否定すると、時により正犯よりも罪が重くなるのはなぜなのだ。自分が無罪だと確信して無罪だと抗弁すると保釈されず、拷問のように弁護士の立ち合いもなく長時間調べられ、調書を誘導・捏造されることも頻繁に生じ、ようやく保釈されても、無罪を訴えると、反省がないとして厳罰に処せられる。こんな権力を司法、検察に与えてしまっていることを知るべきだ。司法が公正に裁くなどと夢想してはいけないのだ。私たちはこんなことを望んでいるのだろうか。誰も無関係ではいられない。明日は我が身だ。睨まれたら最後。この国はどこまで行くのか、行き着く先は? 頑張れホリエモン。

 ちなみに、「微妙に日刊?田中大介」さんも、「堀江氏の判決で執行猶予が付かなかったことには驚きました・・・やっぱり実刑・・・はちょっとおかしい気がします。・・・ずいぶんと検察の面子に配慮した結果のような気がします」と語った上で、以下のように述べています。

LDMに関する架空売上以外についての「最終的な決定をする形で関与し、前社長の指示・了承なしに各犯行はあり得なかった」って、何ですかそのずいぶんとアグレッシブな推測による「推定有罪」は? そりゃ代表取締役なんだから、最終的な決定には携わるでしょうけれども、「だから部下が計画・実行した違法行為の刑事責任はお前にある」というのは、おかしいでしょう。少なくともこれについての検察側の立証は不十分なのだから、これについては「推定無罪」の方が正しい気がします。・・・これではまるで裁判官は検察の手先です。・・・
どう考えても再犯の恐れがない(社長職を解雇されている)のに、初犯で、この量刑(懲役2年6月)で、実刑はないでしょう。おそらくは被告側が無罪を主張したこと、および堀江氏の裁判中の態度が悪かった(笑)こと、それらが裁判長の心証を悪くしたのでしょうが、しかし、無罪を主張したら反省してないって、そんな無茶苦茶な。罪を認めないとまず保釈されないということもそうですが、この国の刑事裁判制度は、ずいぶんと拷問的ですねえ。・・・こと刑事裁判に関しては、裁判所は検察組織の一部と考えた方が良さそうですね・・・。

 「grounder」さんが、「一度、僕も検挙された経験・・・から言えば、反省してるかしてないかみいたいな、みょ〜な判断基準がある」と指摘した上で、「裁判所って法を通して客観的に物事を見る最たるものじゃないのかな?」と疑問を呈しているように、「無罪を主張⇒反省していない⇒実刑判決」という論理展開はかなり強引ですよね。ちなみに、「ある女子大教授のつぶやき」さんは、下記のように冷静に述べています。

企業の社長の立場であるから、何も知らなかったということは通用しないであろう。しかし『自社株売却を投資事業組合でして、その利益は連結の利益剰余金か、それとも資本剰余金か』というような事は専門家でも即答は難しい。問題は、堀江氏に会計の専門家である宮内氏から『投資組合で自社株を売却したら、売上に計上できる」と説明されて、「それはまずいのでは?」と反論できるだけの会計的な知識があったかなということだろう。堀江氏に好意的な立場で考えると、会計上のことは宮内に任せてあったので、私は知らないのは当然ということになる。それで刑務所では、どの企業でも取締役社長は公認会計士なみの会計知識がないと勤まらないことになる。

 まったく、そのとおりでありまして、じつは、今後の一番の焦点になってくるのが、3月22日に下される宮内氏に関する判決です。ホリエモンの判決文においても、実行犯が宮内氏であることを大前提にしているわけですが、そうであるにもかかわらず、宮内氏が実刑でなく執行猶予付きだった場合、「如何なる罪の実行犯であろうとも、誰かを共犯者に仕立て上げ、検察に協力すれば免罪される(特に、仕立て上げられた共犯者が無罪を主張すればするほど有利になる)」という日本流司法取引が成立することになるからです。特に宮内氏の場合、横領罪(?)を見逃してもらっているわけですしね。
 その一方で、宮内氏に実刑が下されたら、これは相当な見物になりますね。怒り心頭になって、これまでどのようなことを内々で約束してもらっていたのか、暴露することになるかもしれませんし・・・。どちらに転んでも興味シンシンです。

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2007 03 19 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.18

[フィナンシャル ジャパン] ファイナンシャル・アドバイザーの選び方

「フィナンシャル ジャパン」2007年3月号掲載
【投資トリビア】 CIFA 日本IFA協会理事 田中譲治氏

 昔、ある大手投信委託会社が最大規模の募集額の投資信託を設定したことがありました。当時、「○○グループがやるんだから損をさせることはないだろう」と、その投資信託を購入された投資家がいました。もしかしたら、勧めた営業マンから「○○グループが存亡をかけて……」みたいなことを言われたのかもしれません。しかし、投資信託の運用の結果は、会社(組織)ではなく人(個人)の能力に負う部分が大きく、運用の結果に対する最大の責任はファンドマネジャーにありますから、先述の投資家の考え方は間違いなのです。
 同じことは、金融機関に投資のアドバイスを求めることについてもあてはまります。投資のアドバイス能力の優劣は、金融機関のファイナンシャル・アドバイザー(以下FA)教育やサポート体制の質にも左右されますが、基本的にFA個人の資質、知識、経験、性格などに負うものです。ですから必ずしも、大手の金融機関に所属しているFAだから良いFAとは限らないわけです。それならば、どうやってFAを選んだらよいのでしょうか?投資信託の評価機関のような、FAの評価機関は残念ながらありません。多くのFAと会い、何度か話し合いの機会を持ち、そして選ぶしかないのです。
 では、良いFAを選ぶ際のポイントについて以下に具体的に述べます。①すぐに商品を勧めないこと②投資家の資産状況、将来のプラン、ライフスタイル、資金の性格などをじっくり聞いてくれること③FAとして長い経験を持ち、経済・金融・商品知識が豊富であること④投資におけるリスクとリターンの関係を説明してくれること⑤ニーズに合った分散したポートフォリオを提案してくれること⑥ポートフォリオの決定においては、金融資産への配分比率決定の後、商品を選んでくれること⑦商品の内容について、特に運用コストについて丁寧に説明してれること⑧商品の期待リターンの話よりも、リスクの話に時間をかけてくれること⑨購入する商品が決まってもすぐに買い付けをせず、買い付けの時期をアドバイスしてくれること⑩一般論として、短期での売買を勧めないこと。
 儲けさせるFAが必ずしも良いということではありません。もちろん、FAは相場観が良いに越したことはないですが、相場はいつも予想通りに動くわけではなく、相場で大儲けをするということはそれだけ大きなリスクを取っているということです。たとえ儲けさせてくれたとしても、投資家が取れるリスク以上のリスクを取ることを勧めるFAは、良いFAではないのです。最後に補足として、現在日本IFA認証機構やNPO法人日本IFA協会が、良きFAの認証や育成に努めていることを記しておきます。

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2007 03 18 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] オフィス2007恐るべし

 こんにちは、尾花典子です。堀江被告に東京地裁の実刑判決が出ました。これといった特別な理由はありませんが、執行猶予がつかなかったことに、何となく意外な感じを受けました。

 これまで、2003バージョンのマイクロソフトオフィスを使っていましたが、今週は2007にいきなりバージョンアップしました。
 2003は2000より少しバージョンアップされた感じでしたが、2007はかなり大胆な変更ですごいですよ。
 PCについては、上級とまではいかなくても、中級の上ぐらいのレベルだという自負があったのですが、バージョンアップした当初はワードの印刷や新規保存のやり方がわからずに、ちょっとあせりました。
 とはいっても同じマイクロソフトオフィスなので、慣れると結構便利です。
 まだ基本的な操作しかしていませんが、かなり機能が充実しているようで、これからが楽しみです。
 でも容量がかなり必要なので、これまで使っていたPCでバージョンアップする場合は、PCの容量を確認してからにしてくださいね~。便利な機能がついていても、操作が遅くなると意味なくなりますからね。


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 先週、ホワイトデーに会社の同僚が女性のためにケーキを買ってきてくれました。お店で右から左まで全部の種類ちょうだい~って言ったとか。
 どれにしようか悩んでいる女性陣を横目に、一番お値段が高いケーキを聞いて一番最初に選んでみました。

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 ワインの勉強をしている友人と先週ワインのおいしいイタリアンのお店に行きました。
 店員さんのワインのうんちく?がいまいちわからずに、後で友人に解説してもらって、やっと理解しましたけど。
 前菜やメインのイベリコ豚もおいしかったです。お店の照明がかなり暗めで真いわしのトマトソースパスタの写真だけ、かろうじて撮れました。

2007 03 18 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.17

[週刊!スモールビジネス] 景気の曲がり角は小企業から?

