皆さん、こんにちは。McDMaster です。
さて、先のエントリで、ブロガー新聞の一日編集長を仰せつかったのですが、実際にやってみて、こんなに負担が大きい作業になるとは思いも寄りませんでした。今まで「一日編集長」を手掛けられた皆さんには心よりの敬意を表します。
とはいえ、受けてしまった以上あれこれ言っていても始まりませんので、きょうは私 McDMaster がお送りする「ブロガー新聞」をお楽しみいただきます。
新聞をはじめとした報道メディアは、真実をありのままに伝えるのがその務めとされます。しかしながら、私の「ブロガー新聞」は、思いっ切り私情(?)を混ぜてみたいと思います。どうか、小・中学校時代にクラスで作った「壁新聞」ノリでご覧いただけますとありがたいです。
年金問題、未だ冷めやらず
私こと McDMaster が座長を務める公的年金タスクフォースの面々は、11 月 4 日の夜、KFi 株式会社会議室にて開かれた「公的年金モデル諮問会議」において、専門家、国会議員の方々と討論をする機会を得た。
その場で感じられたのは、とくに国会議員の方々のコメントから得られた印象として、年金問題に関する政策論争は国民にアピールするために勢い感情論に走りがちだということであった。そうした意味では、われわれタスクフォースが進めている数理的アプローチは、感情論はさておき、年金問題の今後を占うための客観的な判断材料の提供に貢献できるという感触を得た。
年金問題に関するゴーログへの最近のトラックバックを一つ二つ拾ってみよう。
まずは「KenjiM のブログ~アニメと野球と音楽と」さんのエントリ。少し引用してみたい。
現在、年金は65歳になったらもらえることになっています。逆に言えば、65歳前に死んでしまうと、本人は何ももらえません。死んでいるから当たり前ですけど。 何十年も年金を納めてきて、やっともらえると思っていたら、ぽっくり死んでしまった。じゃあ今まで納めてきた年金はどうなるの!?。納め損?それってひどいんじゃない?お父さんが納めた年金を返してくれ!と言っても返してくれません。年金は世代間の助け合いなんですから。 (中略) 「人生80年時代」なんて言われて、なんとなく自分も80歳くらいまで生きるんだと思っているあなた、それは甘いんじゃないですか?。当たり前ですが、現在80歳まで生きてきたのは、80年前に生まれた人です。 80年前と言えば1924年。大正13年です。戦争に生き残り、戦後食糧難の苦しい時代をくぐり抜けて、日本を復興に導いた世代です。その苦労は、並大抵のものではなかったはずです。 粗食や空腹に耐え、肉体労働や不便な生活に耐え、家族を支え、子供を育ててきた人生は、強靱な体がなくては生きてこられなかったでしょう。 ひるがえって、現代の私達の生活。タバコを買いに行くにも車を使い、夏はクーラー、冬は暖房の中でぬくぬくと暮らしています。高カロリー高タンパクの食事を毎日取り、医者からは「生活習慣病に気をつけなさい」と言われる日々。子供までが成人病と診断される始末です。 (中略) こんな生活を続けている私達現代人が、80年前に生まれた人達と同じ寿命を全うできるなんて、到底思えません。平均寿命は必ず下がります。
このエントリを読んだ皆さんはどう思われるだろうか。少子高齢化が公的年金における賦課制度の破たんの最大要因と言われているが、本当に、人々が生活をエンジョイできる高齢化社会は訪れるのか?という疑問が生まれてきて当然だろう。
タスクフォースとしては、年金制度における「脱退率」、すなわち死亡率の予測データも厚生労働省開示資料より入手している。果たして、上で述べたようなことがその予測データに反映されているのかどうか、非常に興味のあるところだ。ぜひ、機会があったら公表したい。それを待てない方は、タスクフォースのエントリからダウンロードしてみていただきたい。
次に、「YUWSHI's Blog」さんのエントリ。こちらも引用させていただく。
超低金利が続き、当面上がりそうな様子がない。年金財政も破綻。 オマケに年収は二極化が進み年収 300 万円時代がささやかれる今、将来の事を不安に思う 20 代は自分だけじゃないと思います。 (中略) 預金で増えないとなると、運用で増やすしかない。 日本人は金融に弱いと言われていますが、もうそうもいってられなくなって来ました。 自分もそんな一人です。 正直タイミング的には遅すぎる感も否めないのですが、株式の勉強を始めました。 しかしそんな矢先に西武鉄道の有価証券報告書への虚偽記載問題です。 読売系列でも続々と同じ問題が噴出しています。 アメリカでは同じような出来事がきっかけに企業への罰則規定が厳しくなり、市場が冷え込んだと聞いています。 日本は大丈夫なのでしょうか。 正直今回の一件を見ていると氷山の一角に過ぎないという印象が否めないのです。
公的年金が頼れないのであれば資産運用で賄おうという選択肢は十分に考え得る。しかし、肝心の資産運用市場が、有価証券報告書の虚偽記載問題に始まる信用失墜を起こしているようでは、もはや四面楚歌、八方塞がりである。
証券市場は、これを機に制度運用を強化し、今後さらに増加することが考えられる市井の投資家の期待に応えられるものとなって欲しいと強く願う。
※以上の記事の作成にあたっては、「笑わせんなヴォケが!」さんの「週刊!木村剛 トラックバックの題名一覧」ツールを使用させていただきました。「笑わせんなヴォケが!」さんには、この場を借りて厚い謝意を表します。
きょうの blog びと
きょう紹介する blog は、わが友人でもあり、ミュージカル劇団「5(ファイブ)」を率いて全国公演を行っている俳優・酒井康行さんの blog「堕天使の旅日記」です。
酒井さんと私は高校時代からの古い友人でもあり、私自身、彼に関するいろいろなことを、ちょっと言えないようなことも含めて(笑)知っているつもりです。
そんな酒井さんが、劇団名どおりの5人のグループで全国を回る「旅芸人生活」(こんなことを言ったらオコられそうだなぁ)をこまめに記録しているのが「堕天使の旅日記」blog です。
私が面白いなと思っているのは、劇団の公演の模様についてのエントリはあまりなく、移動途中の画像ショットや、食事の内容、風景などが主なところを占めていることです。こうした淡々とした態度が、実は「ブロガー・ジャーナリズム」に通じるのではないかという期待を私は持っています。
以前私のエントリで、長岡市在住の学生さんによる「食べたものを淡々と記録するよ」という blog の紹介をしたことがありましたが、その中で、新潟中越地震の前後の内容の変わり様は、圧倒的な事実となって見る者の目前に迫ってきました。
酒井さんの blog が、パフォーマーの視点で、今後もピュアな事実を伝えるものであり続けて欲しいと、友人の一人として強く願うものです。
イベント情報
本日 11/26、以下の要領で、私が趣味の一つとしている 80 年代 DJ のイベントを開催します。
店名:FREAKS(フリークス) 所在地:東京都杉並区阿佐ヶ谷南 3-37-3 第4志村ビル 2F TEL/FAX:03-3392-8083 時間:おおよそ 21:00~24:00、もしくはそれ以上(営業時間:19:00~6:00)
詳細は、私のエントリをご覧ください。
編集後記
書き始める前は「さて、何を書こう!?」と思っていたのですが、いざ書いてみると、かなりなボリュームになってしまいました。
私は、「ブロガー・ジャーナリズム」とは、先に紹介した酒井さんの blog や「食べたものを淡々と記録するよ」さんのように、事実をひたすらエントリにしたためることが一つ、もう一つは、マスコミや官庁・大企業からの「大本営発表」に対し、ブロガーのエントリのたい積を通じあたかもそれが水を浄化する地層のごとく機能する、わかりやすく言えば、より多くのブロガーの意見が元の情報の信頼度を高める、すなわち、渡辺聡さんがエントリで述べている「物事の評価は信頼の置ける第三者の意見が良いというのが基本である。メディアも同様で、様々に評価され、自分の信頼している情報源=Blog が注目しているソースだと、ソース元まで辿って読んでみようという気になる」という効果をもたらすことが重要であると信じています。
ブロガー新聞という試みがその「装置」たり得るのかどうか、あるいは木村剛さんが主張するように既成マスコミとの対峙関係に立つものなのかどうかは未だわかりません。
しかしながら、それゆえにこそ今後においても blog からは目が離せないと言えます。
2004 11 26 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック
皆さんこんにちは。元祖「ブロガー新聞」編集長の小西恵理子です。
すっかり寒くなりましたねえ。皆さんお風邪などひいていませんか(のりぴよ風に)? ブロガー新聞のプレッシャーが追い討ちをかけたのか、入社5ヶ月目、私はついにダウンしてしまいました。熱で朦朧とする頭と薬でぼんやりする意識を抱える数日でしたが、大丈夫、TBはちゃんと読んでいましたからね。雑記帳/2004-11-13/なんか忘れちゃいませんかい? [SAC Wiki から]の厳しいご指摘は、朦朧とする頭をも刺激しましたです。
今週も、マスコミのありかたに関する論議は続きました。中越地震に端を発する意見は引き続きでしたが、紀宮様のご婚約ニュースなども絡み、さらに白熱した感もあります。カテゴリー別に、インパクトのあったTBをタイトルのみ並べることで、よりたくさんのTBをご紹介することに務めてみたのですが、いかがでしょうか?
