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2009.04.30

[ゴーログ] 100年に一度の大バブルの業界がある

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが「世の中は、100年に一度の大不況なのですが、ヤクニンは、100年に一度の大バブルに、もう、連日の大宴会状態だとか」とコメントしています。

2009年度の一般会計と、経済対策の補正予算で、予算規模は100兆円突破。もう、ヤクニン様たちは、やりたい放題です。2008年度の補正予算も、実際のところ、使い道に困るほどだったとか…。で、そのツケは、赤字国債で国民に請求。橋下知事が、国はぼったくりバー だ!と怒るのもムリないですね…。例えば、今度の経済対策の目玉、省エネ家電の「エコポイント」制度、今、経済産業省内に事務局ができて、実施方法の詳細を検討中らしいのですが、たぶん、どうやって、オイシイところをいただくのか、検討中なのでしょう。ちなみに、対象となる家電製品は、経済産業省の天下り財団法人「省エネルギーセンター」が、認証したものに限るそうです。やっぱりね…。・・・それと、廃家電製品などから、レアメタルなどを回収する、「都市鉱山」構想の推進、個人的には、本来とても良いことだと思うのですが、「都市鉱山利権」争奪で、新たに「都市鉱山」財団 が誕生する予感…。ホント、ヤクニンは、うまい!うますぎますなあ~。今回の「経済対策」って、ヤクニンのためではあっても、国民のためのものではないのは、確かです…。しかも、この不景気で、世間は給与削減、ボーナスカットの嵐、なのに、ヤクニンの守護神、官公労は、「公務員の給料は、民間の指針になるのもので、官民比較はまかりならん」とか、「もっとも有効な経済対策は、公務員のボーナス増加だ!」とか、ホントかよ~ と思うような脳天気ぶりです。

 本当に、今回の補正予算はヒドかった。15兆円という数字を作るために、何でもかんでもとり上げたという感じです。最後のツケは、私たち国民が払うことになるのでしょうが、せめてもう少しまともな経済政策にしてもらいたいもの。無駄遣いをするくらいなら、現減税措置で経済活力を活かしながら、国民に還元すべきなんですが、そんなつもりはさらさらない。そもそも、「コンプライアンス不況」で人災による大不況を起こしているのは、霞ヶ関なんですけれど、それに対する反省がまったくないから、困ってしまいます。
 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんも、「考えてみると、今回の大不況は、ニッポンが一番深刻で、それは、リーマンショックに端を発した金融恐慌の影響よりも、貸金業法、建築基準法、金融商品取引法改正の、いわば、ヤクニンによる『官製不況』の様相を呈しています」と語っていますが、この点に対する認識がない限り、日本経済が元気を取り戻すためには、10年くらいかかってしまうのかもしれません。

2009 04 30 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク

2009.04.29

[ゴ―ログ] 安心社会実現会議はすばらしい???

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「社会保障や財政など国の基本政策について中長期的な観点から再検討する有識者会議『安心社会実現会議』の初会合が開かれた」ことを紹介しています。

提出された文書は、例によって官僚によって使い古された文言だらけの、手垢で汚れたものである。また集められた有識者たちも、先の有識者懇談会と同じように、官僚の作文に対して唯々諾々と承諾の意思を示すことを基準として選出された古びた考えの持ち主ばかりだ。社会保障や財政など国の基本政策について中長期的な観点から、提言を6月にとりまとめる方針という。首相は「日本の目指すべき国家像を議論してほしい。政策目標を示し、安心できる社会への道筋を明らかにしたい」と強調している。政府主催のこの会議の目的は極めて明瞭であり、一つは選挙対策であり、もう一つは消費税などの増税案をやむ負えないものとすることを認めさせることである。安心実現という意味は「安心して消費税アップを実現すること」に他ならない。

 見事に守旧派が勢揃いしたという意味では、この安心社会実現会議というのは、壮観ですらあります。低俗なマスコミの議論と歩調を合わせて、「小泉構造改革が日本をダメにした」という事実を直視しないレッテル張りを一生懸命にして、大きな政府=財政出動の正当化=将来の増税の布石、という論理展開をしていくのでしょうね。会議がスタートしした段階で、結論が読めてしまうすばらしさ・・・。
 悲しくなるくらい日本の将来が読めてしまいます。嗚呼・・・。

2009 04 29 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.28

〔ゴーログ〕「エコ」なのか「エゴ」なのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「最近の言葉はウソばかり。その際たるものが日立の冷蔵庫だ。昨年も偽装に明け暮れたが、こちらの商品のウソがばれるまでに約3年も要した」と怒っています。

「エコ冷蔵庫」に不当表示で、排除命令が公正取引委員会から出された。それにしても罪作りな「エコ」という言葉だ。「エコ」という言葉のウラには経済優先という言葉が付いていて、決して「エコ商品」を作るためにはエコではないということが多々ある。環境に優しいということは、何はともあれ、いまの商品を長く使うことが一番だ。それでは経済が持たないから、なんとしてでも、エコという言葉で偽装する。 エコ商品を買うために、今使えている商品を廃棄してまでして「エコ」化というとそれはウソだ。経済を優先させるための「エコ」という経済「エゴ」でしかない。それにしてもだ財団法人省エネルギーセンター2008年度「省エネ大賞」会長賞も受賞したそうだが、審査基準がいかにいい加減かが判る。

 最近の「エコ」ブームは、「エコ買い」などと囃し立てて、自分の商品を買わせようとする「エゴ」が目立ちます。たとえば、ハイブリッド車に関しても、「プリウスを例にとると、買った時点では地球に優しくありません。ハイブリッド・システムはエンジンに加えて電気モーターも積むから車体が重くなり、アルミなどで軽量化していますが、このアルミはつくるのに大量のエネルギーを消費するのです。プリウスの製造段階での環境負荷は、通常のガソリンエンジン車に比べて大きくなります」とか、「造るのに大量のエネルギーを消費しながら、日曜日しか乗らないハイブリッド車はムダだ」という専門家の研究もあるのです(by「くまさんの自立」さん)。
個人的には、「偏屈な私は、今の『エコ』は、人間の『エゴ』でしかないと思う」(「(仮題)企業としての『役割分担』」さんの意見に共感します。「口先だけのエコに踊らされている」という「くまさんの自立」さんの指摘に耳を傾けてください。

2009 04 28 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.27

[ゴーログ] なぜ家宅捜索が必要なのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。SMAPの草なぎ剛さんが、東京都内の公園で全裸になって騒いだとして公然わいせつ容疑で逮捕され、24日に釈放されました。

 この事件に関しては、「公然猥褻で逮捕されるなんて、正直バカじゃないかと思ってしまう」(by「くまさんの自立」さん)とか、「ジャニーズ事務所激震ですね…。どうなってしまうのか…。何かの陰謀なのか」(by「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さん)とか、いろいろな意見があると思います。
 あまりSMAPに興味がない私の感想は、皆さんと違うかもしれませんが、「酔っ払ってつかまっただけで、なぜ家宅捜索までするのだろう」というものです。覚せい剤の反応があったというのであれば別ですが、酔っ払いの罪で家宅捜索というのはやりすぎなんじゃないでしょうか。この国の権力は本当になんでもありなんですね。基本的人権などという概念はないのでしょう。
 それにしても、この事件に関して、「最低の人間としか思えない」「めちゃくちゃな怒りを感じる。絶対に許さない」と発言した方の品性を疑います。でも、こういう方々がこの国を率いているのですから、この国が行く先を誤っていくのも致し方ないですね。

2009 04 27 [20. その他] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.26

[入山メモ] 大航海時代がやってきた 病気編その41 ~サラリーマン人生ラスト10年病魔との闘い~― 京都での驚くべき超能力者の治療 その4 ―

 こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。さて、昨日の話しの続きをしましょう。
 今回はいよいよ治療です。京都駅に着くと、真っすぐ吉水へ向かいます。そこで一息入れ、ラフなスタイルで治療に出掛けるのです。往きは坂を下るので楽です。