 昨年12月に公表された日銀短観をみると、大企業や中堅企業の業況判断DIは拡大傾向を示しており、中小企業の業況判断DIも1992年6月以降初めて、「景気が良い」とする先と「景気が悪い」とする先が同数になった。

 大企業の好況が中堅企業に伝播し、中小企業まで波及しつつあるという姿だ。また、財務省による法人企業景気予測調査をみても、中堅企業の好況感はさらなる高みを記録しており、中小企業における景況感DIもマイナス幅を着実に縮小しつつある。
 そういう意味では、見通し良好だと言えるだろう。だから、政府筋からは、相変わらず「景気拡大中」という大本営発表が続いている。マクロ的な経済指標も、大筋において日本経済の減速を示しているわけではない。
 ところが、消費関係の統計があまり芳しくない。本来であれば、景気の好循環のメカニズムが働いて、盛り上がってきてよい頃なのだが、オイル満タンのエンジンに点火されないじれったさがある。
 もっと仔細にみてみよう。じつは、小企業において、気掛かりな兆しが散見されはじめた。
 例えば、商工中金による中小企業月次景況観測をみると、半年以上、景況感は一進一退を繰り返しており、大企業から好況感が波及してきているという様子はまったくない。中小企業庁による中小企業景況調査でも、中小企業の景況感は、▲20%のレベルから大きな変動をみせていないのが実情だ。
 さらに気に掛かるのは、全国中小企業団体中央会の中小企業月次景況調査において、昨年11月に景況感が悪化を示していることだ。日本振興銀行による小規模企業・個人事業主景況感調査においても、景況感は昨年12月に明確なピークアウトの兆候を示している。
 そういう中で、売り上げに関しても気になるデータがでてきた。日本振興銀行による小規模企業・個人事業主景況感調査においては、増収先が減収先を上回っているが、「増加-減少」のDIは昨年9月以来の低水準となった。
 また、全国中小企業団体中央会の調査によれば、減収先が増収先を上回り続ける中で、昨年11月に「増加-減少」のDIがさらに低下しているほか、中小企業庁の中小企業景況調査においても、昨年10~12月の計数が昨年7~9月の水準を下回った。小企業の売り上げをみる限り、絶好調の大企業とは様相が全然違う。
 実際、GDP(国内総生産)ベースでみれば、海外需要が占める比率は、史上最高となっており、国内需要が盛り上がっている感じはない。外需の恩恵を直接受けることの少ない小企業は、国内消費の低調と平仄を合わせ、売り上げの伸び悩みに苦しんでいる格好だ。
 売り上げが伸びないのでは、利益動向が心配される。商工中金や全国中小企業団体中央会による月次調査によれば、昨年末にかけて、中小企業の採算の悪化は進んでいるし、中小企業庁による中小企業景況調査も芳しくない。日本振興銀行による小規模企業・個人事業主景況感調査においては、黒字先が赤字先を上回っているが、「黒字-赤字」のDIは2カ月連続で悪化した。
 これから憂慮しなければならないのは小企業の資金繰りだ。商工中金の資金繰りDIは昨年12月にマイナス幅を拡大した。中小企業庁や全国中小企業団体中央会の調査でも、悪化傾向が出てきている。
 これらはまだ、グレーゾーン金利廃止の悪影響が反映されていない段階の数値だと推測される。もし今年3月末に向けて、ノンバンクによる貸しはがしが本格化するようであれば、この程度の悪化にとどまることはあるまい。小企業の動向には一層の注意が必要だ。

[フィナンシャル ジャパン4月号掲載―「400万社の本音」より]

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日本振興銀行では、毎月恒例の振興友の会(お客さま同士の交流会)を赤坂の「秀(SHU)」で開催したそうです。

第1回目は「中華料理」、次が「インド料理」「和食」「韓国料理」、今回は第5回目で「台湾料理」。おいしそうですね。
オーナーの市さんのおススメは「中華ちまきと、焼きビーフン」。どちらも台湾の伝統的な家庭料理で、参加されたお客さまからは「絶品」で歓喜の声も上がっていたようです。

今回の会合でのお客さまの声としては、
「OA機器や印刷物の発注や友の会などの会食場所などを銀行の取引先に依頼してもらえるのは、本当にありがたい。これからもお願いしたい」
「『友の会を開いてほしい』というような顧客からの提案を実現していただけるのは嬉しい」
などが多かったようです。
「こういうお客さまからの貴重な意見を、銀行の今後の活動に繋げていきたいと思っています」という融資企画室の土谷さんからのコメントもいただきました。




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2007 03 17 [19. 週刊!スモールビジネス] | 固定リンク | トラックバック

[フィナンシャル ジャパン] 挫折の先に希望が見える

「フィナンシャル ジャパン」2007年3月号掲載 【書店人のこの1冊】
『男振』
著者:池波正太郎  出版社:新潮社(文庫) 定価:660円(税込)

 最初に読んだのは学生時代。父の本棚から失敬したことが出会いである。その後、幾度となく読み返し、書店業に入ってから店頭では品切れさせないようにしている。
 物語の舞台は江戸時代の、とある藩。上級藩士の子息として将来を約束されていた主人公は、突然の奇病に
かかり頭髪が全て抜け落ちてしまう。藩主の息子には嘲笑され、婚約者には婚約を破棄され、自暴自棄の行動の末に謹慎処分に。「そのくらいで」と思う方も多いであろうが、そこは封建時代、そして思春期の少年侍の話であり、無理からぬことである。
 やがて藩主の跡継ぎ騒動と主人公の出生の秘密を軸にドラマは大きく展開し、舞台は江戸へ移っていく。物語の終わりは、中年期に差し掛かった主人公が故郷を訪れるシーンである。頭髪が無いことがもう不自然ではない年頃になった主人公の成長ぶり(男振)は、思わずウットリしてしまうような描写で、時代サスペンスとしても十分に楽しめる作品である。著者である池波正太郎の代表作は多々あるが、個人的にはこの本が最高傑作だと思っている。
 この著者は、全ての著作を通じて世の心弱い者たちにとても優しい。人生は希望と挫折の連続である。希望の後にはいつも結局挫折があると言っていい。その挫折の先にこそ、また見えてくる希望の光もあるのだ。
 昨今、思春期の子どもたちが引き起こす悲惨な事件が報道されるが、渦中の子どもたちがこの本を読んでいたら事件は未然に防止できていたのではないか?そんなことを考えてしまう一冊である。ぜひ思春期の悩める少年少女たちに読んでほしい。そして未だ諸事悩み続ける大人たちにも読んでほしい一冊である。

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2007 03 17 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.16

[ゴーログ]4月1日は国に対する抗議の日?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「日記帳 2007」さんが、エイプリルフールの由来について調べてくれました。

その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた。しかし、シャルル9世はこの事態に対して非常に憤慨し、町で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、片っ端から処刑してしまう。処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもが含まれていた。フランスの人々は、この事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れない為に、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていった。これがエイプリルフールの始まりである。

 いやぁ、まったく知りませんでした。エイプリルフールが、国権の横暴に対する民衆の抗議だったとは・・・。そういう意味で言うと、日本には、天皇誕生日はあるものの、民衆が政府に抗議したとか、市民が蜂起したという記念日はないような感じもします。これもお国柄なのでしょうか?

