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2007.09.07
[ゴーログ] キャピタルフライトは発生するのか?
皆さん、こんにちは。木村剛です。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが、「キャピタルフライトからインフレになるリスク」について、警告を発しています。
公的年金記載漏洩5000万件事件後、どんどん日本国債の金利が急速に上がり続けました。10年物長期日本国債の金利が2%を越えた瞬間は、私は恐怖でおののきました。『あ!とうとうキャピタルフライトが来た!』と思った瞬間でした。・・・日本経済は、今回のアメリカのサブプライムローン問題を引き金にした世界金融収縮で、救われたのです。まさしく年金問題(日本の財政問題)にとっては、アメリカ発世界金融収縮は、神風のようでした。またしても、アメリカ様様でした。・・・ 日本国債の借換債(満期の償還が来る国債を代金を支払うために、新しい国債を発行で借り換えること)は、団塊の世代が本格的に大量退職し始める2011年から2012あたりから、急速に膨張し始めます。毎年の借換債の金額だけでも、年間130兆円以上の国債発行が必要になります。さらに、2009年には、公的年金の国家負担は50%になります。・・・2010年以降に、再び厚生労働省や年金がらみの不祥事が、『誰にでも分かりやすい形』で露出したら、そのときこそ、キャピタルフライトは誰にも止められない危険がかなり高いです。・・・ キャピタルフライトが起きれば、正真正銘の急激な円安とインフレが来ます。・・・年間10数%のインフレは起きるでしょう。年率10数%のインフレが5年続けば、国債の発行残高の時価は、半分になります。・・・インフレは、国家にとっては、『すべての傷を癒す万能薬』なのです。ちなみに、年率10数%のインフレが10年だけ続けば、国債の発行残高の時価は、四分の一になります。けれども、21世紀のインフレは国民にとっては苦痛以外の何者でもありません。公的年金の給付額の時価(中身)も、半分とか四分の一になります。・・・平成14年の公的年金改革では、物価スライド制が廃止されています。・・・ 10数パーセントのインフレが・・・3年以上続いたら、どうなるでしょうか?・・・ほとんどすべての物価が1.5倍以上になります。ほとんどの生活必需品の物価が1.5倍になり始めたら、たいていの人はパニックになるでしょう。パニックになったときこそ、高齢者の方ほど、詐欺まがいの金融商品に騙されやすいのです。詐欺まがいの金融商品の販売行為の謳い文句は、『安全かつ元本保証の高利回り商品』と相場が決まっています。安全で元本保証の高利回り金融商品なんてものが、この世にあるわけが無いのですが・・・。
ここでいう「安全かつ元本保証の高利回り商品」というのは、「日本国債」のことなのでしょうが、上記のような状況になったら、日本政府はもはやなりふり構わないでしょう。あの手この手で私たちに日本国債を買わせようとするでしょうし、税制の累進性に飽き足らずに、インフレ成り金に対する敵意を剥き出しにして増税を仕掛けてくることでしょう。
私は、キャピタルフライトからインフレというシナリオが実現することを望んでいませんが、「海外の資本市場が比較的お買い得になっている今こそ、長期的視野にたった国際分散投資を是非とも少しずつでも始めておきましょう」という「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんの意見には心より賛同いたします。
第3回FJ資産運用サミットは9月8日(土)開催です。
事前登録が必要になります。お手数ですが、こちらからお申し込みください。

ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
「建築基準法改正で着工数減少?」 はこちらからご覧いただけます。
国土交通省が先月末発表した新設住宅着工戸数が前年同月比23%減と40年ぶりの低水準となった。
原因は昨年の耐震偽装事件ののち改正された建築基準法だ。
本当に罰すべき建築行政や国土交通省の行政の問題は見ずに業者、建築士に規制強化を行った結果である。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=197875134
http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/070905/070905mag_ane74.html
2007 09 07 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク
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受信 2007/09/07 9:24:59
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受信 2007/09/07 13:31:09
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受信 2007/09/07 19:29:27
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受信 2007/09/07 23:37:24
















