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こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。フィナンシャルクラブはライブでインタラクティブな情報を提供しこれを実現するものであります。
さて、昨日の話の続きをしましょう。
アメーバ赤痢は水が原因であったが過酷なメキシコ政府との話し合いによる極度の緊張とストレスから体力が弱ったためでした。5日間で実に10キロの減量(脱水)となり、体重は63キロになりました。
当時の中南米は金融危機に見舞われ、世界中どこからでも外資を手に入れたいという、いわゆる破綻状態にありました。
会社としては「ピンチはチャンス」と、なんとか支援の手を考えたいということで将来性の高いメキシコにミッションを派遣し、私も随員として参加することとなり、メキシコシティに入り早速仕事にとりかかりました。
好きな酒も飲めず、テキーラとレモンと塩のカクテルを横目にストイックに仕事に励んだ結果、アメーバ赤痢でダウンしたのです。
一命を取り止めたことで幸いとも周りに言われたが、メキシコでの療養を余儀なくさせられ、「キニーネ」と「バクチウム」という投薬治療が続きます。
バクチウムを飲んだ結果か判らぬが、両脇腹が真っ黒になり明らかに肝臓に障害がある様に思われました。日本ではメキシコの風土病の様なものなので治療は難しかったのです。
実は、今でもアメーバ菌が肝臓に住んでいるのではないかと危惧しています。なぜならば、脳髄へ入ってしまったら命がないというやっかいな種類であるからです。
メキシコではテキーラとレモンと塩、そして昼寝という、国民性あふれる習慣はこの土地で健康に生きる為に必要なものではないか。「郷に入れば郷に従え」という格言は健康の為の真理だと思っています。
唯一、良かったことといえば、血糖値が劇的に下がり糖尿病が一時的に改善されたということです。
これは結果的に「体重減」と「食生活の改善」によるもので糖尿病にはこの二つが絶対に必要だと学びました。
この続きはまた別の機会にお話しましょう。ただ、この話の深淵はフィナンシャルクラブでお話ししたいと思っております。 つづく
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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
2008 11 30 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック
こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。
先週、神経痛のお話をしましたが、自分の病気もさることながら、子供の病気は10年もの歳月をかけ気長に取り組むこととなりました。心配事が尽きなかったこの10年間は、海外転勤を拒み続けざるを得なかった訳ですが、海外転勤の話が持ち上がる毎に社運をかける様な事態が起こり、その度に対応に専念せざるをえないことが多くなりました。
人生思うに任せずとはよく言ったもので、37歳には糖尿病が発症。原因は両親から受け継いだDNA、仕事上の不摂生続きといくつも考えられ、数値はどんどん悪化していきました。幸い、カロリー制限に気を配ったおかげで投薬には至らずに済みました。
その時は糖尿病が一生の病になるとは夢にも思ってもいなかった訳です。
それにしても仕事のストレスとは相当なもので、会社の全資産を扱う者としては眠れぬ夜も多々あり、眠っても資金繰りの夢を見る程でした。
この頃、腰の痛みに悩まされます。ただの腰痛だと思っていたのが実は「椎間板ヘルニア」であり、これもまた一生付き合う病気となってしまいました。
腰痛を甘く見、整骨院通いで治すという対症療法で完治せずに放置したことが悔やまれてなりません。当時は、腰に激痛が走ると煙草を吸い痛みを紛らわせていました。煙草は痛みを麻痺させる様な怖いものだと思いましたが、40歳で断固禁煙するまで日に3箱(60本)を吸う生活でした。
さて、仕事の方では1973年より1993年まで財務一筋、21年間の記録をつくることになります。この21年間の思いをもって2008年7月より、フィナンシャルクラブの社長として引き継ぐことになるのですが、ここで1983年に起きたとんでもない事件をお話します。
金融危機の真只中の中南米(ペルー・コロンビア・ブラジル・アルゼンチン)に、援助の手を考えるという大きなミッションを背負い、「いざ」という矢先、アメーバ赤痢にかかってしまったのです。メキシコを起点に中南米経由、米国ニューヨークへの行程の第一日目という大事な時にダウンしてしまったのです。
明日につづく・・・

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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
2008 11 29 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんは、麻生首相に関して、「日本はこの方に総理をやってもらっていて大丈夫なのだろうか」と疑問を呈しています。
麻生太郎首相は、道路特定財源のうち少なくとも1兆3,000億円を、使途を限定せず地方が自由に使える財源として委譲する方針を示した。追加経済対策では「地方に1兆円」と言っていたのに。また「地方が自由に使えるならなんでもいい」と地方交付税の形に限らないとも表明した。感心するくらいブレまくっている。・・・『生活支援定額給付金』も未だ迷走中だ。・・・「制度になっていない」と、与謝野経済財政担当相の発言に右往左往して、結局、所得制限を課すことを前提に、地方分権だなどと立たない理由を立て、地方に丸投げしてしまった迷走ぶりは呆れるしかない。・・・2兆円という金額、大金ではあるが広くあまねくばら撒くということになると景気浮揚効果を超希薄化することになる。即ち、やってもやらなくても効果は極めて超限定的になる。だからこの『生活支援定額給付金』という制度にも何もなっていない単なる自民党の選挙対策費用としてのバラマキは止めるのが筋だと思う。・・・もはや選挙対策にならないほど評判も悪いのだから。 麻生グループの病院にどれだけひどい医者がいるのか知らないが、麻生太郎氏は、地方の医師不足に絡み「医師は社会的常識が欠落した人が多い」と発言した。現在の医療現場の崩壊や医療制度の問題は監督官庁と政府の責任でもあることを考慮すれば普通、思っていても言わないのが社会的常識というものだろう。以前、ニュース番組の特集で、当直なども含め、社会常識を逸脱している36時間連続勤務に耐える救急病院の産科医師の現場を観た。確かに社会常識を逸脱している勤務時間だが、「生命の誕生に従事し、貢献することをモチベーションとすれば過酷な勤務にも耐えられる」と語った産科医には感心こそすれ、社会的常識が欠落した人とは思えなかった。医師など「先生」と呼ばれる人は、どうも自分は頭が良くて、常に正しくて、違う意見には耳を貸そうとしない輩は少なくないと私も経験則上感じるが、その代表格が麻生先生なのだろう。 麻生首相は全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会でも、「普段からお子さんを預かっていると思うが、子供より親で苦労していると思っているんだけど」「躾けるべきは子供じゃなくて母親なんじゃないか」と批判したらしい。これって出席者が幼稚園の先生と勘違いした発言なのだろう。もう支離滅裂、痴呆が入ってきたのではと疑いたくなる。・・・「経済の麻生」の看板を掲げているのだから、もう少し景気浮揚のための経済・財政対策を真面目に取り組んでもらいたい。でもこの方を当初支持した国民にも失望感が急速に広がっている。どうせろくなことをしないだろうから、早期に解散総選挙をしてもらいたい。・・・現在の与党自民党と官僚との歴史的癒着を解消することから始めないと無駄はなくならないし、民間の知恵も取り入れた経済財政諮問会議も有名無実化される。自公政権を変えないと、与党と官僚に都合の良い国づくり内閣しかできない。
あまりのレベルの低さに、失望感が広がっています。「ある女子大教授のつぶやき」さんも、麻生総理の資質を痛烈に皮肉っています。お見事です。座布団10枚の出来ですなぁ。
「最善の措置と思える詳細な政策を頻繁に読み違えるようなことは、これまでの首相には考えられない未曽有のことであるが、このようなことを踏襲してはならない」という短文で、措置を「しょち」、詳細を「ようさい」、頻繁を「はんざつ」、未曽有を「みぞうゆう」、踏襲を「ふしゅう」と読むような人を探すことは難しいことであろう。・・・このような確信犯的な誤読を耳にすると、どうしても教養や頭の程度を疑わざるをえない。・・・僅かな間に、これだけ誤読の言葉が出てくると、これだけでは終わらないであろうと推察される。このようないい加減で杜撰な頭から出てきた政策が給付金であったと思うと、国民としてやりきれない気持ちである。これでは「とてつもない日本」ではなくて「とんでもない日本」となってしまう恐れを抱いてしまう。
2008 11 28 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。ブログ界きってのアナリストである「カトラー」さんが、日本経済を苦境に陥らせている根本的な問題(=官製不況)について、鋭いメスを入れています。