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2007.03.15

[ゴーログ] 成長力「上げ底」チームかよっ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授の つぶやき」さんが、なかなか鋭いネーミングを披露してくれました。

なにやら次々と目くらましみたいな花火を打ち上げる内閣府である。支持率回復の目先を変える戦略かもしれないが、よく見ると粗製濫造のそしりを免れないものばかりである。これもその一つであるが、成長力底上げでなくて、成長力上げ底ではないだろうか。

 これは、ざぶとん1枚ですね。本当に、会議ばかりが増えて「会議は躍る」という感じが強くて、「成長力底上げ」ではなくて、「成長力上げ底」ではないか・・・という懸念がついて回ります。

肝心の流行語になっているワーキングプアについては、経済財政担当大臣から「この言葉の定義がないから、政策の対象にできない」という。・・・最低賃金制の見直しも提案したのは良いことであるが、何かをこのチームで決めるということではなくて、またまた新たに別のチームを結成して、そこに検討を委ねるという結論をだした。何のことはない、問題を先送りしただけである。また、フリーターなどの職業訓練に参加した人に、政府お墨付きのジョブカードを発行するというが、わざわざお金をかけてカードなどを出さなくても、職業訓練に参加した人が履歴書に書けば済むことである。プロジェクトだとかチームとか、円卓会議とか、打ち上げ花火の準備ばかりしないで、もっと税金を使うのなら有効に使ってもらいたい。

 安倍首相に対する期待は強いのですから、是非、上記のような批判に対するスカッとした回答をアクションで示していただきたいものだと思います。


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2007.03.14

[ゴーログ]週末起業に気を付けろ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ぶらぶらとネットサーフィンしていたら、週末起業で○○万円稼いだ、みたいな広告(@AdSense)を発見しました」という「微妙に日刊?田中大介」さんからトラックバックをいただきました。

とりあえずクリック。・・・結論から言えば、マルチでした。マルチ商法。・・・オイラも参加しているアマゾンのアソシエイトやアフィリエイトだって、広い意味ではマルチ・レベル・マーケティング(MLM)の1つなので、 MLMを全否定するつもりはありませんが、・・・一言苦言を申せば、「宣伝文句のテンションがちょっと常軌を逸していませんか?」という。っていうか「週末起業」でググったら、表示されている広告が激ヤバイのですが。マルチに、情報販売という名の詐欺に、自己啓発系っぽいセミナーなどなど、猛者ぞろい。

 本当にひどい「週末起業で○○万円稼いだ」というインチキ広告が後を絶ちません。この「週刊!木村剛」にもトラックバックで送りつけてくる方々がいます。ゴーログでも、何度か警告しているので、引っ掛かる読者はいないと思いますが、詐欺に騙されないための大原則は「世の中に上手い話はない」と言うことに尽きます。
 それにしても、ああいう常軌を逸した宣伝文句が未だに闊歩しているというのは、やはりそれで引っ掛かる人がいるということなのでしょうね。ゴーログの読者におかれては、何卒、上手い話に飛びつくことのないようお気を付けて下さいますよう。

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2007.03.13

[ゴーログ]年収800万円の給食のおばさんがいる?

皆さん、こんにちは。木村剛です。「公務員 給料」さんが、給料における官民格差について論じています。

サラリーマンの給料は年収にして450万ぐらい。上場企業にかぎれば650万ぐらいが平均だといわれています。公務員になると、公務員は国家公務員と地方公務員がありますが、両者の平均で年収700万ぐらいですから民間の一流企業と比べても給料の高さが窺えるでしょう。(ちなみに国家公務員と地方公務員では地方公務員のほうが給料はいいです。)・・・

また、公務員の給料に関しては、同じ職業につくなら民間より公務員のほうが断然いいということもあります。官と民の格差はけっこう問題になってますよね。たとえば公務員、民間両方にある職業としてはバスの運転手、保育士、給食調理の仕事、清掃員、などがあります。これらの職業では公務員と民間では給料にして2~4倍も差があります。民間ではやってらんねーよってくらい給料が低い職業も公務員になると話は別です。週間誌にも年間190日の勤務で年収800万円の給食調理のおばさんがいるっていってましたけどね。・・・公務員は給料に加えて、福利厚生も抜群にいいという特徴もあるわけです。まさに役人天国です。

 公務員の給料については、色んな噂を耳にしますが、是非、安倍内閣には、事実を公表した上で、「官民格差」をなくす方向で改革を進めてもらいたいものです。もしも本当に、給食のおばさんが年間190日の勤務で年収800万円だったら、やっぱりもらいすぎという感じは否定できないように思いますから・・・。

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2007.03.12

[ゴーログ]ホリエモンはロベスピエールなのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。最近「池田信夫blog」にはまっている「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんからの報告です。今回のお題は「霞ヶ関テルミドール」。まずは、ネタ元「池田信夫blog」より、引用しておきましょう。

本間正明氏が・・・官房長官に政府税調を首相直属にする改革案を出し、財務省の影響力を弱めようとしていた・・・。これを恐れた財務省が、官舎や愛人についての(財務省しか知らない)情報をリークした・・・。小泉政権が経済財政諮問会議を梃子にして政治的意思決定を「官邸主導」にしようとした改革は、次々に骨抜きになり、諮問会議は普通の審議会になってしまった。霞ヶ関のシンクタンクとして改革を提言したRIETIも事実上解体され、経産省は「日の丸検索エンジン」などの産業政策に回帰している。フランス革命でいうと、ロベスピエールなどが処刑されたテルミドールの局面である。本間氏もいうように、税は霞ヶ関の「本丸」であり、そこに斬り込むということは、官僚機構全体を敵に回す政治闘争だ。それにしては、脇が甘かったといわざるをえない。・・・日本では官僚機構が旧ソ連のKGBのように個人の弱みを握っているので、霞ヶ関に歯向かう者を陥れるのは容易だ。外務省を敵に回した鈴木宗男氏や佐藤優氏が逮捕されたのに比べれば、本間氏が会長辞任ぐらいですんだのはまだ幸運だった。

 なかなか鋭い論考ですね。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが、はまってしまうのもよくわかります。確かに、「日本の本質は、資本主義ではなく、官僚社会主義なんだなぁ」ということを、本当に思い知らされる今日この頃です。
 ちなみに、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんは、「小泉政権末期は、誰それとなく無分別に逮捕されていたように思います。・・・どんな基準が逮捕の優先順位になるのかがまるっきり不明のまま、このまま日本は法治国家じゃなくなるのではないか・・・という恐怖心を抱くほど 無差別逮捕が実行され続けました」と述べており、ホリエモンがある意味でロベスピエールの役割を果たしていたことを示唆しています。
 噂によれば、今週末には、ホリエモン裁判の第一審の判決が出るそうですが、どんな結果になるのでしょうか。宮内氏の横領を不問に付して、ホリエモンを粉飾の罪に問う、この裁判の結果は、今後の日本を占う上で、本当に意義深いですね。
 より深く考察を進めたい方は、是非、ヤクルトにおける巨額デリバティブ損失事件の裁判結果やこれまでの粉飾事件の結末をお調べいただけると面白いと思います。そうすると、わが国における社長の責務とは何か、どういう場合に責任を問われていたのか、なぜ産業再生機構に送られた企業の粉飾はカネボウ以外立件されなかったのか、当時の新聞はどのように粉飾を論じていたのか、などなど興味深い論点にたくさん気付けるはずです。
いずれにしても、まずは、結果を待つことにしましょう。


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2007.03.11

[週刊!尾花広報部長] 誠実な企業

 こんにちは、尾花典子です。 いま一番気になっているのが、TBSドラマの「華麗なる一族」です。山崎豊子氏の原作とは結末が違うとか・・結末が気になってしかたがありません。
 先日出社前に立ち寄ったコンビ二で「華麗ぱん」を見かけましたが、朝からはちょっとヘビーなので買うのはやめました。

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 これは、15年以上前に購入した私の「ファースト・シャネル」のバックです。でもほとんど使っていません。
 というのは、実は一時期だけシャネルの内側の皮(当時はくすんだ赤)が良質のものでなく、皮が溶けてしまう(皮がはりついてしまう)ということがあり、クレームなども出ていたようでした。
 私も購入時はうれしくて、かなり持ち歩いていたのですが、すこし使わない期間があり、使おうと思ってバックを開いたところ、内側の皮に異変が起こっていました。
 かなりショックで捨てることもできずに放置していたところ、友人にその当時のバックはシャネルショップで番号が確認できれば、取り替えてもらえるという耳よりの情報を聞いて、早速シャネルショップに行ったところ、新品と取り替えてもらうことができました。新しいバックの内側の皮は黒になっていましたが。
 当時は、問題発生→原因究明→迅速な対応、みたいな図式だったので、「さすが!シャネル」と感心したのを覚えています。ブランドはやっぱり信用・信頼できるところがいいですね。
 今でもシャネルが一番のお気に入りです。使い古しのバックを新品に交換してくれたんですから・・・・。でも、使えなくなってから、新品と取り替えてもらうまでの間に、チェーンベルトが流行らなくなってしまっていたので、使う機会がなく新品同様なんですよ・・・。

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 ゴー社長も審議委員をつとめる「誠実な企業」賞の表彰式が開催されます。
 日時:2007年3月28日(水)14~16時 
 会場:東京証券取引所内 東証ホール
 
 今回は受賞企業のトップマネジメントによる企業のコンプライアンスや内部統制に関する取り組みについて講演のほか、青山学院大学大学院の八田進二教授による特別講演もあります。
 参加費は無料です。ご興味のある方はこちらで詳細をご覧くださいね。

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[フィナンシャル ジャパン] 株券がなくなる!?

