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2007.06.25

[ゴーログ]円安は何を意味しているのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Espresso Diary」さんが、このところの円安トレンドについて語っています。

昨日の1USD=124JPYには、ちょっと驚きました。世界の株価が強く上がっているときなら、まだ納得できます。金利の低い円を借りて、海外でより高い利回りを求める円キャリーの動きだと思えるから。しかし、今週は長期金利の上昇が抑えられており、株式市場に一服感が強まったときに壁を破ってしまった。・・・日本の個人による円売りは、かなり定着しつつあると考えておいた方が良さそうです。・・・

私が民放をウソっぽいと感じるのは、明らかに高額所得者とわかる有名人が、資産の運用に全く言及せず、「庶民にとって厳しい」などと平気で喋っているからです。いまどき数千万円から数億円の収入があるのに、すべてを預貯金や国内の不動産にしているなんてことは考えにくい。海外の不動産やら、外債ファンドやら、多くの有名人も何らかの形で円売りに手を染めているのではないでしょうか。でも、それは言わないのが、お約束なんでしょうね。結局、テレビを真に受けて損をするのは視聴者で、「早稲田の斉藤くん」とか、「海びらき」とか、ゆるくて甘~い一体感が強調されるのだと思います。・・・

 ゆるくて甘~い一体感の裏側で進んでいる円安が意味しているモノは何か――私は、劣情社会主義へと日々邁進している日本から逃げ出そうとしている賢明な個々人の動き(=キャピタル・フライトの胎動)なのではないかと危惧しています。グローバル化に向かう世界経済の趨勢に抗い、一国のみ21世紀の共産主義国家を目指している日本に対する危機感が円を売らせているように思えるのです。
 そりゃそうでしょう。年収数億円のみのもんた大先生に「格差が問題だ!」とか「庶民は納得できませんよ!」と毎日朝ズバで連呼されてもねぇ・・・。ワーキングプアを問題だと声高に指摘している民放の方々自体が、番組を作っている制作会社の従業員たちをワーキングプアにしているのは周知の事実ですしね。
 それにしても、「Espresso Diary」さんが「政府と民放が買わせようとしているのは、国債(財務省)であり、宝くじ(総務省)であり、馬券(農水省)であり、競艇の舟券(国交省)であり、競輪の車券(経産省)であり、スポーツ振興くじ(文科省)なのです」というあまりにも正しい推察には、背筋にゾッとするものを感じさせられました。

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