<政治>
●公取委のドン・キホーテいじめ雑感。 [ぎょろぐ。 から]
●いじめ? [一人ぼっち日記改め一人立ち日記 から]
●公取委のドン・キホーテいじめ」について考える [世間やぶにらみ]
<金融・経済>
●ゆとり返済を逆利用 [専業主婦の逆襲 から]
●確かにロクでもない制度だけど、理解も足りなかったんじゃ!? [徒然なるはず? から]
●証券制度と情報開示 [McDMaster's Weblog から]
●47年間以上も虚偽記載、西武鉄道 [blog J Journal!ブログ J ジャーナル! から]
まだ、バブルの名残り濃いあの日、私は某都市銀行でアシスタントとして勤務していました。その頃構築した新商品が、「ステップアップローン」。確か、返済5年ごとに金利が階段状にあがっていくという、今考えればすさまじいもの。まだ若く、ローンという言葉に現実味を持てなかった私ですが、「オレだったら間違ってもこんなローン組まないよなー」という先輩の言葉にぎくっとしたのを憶えています。
ローンという言葉の意味がよくわからなかった私も成長し、住宅ローンの具体案を聞くことが多くなりました。ちなみに、ゴー社長は「住宅は買わない派」ですが、女性の場合、得か損かだけでは計算できない要素もあるわけで、そのうちお話してみようと思っています。
<スポーツ>
●足蹴にされる「日本一」 [sunrain から]
<メディア論>
●TV番組はCMをあわせて1つ? [My way, your way, any way から]
●新聞業界について [blog J Journal から]
●紀宮さま、婚約内定/マスコミ [福岡・はかた(博多)から発信中!(byはかた麺)から]
●ガ島通信様、そして木村剛様へ [ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘 から
●ネットの内容も、伝える人次第? [my.Hurusato.org から]
●犠牲の上に成り立つ正義などあるのか [Watch IT,ケータイ,ベンチャー から]
●被取材者はもうからない [fareaster から]コメントつくる
my.Hurusato.org さんの文章は、実に冷静に事象を眺めておられ、学ぶところが多いです。自らが、取材する側にまわる立場となった今、こうやってブログ内で批判されているマスコミの立場がわからない部分がないわけでもなく、「伝える」ということの難しさを実感する日々です。
<その他>
● ■無知だったのか・・・ [まーどんなの備忘録 から]
● ブロガー新聞に投稿 [志鬼朗の部屋 から]
● なぜ値下げ出来るのか、明確な開示を [YUWSHI's Blog から]
● (アブナイ)予感がします、ルルルル・・・ [福岡・はかた(博多)から発信中!(byはかた麺)から]
● 電話加入権を考える [ゆうくんの部屋 から]
● 資産とは? [マーケッター見習い から]コメント
マーケッター見習さんのさりげないひとことが残りました。そう、資産管理は自分でするべきものなのです。もちろん、今回の件はおかしいこともたくさんありますが、企業や国は悪者扱いされがち。自己責任の部分に目をつぶってはいけないのですね。
<編集後記>
「生みの苦しみは続く」です。試行錯誤しながらちょっとずつ前進していければと思っているので、みなさん、ご協力をお願いいたしますね。なお、次週は、McDMaster's Weblogさんが編集長に立候補してくださっています。細かい部分で唸らせるTBをくださる常連の方です。是非、お願いしたいと思います。
ところで、みなさまにご相談。
「フィナンシャル ジャパン」誌販促のポスターに予備がございます。毎号、作成しているものですので、使いまわしも叶いません。このまま破棄するのも忍びなく、何かよいお知恵はございませんでしょうか?
2004 11 19 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック
皆さんこんにちは。お久しぶりです。元祖「ブロガー新聞」編集長の小西恵理子です。
3週間、編集業務をお休みしている間、じっくり観察させていただきました。さすが、ゴー社長が直接指名するだけあって、皆さん独自性に富んだ紙面。このまま編集長は持ち回り制になるのかと思いきや、傍観できたのは3週間で終わってしまったようです。
さて、「ブロガー新聞」では3週間、お題についてTBを寄せる、という方式をとってきました。このお題方式、記事を整理しやすい、明確な意思表示がしやすい等のメリットはあるものの、さまざまな記事(TB)を幅広く紹介する、という新聞紙面の役割はやや薄くなるのでは、という感が否めないでいます。とはいえ、まだまだ生まれたばかりのこの企画、課題として保留にし、当面は「幅広くご紹介する」という第一の命題をクリアにしていくつもりです。
今週は、お題が出ておりませんでしたので、いただいたTBを、テーマごとにいくつかご紹介してまいります。
<フィナンシャル ジャパン>
● 「兵を語る」のは過去の人? (ヤースのへんしんさん)
現在、第一線で闘っている人は「兵を語れる」人ではない、とのご意見、頭を殴られたような気がしました。確かに、成功体験は、その戦いを終えた人が語るもの。現在闘っている人の声、という特集も組んでみたいですね。とはいえ、ナポレオンも秋山真之も、歴代の名将は過去の兵法をすべて頭に叩き込み、それを参考に戦略を練ったといいますから、成功体験を知ることも必要なのだとも思います。
● 女性の登場が少ない(Espresso Diaryさん)
意識しているわけではないのです。女性を載せたい、という目的で紙面をつくるほうがその方にも読者の方にも失礼なのではないかと思っています。レイアウトや映像で、女性の方にも楽しんでいただけるような紙面構成をとることは大切ですが、記事は、毎号のテーマに沿った方にご登場をお願いしているわけですから、男性も女性も意識していないんです。でも、「ファミリービジネス」の特集でご覧いただけますが、家内工業の世界では、立派な女性経営者もたくさんいらっしゃるということを初めて知りました。
<楽天vsライブドア>
● MVPは堀江氏だ-新球団「楽天イーグルス」誕生によせて (考えるぎょるいのひとver.2.11[野球/サッカー/お... さん]
野球には詳しくない私ですが、感じたことをすべて言い表してくださったかのようなTBでした。損して得とれってことですかね?売名行為と文句をつけられることなく売名行為をすることができ、さらに、新規参入をすれば抱えることになる何十億という借金からも逃れた」もちろん、堀江さんご自身はほんとに球団を経営したかったのだと思いますが、指名されなかったときでも得るものは大きい、とのご判断だったのでしょうね。「彼は今年のモストラッキーパーソン(M.L.P.)」との表現もツボにはまりました。
● 楽天に望むこと (前田智徳に関する一考察 さん)
楽天の参加は、世の中が呼び寄せたタイミングのような気がします。きっと、抵抗勢力も大きいでしょうし、三木谷さんは苦労の中に飛び込んでいったようにも思えます。メディアの論調は、楽天vsライブドアでしたが、本質は、球団に新しい風を呼び込むことだと思います。風穴をあけたのがライブドア、実際に取り組むのが楽天、という図。少なくとも、野球に興味のなかった私が「どうなるのか見てみたい」と思うようになっただけでも大きな変化。こういう人、案外多いんじゃないでしょうか。
<飽食よりも空腹>
● 幸せってなんだっけ?−飽食と長寿 (いっしょくた。 さん)
ちょっと話はそれますが、少し前に話題になった「負け犬の遠吠え」という本がありました。今年の流行語大賞にでもなるんじゃないかと思うほど、「負け犬」という言葉は市民権を得ましたが、私が共感したのは、「長生きすることって幸せか?」という部分でした。著者の酒井順子さんは、私と同年代の働く未婚女性。彼女は、親は確実に自分よりも早く逝き、仕事もそのうちできなくなる日がくる、子供もなく老後を迎える、イコール長生きをすることは幸せか?と冷静に問い、同業だったナンシー関さんが老後を迎えることなく、39歳で早世したとの報に、ある種のかっこよさと羨ましさを感じたといいます。
籠のなかで餌をねだるインコに自分を投影するつもりはありませんが、「幸せな長寿」というのは、自分の存在価値あってのことなのでしょう。
<編集後記>
目次で見せたほうがよい、というご意見をいただき、非常に惹かれるものを感じています。事実、FJの編集においても、目次タイトル、小見出しは大変重要なものとしてエネルギーを割きます。ただ、鬼編集長いわく、「見出しで読者は読むか読まないかを決める」というほど大切なものであり、私が安易に皆さなんのTBにタイトルをつけることもはばかられるのですが・・・
なお、来週のテーマは、「NTT加入権」といたします。みなさん「何か変?」と思っていませんか?是非、思いのたけをぶつけてほしいと思います。
2004 11 12 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック
こんにちは。今回のブロガー新聞の一日編集長を務めることになった「ネットは新聞を殺すのかblog」です。
今回のブロガー新聞のテーマは「参加型ジャーナリズム」。この原稿を書くに当たり1週間ほど前からいろいろ考えていたのですが、それを全部ボツ。急きょ「新潟地震マスコミ批判騒動」を取り上げることにしました。やっぱ、これをやるっきゃないでしょ。
ことの顛末は「週刊!木村剛」の読者ならご存知と思いますが、簡単にあらすじを・・・。木村さんが、新潟越中地震の現場での取材記者の傍若無人ぶりを書いたブログにリンクを張り「これが真実だ」と書いたことについて、新聞記者である「ガ島通信」さんが「ちょっと待った」をかけたわけです。裏も取っていないのに真実だと断言していいのか、というのがその主な主張でした。これに対し木村さんは、公器であるマスコミでも間違った情報を載せるのだから、個人のブログに噛み付くことはないだろう、と反論したのです。まあお互い大人ですし、感情的にはなりつつも紳士的な議論で、「お手を拝借シャンシャン」となりました。
ちょっと簡略化し過ぎというお叱りもあるかと思いますが、詳しくは該当エントリーを見ていただくということでご容赦ください。
▼「週刊!木村剛」はマスコミか?
