2009.11.18

[ゴーログ]「じみんなの党」は生まれるのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「【ネットEYE】新もりもりの『今』を読むブログ」さんが、「民主党政権は、インド洋での給油活動の撤退を決めましたが、鳩山首相は、アフガニスタンの復興支援に、5年間で5000億円拠出すると、アフガニスタン政府のカルザイ大統領に表明しました」と指摘しています。

インド洋での給油費用は6年間で200億円、自衛隊の経費を入れても500億円なのに、いきなり10倍デスカ! 仙谷由人行革担当相が、事業仕分けで3兆円捻出するのに苦労しているのに、外国人には大盤振る舞いデスナア…。これだけじゃありません・・・在日外国人の海外居住の子どもに子ども手当は支給され、一部の外人は、生活保護を詐取して本国に送金しています。子ども手当5兆円、生活保護2兆円の相当部分が、ODAのように海外に流れるのでしょうなア。・・・ヤクニン様は・・・何やろうがお咎めなし、老後もシッカリ保障だし、怠け者日本人(クレクレ人)は・・・仕事しなくても安泰だけど、どうやら、フツーのマジメな大多数の日本人には、住みにくい国ニッポンなっていくようです…。・・・民主党と堂々と渡り合う、2大政党政治の片翼を担う政党の誕生が急がれます。谷垣禎一自民党じゃあ、パンチ不足、しがらみドップリだし、ここは、「みんなの党」渡辺喜美代表の出番デショウ! まあ、みんなの党だけでは、勢力が小さいので、長老・族議員を追放した自民党改革派と連携し、じみんなの党を作りましょう!

 国民受けするし、テレビ受けする「仕分け人ゴッコ」は無駄だとは言いませんし、意義はあると思いますが、それが「現在の経済のプライオリティ」だとは思われません。もうちょっと、全体を俯瞰した経済政策をやっていただけないものでしょうか。
 私も、「【ネットEYE】新もりもりの『今』を読むブログ」さんが指摘しているように、「民主党と堂々と渡り合う、2大政党政治の片翼を担う政党の誕生」が本当に求められていると思います。「自民党河野改革一派」と「みんなの党」が一緒になってくれたら、世の中の雰囲気も少し変わると思うのですが、まだまだ時期尚早ということなんでしょうか。

2009 11 18 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.11.16

[ゴーログ] 仕分け人は一刀両断できるのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「あだばな」さんが「事業仕分けに対する批判は多くの人が指摘しているので省略するが、ランボウ議員の言動がすべてを象徴している。宗教裁判であり魔女狩りである」と痛烈に批判しています。

こんな品性のない人たちに議員の席を与えた選挙民の罪も重い。そうさせた自民党がもっと責任があるのかもしれない。ところでこの事業仕分けの結果には強制力はなく、これからの財務省の予算査定に生かされることになるが、すでに何人かの閣僚から、出された結論に異論が出ている。従来の予算編成では要求官庁と財務省の調整は事務的折衝を基に次官折衝、大臣折衝などのセレモニーを経て確定していた。・・・今回はどうなるのか推測の域を出ないが・・・いずれにしても官僚による事務的な折衝は行われないだろうから大臣間の折衝でも意見がまとまらないことが予想され、その場合には総理の裁断ということになろう。そこに危惧を感じている。今のようなフニャフニャな鳩山総理ではなくまた小沢傀儡でもなく凛とした決断をしてもらいたい。さもないとせっかく新しい目で見直したにもかかわらず結局は誰が考えてもその存在に疑問が生ずるような細かい施策だけの見直しに終わってしまうのではないだろうか。

 仕分け人ゴッコが盛り上がってきました。テレビ局は「絵になるシーン」が多いので、大喜びでお茶の間に仕分け人の大活躍を垂れ流しています。じつは私も、「あだばな」さんが危惧しているように「細かい施策だけの見直し」に終わってしまうのではないか、と懸念していますが、今は良い方向に行くことを祈って見守るしかないと思っています。
 「予算の無駄遣いを洗い出そうとする必殺仕分け人と、虎の子事業や組織を死守しようとする官僚たちの攻防が始まった」とコメントしている「ある女子大教授のつぶやき」さんは、以下のように冷静に分析しています。果たして、鳩山政権による「一刀両断」は見られるのでしょうか。現在のところ、私は無理だと見ています。

国民に分かったことは、我々の税金を使う国の事業というものが、いかに一般の人々とはかけ離れた国のためというか、役人のためのものが多いかということである。仕分け人は国会議員も含めて100名、仕分け作業が10日間というが、1事業1時間で仕分けされる事業が全事業3500の10%程度である。これは何と無駄な作業かとも思うが、国の事業というものが白日の下にさらけ出された意義だけは買える。・・・もともと国の事業を生み出す泉は霞が関であり、この作業は毎年4月の新年度が始まる早々に開始され、各省庁はそれこそ生き残りを掛けて、いかに多くの税金を手元に引き寄せるかの競争業務なのである。・・・かくしてデッチ上げられた事業には行政法人なる機構ができて、天下り機関となって毎年12兆円もの金が浪費されていく。   大まかに言うと、来年度予算案として計上されている95兆円の中身は、公務員の人件費が3分の1で、3分の1ぐらいは、どうでもいい事業なのだ。仕分け作業などに労力を注がないで、それらを一刀両断すればいいと思う。今回の対象から外れた90%の事業には、いわゆる切り代みたいな膨らまし粉が10%程度は、ウイルスのように浸みこまされている。これは頭のいい官僚の仕事であるから、摘発するのは難しい。僅かなウイルスを除去すると、予算案全体が崩壊するかもしれないからだ。・・・官僚たちの次の狙いは、誕生した行政刷新会議や国家戦略室を占拠することである。この兆しはすでに始まっている。

2009 11 16 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.11.13

[ゴーログ] 民主党の次の次はみんなの党か?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「時事を考える」さんが、「最近ボクがツラツラ見聞きする限りにおいて、国民は現在の民主党政権が過去の自民党政権より遙かにましであり、政権交代をして良かったと考えているようだ」と総括しています。

ただし、個々の政策ではヤッパリ不満が大きい・・・まず金融モラトリアム政策の評判が非常によろしくない。肝心の中小企業の経営者たちが意味がないとおっしゃっているのだ。そして郵政"国営化"も大きな反撥を喰らっている。地方郵便局の存続など民営化の手直しは望んでいるが、ここまでの"国営化"は誰も望んでいない。そして改正貸金業法においてグレーゾーン金利の撤廃は歓迎しているが、貸出金額の総量規制は各金融機関に任せるべきとし、誰も政府規制ナンゾ望んでいないのだ。そしてグレーゾーン金利でヤバイのは、悪徳弁護士・司法書士などによる過払い金申請のボロ儲けである。・・・小沢さんが選挙が連合、医師会、特定郵便局長会などの組織固めのお蔭で勝ったと思っているのなら、その影響力ゼロとは言わないがそれは読み違えである。民主党を選挙に勝たせたのは国民のタッタの10%の投票行動の移動である。その点で考えると民主党が・・・国民に支持されない政策をゾンビにように続けると、次の選挙では民主党が何とか勝つが、次の次では渡辺さん率いるみんなの党が、自民党を脱藩した人たちを引き入れて政権を取るという、可能性も高い確率であり得ると言える。

 私も、改革の続行を明確に打ち出している「みんなの党」には頑張っていただきたいと思っています。 「【ネットEYE】新もりもりの『今』を読むブログ」さんも、「ここは、ホンモノの『無血の平成維新』『戦後行政の大掃除』を、『みんなの党』渡辺喜美代表にタノムカ…」と書いていますが、マスコミは小政党に対して冷たいですね。最近めっきりと露出度が減っています。
 みんなの党の議員の方々には、「マスコミの冷遇に負けずに頑張れ。いずれ風は吹く」と申し上げたいと思います。

2009 11 13 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.11.11

[ゴーログ] 仕分けされてしまった必殺仕分け人

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、鳴り物入りで始まった事業仕分けチームについて、「32人の国会議員が発表されていたが、半数近くも新人議員が入っていたため、オザワ幹事長の『新人の仕事は選挙』とかいう理解不明な言葉で解散させられた」とコメントしています。

仕分けの仕事は何も分からない新人には向かないと説明するが、これほど議員を馬鹿にした話もないであろう。幹事長も新人も同じく選挙で国民から選ばれているし、新人といえども過去官僚や地方議員として仕事をしてきた人たちだ。その人たちにできないほど、予算を削る仕分けなる仕事が難しいものとは思われない。幹事長に相談もなく、チームの選考が行われたことに腹を立てたというのが真相みたいだ。確かに選挙ではオザワ氏に世話になった新人議員が多いようであるが、高い報酬を与えられているのだから、次の選挙のことなどを考えずに、それ相当に仕事をさせるべきである。その結果が選挙に直結していることぐらい分かるはずだ。霞が関が予定している事業は毎年約3000というが、そのうち3分の1程度は、省庁が予算を水増しするために膨らませているものと推定される。どれがそれに相当するかは、普通の常識ある社会人ならおよその見当をつけることができると思う。事業仕分けなどと難しく言うが、ようは不要不急の仕事を摘発することだ。95兆円の3分の1を切るぐらい、大した仕事ではない。金額の大きさに誤魔化されてはならない。