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 八坂神社を右に見て、松原通りへ向かい、そして宮川町祇園都おどりの歌舞練場を素通り、お茶屋さんの軒が連なり、提灯が格子戸の前にぶら下がり案内になっています。“ガラガラ”と戸を開け、女将に挨拶、4帖ほどの女将の部屋に入り待つこと10分。“ガラガラ”と格子戸が開けられ、もう一人、旅館の主人が登場するのです。合気道の達人で、京の町の発明家でもあります。昔は友禅の反物を扱う織物会社の社長だとのことで、商が成り立たず、今は外国人向けの旅館・ホテルに転身した京都の粋人でもありました。
 春田泰子さん、実は4年前に他界されたのです。私で299人目の患者で今までで一番難しいと言っていましたが、とうとう300人目で人生を閉じられたとのこと。「人を治すことはそれを受けてしまうことだ。命がけだ。」と話され、「あなたは治ったけれど、他人を治せると思わないで欲しい。救われた命は大事にせねば。」と言われたことがあるのです。
 女将から「お風呂に入りやす」と声をかけられ、私は恐縮しながら治療の前に血行を良くするのだということで風呂場に行くのです。すると500個ぐらいだろうか、湯船の中にトルマリンが入った少々ぬるめの湯に入るのです。10分経ったところで、「浴衣に着替えてこちらへどうぞ」と女将と合気道家の待つ8帖間、そこには神棚があり、いかにも祇園のお茶屋の奥座敷という構えの和室でした。
 目をつぶっていると、合気道の先生の気合が合図で女将の「リンパ潰し治療」が始まるのです。「えいっ」と銀色の棒でリンパ腺を突くこと数分、激痛が走り、全身からの汗が飛び散るのです。
 その瞬間は目の前が真っ白くなり、更に汗がしぶきとなって散っていくのです。
 どうでしょうか。30分経つと真っ暗の中、なにやら白い灯影なのだろうか、薄っすらと蒸発していくような気がするのです。
 気を失うように寝込むこと小一時間、目が覚めると血行があきらかに良くなっているのです。果たして眼底の出血には良いのだろうか分からないが、女将と世間話しをし、お茶を2、3杯楽しみながら更に魔法の水を飲むも不安を抱きながら祇園を後にし、丸山公園の宿に歩いて行くのです。
 しかし、さすがに坂がきつく、タクシーを乗ることが多かったのです。京都祇園でのまさに滅多に経験が出来ない夢、まぼろしの時空だったのです。(次週に続く・・・)


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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。1965年3月慶応義塾大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス株式会社代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、そのうちの280億円をエム・シー・ファイナンス代表取締役社長として負担する。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
1998年6月より2008年6月30日まで三菱商事株式会社情報産業管理部長、監査役、執行役員(監査担当)、顧問を歴任し、この間の激務を通じ、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任するに至った。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。

2009 04 26 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.25

[入山メモ] 大航海時代がやってきた 病気編その40 ~サラリーマン人生ラスト10年病魔との闘い~― 京都での驚くべき超能力者の治療 その3 ―

 こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。さて、先週の話しの続きをしましょう。
私はこの3時間コースに3時間足す6時間コースがあります。3時間でいつも行うのは、八坂神社の枝垂れ桜前の占い“八坂の母“に立寄り(いつも1時間は待つ)、生年月日での運勢を見てもらうのです。

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 いつも言われるのは、“あんたは運がないねえ、生まれ日だけどね”
という答えを貰うが、何かあると今度こそ運が良いねえと言われないかと思うのだが、決して間違わないのです。“私は運がないのだ。
 頑張ろう“とつぶやきながら必ず南禅寺の湯豆腐”順正 “へ行くのです。決まって時間は午後3時、一番静かで安上がりの早めの夕食を大広間でとるのです。そして庭を遠目にしながら”ほっと“一息つくのです。この2つで3時間、足せば6時間コースとなって行くのです。八坂から順正へ、順正から鍵善へ・・・戻るというものなのです。
本当に時間が止まり、そして京の雅と悠久の佇みで一刻の安らぎに浸るのです。いよいよ次は治療です。(明日に続く・・・) 

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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。1965年3月慶応義塾大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス株式会社代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、そのうちの280億円をエム・シー・ファイナンス代表取締役社長として負担する。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
1998年6月より2008年6月30日まで三菱商事株式会社情報産業管理部長、監査役、執行役員(監査担当)、顧問を歴任し、この間の激務を通じ、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任するに至った。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。


2009 04 25 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.24

[ゴーログ] 北朝鮮への対応が教えてくれたこと

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「兄やん公式ブログ2」さんが「北朝鮮の人工衛星問題に対する日本政府の対応を見ていると、政治・経済面と同様に、国民を守ろうという気がさらさらないんだな、と感じます」と嘆いています。

まず、エムネットと呼ばれる情報の内容です。最初に誤探知とされた分では、「○時○分に発表」という形で、実際に現地(北朝鮮)でいつ発射されたのか?という情報が含まれていないということです。少なくとも、アメリカの衛星から寄せられた情報を間接的に発表し、それをメディアが届けるために、仕事や何かしらの作業をしている人に情報が届くのは、数分遅れになるハズです。次に、「北朝鮮からミサイルが発射されました」というアナウンス。これだけの情報だと、アナウンスされた地に住む人たちは、人工衛星なのか?ミサイルなのか?も分からないですし、着弾する可能性があるのか?どうかも分からない状況です。無駄に不安を煽るだけで、かつ情報も少ないという状況では、国民はどうしようもないでしょう。日本政府が、情報がいかに大切か?ということが理解できていないだけでなく、国民に不安心理を与えても何とも思っていない、ということが露呈した結果だと言えるでしょう。さらに、「誤探知」という最初の情報から、「情報伝達システムのミス」という2次発表など、何から何まで危機管理が徹底できていない状況です。政府から発される情報が不安を与えるような曖昧さで、かつ正確性に乏しいとなれば、今まで以上に国民は政府を信用することなどできないでしょう。

 「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「まるで1853年のアメリカ艦隊襲来に匹敵する日本政府の周章狼狽ぶりだった」とコメントしていますが、ミサイル報道を巡るわが国マスコミの狂喜乱舞と終わった後の知らん振りを見ていると、本当に悲しくなります。

慌てて自衛隊が出した発射情報が誤報だったとのニュースは世界を巡り、日本の監視体制は信頼できずとの、最悪のメッセージだけが残った。この重大な失態に対して、誰も責任をとらない自衛隊の役人体質も我慢がならない。この程度の失敗は役人にとっては、当たり前のことで通用する感覚なのであろう。・・・今回のミサイル騒動で、日本の弱点がいろいろと国際的に暴露されてしまった。・・・日米同盟で外からの攻撃には米国が守ってくれるものと、思っていたが、自分のことは自分でしなさいと、米軍から言われたようなものである。最悪の事態は、NYの国連安保理外交にあった。米国を頼りにして、北朝鮮に対して強硬決議をモノにするつもりであったが、見事に米国から梯子を外されてしまった醜態ぶりである。国際舞台は裏舞台で動くことは外交の常識であるが、これすらも日本外交にはできていない。・・・弱点をさらけ出した政権は、これからも全く信用できない。

 そのとおりですね。信用できるとは思えません。「兄やん公式ブログ2」さんは、「ただでさえ、政治・経済面でもこの国は国民を本気で守ろうとせず、借金を増やすようなことしかしていないことが知れ渡っている状態です」と述べて、今回のミサイル事件をこう総括しています。

政治・経済面で国が守ってくれない場合には、国民が自分達の努力次第で身を守ることはできますが、こういった国家的な部分に関してはなす術がありません。今回の不備について言えば、「不安を取り除く最低限の努力」と「情報を正確かつ迅速に国民に知らせる」といった、大した訓練も必要とせず、設備投資もそんなにかからないような簡単なことができていない状態です。・・・「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、「備えが不十分なために憂いしかない」上に「改善しようとする気配すらない」のが悲しいかな我々の暮らす国なんですね・・・。

 だからこそ、マスコミの役割は大きいのですが、小さな問題にはキャンキャンと吼え立てて、大事な問題には大本営発表に甘んじるというクオリティには目を覆うばかりです。「一番興味深かったのが、TBSの番組改編だ。なんとTBSが9日に報道した全番組で一番視聴率が良かったのが、再放送の水戸黄門だったということだ。どんなにタレントや視聴率のとれそうな人を番組の目玉に据えたところで、今のところ夕方の7時台はNHKが相も変わらず視聴率トップだ」(by「くまさんの自立」さん)という現実を一体全体どうみているのでしょう。マスコミ関係者には、「くまさんの自立」さんの下記のコメントを熟読してもらいたいと思います。

マスコミが中立という立場を踏み越えて、面白可笑しく問題をいたずらに掘り下げるだけで、与党野党の支持率がかなり左右されているというのが実情だ。つい最近の支持率は阿呆太郎の支持率がアップし、小澤代表の民主党が下がり始めている。付和雷同される国民とも言えるのだが、マスコミの取り上げ方は本当に異常だ。鬼の首を取ったかのように騒ぎわめき、中傷する。もう一度、阿呆太郎がなにかの問題で躓けば、マスコミが面白可笑しく取り上げ支持率が下がることは間違いない。マスコミは報道するにしても、もう少し両サイドから情報を得て視聴者に取捨選択できるようにするべきだ。

2009 04 24 [20. その他] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.23

[ゴーログ] 109億円以上で来年買う人は誰?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産投資と金融・ファイナンスブログ」さんが、「先月(3月)は一時に比べ随分と不動産取引が増えたようです。東京及びその近郊でのお話しですが、マンションでは4000万円以下で特に2000万円台、3000万円台の新築、中古マンションの売買が活発だったようです」と報告してくれています。