さてこの騒動の中で、今後のブログ議論のあり方、参加型ジャーナリズムのあり方に関する重要なテーマが幾つか浮かび上がってきました。1つは「週刊!木村剛」のような超人気ブログは事実上のマスコミになっているのではないのか、ということです。別の言い方をすれば、木村さんのような有名人は公人か私人か、有名ブログは公明正大である必要があるのか、正しい情報を伝える必要があるのか、といった問題です。
このテーマに関してはいろいろな意見が出ています。
ゆびとまさんは、「週刊!木村剛は、ブログの世界の中では、既に『マスメディア』として扱われているのかもなぁ、と思いました。マスメディアに代わるものとして、多くの人に期待されている」と書いています。確かにenter "ゴッゴル" sandmanさんの「木村さんみたいに、影響力がある人が、こういう話をとりあげてくれてうれしい」、こにのつぶやきさんの「マスコミの横暴ぶり(中略)を早速、「週刊!木村剛」でとりあげているのを見て、ちょっと嬉しかったです」といった意見は、「マスコミに取り上げられてうれしい」というような感じに似てなくもないです。
これに対して木村さんは「皆さんに勘違いされているかもしれませんが、私は公人でも公務員でもありません」とはっきり明言されています。
▼ブログは事実関係に責任を持つべきか
さらに木村さんは「公器であるはずの大マスコミですら(根拠となる事実関係が不明瞭な主張は)許されているのに、個人的な趣味で書いているブログで許されないとは考えられません」と主張しています。
この意見に対しFireside Chatさんは、「ぼくは、『週刊!木村剛』をふくめ、ブログジャーナリズムは中立である必要はないし、大いに偏っていいと思っている。ネットの中で、右に偏り、左に偏り、上や下にも偏って、それらの言説に淘汰のメカニズムや読者の選択のメカニズムが働き、全体として社会的コンセンサスが形成されるのが、健全な『参加型ジャーナリズム』ではないだろうか」として木村さんの意見を支持されています。ぷろとたいぷさんは「『パワーブログだから発言を慎むべき』というスタンスはどうなのかと思う。木村さんのブログの面白いところは、木村さんという有名人がブログというチャネルを使って好き勝手に主観を述べていることだ。これが最大の価値であると言って良いと思う」と木村さんの意見を支持。my.Huruasto.orgさんは「木村剛さんは、有名人だけれど『公人』ではないはず」として、木村さんに「公正・無私」を期待してはならない、としています。
マスコミであれブログであれ情報を鵜呑みにする方が悪いという意見(YUWSHI's Blogさん、としゆきは犯人じゃないさん)も見受けられました。
一方下を向いて歩こうさんは、反対意見です。「インターネット界隈では木村氏の影響力は非常に大きいのです。(中略)ある意味マスコミと同じ力を持ってしまっているのです。そこに、ソースのあいまいなマスコミへの批判(ネット界隈の人が大好きなネタ)を載せてしまうのはマズイのでは?」としています。超有名ブロガーの切り込み隊長さんも「『プロであるマスコミが嘘を書いているから、趣味で書いてるブログが嘘であってもいいでしょ』というのは情報の(正確さによる)つながりを前提としたネット上のコミュニティのあり方を否定してしまう」と批判されています。
このテーマの議論は今後も続きそうですね。
▼ダメマスコミの性根は直らないのか
さて浮かび上がってきたもう1つのテーマとは、やはりマスコミ被害の問題です。災害現場での傍若無人ぶり、先に結論ありきの取材手法などの問題です。これはトラックバックテーマにも挙げたのですが、あまりにも批判意見が多くここでは紹介しきれません。木村さん本人も書かれてますし、「これが新潟県中越地震の真実だ」のトラックバック欄にも多く出てきます。興味のある方、特にマスコミ関係者はぜひそちらをご覧下さい。わたし自身は、マスコミの人間としてこうした批判を謙虚に受けとめるとともに、マスコミ被害を受けた方に対しお詫びしたいと思っています。
ではどうすれば、こうした問題をなくすことができるのでしょう。わたしのブログにも「自分の業界の膿は自分で出せ」というお叱りのコメントが多数寄せられています。「倫理委員会のようなものを設置せよ」という提案もありました。実はマスコミは業界としても企業としても、マスコミ被害をなくすための組織や勉強会、シンポジウムといったものに継続的に取り組んでいます。それでも問題はなくならないのです。my.Hurusato.orgさんは、「マスコミの構造的な問題をマスコミという枠の中で解決するのは相当に困難なのではないか。これは官庁も銀行も企業も同じだろう。社会全体の中で何らかの解決が図れれば、それでいいはずだ。意欲的なマスコミの方たちにこそ、その点に気づいてもらえたらと思う」と書いています。
▼参加型ジャーナリズムに期待
わたしは参加型ジャーナリズムがこうしたマスコミ被害のかなりの部分をなくすことができるのではないかと考えています。参加型ジャーナリズムとは、編集権をコミュニティーの中に分散させる新しい形のジャーナリズムです。何をニュースとみなすか、どのような取材マナーであるべきかなど、コミュニティーが決定するわけです。
実は参加型ジャーナリズムの究極の形をわたしはまだ思い描けていません。今後の技術革新や一般市民の意識変化にともない、参加型ジャーナリズムはわれわれが想像もできないような形に発展するのだと思います。
しかし最初の形としては、韓国の新聞社では当たり前になっている記者ブログや、3万人以上の市民記者を抱える韓国のオーマイニュースのようなものになるのだろうと思います。
記者ブログ上で記者に対して直接コメントを書けて、しかもほかの読者までもがそのやりとりを読むことができればどうでしょうか。記者の取材の仕方や記事の書き方が大きく変わるのではないでしょうか。
▼日本における参加型ジャーナリズム
日本ではライブドアが準備中のニュースサイトや、それにこの「週刊!木村剛」が参加型ジャーナリズムと呼べるものになりつつあるのではないかと思います。今回のマスコミ批判騒動でも、こにのつぶやきさんが「木村さんの記事が議論の呼び水になり、皆自分なりに考えた意見をトラックバックを通じて述べ合うというのは、とても有意義だと思いました。マスコミにより恣意的な意見の押しつけではない、多方面からの角度からの意見の交換は物事を立体的に見ることができて、一面的なものの見方、ステレオタイプな考え方の排除に役立ちます」と書いておられます。そうです。これこそが参加型ジャーナリズムだと思うわけです。晴れ、時々エッセイさんは「誰でもが自由に情報を発信でき、その情報は玉石混合であり、その取捨選択はブログを読む個人に委ねられているのです。議論は無駄ではないと思います。大いにするべきです。もちろん感情的にならずに。個人攻撃にならないように。ということは大原則だと思いますが」。ということで「週刊!木村剛」には今後もどんどん議論を巻き起こしていただきたいわけです。
▼まとめ
