« [ゴーログ] 生きるとキッパリと決めてしまおう! | トップページ | [週刊!スモールビジネス] 悩みは「人材確保」 »
2007.04.21
[フィナンシャル ジャパン] プロが語る資産運用の大切さ
2月17日に開かれた「2007FJ資産運用サミット」。会場には、投資に興味を持つ一般観覧者が詰めかけた。
第1部のパネルディスカッションでは、「さわかみファンド」で有名な「さわかみ投信」の澤上篤人代表と投資信託「鞍馬天狗」を運用する「レオス・キャピタルワークス」の藤野英人社長という著名ファンドマネージャーをゲストに迎え、FJ発行人の木村剛が「成長企業の見分け方」について議論した。
[フィナンシャル ジャパン 4月号掲載]
パネルディスカッション「成長企業の見分け方」では、澤上代表、藤野社長に、FJ発行人の木村剛が迫った。
日本株の現状を2人はどのようにみているのだろうか。澤上代表は「今の景気回復の特徴は『自助努力』。政府に頼らずに頑張った企業や個人が少しずつリターンを手に入れ始めた」と分析した。よいものと悪いものとが混じる「玉石混交」という言葉がある。「バブル崩壊の当時は『玉、石、石、石』という状況でしたが、この十数年の間に不景気の波にもまれ、ずいぶんと『時のふるい』にかけられました。これから『玉』に変わる『石』がたくさんあります」と前向きな見通しを示した。
中小型株や新興企業株への投資を得意とする藤野氏は「真面目にコツコツ頑張ってきた企業の業績が明らかに改善し始めている」と語った。そして、東証マザーズなど新興市場の株価が2005年に急上昇し、翌06年に急落したことは「投資家に多くの教訓を与えた」
とした上で、「ブームだった05年と、07年初頭の株価を比較しながら、この間の経営者の発言や企業の活動を見ると、企業の本当の姿が見えてきます」と指摘した。
また、「株の銘柄選択の方法」や「買うタイミング」に多くの投資家は惑う。2人の投資家はどうしているのか。
澤上代表は「暮らしの中で社会をよくしてくれそうな会社を見つけ、その会社や経営者をずっと観察し続けて、応援するべきかどうか判断します」という。
どんな株でも年2~3回は、市場全体の下げ局面でつれ安になることがある。そのときに「応援団」のつもりで買う。「そうしたリズムをつかむと、利益は後からついてきます」。
一方、藤野社長は企業を選ぶ際に、各社のホームページが参考になることを教えてくれた。そこには多くの「ヒント」が隠されているという。例えば、社長が逮捕された会社のホームページには、逮捕以前から、もともと社長の顔写真が載っていない企業が多い。「『おてんとう様に顔向けできない』という罪の意識が働くためでしょう」と、その理由を説明する。
また、社長のあいさつ文をじっくり読むと、社外の人たちに対して、情熱を持って自らの夢や理想を訴えているか、広報や秘書に任せた文章ではなく、社長自らが手を入れたか、行間から伝わってくるという。「『細部に神が宿る』。つまり何気ないことから、物事の本質は見えてきます」と藤野社長は語る。
個人投資家に向けた最後のメッセージでは、「儲けばかりを考えると、たいていの場合は失敗します。選んだ企業を一生懸命に応援するつもりで株を買う。気づくと利益がついてくるのが私の投資です」と、澤上代表は強調した。
投資とは「企業が利益を生む営みに参加すること」。株価が上がった、下がったと一喜一憂すべきではないし、そもそも株価の行く末など、誰も予想できない。「じっくり企業を観察し、腰を据えて応援する」。これがよいリターンを生む秘訣だという。
藤野社長は「小さく、ゆっくり、長く」とアドバイスした。「小さく」とは「手に汗を握らない金額」という意味だ。リスク許容度に合わせてその金額も変わる。
また「ゆっくり」とは、あせったり、一度に全資産を投じたりするなど、あわててポジションを作らずに、自分がちゃんと理解できた投資先に、少しずつお金を投じることを意味している。
そして「長く」とは、長期保有に加えて、相場の変動リスクを避けるために、時間分散しながら投資額を増やすこと。
「失敗から常に学び、謙虚に市場と向き合ってください」と、藤野社長は訴えた。
日本にある個人金融資産の総額1500兆円のうち、預貯金や現金などの資金が780兆円もある。「この10%だけで、日本の1年間の国家予算に匹敵します。この眠った資金を持つ個人投資家は、社会を変える、ものすごい力を持っているということです。株式投資によって、私たちは『なってほしい社会』を作れます」澤上代表は個人投資家には社会を変える力があることを教えてくれた。