 颯爽と「必殺仕分け人」として登場してきたはずなのに、いつの間にか、小沢幹事長によって一刀両断に「仕分け」されてしまったというお恥ずかしい話になってしまいました。 「【ネットEYE】新もりもりの『今』を読むブログ」さんも、こう指摘しています。

鳩山首相が「必殺仕分け人」と持ち上げたり、小沢幹事長が「ナニゴトジャ!」と激怒したりした、仙谷由人行政刷新相率いる、行政刷新会議の「事業仕分け」が行われていますが、これじゃあムリじゃん?というカンジです。行政刷新会議では、国が所管する約3000事業のうち、10分の1にあたる約300件を対象として、それらの事業の内容を精査して、3兆円程度の削減を目指しているようですが、順序が逆デショ~ まず、大目標を示し、廃止する事業を政治決断して、その後に存続する事業について、内容を精査すべきデハ? 300事業で、チマチマ節約して、3兆円浮かせるのでしょうか? そもそも、3兆円削ったところで、92兆円。鳩山首相は、「赤字国債は44兆円以下」と言ってるし、税収は40兆円を下回りそうだし、8兆円足りないんですけど…。埋蔵金使うの?「事項要求」の分はどうするの? う~ん、やはり・・・行政刷新会議には、期待できないのか…。だいたい、この「事業仕分け」自体が、財務省の筋書きで、財務省の官僚がリストアップしたものを、「コレを削ったゾ!オリャア!」「アレも削ったゾ!ホレッ!」と、民主党に適当に花を持たせながら、ヤクニン様の既得権益を守ろうという、思惑が透けてみえてきます…。そして、その背後にはヤクニン様OBの大ボス、藤井裕久財務相のカゲが…。ナンダ、自民党の時と変わらないジャン! ただ、この「事業仕分け」のプロセス自体は、全面公開だそうですから、そのこと自体は評価できます。この国民に開かれた議論の中で、鳩山首相が、仙谷由人行政刷新相が、悪役になる覚悟があるかどうかで成否が決まると思う・・・

 「必殺仕分け人」の件は、完全な竜頭蛇尾になってしまいそうで、本当に残念です。仙谷由人行政刷新相にはぜひ頑張っていただきたいと思っているのですが・・・。鳩山首相には、「行政刷新会議で思い切った予算削減やJALでも大なたを振るわない限り、この日本は良くならない。なんだ民主党は自民党と同じだったかという結果になってしまうと、完全に国民は政治不信に陥ってしまう。行政刷新会議での結果次第で民主党の今後が決まるような気がする」と指摘している「くまさんの自立」さんの意見を読んでもらいたいものです。

スタートダッシュが良いかと思いきや、どうも族議員の力も弱いはずの民主党で、ボチボチ「しがらみ」とやらが出てきたみたいで、どうも、民主党という名が「自民党?」という名前、存在にニアリーイコールという感じがしてきたのは僕だけだろうか? 民主党には思いっきり「一刀両断」に物事をしてほしかったのだが、なんだか・・・自民党政権の社会党みたいな感じがしている。政権与党になった途端に、社会党は自民党に衣替えしてしまった・・・衆議院選挙に勝利して、期待感が大きかったのだが、エンジンがかかって動き出した車が、どんどん、しがらみや陳情でエンスト寸前のポンコツ車に変わりそうだ。ポンコツ車でエンストを押しして、とうとう下野してしまった自民党の政権内容と変わりないよう見え隠れしている。・・・与党ボケした野党自民党としがらみで右往左往してきた民主党、これで本当に日本の政治が良くなるのだろうか。緊張感を民主党政権に与えなければ、もしかすると本当に自民党という看板に民主党がいつの間にかかけ変わりそうで怖い。

2009 11 11 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.11.09

[ゴーログ] 民主党はマニフェスト詐欺なのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「【ネットEYE】新もりもりの『今』を読むブログ」さんが、「迷走状態の民主党政権なんですけど、まあ、始めての政権交代ですから、多少のことは目をつぶるとしても、またまた、新人事院総裁に元官僚、元厚生労働省事務次官だった、江利川毅・埼玉医科大特任教授(62)が内定ですか」と嘆いています。

予算委員会の質疑で、「みんなの党」渡辺喜美代表の質問に対して、平野博文官房長官は、新人事院総裁に内定した元厚労事務次官の、江利川毅・埼玉医科大特任教授・・・について、「よく事情に精通している」「適材適所」と言ってましたが、そんなら「天下り」は全部OKにナルでしょ…。今まで、ヤクニン様がしてた言い訳と同じですもの。・・・これじゃあ、マニフェスト詐欺確定です…。官房機密費も、かつて「流用防止法案」まで出したのに、平野官房長官は「オレに任せろ」とは唖然・・・鳩ポッポよ! もう1回、解散・総選挙をやり直してクレ! オイ、選挙前にそう言えヨ!と言いたい位です。  民主党サン、今度は次のマニフェストを掲げてください。「天下りは適材適所で認めます」とか、「ヤクニン様の既得権益は踏み込みません」とか、「政治家主導って、ホントは財務省主導です」とか、「たばこ税や環境税の名目で増税します」とか、「怠け者にもたっぷり生活支援します」とか、「国会議員は在職2日でも月給をもらいます」とか、「官房機密費は自由に使わせてもらいます」とか、「労働組合の「連合」だけは特別扱いします」 とか、「米軍基地の県外移設はやりたいけど無理でしょう」とか、「日米関係は対等だけど、中国・韓国の意向尊重」とか、正直に語ってくれなきゃ困りますよ、鳩山サン…。 

 そうですよね。この意見には、かなりの人が賛成するんじゃないでしょうか。民主党の次のマニフェストには、「天下りは適材適所で認めます」と「政治家主導って、ホントは財務省主導です」と「怠け者にもたっぷり生活支援します」と「官房機密費は自由に使わせてもらいます」という4点だけは、絶対に盛り込んでもらいたいと私も思います。

2009 11 09 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.11.05

[ゴーログ]日本の雇用問題の背後にある問題

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Mutteraway」さんが「日本では終身雇用という幻想が広く社会全体・・・に深く浸透しています」という観点から、雇用問題に関して言及しています。

雇用問題は、理論や制度の問題ではなく・・・多くの日本人のエモーショナルな問題になっています。こういう問題の解決は、制度を変えただけでは解決しないと思われます。この状況を改善するには、「みえざる手」に任せるのではなく、「誰か」が適当な戦略を持って雇用・労働改革を進める事が必要と思われます。私は、その「誰か」とは経団連が適任だと考えています。・・・具体的な手段は単純です。経団連とそれに加入する大企業が率先して、新規の雇用を「4月に新卒採用」から、「経験者を優先的に年中募集・採用」する方法に3-5年で段階的に切り替えて、ホワイトカラーの経験者が年中転職できる労働市場を構築します。・・・大企業の転職者が多くなると、社会的なインパクトが起こり、もはや「終身雇用は終わった」という認識が社会に広がります。すると労働者は、自分のキャリアや待遇の改善を目的として、3-5年程度で転職を繰り替えすようになります。企業側も、年功賃金ではなく、現在価値への賃金を支払うようになり、年金、退職金などの制度もポータブルに適応するように変化します。

人は不思議なもので、会社から「整理解雇」といわれると絶望しますが、人材バンクから「ヘッドハント」されると「前向きに考える」事ができます。同僚がより良い待遇で転職すれば、「自分だって」と考えるようになります。日本で「終身雇用」の幻想の呪縛から解き放たれ、企業と労働者層方の利益の為に雇用の流動性を高めるには、まずは経団連がリーダーシップを取り、大企業が率先して経験者の転職市場を構築するべきだと考えます。これの方法は、政府の法律改正の不要、裁判所の判例も不要、そして労働者が自ら進んで流動性を高める方向へ動く事ができます。

 私は、「Mutteraway」さんの案に賛成なのですが、同時に、「実現は無理だろうなぁ」とも思っています。というのは、日本の雇用問題を解決しにくくしているのは、

①まず、一部にすぎない「大企業の正社員雇用モデル」が「日本全体のモデル」であると勘違いしていること(大多数の中小企業には当てはまりません)、
②しかも、その「大企業の正社員雇用モデル」が、終身雇用・年功序列・年次による人事管理という時代に合わないもので構成されていること(実力主義ではありません)、
③ところが、大企業の経営者がその「大企業の正社員雇用モデル」における勝ち残りチャンピョンであるが故に、その「大企業の正社員雇用モデル」の非合理性を否定できないこと(いわゆるサラリーマン社長が大量生産され続けています)、
④その結果として、合理性に欠ける「大企業の正社員雇用モデル」を守ろうとするために、諸種の歪みを、「大企業の正社員」以外の人々の雇用に与え続けていること(「第2新卒」の悲哀や、中途採用社員に対する差別などが、その典型です)、
⑤したがって、わが国の雇用問題を真剣に改善したいのであれば、「大企業の正社員」という「雇用モデル」を抜本的に改革すべきなのだが、それを立案する立場の官僚やエコノミストたち自身が「大企業の正社員雇用モデル」の恩恵を受けているために、そういう改革案が出てこないこと(正社員の既得権益打破を主張する人は少数です)、