以上が今週の「ブロガー新聞」でした。気をつけた点としては、情報の収集です。小林Scrap Book Heartlogicが書いておられる通り、情報の受け付け、解説、発信は木村さんが既に行っています。それを真似てもしかたがないので「ブロガー新聞」は情報の収集に努めました。「週刊!木村剛」、ガ島通信さん、それにわたし自身のブログに寄せられるトラックバックはもちろんのこと、単にリンクを張っているブログ、同じテーマのブログのエントリーなども探しました。使ったツールは、ライブドアの未来検索や、東京工業大学のblogwatcher、日本進出の準備を進めているテクノラティなどです。かなりの数のエントリーを読みましたが、トラックバックを読むだけとさほど変わらない結果になったことは否めません。残念。11月3日の休日をまるまる一日費やしたのに。トホホホ・・・。
またしてもトラックバックでボコボコに非難されるんだろうな。「プロのくせに、なんだこのテイタラクは」とか・・・。あのー言っときますけど、今日はわたしの誕生日なんです。ですからお手柔らかにお願いします。お手柔らかに。
2004 11 05 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック
こんにちは。
「ブロガー新聞」(第4号)の一日編集長の「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」のNaoyukiと申します。
今週のトラックバックテーマは「モラル」です。このテーマに対して、たくさんのトラックバックをいただきまして、ありがとうございます。この「モラル」というテーマを選ぶにあたり、非常に広い範囲となるこのテーマに対して、どういうご意見が集まるのか、心配でもあり、楽しみでもありました。
さっそくですが、まず「モラルとは?」ということについて、考えてみたいと思います。「モラル」という言葉は、私の記事の中で「道徳。倫理。人生・社会に対する精神的態度。(大辞林)」と書かせていただきました。そこで、えみっちぃさんは、
とどのつまり。 「人として守り行うべき道」であったり「善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの」であったりする訳ですね。 ってことはだよ。 「善悪の判断は手前のモノサシじゃなく、世間一般的なモノサシで測れよ」ってことですよ。
とおっしゃってます。ものすごくわかり安い。物事の価値観、倫理観は多様化していると言われていますが、そもそも、「モラル」というものは、その「多様化」から一歩下がったところにあり、いろんな要素で多少の変化はあるものの、原則的に普遍的なものだと思うのです。言ってしまえば、誰しも「あたりまえ」に持っていなければいけないものでは、ないでしょうか。
しかし、私を含めて、たくさんの方々が、今この日本で「モラル」欠如の状態にあると感じてらっしゃいます。
「大西 宏のマーケティング・エッセンス」の大西さんは、こうおっしゃってます。
モラルの問題を考えると、ため息がでそうです。日本の社会は、モラルに関しては複雑骨折、あるいは慢性の合併症と言う状態になってきているように思えます。 でも、社会生活がある限り、モラルが大切なことであることは言うまでもありません。モラルが低下してきているというのは多くの人たちが感じていらっしゃることと思いますが、いくつもの種類の違うモラルの低下があり、それぞれ問題が異なるように思います。最初に提案したいのは「人に優しくするココロ」づくりとその実践にむけた教育の充実です。
「複雑骨折」「慢性の合併症」という表現は、非常に的確な表現ですね。的確なだけに、非常に悲しい思いを感じてしまいます。
では、どうしてモラルが守れないのかという疑問に行き着きますが、これに関しては、Unforgettable Daysさんが、「モラル・リストラクチャリング論」という記事で、述べてらっしゃいます。(この記事はチャートも書かれていて、論理展開がすばらしいです。)Unforgettable Daysさんは、「宗教心の欠如」「核家族化」等をあげていらっしゃいます。日本は、世界でもまれに見る無宗教国家だと思います。宗教がすべてにおいて、良いものだとは言えませんが、Unforgettable Daysさんがおっしゃるように
しかし、キリスト教徒、イスラム教徒、仏教徒の人たちと個人的に付き合って感じることは、彼らの行動を支えている根本には無条件で信じる宗教の存在です。
「お米を残したら7人の神様から罰を受ける」でも構わないのです。こう言った宗教心がほとんど失われてしまったことは、核家族化による外部からのモラル伝承が途切れた現代で、個人の内面からモラルを支えていた柱を失ったと言えそうです。
残念ながら、日本人は「宗教心」を失ったことで、とても大きな副作用を、しょってしまったのではないかと思います。
とはいいつつも、今からすべての国民に「宗教心」を持てというのも不可能ですし、今のテロや、戦争は、宗教と深くかかわっていると感じざるを得ません。「無宗教」は、悪いことばかりということではないのです。
モラルが守られないことで、何かの悪影響が出るならば、ルールで制限せざるをえなくなります。「企業法務についてあれこれの雑記」のkataさんは「もう、モラルなんていいよ。」という記事で、こう述べられています。
いや、別に「これがモラルです」という指標がメンバーの共通認識になっているなら何も文句はない。 でも、少なくとも現在の日本は価値判断基準の多様化がとても進んでいて、共通認識を形成できる分野なんてかなり限定されてしまうんじゃないだろうか。
これに対して、「まーどんなの備忘録」の、まーどんなさんは「自分を律する」という記事で
しかしいくら価値観が多様化したとはいえ私たちは皆、元々純心無垢な状態で生まれてきた人間です。あちこちで綻んでいる今の《あたりまえの決まり事を守れない》 《周囲を慮れない》社会状況を良しとは思わない《本来のこころ》も、まだ残っているはずです。
とおっしゃってます。私もその「本来のこころ」の部分が「モラル」ではないかと思うのです。
また、「モラル」と「ルール」は役割分担が違うと思っています。at most countableさんは、「モラルに任せるべき事、ルールで決めるべき事」という記事で、携帯電話の問題において、モラルとルールについて述べられています。モラルの部分を、ルール化してしまうと、ガチガチに縛られたルールになってしまうのではないでしょうか。
ここまでくると、だんだん気持ちが沈んできてしまいますが、この「モラル」の件に関しては、私は、非常に楽観視しているのです。
というのも、この「モラル」に関しては、これを見ているたくさんの方々は、「大問題」だと感じていらっしゃると、信じるているからです。教育費の問題、プロ野球問題、政治資金規正法改正案の問題、報道の問題等、たくさんトラックバックをいただいておりますし、この問題意識は、日本国内において、少数意見だとはとても思えません。報道のバイアスを通ることの無い、生の民意がここにはあり、また、この「ブロガー新聞」がHUBとなって、この問題意識をとりまとめ、有効的に問題点に注入することが、できるようになればと思っています。(私も、少しは役に立ってるのでしょうか?)