フィナンシャル ジャパン」2007年3月号掲載
【FJ マネー探検隊】

 2年後に株券がなくなる。いや、なくなるというよりも、株券が電子化される。実施は2009年1月からの予定だ。これは別に株券に限った話ではない。国債やコマーシャルペーパー(CP)は03年に電子化が導入された。社債は06年1月、投資信託は今月からだ。株券の電子化は04年6月に公布された「社債、株式等の振替に関する法律」で実施が決まった。
 では株券電子化はどんなメリットをもたらすのか。「手元で保管する必要がないので、紛失、盗難の危険性がなくなりますし、商号変更や売買単位変更の際の株券交換といったわずらわしさがなくなります」(SBIイー・トレード証券経営企画室・鈴木建氏)。個人投資家だけでなく、証券会社にとっても、株券保管に関わるリスクや事務処理が軽減されるほか、企業にとっても、券発行にともなう券面の印刷費や印紙税、商号変更などによる券面の回収費用のような負担がなくなる。
 ところで、今まで発行された紙の株券はどうなるのか。昔から投資をしてきた人たちの中には、株券の現物を手元に持っている人もかなりいる。相続で手に入れた株券がそのままになっているケースも少なくない。いわゆる「タンス株」と呼ばれるものだが、この「タンス株」を時価換算すると15兆円は下らないとする見方もある。「手元の株券は無効となります。証券会社に預けられていない株券については、株主権利の保全のために、株券を発行した会社が株主名簿に記載されている名義で、発行会社指定の金融機関に『特別口座』を開設し管理します」(鈴木氏)。この「特別口座」は株式の流通を目的としていないので、売却時には証券会社に新たに口座を開設し、残高を移し座に売却することができない。また、本人名義でない場合は、株主としての権利を失う恐れもある。それを防ぐためには、今から証券会社に口座を設けて、「タンス株」を証券保管振替機構(ほふり)に移管しておく必
要がある。
 証券各社は今、この「タンス株」を巡り、囲い込み競争を繰り広げている。電子化をきっかけに、新規顧客を大量に獲得できるかもしれないと考えているからだ。株券を郵便局のゆうパックで送付した場合の郵送料を負担したり、新規に口座を開設した個人投資家に図書券を贈呈するところもある。「SBIイー・トレード証券でも07年2月末までの間に株券を入庫すると抽選で300名様に、2000円相当のポイントをプレゼントするキャンペーンを実施しています」(鈴木氏)。
 キャンペーン以外にも、保管料が無料であるとか、売却の手数料が安いとか、後々のことも考えた上で、預ける証券会社を選択したほうがいいかもしれない。


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2007.03.10

[週刊!スモールビジネス] 地場産業は復活した?

 1995年1月17日午前5時46分、兵庫県淡路島を震源として発生したマグニチュード7.3、震度6の直下型地震。あの悪夢のような阪神・淡路大震災から12年が経ちました。

 被災地や被災者の方、その関係者の方などにとっては、もう12年という過去ではなく、まだ12年という現在進行形なのではないかと推察します。
 直接的な被害総額は全体で約9兆9268億円(兵庫県推計)。
 神戸市の「阪神・淡路大震災 被災状況および復興への取り組み状況」をみると、当時の人的被害・物的被害の数字だけをみても、その被害が甚大であったことを改めて感じます。
 神戸の地場産業もかなりの被害を受け、ケミカルシューズは約80%が全半壊または全半焼、清酒造は50%以上の企業が全半壊という直接的な影響に加え、国内の生産額において占める割合の高い産業では、下請企業や仕入先、納入先などにも間接的な影響がでていたようです。
 現在の復興状況はケミカルシューズの生産額が昨年11月時点で1994年同月比の73%、清酒の市内出荷量は49.7%(2006年9月時点)と、明るいとはいえない状況にあります。
 
 また、中小企業白書で中小企業の数の変化をみると、

        1991年   1996年  2004年  
兵庫県   271,957→ 200,217 → 173,811
大阪府   533,952→ 417,162 → 330,737
全国シェア 12.3%→  10.6%  → 11.6%
(大阪府+兵庫県)

 中小企業基本法改正後(1999年12月)の定義の変更により、中小企業の数が統計上は若干増加したにもかかわらず、厳しい状況のようです。
  
 先日、大阪のJC(青年会議所)の方とお目にかかった際に、景気についてお聞きしたところ、「まだ関西は景気がよくないし、中小企業はかなり厳しいですよ」というお話でした。

 今から10年前の1997年に神戸にいく機会があり、大阪から神戸まで車で移動している途中で、半壊・倒壊した建物などが当時の状態のままではないかと思われる光景を何度も目にしました。

 最近は関西方面にいく機会がなく、その後の状況についても知りたかったので、日本振興銀行神戸店の土屋徹治店長にお話を伺ってみました。神戸店は、今年1月15日に関西エリア2店舗目として開設され、三宮駅前のフラワーロード沿いの一角にあるビルの7Fにあります。

 

 神戸には「観光地」という要素があり、日中は多くの観光客が街中を散策しているのを目にします。
 地場の中小企業は、震災から12年が経ちましたが、まだ完全に復興したとは言い切れません。
 建物の倒壊消失などによる固定資産への再投資や取引先の倒産などによりバランスシート上はかなりシビアな状態で、景気が回復してきているといわれているものの、資金調達の難しい状態が続いている企業が多いです。
 地場産業については、廉価な輸入品などにより価格競争が激しくなり、波にのまれつつあります。でもそのような状況の中でも、地場の中小企業は元気です。企業単位での解決が難しい問題などは協同組合を設立して、現在の状況を打破しようという努力をされています。
 神戸支店は今年1月に出店しましたが、「中小企業を元気にする・中小企業のための」銀行として、この神戸に根づいていきたいと考えています。

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 日本振興銀行発行の『スモールビジネス<月刊>』では、お客さまのお店や業務をご紹介していくコーナー「TOKYO ARCADE」を掲載しています。このコーナーの取材を担当した融資企画室の土谷さんからのレポートです。


「100年前のスタインウェイ 社製ピアノが甦る」 

 先日、千葉県市川にある「市川ピアノ工房HAL」さんに取材でお邪魔させていただきました。
 オーナーの大久保さんは、ピアノの調律や復元に携わって40年という大ベテランですが、1800年代後半につくられたスタインウェイ 社製のスクウェアグランドピアノを約半年の月日をかけて、製作当時の形に甦らせたそうです。
 スタインウェイ のピアノといえば、多くのコンサートホールでも使われ、その美しい響きは多くの聴衆を魅了し続けています。
 今回の復元にあたっては、外側の塗装を20回以上塗り重ねたり、製作当時と同じ素材で復元するため、ピアノの弦をたたくハンマーにつける小鹿の皮を探し回ったりしたそうです。
 大久保さんは、「この幻のピアノに出会えたことだけでも、奇跡にちかい。その復元をし、完成品が今ここにあると言うのは、まさに奇跡。それに、100年の歴史を感じながら、修復をしていくのは、最高の喜びですよ」と仰っていました。
 今回、話をお聞きして、ピアノの復元のために情熱を注ぐ、職人魂を強く感じました。

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オーナーの大久保さんが復元されたというスタインウェイ 社製のスクウェアグランドピアノです。