新築戸建もやはり5000万円台以下、戸建用土地も4000万円以下が活発に動いたようです。都心から近いエリアの狭小地に建つ3階建て戸建などが良い例です。・・・この価格帯は、消費者が住宅ローンを組んでも「無理なく買える価格帯」です。高価格帯の都心の高級マンションや戸建はあまり動いていません。これは、ユニクロやシマムラやマックだけが増収増益であることや、自動車業界で軽自動車だけが健闘していう現象とあまり変わらないのかもしれません。しかし、経済不況が今後も長引き、更に景気が悪化した場合には、この価格帯も危うくなるかもしれません。 一方、数百坪、数千坪といった開発用地やビル、大型マンション一棟はまったくといってよいほど動いていません。・・・つまり、大型物件の買い手不在です。特に昨年から今年に破綻した各不動産会社、不動産ファンド等が保有する物件の売却=最終処理はまだまだ進んでいないのが現状です。よって、不動産マーケットに実際いる者の感触としては、金融機関の不動産業者向けの融資の処理・・・は、まだ2合目程度ではないかと思います。東京近県だけでなく地方も含め、膨大な量の投資案件、つまりビル一棟、ビル用地、マンション、マンション用地、リゾートホテル、ショッピングセンター等の処理は殆ど手が付いていない状況です。金融機関も損切りが出来ないし、同時に購入者も総論いないのが現状です。・・・  前回のバブル崩壊時には、外資系の投資ファンドや投資銀行がバルクでばんばん購入していったことが記憶に新しいですが、当然ながら今回彼らの登場はあまり期待できない訳です。彼らは投資銀行のビジネスモデルを破綻させてしまったのですから。・・・この事業用不動産に対する買い手不在に解決策はあるのでしょうか?この点だけを見れば、不動産会社に融資を盛んに行なってきた、外資系金融機関やノンバンクは「売り」ということなのでしょう。今日は、若干明るい話とまだまだ暗いお話でした。

 最近では、銀行員に対して「不動産業」の「ふっ」と発音しただけで、彼らは「ふっ」と居なくなってしまいます。「建設業」の「ケッ」と発音しただけで、彼らは話を聞いてくれません。「ノンバンク」の「ノン」と発生しただけで、彼らの答えは「イエス」ではなくて「ノン」になります。
 わが国における資金の凍結は、極めて厳しい状況が続いていると判断せざるを得ないのです。だから、大口の不動産物件については、売れるだけでもラッキーと考えるべき局面なのです。だから、「不動産投資と金融・ファイナンスブログ」さんは、こう断言(?)しています。

鳩山さんが、来年当たりに郵政のかんぽの宿を再度売出し許可したとしても、今度は誰も買い手が付かないなんてことも起こるかもしれませんよ・・・・。オリックスも今頃「あの契約、破綻してよかった~」と言っているかもしれません。これはあくまでも想像ですが(笑)

2009 04 23 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.21

[ゴーログ] 北野誠問題と痴漢冤罪の留意点

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「タレントの北野誠さんが、『不適切発言』で、突然の活動休止、芸能活動廃業ということで、あまり興味なかったのですが、『真相』が漏れ伝わってくるにつれて、金正日総書記独裁の北朝鮮じゃないですが、ニッポンは恐ろしい…と感じてしまいます…」とコメントしています。

確かに、北野誠さんも・・・あまりよろしくない発言をしたようです。・・・ですが、・・・出演している7番組全て降板、実質的な芸能界追放というのは、ちょっと、気の毒な感じがします…。相当、強大なヤミの圧力があったのでしょう。・・・北野誠さんの公式ブログも閉鎖されてしまったようです。・・・この「北野誠消滅」を、一部のマスコミ以外、スルーしていて、北野誠さん自身が出演していた番組でさえ、何の言及もないのは、ちょっと奇妙です…。ま、ヤミの力がいかに強大なのか、改めて感じます…。・・・しかし、ニッポンにも、厳然とした「タブー」があるんですね。・・・ヤミ勢力の怒りに触れて、消された人々がいかに多いことか…。・・・ヤクニンに抵抗した、鈴木宗男さんや小沢一郎さん、▲▲の既得権益をぶち壊そうとした、堀江貴文さんや、村上世彰さんも、タイーホです…。

 私は、この「北野誠問題」を知らなかったのですが、そんなことがあったんですか。マスコミは、正論であるか否かにかかわらず、好き勝手に叩きまくっていますが、時の権力者にとって耳触りの悪いことを言うと、この国では恐ろしいことになるようですね。だから、結局、大本営発表の垂れ流しになってしまうのでしょう。
 正直言って、最近の日本は、戦前のファシズム的なムードが満ち満ちていて、時々気持ち悪さを感じます。コミュニズムとファシズムは表裏一体みたいなもので、行き過ぎた公平主義や反自由主義、そして嫉妬主義は、社会主義的な表面を装いながら、全体主義的な方向へと国家を導くものだからです。
 この動きを防止するためには、まずは、身体を張って反対する人々が必要なのですが、その人々が権力によって蹂躙されたときに制度として護る司法の力が重要になってきます。しかし、「ある女子大教授のつぶやき」さんが指摘しているように、「刑事事件の推定無罪である『疑わしきは罰せず』という原則が崩壊している。警察、検察、裁判所という司法権力は『疑わしきは罰する』という推定有罪という方向に走っているようだ」という現実は、本当に憂慮すべき事態なのです。

刑事、検事、裁判官も与えられたノルマをこなして国家から養ってもらい、しっかり退職金を手にする構図の中で自己の保身しか考える余地がないからであろう。だから、「疑わしきは罰せず」などと、いつまでも書生みたいなことを言ってと軽蔑し、推定無罪は風前の灯となっている。典型的な例が、電車内で起こる痴漢冤罪である。・・・自分は天地神明に誓って痴漢などはしていないと思っても、何かの拍子に誤解を受ける可能性がある。説明すれば分かるなどと思っても、知らないうちに逮捕拘留され、密室状態で自白を強要される罠にはまってしまう。手練手管の刑事に、罪さえ認めれば20万円の罰金ですぐに解放するなどと迫られると、ほとんどの人が無実の罪を認めてしまうという。否認し続ければ、この先、何か月も勾留され、裁判になり、社会的地位も失い、家族にも多大な損失を与えかねないからである。裁判員制度で司法の片棒を担がされる国民は、改めて「疑わしきは罰せず」との書生論を胸に秘めて欲しい。

2009 04 21 [20. その他] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.20

[ゴーログ] ヤミ専従と漢検に関する扱いの違い

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「ヤミ専従、ヤミ給与、カラ出張、カラ会議、接待タクシー、官々接待など公務員の不正な税金パクリ犯罪は後を絶たない」と述べています。

報道されているヤミ専従は公務員が勤務時間中、所属長の許可を得ずに組合活動を行うことで、国家公務員法などの職務専念義務に違反している。農林水産省がやり玉に挙げられているが、ほとんどすべての中央と地方の役所で戦後60余年にわたって、半ば公然と行われてきたことである。この問題の本質は組織率の高い労働組合を相手として、使用者側が組合の意向におもねることで、仕事の成果を上げることができると勘違いしてきたことである。税金の無駄遣いに対する公務員の感覚の欠如が如実に表れている。だからヤミ専従について発覚した農水省や社会保険庁の調査でも、あいまいな結果しか示されず、組織的な隠蔽工作が行われている疑いは隠すことができない。社会保険庁で昨年発覚したヤミ専従問題では、当事者や給与の不正支出に関与した上司計40人が背任容疑で刑事告発されたが、不正支出相当額を返納し、懲戒処分も受けたとして、全員が起訴猶予処分となっている。ヤミ専従の調査で農水省では、現場の混乱を避けるためと称して、調査前に組合に連絡したことは、ヤミ専従の隠匿が目的だったことを表している。腐った組織は解体するしか直しようがない。

 こんなに明らかな法律違反を放置しておきながら、マスコミ受けするスタンドプレーばかりが刑事罰として裁かれるというのは、あまりにも公平性に欠けています。この国は、成熟した民主主義国としてのバランス感覚が欠けているのではないでしょうか。
 ちなみに、「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんは、「『漢検』で有名な、財団法人日本漢字能力検定協会が、『不適切な運営』で糾弾されていますね」と指摘しながら、シニカルに鋭い発言をしています。

大久保昇理事長が、高額の報酬を受け取っていたとか、自らのファミリー企業と高額の委託契約を結んでいたとか、そういうことらしいです…。4月13日には、文部科学省の銭谷真美次官が、財団法人日本漢字能力検定協会に対して、説明責任を果たすべきと、厳しく非難したそうです・・・アレ?なんか、激しく違和感を覚えるのは、ちょい悪オヤジだけでしょうか・・・大久保昇理事長の「多額の報酬」が問題って? そんなこと言ったら、「渡り鳥ヤクニン」たちは、どうなるの?・・・それに、大久保昇理事長が、自らのファミリー企業に高額な委託契約を出してたって、では、国土交通省の都市再生機構や、厚生労働省の雇用能力開発機構、社会保険庁、経済産業省の新エネルギー財団、農林水産省の緑資源機構、文部科学省の日本スポーツ振興センター、法務省の地方法務協会、これは、ホント氷山の一角で書ききれないのですが、ヤクニンは、ファミリー企業への随意契約、官製談合、やりたい放題ですよね…。財団法人漢字能力検定協会は、この「漢検」で70億円もの資産をため込んで、それも問題らしいのですが、オイオイ、90兆円の埋蔵金はどうなるんだ!って感じです…。そんなヤクニンに、「説明責任」と言われても、説得力ゼロです。まず、「消えた年金」とか「天下り」とか「官製談合」「ヤミ専従」とかで、しっかり、自らが説明責任果たしてくださいよ!  まあ、ちょっと「漢検」は目立ちすぎましたね。あんまり、うまくやっているので、ヤクニンたちに目をつけられてしまいました…。「オレたちに、断りなくウマイ汁吸うんじゃない!」「オレたちが、漢検を支配下に置く!」というところでしょう。文部科学省の銭谷真美次官が、「不適切な運営だ!」主張する言葉のウラは、ヤクニンにとって、「天下りヤクニンがいない」=「不適切な運営」ということです…。・・・ニッポンでは、堀江貴文さん、村上世彰さん、小沢一郎代表、鈴木宗男さん…みんな、ヤクニンの目障りになると、葬り去られていく運命にあるようです…。マスコミも、ヤクニンや●●には及び腰ですが、ホリエモンとか、鈴木宗男さんの時は、「溺れた犬を棒で叩く」ようなバッシングの嵐でしたね…。みなさん、ヤクニンがやっているからって、ヤミ専従、ウラ金、脱税、着服、マネしてはいけません…。下々の民は、タイーホされます…。それが、今のニッポンの現実ですから…。