●あとがき
正直に申しますと、ちょっと消化不良かなと反省しています。たくさんのトラックバックをいただきまして、非常にありがたい思いなのですが、もうちょっと深く、個別の問題提起に対して、とりあげたかった気もします。最初ということで、至らぬ点がたくさんあると思いますが、なんとか、「ブロガー新聞」のひとつのパターン(のβ版)となり得れば、よいのかなと思いました。
●「対策提言プロジェクトチーム(仮称)」を立ち上げました。
第三号の編集長、あざらしサラダさんのご提案で、対策提言プロジェクトチームを立ち上げることとなりました。皆様の問題提起を、対策提言まで持っていくことを目的としたチームです。(詳しくはリンクをご覧ください)。また「サポーター」も募集中ですので、よろしくお願いいたします。
2004 10 29 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック
●皆さん、こんにちは。
「週刊!木村剛」がお送りする「ブロガー新聞」(第3号)「一日編集長」の「あざらしサラダ」です。
○「ブロガー新聞」(創刊号)を読んだ感想について、【「ブロガー新聞」創刊号に対する提言】を「週刊!木村剛」にトラックバックしたところ、木村氏から『ブロガー新聞は「一日編集長」を公募します!』との強烈な「切り返し」(トラックバック返し)を貰う羽目になりました。
しかし、『ブロガー新聞編集タスクフォース(仮)』を立ち上げてくれたbroomさんをはじめ、多くの皆さんの励ましとご協力のおかげで、なんとか締め切りまでに第3号を仕上げることができました。この場をお借りして、皆さんに厚くお礼を申し上げます。
○さて、折角「週刊!木村剛」という貴重な場をお借りして「ブロガー新聞」の「一日編集長」をさせてもらうのですから、何か「あざらしサラダ」ならではの独自色を出せないものか考えてみました。
振り返ってみるとこの「ブロガー新聞」は、私が「週刊!木村剛」にトラックバックした『私たち一般ブロガーのこうした声を集中できる「ハブ」となる存在が、どうしても必要になると思うのだ。ならば、ここは「週刊!木村剛」に何としても一肌脱いでもらって、私たち一般ブロガーの「駆け込み寺」になって頂けないものだろうか』との声に木村氏が応えてくれたものです。
そこで、ブロガーの声を集中する「blogのHUB」を意識して、今回の紙面を構成してみました。
○皆様に既に告知していた「今週のトラックバックテーマ」は ・・・ 「携帯電話」です。
この「テーマ」に関しては、合計24件(21日正午現在:私がトラックバックした記事を除く)の記事を「ブロガー新聞」(第2号)までトラックバックして頂きました。
これらの記事の中から「ブロガー新聞」(第3号)でぜひとも紹介したいトラックバックは、[ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘 さん]の記事『緊急提言、携帯電話』です。
ご承知のように、「道路交通法改正」で自動車運転中での携帯電話使用は罰則が規定されました。しかし、この法律でもっと重点を置くべきものが「自転車」だと私は思います。
当社の社員も実際、残念ながら「携帯電話に夢中になっている高校生」との追突事故を経験しました。そして、これが引き金となって社員は退職しました。それほど重大な問題であることに警察を含め、関係各方面は気づいていただきたいと思います。
「携帯電話」、それは「命を救うツール」でもあり、逆に「命を奪うツール」でもあるということです。結論から言えば、「携帯電話」をいかに利用するか、あるいは利用されない状態に自分をコントロールできるか、これに尽きると思います。「携帯電話」も極論すれば電化製品の一つです。電化製品で命を落とすか、救われるか、このような意味では、携帯電話をプロダクトとして世に出しているメーカーの方々に再考をお願いしたいと思います。
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一方、携帯電話の有効な活用という視点からのトラックバックは、 [この幸福な世界 さん]の記事『携帯電話は現代版サバイバル・ナイフ』です。
携帯電話の液晶のバックライトが暗闇の犯行現場を照らし出した唯一の明かりだったわけです。これには驚きました。と同時に携帯電話の可能性も考えました。こうした緊急事態での携帯電話の役割です。
防犯ブザーやクマよけの鈴などをいくつも所持するよりも、防犯グッズや非常時グッズを携帯電話にオール・イン・ワンにしてしまうのは、結構有効だと思うのですが・・・
携帯電話がコレだけ普及してきているのだから、これを使って・・・携帯電話は現代版サバイバル・ナイフといった感じでしょうか。
犯罪の現場は被害者にとっていろんな意味で闇です。受けた傷は自分で抱え込まないといけないし、犯人だって捕まって起訴されるかも分からない、自分の身を守るにしても限界がある。やはり闇には光が必要なんです。一条の光が救いになることだってある。ここで何が行われたかを白日のもとにさらすことが出来るかもしれない、という希望をみんなが持つ。その微かな光に、携帯電話の光がなりうるんじゃないか、と思いました。そんな可能性を感じました。
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また、私が個人的にお気に入りのトラックバックは、[志鬼朗の部屋 さん]の記事『携帯電話の・・・』です。
「携帯電話によってなくなった風景」
1.女の子(男の子)が家に電話をかける姿
(親が出てくるかもしれない、というスリル感?がなくなったっていうか、ドラマとかでも最近見ないよね。)
2.待ち合わせ場所のすれ違い
(直接携帯電話をかけて、どこにいるかをある程度正確に伝えられるので、待ちぼうけ状態がなくなったような…)/br>
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http://tb.plaza.rakuten.co.jp/shikiroh/diary/200410180000/
これらのほかにも、以下のとおり多数の記事をトラックバックして頂きました。
運転中の携帯使用に罰金 [dawn さん]
携帯中毒患者(携帯を見ていないと精神不安定になると云うのは、一種の病気のように感じる)が街に氾濫しているのを見るにつけ、危ないなと思う。
携帯電話の使用場所の制限 [Bemused さん]
人が一定時間他の人と場所を同じくする場合には、個人の嗜好(喫煙、携帯等)は制限を受けるべきである。
携帯マナーについて考えてみました [Pon さん]
「電話相手の応答は聞こえないために自分には会話の半分しか聞こえてこない」という不完全な会話が、周囲の人に対して強度のストレスを与えるということが科学的に証明されているのだそうです(引用文)
恐る恐る「ブロガー新聞」(第3号)へ寄稿 [「情報酒場」 さん]
マナー・規則などという堅苦しい押し付けのようなことをされるよりスマートに使いこなしてこそ粋というもんだというのってかっこいいでしょ?と言いたい。
■携帯電話についてあれこれ [まーどんなの備忘録 さん]
家族が基本的に外でどういう人とどういう関わりをもっているのかお互い承知しているのがすじだと思います。携帯電話の普及のせいでこのすじが通らなくなってきています。
携帯を使わない人の中の一人の視点 [650の無味乾燥 さん]
大学院生の650は携帯もってません.でも,なんとなく,この状況に罪悪感を覚えるような時代になってきました.
不快感?電磁波対策? [憂しと見し世ぞ さん]
思うにモラルに訴えるだけでは効果が期待できないので無理やり「人命」にかかわるようなことを持ち出したとしか思えません。
ものですよ! [grounder さん]
はっきりいって買いたくなるようなデザインがない!