という5つの構造問題があるからです。

 私は、悲観していまして、この問題が解決するためには、「大企業の正社員雇用モデル」に競争力がないことを思い知らされるくらい不況にならないと無理なんじゃないか、と思っています。ただ、これから、それくらいの不況に突入するんじゃないか、という心配もしておりますが・・・。

2009 11 05 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.11.04

[ゴーログ]谷垣自民党総裁、頑張って!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが「政権交代をした最初の衆議院代表質問が始まった。つい8月までは自民党が政権与党。攻守交代したのだが、どうも、自民党には光を全く感じない」と酷評しています。

谷垣総裁に総裁の人物が変わり、与党から野党になったのだが・・・明るさと言えばせいぜい昼間のあんどん程度しか感じない。・・・質問をしても、切れ味がない。自民党は全く過去の自分達の長年行ってきた政治内容を全く反省していない・・・体質が旧態依然ではどうしようもない。谷垣総裁が大上段に刀を構えて切下ろしたのだが、全て空を切ってしまった感じだ。・・・鳩山首相に返し刀で全て切られてしまった感がある。・・・質問をすればするほど、より深く墓穴を掘ってしまった・・・迫力も何も無し。全ての質問に対して鳩山首相が、「いままでの自民党政権が行ってきた漬けが原因」と言われてしまうと、ぐうの音も出ない。変わるべくして、政権が変わったにもかかわらず、自民党は旧体質のままで勝てると思っているのでは、今後ますます自民党は沈んでいくしかない。政権交代をし、時間が経過すれば経過するほど、自民党離れが進みそうだ。特に企業団体は政権与党でなくなれば、陳情する必要もなくなるわけだから、自ずと支持は減ってくる。・・・お願いする方とすれば、どちらでも言い訳で、最終的には政権政党にお願いするだけのこと。これからますます、自民党は与党の悲哀を感じるはずだが、これが、4年間だけで済めばいいが、衆議院代表質問を聞いている限りは、もっと長く続きそうな感じだ。・・・来年夏の参議院選挙でも、自民党が勝てるような気がしないのは僕だけだろうか
 本当にこのままでは、自民党の存在感が落ちていくような気がします。まったくもって精彩がない。野党であれば持っていなければならない特有の元気さがまるでない。与党に対してえぐっていくような厳しい質問もない。どうなっているんでしょうか・・・?  谷垣総裁、頑張ってください。谷垣総裁が頑張ってくれないと、二大政党制ではなくて、「民主党の自民党化」が進むだけです。そんなことは誰も望んでいません。

2009 11 04 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.10.22

[ゴーログ]概算要求は100兆円超!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「 【ネットEYE】新もりもりの『今』を読むブログ」さんが、「平成22年度予算の概算要求が、過去最大の95兆円だそうです。金額が明示されない『事項要求』を合わせると、実質100兆円を超える概算要求になります」とコメントしています。

鳩山首相、麻生さんのことをバラマキと批判してたけど、民主党政権こそ、史上空前のバラマキじゃネ?・・・子ども手当てだ、高速無料化、農家所得補償だと、歳出をバンバン増やして、暫定税率廃止、中小企業減税、後期高齢者医療制度廃止と、歳入を減らすと言ってたワケですから、ホントにできるノ?・・・民主党政権は、「200兆円の国の支出を組み替えればできる」と断言してたのですが、ムリだったようです…。確かに、様々な事情があって、そう思い通りにはいかないでしょうが・・・スタートの平成22年度予算でコレじゃあ、どうなることやら…。・・・だいたい、それはナイダロ~という予算も目立ちます。「高校無償化」はいいとして、インターナショナルスクール、朝鮮学校も、特別に対象にするとか。・・・「消えた年金」の調査に2000億円って、なんでヤクニン様の不始末を税金でスルの? それに、2000億円かけても未解明の予感…。いいなあ、成果がなくても給料もらえるヤクニンは・・・ それに、ダムだ、高速道路だ、公共事業削減はいいけど、なんで整備新幹線は「満額」なの? 極めつけは、麻生内閣の「雇用対策費」を取り崩して、また雇用対策に、麻生内閣の「子育て応援手当」を廃止で、「子ども手当」に、とは笑うしかありません。なんかコレって、ヤクニン様の残業手当を増やすだけかも? 問題は、この「史上空前のバラマキ」に哲学がないことです。・・・一時的にフトコロが潤うだけではないでしょうか…。民主党に「成長戦略」があるのか? どうも、疑問になってきました・・・税収の見込みは40兆円に届かないのに、鳩山首相は、どんな手品を使うのでしょうか? 先の解散総選挙では、「脱官僚」「子ども手当」「農家所得補償」「高速無料化」…と、おいしそうな「民主党マニフェスト饅頭」が並んでたワケですが、とんでもない「毒饅頭」だったのかも。

 正直言って、現実的に見て、私は「日本という国における財政再建は不可能になった」と見ています。民主党には期待していますが、結果的に大盤振る舞いに終わるような予感が強まってきていますし、経済政策があまりにもお粗末なので、その尻拭いを財政出動で埋めるしかないという感じがするからです。
 ちなみに、「あだばな」さんも、少し幻滅し始めているようです。鳩山首相! しっかりしないと、支持率が落ちるかもしれませんよ! 早期に立て直してください。

過去最大の90兆円を超えるものになりました。マニフェストで掲げた施策7兆1000億円を上積みする一方で、既存予算の削減は進まなかったためです。NHKの放送で菅副総理は「スタートとしてはありうること」と言っていますがどういう意味でしょうか。マニフェストで掲げた施策は継続されるので来々年度は既存予算をもっと削減するということでしょうか。新規事業は認めないなどの方法で実現も可能かもしれませんが、いずれにしてもあまりにも先の話なので期待するにとどまります。ただ今回の削減が難航したことから期待はずれも懸念されます。その場合には予算規模が大きくなり、「中福祉・中負担」の姿に向かいます。マニフェストの実現のためには国民に何らかの形で負担増にならざるを得ないことになるのは目に見えていますので今から国民に丁寧に説明をしてゆくのが賢明の策、政権党の責任ではないでしょうか。

2009 10 22 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.10.14

[ゴーログ] 民主党のブレインは機能するか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「【ネットEYE】「いい人」発見!」さんが「民主党と言えば、『国民の生活が第一』がキャッチコピーだったのですが、どうやら、ウソだったようです…」と失望しかかっています。

「補正予算の見直し」も、福島瑞穂消費者少子化担当相は、全部必要と言ってゼロ回答だし、「天下りの全廃」も、平野博文官房長官は、官僚にも「生活ある」…天下り抜本改革は先送り・・・ということらしいです…。報道によれば・・・政府は今回、前内閣が決めた人事を基本的に容認する一方、〈1〉独立行政法人の理事長や監事など、法人を所管する各省庁の閣僚が任命権を持つ人事〈2〉理事長が決める理事などの人事――については例外的に認めないことを決定。人事の全面見直しによる大混乱を避けつつ、「公約違反」との批判も同時に回避する苦肉の策をひねり出した。・・・あの、名古屋市の河村たかし市長は、すでに外郭団体に天下りしていた市役所OBにも、退職勧告を出して勇退させましたけど・・・政権交代が必要だと思う、ちょい悪オヤジですが、民主党政権には、 希望 ↓ 失望 ←今ココ ↓ 絶望  なんとか、踏みとどまってもらいたいと思うのでした。

 「くまさんの自立」さんは、「4500の団体に2万5千人が天下り、そこに税金が12兆1,000億円流れているのでは、無駄としか言いようがない。民間企業と同様に新規採用の見直しや、中高年の給与を引き下げるという方法で退職時期まで勤め上げる体制を整えるべきだろう。・・・独立行政法人も徐々に職員を削減し、限りなくゼロに近づける対策をしないといつまで経っても、余計な団体が出来てしまう。・・・今後の民主党の手腕をじっくり見せて頂きたい」と期待していますが、楽観視はできません。
 たとえば、「時事を考える」さんは、「またぞろ民主党の中の旧社会党・民社党系の連中がモゾモゾと蠢いたようで・・・もし民主党が官公労におもねり公務員制度の根本改革を先送りにするのなら、来年の参議院選挙の勝利は危ういと確信致します」と指摘しています。