 せめて、「漢検」と同じくらいの処罰を、「ヤミ専従、ヤミ給与、カラ出張、カラ会議、接待タクシー、官々接待など公務員の不正な税金パクリ犯罪」(by「ある女子大教授のつぶやき」さん)に対して、処置していただきたいものです。でも、無理でしょうね。日本は、立派な「官僚主権国家」ですから・・・。

2009 04 20 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.19

[入山メモ] 大航海時代がやってきた 病気編その39 ~サラリーマン人生ラスト10年病魔との闘い~― 京都での驚くべき超能力者の治療 その2 ―

 こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。さて、昨日の話しの続きをしましょう。
 史実ですが、母方の先祖に戦国武将の関十郎衛門という織田信長の奉行の1人がおり、その内儀が森蘭丸の姉で、欄丸は信長公と共に本能寺で果てたということがあります。

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 私は、京都について話し出すと途切れることなく次から次へと走馬燈の如く描写が続くのです。
 そこに京都のお茶屋「春田」の女将が現れ、また、時宜を得て同窓同期が丸山公園の知恩院の宿坊を旅館に衣替え、「吉水」という名で私の京都通いの第一歩、1998年9月に開業したのです。
 祇園宮川町に「春田」はあります。ここでの治療は優雅さと凄惨を織り成したものだが、極めて荒治療でした。今までの京都めぐりが本当に楽しく優雅なものだけに、真逆とはこのことかとお話しするためにも「3時間コースめぐり」を一筆申し上げねばなりません。
 私は西の方へ行く途上、京都駅で途中下車するのです。コースと立寄りはいつも決まっています。昼着くと、まず祇園のお茶屋「恵美」で京弁当を食べるのです。カウンターに座り左を見ると和室の向こうに小さな庭が見えるのです。ここで小1時間過ごすと、清水寺へ行き、舞台から眼下に京都を見下ろすのです。
 そして、二年坂、三年坂と下り、途中にある「かさきや」で田舎汁粉を注文、年老いた主人と二、三言葉を交わし“渋い緑茶”とお汁粉を楽しむのです。
そして高台寺へ向かい、途中で手焼きせんべいを1枚買い、歩きながら食べるのです。醤油味がとても新鮮です。
 高台寺は秀吉の正妻寧々の里です。そこで、参拝し石段を下って、石塀小路から八坂神社へ行くのです。丸山公園の枝垂れ桜を廻り、四条河原町へ向かうのです。途中、水上勉の小説で有名になった「鍵善」でくずきりを冷たく頂くのです。黒みつが軽い疲れを癒してくれるのです。
 そして、祇園白川の「いづう」に立寄り、鯖寿司を買い込み、その足で南座隣のそば屋でニシンそばを食べ、四条大橋を渡り、横丁を入った突き当たりの「村上重」で漬け物(冬なら千枚漬がおいしい)を求め、帰路へと一目散に京都駅へ行き、“ひかり”に飛び乗り最終目的地に向かうのです。(来週に続く・・・)


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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。1965年3月慶応義塾大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス株式会社代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、そのうちの280億円をエム・シー・ファイナンス代表取締役社長として負担する。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
1998年6月より2008年6月30日まで三菱商事株式会社情報産業管理部長、監査役、執行役員(監査担当)、顧問を歴任し、この間の激務を通じ、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任するに至った。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。


2009 04 19 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.18

[入山メモ] 大航海時代がやってきた 病気編その38 ~サラリーマン人生ラスト10年病魔との闘い~― 京都での驚くべき超能力者の治療 その1 ― ●お知らせ●ブログ読者をイベントへ無料ご招待いたします。詳しくはブログの最後へ!

 こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。さて、先週の話しの続きをしましょう。
 平安の世からの都、京都は説明しがたい不思議な場所であります。

私は若い頃から旅に出ると時間があれば京都に立寄り、定規で計ったようにいつも同じコースをさっと巡り、風の如く去っていく習慣がありました。ここれは仕事での出張に際しても東海道新幹線を利用する場合、同じ様な行動を起こすのでした。パターンは、3時間コース、半日コースと2種類で、道順も立寄所も、大概いっしょというものです。その京都で治療が目的で逗留することになるのです。
 ワクワク感だけで病気が治るということではありませんが、京都には不思議な“氣”というものがあるのです。
『祇園茶屋逗留』の具体的な情景を話しする前に、私の正当性、蓋然性を言い訳として説明しておきましょう。

(言い訳)
・京都には平安の世に生まれた都市建設の極意、すなわち「風水」があり、「氣」の「流れ」が目、鼻、耳、口から、そして肌から体内に滲みこんできて全身が熱くほてり血流が良くなるのです。
・京都人気質です。人々はあきらかに弱い人、望みを失った人、
何かを必死に耐えようとする人、つまり助けを求める人にとても
やさしく、奥深く受け入れてくれるのです。
超能力、匠の技、人知を超えた説法をもって不思議な世界をかもし出していると思うのです。
・宗派の縁が深く関わっているのではないかと思うのです。
父方は、最澄が開祖した天台宗から親鸞の浄土真宗に改宗したお寺さんが菩提寺であり、いずれも京都に総本山があります。(最近ではあるが、既に私は生前に「弘誓院釋聖彦」の法名を頂戴しております)
・そして60年前の終戦直後、父が物価統制令違反という罪状の
冤罪(当時、心無い密告が流行していたようです)で、京都の拘置所に収容され、母に連れられ下着を持って面会に行き、鉄格子越しの父を見た記憶は消え難く、今でも鮮烈に眸に浮かんできます。 
このことは続編に予定している金融編で書きたいと思います。
結局、無罪放免でしたが、社会的にも経済的にも制裁を受けた
ことには変わりなく、当時の官憲の在り方について深い疑念を抱き、今も引きずっているのです。(明日に続く・・・) 

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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。1965年3月慶応義塾大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス株式会社代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、そのうちの280億円をエム・シー・ファイナンス代表取締役社長として負担する。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
1998年6月より2008年6月30日まで三菱商事株式会社情報産業管理部長、監査役、執行役員(監査担当)、顧問を歴任し、この間の激務を通じ、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任するに至った。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。


2009 04 18 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.17

[ゴ―ログ] インターネット選挙を解禁するには?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「兄やん公式ブログ 2」さんが、北朝鮮が衛星(?)を発射したことを受けて、自民党に「日本も核武装をすべき」という発言している議員がいるという報道を受けて、「それは誰と誰なのか?ハッキリして欲しい」と語っています。

それに対してマスコミが叩く、という現象は害でしかないのでやめてもらいたいわけですが、誰が日ごろからどんな発言をして、どういった思想を持っているのか?という部分は、選挙の際の重要な判断指標にもなります。こういう部分は情報公開の一環として、きっちりと公開するべきでしょう。あくまでも、発言を良しとするか悪しとするかは、国民が決めることで、マスコミが決めることではありません。マスコミは必要な情報を提供するツールであればいいのです。・・・そもそも、選挙で政治家を選ぶ際には、ある一定の情報が無ければ正しい判断などできるハズもありません。・・・そのためにも・・・インターネット上で選挙活動ができ、さらに投票までできるようなシステムも構築すべきですし、政党としてこういったことをマニフェストに盛り込むべきでしょう。正直、この程度のことができないのであれば、日本が劇的に良くなることはまずないと言っていいでしょうし、国の借金は増えることはあっても減ることはない状態が続くでしょう。  インターネットでこういった情報公開をすることで、選挙の際に比較するようなサイトを作る人が必ず現れ、情報を整理するのにも役立つようになります。また、ネットがない世帯にはそれらをプリントアウトして郵送なり、情報請求申請をしてもらって公開するようにすれば、誰もがその恩恵を得ることができます。今時、この程度のことが自分でできない時代遅れの国会議員も多くいるわけですし、そういったセンスを含めて見極めるいい機会にもなるでしょう。・・・ネットで投票だけでなく選挙活動ができない状態をこのまま放置、ないし容認することが、どれだけ日本にとってマイナスに作用しているか・・・国民が正しく権利を行使するためにも・・・最低限必要なインフラの整備と、マスコミによるバイアスのかからない情報を主権である国民に提供すること、これがスタートラインになるのではないでしょうか?