僕はPHS [ネットde監視、地方議会 さん]
外出したときに快適に使えるケータイ、PDA、パソコンは、私のようなオトコにとっては「女性にとってのダイエット」と同じくらいに、心をときめかせる金食い虫なんでしょうね。
携帯電話の経済学 [Fireside Chats さん]
携帯関連だとなぜ財布の紐がゆるむのでしょう。
最新の気象情報は携帯でゲットすべし。 [会長のいろんなもの紹介 別館 さん]
携帯のメールを使い地域の注意報、警報を発表時に送信する、というサービスが。地震等の情報も得られるようです。これはかなりいい。
医療現場と携帯電話 [彰の介の証言 さん]
多くの方の、携帯なんかでペースメーカーに誤作動なんておこりっこないという自信には、感服するばかりです。
大切なマナー [空のつぶやき さん]
携帯電話で相手の会話が聞えてきたら、電車での通話はマナー違反にはならなくなのるかもね(笑)
携帯電話の機能 [なんくるないさ さん]
一人暮らしの叔母、姑、母の妹の叔母、わたしの知ってるおばーちゃんたちは携帯電話を携帯しないんですよね。
携帯電話って電話? [おおた葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい さん]
「携帯電話のすべての機能を停止してください」って。なにか生命維持装置をはずせというような語感である。
携帯電話で「困った」 [なんくるないさ さん]
何かやってるときに電話がかかってきて作業を中断せざるを得ないことが多々ありまして(…母とか。--;)すごく嫌なんです、それが。
国内にある携帯電話の国境をなくせ [Digital ひょうたん さん]
国外での通話よりも、ぜひとも自らが作った国境とでも呼べるような国内にある境界を無くして欲しいと思う。
携帯、ケータイ いろいろ [軽軽収集 さん]
...今、この世の中からケータイが失われたとしても、「仕方ないか」で済ませられるような状態でありたい。
話せない携帯でもかまわないのだけど [my.Hurusato.org さん]
つまり、いつの間にか、山村でも都会のビルの谷間でも、私たちは携帯の「網」に囲まれている訳だ。最近よく耳にする「ユビキタス」なサービスは、既にこんな形で始まっているのかもしれない。
携帯電話とインターネット [at most countable さん]
インターネットが日本でそれほど広まって行かない理由の一つが「携帯で満足してしまってる層がある」事かもって思っているんです。
あぶない運転 [そこはか日記 さん]
携帯電話を運転中に使用:通話、メールで罰金5万円です。これ、危ないのは特にメールです。
いかがでしょうか。みなさんの意見にもある通り、「携帯電話」は非常に便利な「道具」である反面、使い方によっては他人を不快にさせたり、場合によっては「凶器」になることすらあるのです。
「携帯電話」は所詮ただの「道具」です。「道具」に人間が縛られるのではなく、人間が「道具」を上手に使いこなしていきたいものです。
すでにクルマを運転中の「携帯電話」の使用は規制されることになりましたが、記事でも紹介した自転車の運転中や電車内・病院内における使用など、まだまだ多くの問題が残されているにもかかわらず、明確な規制がないためユーザー任せの状態となっています。
これは、私たち一人一人の自主性を尊重していると言えるかも知れませんが、逆に考えれば、携帯電話キャリア、携帯電話メーカーといった企業側や行政側が、私たちユーザーに責任を「丸投げ」しているとも言えるのではないでしょうか。
したがって、「携帯電話」という便利な「道具」をみんなが快適に活用するためにも、「ブロガー新聞」(第3号)は『公共の場における携帯電話の使用は規制すべき』と問題提起したいと思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。
○最後に「ブロガー新聞」(第2号)に寄せられた数多くのトラックバック記事の中から、今週の「一日編集長(あざらしサラダ)」が選んだ記事は、小林Scrap Bookさんの『木村剛の「ブロガー新聞」は、ライブドアがエロでピンチ問題をどう世間に訴えられるのか?』です。
・ライブドア、楽天のプロ野球新規参入聴聞会におけるアダルトコンテンツ問題について各地のブログで話題になっています。
・ネット上では「楽天にもエロあるじゃん」、「出来レースのライブドア潰しで見苦しい」てな論旨が主流。
・ネットユーザーのこうした声は、「プロ野球機構」の偉いひとたちには果たして届くのでしょうか??(by Vitamin-Xさん)
・いわゆる球界再編関連の展開を見ていると、世論はそれなりの影響力を示してはいるものの、それにしてもこの件に関しては密室会議で進行していきそうな上にネットユーザーと非ネットユーザーでは温度差が大きく違いそうだしで、どうにも不安です。
・そんな時こそ木村剛の提唱している「ブロガー新聞」の出番だ! と思うわけなんですが、どうなんでしょうか?
そうです。この「ブロガー新聞」は、元々こうしたブロガーの声を、ネットの社会から現実の社会へと導く「駆け込み寺」としてスタートしたのです。
プロ野球新規参入問題については、10月6日の「週刊!木村剛」のコラム『まずは既存企業にモラルを!』でもとりあげていますが、
・審査基準として、球団並びに親会社の経営状況や地元観客に加え、公共財としてふさわしいか、などが挙げられているというが、これはなかなかに味わい深い。
・新規参入企業に「公共財としてのふさわしさ」を求めるのならば、それはまず今のオーナーたちに求めるべきだ。
というのが「週刊!木村剛」の主張です。
したがって、既存12球団のオーナー企業が公共財としてふさわしいかどうか、逆にブロガーの皆さんが審査してみてはいかがでしょうか。
そうすれば、私たちネットユーザーのこうした声が、少しでも「プロ野球機構」の偉いひとたちに届くかも知れません。
というわけで、「ブロガー新聞」(第3号)では「プロ野球12球団のオーナー企業は公共財としてふさわしいか」を「緊急トラックバックテーマ」として設定したいと思いますので、この「テーマ」に関することであれば何でも結構ですから、この「ブロガー新聞」(第3号)までトラックバックして下さい。
皆さまからトラックバック頂いたご意見は、「週刊!木村剛」または「ブロガー新聞」(第4号)の「一日編集長(Naoyuki)」さんがネタにするかもしれませんよ。
もし取り上げてもらえなかったら、私のブログ「あざらしサラダ」で責任を持ってご紹介したいと思いますので、この「ブロガー新聞」(第3号)までトラックバックをお送り下さい。
(う~ん、ちょっとタイミングが遅れたでしょうか。こういうときに週一発行だと苦しいですね)
○また、先ほども書きましたが、この「ブロガー新聞」は元々ブロガーの「駆け込み寺」としてスタートした企画ですから、「今週のトラックバックテーマ」以外でも随時トラックバックを受け付けることができるよう、「政治」、「社会」、「経済」、「スポーツ」、「その他」の5つのカテゴリーを「常設トラックバックテーマ」として設定したいと思います。
これらの「常設トラックバックテーマ」についても、この「ブロガー新聞」(第3号)までトラックバックをお送り下さい。
【予告】10月29日発行の「ブロガー新聞」(第4号)の「今週のトラックバックテーマ」は ・・・ 「モラル」です。
皆さまからの、沢山のトラックバックをお待ちしています。
【編集後記】
【「ブロガー新聞」創刊号に対する提言】なんて大口をたたいたものですから、「天唾」で「一日編集長」をする羽目になりましたが、何事も実際にやってみて初めてその苦労が分かるというもので、今回の経験で小西編集長の苦労が身にしみました。
私が目指している「ブロガー新聞」のイメージは、読者のトラックバックにより多種多様な意見を集中し、そこから生まれる問題提起を現実の社会を動かすパワーにつなげていけないか、というものです。
その観点から「ブロガー新聞」創刊号と第2号に寄せられたトラックバックを比較すると、創刊号では15件だったトラックバックは第2号では54件に増え、中でも「今週のトラックバックテーマ=携帯電話」に関するトラックバックは24件寄せられました。(数字はいずれも21日正午現在)
したがって、読者のトラックバックにより多種多様な意見を集中するという当初の目的は、ある程度果たせたのではないかと思っていますが、あとは、この第3号を読んだ読者からどのような反応が返ってくるかが心配であると共に楽しみでもあります。
さらに、今後の課題は、この問題提起をどのようにして現実の社会に伝えていくかではないかと思いますが、そこに、現実の社会でも大きな発言力を持つ木村剛氏のバックアップを期待するところです。
また、この号で提起した「緊急トラックバックテーマ」や「常設トラックバックテーマ」などは、次号に課題を残す形となり誠に申し訳なく思いますが、あとは第4号「一日編集長」のNaoyukiさんにバトンを引き継ぎたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
2004 10 22 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック
皆さんこんにちは。「ブロガー新聞」編集部の小西恵理子です。
「ブロガー新聞」初版に対する厳しい厳しいトラックバックの嵐、覚悟していたとはいえ、ページをチェックするのが恐ろしい思いの一週間でした。
意気消沈する私に差し伸べられたゴー社長の救いの手、それが「一日編集長募集」案だったわけですが、その案を解決策とする前に、自分なりに撃沈の理由を分析してみました。
・ブロガーの皆さんは、掲載するトラックバック(記事)に対するコメントは求めていないと思っていた。つまり、皆さんが期待するのはゴー社長のコメントであって、編集部(=コニシエリコ)の意見ではないとの理解。したがって、何となく記事を並べるだけの構成になってしまった。
・「BLOG of the Week」との差別化。「きらりと光る」トラックバックを掲載すると、どうしても自分の好みが強く反映される。そして、ゴー社長の「独断と偏見でお気に入りのブログを選んでご紹介する」「BLOG of the Week」とどこが違うのか、という問題。
・ブロガーの皆さんの意見を客観的にご紹介し、それに対し、トラックバックしやすいいレイアウトを、と思っており、それが「なにがやりたいのか見えない」との評価につながった。
みなさんの期待が大きいだけに、いろいろなご意見をいただきましたが、上述の問題を解決すべく、私が参考にさせていただきたいのは、「オレのアイ」さんの
情報の整理は必要だと僕は思います。新聞なら社会面だとか文化面だとかスポーツ面とかありますよね。それでそれぞれの面を担当する部があり専属の記者がいる訳です。ならブロガー新聞でもこのシステムを採用してはどうでしょうか?社会面を担当するブロガーさんやスポーツ面を担当するブロガーさんを募集して編集長は木村剛さんで行く。で、小西さんにはブロガー新聞社説を担当してもらってはどうでしょうか?