 国家公務員は90万人と言いますから、300ある小選挙区で1選挙区当たり3千人になります。これは1選挙区30万人といわれる有権者の1%になります、そして天下りの恩恵に与るキャリア官僚は、90万人中30万人と言われる一般職国家公務員の5%弱...タッタの1万5千人程度しかいないのです。都道府県庁と政令指定都市の上級地方公務員と併せても10万人に届きません。これらの方々の内出世コースを外れた人たちを、ノンキャリと同じ待遇にするダケで事は済むのです。キャリア官僚たちの発言力はとても大きく、1万5千人という人数以上の力を持っていることは認めますが、選挙の当落の帰趨を決めるのは無党派層が多い一般庶民の投票です。衆議院選挙での自民党のように公務員制度改革を先送りしては、民主党も来年の参議院選挙で逆風に晒されるのは必定といえます。

 確かに、公務員制度改革は、民主党の能力を試すひとつの試金石になると思います。それが「失望」につながるのか、「希望」へと膨らむのかはわかりませんが、私は、現在の調子で政策展開を考えていると、意外に短命で終わる可能性も出てくると思っています。というのは、経済政策がまったくなっていないからです。
 私は、民主党政権が景気対策(中でも、有効かつ経済学を理解したうえでの雇用対策)を早急に打たないと、底割れに向かう不況の中で、年末頃には、民主党政権の支持率はものすごく落ち込んでしまうと読んでいます。それくらい目先の景気は悪い。その認識を持っておらずに、外交ゴッコで楽しんでいたら、あっという間に来年の参院選は苦戦を強いられることでしょう。
 いま、民主党の経済政策ブレインの手腕が問われています。


2009 10 14 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.10.13

[ゴーログ] 民主党に有効な雇用政策は打てるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「あだばな」さんが、「補正予算の執行停止額を2兆5000億円から3兆円にしようと鳩山総理は懸命です」とコメントしています。

確かに自民党の選挙対策的なものもあり見直しには賛成です。ただその際には次の各点を明らかにして欲しいと思っています。まず執行停止の対象が中止か繰り延べかの区別です。緊急性がないとの理由で執行停止になっても来年以降直ちに執行しなくてはならないものならば、またその金額の予算を他の目的に使用してしまうならばそれは来年度以降への負担の先送りに過ぎません。反面いくつかのダム工事のように事業を中止する場合には補償金、地公体への拠出資金の返還など新たな支出増を明らかにして欲しいと思います。依然として低迷する景気への配慮ももっと明確にして欲しいものです。執行停止の金額は他の用途で使われない限り補正予算の目指した景気刺激効果は生じないのです。さらに今回停止した予算は単年度限りのものと思われますがそれを財源に行なおうとする施策は例えば「子供手当て」のように毎年財源を必要とするものです。「来年度以降に検討する」と言うことかもしれませんがそれならそれでやはりその事実を国民に知らせておくべきではないでしょうか

 補正予算の執行停止額を増やしている「寸劇」は、見世物としては悪くありませんが、バナナの叩き売りを見ているようで、少し違和感がありますね。実務的には個々の大臣がしっかり支出統制をやればよいだけの話で、じつは、「1円の支出であっても、俺のハンコをもらってからにしろ」と言うだけで、かなりの出費は止まります。
 そんなことより、民主党は、この「寸劇」の背後で、財政支出に関する支払いプロセスが完全に止まってしまったために、マクロ的には景気にかなりのマイナス効果を産むかもしれないという点を危惧すべきです。倒産の増加は避けられないでしょうし、雇用の悪化をもたらすと懸念されます。
 ちなみに、「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「EUでは、柔軟性と保障を意味する英語を組み合わせた「フレキシキュリティ」というキーワードで、新たな雇用政策を打ち出している」と紹介して、以下のように提言していますから、ご参考にされるべきです。

「労働市場の柔軟性」と「雇用の保障」を両立させる考え方である。・・・EUは2005年にフレキシキュリティを取り入れる雇用戦略を提案した。・・・お手本とするデンマークの政策は「黄金の三角形」と呼ばれ、「解雇しやすい柔軟な労働市場」、「手厚い失業給付」、「充実した職業訓練プログラム」を軸とする三の政策が有機的に連携している点が要点という。解雇規制の緩和で労働力の移動を容易にし、産業構造転換を図りやすくする。同時に、失業対策を講じて労働者の不安を取り除く。それだけだと、失業者が保障に頼って働かなくなるので、それを防ぐために、失業手当を受け取るための条件として、職業訓練プログラムへの参加を義務づけ、失業者のスキルを高めて再就職を促す仕組みを整えている。雇用保障を労働市場全体で行う考え方で、この結果、長期失業率は減少することが示されている。民主党政権でも十分に検討していることと思う。

 ただし私は、民主党政権が「黄金の三角形」の要である「解雇しやすい柔軟な労働市場」という考え方にはついていけないとみています。その結果として、産業構造が転換しにくくなり、「手厚い失業給付」で働かない人々が増え、「充実した職業訓練プログラム」という名の官僚OB受入先への交付金が増えるのではないか、と本気で危惧しています。

2009 10 13 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.10.12

[ゴーログ] 民主党は日本を変えられるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「時事を考える」さんが「日本の公共インフラが超貧弱な理由は何か?それは日本という国は変に市民の権利が強過ぎて、まともな公共インフラの開発が行われないからです」と証言しています。

日本橋の上に首都高が走ってしまったのも、その近くの本来買収すべき土地が買収出来なかったからです。成田空港に長らくまともな滑走路が1本しかなかったのも同様の理由です。・・・首都圏のインフラで最後に残されたのは北側のみ整備されて、東西が取り残された外環道ですが、本来なら今から30年以上前の、美濃部都知事の時代に整備すべきだったものです。でも世田谷住民と称する人たちなどから反対運動が巻き起こり頓挫しました。今ようやくシールド工法技術の進展と、地下うん十メートル以深の部分は、地上に住む人に権利はないという法案が出来て、ようやく着工出来るようになりました。しかしその代償として国民が払うのはド高い工事費です。南北線・大江戸線など最近の都心の地下鉄は地下深くを進み、その悪影響で駅まで地下深くにあり、地上に出るのに5分近くかかる有様です・・・日本の高速道路の建設は第二東名に例をとれば、静岡~浜松間という最も交通量の少ないトコから建設され、藤枝辺りでは道路が出来てもいないのに、長年・・・の風雨に晒された橋桁の老朽化が心配される始末です

 民主党は、こういう市民の権利の意識を変革することができるでしょうか? そういう意味で、八ッ場ダムは試金石になるかもしれません。公共のことを考えないで、私権を主張できる国というままでは、悲しい限りです。民主党による変革を期待したいものです。
 なお別件ですが、「兄やんの公式ブログ2」さんが、「Winny開発者が著作権侵害幇助に問われていたわけですが、今回、ようやく当たり前の判決が出ました」といううれしいニュースを教えてくれました。この判決が、欧米であれば素晴らしい発明者として賞賛されるはずの人が、逮捕されてしまうという中国以下の国ニッポンを変えるきっかけになると良いのですが・・・。これも民主党に期待しましょう。

2009 10 12 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.10.06

[ゴーログ] 外交ヨイショのニュースはもういい!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「あだばな」さんが「鳩山さんの外交デビューは終わりました」ということで総括しています。

今回はいわば総論的な姿勢の表明だけでしたので当然のことながら各国の反対も少なかったのですが、その報道の仕方についていささか気になりました。ある新聞によりますとプレスに対する会談の内容説明は民主党所属の政治家によって行われ正確に内容を伝えるよりも、良い中身だったとか自画自賛の発言が目立ったとのことです。政治家ですので政治的な立場からのレクになるのはやむを得ないとはいうものの、軍人が軍事的立場から発表続けた大本営発表と似てはいないでしょうか。国民はもっぱら軍の報道を聞かされ真実を知らされずプレスも追随せざるを得なかったこと、参議院選挙をにらみ真実よりも党の宣伝を優先しプレスもそれに乗せられていること、似てはいないでしょうか。プレスもだらしのないもので麻生さんについては「ブレている」と強く非難したにもかかわらず、次官などの記者会見の禁止についての鳩山さんのブレについては一言もなく自分たちの取材源さえ確保できれば良い、という姿勢のようです。

 マスコミは常に与党の味方になるというのは、事実のようです。やはり毎日ニュースを報道しなければならない身としては、貴重な第一線級の情報源を失いたくない、という保身に走る方々が少なくないようで、このところの外交ニュースは、ヨイショの姿勢が目立つものが多いですね。
 新政権が誕生したハネムーン期間とは言え、経済が奈落の底に転落しようとしているときだけに、のほほんとしたお気楽なニュースを流されると、たまにムカつきます。外交ヨイショのニュースはもう終わりにしていただきたいと思います。



2009 10 06 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.10.04

[ゴーログ] 新保守党は立ち上がるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Mutteraway」さんが、「自民党の新総裁は谷垣氏に決まった・・・これで自民党の将来はジリ貧の消滅路線が決まったようなものです」とコメントしています。