地方分権をめぐって、国と地方のツバぜり合いが色々な所で始まっている。11月10日に大戸川ダムの建設をめぐって、大阪府、滋賀県、京都府などの知事たちが建設反対の声を上げた。このダムの建設を巡っては、外部識者も入れた淀川水系流域委員会が組織され、7年間にわたる検討が進められ、そもそも想定されているのが100年に一度あるかないかの水害であり、仮にダム建設によって治水をおこなっても、水位を20㎝程度しか下げる効果しか見込めないことなどから、必要性が認められないと答申されていた。にも関わらず、既に工事の2/3が実行されていることを理由に国土交通省が残りの工事とダム建設をゴリ押ししようとしたことに4府県が反旗を翻した。同様のことが熊本県の川辺川ダムでも提起されている。3~40年前にプランニングされ、実情にそぐわなくなった治水、ダム建設計画が、何の見直しもなく、いったん決めたことだからという理由だけで進められていく、そうした理不尽に対してようやく反対の声が上がるようになってきた。 こうした動きは、ダム建設の問題だけに止まらない。先週、新潟県の主催で「うおぬま会議」という健康分野のビジネスカンファレンスが開催され・・・「うおぬま宣言」が採択されたが、この宣言の中で、注目すべきなのは、薬事法、健康増進法などで規制されている健康分野の商品に関して、現在の行き過ぎた表示規制のありかたについて見直しが求められていることだ。現在、健康食品など健康分野の商品について、その効果を実証するエビデンスなどが存在していても、商品パッケージや広告上でそのことを表示することができない。この問題をめぐってうおぬま会議の中で、新潟県が直面したひとつのエピソードが、泉田知事の口から紹介されていた。 新潟県が開発した「春陽」という米の品種がある。これは、低グルテン米といわれるタンパク質の含有が少ない品種で、腎臓病などでタンパクの摂取制限を受けている人でも食べられる米なのだが、この米を災害時の病者向けの備蓄米として東京都が購入した。ところが、その事を新聞報道によって知った厚生労働省の薬事担当が「腎臓病者向け」という部分をとらえてイチャモンをつけた。医薬品ではないので、「病者向け」であることを表示することはまかりならぬと、新潟県とこの米を備蓄用に購入した東京都に申し入れをおこなったのだ。薬事法によれば、効果・効能がうたえるのは、医薬品のみということになっており、この低タンパク米「春陽」に関する表示も薬事法に抵触するというわけだ。当然、新潟県も東京都もこの申し入れに反発したが、「この米を食べて、万が一腎臓病者に問題が起きたら責任がとれるのか」という恫喝にも近い圧力によって、この米を備蓄した段ボールに印刷された「腎臓病者向け」の表示をわざわざ黒く塗りつぶして対応したのだという。 こうした健康食品の効能表示を巡る問題やダム建設の問題の底流に、共通して見られるのは、霞ヶ関の官僚の事なかれ主義と規制というものの本質である。端的にいえば、規制とよばれるもののかなりの部分が、役人の保身と責任回避のために存在しているといっても過言ではない。・・・100年に一度とはいえ、いったん水害が発生したり、健康食品などで安全性に関わる問題が生じた場合に、「なぜ、こうしたことが起きる前にチェックをしなかったのか」と世間の非難の矛先が、所轄の省庁に向けられるのが怖いのだ。それゆえ、そうした、「万が一」に起こるかも知れない問題の責任から逃れるために、役人というものは、どんどん規制を強化する傾向がある。 そして、そうした法律の条文に何の根拠ももたない「通達」や「指導」という名の規制が積み重なり、真綿で首を絞めるように経済活動を圧迫していく。建築基準法の改正をめぐる無益な規制強化によって、建築業界は官製不況に陥り、そこから未だ抜け出せずにいる。国民の健康を守るといえば聞こえはいいが、言葉狩りにも近いような、効能表示規制によって、健康食品の市場もここ2年続きで縮小続きだ。米国やお隣の韓国では、医薬品とは別に健康食品・サプリメントを対象とした法律が制定されており、一定の条件の下で食品の効能について自由に表示することが認められている。日本でも特定保健用食品(トクホ)と呼ばれる制度が作られたが、認定取得に億単位の費用が必要となり、中小の食品メーカーにとってはハードルが高すぎる。仮にトクホを取得しても、極めて限定された効能表示しか認められず、効果的なマーケティングを展開するには不十分だ。逆に、このトクホの制度ができたことで、トクホを取得していない食品・サプリメントの効能表示は、著しく厳しく、正に言葉狩りのような実態になってしまった。 大手企業のつい最近の事例では、日本コカ・コーラの「からだ巡り茶」をめぐる事例がある。・・・このCMで使った「広末涼子、浄化計画」というコピーが問題とされた。「浄化」という言葉が、効能を想起させるというわけだ。ばかばかしいことこの上ないが、日本コカ・コーラは、この指摘を受けて、コピーを「気分浄々」に切り替えたが、当局は、この「浄々」という言葉も問題にしてきたという。もちろん「浄」という一文字が、薬事法上問題があるなどということは、法律のどこにも書いていない。役人のほとんど恣意的な判断によっている。新潟県の低タンパク米の場合もそうだが、些末な言葉使いを問題にすることで、厚労省の役人は一体、誰のためになったと考えているのだろうか。・・・ 業界からは、こうした言葉狩りに近い現状は官製不況そのものだと怨嗟の声が上がっているにも関わらず、厚生労働省は一切そうした声を顧みようとしない。不況は民間の問題であり、官製不況が蔓延したところで、自分の腹は痛まないからだ。そもそも厚生労働省には市場の育成という観点自体が存在しない。それよりも、万が一、何かの問題が生じた場合に責任を追及されないようにと考えるのが彼らの習性なのだ。・・・何のことはない、自分の身だけは火の粉から遠ざけたいという担当の役人の保身と、「木を見て森を見ない」近視眼的な法律運用のせいである。要するに自分が健康食品の分野を担当している間(3年間程度)だけは、大過なくやり過ごしたいのだ。・・・彼らは結局のところ、リスクを取るのではなく、リスクから逃れることしか考えていない。だとすれば、新潟県の泉田知事が言うように、権限を地方に移譲すればよいのであり、当の中央官僚にとってもその方がよっぽど気が楽になるというものだろう。
「カトラー」さんが指摘しているように、官製不況の悪影響は、日に日に強まってきています。彼らは身内には徹底的に甘いのに、被監督企業に対しては、重箱の隅の隅まで突いてくるという性質があります。
金融庁と金融機関との関係でいうと、金融機関の支店で不祥事が1件でも出ると、当事者を解雇するなど厳しい人事措置を講じても、「再発防止が不十分だ」などとしてイジメにイジメ抜いたりするのですが、身内の金融証券検査官が金融機関の経営権を脅かすような行為に及んでも知らんぷりだったりしますから・・・。
やっぱり日本は、官僚主権の国なんですよね。
2008 11 27 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「お好みニュース」さんが、「大手銀行6グループの中小企業に対する9月末の融資残高は、3月末に比べて約2兆9000億円減少した。・・・東京商工リサーチがまとめた今年1~10月の企業倒産状況でも、『運転資金の欠乏』が原因の倒産が前年同期比31.3%増の818件で、最近10年間で最多となった」という記事を取り上げています。
銀行融資が受けられず倒産の会社が激増している。本来、一番助けて欲しいときに、頼りたいのが銀行。それが、助けてくれないのなら銀行なぞ必要ないと言いたい。銀行って薄情ですね。
残念ながら、愚かな政府の愚かな政策によって愚かな結果が表面化してきています。貸金業法改悪によるグレーゾーン金利の廃止がノンバンクを廃業に追い込み、建築基準法の改悪による景気急落が、結果的に、数多くの中小企業の資金繰りをひっ迫させることになりました。こうした中、「不動産と景気・経済」さんも、「向こう3年くらいは、オフィスマーケットは良くならないだろう」と証言しています。
「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんも、貸し渋り問題に関して、「銀行別では、中央三井トラスト・ホールディングスを除く5グループが、中小企業向け融資を減らしていて、みずほフィナンシャルグループは、約1兆円の融資減少だとか。う~ん、A社は、黒字が600億円だったのに、倒産しましたしね…。」ということを指摘した後、保険業界の現状について感想を述べています。
銀行も、自動車も、損保業界、どこも押しなべて、「減益」の発表ラッシュです。天下の東京海上も76%減益だとか…。株安や円高の影響、証券化商品への投資や金融保証事業でも、大きな損失を計上する見込みのようです。・・・自動車も売れていないから自動車保険も売れませんし、住宅も売れないから火災保険も売れない、事務作業ばかり増えて、現場は「泣きっ面に蜂」という感じです。10年位前、自動車保険の「自由化」で、割安の保険商品が出てきて、保険会社は収入減をカバーするために、いろいろな「特約」を付帯した商品を販売したのですが、実際に事故が起きたときに、「支払い漏れ」が発生して、大問題になってしまいました。住宅火災保険も、いろんな割引特典ができたのですが、建売住宅の中身までわからないことが多くて、「保険料取りすぎ」「保険金不払い」問題が発生してしまいました。 で、一転して今度は「規制強化」、「お上」に箸のアゲサゲまでお伺いをたて、しわ寄せは全て現場です。昔は、電卓みたいなやつで、自動車保険の計算ができたのですが、今は、パソコンに入力しないとできません。火災保険も、建築関係の書類の提出やら、確認書の取り付けやら、複雑な手続きが必要になりました。しわ寄せは、いつも現場に来ます…。研修も激増し、経費はかかる一方で、代理店の手数料は引き下げですから、Wパンチです…。ま、これもある面、必要な部分もあり、時代の流れでしょうが、人に指図するだけの「お上」はいいですなあ。「金融庁」にだけは、逆らえませんものね。
2008 11 26 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「grounder」さんが「ここのところ、イヤ〜なニュースが続きますな〜。連続ひき逃げ」と述べています。
しかしだ、「ひき」は過失かも知れない部分があるが、「逃げ」はどうやったって故意であり、いい訳の聞く所ではないと思う。更に酒を飲んでいるからたちが悪い。警察もどういう調書を取っているか知らないが(痴漢なんかもそうだけど)酒に酔っていて…とか…。それ、調書になってんのかね? んでだ、斜めで見てたTVニュースで「飲んでいたらエンジンのかからない(既に実現可能な)車の開発が待たれる」とか言ってた。おいおい、冗談はよして欲しいよな〜。この発想って言うのは子どもに対する発想で、「大人」に対してのものではないと思う。いたずらされたら困るから引き出しにカギをかけておきましょうって事、子どもの手の届かない所にってことでしょ。もしこの機能がついた車があるとしたら、買わないリストのトップに置くと思う。しかしだ、仮に酒を飲んでいたらエンジンのかからない車ってのが法規制になってしまったらお手上げだ。大の大人諸君、皆で「大人」になろうではないか!と言いたい。ハンタ〜イ!とね。酒酔い運転するから飲んでエンジンのかかる車は発売禁止、こんにゃくゼリーは喉に詰まらせるから発売禁止、とか、そのうちエスカレートしてね、大人なら考えようぜ。
まったくおっしゃる通りで、このところ、事故が発生するたびに、過度な消費者保護を持ち出して、権益を拡大しようとする役人が暗躍しています。「カトラー」さんは、似た事例として、医薬品のネット販売禁止を巡る騒動を指摘しています。本当にヒドイ話で、麻生政権に政策担当能力がないことを端的に示しています。