と、「my. Hurusato.org」さんの
· 各引用記事のすぐ下に、その記事へのトラックバックを表示できるようにレイアウトできませんか?引用記事へのトラックバックとコメントのリンクだけでもかまいせんが、各コメント、トラックバックの要約が10字くらい表示されればもっと良いと思います。 · 引用記事の論点を引用されたら、それと同じくらいの長さで、編集部の見解なりを示していただけませんか?この2つを上下、できれば左右に並べて表示できないでしょうか? · 見出し/小見出しとされる題材(今週でいえば「メディア論を語る」「テレビとネットはどう使う?」など)は、毎週のホットな題材とされる必要があるでしょうから、毎週のブロガー新聞で、次週の見出し/小見出しを募集されてはいかがですか?「お題拝借」といった感じでしょうか? · 応募されたものも含めて、土日にお題を決めていただいて、それへの記事を水曜くらいまで募集していただいてもいいかもしれませんね。場を盛り上げるために、それらの記事の掲載分は金曜まで発表せず、それらへのトラックバックも金曜まで待ってもらってもいいかもしれません。 · 盛り上がっている題材は、翌週にも継続していただければありがたいですが、3週目に入ったら、適宜、編集部で「水入り」にしていただいてもかまわないと思います。
というご意見です。 my. Hurusato.orgさんには、タスクフォースも立ち上げていただきました。来週一日編集長をご担当いただく「あざらしサラダ」さん、いかがでしょうか?
今週は、編集部(=コニシエリコ)が「トラックバックに参加」する形をとってみました。ジャンルにこたわらず、ご紹介したいと思ったトラックバックを取り上げました。
<ヤマト運輸の本心は?>
ヤマト運輸を起業した小倉氏のエピソードは、いわば、1人の個人が未開拓のニーズ、マーケットを見つけて、当時の「組織」「プロ」に挑戦して、勝ってしまった話ではないか。 当時の「組織」「プロ」は、いろいろな事情もあって、このニーズに応えられなかったし、彼らから見たら「アマチュア」の小倉氏に応えられるとも思っていなかったはず。「組織」や組織に属する「プロ」ばかりが、プロばりの仕事をするとは限らないことを示してみせた事件だったと思う。 ただ、そのヤマト運輸も企業規模が拡大して、起業者個人のステージではなく「組織」となっていき、組織としての論理で動かざるを得なくなったのかもしれない。では、その「日本の組織」とは、いったい何なのだろうか?(2004.10.13 my. Hurusato.orgさん)
運用会社での経験が長い私にとって、ヤマト運輸というのはある種、特別の思い入れのある会社です。「株式運用とは、会社を買うこと。その会社の魅力を掘り起こし、将来性を買うもの」と教え込まれ、そのお手本ともいうべき企業がヤマト運輸だったのでした。私が在籍していた会社では、同社は長く、「株価が大きく上昇した例」として紹介され、ニッチな分野でプロとなることの大きさを語ってきました。その背景は、13日のゴーログでご紹介したとおりです。
しかし今や、宅配業界はニッチな産業ではなく、先陣を切って「消費者のために値下げした」ヤマトの料金体系はむしろ、割高感が目立つような気がします。今後、ヤマトは、どこで他社とサービスを差別化していくのでしょうか。郵政公社に喧嘩を仕掛けるだけでない、何か新しい試みがあるのでしょうか?機会があれば、「フィナンシャル ジャパン」誌で是非、取り上げてみたいと思っています。
なお、小倉氏のパイオニア精神は、引退されたあとも消えることなく、障害者の勤労環境を整えるべく、SWANというカフェ兼ベーカリーを立ち上げられたことも、広く知られています。「フィナンシャル ジャパン」準備号で取材にご協力いただいた「フジサンケイビジネスアイ」の記者の方々は、勝ち組みの条件として、「明確な企業カルチャーを持っていること」を挙げていました。先日、SWANの特集で、久しぶりに小倉氏のお顔を拝見しましたが、小倉氏が健在である限り、ヤマトを応援できるような気がしています。
<ダイエー自主再建>
ダイエーが存続する意義なんて自分はほとんどないと思っている。総合スーパーの争いの勝敗は既についている。同じ距離にダイエーとイトーヨーカドーがあれば、より多くの人がイトーヨーカドーに足を運ぶはずだ。ダイエーは完全に負け組みだ。しかも、総合スーパーの商売なんてどこも同じレベル。イトーヨーカドーにしろ、イオンにしろ、中身はほとんど変わらない。この2社はバブルで踊らず、ダイエーやマイカルの抜けたパイを上手く拾ったから勝ち組になったのであって、決まったパイしかない市場にダイエーがどうやって再建して立ち向かおうとするのか?ダイエー自身のブランド価値、信用、経営理念などから、はっきり無理だと断言出来るので、ダイエーには申し訳ないが退場していただきたいと思う。 (004.10.12 I will work it outさん)
ダイエーが、政治問題になりました。内閣総理大臣がスーパーの経営にまで言及するのは、極めて異例の事態です。なぜ、ここまで話が拗(こじ)れるかといえば、2つの中央官庁の主導権争いが背後にあるから。対立しているのは、金融庁と経済産業省です。つまりは、旧・大蔵省と旧・通産省。これら2つの役所の縄張り争いに注目すると、全体の構図が見えてきます。 (2004.10.13 Espresso Diaryさん)
ダイエー高木社長はなぜここまで頑なに再生機構の活用を拒んだのか。 まず経済産業省のお墨付きをもらって再建計画を進めていたのに、今さら銀行の都合で再生機構行きを命じられるのが癪であるという個人的感情説。 しかしながら、今回の自主『解体』案には取締役の賛成多数が取り付けられており、社長の個人的感情だけで多くの社員を危機に追いやる決定はできないでしょう。やはり何らかの経済的合理性に基づいて行われた決定と考えるのが自然です。 (2004.10.12 スズメの巣さん)
今週は、「フィナンシャル ジャパン」誌の創刊を控えてゴー社長に同行することが多く、社長の生のスピーチを聞く機会に恵まれました。とくに、ダイエーとイトーヨーカ堂とを比較した社長の論点が、I will work it outさんの見方に重なり、深く頷いてしまった次第です。
それは、良質な商品を適正な価格で売ることが大切、安いだけでは消費者をごまかせないというもの。ましてや、ダイエーは価格で勝負するスーパーというわけでもなかったのですから。
ところで、前述のように、私は運用会社の出身で、「企業を肌で感じて投資の判断をする」発想が身についてしまっているのですが、現在のダイエーってどうなのでしょう?この、身近な感覚って馬鹿に出来ないもので、例えばお店に活気があっていつも混んでいるな、とか、最近サービスの手抜きを感じるな、などという感覚は、実際の株価推移につながることが多いような気がします。このところ、ダイエーにもイトーヨーカ堂にも足を踏み入れる機会がないのですが、I will work it outさんのいうように、「より多くの人がヨーカ堂に足を運ぶはず」という具体的な事象は何なのでしょうか?