今回は、本誌の発行人、木村剛による講演も行われた。
関西テレビの『あるある大事典Ⅱ』のねつ造問題などをはじめ、テレビ番組の「ウソ」が次々と明らかになっている。その一方で、公的債務が1000兆円を超える危機的な状況に財政が陥っていることなど、国民にとって重要な情報を、きちんと掘り下げて伝えることをメディアはあまりしていない。講演の冒頭で「メディアの情報は、多くの場合ゆがみます」と指摘した上で、「自分がメディアから受け取った情報が本当に正確なものなのか、いったいそこにはどんな意味がこめられているのか、一人ひとりが常に確かめましょう」とメディアリテラシーの重要性を説いた。
その上で、「『お上』に頼っても、他人の話を鵜呑みにしてもいけません。私たちの持つ個人金融資産の使い方が、幸せに暮らせるかどうかを決めます。自分で自分の身を護るべきです」と語り、不安な時代を自分の力で乗り切ろうと参加者に訴えた。
----------------------------
第二回FJ資産運用サミットが開催されます。
日時: 2007年6月16日(土) 12時から
会場: 六本木アカデミーヒルズ49F(六本木ヒルズ森タワー49F)
竹中平蔵前総務大臣の特別講演もあります。
http://www.financialjapan.co.jp/summit/
2007 04 21 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15160/14787043
この記事へのトラックバック一覧です: [フィナンシャル ジャパン] プロが語る資産運用の大切さ:
» 3月度投資実績 [億万への道 から]
3月度の投資実績は、… 続きを読む
受信 2007/04/21 9:15:27
» 証券会社口コミ情報 [証券会社口コミ大集合! から]
証券会社に関する口コミ情報を集めています。証券会社選びや比較にお役立てください。
続きを読む
受信 2007/04/21 10:44:56
» あいさつ文 [あいさつ文 から]
あいさつ文を書くときに、もっとも大切なコツとは? 続きを読む
受信 2007/04/21 13:10:24
» マネー大国・日本が貪欲なアメリカ資本の属国にならない方法 1 [貞子ちゃんの連れ連れ日記 から]
三角合併解禁は時期尚早である。
引き続き 三角合併がなぜ日本にとっては時期尚早であるについて なるべく分かりやすい文章で、私の体力が続く限り(当面はGWまで?) 私のブログで取り上げてゆくつもりだ。当面しつこいくらいに記してゆくつもりだ。
池田信夫Blogの人類史の中の定住革命より 以下 取り急ぎ 抜粋 引用。
人類史上最大の革命は、産業革命でも情報革命でもなく、1万年前に遊動生活から定住生活に移った「定住革命」だった。・・・(中略)・・・しかし1万年間の定住生活によって、農業・漁業に適応した文化... 続きを読む
受信 2007/04/21 17:47:23
» マネー大国・日本が貪欲なアメリカの属国にならない方法 2 [貞子ちゃんの連れ連れ日記 から]
かたや、木村 剛氏や、山崎 元氏や保田 孝明氏は、「『三角合併解禁の批判勢力』への批判」には大変熱心なように見受けられる。
どこまで本気が理解しがたいが、彼ら三人のブロガーに代表されるような『批判勢力への批判』は、一見民主的な響きを持ち、一見多くの人々の賛同を得られやすい傾向は多々ある。
彼らの言質は、一見新規勢力を応援しているような響きさえ持つし、あるいは国内のカタストロフィー狙いの人々には溜飲さえも飲ましてあげる甘い響きさえも持つ。
かれら三人のブロガーたちは、意図せずして、日本全土を熱狂の渦に... 続きを読む
受信 2007/04/21 17:57:13
» マネー大国・日本が貪欲なアメリカ資本の属国にならない方法 3 [貞子ちゃんの連れ連れ日記 から]
日本の都市部のエリート男性達には、21世紀では、もう少し愛知県民や中国やロシアの『辛抱強い&したたかな振る舞い』を是非とも見習って欲しい。
愛知県民や中国やロシアは そう簡単に対米追従などしない。
なぜなら、彼らは アメリカが 自分達がロシアや中国と同じように『帝国』であることを 嗅覚で一瞬に嗅ぎ分けているからだ。
だからこそ、中国はものすごい勢いで派遣国家へ成り上がっているし、ロシアはロシア危機のあとでも急速に息を吹き返してきている。
かたや、その日本国内で唯一地道に「トヨタ帝国」を形成することに... 続きを読む