舛添厚生労働相に全国薬害被害者団体連絡協議会や消費者団体の代表が面会し、ネット上での大衆薬販売の全面的な禁止を求める要望書を提出した・・・気持ちは理解できるが・・・どう見ても論理性がない。・・・薬害とネット販売に何の関係があるというのだろう。薬害事件を引き起こした原因の多くは、消費者のことを念頭におかず、医者や製薬業界ばかりに目をむけてきた、これまでの厚労省の行政のありかたにあったことは明らかだ。役人の事なかれ主義、前例踏襲主義が、問題への対応を遅らせ、薬害被害の拡大と社会問題化を許してきた。一方、ふり返ってみれば、これまで一度たりとも販売業者が直接の原因となって、薬害が社会問題化したことなどない。・・・ 2009年度に完全施行される改正薬事法では、コンビニエンスストアなどでも一般医薬品の販売ができるようになる。2007年4月に厚生労働省は一般医薬品の3分類(A類、B類、C類)を定め、副作用などの恐れの少ないB類、C類医薬品については、薬剤師でなくとも、実務経験1年以上で資格試験に合格した「登録販売者」であれば販売できるようになる。これによって、薬剤師でなくても医薬品の販売ができるようになり、一見、規制緩和を行ったように見えるが、実はこの規制緩和とセットで対面販売を義務づけていることが、大きな波紋を巻き起こした。というのも、この「対面販売」という言葉の定義には、薬剤師や販売資格保持者がネットを通じて消費者とやりとりし、商品を販売する行為は含まれていなかったからだ。 このことにケンコーコムや楽天など、薬剤師を置いて医薬品をネットで販売してきたネット事業者や薬局が猛反発した。ケンコーコムや楽天は、医薬品をネット販売している事業者としては、大手になるが、大半は、ネットでショップを開設して地方の消費者などに薬を販売している町の薬局だ。改正薬事法が、完全施行されると、風邪薬なども対面販売が原則とされ、ネットでは、ビタミン剤や整腸薬ぐらいしか売れなくなってしまう。このネット時代に、厚生労働者は、なんとも時代錯誤的な規制を行おうとしているのだが、その大義名分となっているのが、「消費者の安全・健康」であり、薬害被害を将来にわたって起こさないためということなのだから呆れてものがいえない。・・・ネットを活用して医薬品を販売してきた大半の事業者たちは、顧客の利便性を高め、地域格差などを解消する努力を他に先駆けて行ってきた優良な事業者たちであり、その自由な経済活動を妨害されるいわれはどこにもないのだ。ネットを通じて薬剤師が医薬品を販売することを止めさせるというのであれば、ネット販売事業者のどこが問題で、一体、何が悪なのかを厚労省は説明する義務がある。・・・ 厚生労働省の思惑とは何か。それは、今回の改正薬事法の施行によって新たな販売資格者制度をスタートさせることにある。「対面販売」を強化するという前提のもと、販売チャネルをコンビニやスーパーにも拡大する上で販売資格を認定する検定制度を作ろうとしている。薬剤師の資格に比べれば、ハードルは低いが、1年以上の実務経験を求め、筆記試験も行うこととされていて、その試験問題は、かなり難易度が高くなるといわれている。旧大蔵省がFP(フィナンシャル・プランナー)、通産省がITコーディネーターを作ったように、医薬品の販売資格者を認定する一大検定資格制度を構築しようというわけだ。検定資格制度は、今やビッグビジネスになっている。有名な「漢字能力検定」は、受験者が264万人に達し、受験料だけで年間50億円を超える。医薬品販売に関わる販売資格検定がスタートすれば、医薬品を扱いたい全国のスーパー、コンビニの従業員がこぞって受験することだろう。「対面販売」を強要しているので、店舗に1名は販売資格者が必要となり、資格取得希望者はかなりの数に達することになる。・・・検定制度の立ち上げと一緒に発足する「協会」は、厚労省官僚にとってはおいしい天下り先になる・・・。 そして、こうした思惑にとって、目の上のたんこぶになるのが、医薬品のネット販売事業者やネットを活用して新たなビジネスモデルを構築しようと懸命になっている先進的な薬局経営者たちである。薬剤師がネットを通じて医薬品を全国に販売できる現在の状態が続けば、1店1名の前提が崩れ、新たに構築する販売資格者制度の存在価値が稀薄になってしまうからだ。「安全、安心」あるいは「医療・健康」に関するテーマは、「規制」の旗を立てやすい。こうした事柄を守るために「規制」が必要という議論自体に異をとなえるつもりはないが、問題は何を根拠に「規制」の線引きを行うかということだ。その根拠を示すことが、フェアな行政の最低限の前提、説明責任とならなければならない。
2008 11 25 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「こんな状況ですから、何かと批判が多い『定額減税』を、実のところは、期待されている人も多いのかも知れません。マスコミ報道では、『定額減税支給で市町村は大混乱』とか、連日伝えられていますけど、はっきり言って、あれはウソです」と指摘しています。
確かに、支給対象者を制限するとか、しないとか、「明確な支給基準」がないのは、困るんでしょうが、そんなの行政は「横並び」で、やりますよ。「年度末の忙しいとき」になんてのも、ウソ。普段が、ヒマすぎるんです。だいたい、お役所は、忙しい時に合わせて、人間を採用していますから…。私の住んでいる千葉県では、かつて千葉銀行の頭取が、「県庁の仕事を任せてくれたら、5分の1の人間でやる!」と言って、物議をかもしましたが、それって、ホントウだと思います…。 それに、実は、この「定額減税」で、一番喜んでいるのは、貧しい人じゃありません、「W支給」の公務員です。「大変だ!」なんて言いながら、内心高笑いですよ。この2兆円の「定額減税」の支給に、約3千億円の事務経費がかかりますが、コレって、ほとんど地方自治体の人件費ですよ。民間の感覚で言ったら、「2兆円配るのに、3千億円かけるバカがどこにいる!」という感じですが、それがお役所というところです。ですから、お役所は「定額減税祭」で、自分たちも定額減税を支給してもらいながら、スローモーな仕事で、残業代しっかり稼いで、「W支給」というわけです。・・・ あと、ついでに言っておくと、これから解散総選挙がありますね、あれも、お役所の「楽しみ」の一つです。バッチリ、休日出勤・超過勤務・深夜勤務手当てがつきますから、単価の高い中堅職員なんか、嬉々として参加して、選挙事務で7~8万円の臨時収入を手にできるんです! 最近では、財政が苦しい自治体は、アルバイトに開票事務をさせたり、休日出勤の分を、別に日に代休とらせたりしてますが、それはごく少数ですねえ…天から降ってくるオカネですから。これで、公務員は「定額減税」の「トリプル支給」のようなもんです。「緊急経済対策」って、「生活者の支援」じゃなくて、「公務員ヤミ給与」のような…。今回の「定額減税」を、麻生総理ご本人は受け取らないようですが、「高額納税者の受け取り辞退」だけでなく、この際、国会議員、地方議員、公務員の受け取り辞退を、よびかけてはどうでしょうか?
なるほど、そういう裏があったんですか。ますます、定額減税という愚策は撤回すべきですね。このところ不適切な発言の撤回が目立つ麻生総理ですが、不適切な政策についても、定額減税から撤回していただきたいものです。
ブログ界きっての政策通である「カトラー」さんも、「世紀の愚策とも評されている『定額減税給付金』を巡って、混迷が続いていると思ったら、給付方法について地方自治体に丸投げするという、呆れてものがいえない結末になっている」として、斬り捨てています。
麻生総理が、「(こうした対応は)丸投げではないのか」という記者の質問に対して苛立ちを見せ、「それが地方分権っていうことじゃないの」と言い捨てた。この対応と発言をめぐって各都道府県の知事から反発の声が上がっている。麻生太郎は、小泉内閣時代に総務大臣として入閣し、地方分権の問題に国政の立場から取り組んだ当事者であったにもかかわらず、この発言の見識の無さには驚かされるばかりだ。 最近、麻生首相は「未曾有(みぞうう)、踏襲(とうしゅう)、詳細(しょうさい)」といった漢字を読めなかったことで、大恥をさらしたばかりだが、どうやら「地方分権」という言葉の意味すら理解できていないようだ。もっとも地方分権の意味を、「政府が決めたことを地方が一定の裁量をもって進めること」と曲解するなら、麻生首相の言い草も間違いではないということになるかも知れないが、そんな歪んだ解釈が通用するのは、永田町と霞ヶ関だけだ。
2008 11 24 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。
フィナンシャルクラブとは、木村剛が理事長となり金融・経済のナレッジ(木村ノートと私は呼んでおり、知りたくなるような情報が満載です。勉強すればお得な話が直に聞けます)を提供し、私がこれを草の根運動として広く普及させる役割を担うものです。
今日は、大学卒業と同時に会社に就職し経理部に配属となった話からです。経理部は、自分から希望した部署ですが、周りの人達からは100%営業マン向きと思われていたのでみんな驚いたようでした。私が経理を希望した理由は、将来は田舎へ帰り父の仕事を継ごうと思っていたからです。そのために経営者に必要なスキルを学びたいという思いからです。
しかし、家業に陰りがでて結局倒産することとなり、私は志を変えてサラリーマン人生を邁進することとなりました。
本来は営業マン向きの人間ですから、苦手な経理の職場で過ごすことは、“ストレス”とともに生きることに繋がるのです。
自分では、厭わず一所懸命仕事をしてきましたが、やはり大きな壁となる「病」に負けることとなりました。

まず発病したのが神経痛です。左腕が痺れ本格的に病との闘いの日々を迎えることになりました。
大きな原因として一つは私の仕事の部署が転々と変わったことで、ストレスが重なったこと、もう一つは当時子供の病気治療の為に奈良へ通っていたのですが、その移動中の新幹線内の冷房にあたっていたことと考えられます。
結婚後、子供にも恵まれましたが、好事魔多しで私が病にかかっただけでなく子供も難病にかかり四方八方手を尽くし西洋医学・東洋医学を問わず温泉・神社仏閣・針治療に頼ることになるのです。
左腕の痺れは結構長引きましたが、17代続く奈良の針治療のおかげで良くなりました。
この続きはまた来週にお話しますがもっとつらい病が続くことをご覚悟下さいませ。
ただ、この話の深淵はフィナンシャルクラブでお話ししたいと思っております。 つづく
●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
2008 11 23 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック
こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。
フィナンシャルクラブとは、木村剛が理事長となり金融・経済のナレッジ(木村ノートと私は呼んでおり、知りたくなるような情報が満載です。勉強すればお得な話が直に聞けます)を提供し、私がこれを草の根運動として広く普及させる役割を担うものです。
さて、今回は中学校での大転換からお話しましょう。中学校で自分の過去を語ることもなく新たな気分で、課外授業のバレーボールを選んだ理由は、すぐにレギュラーになれそうなスポーツだったからです。
当時、バレーボールのスポーツ人口はとても少なかったのです。虚弱体質だった私でしたが、バレーボールのお陰で体力がかなりつきました。身長は3年間で20センチ伸び172センチになり、体重は68キロ、そして中学3年生の時には健康優良生徒として市で一位として表彰されるまでになりました。
奇跡的にスポーツによって虚弱児から健康優良児へと生まれ変わり、中学校ではバレーボール部キャプテン、生徒会長まで務めることとなりました。