河野太郎議員と、彼に票を入れた34人の議員・・・は、もはや自民党でやるべき事は何もない筈でしょう。河野氏と34人の議員が自民党を割って出て「新党」を結成し、民主党に相対する真正の野党として、日本の経済と行政の改革を目指して欲しいと望むものです。・・・そこで新党の名前ですが、「保守党」または「新保守党」というのはどうでしょうか。そして、みんなの党が新党へ合流すれば、総勢40人の議員となって、いきなり野党第二党が誕生するでしょう。来年の参院選挙で勝利した後は、(いろいろなしがらみにより)自民党に残っている若手と中堅が一気に新党へ移籍して、自民党は野党一党の座から滑り降り、昔の社会党と同じ運命を辿るでしょう。

 個人的には、河野氏があれだけ過激な発言を繰り返して、しかも、評判の悪い「小泉・竹中路線」の継承を打ち出していながら、地方票を109票も取ったという事実に、少々驚いています。谷垣氏の180票に及ばないものの、若手でかつ優しげな主張を展開していた西村氏(11票)の10倍近くの支持を得たというのは、日本も捨てたものではないなという感じがしたわけです。
 「あだばな」さんは、「自民党はあるべき日本の姿を国民に訴え信頼される野党になるチャンスに恵まれたと思えばよい。そのためにはまず日本が置かれている内外の困難な現状・問題点をキチンと国民に知らせることである。そのうえで人口の減少、環境問題も厳しくなってゆくなかで国民生活をいかに豊かにしてゆくか、膨大な額の国債残高=超多額の借金にどう立ち向かうのか、単なる当面の人気取りではなくやや長期戦になるかもしれないが日本の将来像を真剣に考えていると言う姿勢を国民に理解してもらったうえで具体的な施策を訴えてゆくことが肝要ではないか」と語っていますが、自民党の新しい布陣を見れば、スキャンダル攻撃が主戦場となるような気配がプンプン匂ってきます。
 例えば、「くまさんの自立」さんが、「野党自民党の今度の新体制も旧態依然で全く代わり映えがしない。政権交代できそうな野党とは今のところ全く思えない」と酷評していますが、そんな感じですよね。
 その結果として、河野氏の活躍場所は限られてくるでしょうし、あれだけご老人たちに罵声を浴びせかければ、冷や飯を食わされるのも計算づくでしょう。そういう意味では、「Mutteraway」さんの言うように、新党立ち上げでみんなの党との合流が一つの選択肢になるのかもしれませんね。そうなったら私は、民主党との対立軸として「小さな政府」を掲げる河野新党を心より支持したいと思っております。

2009 10 04 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.25

[ゴーログ]自民党は河野太郎を選べるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「時事を考える」さんが「今回の衆議院選挙での自民党大敗の原因は麻生太郎首相の責任ではない」と喝破しています。

河野ジュニアがサンプロでいみじくも言ったように、九の一に伐採寸前まで追い込まれた森元首相、伐採されたのに比例でゾンビのように復活した派閥領袖の町村氏、来年の参議院選挙で民主党が候補を立てたら勝てない島根の鵺(ヌエ)青木氏など、時代錯誤も甚だしい年寄りどものせいだ。奴らが国民が切に希望した公務員制度改革を実行しようとした、みんなの党代表の渡辺喜美氏を切ったからである。彼を切らずに公務員制度改革に手を付けていたら・・・100議席そこそこという大敗には絶対にならなかったと断言出来る。そのことはみんなの党が・・・多くの得票を得たことからも明らかである。・・・民主党は小沢流のドブ板選挙で勝ったと言われる。・・・果たしてそうだろうか? ボクは自民党が自ら国民の意思に反する逆風の嵐を起こしたからだと言いたい! だから自民党が次ぎの参議院選挙で勝とうとするなら、河野氏を総裁に推し立て、みんなの党と再合同すべきある、自民党よ嵐を起こせば選挙は勝つ!

 本当にそうですね。今回の自民党総裁選挙は、自民党を抜本的に変革する河野氏を選べるか否か、という点に集約できると思います。というのは、民主党との違いを鮮明に出すことができなければ、代替政権としての選択肢としての価値が高まってこないからです。
 民主主義において、最も重要なのは、健全な野党なのですから、是非、自民党に頑張ってほしいですね。「あだばな」さんは、「民主党が勝ちすぎたとの意見も多い。・・・万一勝てれば来年の参議院選挙では社民党を含んだ連立の意味のないほどの『逆ねじれ』が生ずることもありえるし、わが国の政治が良い安定を迎えることが可能になると思われる。崩壊した自民党を建て直し民主党とともに世界に誇れる日本を築いて欲しい」と指摘していますが、同じような意見を持っている人は多いのですから・・・。

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2009 09 25 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.24

[ゴーログ]自民党は倒産する???

 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが「先の総選挙で惨敗し、野党に転落した自民党が、倒産の危機だとか」というビッグニュース(?)を報じています。

157億円入るはずだった政党交付金が、今回の選挙結果を受けて、53億円減ってしまうんだとか…。また、野党になったことで、企業献金31億円も大幅に減るし、借金の取り立ても始まるでしょう…。63億円の銀行融資残高も、与党だからこそのものです。そっか、だから、総裁候補、幹事長候補に、なかなか手を上げないんですね…。・・・しかし、こんなの楽勝じゃん!と、ちょい悪オヤジは思います。野党になったとは言え、政党交付金、政治献金、党費などで、年間150億円の収入があるんだから、税収40兆円台なのに、860兆円もの政府債務(国債など)があり、なおかつ、100兆円の予算を組むニッポン国政府と比べたら、どうってことないデショ~。逆に、自分たちの党の財務体質改善、収益強化策を、考えれないようじゃ、ニッポンを任せられないですヨ!! 谷垣禎一さんか、河野太郎さんか、どなたかわかりませんが、自民党新総裁サン、そこんとこ、ヨロシク…。

 なるほど、おっしゃるとおりですなぁ。自分たちの借金問題ごときを解決できないとすれば、国の借金問題を解決できるはずがありませんからね。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんのご指摘通りだと思います。
 さて、自民党は、新しい総裁の下で大復活を果たせるのでしょうか。

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2009.09.23

[ゴーログ]鳩山政権に成長戦略はあるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「なけなしの予算の配分論ばかりで、成長戦略に心もとないと言われているが、これから国家戦略局で、さまざまな成長路線が提案されてくることを期待している」と述べています。

英米日の現在の政権は、英国は労働党、米国は民主党、日本も民主党となるから、大まかにいえば、この3国とも、大きな政府という方向にある。・・・大きな政府でスタートすれば、4年間の政権での前半では、投入された財政で景気は上向き、GDP成長率は高くなるはずである。後半はその反動で、景気引き締めになるから、伸び率が低下するのが自然な姿であろう。日本では金融崩壊の恐れから、自民党政権は給付金などで代表されるバラマキをしてきたから、大きな政府の方向に向かってきた。本来、小泉改革は市場原理主義信奉で、小さな政府指向だったが、方向を変えざるをえなかった。民主党政権はこの路線を引き継げばいいのであるが、マニフェストで謳っているように、公共工事から生活と雇用優先に予算の配分を変えざるをえない。この予算の転換を順調に進めないと、成長率に齟齬をきたす恐れがある。資本主義では政府は何もせずに、市場に任せればすべてうまく事は運ぶという市場原理主義が基本である。鳩山氏がこれに反対するような意見を出して、反米主義者とのレッテルを張られそうになったが、あまりにも反市場主義を前面に出すとこのような誤解を与える。ビルゲイツ氏なども唱えているように、これからは、大きな政府と小さな政府を、その時の経済状況に応じて、うまく使え分ける創造的な智慧が為政者には求められる。

 私は、概ね「ある女子大教授のつぶやき」さんと同意見なのですが、「大きな政府でスタートすれば、4年間の政権での前半では、投入された財政で景気は上向き、GDP成長率は高くなるはずである」という点に限って、日本に関しては「?」と感じています。
 鳩山政権の経済政策は、「成長戦略がない」というレベルではなく、「過度に分配に偏った反成長政策」であるように感じる部分があるからです。実際としては、そのマイナス効果をなぎ倒すくらいの財政出動をするということなのかもしれませんが・・・。

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2009.09.16

[ゴーログ] 民主党政権を真剣に論じよう!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「【ネットEYE】新『もりもり」の『今』を読むブログ」さんが「鳩山由紀夫民主党政権が、あと数日で誕生ですが、奥様のファーストレディー、鳩山幸(はとやまみゆき)夫人のことが、話題になっていますね」と語っています。

またまた、「在日」・・・騒動です…。2ch(2チャンネル)やネット情報によれば、・・・幸夫人のお父様は中国人ではなく、キム・ジョンウォン(漢字不明)という朝鮮北部出身の貿易商だったようです。・・・キムさんは幸さんが渡米した直後、北海道室蘭に引っ越し、貿易商を営みながら総連支部の設立に尽力されたと話しておりました。・・・……以上、引用終わり。・・・鳩山幸(はとやまみゆき)夫人のお父様が、「在日」だろうと、韓国・北朝鮮出身だろうと、どうでもイイんじゃないスカ? 要は、鳩山由紀夫民主党政権が、どんなビジョンで、どんな政策を実行するかデショ~。