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[フィナンシャル ジャパン] 「世界一」じゃなくても

フィナンシャル ジャパン」2007年3月号掲載
【FJ マネーの風景】

 東京タワーがブームだという。火付け役は、小説ならリリー・フランキーや江國香織の『東京タワー』、映画なら
「ALWAYS三丁目の夕日」あたりか。その昔、映画の中でゴジラが圧し折っていた時代とは様変わりした。1958年(昭和33年)に完成した東京タワーの高さは333メートル。なぜか? 語呂合わせではなく、関東エリアの半径100km圏をカバーするのに必要な高さだったためだが、建設を構想した前田久吉氏は、「どうせ建設するなら、世界一のエッフェル塔(320.5メートル)をしのがなければ意味がない」と主張したと言われる。実に東京ドーム5.4個分の高さ(例えとしてどうか?)、缶ビール(標準缶)を約27000個積み重ねた高さ(かえってわかりにくい!)に相当する。
 今でもタワーを足元から見上げるとその威容を感じるが、周囲に高層ビルが林立した現在では、どこからでも見える東京の象徴ではなくなってしまった。ただし世界的に著名な照明デザイナー・石井幹子氏の手によるライトアップは、夜になると実にチャーミングで美しい。季節によって白色からオレンジ色に変化するその姿は、都会に灯る一本の巨大ロウソクのようだ。
 ところで2011年には、墨田区に第2東京タワーが完成の予定。高さは東京タワーの2倍近い約610メートルで、カナダのトロントにあるCNタワー(553メートル)を抜いて再び電波塔世界一の座を奪回する。
高層ビルによる電波障害を避けることに加えて、地上波テレビのデジタル化に対応するためだが、とかく日本人は〝東洋一〞とか〝世界一〞が好きである。
 元祖東京タワーが完成した58年といえば、日本が高度経済成長に突入する前夜。しかし新東京タワーが世界一の座に返り咲いても、日本経済に高成長が再来するわけではないだろう。
 高さよりもチャーミングさをアピールする東京タワーの次の役割は、「すでに豊かな日本には、もうそんなに背伸びをした成長は要りませんよ」と、人々を諭すことなのかもしれない。

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2007 03 10 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.09

[ゴーログ]金づまりニッポンの行く末は円安である

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ブログ界のエコノミストとして知られる「Espresso Diary」さんが、「私が描いているのは、日本経済の全体から見れば、ごくごく狭い松本の現実に過ぎません。しかし、似たような光景は、全国のあちこちで見られるはずです」として、鋭い分析を披露してくれています。

日本経済を人の体だとすれば、地域経済は毛細血管の先で起きている現象のようなもの。今そこで起きているのは、金づまり。地方では高齢化が進んでいるので、いまさら借金を増やして事業を広げようという人が少ないのです。銀行は、借りれる人にはドンドン借りてもらわないと商売にならない。だから最近は、多額の借金の返済ができずに汚職や放火をしてしまう公務員のニュースなどが目立つんですね。これらの事件の背景には「融資案件の乏しさ=投資案件の乏しさ」があるのです。・・・

いくら金利を低くしても融資の流れが生まれにくい「金づまり」のニッポンは、外部に利回りを求めざるを得なくなります。したがって、円安。円安は、コーヒー豆のような輸入品を原料としている商売にとっては逆風となります。さらに金属などの商品の価格全体が高止まりですから、多くの零細企業はリスクに備える必要があります。これまでは少し余裕ができるとクルマや不動産を買う人が多かったですが、これからは外貨預金などを持つことで円安のリスクをヘッジしようとする人も増えるでしょう。・・・

「マネーゲームは、けしからん」。「額に汗して働くことが大事だ」。そういう宣伝をする自称「識者」が多すぎる。人は誰でも歳をとるし、いつ病気になるかも分かりません。にも関わらず不労所得を悪のように言い続けるから、悲惨な職場から抜け出せない人も多いのではないでしょうか。抜け出すイメージを持てないから、家族にまで無理な負担を強いることになってしまう。大都会であれば転職もできるでしょうが、多様な職業が乏しい地方では採れる選択肢にも限りがあります。だからこそ、ますます地方の普通の人たちのための投資や金融が求められる、と私は考えています。 

 このまま経済政策が大幅に変わらない限り、私も大きな意味での円安トレンドは変わらないと考えています。そして、少子高齢化の中で、しかも、地域経済を「地域」として復興させるという発想の転換がない限り、地域経済の盛り上がりを見込むことは難しいとも思っています。
 そうした逆境を突破するために必要なのは、「金融の知恵」であり、「お金に働いてもらうこと」なのですが、「マネーゲームは、けしからん」「額に汗して働くことが大事だ」という大昔のパラダイムに毒された方々が我が世の春を闊歩している限り、この国の経済は改善に向かって変貌することはないのかもしれません。本当に残念なことです。

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2007 03 09 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.08

[ゴーログ]エセ・ヒューマニストが日本をダメにする

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「IFA森恵子の公式サイト ~日記~」さんが、経済財政諮問会議の「成長力底上げ戦略」についてコメントしてくれました。

ジョブカードと最低賃金法の見直しがメインテーマで、失業対策中心から能力形成中心へのシフト、同時にセーフティネットをきちんと整備し罰則も強化する、という方向性が示されていました。テレビを見ていて、「格差が広がって」いる中で、弱者と言われる人を「守ってあげる、助けてあげる」視点を忘れてはならないと言う人(学者、新聞の編集委員などなど)が必ずしも本当に世の中のことを考えているようには見えない、と感じたのは私だけ?…でしょうか。

 私は、常々、「格差が広がって」いる中で、弱者と言われる人を「守ってあげる、助けてあげる」視点を忘れてはならないと言う人(学者、新聞の編集委員などなど)たちに、そういうことをまずは自ら実践していただきたいと思っています。
 やれることは簡単です。自ら一人でよいから、正社員として雇ってみていただきたいのです。そういう方々は2500~1500万円の年収はあるはずですから、年収400万円程度で一人雇うことはできるハズです。 そうすればこそ、彼らの言説は真実の響きをもって受け止められるでしょう。
 しかし彼らは、絶対にそんなことをしません。
 自らは、リスクも、コストも、ダメージも受けないリングサイドにいて、きれいゴトを並べ立てているだけなんですね。私は、そういう「エセ・ヒューマニスト」が日本社会をダメにしていくのだと確信しています。

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2007 03 08 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

[FJオンラインDの日記]  FJ編集部のブログ始めました

皆さんこんにちは。FJオンラインのDこと、濱田 優@です。
フィナンシャル ジャパン編集部のブログを始めました。

ゴーログでも書きながら、FJの方でも書くだなんて、おこがましいのですが。そして前回、あんなエラそうなエントリを書いておいて一ヶ月も新しくアップしてないのですが、何だか始めることになりました。

FJのブログでは、私のほかに数名のスタッフが、それぞれの持ち場であったことや取材中に聞いた話、見たもの、感じたことなどを紹介していきます。既に、マセラティの記者発表会や、3月20日発売予定のFJ5月号で掲載する「堀江貴文×佐藤優」対談、ザ・リッツ・カールトン東京総支配人対談などについて、少し紹介しています。

始めたばかりで、内容から何から、まだまだのブログではありますが、皆さんに楽しく読んでいただけるよう、執筆者一同、ガムばります。

では。

2007 03 08 [18. FJオンラインDの日記] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.07

[ゴーログ] 千葉県議会は余裕があるなぁ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、千葉県議会について、怒りを爆発させています

千葉県議会に対して『県議会に出席した県会議員に支払われる費用弁償のうち休会中は廃止する請願』について、県議会運営委員会はつまるところ 採決で自民党、公明党、民主党の各委員が反対し、不採択になったと言うことだ。結局、自分たちに都合の悪いことは反対し採択しなかった。・・・ごく普通の感覚で考えれば、お休みに時に費用が支給されるなんてどう考えてもあり得ない。ところが、議員さんたちの感覚ではあり得てしまうと言うこと。議員の常識は一般人の非常識だ。

 県議会事務局曰く、費用弁償は会期中の県議会に県議が来た際、閉会・休会にかかわらず支給され、地元千葉市選出の議員では一日1万2千円、その他では、1万4600円も支給されてしまう。ぼくだったら、用がなくても買い物がてら、県議会に顔を出し、費用弁償を頂くために、毎日出向きますね。ついでに出るだけで、1万円以上も支給されるなら、県議会に足繁く通いたくなるのもよくわかる。県議会に行くと言いつつも、要するに金が欲しいと思われてもしようがないですね。襟を正して、税金を使用していることを再認識してほしいものです。

