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2007.06.09
[フィナンシャル ジャパン] 世界の歴史的事件を旅する
『フィナンシャル ジャパン』 2007年6月号掲載
【書店人のこの1冊】
『ライオンと蜘蛛の巣』
[著者]手嶋龍一
[出版社]幻冬舎
[定価]本体1500 円+税
2006年は特に多くの日本人にとって、北朝鮮問題を中心とした国際政治に一段と関心が払われた年であったといえよう。
“ならず者国家”とも言われる北朝鮮には、偽ドル、麻薬、拉致、ミサイル、核といった疑念が生じ、フィクション形式で提示された前著『ウルトラ・ダラー』は、タイムリーに読者に迎え入れられた好著だった。
さて本書は、そうした著者の秀逸した“インテリジェンス”を培ったルーツともいえる、世界各地に点在する人物、場所をオムニバス形式で紹介している。
外務省出身(現在起訴休職中の佐藤優氏は、手嶋氏との共著『インテリジェンス 武器なき戦争』のまえがきで次のように述べている。
「秘密情報の98%は公開情報を再整理することによって得られるという。北朝鮮に関して、控えめに見積って東京で熱心に情報収集活動をすれば、インテリジェンス専門家が必要とする情報の80%を入手することができる」
本書は、海外特派員であった著者の行動力が結実したものであり、それぞれのエピソードは臨場感せまる筆致で大いに想像力をかき立ててくれる。「ミーシャの墓碑銘」でのエニグマ暗号を解読したレディの話や「はるかなり、香り米」でのムービングセールなるものの紹介はなんとも微笑ましい。
本書のテーマは、歴史を変えた事例、そして、あえて誤解を恐れず言えば、歴史を変えていこうとするジャーナリストとしての著者の息吹き、矜持である。 混迷を深めている世界政治に対する“日本外交かくあるべし”という力強い主張は、すぐれたオルガナイザーとしての資質十分で、期待したい。著者の公式ホームページを拝見すると、早くも次の作品が暗示されている。一刻も早く「手嶋龍一ワールド」を堪能したい。
2007 06 09 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク
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宙に浮いた年金問題5000万件+1430万件もわけのわからない状況で、相談することはどういうことかと言えば、国民の不安感情に「火に油を注ぐ」こと以外の何物ではない。
こんなおこちゃまにもわかることが、やはり社会保険庁にはまったくわからないでいる。
平気で国民感情を逆撫でしている。... 続きを読む
受信 2007/06/10 9:18:18