 そうですよね。どうでもいい論点だと私も思います。もう少しまともな論点で新政権を語っていただきたいものですね。ただ、ネット論壇だけでなく、表のマスコミのレベルもひどいものです。ちなみに、「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「もう少しましな質問を」と題して、下記のように述べていました。まったく同感です。どうして、紋切り型のレッテル貼りしかできないのでしょう。悲しいことです。

民主党の幹事長に決まった小沢氏は、「私はそういうレベルで政治を考えておりません」と記者の権力集中に対する質問に答えていた。権力の二重構造、小沢ガールス、党内の権力争いなど、これまでの自民党政権と同じ視線でしか、物事を考えられない記者や評論家に対して、痛烈な一撃を発した。

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2009.09.14

[ゴーログ]民社国の連立政権は正しかったのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「時事を考える」さんが、「国民新党が総務大臣ポストを、社民党が雇用担当大臣を要求しています」と指摘しています。

特に国民新党は全国の郵便局長を組織したということで、選挙の論功行賞大という認識が民主党内にあるようです。しかし・・・今回の選挙で民主党の得票率は大きく伸びましたが、社民党は伸び悩みました。国民新党は娘が参議院に当選したのに父の亀井久興氏が落選した島根県に象徴されますが、その得票率は落ち込んだのです。今回の選挙で民主党を勝たせたのは、無党派層と一部の自民党支持者の民主党への支持です、彼らが総務大臣に期待しているのは、地方分権の推進による地域活性化であって、郵政民営化の見直しではありません。そして社民党の過激な雇用政策は支持されなかったのです。この事実を見れば先に妥結した連立合意書も、社民党と国民新党に寄り過ぎ民意を反映していません。

 極めて鋭い指摘だと思います。今回の選挙は、民主党が勝ったのであって、社民党や国民新党が勝ったのではない ―― すなわち、彼らの政策である「過激な雇用政策」や「郵政民営化の見直し」が支持されたのではなかった、ということです。
 舌鋒厳しい「Mutteraway」さんに至っては、「民主党は社民党・国民新党の連立政権に合意した時点で、すでに先が見えてしまいました。来年の参議院選挙は、今年ほどの勢いを保つのは難しいでしょう」と厳しく非難しています。以下に示す「みんなの党」の行方を含めて、来年はどうなっているのでしょうか。

みんなの党の山内康一氏が・・・「いっしょに自民党内で公務員制度改革やムダボでがんばっていた仲間は、ほとんどいなくなってしまいました」と嘆いています。・・・首相指名で、若林会長を選択したのを見ても、風見鶏の体質を改める気配は感じられず、もはや自民党が沈没間近の泥舟状態である事は明らかです。みんなの党のマニフェストを見れば、自民党が小泉政権下で始めた「ちいさな政府と改革」政策を受け継ぐ継承者である事がわかります。自民党からたった3人の衆議院議員がみんなの党へ移籍すれば、たちまち衆議院で野党第二党になります。・・・自民党の上げ潮派をはじめ、党内に残っている改革派の議員は全員まとめて、「みんなの党」へ集団移籍し、平成維新とは何かを社会に知らしめるべきです。・・・自民党・民主党にかわって、「みんなの党」が経済を復興させ、日本に自信と誇りを取り戻す為に戦ってください。いまこそ英断の時です。


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2009 09 14 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.11

[ゴーログ]労働政策:民主党政権の試金石

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Mutteraway」さんが、「民主党の議員が盛んに、『同一労働、同一賃金』と叫んでいた事を思い出します」とコメントしています。

議員さんは「同一労働、同一賃金」にすれば、派遣社員の給料が、同じ職場で同じ仕事をしている正社員と同じ額に「上がる」と期待しているのだと思われます。しかしながら世の中では、何でもが期待通りに運ぶとは限りません。・・・作業を海外工場へ移管できる場合、国内の雇用はどんどん縮小するでしょう。その作業を海外へ移管できない場合で、遣社員の賃金(低い)と正社員の賃金(高い)がある場合、民主党議員の期待とは裏腹に、みんなの給料が低い方へと近づいて行くでしょう。なぜなら企業の人件費予算は、法律施行の前後でも基本的に変えられない(増やす原資がない)からです。つまり雇用の流動性と転職容易な環境を前提としない「同一労働、同一賃金」政策は、労働者の貧困度を増す政策だと言えます。

 まったくその通りなのですが、民主党政権が「Mutteraway」さんのコメントに耳を貸すとは思われません。誤った経済政策を貫き通し、景気が悪化すれば、自民党や小泉・竹中路線の責任に転嫁するのでしょうが、そんな言い訳を国民が聞いてくれるのは、短期間に限られています。この年末頃には、民主党政権への期待感が高すぎるが故に、悪い経済実態とのギャップが広がり、支持率の低下に見舞われるような気がしてなりません。まずは、正しい労働政策を打てるかどうかが、民主党政権の試金石です。
 「時事を考える」さんは、「このまま手をこまねいていると、いずれ日本は究極の選択を迫られます。例えば子供か老人かということです。・・・そうなる前に...この二つのことがまだ同時に出来るときに、決断を下さねば手遅れです。今はもうその決断を下す時期なのです」という危機感を表明していますが、この労働政策で打つ手を間違えれば、もはや「手遅れ」になってしまうでしょう。
 とはいえ、万が一にも、「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが指摘しているようなことが事実だとすれば、労働政策を議論する前に「手遅れ」なのかもしれませんが・・。

ここ数日の動きをみていると、小沢一郎氏の影響力増大という報道ばかり目立つのですが、その影で、鳩山由紀夫総理側近の平野博文役員室長の、党内調整を巡る怪しい動きと、直嶋正之政調会長の政策協議を巡る奔走が、目立ちますなぁ。平野博文役員室長は、松下電器産業(パナソニック)出身で、電機連合顧問。こりゃあ、エコポイント延長決定でしょう…。直嶋正之政調会長といえば、トヨタ自動車出身で、元自動車総連副会長です。今回、麻生内閣で実施されたエコカー減税は、「トヨタの一人勝ちダ!」と業界内では案外不評で、現在の日本自動車工業会(自工会)会長が、ホンダの青木哲会長ということもあり、自工会は経済産業省に、エコカー減税の延長要望せず、来年度予算の概算要求に盛り込まれなかったのですが、エコカー減税復活の予感がしてきました…。・・・民主党も、大企業・官公労組合議員ダラケなので、注意しなければいけませんね。


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2009 09 11 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.10

[ゴーログ]自民党は選挙前にすでに終わっていた

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「カトラー」さんが、「自民党が結党以来の大敗北を喫して、戦後初めて総選挙によって政権交代が実現した・・・民主党よくやった!とほめるところかも知れないが、どうもそういう気分にはならない」と評論しています。

というのも、民主党が圧倒的に支持を集めたというより、自民党が自滅したという印象が強いからだ。・・・自民党というシステムは、実はバブル経済が崩壊した90年代前半にとうに終わっている。あまり知られていないことだが、これほど巨大な党組織を持っている政党は共産主義政党を除けば世界中を見渡しても自由民主党しかない。自民党としての政策決定をおこなう政調会は、部会が15~20、調査会が30余、特別委員会が50近くもある。・・・そこで何が行われてきたかといえば、族議員たちによる「調整」という名の談合である。つまり、自民党とは、巨大な利権の談合組織であったために、政府組織と同じ規模の組織が必要となったわけだ。・・・この談合組織は、日本経済が成長している間は極めて効率的に機能していた。・・・日本全体の富の分配では、トヨタやソニーのような都会の外需産業が儲けた国富を道路やハコモノにして地方に分配する談合の取り仕切りを自民党が長く担っていた。それによって、都市と農村の経済格差は平準化され、逆に農村は工業労働者を都市に供給し続けた。しかし、こうした仕組みは、日本経済が高度成長を遂げている間のみ機能できる。・・・いったん経済成長が止まると、全ての歯車が狂い始める。

小泉純一郎は、自民党が既に政党として機能不全に陥っていることを正確に理解していた。だからこそ、「自民党をぶっ壊す」と大見得を切って、郵政、道路族議員たちを「抵抗勢力」と呼んで敵役に仕立てあげ、小泉劇場に無党派層を惹きつけることで党勢を維持した。小泉改革とは、経済システムの改革であると同時に、高度経済成長が終わり、機能不全に陥った自民党の延命策であり、小泉は自民党にとって破壊者であると同時に救世主でもあった。・・・小泉改革によって、自民党の談合システムと利権の分配機能が弱まれば弱まるほど、これまでの自民党の支持母体が自民離れを起こし、政党としての足腰は弱体化していった。・・・小泉の後継者たちは、誰もが改革路線の継続を言っていたが、それは、小泉人気にあやかろうとしていただけで、麻生太郎に至っては、露骨に郵政民営化の否定を始めた。しかし、その修正路線が結局、命とりになった。・・・結局、台頭しつつあった自民党の新しい支持勢力をも離反させただけで、他方で旧来の支持母体との間にできた溝も埋めることはかなわなかった。