 千葉県議会に、それだけの余裕があるのなら、千葉県の介護や生活扶助にはふんだんな予算が組めているのでしょうね。減税でもしたらどうなんでしょう。
 小さいけれど重要なこういう事実こそ、メジャーなマスコミに、大々的に報道してもらいたい。「こんなことで議員に支払っているくらいなら、介護や生活扶助に予算を回せ!」というキャンペーンを張ったら、議員たちの行動も変わるはずなのですから。

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2007.03.06

[ゴーログ]中小企業への貸し渋りが始まった!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘」さんが、「政府が中小企業対策として様々な施策を出しているが、我々、中小企業が恩恵を受ける、実感するといった状況にはまったくない。そして追い討ちをかけるような利上げ」と書いています。

結局、中小企業はいつの時代も自助努力でやっていかねばならないということ。これは今だけでなく過去から延々と続く課題だろう。そこで、中小企業が生き残る一つの方法として「ブラック・ジャック化」という発想を提案したい。荒唐無稽と思われる方も多々おられるかもしれないが、荒唐無稽なことをやらねば中小企業は生き残ることができないことについて否定される方は少ないだろう。

 「ブラック・ジャック化」については、「ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘」さんのブログを読んでいただきたいのですが、他の人がやっていないようなことをしていかなければ、中小企業が生き残っていけないことは事実です。それにしても問題なのは、そういう中小企業の現場を霞ヶ関も永田町もわかっていないことです。
 だから、キレイゴトで最低賃金の引き上げを簡単に口にしたり、パートを正社員化しろと声高に叫んだり、ホワイトカラーエグゼンプションを認めなかったりするのでしょう。そんなに理想的な会社経営ができるのであれば、自分で起業してやってみせるべきです。時間あたりにすれば最低賃金すら給料としてもらっていない中小企業の経営者がいることなど知らないのでしょう。それで、倒産したら、経営者は雇用保険すらもらえないことにも気付いていないに違いありません。
 このブログでも何度か警告してきましたが、グレーゾーン金利の撤廃という愚かな経済政策は、残念ながら、中小企業、零細企業、個人事業主への貸し渋り・貸しはがしという大変な経済災害を招きそうです。愚かな政府がもたらすものは、愚かな結果でしかないのです。

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2007.03.05

[ゴーログ]世界同時株安が示唆すること

 皆さん、こんにちは。木村剛です。2月27日の中国発世界同時株安は、マーケットを揺るがせました。

 今回の株安に際して、「国家破綻研究ブログ」さんは、「またしても、エマージングを引き金にした、世界株式の急落(調整)がありました。チャイナ・インドといえば、日本からのファンドによる投資もあり、そうでなくても低金利の円に遠くは由来する過剰流動性で膨れていた状態です。これが調整したということは、非常に簡単に言うと、『一般投資家は、トレンドに尻馬で乗って、結局損をさせられた』ということになります。ですので、『イケイケで調子に乗ってはならない。投資のルールに沿って、冷静になる必要がある』のです」と説いており、「年に一度や二度の調整(急落)は当たり前です」と諭しています。
 また、「時事を考える」さんは、「今回の騒動の発端は素人が手を出すと一番危険だと言われている中国上海の株式市場...それにお馬鹿な東京はともかくロンドンもニューヨークも反応してしまうのだから、株式市場というか人々のセンティメントがいかに脆いものかがわかります」と書いていますが、人々のセンティメントが脆いものだからこそ、暴落はチャンス。余裕資金で長く持てるのであれば、好きな株が安値になるのを待って、じっくりとゆっくりと持つチャンスです。
 それにしても、今回の世界同時株安は、中国経済が、世界を揺るがすほどのポジションを占めつつあることを明確に示しました。「日本はアジアのリーダーだ」という日本の勝手な思い上がりは、遠くない将来、中国によって完全に否定されることでしょう。
 いま日本は、リーダーたるに相応しい資本主義経済なのか、資本市場なのか、法治国家なのかが問われています。このままでは、・・・・。

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2007.03.04

[フィナンシャル ジャパン] ホンモノの日本食で全米制覇を目指せ

フィナンシャル ジャパン」2007年3月号掲載
「ミクロが変える経済」 経済ジャーナリスト 財部誠一氏

 ハワイのホノルルに"SHOKUDO JAPANESE"という風変わりな日本食レストランがある。場所が場所だけに、誰
もが日本人観光客相手の日本食レストランを思い浮かべてしまうが、この店はお客さんの九割が地元ホノルルのごく普通の人たちだ。飲んで食べて、おなかいっぱいになって2000円ほど。ホノルルのロコ相手の商売だからメニューも彼らの嗜好にあわせた「えせ和食」なのかというと、そうではない。
 日本人である私が、何を食べても、じつに日本らしい味がする。端的にいえばどこにでもありそうな「居酒屋メニュー」である。しかし、これがなかなか美味い。ちょっとお洒落な空間と、ちょっと工夫を凝らした居酒屋メニュー。それがロコに受けた。
 2005年ホノルルマガジン(Honolulu Magazine)主催のハレアイナ(レストラン)賞で「ベスト・ニューレストラン賞」を獲得してデビューを飾り、06年もまた同賞で「ベスト・ジャパニーズレストラン賞」に輝いた。
 昨年7月、ハワイで錦鯉を生産している「三好池」という会社を取材した折に、"SHOKUDO"のオーナーである江村哲也さんにお目にかかった。ワタミフードサービス(現ワタミ)を、社長の渡邉美樹氏とともに立ち上げた創業メンバーである。
 その後、江村さんは創業利益を手にワタミを離れたものの、体の中から突き上げてくるベンチャースピリッツが抑えきれなくなったのだろう。
 壮大なビジネスプランを練り上げた。なんと全米に日本食のカジュアルレストランチェーンを作り上げようというのである。じつはその第一歩がホノルルだった。ホノルルでの成功を確信した江村さんは私に、アメリカ本土への進出計画を熱心に話されていた。
 その江村さんからメールが届いた。
 「さて、今回メールいたしましたのは、2号店の開店のご報告です。アメリカに日本食のカジュアルレストランチェーンを作ろうと、ホノルルに1号店を開店して1年半。このたび、アメリカ本土一号店をロサンゼルスに12月28日にオープンする運びとなりました。場所はロサンゼルスの中心ビバリーヒルズのレストラン通りと言われる、ラシエネガ通り(La CienegaBlvd.)です。
 日本食の"Matsuhisa" "Benihana of Tokyo" "Gyukaku" "Gonpachi"をはじめ、プライムリブの専門"Lawry's"が居並ぶ、ロサンゼルスのレストラン一等地です」
 江村さんの店の名は"TokyoTable"。広さは160坪、180席。平均客単価は24ドル。営業時間11:30am~1:00am(年中無休)を予定しているとのこと。
 たしかに米国では、すでに日本食が大流行している。NYやロスでは「定着」していると言っていいかもしれない。だが大半のアメリカ人には依然として日本食=スシという底の浅い理解しか得られていない。
 江村さんには、米国における日本食ブームをもう一段深掘りし、全米中に居酒屋のネットワークを構築してもらいたいものである。

2007 03 04 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

[週刊!尾花広報部長] アピール上手は会社をダメにする!?

 こんにちは、尾花典子です。中国発の世界同時株安なんて、世界経済のいまを実感させられますね。
 「疲れてしまって、もうそろそろ体が限界・・・」なんて思うことありますか。

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 今週はかなり疲れたので、というか本当に疲れて肩がかたまってしまったので、ゲルマニウム温浴とインディバに行ってきました。
 このゲルマニウム温浴は、5分もしないうちに汗がでてきて、かなり体が温まるんです。その後のインディバのマッサージも温かくて、つい寝てしまい自分のいびきでハッと気づいて、かなりバツが悪かったです

 先日、仕事中に携帯電話に家族から電話がかかってきて、電話に出るやいなや、
「どうして、なれなれしく、仕事中に電話してくるのよぉ~。誰が電話していいって言ったのぉ・・・・?」
と、結構ひどいことをいつも冗談で言っているので、普通の挨拶程度にしか思っていなかったところ、電話を切った後に会社の同僚に
「ちょっと、きつくないの~。そんなひどいことを言ってだいじょうぶ??」
と指摘され、私はいつも冗談半分のつもりで言っていたけど、じつは家族も本気にしていたらどうしようと、ちょっと青くなってみました。