その後、まるで調子に乗ってしまったかのように抜群の体力と気力で数々の困難を乗り切ることとなります。今振り返ると小学生・中学生の頃の経験が精神力・体力を鍛え、意志の強さや何事にも乗り越えようとする力がつくベースになっている気がします。
今は減価償却で生活しています。精神力・体力を鍛えることはビジネスにおいてもプライベートにおいても役立つことなのでいつからでも遅いことはないと私は思います。
高校、大学へ進学し、その間は何の不自由もなく順調にいき、好きなバレーボールは大学一年で辞め、その後大学の自治会運動に転じました。
ところが大学4年の夏(東京オリンピックの年)に大病を患いました。体力があったせいか風邪を軽くみてしまった結果、脳膜炎をおこしてしまいました。風邪の菌が腸から脊髄へ、そして脳へと入ってしまい42度の高熱が一週間続きました。死線をさまよい意識不明、仲間の呼びかけにかすかに応える程度でしたが一命をとりとめました。
この経験で精神力・体力はさらに鍛えられましたが、内臓だけは鍛えられないと悟りました。バランスがいかに大切かと・・・。この時ばかりは「しまった!」と深く反省しました。脳膜炎になったことで楽しいはずである大学4年の年をを棒に振ってしまい、最後はあまり楽しい思い出のない大学生活となってしまいました。
この件で健康が大事ということを身体で覚えたはずでしたが、その後も同じ間違いを何度も繰り返す人生となり、現在に至っております。
人生において大切なひとつは「バランス」なのかもしれません。
つづきは、明日お話しいたしましょう。
ただ、この話の深淵はフィナンシャルクラブでお話ししたいと思っております。 つづく
直筆入山メモ
●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
2008 11 22 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「新総合経済対策のからくり」と題して秀逸なエッセーを書いています。
10月中旬に内閣府から各省庁に、経済対策の取りまとめを依頼する文書が流された。これに従って各省庁では、ここぞとばかりさまざまな省益を取り入れた対策が練られた。首相は政局よりも政策などと言って、官僚の作文を読み上げたものが新総合経済対策である。このような場合に、まず官僚たちが考えることは、できるだけ余計な仕事はしたくないということ、天下り機関の増設などできるだけ省益につながる内容であること、自民党政権が長生きできることにつながることなどである。こうして見ると、それぞれの対策案の真実の中味が見えてくる。
まったくそのとおりなんですよねぇ~。麻生政権がやる政策って、霞が関の代弁だけで、中身のないこと甚だしいんですよ。そこで「ある女子大教授のつぶやき」さんは、定額給付金も、住宅ローン減税も、高速道路料金の引き下げも、ぶった切っています。
公明党が主張していた定額給付金は、選挙のときの票の買収金的な性格であるが、これに要する事務手続き作業は膨大なものとなる。だから、できるだけ簡素にしたいから、大金持ちを自称する首相の家庭も含めて全世帯に一律に支給としたのである。これに対してバラマキ批判が出てくると、すぐに年収1500万円以下の世帯などと、世間離れしたことを言い出している。昨年度のデータで示すと、年収1500万円以上の世帯は5%程度であるから、一律支給とあまり違わないし、分別することによる事務手続きを考えたら混乱度は増すばかりである。現金支給ではなく、該当する世帯に引換申請券が郵送されてきて、これを市役所などでクーポン券に変換する。しかも使える店は限定されているし、お釣りはもらえない。クーポン券の偽造、詐欺、だましなどの横行も懸念されている。しかも、実際に消費に回るのはせいぜい30%と言うから、景気対策にはあまり貢献しない。 住宅ローン減税についても、年収200万円以下の人が1000万人を超えていることから、いまさら持家を作る人は限られているし、最高600万円もの減税を受け取るには、7500万円以上の住宅かアパートを購入しなければならないというから、これも浮世離れしている。目玉のもう一つは高速道路料金であるが、乗用車だけ休日に1000円で乗り放題という案は、国土交通省で作成した。これにはETC搭載車だけという限定が付いているが、これがもともとの狙いである。高速道路の利用拡大であるならば、別にETCに限定する意味はない。ETCを管理運営している天下り財団法人「道路システム高度化推進機構」では、なかなか普及しないETCの拡大に利用したいと思っているだけだ。この財団の理事は天下り役人だらけで、ETCを契約するだけで、自動的に600円程度の金が転がり込む仕掛けである。
何もコメントする必要がないほど、見事な分析だと思います。ということで、「ある女子大教授のつぶやき」さんのとりまとめ文をお読みください。
政府の案と言いながら、官僚の言いなりになるだけで、国民のためとは言いながら、すべては霞ヶ関のためになる案しか出てこない。日本的システムを崩壊させない限り、いつまでたっても国民は税金を払って、その金は政権与党と霞ヶ関のシステムを強固にするために使われるだけのようだ。
2008 11 21 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんが、「麻生首相は12日、母校の学習院大で開かれた日中青少年友好交流年閉幕式であいさつした際、日中両国首脳の『頻繁』な往来を『はんざつ(煩雑)』と読み違え、中国・四川大地震に触れたところでも『未曾有』を『みぞゆう』と読んだらしい」とコメントしています。
麻生氏は7日の参院本会議でも村山富一首相談話を「踏襲」というべきところを「ふしゅう」と答弁したのだそうだ。ご本人は「単なる読み間違い。もしくは勘違い」と釈明したとのことだが、かなり漢字力が未熟である。高校生以下であることは確か。漫画ばかり読んでいるから漢字が読めなくなるのではないか。毎日、漢字ドリルで漢字の勉強をすることを勧める。かつて、森喜朗前首相もIT(アイティー)を「イット」と読んで笑われた。鮫の脳味噌とも揶揄された。昨今、漢字が読めない若者が増えている。しかし、この程度の漢字も読めない人が日本の総理総裁なのだから仕方ないのかも知れない。
この件については、「ある女子大教授のつぶやき」さんも、「新聞は読まない、読むのはマンガばかりとか公言しているから当然なのかと思うが、『踏襲』を『ふしゅう』、『措置』を『しょち』、『前場』を『まえば』などと読んで、バカにしている新聞記者から馬鹿にされているようでは、先行き暗雲が立ち込めている。高級ホテルのバー通いが批判されたら、学生と居酒屋で酒を飲む程度のことしか頭が回らないようでは、だいぶアルコール中毒症状が進んでいるのではないかと思ってしまう」とコメントしていますが、私も空いた口がふさがりません。
まあ、これが漢字の話だけであれば良いのですが、金融問題に関する発言などを聞いていると、「日本の不良債権問題において、ご自分がどういう発言をしてきたか、お忘れになってしまっているのではないか」と思うことが度々あり、健忘症も発症しているのではないかと思われる節もあります。
個人的には、今回のG20金融サミットで、「日本がリーダーシップを発揮した」などと大言壮語していると、後々日本経済が大変なことになってしまったときに弁解のしようがなくなるのではないかと密かに心配しておりますが、麻生総理、期待しておりますので、頑張ってくださいませ。
2008 11 20 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「利究の”中小企業金融経営研究所”」さんが、定額給付金に関して、「地域振興券の経験や事前に市区町村の意見をちゃんと聞いてみることはしなかったのだろうか?」と指摘しています。
NHKの世論調査でも『生活支援定額給付金』については、賛否が拮抗していた。しかも富裕層の方々には辞退を呼びかけるそうだ。麻生総理曰く「基本的には早く公平になるべく貧しいところへお金が行くことが重要だ」と語っているが、この会見で「貧しい」いう言葉を2~3回使った。(品のある言葉とは思えない。もう少し穏当な表現があるだろうと思うし、まるで施しのように聞こえた)給付金の名前をもう一度良く見て見ると、確かに「生活支援」定額給付金だから、貧しい人に配るということなのか?・・・でも元々は国民が払った税金の一部を戻すに過ぎない。良く考えれば定率減税20%は数年前に奪われて、給付金をいただきに行くということが、実は何とも妙な感じがしないでもない。給付金も年末調整で戻されれば、市町村の負担も減るし、そこで一定金額以上の方には減税をしない措置を取ることにして、年末調整以外の方には市町村の窓口に行くことで市町村の事務負担は軽減できると思う。
「チュチュ日記」さんは、「定額給付金を一番欲しい人は、ホームレスの人だが、窓口申請必要だし、銀行振込になれば、銀行口座も作らなければならない。施設の入所者、入院患者への支給方法も決まっていない。つまるところ、めんどくさい手続きが必要ならいらないということになる」と指摘していますが、このままだと、麻生総理が言っている「貧しい人に配る」という目的は達成できないようです。怒り心頭の「くまさんの自立」さんは、以下のようにコメントしています。
面倒くさくなったら、地方分権という言葉で逃げ口上。ああ、とてもがっかり。この総理ではもうなにもできないというのが現状か。・・・そもそも地方分権という意味が違うだろう。地方分権って、国の権限や財源を地方自治体に移譲することであって、仕事を押しつけることではない。今回の定額給付金は国で勝手に政策を中途半端に造っておいて、結局は所得制限まで決めることができなくなったから、えーい!地方に任せてしまえと、後は良きに計らえと任せてしまっただけだ。地方自治体自身で決めた制度でもなく、その財源を自由に使えるものでもなく、単なる、窓口になっただけだ。麻生総理の漢字が読めないことも最近話題になっているけれど、地方分権という意味をわかっていないのかもしれない。・・・頭があまりにも悪すぎる。
政策屋の立場からみても、今回の右往左往ぶりは、あまりにもお粗末という感じがします。「仮題)企業としての『役割分担』」さんが、「結局は、何も決められないとは・・・ふざけるな~!って、叫んでしまった。・・・結局、地方自治体に丸投げ・・・何の決断も下せない政権なんて、消えてしまえ! 仕事をするつもりが無いなら、政権を投げ出せ!いい加減にしろ~!早く、解散総選挙して欲しい」と書いていますが、そう言いたくなる気持ちは、私にもよくわかります。
「ある女子大教授のつぶやき」さんも、「『全世帯に給付する』が『高額所得者には必要ない』となり、『必要ない人は自発的に辞退しろ』と相変わらずの首相の迷走ぶりを見ていると、1年で自発的にお辞めになった二人の方が少しはましかなと思ってしまう。ある調査によると国民の70%は、このお小遣いを無駄なことと思っているようだ。ここまで迷うなら「辞めた」と言ってもらったほうがすっきりする」と書いていますが、まったく同感ですねぇ。
この国は、一体全体、どうなるのでしょうか???