 まったくもって大賛成です。インターネットを使った選挙ができないという理不尽は早急に解決しなければなりません。ところが残念ながら、既得権益を持っている現在の政治家は、「インターネットを許可すると、選挙で不利になるかもしれない」という恐れを根拠に、改正反対を続けています。誰かが犠牲になるのを覚悟で、インターネット選挙解禁を公約に掲げ、実際にインターネット選挙を行い、逮捕されるリスクを冒して国民に訴えないと変わらないような気がします。

2009 04 17 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.16

[ゴ―ログ] ヤクニン対策法が必要だ???

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「西松建設のヤミ献金事件も、そろそろ、幕引きのようです」という予測を披露しています。

国澤幹夫前社長が逮捕された西松建設では、石橋直新社長が、検察関係者と相談し、6月の株主総会で、逢坂貞夫元大阪高検検事長に、取締役に就任してもらう予定だとか…。ま、よくある話みたいです。水谷建設事件の元名古屋高検検事長とか、山田洋行事件の元検事総長とか、それで、検察に手心を加えてもらうと…。要は、「カスミガセキ」が不祥事のたびに、「焼け太り」するのと同じです…。というわけで、検察の「もう一つの狙い」ほぼ達成のようです…。やっぱり、ヤクザより「ヤクニン」の方が、コワイかも…、国家権力で、無理やり逮捕・起訴ですから…。あの~「暴対法」より、「ヤクニン対策法」が必要じゃないですか? しかし、これで、ニッポンは「先進国」と、言えるんでしょうかねえ…。国民の1年分の食料が賄える300億円を、テポドン発射に使ってしまった金正日総書記も、相当ひどい独裁者ですが、ニッポンの「ヤクニン」も、相当です…。こんなことが、まかり通っていいのかと嘆いている、チョイ悪オヤジでした…。

 はぁ、そうなのですか。要するに、官製の「用心棒」を雇えということなのですね。なんか、本当に悲しくなりますねぇ。この国はすべて天下りで決まってしまうということのようですね。天下り社会主義国家ニッポン、万歳!!?


2009 04 16 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.15

[ゴ―ログ] プリウスよりも中古車がエコ?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「残りものには福来たる~」さんが「このところ、ホンダのインサイトやトヨタの新型プリウスなどハイブリッド車のことがしきりにメディアに登場しますよね」と書いています。

インサイトは納車までに2ヶ月かかる人気ぶりなどと言っていましたね。まさに、世界が環境(エコ)を考えるようになってきたという気運を感じますよね。そこに、政府は低公害車(エコカー)を普及させるために補助金を出そうと検討しているようですね。ハイブリッド車の価格の面でもホンダのインサイトに対抗してトヨタの新型プリウスは驚きの価格路線を貫こうとしているようだし、環境にもやさしくて財布にもやさしいとくれば言うことないですね!
   「残りものには福来たる~」さんの見方にケチをつけるつもりはまったくないんですが、ある調査によると、プリウスを1台製造するためには、7年間車に乗った場合のエネルギー消費量を費やすという試算があるそうです。そういう意味では、プリウスを買うよりも、今の車に乗り続けるか、新車を買うのを止めて中古車を買ったほうが「エコ」なのかもしれません。いずれにしても、「エコ」を名乗る便乗商法には軽々に乗っからない方が良いような感じがします。

2009 04 15 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.14

[ゴ―ログ] 選挙対策としての景気対策?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「政府も民主党も選挙を控えて、少しでも有利な立場を作りたいから、それぞれ15兆円とか20兆円の追加経済対策を打ち出している」とコメントしています。

バブル崩壊不況の1990年代にも、同じようなことを実施して巨額の財政赤字を積み上げたことを思い起こされる。G20で欧州の反対を押し切って、GDPの2%の財政出動を米国が提案したことに沿っていると首相は主張している。ドイツやフランスがこの案に反対した理由は、景気対策としての効果は薄く、徒に財政赤字を膨張させることを理解しているからである。これに対して、わが首相は「ドイツはケインズを理解していない」と現代経済学を理解していない無恥ぶりを曝した。ケインズが想定していた財政出動の時期は、投資や消費とも実体経済が泥沼に落ち込み動きが取れない時であろう。・・・日米をはじめ先進国では、まだそこまでは経済が落ち込んではいない。だからEU側の主張は正しいと思う。この状況で給付金支給などは、今のような雇用不安が高まるという中では、宣伝しているほどは消費に回らず貯蓄にいくことは目に見えている。景気浮揚にはほとんど役に立たないし、消費が上向かないのに、企業は設備投資などはしない。ましてや、首相の言う赤字国債の発行などは論外である。かくして今の時期のばらまき景気政策は、将来の付けを増大させ、景気回復にはほとんど効果は薄い。まじかに控えた都議会議員選挙や衆議院選挙対策に向けた税金のバラマキであり、これで潤うのは政治家と霞ヶ関界隈の官僚だけであろう。

 いつの間にか、「選挙対策」として、「景気対策」が使われるようになりました。経済の閉塞感がどこから来ているのかを分析することもなく、「バラ撒けば、有権者に恩が売れる」という発想で、財政政策が実施されるようになってしまいました。
 「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「国民も多少は恩恵を受けると思ったら、大間違いで、6年後には消費税15%が待ち構えている」と予想していますが、私は、消費税の導入はできないか、料率が8%程度で終わるか、引き上げが10年後になるか、という可能性の方が高いと思います。
 そういう意味では、消費税の問題の前に、財政破綻もしくは「大幅円安+インフレ」という経済災難が襲い掛かってくることでしょう。古今東西愚かな政府が陥ったシナリオを踏襲しそうです。もはや政府など当てにしないで、自分の身を守るために、デフレ後に備えたポートフォリオを構築し始めた方がよさそうです。


2009 04 14 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.13

[ゴ―ログ] ミサイル問題はスポーツニュースか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが「情報をニュースとして伝える立場なのがマスコミ。しかし、最近のマスコミはスポーツ番組と全く同じで、淡淡と伝えるべき重要なニュースでさえ、わめき、騒いでいるとしか思えない」と批判しています。

何でもかんでも特番で視聴率を稼ごうという目的ばかりだ。民放は利益重視なのは判るがとても興醒めだ。今回の北朝鮮のミサイル発射問題も兎にも角にも騒ぎすぎだ。どうしてそんなに騒々しく、報道するのだろうか。どこかのスポーツ番組のようにゴールした時にわめき叫んでいるかのようだ。こんなマスコミどうして信じられるだろうか。・・・今回のミサイル問題もそうだが、取材の比重が偏りすぎだ。日本のマスコミって、中立に経っている場合が多いはずなのだが、日本の場合はマスコミが煽動しているとしか思えない。ミサイル問題では「誤報」を連日やっているし、もういい加減辟易だ。緊迫していると報道しているが、緊迫するように煽っているのはまさにマスコミでしかない。大本営発表の時と似たり寄ったりかもしれない。マスコミの冷静さを求めるばかりだが、最近の民放についてはニュースも全くスポーツ番組同様だ。マスコミの報道を鵜呑みにはしていけないということだろうね。

 最近のマスコミは、まともな取材をしていませんから、一つの情報ソース(多くの場合は霞が関)に頼り切っているため、客観的な情報になっていないものが多く見られます。だから、大本営発表そのものの御用マスコミ的な出来になっているのです。しかも、同じネタに同時に飛びつくことになりますから、枝葉のスキャンダル的なところにばかり焦点を当てて、面白おかしくしてしまうということになりがちなのです。
 それで、まともな報道ができるはずもなく、真に必要な情報が供給されることもありません。ミサイル問題だけでなく拉致問題も抱えている北朝鮮の問題は、わが国にとって、常に意識し、解決策を模索し続けなければならない最優先課題ですが、ミサイル問題以前は、これをまともに取り上げたまともな番組はなく、ミサイル問題以降は、一言も触れようとしないといういい加減さ。こんな報道を続けるマスコミに依拠してはいけないのです。
 その中でも、「ある女子大教授のつぶやき」さんが指摘されているように、「検察からの情報リーク」を無批判に垂れ流すマスコミの姿勢には、相当の問題があるように思えます。是非、以下のコメントを熟読してください。

「元秘書、事情聴取」と大新聞に出れば、世間では「やはり何か悪いことをしていた」と受け取られる。「現場の検察官が調査内容を喋るのは、国家公務員の守秘義務違反である」と20年前のリクルート事件の時に、与謝野財務大臣は明言していた。11年前の2月に、借名口座での株取引容疑で自殺した自民党の新井議員は、リクルート事件に関連して、1989年4月の衆院予算委員会で「検察が直接的に、マスコミ等に働きかけて、検察の目的を遂げようとする状態を検察ファッショと呼ぶのではないか」と当時の法務大臣に質問している。これに対して法務大臣は「特定の政治目的のために検察権が乱用された場合は、それに当たる」と答えている。大新聞やテレビが「関係者からの話では」と注釈を付けて、捜査中の事案について情報を流すことは、本来、マスコミが拒否しなければならないことであるが、これをすると、マスコミの記者は関係者から締め出されてしまうので、真相に近づけなくなってしまう。このような、権力サイドからの一方的な情報のリークが許されている社会を民主主義とは言わない。


2009 04 13 [08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.12

[入山メモ] 大航海時代がやってきた 病気編その37 ~サラリーマン人生ラスト10年病魔との闘い~●お知らせ●ブログ読者をイベントへ無料ご招待いたします。詳しくはブログの最後へ!

 こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。さて、昨日の話しの続きをしましょう。
 株主総会当日、光を気にして眼をつぶっていました。先輩役員より「どうした。眼をつぶっていたが・・・」と問いかけられ、「実は左目が良く見えないのです」と答え「眼だけではなく首も・・・」と続けました。その時から丸1年過酷な治療と節制が始まりました。

一日2万歩、食後は必ず30分歩くという日課に加え、眼科、内分泌科が加わり、元々の持病である糖尿病、皮膚病そして会社診察所での完全管理ということになり、文字通り「病院巡り」が始まりました。
 また、糖尿病については年1回2週間体験入院することでデータのチェックと食事療法のマスターを行っていましたので、とても厳しく自制することになりました。
 しかし、いろいろな方からいろいろな治療法のアドバイスを頂きました。当然、漢方やサプリメントの薦めも多く、また、良い水や温泉療法もありました。
 その様な中、10年前から親交のある宗教家から「京都のお茶屋の女将が“リンパ潰し”という名の治療法で関西の財界人を治しているのでちょっと行ってみないか」と助言を頂きました。よもや、超能力の方まで尋ねるとはと思いながら、その年に京都丸山公園で旅館業を始めた友人の宿に泊まりながら、聞こえは良いか悪いか「祇園のお茶屋通い」が月1回2日の日程で始まることになりました。
 とうとう、何でもみてやろうという小田実流の気持ちで京都通いが始まったのでした。
読者の皆さんには到底信じられない「ありとあらゆる療法」が始まり、奇跡的に全快することになるのです。
 京都の治療の話しは、次週に詳しく致します。(次週に続く・・・)
 

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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。

2009 04 12 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.10

[入山メモ] 大航海時代がやってきた 病気編その36 ~サラリーマン人生ラスト10年病魔との闘い~●お知らせ●ブログ読者をイベントへ無料ご招待いたします。詳しくはブログの最後へ!

 こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。さて、今週からはサラリーマン人生最後の10年で起こった病魔との闘いについて語りましょう。

 1998年6月大学病院の眼科で検診、左目にレーザー光線を200発打ち込みました。元に戻る訳でもないのに“治そう”と不退転の決意で臨むことにしました。
 しかし、目前に迫る株主総会。「眼が見えなければ任務が全う出来ない、まさか字が読めないなんて今更言えない」と不安が募るばかりでした。
 念のために、会社の診察所で所長に診察を受けた結果、眼の他に首のリンパ腺に腫瘍が発見され、直ちに精密検査を受け、断層写真を撮ったところ、癌性の腫瘍で悪性かどうかわからないが経過をみる必要があるということで大学病院で癌検査をすることになったのです。
 診断結果は、悪性とは言えないが甲状腺癌と判定されました。今後は「眼か首か」と将来の不安は隠せず「この様なことで役員が務まるか・・・」と悩み、1人で自問自答、誰にも相談せず株主総会に臨むこととしました。
 異議なく監査役に選任され、新しい時代を迎え経営を監視する役割を担うことになりました。社長には「こんな私でいいのですか」と何度も聞いたが、「これからの会社経営は君のキャリアが必要なのだ」とのことで、私は心とは裏腹に元気よく「わかりました。ありがとうございます」と挨拶を致しました。(明日に続く・・・)
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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。

2009 04 10 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック

[ゴーログ] 大名旅行で20億円???

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「日本には現在、政府専用機として747ジャンボジエットを二機備えている」と指摘しています。

1980年代に外貨が増えすぎて、その対策として1987年に360億円で購入したものである。・・・所有する2機は1機ずつ交代に使われるのではなく、必ず2機が行動を共にする。つまり1機は予備機としての役割を持っている。現在の首相は、就任してからまだ1年もたっていないが、外交を売り物としているので、今回のロンドンでの金融サミットが10回目の外遊となる。首相に同行する関係者は50名から100名というから、現代の大名旅行みたいなものだ。こうなると使われる経費も1回当たり、すべて含めて平均2億円と算出されている。僅か1年足らずの外遊費用として20億円もの税金が使われたことになる。この金額に相当する外交成果を上げているのかどうかは、はなはだ怪しい。たとえば、オバマ大統領に会いに行くために先月ワシントンまで出かけたが、会談時間は1時間足らずで、国民にはどのような成果があったのか、何も報告されていない。・・・内憂外患を解決するのではなく、内憂外遊では税金の無駄遣いそのものである。

 そんなにコストがかかっているのですか・・・。不勉強で知りませんでした。首相に同行するジャーナリストの方々は、国民の税金の無駄遣いの片棒を担いでいるのに、良心が痛まないのでしょうか。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、以下のように発言しています。

先月、イタリアでG20財務相・中央銀行総裁会議が開催され、中川(酒)昭一財務相が、酩酊会見で辞任したと思ったら、今度は、麻生総理も出席して、ロンドンでG20ですか…。各国首脳が集まる金融サミットらしいですが、「1回にまとめろ!」と言いたいです…。・・・この間のイタリアの経費が6千万円、今回は、麻生総理ですから、数億円ですかね…。・・・昨年10月にも、緊急の金融サミットが開催され、その時、麻生総理は、「日本の経験を発信する」と、ちょっと優越感を持って語っていたのですが、・・・経済状況は、ニッポンが最悪で、世界の足を引っ張ってしまっていることが、露見してしまった今、何を語るのでしょうか…。


2009 04 10 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.09

[ゴーログ] 経済音痴の経済政策が日本を悪くする

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「残りものには福来たる~」さんが「今年に入ってからも上場している不動産会社で民事再生手続きや破産するところが多いですね」とコメントしています。

地価がこう右肩下がりでは負債を抱え苦しい不動産会社に追い打ちをかけていますよね。数年前の東京の都心で起きたあのミニバブルは今となってはまるで夢のよう・・・不動産会社にとってはまさに正念場が続くのでしょうね。

 日本の景気は、サブプライムローン問題とは別個の原因を主因に急降下しています。欧米の心配なぞしている暇はありません。 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんも、以下のように心配しています。

個人消費も大幅に落ち込み、自動車始め、生産活動も半減、日銀短観の業況指数も、過去最悪の「マイナス58」ですから、暫くは、景気好転の兆しは見えないでしょうね…。日経平均も、8000円台まで回復しましたが、これも「株価PKO」出動の効果ですから、「5月危機」が現実化する恐れもあります…。G20金融サミットでは、「景気刺激策」とか「金融規制の強化」、「途上国支援」とかが、議論の中心のようですが、今度は、麻生総理も「人に教える」姿勢でなく、「ニッポンは、自分の国をどうするつもりなのか」が問われています。共同声明では、G20全体で「2400万人の雇用創出」を、うたっていますが、ニッポンの2月の失業率は、4.4%で、過去最悪の増加ペースで、300万人が路頭に迷っています。今年(来春入社)の新卒採用予定も「半減」です…。

 昨日も指摘しましたが、せめて、建築基準法や貸金業法の改正という「人災」の部分だけでも是正しないと、日本経済は反転の兆しすら出てきません。ところが、そこについては、見て見ぬふりをする人々ばかり。わが国において、経済政策を担っている方々の経済音痴には、絶望するしかありません。



2009 04 09 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.08

[ゴーログ] 人災はさらに悪化する

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「利究の ”中小企業金融経営研究所”」さんが、「先日届いたカード会社からの請求書の中に『貸金業法の改正のポイント』なる封筒よりワンサイズ小さく余り目立たないチラシが入っていました」と教えてくれました。

1.借入の限度は、年収の1/3まで  2.借入50万円以上 の方には、所得を証明できる書類を提出いただく旨が書かれていました。・・・50万円カードローンを借りたら、サラリーマンの方なら源泉徴収票、個人事業の方は確定申告書でしょうか。家庭を持っている方は、女性の収入も生活費に入ります。本人の収入のみ、フロー重視でストックをほとんど考えていません。・・・消費者金融会社はどんどん減るし、クレジットカードも上限が出来て注意喚起してくれても、今すでに50万円以上借りている人はどうすればいいのか解決策のアドバイスはありません。要は「借入残高を減らせ」ということなのでしょうが、・・・クレジットカードを利用している方で50万円を超えている方も結構いるのではと思います。・・・この不景気にここでクレジットカードや銀行のカードローンで給与が下がったり、失業したりする方も増えているのは、失業率の統計を見ても明らかです。・・・次の仕事が見つかるまでのつなぎ的な借入の手段が事実上極めて狭くなってしまいます。・・・この不景気に施行することが、消費を冷え込ませる「負の循環」になる気がします。