 そういえば、最近では合コンとはいわずに、異業種交流会というそうです。あっ、でも本当の異業種交流会での話ですけど、どこの会社にも「アピール上手」の人がいるようですね。
 プライベートではなく会社の話でいうと、実際に仕事をしっかりとこなした上で、さりげなく自己アピールもできる人。こういう人はスマートで憧れますね。
 でも、このアピール上手には、いろいろなパターンがあって、一番最悪なのは、実態がなくて自己アピールだけする人。
 「こんなにやる気があるんです」→「だからこれがやりたい、あれもやりたい」→「能力があるから、きっとうまくいくと思います。とにかく頑張ります」というような感じで、自己アピールをし続け、実際には何もしていない・できないパターン。またこの手のタイプは、できなかった言い訳も手が込んでいて、リバーシブルな対応も激しいようです。
 まだ自己アピールもせずに、仕事もしない人のほうが、あてにされない分だけまだましです。というのは、その仕事がほったらかしにされるか、誰かが代わりにやらなければいけなく同僚に迷惑をかけることになるからです。

 そういう自己アピールだけが上手な人のいる会社があれば、その人が悪いのではなく、きっと、気がつかない・気がつかないふりをしている・判断のできない上司・経営者がいけないんでしょうね・・・・。
 でも、そういう人ばかりがいい思いのできるような、少しも是正されない環境だったら、①マネをする社員が必ずでてくる②陰でフォローする社員が辟易する③頑張っている社員が報われずにバカバカしくなり退散する、という影響もでるでしょうし、さらに知らず知らずのうちに、そういうよくない企業風土がつくられしまったら、それこそ大変ですよね。

 フィナンシャル ジャパンで「人活のウマい会社」という連載コーナーがあります。これは、プロフェッショナルバンクの上田宗央社長(以前パソナの社長でした)が、企業の経営者に人材活用についてお話をきくというコーナーです。
 先日の上田社長の言葉で、「会社は結局、最後は人です。社員が何をみているかというと、経営者の腹の据わり方です。情熱をもって入社した社員が、すぐに辞めてしまうような会社は、まず成功しないでしょう」というのが印象的でした。

 私が新卒で入った会社で、上司や先輩に社会人として教わったことで一つだけ覚えていることがあります(ほかはほとんど覚えていない・・・)。
 「始業時間というのは、仕事を始める時間であって、会社にくる時間ではありません。だから始業時間までには仕事がすぐ始められるように準備をするのが当然のことです」
 この教えは、私なりに道理にかなっていると、かなり納得してしまい、今でも基本的にこの教えは忘れないようにしています。でも最近パソコンの調子が悪くて、立ち上がるのに20分くらいかかるときがあるから、ちょっと準備が・・・・ 
 

2007 03 04 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.03

[週刊!スモールビジネス] 大阪とスイスの経済規模

 先月28日のJR大阪駅での停電は、電車の運行には影響がなかったものの、案内板表示板も消え、駅構内は真っ暗で、自動改札機も動かず、かなり大変だったようです。約4時間後に復旧したそうですが、いつも多くの人で混雑していますからね。

 さて、大阪経済の規模はどのくらいだと思いますか。

 大阪府立産業開発研究所が公表している統計で、大阪府の府内総生産(GDP)と主要国の国内総生産の比較がありました。

◆主要国の国内総生産(名目値・2004年) 単位:億米ドル
アメリカ  109,513
日本    45,882
ドイツ   27,407
イギリス  21,245
フランス  20,467
イタリア  16,779
中国  16,494
スペイン 10,400
カナダ  9,917
関西(2003年度) 8,141
インド  6,807
韓国  6,797
メキシコ 6,761
オーストラリア 6,301
ブラジル 5,931
ロシア  5,823
オランダ 5,790
大阪府  3,598
スイス  3,574
ベルギー 3,523 
スウェーデン 3,464
トルコ 3,020 

 ここでいう関西は、福井県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、徳島県の2府7県です。
 大阪府は、スイスやベルギーと同じくらいの規模なんですね。

 大阪の中小企業数は東京に次ぐ第2位で33万社と、他の地域よりやはり多く、大企業を含む全体の企業数における中小企業数の割合もかなり高いようです。

◆中小企業数(全国に占める割合) 
東京都   505,274(11.7%)
大阪府   330,737(7.6%)
愛知県   246,950(5.7%)
神奈川県  206,373(4.8%)
全国     4,326,342
◆全体の企業数における中小企業数の占める割合
東京都   99.1%
大阪府   99.6%
愛知県   99.7%
神奈川県  99.7%
全国     99.7%

 大阪府の中小企業の産業別構成比をみると、卸売・小売業が28.4%とダントツで、他の地域よりも高くなっています。

 「くいだおれの街」でも知られていますが、歴史のある商人の街・大阪は問屋街のイメージがかなり強く、船場・丼池などの繊維、日本橋(にっぽんばしと読みます)の電機機器、道修町の医薬品、松屋町の玩具・スポーツ用品、堀越町のお菓子などがあります。

 繊維の街・船場や薬の街・道修町にも比較的近く、商業ビルの立ち並ぶ一角にある日本振興銀行大阪店は関西進出第一号店として、昨年11月1日に開設されました。お客さまからの問い合わせや申し込みは、当初予想していた以上だったそうです。
 その大阪店の山野賢司店長によると、お客さまの業種は多種多様で、立地のわりには繊維関係の方は少なく、どちらかというと、建設や不動産関係のお客さまからの問い合わせが多いかなという感じのようです。
  
 大阪と東京のお客さまとの違いや、お客さまである経営者の方に共通する悩みなどについてお伺いすると、

 お客さまが関西弁のせいか、とても人情的で気さくな印象を受けます。初めて面談させていただく時でも、まるで友達のように話していただけることも多いですね。時には厳しいお叱りやご指摘を受けることもありますが、そんなストレートなご意見を生かして、より多くのお客さまのお役に立てるよう頑張りたいと思っています。 
 また、経営者であるお客さまの中には、今後の事業拡大を考える上で、東京進出を計画しているものの、地の利や資金面等の理由から躊躇されているというようなこともお聞きすることがあります。関東から進出してきた大阪店としては、そういった悩みをもたれているお客さまも応援してきたいと考えています。
 まずはお申込いただいたお客さまにご満足いただけるよう全力を尽くし、関西地区でも「中小企業の味方=日本振興銀行」と認めていただけることを目指しています。(山野店長)


 関西エリアでは大阪店に続き、神戸店、堺店と、現在は3店舗開設されていますが、今後も支店が増えて、とりあえずは
 「関西の中小企業の味方=日本振興銀行の関西エリア支店」
 こんな図式ができあがるといいですね。
 

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 毎週、このコーナーへ日本振興銀行に関する広報をしてくださる融資企画室の土谷香織さんからの新しい融資商品の情報です。
 以前に、日本振興銀行ではお客さまとの対話を重視していると聞いたことがありましたが、この商品もお客さまからのご要望やご意見などが取り入れられた商品なのでしょうか・・・・ね。
 

「振興サポートローン」
開始日:2007年2月28日
商品名:振興サポート300
商品の特徴:①限度額(300万円)の範囲で繰り返し利用が出来る
        ②手続きのための来店不要
        ③年会費、手数料不要    
対象:個人事業者(満20歳~満68歳未満)


その他、お客さまの目的別に合わせた各種融資商品があります。
http://www.shinkobank.co.jp/finance/index.html


提供: Nsb_1


2007 03 03 [19. 週刊!スモールビジネス] | 固定リンク | トラックバック

[フィナンシャル ジャパン] 雇われるより雇うほうになれ!