2008 11 19 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「東京建物とプロパスト、伊藤忠が販売しているマンション、『ブリリアマーレ有明』が、今『炎上』しちゃっているらしいですね…」と指摘しています。
テレビ東京の「ガイアの夜明け」で、緊迫!不動産不況~金融危機がニッポンを襲うという番組を放映していたのですが、「アウトレット」不動産業者が、「ブリリアマーレ有明」を格安で仕入れて、「特価」で販売しているのが、バレちゃったみたいですねえ。「ブリリアマーレ有明」は、21年3月完成予定で、今も、普通に販売していて、通常価格で買ったお客様もたくさんいることから、火をつけちゃったみたいです…。もう、ネット上は大騒ぎ、販売会社にも苦情の嵐だとか…。・・・最近は、ご承知の通りの不動産不況ですから、「値引き販売」とか、再販業者への「1棟売り」「残物処分」とか、けっこうありますし、小さなウチの会社にも物件情報が来ますけど、「完成前」にやってしまうのは、ちょっとマズイかな…。それに、それだけ東京建物とかプロパストが「苦しい」っていうのを、公表しているようなものですしね。・・・「ブリリアマーレ有明」を買ったお客様、お気の毒です…。 ただ、実際には、「不動産」も「生鮮食品」と同じ、「商品」なんです。土地を仕入れ、建物を建てた販売原価に、一定の利益を乗せて売却する。・・・「豆腐」が賞味期限が近づいてくると、「2割引」「3割引」「半額」で売られると同じように、住宅も、建物も完成した瞬間に「在庫」になりますから、早く売って、資金を回収しなくてはいけませんので、「2割引」「3割引」もあるんです。で、「ドンキホーテ」で「バッタ品」が格安で販売されるように、住宅も、倒産した会社や倒産しそうな会社の物件が、激安で売られることも、あったりするわけです…。・・・市場原理、需要と供給の法則に従っているのは、住宅も、バナナも、豆腐も、実は、全く同じです…。実際、かつて値引き販売のトラブルで、購入者が業者を訴えたケースが報道されたりしましたけど、まあ、購入者が勝訴する可能性は低いです…。住宅は、大きな買い物ですので、ご自身が納得するものを、よく吟味して購入してくださいね。
残念ながら、今回のマンション不況は、かなり長引く可能性があります。というのは、個人がマンションを買おうと決心しても、銀行からの融資がなかなか受けられないからです。「日本経済」は「実は銀行が貸し渋りに入っている」と証言しています。
実地検証をするため、マンション・デベロッパー経由でメガバンク2行・・・に『提携ローン』を申し込んでみた。結果、2行とも否のとなった。借入額は年収の4倍程度(頭金なし)であるため、一般的には問題のない水準である。・・・担保となるマンション価値が下落すること、金融関係の社員の収入が減少することを見越してのことと思われる。このような状況で、3~4千万円の物件はともかく、5千万円超の物件を購入できるものは皆無であろう。ちなみに、小生が申し込んだ物件は、3年前の水準から考えれば、2割以上高いと考えている。3年前の水準に戻れば買いも入るだろうが、現状で購入する人間は少なく、相応の値引きが引き出せることは間違いないだろう。銀行が貸し渋りに動くのは、株価が下落したため、含み益が減少し、リスク資産の圧縮を迫られているからである。特にメガバンクはBIS自己資本規制8%を守るために、そのような指示が出ている可能性があるだろう。
こういう経済実態があるのに、過去最大の住宅ローン減税さえ行えば、住宅需要が回復すると考えている麻生政権は、お粗末だとしか言いようがないのです。
2008 11 18 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「薄唇短舌」さんが、「麻生太郎が北の家族で学生と懇談した・・・という記事の中で、『経済の麻生』を・・・自認する麻生は、どうして12月は資金繰りが苦しいのかを学生に質問し、得意げに説明した」という記事に関して、コメントしています。
曰く「12月はボーナスと給料と併せて4ヶ月分の人件費を払わなくてはいけないから資金繰りがたいへんなのだ」そうだ。一体全体麻生の頭の時計はいつで止まっているのだ!? 今時、冬のボーナスを3ヶ月分も支給できる企業は資金繰りが大変なわけはないだろう。多くの企業は資金繰りが悪くなれば、ボーナスの減額ないし支給せず、という選択肢しかない。因果関係が逆である。多くの企業は別に年末でなくても資金繰りは苦しいだろう。黒字倒産もあるし、そもそも貸し渋り、貸し剥がしの横行である。ということで、中小企業の資金繰りが困難なのは年末に限ったことではないし、借り入れが困難になる状況を作ったのは、政府による貸金業法規制の影響が大きい。こんなことも認識しないで経済の麻生とは片腹痛いわい。
本当にそのとおり。今時、冬のボーナスを3カ月も支払うことのできる中小企業がどれだけあると思っているのでしょうか。今年の年末なぞは、従業員に1カ月程度払ってあげたくても、資金繰りが付かなくて断念せざるを得ない中小企業が続出しそうです。
銀のスプーンを咥えて生まれてきたおぼっちゃまには、中小企業の実態なぞには、まったく興味がないのでしょう。貸金業法改悪を契機にしたノンバンク貸出のオールストップ状態が、中小企業金融に与えている影響も全然理解していないのでしょうね。本当に困ったものです。
「残りものには福来たる~」さんは、「G20による金融サミットが終わったが・・・大して影響を与えるほどのインパクトはなかった感じですが、市場のマインドが少しでも上向けば嬉しいですね。日本企業でもサブプライムローン問題などのこの一連の金融危機の最中であっても増収増益の決算を出し頑張っている企業もあるわけだからそういう企業にスポットライトが当たって欲しいですね」と期待を込めて書いていますが、日本経済の足元が見えていないのに、世界経済の大問題を解決できるとはとても思われません。とても残念ですが、それが麻生政権の現実なのだと思います。
2008 11 17 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。
フィナンシャルクラブはライブでインタラクティブな情報を提供しこれを実現するものであります。
さて今回の話は・・・
話は昭和22年、終戦直後より始まります。私は虚弱児で病弱でした。幼児期にあまり外で遊んだ記憶がありません。同時に家業の関係で(いずれお話します)子供らしい遊びができませんでした。
小学校入学は終戦直後の為、先生方の中に帝国軍人さんが多数おられました。その中の一人が熊沢先生。
教育とは程遠い小学校生活でした。軍事教練と堂々と名乗り、体育祭の練習と称して校庭を縦列隊の行進を何度も何度もさせられたり(死の行進)、廊下の雑巾がけを甲板掃除と称して厳しい指導を受けました。また先生は竹刀を持ち、当然の様に体罰が行われていました。
とても虚弱児が学ぶ環境ではなく、私は自衛本能で登校拒否になりました。朝になると37度を超える熱が出る、夕方になると熱が下がるということを繰り返した日々。
小学校4年生では年間150日ぐらい休むことになり、また背骨が湾曲している為、体全体のバランスを崩した辛い思い出があります。
以後病気を治し、また病気になることの繰り返しで9歳から60年近くの病歴となった次第です。
私と同じように苦しんでいる子供たちが今もいます。(今の時代いじめは友達が多いようだが、昔は学校の先生がいじめていたとの記憶が残っています)
その頃は自分の力ではなんともならないものは、精神力で自分を変えていくしかないと感じました。当時は一生懸命本を読んだり、叔母が読んでくれる物語に耳を傾けたり、独学で勉強をしていました。登校拒否とはいえ進級の為に試験には出なくてはいけません。独学が効を奏したのか成績はトップでした。学校に来ないのに頭がいいと先生は面白くない様でいじめを受けました。そのいじめに耐えに耐えて5年生に進級し、担任が変わると今までの登校拒否が驚くほど消えてしまいました。
今このようないじめにあっている子供たちにこう言いたいのです。とにかく前向きに立向かっていきましょう。自分のできることを見出していこうと。
自分ができることはベストを尽くし、できないことは周りの人にサポートしてもらうことが大切な事だと考えます。様々な事に打ち勝つ為にはみんなと比べて「負けない」というものをつくっていく以外ないと思います。その当時の私には勉強をするしかなかったのです。自分で努力し、みんなの場に出てやっていく勇気をだす以外はなかった訳です。
自慢話になってしまいますが、勉強ができ運動神経が抜群でしたので、病気がちながら人気者でした。走らせれば足は速い、学業成績もトップでした。突如として現われて良い成績を収めていく、摩訶不思議な生徒でした。
小学校6年一学期の時に友人達が生徒会長に推薦、本人が知らない間に立候補。そして本人不在のまま生徒会会長に当選してしまいました。こうしてかろうじて小学校卒業することとなります。
その時に「いじめの先生」から「よく卒業できたな」と言われたことは忘れられませんでした。
中学校に入り生活は一変します。私の中で大変な大転換が起こりました。そのきっかけはスポーツでした。中学校で自分の過去を語ることもなく新たな気分で、課外授業のバレーボールを選びました。すぐにレギュラーになれそうなスポーツだからという理由です。
このお話は、次週にしましょう。
ただ、この話の深淵はフィナンシャルクラブでお話ししたいと思っております。 つづく

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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
2008 11 16 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック
こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。
フィナンシャルクラブはライブでインタラクティブな情報を提供しこれを実現するものであります。
さて今回の話は・・・
病気―。このことで一番先に話したいのは、「どのように世の中を見ていくか」という「人生観」についてなのです。一つ目は「病」、二つ目は「逆境」。そして三つ目は「失敗」のことです。病気にかかる、罪をかぶる、左遷される、この3つがその人の人生を決めるといっても過言ではありません。
今回は病気編を徒然なるままに書いていきたいと思います。
私自身の人生を決めてきたのは、「病気」でした。
様々な病気におそわれ、死線をさまよった結果「あきらめない」、そして「生きていること自体に意味がある」ということを悟りました。生きている意味がない人は一人もいません。私自身、大病を患いながらも今まで生き残っている訳なのでその都度、生きているということに「感謝」をしてきました。「あきらめない」「生きていることに意味がある」「感謝」、大事なことはその3つなのです。
私の病歴は大変多い。個人としてはプライバシーをご説明することになるので甚だ忸怩たる思いがあります。然し、きっと皆様にお役に立つと思いお話しすることにしました。
この種の話しはどこにいけば治るという話が多いのですが、どのようなことをして治したかというプロセスを話していきたいと思っております。
実は履歴書のなかに病歴を載せてります。このような人はいないと言われますが、なぜこのような形で公表しているのかには理由があります。
病院にいくと必ず初診で病歴を聞かれます。概して病気は難しい漢字が多いので覚えにくい。診療に役に立つレジュメをつくったことが動機です。
2つ目は、京都に本社のあるタクシー会社から依頼されてドライバーさん向けに「病気と健康」をテーマに話をしました。病気治療の為に訪れていた京都で、病を治すという信念を持ち京都通いをしていたことがご縁でした。

わが闘病記は西洋医学のほかに東洋医学、はたまた人知を超えたもの(超能力ともいえる)の3本立てです。
さて年代を遡り、その間起ったことをお話していきたいと思います。
ただ、この話の深淵はフィナンシャルクラブでお話ししたいと思っております。 つづく
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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
