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2008.12.14
[入山メモ] 大航海時代がやってきた(病気編その8) 人生のバランスシート(麻生総理の病気に関する発言に一言)
こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。
麻生総理の発言で病に関し、「医師は常識欠落」「私のほうが税金は払っている、たらたら飲んで、食べて、何もしない人の金を何で私が払うんだ」と報道されています。
私は最終章で「人生のバランスシート」を書こうと考えていましたが、最近の麻生総理の発言で、病で苦しみながらも生き抜き働き抜いた弱者(麻生総理は強者ということだろう)の意見を今、申し述べねばならないと思いました。
私は闘病の都度、素晴らしい主治医に恵まれたこともあり、決して諦めることなく治療と向き合い病を治して頂きました。大変お医者様を尊敬し、信じて命を預けた賜物であると思っております。
また、健康で丈夫な方をうらやましくも思いました。自分も「そうであったらなあ」と考えることも度々でしたが、その方達に支えられ治療し、また保険を使わせて頂いていることは本当に、有難いことだと感謝していました。
人生の最終章で死と向き合った時、人生のバランスで病とはなにか、ひとつは借金(欠損)かも知れませんが、人間界では誰かが病を引き受けて健康な方に頑張って頂くのではないかと思います。
これにより、借金ではなく資産に替えることができる。感謝することこそが逆転の発想になるのではないでしょうか。
それに比べ、麻生総理の今回の発言は極めて悲しくなるもので、「嫌な思いをしている人がいるならば・・・・」との発言も、麻生総理は全く弱者を眼中にしていないことの表れと感じさせるもので、しかも弱者を仮定の話ととられる様な発言は国を治める政治家としての資質が問われるものであります。これが原因のひとつとなり内閣支持率が激減したとも言われています。
この様な麻生氏を総理大臣として生活しなければならない国民は不幸だと思いたくもなってしまう。だからこそ、総理を選ぶ政治家を国民は慎重に選ばねばならない。
実業界でよく聞く話に例えれば、不祥事などで急遽ワンポイントリリーフで就任した社長が(この場合、傍流の部門から選出されることが多い)そのまま居座ることがあり、さらに業績の悪化を招き株価(支持率)が低下することに似ているのではないでしょうか。
株主総会(総選挙)を乗り切る目処もなく、交代する人材が手を上げることもなく、取締役(閣僚・国会議員)の責任が問われるこの事態に
監査役(マスコミ)は何をしていたのかということになります。
私が大変心配をしているのは、実業界では株主代表訴訟というものがあり、これにより取締役(閣僚・国会議員)解任、あるいは取締役定数半減(閣僚・国会議員定数半減)になりはしないかということです。
今週のお話はここまでですが、この話の深淵はフィナンシャルクラブでお話ししたいと思っております。
つづく
●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。
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