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2007.04.02

[ゴーログ] 外交問題:天才は抹殺せずに使うべきだ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ニッポンを生きる!」さんが、金融経済誌『フィナンシャル ジャパン』の佐藤優vsホリエモン対談「緊急対談:亡国論-なぜ僕たちは捕まったのか」を読んで感想を送ってくださいました。

裁判決直前の彼の言葉に触れて思ったことは、ああ、堀江さんと言う人間から感じる「薄っぺらさ」とは、彼の「天才性」ゆえだったのだなあ、と言うこと。それじゃあしようがないかぁ、なんて、何となく納得してしまった。この男の性質/言動/行動は、今後もそう変わらないだろう。だって、「天才」なんだもん。とは言え、ビジネスマンとしての天才、では無いことは確か。経営者としての、でも無いだろう、多分。・・・私は佐藤氏の「天才的な堀江さんの才能を国家の為に使ってみたい」との言葉に、最も深く激しく同意する。でも、やはり、それって難しいのか。日本人って、「天才」の扱い方、ヘタだもんなあ。「秀才」が牛耳っている社会だからネ・・・って、いやいや、そんな悠長なことを言ってもいられぬわが日本である。早急に「天才の扱い上手」にならねばいけない。

 天才を国家の為に使ってみたい――という佐藤優氏の一言は、この国が持っている弱みのうちのひとつを見事にえぐりだしたように思えます。この言葉の裏側には、「日本は天才を国家の為に使えない国だ」という事実があるからです。もっとハッキリと言えば、「俺(佐藤優)すら、使いこなせない国に未来はない」というニヒリズムすら感じます。
 佐藤優氏には2回しかお会いしたことはありませんが、一芸に秀でた優秀な官僚であり、日本外交にとって戦力になる人材であることは間違いないと思います。彼の方向性が違うと思うのであれば、使わなければ良いだけの話。
 私は外交の専門家ではありませんが、下世話な嫉妬にトチ狂って、「有力な武器(=佐藤優)」を使うための工夫すらできず、叩いて追い出すという発想しかできない小市民的な外務省官僚が、厳しくしたたかに立ち回らなければならない外交の最前線において、日本のために有利に事を運ぶことができるわけがないということぐらいはわかります。
 「ニッポンを生きる!」さんが指摘しているように、「天才は絶対に自分から歩み寄らない」のかもしれませんし、組織には染まり切らない異能の士であるがゆえに使いにくいのかもしれませんが、国家の政策を担う方々には、「『決して歩み寄らぬ天才』を、だからと言ってその都度抹殺してはキリが無いし、何より不毛だ」ということぐらいはわきまえてもらいたいものです。

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2007 04 02 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク

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