2008 11 15 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「札幌生活」さんが、「10月末に麻生総理が発表した新総合経済対策とそれに続く追加の経済対策だが、果たして効果があるのか疑問だ」と鋭く切り込んでいます。
ついこの間まで戦後最長の好景気と言われていた状況が、なぜアメリカ一国から始まった金融不安に引きずられてここまで悪くなったのかの分析がよく見えない・・・。なにかというと財源確保のための増税論しか出てこず、たかだか数万円の給付金で数年後に消費税10%などと言われたら、いくら消費の拡大のための経済対策でも何の火付け役にもならない。給付金については所得制限を設けるべきだとの議論もあるが、はっきり言って1000万円の年収がある世帯には給付金は不要である。もっと下げて300万円以下の所得とかに限り、給付金を数十万円ぐらいにしないと何の効果もないだろう。高速道路の料金値下げもETCの普及度合いが地方により大きく異なる状況では効果が薄い。そもそも高速に乗り、ガソリンを消費してもらい、観光地でお土産を消費してもらうという、どう考えても庶民からいかに金を吸い上げることしか頭にないような対策だ。・・・結局カップ麺が400円と思っているおぼっちゃま総理の考えることは、給付金として一人当たりそのカップ麺30個分程度の金額でどうにかなるとしか考えていないようだ。(11月7日に与党合意で一人当たり12,000円となった)
まったくおっしゃる通りで、まず重要なことは、「なぜアメリカ一国から始まった金融不安に引きずられてここまで悪くなったのかの分析」なのです。サブプライムローン問題は、アメリカの問題であり、日本は最もダメージが少ないはずであるにもかかわらず、なぜ、ここまで景気が悪化しているのかということに対する正確な現状分析がなければ、正しい経済政策が打ち出されるわけがないのです。
昨春から、私が指摘し続けているコンプライアンス不況―― 実態を無視した過剰な規制強化による経済の停滞 ――という病に対する対策を講じなければ、今回の不況は厳しさを増す一方です。「利究の”中小企業金融経営研究所”」さんも、「医療・介護・福祉はせちがらくなるばかり。医者・看護士不足は深刻でついこの間も病院のたらい回しの結果、悲しい事故が起きてしまった。研修医制度や改正貸金業法など批判が多いものも、改める気配もない」と指摘していますが、「過ちを改めるに憚ること勿れ」という至言の意味を、麻生政権は全くわかっていないようです。
2008 11 14 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんが、「政府・与党は追加経済対策の目玉として、過去最大規模の住宅ローン減税(控除上限600万円規模)を09年度の税制で実施する方針を明らかにしたらしい。対象になるローン残高も過去最大規模の5,000万円のようだ」と指摘しています。
そこそこの頭金があり、将来のローン返済に不安の無いホットな購入予定者には朗報なのだろう。だけど、そんな方は一握りなのではないか? いまどき5,000万円のローンが組めるのは、超一流、超安定企業の団塊ジュニア、ネクストジュニア層なのだろうが、いまどきどんな超一流企業も極めて視界不良な状態にある。中小企業の会社員、いわゆる庶民にとっては、給与天引きで納めた所得税から控除される金額が上限なのだから。仮に10年間1%の控除としたって、年間600万円の所得税を納めている方達がどれほど居るのだろう。満額の減税の恩恵を受けられるのはけっこうな収入のある人達に限られるということだ。昨年、税源移譲で所得税は下がり住民税が上がったりもしたのだから。リッチマン優遇減税と言われてもしょうがない。・・・大方の人は暫く景気の視界が良好になるまで、また充分住宅価格が下がるのを様子見するのではないだろうか。
麻生流経済政策って、なんだか、効くようで効かない政策が多いんですよね。本当に素人に毛が生えたような古臭い政策の焼き直しばっかり。「くまさんの自立」さんは、定額給付金について、「緊急経済政策のバラマキをしようとしているが、バラマキ批判を受けたくないものだから、これまた、所得制限をするとかしないとか内部で揉めている」と指摘していますが、この内輪揉めは、いかに政策の中身が煮詰まっていないかという証明でもあります。「政策の成否は細部に宿る」という経済政策のイロハすらわかっていないのでしょう。麻生政権の経済ブレーンは、史上最低の部類に入るのかもしれません。
こんなくだらない定額給付金で満足げな顔を見せて欲しくない。お里が知れるというものだ。間違いなく、小学生でも考えられる内容だ。金額でいえばお年玉でも喜ばない金額だ。ましてや、自分達が払った税金を単に戻して喜ばそうなんてまさに姑息な手段以外のなにものでもない。まさに場当たり的なやり方だ。小学生のお年玉を親が預かっておいて、その中から子供にお年玉としてあげているようなものだ。悪いことに、いまの日本政府は大赤字の財政なのにもかかわらず、無理をして払い出しをしてしまっている。・・・大盤振る舞いとも言えず、しみったれたやり方としか思えない。それも全くの無駄な作業を伴っているし、やらない方がまだましだ。・・・各自治体もどのようのするのか戦々恐々として、作業が増えると思っていることだろうね。おばかな政府がこの国をダメにする! オバマ氏に日本に来てChangeして欲しい!
悲しいことながら、「オバマ氏に日本に来てChangeして欲しい!」という最後の叫びに、同調したくなってしまいます。「残りものには福来たる~」さんは、「アメリカでは市場がパニック的に暴落するたびに次から次へと対応策が出てきたけど確かに日本はスピーディとは言えないんですよね~定額給付の条件もパッと決まらなくてなんとも頼りない! リーダーシップと決断力がない感じがしますね。だらだらと議論している暇はなく与党も野党も協力して迅速な対策を打って欲しいものですね!インパクトのある政策を!」と語っていますが、まったくそうとおりなんですよねぇ~。
しっかりしろよ! 麻生太郎!
2008 11 13 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「11月に入り、年末も近づいてきたので、中小企業の経営者にとっては、「年越し」の運転資金の確保に、奔走し始める頃ですよね…」とコメントしています。
ウチの会社でも、政府の経済対策で「セーフティネット融資」というのを活用すると、かなり金利を安く借りられるらしいということで、銀行の担当者に話をしたのですが、どうやら、借りられそうにないとのこと。・・・直近3ヶ月の売り上げが、前年同期比で3%以上下がっていないと、いけないようなんです。ま、確かに、当社は、昨年同期比より「売り上げ」は上がっています。しかし・・・営業利益は「大幅減益」です。・・・建売住宅の場合、平均購入単価が、ここ1~2年で、1千万円程度下がっています。一方で、資材などは値上がりしているので、販売原価は高止まり、さらに、「新価格」「特別キャンペーン」など、価格変更やイベント続きで販売管理費は増大し、営業利益は激減です。それでも、なんとか、お客様をよびこもう、最低限の利益は確保しようと、販売価格を下げ、経費をかけて、やっているのですけれど、それだと「セーフティーネット融資」は受けられないのですね。何のための、「セーフティーネット」なのやら…。・・・ もちろん、当社より経営が大変で、もっと、もっと、緊急、超緊急に融資が必要な会社もあるでしょうが、このままだと、その「8兆円」の枠のうち、何%が利用されるのやら…。今までも、けっこう、そうだったような気が…。中小企業が利用できない、「中小企業対策」なんて、ナンセンスだなあ…。すでに、この1年で、中小企業は、銀行から8兆円も貸しはがしされているんですけど…。一方で、「新銀行東京」は、自己破産した銀行員や、自民、民主、公明の都議や国会議員、秘書まで口利きで、不正融資しまくりですか…。「農林中央金庫」は・・・やりたい放題やって、公的資金で救済ですか…。まあ、自分の会社のことは、自分でなんとかしますが、このムチャクチャな日本の行政、官僚、議員さんたちを、なんとかして欲しいと思った、私でした。
実際そのとおりで、麻生政権が打ち出している中小企業対策は、ほとんど「偽装政策」と言ってよい代物です。特に信用保証協会は、前回大々的に行った特別保証の尻拭いが終わっておらず、債務超過とも破綻寸前とも噂されている状況ですから、多少資本金を突っ込んだところで、保証するはずがありません。もしくは、目をつぶって保証しまくるしかないと思います。だって、お役人の彼らに中小企業を目利きする能力なんてないですよ・・・。
的確かつ冷静なコメントで定評のある「ある女子大教授のつぶやき」さんも、「金融嵐の中で金融機関の貸し渋りや貸し剥がしが横行して、末端に位置する零細企業を倒産させてはならないことは明らかだ。総額20兆円強の信用保証枠の拡大や政府系金融機関の貸付枠の拡大は、年末にかけて運転資金の需要が高くなる中小企業にとって欠かすことはできない」と指摘した上で、「問題はいつものことであるが、枠を用意しても、さまざまな関門が現在の官僚制度と族議員によって構築されているから、中小企業の末端にまでは、この金の流れが行き着かないことだ。このように現在のシステムは崩壊していることが問題なのである。日経平均株価が全く反応しないどころか、むしろ下げてしまったことが、このことを明確に示している」と語っています。
いくら今の政府が景気対策と称して、手を打っても、肝心のシステムが麻痺していては効果は限られている。この硬直化したシステムを改革するには解散して総選挙で民意を問うことである。だから解散総選挙こそ最大の景気対策になるであろう。付け加えれば、現在、給与所得者の3分の1が、年収200万円以下となっているから、車もない、住宅ローンを組むこともできない人たちには、高速道路料金の引き下げや住宅ローンの減税なども、全く意味がないことも明らかであろう。景気対策と称して、総花的に選挙対策として金を投じるのではなく、福祉、医療、年金、教育など日本国システムの全体を持ち上げることに力を入れて、未来を明るくする方向にもっていくべきと思う。
2008 11 12 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「前航空幕僚長という肩書きのある人が『日本が侵略国家だとは濡れ衣』と過去のアジア諸国への侵略を正当化する内容の論文を発表した」と指摘して、田母神前航空幕僚長の事件について、コメントしています。
政府見解とは全く反する論文を公表して・・・どうもおかしなことばかり。危険な人が今まで、航空自衛隊にいたこと自体がものすごく危険をはらんでいたとしか思えない。今でも、「日本の戦争責任はない」と考えている人が自衛隊の幹部にもしかしたらいるかも知れない。どうしたら、そのように解釈ができるのだろうか。前航空幕僚長の影響をたくさん受けた自衛官がまだたくさん在籍していることの方が怖い。シビリアンコントロールがいざという時 効くのかとても不安。
今回の田母神前航空幕僚長の問題は、「日本が侵略国家だったか否か」という点が問題なのではなくて、自衛隊に対して文民統制(=シビリアンコントロール)が効いているのか否かという点をクローズアップすべきだと思います。それは、単純に、選挙で選ばれた議員である大臣の統制下に防衛省がある、という話だけではなく、他の省庁においても、大臣による統制が効いているか否かという大きな問題に発展するのではないでしょうか。
実際、外務省においては、田中真紀子大臣に対して、面と向かって反抗した次官がいました。そして、田中大臣は罷免され、その当時の次官は、いまでも●●駐在大使として、ご活躍なさっています。つまり、日本は、国民主権国家ではなく、官僚主権国家なのであり、官僚統制国家なのです。「くまさんの自立」さんも以下のように述べています。