 貸金業法の改正という愚かな政策が、日本の不景気をさらに不景気にさせていきます。しかし、永田町も、霞が関も、知らん顔して、この愚かな改正を是正しようとはしていません。日本経済は、この「人災」のために、欧米よりも厳しい不況に見舞われることになるでしょう。本当に愚かなことです。

2009 04 08 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.07

[ゴーログ] 役人の老後保障機関が焼け太る

 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「この週末は、『高速道路1000円乗り放題』スタートで、高速道路利用者は、いつもの2割増しだとか」とコメントしています。

乗り放題にはETCが必要ですが、補助金5250円支給なので、ほとんどセットアップ代だけで、車に装着できるのですが、スーパーオートバックスに電話したら、在庫切れで、入荷がいつになるかわからないとのこと…。しかし、いつものことながら、ヤクニンには脱帽です…。「経済対策だあ~」と言って、「高速1000円で乗り放題だ!」とぶち上げて、税金から5000億円支出させ、それには「ETCが必要ですよ~」とささやいて、補助金もつけて、ETC普及を促進する。助成金のでどころは、高速道路のSA・PAの独占で利益を貯め込む、国土交通省の老後保障機関「高速道路交流推進財団」ETCが設置されるごとに、オカネが永久に入り続けるところは、やはり、国土交通省の老後保障機関「道路システム高度化推進機構」そして、乗り放題5000億円の原資は、「道路特定財源」と、な~んだ、そういうことなのね…。 それにしても、こんな商売が、世の中にあったのか!という感じです。「今だけ大幅値引きだ!」「安いよ、安いよ」と言って、お客様を喜ばせておいて、実は自分のフトコロは痛めず、その後で、お客様に請求書を送って、有無を言わさず、支払いを迫る。で、自分達は、将来的な収入をしっかりと確保する…。ウチの会社が、こんなことやったら、間違いなくお客様に逃げられます…。というか、社会的にも問題になってしまうでしょう…。日本では、ヤクニン様だけに、「合法的詐欺」を行なえる特権があるのです。・・・ ヤクニンも、「国土交通省だけにウマイメシ食わせるわけにいかん!」と、勝手に盛り上がっているようです…。最近だと、チョイ悪オヤジの住宅業界では、「太陽光発電」補助が復活で、ビジネスチャンス到来と、盛り上がっています。まあ、水を差すつもりはないのですが、経済産業省(資源エネルギー庁)の、老後保障機関「新エネルギー財団」勢力拡大の予感…。国会では、21年度本予算が通過したら、今度は「補正予算」で、早速、ヤクニンがいろいろアイデア?を思案中だとか…まあ、ロクなことにならないだろうなあ、と感じる、チョイ悪オヤジでした…。

 景気が悪くなったというので、財政をどんどん出せばよいという感じになっているものですから、霞が関はいま「わが世の春」になっています。国民のためと言いながら、自分たちの老後保障機関を焼け太りさせる作戦に出ているんですね。さすがに最高学府を優秀な成績で卒業した方々だけあって、見事なまでの自家消費になっています。
 興味のある人は、是非、補正予算の中身を検証してみてください。いわゆる天下り団体にどれだけの税金が流出していくことか・・・。無駄にそういうところに流すくらいだったら、減税するほうが筋がいいんですけれどね。

2009 04 07 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.06

[ゴーログ] 「かんぽの宿」報道は不公平である!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「中小企業診断士えんさんの視点」さんが「いわゆる『かんぽの宿問題』に関して、総務省が日本郵政に業務改善命令を発令した」という事実に関してコメントしています。

不思議なものだ。・・・一時期あれだけ騒がれた「かんぽの宿」問題は、昨日の鳩山総務相の会見まで、ほとんど報じられることがなかった・・・その間、何もなかったのかというとそうではない。日本郵政のホームページには、2月20日から開催された「不動産売却等に関する第三者検討委員会」の議事録が公表されている・・・第4回(3月13日開催)議事録に、興味深い記述が見られる。今回の「かんぽの宿」売却は、単なる”不動産売却”でなく事業譲渡であり、いわゆる「競争入札」のように札を入れて一番値段が高いとことに売ればよいものではない。にもかかわらず、『その点が上手く伝わらず「不動産売買」のイメージを持たれて』しまった点を、日本郵政(議事録では”会社”と表記)側が悔やんでいる。・・・

議事録では、3社から2社に絞り込まれた経緯として、3番目の会社が「一次提案以降景気がさらに悪化したこと」を理由に辞退したことが記されている。いよいよ2社に絞り込まれ最終提案を受ける段になって、世田谷レクセンターを対象から外して・・・2番目の会社に伝えたところ、「値上げなんてとんでもない、値下げして欲しいくらいだ」といった反応を示したと言う。そして、”外部環境の激変”の最中に「オリックス不動産様が値段を上げてくれなかったら、休止したのではないかと思います」、と日本郵政は述べているのだ。これらのやり取りを踏まえた委員の発言として・・・、「短期的に見ると、極めて上手い勝負をしたなという気がする。」、「限られた時間の中で選択肢の一つとしては、ブレイクさせずに成約に持ち込もうと思ったのは、気持ちとしてはよく理解できることだ」とコメントしている。

これらの情報も踏まえると、「かんぽの宿」事業の売却問題は、果たして鳩山総務相のいう出来レースであったのか?、さらには一括売却を白紙撤回させたことは”国民の資産”を守る上で正しい判断と言えるのか?、はなはだ疑問が残るところだ。しかしマスコミは・・・これらの過程は何ら報道せず、さらに記者会見の内容も垂れ流すだけだ。これは不見識によるものなのか、意図してのことなのか?・・・少なくとも「公平な報道」がなされていないことだけは明らかである。

 客観性を標榜しているわが国のマスコミは、客観性を担保するための事実確認を怠り、はじめにストーリーを決めつけた後で、そのストーリーを裏打ちする取材だけを繰り返すという体質を持っています。
 これを正せと言っても無理なので、わたしたち自身がマスコミ・リテラシーを高めるしかありません。少なくとも、マスコミの報道を鵜呑みにすることは止めて、自ら情報源に当たって確認することをお勧めします。
 いまは、昔と違って、各省庁や政府系機関はHPでかなりの量のリリースを出していますから、まずはそれに当たってみるというのが基本になります(無論、大本営発表そのもののものもありますが・・・)。自分自身の評価軸を持った上で、出鱈目だらけのマスコミ報道に騙されないようにしたいものです。

2009 04 06 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.04

大航海時代がやってきた 病気編その34 ~危機管理 世紀のスキャンダル闇の社会との壮絶な戦い~ 《パチンコカード偽造・変造事件 その6》 ●お知らせ●ブログ読者をイベントへ無料ご招待いたします。詳しくはブログの最後へ!

 こんにちは。フィナンシャルクラブ株式会社の入山です。さて、先週の話しの続きをしましょう。
 長いサラリーマン生活が終わりに近づき、誰もが望む役員の道が開けた時に起こりました。

 それは最後の部長職の引継ぎの日の夜のことでした。
 左目の視野に突然真っ黒な墨が一筋、二筋と流れ、とうとう眼前を黒い幕が遮ってしまいました。「あっ!しまった。眼底出血を起こした。糖尿病の合併症の失明かも知れない」と人生の暗転とはこのことでした。56歳の働き盛りを突如として恐怖のどん底に落とし入れるものでした。
 その日は、3時間に亘って業務引継ぎを行い、余りにも熱が入って・・・(実は余りにも部下が理解してくれないがため、怒鳴りまくったのでした)。
 結局、自分に帰って来るのだなぁ。申し訳ないことをした、と言うも、覆水盆に返らずとはこのことでした。
 吾がサラリーマン生活最後の幕明けが、失明という恐怖でありました。その5年後に
両目に及ぶことになろうとは思いもよりませんでした。
 それから今丁度10年が経ち、大航海時代の新しい船出のドラが鳴り、碇を引き揚げ、帆を張れる幸せが再び来ようとは思いもよりませんでした。まさに霧笛を鳴らしながら大海原に向かう日本丸を思い浮かべることが出来ようとは胸が一杯です。
 私には1人しか孫はいませんが、その孫がもう高校1年生になります。以前話した嫁にも行けないと文句を言った娘の子なので、外孫ということですが、女の子です。ちょうど生まれたのが1993年バブルの崩壊の時です。莫大な損失を処理し、あたかも敗残兵の如くみじめな思いをして本社に戻った頃でした。その4年後に防犯カメラが自宅に入り、監視体制が整った時、カメラの前で無邪気に踊る、家に入って画面を見て喜ぶ何も判らぬ孫を見ながら、何とも複雑な思いを現実のものとして感じ、不思議な心境でありました。(明日に続く・・・)