4年前の衆議院総選挙には、ホリエモンが自民党の推薦を受けて、立候補していたことを思い出してほしい。規制緩和や経済改革によって生まれてくる新興の経済勢力と手を結ぶ可能性がこの時の自民党には生まれていたにも関わらず、ホリエモンを社会的に葬り、カンポの宿の売却問題では規制緩和の旗振り役であったオリックスなども足蹴にすることで、経済成長の芽とそれを担うべき新興勢力との関係を無に帰してしまった。他方の民主党もほめられたものではない。自民党にはつくづく愛想がつきたというネガティブ感情を背景に大勝ちしただけで、自民党に比べて政党としての戦略性や先見性があるわけではない。・・・自民党とは、高度経済成長下における富と利権の分配・談合システムであり、バブル崩壊とともにその役割も終わっていたが、今回の敗北でついに命運が尽きた。政権を奪取した民主党に求められるのは、低成長下における新たな富の分配システムの構築と新たな成長戦略になるはずだが、まだ何も見えていない。

 「小泉路線による格差拡大が自民党の敗因である」とする、大マスコミたちの表層的な解説とは異なりますが、今回自民党が惨敗した最大の理由は、「カトラー」さんが指摘しているとおり、小泉路線を徹底できなかったことにあると私も思います。そこのところが分からないのであれば、自民党という政党は、消費期限の過ぎた食品のように棄てられ、朽ち果てていくような気がします。
 自民党の幹部さんたち! 「カトラー」さんだけでなく、「ニッポンを生きる!」さんや「ある女子大教授のつぶやきさん」のように捉える人々が多いということに気が付かないと、本当に終りになってしまいますよ!

自民党の挙げる政策の発想に、「前時代・集団を支配する(ための)考え方の連続・維持性」しか感じられなかったのである。一見民主党とさほど相違無い策に見えるけれども、その発想は全然違うところから出ている、と思う。そして、その「前世代的な発想回路」について、日本国民の多くは既に前回郵政選挙でNOと表明したのではなかったか。それが自民党の大勝の理由であったのだ。しかし、小泉純一郎以後の自民党執行部および政府は、どうもそのことを全く理解していないらしい・・・そのことへの限りない絶望。それを抱えていたのは自分ひとりではなかったのだと、各党の当落一つ一つから私は確信するのである。(by「ニッポンを生きる!」さん)
成長時には政治も行政もあまり余計なことはすることはなかった。むしろ官僚と族議員という強固な癒着が生じて、彼らの好き放題に予算運営がなされた。選挙民もこの時には、毎年、所得が増加するから、あえて別の政権への選択という考えを持つ人はあまりいなかった。転機が来たのは、1980年代後半のバブル経済が崩壊したときである。これ以降、日本は失われた10年どころか、暗黒の20年を迎えることになった。株価が低迷して、個人所得の伸びが停止した時が、自民党政治を変革させる絶好の機会であった。ところが、官僚と族議員は彼ら自身の保身のことしか眼中になく、「国全体をどうすべきか」という視点を生み出そうとはしなかった。この時に危機感を抱いた選挙民が下した結果が1993年にあらわれて、細川政権が誕生した。しかしながら、まだまだ力の衰えていなかった官僚と族議員は、あっという間にこの政権を倒して、再び旧態依然とした自民党中心の政治に戻した。小泉改革の方向はよかったから、選挙民は支持したが、改革の担い手が、相変わらずの官僚と族議員であったから、その結果は民意とはほど遠いものとなって、最後には無能首相の登場となって、自民党支配に幕が下ろされた。(by「ある女子大教授のつぶやき」さん)
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2009 09 10 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.09

[ゴーログ]鳩山政権vs官僚はどう展開するのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「MSP社長の戯言ブログ」さんが、「有権者は、政権交代を選択した。絶対安定多数を得た民主党。民主党は新たな制度を運用し、官僚統治を行うつもりらしい」とコメントしています。

その政権運営は、官僚の抵抗で暫くは政治が混沌とし続ける可能性がある。それで、何かが後退してしまう、停滞してしまうのが怖い。とはいっても、変化する為には必要な停滞だと思う。マニフェストもしっかり読んだが、諸手を上げて賛成できない部分もあるが、日本が生き残る為には、変化を選択し続けるしかない。60年間続いてきた事を変えようとする「歪み」が出るだろうから・・・多分、すぐに結果は出ないだろう。この国を一歩先に進める為には、有権者が半年~一年間程度我慢する必要があるのでは無いだろうか? それが、政権を選択した有権者の責任だと思う。

 果てさて、多くの国民が観ることを望んでいる「民主党政権vs官僚」という大芝居は、どう展開するのでしょうか。「あだばな」さんは、「司法・立法・行政の三権分立で政治は立法府にあるはず、その政治家が『官僚政治の打破』を唱えるのは、これまでは行政の思うように政治が動かされていたということ、極論すれば政治が力不足であったと言うことである」と冷静に指摘しています。

藤井特別顧問が今後は国会の下に霞ヶ関を置くようにする、と言っているが国権の最高機関である国会の位置付けは憲法上もそのように規定されており、これも従来の政治の力不足を述べているに過ぎない。ところで多数の新人を含んだ民主党に人材はいるのだろうか。行政機関に政治家を送り込んでもその人たちに行政の担当者を説得・納得させる経験・力がなければ結局は今まで以上に行政指導の政治が「政治家主導」の名の下に行われるだけにすぎないのではないだろうか。責任政党になった民主党議員にはしっかりと勉強してもらい、霞ヶ関を超える経験と能力を備えたときに「官僚政治の打破」が実現されるのではないだろうか。大いに期待したい。

 果たして、民主党にその力はあるのでしょうか。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんは懸念しているようですが、是非、鳩山首相には、そういう懸念を吹き飛ばすリーダーシップを発揮していただきたいものです。

9月16日に開会する特別国会では、鳩山首相誕生が確定ですが、ソレ、今のうちダ!と、霞が関官僚(ヤクニン様)の、駆け込み天下りが相次いでおります…。事故米事件で更迭された、農林水産省の白須敏朗前事務次官は、大日本水産会会長に就任だとか…。年俸1860万とは、メシウマ~ですなぁ。・・・鳩山由紀夫総理、「脱官僚」じゃなくて「脱官僚依存」なんて甘いこと言ってると、ヤクニン様になめられるますヨ。・・・ちなみに、8月30日、鳩山由紀夫総理は記者会見で、政権交代後の各省庁の幹部人事を巡り、「局長クラス以上は辞表を提出していただく」と幹事長時代に発言していたことについて、「現実の法律などをひもとくと、降格人事を行うのは法的には難しい。辞表という形に必ずしもならないと理解をしている」と述べ、軌道修正した。とか……(報道より)ダメです。軌道修正必要ナシ!旧体制はオールクリアー、高級ヤクニン様は、全員クビです!今回の政権交代は、革命みたいなもんですから、それ位の勢いでやらないとダメです。ヤクニン様は、頭を下げながら、反撃の機会を伺っていマスヨ…。

2009 09 09 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.08

[ゴーログ]日本は本当にチェンジできるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが「いよいよ、鳩山由紀夫民主党政権発足ということになって、官僚(ヤクニン様)も、財界も、マスコミ人も大騒ぎです。国民は政治に『変革』を求めたのに、マスコミ人は、相変わらずわかっていませんなぁ」とコメントしています。

どの新聞をみても、小沢グループ120人!だとか、小沢ガールズ、小沢チルドレンだとか、鳩山由紀夫民主党政権は、小沢一郎代表代行の「影響力増大」「小沢支配」と書きたててますし・・・8月30日の報道番組のインタビューで、コメンテーターの「小沢支配に警戒感強まるのでは?」との質問に対し、小沢一郎代表は「そんな次元の話ではない」と答えていましたが、その通りだと思います。芸能人の恋愛ゴシップではないのですから、ダレとカレがくっついたとか、ダレがドノグループに入ったとか、そういう次元の話ではないでしょう・・・国民は政治に変革を求めたように、マスコミに変革を求めてるとおもいますネ…。・・・日本の大新聞政治欄は、永田町版「アサヒ芸能」「週刊大衆」ですねぇ。・・・そんなワケで、クダラン政局話より、日本がどこへ向かうのか、民主党がどうマニフェストを実行するのか、自民党がどう党を再生し、新たな政策を打ち出すのか、ということを、きっちり報道してもらいたい・・・

 本当にそうですね。新聞を読むと、「政局話」ばかりであることに半ば呆れてしまいます。私も、今回民主党候補に投票した国民の多くは、「変革=チェンジ」を求めていると思うので、そこを報じてもらいたいと思います。
実際、「変革=チェンジ」ということは、わが国の経済構造の面からも必要とされていることでもあるのです。というのは、チェンジしてこなかったが故に、結果的に経済的な格差が固定化してきたからです。「Mutteraway」さんは、下記のように述べています。