大臣職自体が、各省庁でも官僚たちから全く隔離された存在なのかもしれない。隔離された人たちに、その官庁を掌握するなんてことは全く無理だろう。ましてや、防衛省はシビリアンコントロールがとても重要なポイントなのだが、役人たちの人となりを掌握することもできていなかったと言うことだ。大臣自身が信頼できる政務次官も存在していないということだ。政務次官自身が天皇なんて呼ばれる人がでるくらいだから推して知るべしか。ポットでの大臣に任命されて、肩書きだけ貰って欣喜雀躍し、ただその席に座っている人形みたいのものだ。言い換えれば、大臣は隔離された部屋にいて、官僚たちの思うように人選が行われてしまっているというのが現状なのかもしれない。そして、大臣印鑑マシーンいうことかもしれない。どう考えても、官僚に良いように使われている議員たちがいるということだ。
残念ながら、麻生政権の下では、このシビリアンコントロール問題は解決できないでしょう。緊急経済政策の出来栄えを見ると、官僚が出してきたものに乗っかっているだけなのが見え見えなのですから。
2008 11 11 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「11月4日の投票日の夜遅く、シカゴ市のミシガン湖に面したグランド・パーク公園で20万人を前にしてオバマ氏が行った勝利演説の全文と和訳が既に、映像つきでネット上に公開されているので、ダンさんのブログを紹介して記録しておく」と記しています。
「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「演説は20分程度であるが、日本の首相の所信表明演説とは全く違った感動を受ける演出である。・・・原稿と対比しながらオバマ氏の演説を聞くと、その熱気が伝わってくるような気がする。前途多難であるが、全世界の人々はこの人に期待する以外にはない」と評していますが、是非、皆さんも、「ダン」さんのブログを訪れて、全文を英文とともに読んでいただきたいと思います。ダンさんの和訳分を読んだ上で、英文を読んだほうが感動を共有できるかもしれません。
「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんは、批判しつつも、「オバマ新大統領が、米国経済の再建と、世界秩序の構築に、どんな手腕をふるうのか?興味深々な、私でした」と述べていますが、米国民主主義は、幾多の大きな問題点を抱えながらも、オバマ氏を大統領に選出し、白人でない国家のトップを受け入れたという事実を以てして、「これがアメリカンドリームだ!」「これがフェアネスの証明だ!」と主張できるだけの度量を持っていたということなのでしょう。
「東証一部ドットコム - d3blog」さんは、「アメリカは建国したときから、たぶん、こういう国で体質なんだろうな」と日本との対比で語っています。オバマ大統領を産んだ米国は「チェンジ」するらしいのですが、麻生総理をリーダーに祭り上げている日本国はどうなるのでしょうか――甚だ心配です。
変化を受け入れる、好む、肯定するという国。もともとが革新的な風土である、それを全肯定する国なんだろうなと、USAは本質的には変化することを是とした国家なんだろうと思います。一方日本は、十七条憲法の国です。憲法は、会社で言うと経営理念です。変化はしません、変更しては会社としての意味が無いです。経営理念に納得できない人は、会社を辞めるか他のところに勤めるしかないと思います。日本株式会社の経営理念は変えることが出来ないというのがまず、前提なのではないかと思います。・・・「日本」が「日本」である限りは、その根本的な性質や気質というのは変わんない気がします。いっそのこと、道州制なんてチンケなこと言わずに、分離独立するくらいで、解体しちゃった方がドラスティックな変化が見込めるかもしれませんな。四つくらいに分割して、ポリティカルマトリクスにそった政策をそれぞれの国が行うのはどんなものだろうか?・・・ 今の時代、町内会、とか会社、とかボランティア団体、とか宗教団体、とか個人、とかと並列的に国家も記述されるべきなのかもと思ったりもします。つまり親方ヒノマル的な、あるいは、賭場における親のような、胴元のような存在であった、国家というものが、プレイヤーの一人に成り下がったのではないかということです。・・・精神的には所属しながら、経済的には独立した個人でありたいと、ますます思う今日この頃なのでした。
2008 11 10 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック
もうこれで終わりという大病や左遷を経験、莫大な損失、片や莫大な利益を幾重にも重ねながら、毀誉褒貶を続けてきました。特にバブル期1985-1993年は天国と地獄を経験、筆舌に尽くせない苦しみを味わいました。
然しながら、自らの手で莫大な損失を処理し1999年より監査役・執行役員・監査担当役員顧問を経てこの6月に任期を全うしました。
サラリーマンとしては平凡でもない、いわゆる日本の金融史の一人の証言者であると思います。
折りしもこの7月に20年以上に亘る親交のある木村理事長より「フィナンシャルクラブを老若男女問わず幅広く広めていきたい」と社長就任要請がありました。
私は「過去に口を拭ってさも平和で幸せそうな人生を送り、これで人生のファイルをクローズして良いのか?」と自問自答の末、「本当のことと失敗を語り後世の為に尽くそう」と考えるに至りました。
もはや、官や民の企業という側ではなく、一人一人の個人の方々の為に働き、一人でも多くの方の賛同と入会を得、皆さんと一緒にこの日本の有り様を変えていきたいと思います。
変化に対応するのではなく、変化を起こそうではありませんか。
日本を変えたい。
ご清聴ありがとうございました。
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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。
1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
2008 11 09 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック
海図のない大航海時代が500年の時を経て再びやってきました。
100年どころではない、黄金の国ジパングが狙われていると言っても過言ではありません。
今私が社長を引き受けたのは歴史的に偶然と思っていません。
私は、この危機を打破し国民の閉塞感を変えたいのです。この為に一人一人が金融リスクという海図を学び、リスクヘッジとマネージメントをマスターし、自立する以外道はないと考えております。
フィナンシャルクラブは木村剛が理事長となり金融・経済のナレッジ(木村ノートと私は呼んでおり、知りたくなるような情報が満載です。とっておきの話が直に聞けます)を提供し、私がこれを草の根運動として広く普及させる役割を担うということです。
金融というものの捉え方が正確ではありません。
我が国は「技術と文化」の国で匠の世界によるものづくり、この結晶が富であり、これが金融の源である訳です。ものづくりと金融は表裏一体で因果の関係にあります。
この原点をしっかり捉え一人一人が歴史と経験を学び、自主独立の気概をもって国を作り替えないといけません。

私はこれを語りかけたいのです。
私がこの仕事を引き受けた思いを申し上げます。
1942年生まれの66歳です。1965年三菱商事に入社、一貫して財務経理畑でこの6月に43年勤め上げ退職いたしました。
生まれてこの方、私の立場での100年に一度の出来事は何回も経験しました。 つづく
語り部の入山氏
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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。
1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
2008 11 08 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「首相の経済センスと失言」と題して、「10月7日の衆院予算委員会で、今回の金融混乱による株式暴落について『1929年の大恐慌に匹敵する』と首相は発言した」ことについて論評しています。
欧米のトップはこれだけは禁句としていたが、首相はあっさりと認めてしまった。これ以降、日経平均は1万円を割り、連日ずるずると降下してしまった。経済の麻生を売りにしているようであるが、この一言をもってして、化けの皮が剥がれて経済無策の麻生となってしまった。それからも「一喜一憂するつもりはない」とか「今の日本経済が悪いという状況にない」などと言って、挙句の果ては「日本が米国に代わり、国際協調でリーダーシップをとらないといけない」などと見当違いなことを語っている。・・・解散選挙よりも景気対策とか言って、定率減税、住宅ローン減税、証券優遇税制など90年代にさんざん実施して、何も効果が得られなかったバラマキ選挙対策を発表している。これらは将来につけを回して、消費税をはじめとする増税路線につながることは目に見えている。政権延命工作のような経済対策を実施しても、官僚機構や族議員をはじめ、これまでのシステムを温存している限り、焼け石に水である。緊急市場対策として、空売り規制、株式取得機構の活用、公的資金注入枠の拡大などを打っても、全く株価下落には効果はなかった。これに対しても首相は、経済無知をさらして、効果はすぐには現れないと語っているが、株価は半年先のことということから、すぐに効果の出ない対策は対策とは言わない。解散総選挙が最も効果的な対策のように思える。
自分のことを「景気の麻生」とか「経済の麻生」と称したことのツケが、これから麻生政権の支持率にドンドン効いてくると思います。今回の総合経済対策を見ても、旧態依然としたイデオロギーと選挙目当てのバラマキという観点からでしか政策を立案できないことがハッキリとしてしまいました。
「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「100年に1度の危機であるから、この際、既得権益をばっさりと切り捨て、外需依存、米国追随の市場原理主義から離れて、農業漁業、中小企業の健全化につながる内需拡大策をとり、医療福祉などの社会保障政策を充実させ、教育投資や技術研究開発などに取り組むことが重要である」と提言していますが、「既得権益をばっさりと切り捨てられない」のが麻生総理なので、ないものねだりのような感じもします。
麻生総理は、確信犯的に財政のバラマキを断行して、何とか理屈をつけてお友達のところにまで財政出動の恩恵が行き届くように、これからも努力を続けるでしょう。『1929年の大恐慌に匹敵する』のですから、もう何でもありですからね・・・。
2008 11 07 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「grounder」さんが、今回の緊急経済対策について、「なんか、また国が商品券みたいなもの配るんですか?止めて欲しいな〜」とつぶやいています。
サラリーマンと自営業では感覚が違うんじゃないのかな〜。実際自分のお財布から税金を払っていると、その金額がリアルに体験できます。一方サラリーマン(全てではないでしょうが)は自分のお財布からは払っていないと思います。ここで、「景気対策」と銘打って国民にお金をばらまきましょうとなった時、やはりリアルに実感するのが自分のお財布から払った人だと思うんです。「払ったやつが戻って来ただけだ」と。 一方、無頓着(でない人ももちろんいますね)に税金引かれてる方々は「うわ、ラッキー、もらっちゃった!」感覚ではないかと。単なる心理的な違いですが、ここはかなり大きいのではないでしょうか。「払ったやつが戻って来ただけだ」ならまだましで、「息子、娘に借金した金か…これは」になりかねないですよね。もちろんそれなりの効果があれば意義はあるんでしょうが、以前の「地域振興券」の時と何がどう違って、結果どういう効果があるのでしょうか。いつも思うのですがここら辺をひとくくりに「景気」という訳のわからない言葉で終わらせているように思います。ばらまきは止めて頂きたいです。
そのとおり。「払ったやつが戻ってきただけ」なんです。そもそも、「払ったやつを本当に必要なところに使っていない」ことや「払ったやつを効率的に使っていない」ことや「払ってくれた人に感謝していない」ことが問題なんですけれどね。