<今週のお気に入り>
勉強ってのは、「勉今日」って書いて、今日を勉めるんでしょ。 成人した人間が、他人を見て自分の世界を曲げるとは思わないのです、物真似をしたいのならそれはそれでいいけど。 天然ボケとか、論調の迷走とか、それはそれで『味』と思うのです。文章を書くのがうまいのと、物事を見る視点がうまいのは違うと思うし、その視点は他人に教わって備えても『味』が無くなる。 いーじゃないの、書き続けることが大事であって、それによっていろんな力が付くんでしょ、ガムシャラに続けることが一番大事だと思いますよ。 頼んだ方も、頼まれた方も、お互いを信じてそうしたんだから、始めるなりめげるようなことしたら駄目だと思いますよ。 (2004.10.14 ヤースのへんしんさん)
ヤースのへんしんさんのコメントは、哲学的なものから時事問題へと幅広く、かつディープで厳しいなものが多いのですが(と、個人的に感じている)、このコメントにはほろりとさせられました。そう、続けることで方向性が見えてくると信じています。でもあざらしサラダさん、来週はよろしく。
<編集後記>
編集長に就任して2週間、トラックバックの読みかたが明らかに変わりました。お会いしたことのないブロガーの方々のお顔を思い浮かべ、こういう意見を持たれるようになった背景って何なのだろう?考えたり、どういうトラックバックを期待していらっしゃるのだろう?と想像したり。
そんなわけで、ここ数週間は「フィナンシャル ジャパン」とブログ漬けの毎日なのですが、反省もこめて感じたことがあります。
私のネットレベルは、きわめて平均的なものであると思います。プライベートでも仕事でも、一通りは使いますが、自らの情報発信の場としての利用はありません。おそらく周囲の友人も、ネット知識レベルは私とほぼ同等と思われますが、今回彼らに「ブログって知ってる?」と尋ねたところ、なんとYes回答はゼロでした。
これはどういうことか?たとえば情報収集はネットが主流でテレビは見ない、とか、ブロガー同士の意見交換、といっても、それはまだ限られた世界なのではないかと思うのです。自ら参加する意志があるから、ブロガーとなるのであって、それは意思疎通がはかりやすい。難しいのは、お互いの意見に無関心な層、すなわちブログに登場しない存在ではないでしょうか。その層を忘れてしまっては、ブロガー新聞も自己満足の域を越えないものになってしまう。自戒の念をこめて、編集後記とさせていただきます。
2004 10 15 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック
はじめまして。「フィナンシャル ジャパン」編集部の小西恵理子です。
「こにしさんーん、お仕事増えるの知ってますかぁ?」と、不敵な笑みを浮かべる尾花広報部長から「ブロガー新聞編集」任命レターを受け取ったのが2週間前。以来、皆さまからの反響の大きさに、責任の重大さを実感しております。「編集担当」には任命されましたが、皆さまからのご意見やご要望をできるだけ反映させ、皆さまとご一緒に紙面をつくっていけたら、そんな風に考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ブロガー新聞では、数あるトラックバックのなかから、きらりと光るものを、テーマごとに掲載してまいります。そして最後は、「今週のお気に入り」です。記事とは直接関係なく、切り口は目線の面白かったものをご紹介したいと思います。
ネットと「新聞」の微妙な関係
最近、キャス・サンスティーンというアメリカの憲法学者の『インターネットは民主主義の敵か』という本を読み始めて、驚いた。彼女に拠れば、こういう「自分で選択できるから」という志向性は、民主主義を弱めてしまうらしい。サンスティーンの主張は、『人々が、自分の好みに合う意見・ニュースばかりを聞いて、自分とは違う立場の人と対話する場が利用されなくなると、違う意見の人間同士が集まって合意形成する民主主義がうまく機能しなくなる』ということらしい。
【評】my.Hurusato.orgさんの記事。「表現の自由」ということばがあります。表現の自由は、民主主義あってこそだと思っていました。インターネットで自由に情報が選べる現在だからこそ、さまざまな意見に接することができるのだと思っていましたが、その環境に警鐘を鳴らす考え方があるそうです。
ネットとマスコミは共存できるか?
「サンデープロジェクト」などのニュース解説番組に人気のあるのも、奥様方のものであった「芸能ニュース番組」が政治を取り上げ始めたのも、タテマエだけ公正公平なことになっているマスコミ情報に対する疑問と、より深い情報に対する要求から支持されているのだと思います。その延長線上で、良質なブロガーによる独自の視点が、ニュース理解の助けになってきています。
【評】 ネットと既存マスコミの共存について述べていらっしゃるのがChala-Flalaさんです。10月4日のテーマは、「ネット有名人vsリアル有名人」でした。ネットとテレビとの関係については、とくにたくさんのトラックバックが寄せられます。さすがはブロガーの皆さま、情報収集はネットが中心で、テレビはあまり見ない、という方が多いようです。
テレビとネットはどう使う?
とこが?と考えてみると、「テレビを見る」「ネットを使う」を同次元に並べていることだと気づきました。テレビもネットもさらにはラジオも新聞も、それぞれの使い方に程度があるでしょう。例えば「新聞を読む」と言いますが、記事を切り抜いて整理する人と、番組欄を眺めるだけの人が同じ「新聞を読んだ」と言ってもだいぶ取り組みが違うのが明らかです。
【評】 「ネット有名人vsリアル有名人」へのトラックバックで、そもそもネットとテレビというふたつの媒体を別物として扱っているのが、酔うぞの遠めがねさんです。
財務諸表の性格としては、財務省という仮想の企業が、各省という事業部ごとの財務諸表を作成して、それを連結させたスタイルだと思う。「省庁別財務諸表」という言葉から連想しがちな、各省庁という独立企業体ごとの財務諸表が作成されている訳ではない。
民間企業のイメージでいえば、事業部制は導入しているけれど、資本や資金は本社財務部から一括配賦していて、独立採算までは導入していない企業体をイメージすればいいのかもしれない。
この場合、各事業のリスク見合いの収益率を、本社がどれだけ的確に把握して、次期の資本・資金配賦に反映させているかが、リスク管理・収益管理のキモになるのではないかと思う。今回の財務諸表作成も、そういう方向性なのかもしれない。
【評】 「日本の借金時計」によると、1家庭あたりの負担額は約1,500万円だそうです。この内容について、my.Hurusato.orgさんが興味深い分析をしています
官僚と政治家の実態はこうだ!
僕は1年半ほど前まで、経済産業省の本省で課長補佐をやっていた。現在も省内には知り合いがいるし、辞めてしまって政治家になった人、政治家を目指している人、退職して民間に出た人などもいる。そのように現場を見てきたものからすると、法律を作ることに限らず、両者は決して対立していないと思う。役人は自分の主張を通すために政治家を利用しようとすることがあるし、逆に政治家は自分の道具として役人を利用しようとする。
【評】 一方、今週からスタートした「週刊!神部プロデューサー」で、議員と官僚について触れていますが、これについてはReturn of the まにあな日記さんがこのように述べています。
プロ野球という高収益ビジネスを既得企業で独占しようとしているのではなく、1リーグ制という自分達の企図する縮小均衡案の実現にとって、新規参入が邪魔になると考えているのではないか。現に、「2006年には1リーグ化」がオーナー会議で話し合われたという報道もある。
そうだとすると、プロ野球改革の方向性としては、プロ野球ビジネスに失敗している既存リーグに新規参入するよりも、最近、あちこちで始まっている「独立リーグ設立」の方が効果的とも考えられる。
ただ、新リーグ設立には多大なコストがかかり、リスクも大きいから、既存リーグへの参入という選択にも意味はあるはず。ライブドアや楽天は、少なくとも中期的には、現在のリーグにも可能性があると見ているのだろう。
【評】 近鉄に対する糾弾がないまま、新規参入企業に厳しい要求をつきつけてきたる日本のプロ野球界については、ゴーログでもしばしば取り上げられていますが、違う側面から切っているのがmy.Hurusato.orgさんです。
木村剛さんは、ネットとリアルどっちで有名か?
グーグルで木村剛さんのネット上での知名度を調べてみました。単純にお名前でグーグル検索した結果のヒット数をもって有名度とします。当ブログでは9月24日にも同様の調査をしています。
木村さんのお名前だけでは、有名であるかどうか判別できませんので、僕が注目している方の14名のお名前でgoogleしました。結果はこの記事の末尾に添付します。----
木村剛さんは、14名中5位です。ブログを持っていてかつテレビに良く出ている井上和香さんが7位です。木村剛さんは、リアルとネットを比較した場合、ネットでの知名度の方が高いと言ってよいと思います。
これは現時点での話で、過去どうだったかはわかりません。あしからず。
【評】 Digitalひょうたんさんのトラックバックには笑ってしまいました。ネットをこういう切り口で見ることもできるんですね。それにしても、こんなどうでもいいこと(失礼!)を思いついて真剣に調べてしまう、そんな感覚って個人的にとても好きです。「ブロガー新聞の第一号お気に入り」とさせていただきます。
<編集後記>
ネットを駆使するブロガーの皆さまだからこそ、既存のメディアには飽き足らない部分をよくご存知なのだと思います。「ブロガー新聞」が、ゴー社長の言う「批判から入らない、仮説から入らない」意見をご紹介する媒体になるべく、日々、精進して参ります。冒頭でも申し上げましたが、皆さまと一緒に作っていく新聞です。試行錯誤の段階がしばらく続くと思いますが、みなさまのご意見、お待ちしています!(小西恵理子)
2004 10 08 [23. ブロガー新聞] | 固定リンク | トラックバック