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●入山利彦 プロフィール
1942年9月3日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1965年三菱商事株式会社入社。1986年金融子会社のエム・シー・ファイナンス代表取締役に就任し、バブル期に9000億円まで運用したが、1993年3月決算期で三菱商事は、財テク失敗により680億円の特別損失を計上し、エム・シー・ファイナンス代表取締役社長として280億円を肩代わりする。1998年~2003年に三菱商事のアドバイザーであったKFi (現:フィナンシャル)代表取締役社長、木村剛による理論を取り入れ実践し、荒波を乗り越える。
2008年6月30日まで三菱商事株式会社顧問として就任していた事に、失われた10年の謎の答えを見出す。数々の会社役員に兼任し、なお現在も抜群な発想力と決断力を持ち、常に戦略的に行動し各分野で手腕を振っている。
激動を繰り返す歴史で得た経験で最も伝えいきたいことはリスクマネージメントの大切さであると確信し、日本の金融について発展的なことがしたいという強い思いから、フィナンシャルクラブ株式会社代表取締役社長に就任。

2009 04 04 [24. 入山メモ] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.03

[ゴーログ]日本のAIGは霞が関なのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「特権階級」というタイトルで、AIG問題を一刀両断した後「日本でも、これと似たようなことが堂々と行われている」とコメントしています。

年間収入200万円以下の人が1000万人を越えた現状の中で、税金で養われている霞ヶ関と永田町の住民である。民間ではボーナスの支払いどころではない企業が多いが、霞ヶ関の役人には、確りとボーナスが支払われているし、市価の10分の1で官舎を利用している人が大部分である。国会議員には年間2300万円の歳費に加えて、領収書の不要な文書通信交通滞在費が1200万円、さらに事務所経費まで合計5000万円もの税金が投入されている。衆参合わせて800名の議員がいるからこれだけで400億円になる。その上、黒塗りのハイヤー、議員会館には無償の事務室、都心一等地の格安宿舎、海外視察費、JR無料パスなどカネに換算すると、一人の議員にはざっと年間10億円の税金が使われている。天下り法人の整理だけではなく、この機会に官僚も議員も含めて、これまでに得た特権を国民に返却してもらうことで、消費税1%分のカネが出てくるものと言われている。

 一生懸命頑張ってくれている優秀で良心的な官僚も多くいるのですが、全体として見ると、悲しいかな、既得権益を守りながら、新しい天下り先の確保に血道をあげている姿ばかりが目につきます。これについては、「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが怒り心頭のようですね。

麻生内閣になって、益々、露骨なヤクニンの跳梁跋扈が目立ちますね。それはまるで、ヤクニンが、「国権の最高機関」立法府も支配する、「静かなクーデター」が進行し、完結しようとしているかのようです…。何しろ、この大不景気だというのに、お手盛りで手当ては増やしてしまうわ、天下り人数も激増するわ、住宅瑕疵担保責任保険(まもりすまい保険)で儲けるわ、大衆薬のネット販売禁止で権益を守るわ、ETC助成で天下り先を潤わせるわ、あるわ、わるわ、数え切れません…。しかもこれが、「合法的」だから、困ったもんです…。しかし、「違法」であっても、ヤクニンはどこ吹く風です。小沢一郎代表秘書は、即タイーホですが、ヤクニンの場合は、年金を消してしまったり、標準報酬月額を改ざんしたり、ヤミ専従で、ゼイキンを横領してても、東京地検特捜部は、見逃してくれます。同じ、ヤクニンというインナーサークルの仲間ですから…。農林水産省のヤミ専従は、142人だそうですから、まあ、国家公務員の平均年収で考えても、「年間10億円」、10年で「100億円」の公金横領です!しかも、これをごまかしても、お咎めナシとは…。秘書課長「更迭」で、終わり?オイオイ…。

 その中でもヒドイのが厚生労働省のお役人でしょうか。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんは、さらに以下のように述べて憤慨しています。なんとかならないものなのでしょうか。

国民の関心が政治から離れ、権力の移行期にある「今」を狙って、厚生労働省のヤクニンも、またまた暗躍しておりますね。・・・厚生労働省のヤクニンが、「安全・安心、ショウヒシャホゴのために、ネット販売禁止だ!」なんて、笑っちゃいます…。「つける薬がない」とは、このことですね。それなら、今までの、薬害エイズ、サリドマイド、C型肝炎、イレッサ薬害被害、スモン薬害、薬害筋短縮症…これらのなかに、「ネット販売」が原因の「薬害」がありますか?これまでの薬害は、全て、あんたら厚生労働省の、「ヤクニンの怠慢」「業者との癒着」が原因でしょ~。正直、厚生労働省って、「悪徳カスミガセキ」の中でも、「史上最悪」のヤクショですね…。あの年金問題でも、庶民の年金はとりあげてしまうし、あげくに「探します、探します」と言って、残業手当取り放題だし。薬害の問題でも、知らんぷりで、「ネット販売規制だ!」と、またまた焼け太りを狙っているし…。「私の仕事館」でも、「雇用能力開発機構廃止」は、いつの間にか、「廃止」という名目の、「存続」にすりかわっているし…。介護保険や、後期高齢者医療でも、要は、自分達の権益拡大しか考えていないし、雇用保険も、自分達の財布みたいに使っているし…。・・・「厚生労働省を解体」するのが、一番、国民の利益になると思いますよ・・・ヤクニンが言う、「正義」や、「安全・安心」とか「ショウヒシャホゴ」とかは、国民は、裏返しに考えた方が良さそうです。

2009 04 03 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.02

[ゴーログ] イチローvs小沢一郎

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「国家破綻研究ブログ」さんが、「3月24日、そのWBC決勝戦でイチローが2点タイムリーヒットを決めた夜、小沢一郎民主党代表が記者会見で、『(名前が同じ)イチローのように頑張る』と発言しましたが・・・そんな中、ネットでは、『イチローと一郎の比較』が次々に創作されています」ということで、数多くの比較例をご紹介していただきました。

 あまりにも面白いので、韻を踏んでいる秀逸なものを私が独自に抜粋して、個人的なベストテンをご紹介したいと思います。他意はありません。念のため。

第1位 一抹の不安を払拭できたのがイチロー、西松の不安を払拭できないのが一郎
第2位 記者会見で原を立てるのがイチロー、釈明会見で腹を立てるのが一郎
第3位 キューバをしのぐ素晴らしい活躍をし民衆に感動を与えたのがイチロー、急場をしのぐ見苦しい会見をし民主に動揺を与えたのが一郎
第4位 土壇場に強いイチロー、土建屋に強い一郎
第5位 値千金なのがイチロー、迂回献金なのが一郎
第6位 甘いコースを見逃さないのがイチロー、甘い汁を見逃さないのが一郎
第7位 身体が鋼鉄なのがイチロー、進退が更迭にならなかったのが一郎
第8位 選球眼がすばらしいのがイチロー、請求額がすさまじいのが一郎
第9位 足が速いのがイチロー、逃げ足が速いのが一郎 
第10位 神にあいされた男・イチロー、お上にアレされた男・一郎

2009 04 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.01

[ゴーログ]不動産は40~50%下落しています

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産投資と金融・ファイナンスブログ」さんが「国土交通省が23日発表した2009年1月1日時点の公示地価は全国平均(全用途)で前年比3.5%下落し、3年ぶりに前年を下回った。・・・08年に平均で22.1%上昇した東京・港区の商業地は、今年は前年に比べ13.1%落ち込んだ。住宅地でもこれまで人気が高かった港区や品川区、渋谷区など東京都心部で、軒並み2ケタの下落率を記録した」という記事を紹介した上で、専門家としての見解を披露しています。

港区や都心の商業用地の実際の下落率はこの1年で10%台なんていう低い数字ではないのが実情です。東京で言えば、実勢価格は1年前に比べ40%から50%は落ちているのが実態です。では何故、私の感じている実態と異なって平均13.1%なんていう低い数値が出るかと申しますと、殆んどの取引において売主が(購入時の簿価に対し)あまりに安い価格での指値に応じることができず(=債権者である銀行も損切りできない故)、取引が纏まらない状況にあるからです。つまり去年の後半は殆んど商業用地の取引は止まってしまっています。そんな中で、国土交通省から依頼を受けた不動産鑑定士の先生方も(売買事例が非常に少ない中)暗中模索して出したエイヤーの数字の集合(平均)なのです。よって「あ~都心でもまだ10%台程度の落ち込みか~」と思った人は、「公示地価なんてものは、常に昔の価格で出ています。」ということを覚えておいて下さい。 私がプレーヤーとして都心の商業地は既に40%から50%程度はこの1年で落ちているという実感は、今後(新年度後に実際の売買事例として)証明されていくと思います。先程、日本の最大手デベロッパーの開発(土地購入)担当者の方と話したのですが、去年から、競争入札で何度価格を入れても、また任意売却で価格を提示しても約8割が不調に終わっているそうです。理由は、「売主の売却希望価格(=金融機関が損切りできる価格)に買値が追いつかない」からだそうです。・・・現状は・・・公示地価の数値のような甘いものではありません。

 「不動産投資と金融・ファイナンスブログ」さんのご指摘どおりで、わが国における不動産取引は凍りついているというイメージがピッタリです。テレビなどでは製造業における生産水準の落ち込みばかりが報道されていますが、カネ詰まりと土地取引凍結の実態についても留意しておかないと、わが国の不況はかなり長いものになりそうです。

2009 04 01 [04. 経済政策を語ろう!] | 固定リンク | トラックバック