おカネをばらまけば、景気が良くなるとか、景気は良くならなくても支持率は上がる、と思っているとすれば、いずれ、手痛いしっぺ返しが来るでしょう。政策をぶち上げるなら、現場の実情を分かった上で、もっと知恵を使って効くヤツを実施してほしいものです。
今回の緊急経済対策は、素人に毛の生えた程度の出来でどうしようもない。麻生政権を支えているブレインたちのレベルが知れてしまいましたね。これからも期待薄でしょう。
2008 11 06 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「神奈川県立高校の試験で身なりで不合格って、静かに問題になり、あっと言う間にその県立神田高校の校長が更迭されてしまった」ことを指摘しています。
おばかな教育委員会だ。確かに、試験の審査項目に入っていなかったからと言うことも判るのだが、人として、身なりというものはそれ以前の問題だ。身なりが義務教育の段階でずれている人間を採用しないというのは御尤もだ。もう、常識的な範疇であり、試験をして学力を試す以前の問題だと僕は思ってしまう。人は身なりで、ほとんど判る。まあ、誤嚥問題で親の躾を問題だといったけれど、この身なりも親が注意しないことが一番の大問題だ。つまり、食生活と身なりは親がどう子供をしつけているかがよくわかるバロメーターだ。こざっぱりした格好ができているか否か、相手を不快にしないでいるか否かだ。つまり、今回の身なりで不合格とされた人間は親の躾も問題だし、親のいうことも聞かず、中学校でも先生のいうことも聞けないはみだしものだったということだ。・・・ 眉毛を剃ったり、茶髪や爪が長かったりしたら、即お帰りを頂くということだ。どんなに成績が良くても身だしなみが悪かったら、使い物にならない。教育委員会も何を考えてこの県立高校の校長を更迭したのかぼくには理解できない。・・・マスコミが何か言う前に、更迭してしまったというのが真実かも知れない。御身大切で、蜥蜴の尻尾切りだ。この問題は、誤嚥問題と同様、実は親の躾の問題だ。きちっと噛んで食べる、きちっとした小ぎれいな身だしなみをする。この2点は、親の躾がハッキリ出る問題だ。子供のころに、「よくかんでたべなさい」、「爪を切った」とか「かみをとかしなさい」って誰しもいわれていたはずだ。つまり、こざっぱりとした身なりと服装ができない人間こそ、恥ずべき人間だ。親と子供との間に欠陥があるとしか思えない。まあ、大体親の方に問題があるのだがね。親が親としての仕事をきちっとすれば良いだけなのだが、何でもかんでも学校に任せる親が増えてきたということだ。ここで、既に責任転嫁が始まっている。
そ、そ、そ、そんな事件があったのですか・・・。多忙にかまけて、社会面に十分目を通していなかったので知りませんでした。それにしても、「入学試験のときだけでも、身なりをキチンとする」という常識というか世間知を持たない生徒は不合格になっても仕方ないでしょう。
それにしても、そういうことがマスコミに流れるというのは、その子の親が「身なりで不合格にするなんてアンフェアだ」と騒いだということなんでしょうか・・・。親も親ですが、そういう馬鹿な親の言い分を聞き入れて、新聞記事に仕立て上げた記者の顔を見てみたいですね。それが本当に「正義」とでも思っているのでしょうか。馬鹿な親に馬鹿なマスコミが共振すると、今回の校長のような真面目な人が犠牲になっていくわけです。
まぁ、「くまさんの自立」さんがおっしゃるように、教育委員会も馬鹿だということで、共振が共振を呼んだわけですけれどね・・・。
嗚呼、合掌・・・。
2008 11 05 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「麻生太郎総理が、緊急経済対策を発表しましたね」とコメントしています。
「定額減税」は、標準世帯で6万円支給されるとか。高速道路も、平日3割引、休日は1千円で乗り放題、中小企業の融資枠も、大幅に拡充するとか…。「真水」の経済効果は5兆円だとか。民主党の小沢代表は、「選挙目当ての定見のないバラマキ」だと言ってるそうなんですが、それも、あんまり、説得力ありませんねえ。民主党は、児童手当2万6千円、高速道路無料化、農家所得保障1兆円、高校まで無料など、総額20兆円だとか…。まあ、個人的な目先の損得勘定でいえば、1回きりの6万円より、毎月もらえるこども手当てなら、年間312000円ですし、高校入試を控えた子どももいますので、民主党案で、え~じゃないか!というところですけど・・・今のご時世で、「え~じゃないか、宴だ!宴だ!」ど、そ~れ、パチンコだ、外食だ、旅行だ、と使ってしまう人は、あんまりいないでしょう…。・・・お金をもらえるのは、苦しい家計の我が家には、ホントありがたいのですけど、やっぱり、将来に向けたビジョンを示してほしいです。 そういう意味では、麻生太郎総理が、「3年後に消費税を上げる」と言ったのは、賛否両論あるでしょうが、私は評価したいです。税金が増えるのを喜ぶ人は、誰もいませんが、日本の財政をみたら、このままで済むわけがないと、みんな、わかっていると思います。それに、消費税を上げると言う以上は、国民に理解してもらうために、行政や議会のムダを徹底的に削り落とさなくてはならないし、消費税を上げた後の、国の財政のビジョンを示す必要があります。当然、麻生総理は、その決意があるのでしょう。この際、徹底的に本音の議論をしてもらいたいと思います。ま、もっとも「効果的な経済対策」は、役所が余計なことをしない、コレにつきると思いますけどね。
私は、「消費税を上げる」ことに反対ではないので、今回の麻生総理の発言に違和感はありません。ただ、「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんと見解が違うところが一つあります。それは、麻生総理に「その決意」はない、と思うからです。
そもそも、1年以内に解散総選挙をやらなければならず、やったら負ける可能性が高いのですから、3年後に総理である可能性も極めて低い。だったら、財務省に受けることをリップサービスで言っても罰は当たらない。逆に「リップサービスしたんだから、3年後に備えて、景気を良くするために大型財政の出動を実施しろ!」という形で、財務省を追い込んでいくんじゃないでしょうか。
いずれにしても、バラマキ麻生とバラマキ小沢の戦いは、小さなバラマキと大きなバラマキの戦いですから、自然とヒートアップしていき、大型経済対策を連発して、大盤振る舞いになっていくに決まっています。
その尻を拭くことになるのは、納税者でありかつ生活者である私たちなのですが、日本というのは、社会保険庁による組織的な「詐欺」問題に対してすらデモが起きない平和な国家なので、結局、バラマキ派が勝っていくことになるのでしょう。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・。
2008 11 04 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック
皆さん、こんにちは。木村剛です。「薄唇短舌」さんが、蒟蒻ゼリー問題に関連して、野田聖子大臣について語っています。
クレーマー、モンスター消費者の標的になり、それが扇動的な記事で売らんかなのマスゴミと共振すると、その企業は槍玉にあげられ、執拗にメディアによる苛めの対象となる。その時、政治家と結託していれば恐らくもみ消されたり軽い処分で済む、といった方向になるのだろうし、そうでなければ企業存亡の危機がやってくるのだろう。
これは本当に恐ろしいことで、クレーマーやモンスター消費者とマスコミの煽りが共振するだけで、企業が葬り去られるというリスクを目の当たりにした経営者たちは、心底やる気がなくなっています。真面目にやっていればやっているほど、「こんな国で商売なんてやってられるか?」と思うようになるのでしょうね。
野田聖子大臣も、マンナンライフに製造中止を言い渡す前に、「Mutteraway」さんの「喉に異物を詰まらせた時(改定版)」を読んだほうがよかったのに・・・。いまからでも遅くないので、「Mutteraway」さんのブログを熟読すべきだと思います。
「薄唇短舌」さんは、「消費者庁というのも、このままだとどうやら新たな利権の巣窟になりそうだな」と予測されていますが、私もそう思います。役人たちの企業イジメが非合理であればあるほど、政治家の介入価値は上がりますから、そういう意味で、霞が関(=役人)と永田町(=政治家)は同じ穴のムジナなのです。
2008 11 03 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック
こんにちは、尾花典子です。最近は朝晩が寒くなってきたので、朝シャワーの習慣をそろそろやめないと、風邪を引いてしまいそうです。
先週月曜日に、久しぶりにドル建て定期預金とユーロ建て定期預金を購入しようと思っていていたものの、急ぎの仕事があったり、物忘れがひどすぎたりしたせいか、ついつい買いそびれてしまっていました。少し相場が戻ってしまうと思った水曜日にやっと銀行のオンラインサービスで手続きをしようとしたときのこと。
金融商品取引法が施行されてから、初めての取引だったせいなのか、まず外貨預金取引に関する説明書という画面が表示され、同意をすると次の画面に移ることが許され、そのあとに取引への適合性を確認するためにプロファイリングというのが実施されます。
これは、日本株、日本国債、外国株など詳細の商品ごとに知識と経験がどの程度か聞かれ、そのあとに投資のスタイルや、投資に関する考え方などをいくつかの項目から選択するをするという、かなり面倒な手続きが必要で、これを適当に選ぶと、プロファイリングが作成され、このプロファイリングの内容にそって、買える商品というのが自動的に決められてしまうようなしくみになっていました・・・![]()
このプロファイリングをうまくコントロールしないと、買いたい金融商品が買えないようです。ちなみに、このプロファイリングは1年間有効のようですが、これが本当に利用者保護なのかは、利用者としては疑問に感じるところです。人によっては経験と知識が少ないと判断された場合は、買いたい商品を買う権利が与えられない、もう少し経験と知識を増やしてから買えと、なぜかしら上から目線で言われるということになるのではないでしょうか。
このプロファイリングのおかげで、外貨預金を買うのに時間がかかりましたが、とりあえずユーロも120円台になる前に買えたので、よかったです![]()
こういったように、今後は、投資や預金をしたいと思っても、知識や経験が問われてくるかもしれません。自分の資産は自分で守るしかない世の中になるかもしれません。
そういうときのために・・・。
これまでゴー社長が主宰していたフィナンシャル クラブは、組織を改編してリニューアルされます。新たにフィナンシャルクラブ株式会社が発足し、本格的にクラブ運営にあたることになりました。
この新しいフィナンシャルクラブでは、「老若男女を問わず高い志をお持ちの方々へ金融をはじめとした知識を広めていく」ことをテーマとして、日本全国にクラブ組織を拡大させていくことを目指しています。
フィナンシャルクラブの入山社長を、私は三菱商事時代から存じ上げているので、もう7~8年くらいになります。入山社長はかなりノリがいいですよ。私の飲み友達である通称ピーチクラブメンバーも入山さんのノリにはびっくりするくらいです。
また、ゴー社長と入山社長はもう20年近くお知り合いで、なんでも知った仲?ということでしょうか。
来週からこの「週刊!木村剛」の週末コーナーとして入山社長のコーナーが始まります~。
山あり谷あり、かなりの武勇伝をもっていると噂されていますが、ここだけの話(通称:入山メモ)的なもののようですので、どうぞ、皆様期待していてください![]()
ちなみに、ゴー社長はフィナンシャルクラブ運営に関する諮問機関としての第三者機関である理事会の理事長となり、理事会の最高顧問は竹中平蔵先生にお願いしています・・・。
先週は編集長おススメの赤坂の和食に行きました。純和食で、どれもおいしかったです。おかみさんにペースがはやすぎるとご注意を受けるほど、ちょっと飲みすぎてしまいましたが・・・![]()
2008 11 03 [15. 週刊!尾花広報部長] | 固定リンク | トラックバック






















