« [週刊!スモールビジネス] 景気の悪化を警戒せよ! | トップページ | [ゴーログ] ヒューマンフライト:カネ持ちは日本を棄てる »

2008.01.06

[フィナンシャル ジャパン] “宝くじ銘柄”で大当たりを狙え

フィナンシャル ジャパン1月号】 第8回FJ投資クラブ
ライブドア・ショック以後、下落続きだった新興市場が息を吹き返している。だが、上昇相場のなかで急騰している
銘柄を買うと、“高値掴み”となってしまう危険性もある。
この点に気をつけながら、将来、飛躍的に伸びる可能性がある銘柄を選んで投資することにした。
構成= FJ編集部 

マザーズの10連騰で低迷していた銘柄が復活

 新興市場の代表的な指標であるマザーズ指数は、9月25日から10月9日まで10連騰した。これは2003年の算出開始以来、初めてのこと。この10営業日間の上昇率は実に40%を超えている。
 
 FJ投資クラブが保有している「ACCESS」は、「欧州の携帯電話メーカー向けにソフトを提供する」との好材料から急騰の主役となった。20万円台前半だった9月の底値から、50万円超にまで一気に跳ね上がっている。

埋もれた有望銘柄を探せ

 新興市場は活性化してきたものの、この流れが長期的に続くものなのか、それとも下げ過ぎた反動なのかはわからない。急騰している銘柄をあわてて買って失敗しないように、上昇相場から取り残された銘柄のなかで、これから大きく株価が上昇する可能性があるものに狙いを定めた。
 まず、購入を決めたのが「日清食品」だ。現在は原料価格高騰に苦しんでいることや、国内需要が頭打ちであることなどから、株価は伸び悩んでいる。しかし、中国向けなど海外での販売に期待が持てると考えた。また、“モノ言う株主”として知られるスティール・パートナーズが17・97%( 10月末現在)の株式を保有していることも理由だ。同ファンドは6月のブルドックソース株主総会で買収防衛策の導入を防げなかったことから、日本からの撤退観測も出ていた。しかし、「日清食品」はその後買い増していたのだ。ブルドックソースと同じく、TOB(株式公開買い付け)を仕掛けることになれば株価が上昇することも考えられる。
 次に注目したのは、フィルムメーカーの「KIMOTO(きもと)」。液晶部材用拡散フィルムや出力フィルムの不調から、08年3月期第1四半期は前年同四半期と比べ減益で株価も下落。コンスタントに利益を出し続けている企業にもかかわらず、PER(株価収益率)は東証1部平均の20倍弱を大きく下回る約10倍で、PBR(株価純資産倍率)も1倍割れで、解散価値のほうが高い。だが、そんな中でも、タッチパネル向けのハードコートフィルムの売り上げは、大きく増加している。米アップル社製の携帯オーディオプレイヤー「iPodtouch」のように、タッチパネル式の商品がヒットしている今、今後の需要拡大が見込めると判断した。
 そして、ちょうど会合日に有機EL 技術の実用化を発表した「セイコーエプソン」を購入。液晶ディスプレイ事業の不振などから、株価は過去最安値水準にある。有機EL 事業が失敗してもそれほどリスクはなく、成功すれば大きなリターンが狙えると考えた。
 「サンリオ」は、少子化でキャラクター商品の売り上げが低迷していることから、株価も昨年の高値から半値以下の水準まで落ちている。しかしここ数年、海外へ積極的に展開しており、売り上げを伸ばしている。女優のキャメロン・ディアスや歌手のマライア・キャリーも、“キティちゃんグッズ”を愛用しているという。キャラクタービジネスをけん引する存在になりうるとして、購入した。
 また、「8月の下落相場中の上方修正が株価に織り込まれていない」として購入した「富士フイルムホールディングス」だが、このところの上昇相場で“織り込まれた”と判断して売却した。
 今回購入した銘柄は、いずれもいつか大当たりが狙えるようなものばかり。株式ならではの攻めのポートフォリオを構築するために、こうした銘柄を今後も探していきたい。


1













----------------------
「FJ 投資クラブ」は、実体験から“投資のイロハ”を学ぶために設立された会員組織。「FJ プレミアム倶楽部会員」のなかから希望者を募り、2007年結成された。

2008 01 06 [13. フィナンシャル ジャパン] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15160/17576412

この記事へのトラックバック一覧です: [フィナンシャル ジャパン] “宝くじ銘柄”で大当たりを狙え:

» とっととやってくれ!ネット選挙運動 [くまさんの自立 から]
とっととやってくれと言うのが本音だ。ネット選挙運動解禁へという言葉を聞く度に、何をもたもたやっているのかと思ってしまう。  ネット選挙運動解禁とともに絶対やめてほしいのが街宣車の利用だ。街宣車の利用時間を制限すべし。そして、公共放送等、新聞折込チラシで、立候補者の主義主張をのせればよろしい。  街宣車で活動なんて、もう騒音公害の何物でもない。自分の名前の連呼と最終日の金切り声、『最後のお願い』なんて聞きたくない。  街宣車も街頭演説する場所も規制をするべきだ。駅前や大型店のある商業地のみ。住宅地での... 続きを読む

受信 2008/01/06 11:05:31

» 米国の要望書 [ある女子大教授の つぶやき から]
米国の要望書  毎年秋に米国から届く年次改革要望書には、日本の政治や経済についていろいろと細かい注文が付いてくる。小泉改革は郵政民営化を始めほとんどこれに沿った内容となっている。昨年の内容は医療機器や医薬品分野での市場開放、銀行窓口での保険商品販売の完全自由化、外国人弁護士による法律事務の取り扱いに関する特別措置法の緩和、食品添加物の審査の簡素化などすべて米国に利益にかなう一方的なものとなっている。 ... 続きを読む

受信 2008/01/06 11:13:40

» 縮んでゆく『日本経済』と目減りする『日本円』 [貞子ちゃんの連れ連れ日記 から]
今年の元旦の日経新聞のトップ記事「縮む日本」を眺めている夫を、ぼんやりと眺めていた貞子です。 去年の私の9月7日のブログOECD:20カ国の一人当たりのGDP(名目)でも記したように、日本の国民一人当たりの所得は、OECD諸国の中で、1993年は世界第一位でしたが、その後、長引く不況で、2003年には第10位、2005年には第14位と転落してきました。 そして、2006年には、世界第18位にまで、さらに転落。 いまや、日本はドイツやフランスよりも貧しくなり、OECD最貧国の地位を、あのイタリアと... 続きを読む

受信 2008/01/06 22:52:14

» 日本経済破綻の脅し [投信戦略の発想法 から]
http://diamond.jp/series/yamazaki_econo/10014/?page=2 低成長であったり、株価が米国のサブプライム問題のとばっちりを受けたりしていま一つパッとはしないものの、日本の金融資産の価値は安定している。 日本の預金も国債も、将来が「絶対」と言えるだけ保証されているわけではないが、事情は海外の金融資産や実物資産でも同じだ。 外資系の格付け会社による日本国債の格付けはAAとかAのままだが、信用を失ったのは、多くのサブプライム証券化商品の発行時にAAA..... 続きを読む

受信 2008/01/12 22:53:12