受信 2007/04/21 18:01:23
» マネー大国・日本が貪欲なアメリカ資本の属国にならない方法 4 [貞子ちゃんの連れ連れ日記 から]
【以上Part1〜Part3までの本日のまとめ】
日本が貪欲なアメリカ資本の属国にならない方法としては、今のところ下記の二点。
1、中央省庁が、対外に照準を定めて、新しい朝令暮改の『通達』を乱発すればよい。恐れることは何も無いのだ。
2、『アメリカ国債暴落』を言うアメリカ経済最大のアキレス腱は、私たち日本人の手中にある。恐れることは無い。
重ね重ね申し上げますが、私は日本の国内企業のM&Aには賛成だ。私は中長期的には、金融資本取引でも永久鎖国論者では決して無い。
しかしながら、日本企業のM&Aは... 続きを読む
受信 2007/04/21 18:12:41
» 退職金の運用について [退職金の運用について から]
自分の退職金を上手く運用するための情報を掲載しています。 続きを読む
受信 2007/04/22 1:25:51
» さわかみファンドの楽しみ方 [さわかみファンドの楽しみ方 から]
さわかみファンドとは澤上篤人が代表を務めるさわかみ投信が運用する投資信託です。そして、サラリーマン家庭の財産づくりの心強い味方!! 運用成績が気になります。 続きを読む
受信 2007/04/22 14:40:49
» あいさつ文 [あいさつ文 から]
あいさつ文/すぐ出来る結婚報告あいさつ文の作成引っ越しあいさつ文 出産報告あいさつ文 などあいさつ文参考例とヒントを紹介します 続きを読む
受信 2007/04/22 17:47:35
» あいさつ文 [あいさつ文 から]
あいさつ文の大切さを簡単な文例で学ぶ虎の巻ご参考にどうぞ♪ 続きを読む
受信 2007/04/22 23:47:53
» あいさつ文 [あいさつ文 から]
あいさつ文について解説しています(あいさつ文例・ビジネス・手紙・季節・退職・ビジネス・書き方・時候・結婚式・季語) 続きを読む
受信 2007/04/23 9:25:02
» あいさつ文 [あいさつ文 から]
あいさつ文を書くのって、簡単なようで本当に苦労しますよね。私のような文才のない者にはほんと大変なんですが、オフィシャルなあいさつ文にはパターンもあります。そこら辺を押さえれば、後は文例集の寄せ集めで何とかなるものですよ。 続きを読む
受信 2007/04/23 18:47:30
» あいさつ文 [あいさつ文 から]
あいさつ文はプライベートでもビジネスでも大事です。良いあいさつ文は時として人間関係を大幅に変えてしまう可能性もあるとても大切なものです。手紙を書かなくなった今、Eメールではなく自分で書くお手紙。そこに書かれた心温まるあいさつ文を私だった読みたいと思い、ここに心を込めてつづります。... 続きを読む
受信 2007/04/24 8:03:58
» あいさつ文情報 [あいさつ文情報 から]
あいさつ文の情報・文例を発信しますあいさつ文に時間をかけず気軽に書ける あいさつ文文例情報サイト 続きを読む
受信 2007/04/25 12:04:23
» あいさつ文(挨拶文)ってむずかしい? [あいさつ文(挨拶文)ってむずかしい? から]
あいさつ文ってなかなか思いつかないものですとても悩みます・・・ 続きを読む
受信 2007/04/27 21:40:48
» あいさつ文 [あいさつ文 から]
あいさつ文のことなら。このサイトで基本をマスターしましょう。あいさつ文は、社会で欠かせないものです。あいさつ文がうまく書けると、人間関係も円滑に。心地よい人間関係を築くならあいさつ文は必携です。 続きを読む
受信 2007/04/28 12:15:21
» 大和住銀投信投資顧問で資産運用 [大和投信と大和住銀投信投資顧問で資産運用 から]
大和住銀(だいわすみぎん)投信投資顧問は大和証券グループと三井住友フィナンシャルグループの資産運用部門として立ち上がった会社です。大和住銀投信投資顧問は高度な資産運用能力の構築を何よりも優先しています。大和住銀投信投資顧の事業内容は・・・「証券投資顧問業」株式、債券などの有価証券に対する投資判断(有価証券の種類、銘柄、数、価格、売買時期等の判断)について、専門的立場から、報酬を得て、投資家に助言を行う業務です。「投資信託委託業」集団投資スキームの代表的な制度である投資信託を使... 続きを読む
受信 2007/05/16 22:51:54

