フィナンシャル ジャパン」2007年3月号掲載
失礼ながら、その投資本では儲かりません<良書版>

『金持ち父さん 貧乏父さん――アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』
ロバート・キヨサキ(著)、白根美保子(訳)、筑摩書房

 誰もが一度は目にしたであろう『金持ち父さん 貧乏父さん』。今回は、この本を「良書」として挙げることにしたい。これだけのベストセラーで、しかもロングセラーだから、一読した方も多いかもしれないが、そのエッセンスを本当に理解しているかどうかというと疑問も残る。
 本書は、ロバート少年の体験を借りながら、極めて平易な文章で小気味よく物語が展開するため、読みやすい反面、奥深く秘められているエッセンスを読み飛ばしがちだ。じつは、本書の内容を一言で言い表すと、極めて簡単なものになる。
 それは、働くよりも働かせる立場に立て、ということ。言い換えると、雇われるより雇うほうになれ、ということだ。
本書を読んでも、このエッセンスをわかっていない人は、読んだ価値の九九%を失ったに等しい。それくらい大事なメッセージだ。実際、本書の後に出た『金持ち父さん 貧乏父さん』のシリーズ本には、このメッセージが一貫して流れている。
 金持ち父さんの第一の教えは、「中流の人間はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる」というもの。中流の人は給料をもらうために働くわけだが、金持ちは会社を経営し、お金を使って従業員を働かせながら、お金を儲けていく。お金に働かされている人と、お金が自分のために働いてくれている人は、天と地ほどの差があるということを金持ち父さんは言い切っているのである。
 ちなみに、何に投資すべきかということについては、具体的に8つを示している。
 1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
 2.株
 3.債券
 4.投資信託
 5.収入を生む不動産
 6.手形、借用証書
 7.音楽、書籍などの著作権、特許権
 8.そのほか、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など

 この8つは、「自分が働かなくとも収入をもたらしてくれるもの」だ。これが金持ち父さんが教える究極の重要なメッセージなのである。
 簡単なクイズを出そう。じつは、「トヨタの株を買うことと、トヨタに勤めることとのどちらを選ぶか?」と質問することで、金持ち父さんの言葉が理解できたか否かはすぐにわかる。
 常識的には「トヨタに勤めること」と答えたくなる。というのは、誰でもトヨタに勤められるわけではないが、主には誰でもなれるからだ。しかし、その答えは間違っている。
 働いてお金を稼ぐ立場ではなく、お金で人を働かせる立場になることがお金持ちになるための道。「株を買うのは危ない」という感覚ではなく、「株を買って株主になって、その会社の従業員に自分のために働いてもらおう」という発想になれなければ、金持ち父さんの境地には至れないのである。

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2007 03 03 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.02

[ゴーログ]霞ヶ関を飛び出した起業家に制度を是正してもらおう!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。経済産業省出身の「WEB2.0(っていうんですか?)ITベンチャーの社長のブログ」さんが、複数のSNSを一つのブラウザでまとめてみることが出来るという技術に関する特許を出願したときのことについて、天下り(?)財団法人を批判しています。

電子出願じゃないと、べた打ち代で一枚あたり約800円とか言ってるの。・・・なんで14枚分、約1万円も余分に出さなくちゃいけねーんだよ。・・・で、やっと出願できたかと思ったら、受付の奴が、表紙のコピーは取りましたか、とか言ってるんです。取ってないよと言うと、「すぐそこにコピーセンターがあるのでそこでコピーを取ってください」とか言うの。そこでまたぶち切れですよ。だって、「コピー代30円です」とか言うんだもの。・・・今、コンビニのセルフコピーの価格がいくらなのか知っているのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。・・・

役所通の俺から言わせてもらえば、ここでベタ打ち代とかコピー代とかを細かく稼いでいるのは天下り団体なんじゃないかと、これだね。何かと言うと天下り団体優遇。これが役所のやり方。考えてみれば会社の登記のときも、電子手続きはソフト代が高かった。イー・タックスもネットバンキングの登録料が高い。これ。どうも、財団法人やら銀行やら既特権者との癒着が気になる。これ。・・・まあ中小企業は、おとなしく搾取されておけってことですか?

その後電話で「お金を払ってね」という連絡が来たので、この財団法人に「あの、ここにすでに電子データがあるので、わざわざそちらでベタ打ちしていただかなくてもこの電子ファイルを送れば済む話なんですがそれでは駄目ですか?」とか、「そうやって中小企業からお金を搾取するあなた達は特許庁の天下り先ですか?」とか質問してあげたんですが、「お金を払っていただかないと困ります」との一点張り。・・・

で、腹が立ったのでそのまま放置してやったんですが、今度は財団法人工業所有権電子情報化センターと特許庁からわざわざ二通郵便(しかも特許庁からは書留)が届いたわけです。前者は「電子化料金振込の未納・不足のご案内」で、後者は「手続補正指令書」だって。要は、「さっさとお金を払わないと特許出願を無効にしますよ」ということ。だからさ、ここに電子データはあるんだってば。これをメールで送れば終了ジャン。どうしてそんなにお金が欲しいんですかね。ま、11000円ですけどね、このお金を作るためにどのくらい中小企業が苦労しているか、役所やそこから天下りした財団の人にはわからないんですかね。あ、天下り先かどうかは知らないんですが(^^;・・・なんか、「お前ら、ちょっと間違ってないか?」と思うわけです。あ、でもあなた達はきっと日本の企業がどうなろうが、国際競争力が低下しようが関係なくて、自分達が食べていくための11000円をふんだくるので一生懸命なのかもしれませんね。

 本当に、お役所の制度は中小企業、なかんずくベンチャーには向かない設計になっていまして、「この国でビジネスを起こしてもらっちゃ困る」みたいなアホな事例に事欠きません。労働法規なんて、「この国で人を雇うな!」みたいなことを平気で言っているんですから、「一度、自分のお金で人を雇ってみてから言ってくれ」と本当に思います。
 私は、前々からベンチャーの育成を本気でやろうと思うのならば、公務員の方々に1000万円を出資して、起業してもらうのが一番良いと考えておりまして、是非、「WEB2.0(っていうんですか?)ITベンチャーの社長のブログ」さんのように霞ヶ関を飛び出して起業された方々に、霞ヶ関に戻っていただいて、本当に中小企業やベンチャーの支援になる制度を整備していただきたいと切に願っております。

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2007 03 02 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.01

[ゴーログ] 政治家は理想を実現しろ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「珈琲ブレイク」さんが、「政治は、正義、公正、清潔など、個人的な倫理基準が重要なのではなく、あくまで結果の妥当性、成果の効用こそが重要なのである、という単純かつ冷徹な事実である」と説いています。

私も、正義、公正、清潔、などのまともな価値基準を尊重したいし、そういうことを政治に強く求めたい。けれども、現実の政治というものは、そういうきれいごとだけで判断できないことがある、という冷徹な事実にも留意しなければならない。最近、政治家のカネの不透明さ、不適切な発言、などがとくにマスメディアで頻繁に、かつ執拗に論じられている。

もちろん、政治家の正義、公正、清潔は大切な要件である。しかし、政治家は、なにより政治家としての仕事をしっかり実行して、国民のために結果を出し、成果をあげてもらわねばならない。そのために、国民から選出され、政治運営を付託されたのである。国民としては、対象の政治家を、政治家としての成果や能力・可能性を真剣に忖度せずに、ただ単にわずかな不祥事だけで役職を辞めさせる、あるいは議員を辞めさせる、という短絡的な思考だけではいけないと思う。

あるテレビ番組で、政治的な発言をしたがるある漫才師が、「政治家は理想を語れ」と発言し、一緒に出演していた与野党の現役議員がその発言に同調する場面があった。理想を語ることなど、なにほどのこともない。誰でも、私にだって、容易に語れる。大切なのは、理不尽なことも現実に多々ある政治環境のなかで、しっかり仕事をして、よい結果をだしてもらうことである。単純に「理想を語れ」など、冗談ではない、と私は思う。

政治家は、選挙という試練を経て選出されている。なんといっても政治家は、国民に対して結果責任をとる機会が厳然として与えられている。国民は、選挙を通じて議員を落選させることができるのだ。これに対して、マスメディアやそこに登場するいわゆる「識者」たちは、いろいろ主張はするが、言い放つだけで、決して自らの発言に責任をとることはない。われわれ国民は、与党・野党の別を問わず、政治家が大切な希少資源のひとつだということを、正しく理解したうえで、政治家になにを求めるか、なにをさせるか、まちがってはいけないのである。

 私も「珈琲ブレイク」さんの考え方と同じ立場です。政治家は、理想を実現してナンボであって、理想を語るだけで理想が実現するのであれば、いまごろ日本はパラダイスになっています。政治家に求めるべきは、「理想を語れ!」ではなく、「理想を実現するための政策を練り、したたかに交渉力を発揮して、理想を実現しろ!」というもののはずです。
 マスコミに出てくる「識者」(?)と言われる人たちが、自らリスクとコストとダメージを背負いながら、ご自身が語っているご立派な「理想」を実現した事例を私は知りません。マスコミで理想を語っている人々のうち、少なからぬ方々が、「語るだけで、汗を書こうと思っていない無責任な人間たち」であるという事実を直視すべきなのではないでしょうか。

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2007 03 01 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック