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2007.05.30

[ゴーログ]中国経済は日本経済の轍を踏むのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「昨年2月に中国の外貨準備高は日本を抜いて世界最大となり、現在、150兆円近くにも達している」と指摘し、中国経済について論評しています。

1年前では110兆円だったので、わずか1年間で1.4倍にまで膨らんだことになる。・・・中国政府はため込んだ外貨準備高を政府設立の投資会社によるアメリカ大手投資会社へ3500億円投資することで、外貨運用の第一歩を踏み出した。中国が必要とする外貨準備高は現在の半分程度といわれているから、今後ますます、何らかの形で国際的に中国マネーが増加して、中東のオイルマネーと並ぶ存在になるものと予想される。

 確かに、中国経済の勢いは無視できないものとなってきており、景気拡大中と一応いわれている日本経済がグズグズしていることもあって、その勢力拡大ぶりが目立ってきています。残念ながら私は、アジアにおける基軸通貨は、遠くない将来に日本円ではなく、人民元になってしまうだろうと予測せざるを得ないと思っています。
そんな中、グリーンスパン氏が、「最高値を更新続ける中国の株式市場について『いずれ劇的な収縮が起きるだろう。持続できないのは明らかだ』と発言して、加熱する中国株に警鐘を鳴らして、本格的な調整局面が訪れるとの見方を示した」(by「ある女子大教授のつぶやき」さん)ようです。
 確かに、「いま、上海市内の病院には不眠症やうつ病の患者が多いという。特に株式投資に熱中する中年の女性患者が増えている。バスに乗り遅れまいと、株式のことをあまり勉強もせずに、野菜を買うように資産の大半を株に投資する30代,40代の女性が多いからである」(同)ということは事実なのでしょうし、株価暴落の可能性もあるのでしょうが、「日本が1985年のNYでのプラザ合意のあと円高が進行してバブル景気が作られ、そのバブルが見事に欧米によって潰された歴史を、中国政府は実によく研究していて、日本の轍だけは踏みたくないと思っているようだ」(同)という中国の為政者たちを軽視しない方がよいと私は思っています。
 どうして安倍政権は、こうした隣国経済の勢いに勝る政策を打ち出すことができないのか、と残念に思わざるを得ません。


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「経済成長施策は骨なし?」
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2007 05 30 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク

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