格差が際立っている業界の代表選手である建設業界・・・ではゼネコンの中でもスーパー格の超大手から地方ゼネコンまで、何段階かのクラス分けされた企業格差がほぼ固定されています。大規模なトンネルや橋やビルなどの建設は、発注時の業者選定において、過去の経験やノウハウの有無が大きなウェイトを占める為、ひとたびある企業が競争集団から抜きん出ると、業界内でアドバンテージを持ちトップを走り続けます。・・・ところが大手ゼネコンが喰っていく為に必要な大規模建築物というのは、大都市間や都市と工業地域を結ぶ交通インフラを作り終われば、GDP増大に寄与するような橋も道路も残っていません。そうなると国内で大手ゼネコンは何社も必要ありません。企業が恒久的に供給過剰になれば、市場で自然淘汰されねばならず、そこに生まれた空白を埋めるべく、新たなサバイバル競争が始まります。・・・しかしながら日本の政府と中央官僚は・・・建設業界へ「公共投資」というシャブ注射を打ち続け、とっくに倒れているべきゾンビ企業の延命措置を続けてきました。・・・建設業界、通信業界、放送や新聞業界、医療や薬品業界など、役所の許認可と政令による規制がセットになって、既存大手企業の厳重な保護政策を行ってきた為に、国内市場という森には老木ばかりになり、新しい木が大木に育つ余地がありません。

それではどうしたらこの状況を改善できるでしょうか。まずは役所から許認可権をできるかぎり取り上げる行政改革を行います。役人は常に社会を安定させる為に既存の大企業を保護しようというバイアスが働くので、あるべき競争を阻害するからです。・・・次に、既成勢力にアドバンテージを与える機能を持つ規制を原則として撤廃する規制改革を行います。既存の大企業も新参企業も、同じ土俵で同じ条件でフェアに戦える条件を整えます。最後は企業がサバイバル競争を行えるように、正社員の整理解雇を行う条件を緩和し、年齢給と年功序列制度や同業他社からの転職抑制に対する行政指導を行って、雇用の流動性(良質な人材が業界全体へ拡散し易い条件)を確保するなどの雇用改革を行います。これらの改革によって、既得権者が許認可と規制で守られた業界の風通しを良くし、企業の新陳代謝が正しく行えるようにする事で、市場に正しい競争が生まれて、企業格差が是正されます。

 私自身は、「Mutteraway」さんの考えに近いのですが、民主党政権がそういう政策を採用するかというと、疑問視するしかありません。「正しい競争政策」という考え方が受け入れられると思えませんし、どうしても、「友愛路線=結果平等主義=規制強化」という懸念が拭い去れないからです。
 実際、「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「選挙戦の終盤で自民党がしかけた民主党に対するネガティブ・キャンペーンの効果は、日本では有権者に殆ど無視されたが、米国では意外な反応が出されている」として心配しています。

自民党の行った反民主党キャンペーンを取り上げているのが、NYタイムズ、WSJ、ワシントン・ポストなどの有力新聞(鳩山論文)である。これによると、あたかも、鳩山氏はグローバリズムや市場原理主義に反対する社会主義者のように書かれている。

 とはいえ、まずは、見守ることにしましょう。民主党政権の閣僚の布陣が決まり、経済政策への着手が始まれば、自ずと評価が固まるでしょうから・・・。

2009 09 08 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.07

[ゴーログ]自分たちの投票によって国は変わる

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ニッポンを生きる!」さんが「それにしても小選挙区制度ってすごいですね、それが私の今選挙での一番の感想」とコメントしています。

一言で言えば、自分の一票が国を変えてるぞ感、その強さがすごいということ。だから、そのほとんど快感と言える実感が、70%弱(7000万人)という高投票率につながるのだ、と。私は当日10:00a.m. 頃投票所へ行ったけれど、投票のために並んだのは初めてであった。その時間の地域に、投票所を核とした人の流れが出来上がっていたことを目の当たりにして驚いた。そして私の見たところ、皆さん総じて暗い・険しい、そんな風ではなくて、カップルであるいは家族連れで、なんとなくワクワクした風な印象を受けた。これもやっぱり「維新」感ゆえ、なのだろうかと。これは大統領選で得られる興奮に近い気がする。

私は小選挙区でも比例でも、与党に票は投じず。理由は、民主党のマニフェストに、パラダイム・シフトがあったから。・・・「子ども手当て」とか「公立高校無償化」とか「高速道路無料化」とか、そういう政策自体に惹かれたのではなくて、一連の政策を発想した民主党の価値観に「移行(シフト)」を感じたのである。そこへ「投資」したような、そんな一票の行使。・・・今回の選挙結果が・・・単なる政権交代ではない国家戦略と価値観変化(パラダイム・チェンジ)となることを心から祈っている。

 本当にそうですね。自分たちの投票行動によって、国が変わるという実感 ―― それが、今回の選挙のテーマだったのでしょう。「grounder」さんも「午前中、投票所の小学校は校舎から道路へ人がはみ出すほどの行列でどこかTVで見る独立したての外国の選挙のようだ、なんて不謹慎に思ってしまった」と証言していますし、私も、投票所に行ったら、人の列が出来ていました。こんな体験は初めてです。
そういう意味で、民主党のキャッチフレーズが「政権交代」であったのは、スマッシュヒットだったのだと思います。「くまさんの自立」も、こう語っていますから、そういう風に感じた人は多かったのでしょうね。

今回の選挙では日本が変われるかもしれないという希望を持たせてくれただけでも、重要な投票・選挙だった。歴史が本当に動いたし、動かすことができたと言うことだ。・・・今回の選挙で何が一番重要だったかと言えば、それは有権者の一票一票で政権交代ができると言うことがわかったこと。それが本当に重要なポイントだった。本当に歴史的な一日であることは間違いない。

 本日は、最後に、今回の選挙に関する「MSP社長の戯言ブログ」さんのスルドイ一言(笑)をご紹介して終わりにします。

開票速報を見ていて気になったのが・・・候補者が選挙カーから箱乗りをしている姿を平気で放映していたけど、シートベルトを装着していないのって、道交法違反だよね。・・・

2009 09 07 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.02

[ゴーログ]年越し派遣村と民主党政権

 皆さん、こんにちは。木村剛です。もはや旧聞に類する話になりますが、「忠如庵」さんが、「舛添さんが『年越し派遣村』に参加した失業者を『怠けている連中』と発言したとして抗議を受けた」ことを指摘しています。

私は、まったくもって同意であります。より正確にいえば、「抱えている問題、つまり失業したということへの対処方法として、派遣村へ行くことは、誤答である。」というのが私の主張です。もう一段ハードルをあげると、「仕事が有る、無い」という考え方が、既に自分の世界を限定してしまっていることに気づいて欲しい。もちろん、99%の人にとって、仕事は「有る、無い」で語られるものであることは承知していますが、そういう人も、どこか頭の片隅に、「仕事を作り出せないか」という視点を持って欲しいのです。・・・なんかあるでしょ。なんでもいんです。身近なことから。とりあえずはじめてみて、ダメだったらやめればいい。いつまで経っても何も始められない人の典型が、「完璧にならないと始めない」タイプ。抜群のビジネスプラン、優秀な人材、潤沢なお金、すべてが揃わないと始めないという人は、間違いなく、そのまま死にます。

 日本の雇用政策の大きなミスは、「雇用を創り出す」というメカニズムについて無知であるということです。心の底では、「命令すれば、雇用が生まれてくる」と勘違いしているから、旧ソ連のような政策ばかりが出てきてしまう。
 でも、ここのところは、自民党だけではなく、民主党政権も分かっていないのかもしれません。「年越し派遣村」と一緒になって、馬鹿馬鹿しい大騒ぎを展開していた人たちもたくさんいますからね・・・。


2009 09 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.01

[ゴーログ]民主党政権に不安???

 皆さん、こんにちは。木村剛です。民主党政権への期待が高まっていますが、「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが「政権交代で、期待と同時に、不安も膨らみつつありますね」と指摘しています。

今回、政権交代の大きな力となり、民主党が大きな期待を集めた子ども手当月額2万6千円、総額5.5兆円を、どう捻出するのか…。配偶者控除、扶養控除が廃止となり、年間7万円の増税になることを、どれだけの有権者が知っているのか…。やはり、政権交代の引き金となった、消えた年金で大問題となった年金問題も、年金の一元化をめざすということはいいとして、4年後に、収入の15%の年金保険料を徴収と、どれだけの人が理解しているのか…。さらに、最低賃金アップ、派遣労働禁止も、労働者からすると、一見大賛成で、政権交代の牽引力となった政策ですが、結果として、雇用を海外移転することにならないか…。そして、国民が、政権交代に最も期待している、脱官僚・霞が関解体が、民主党を支配する、輿石東参議院議員など労組ヤクニン様の手によって、歪められやしないか…。

 確かに不安でいっぱいですが、「自民党よりはいいだろう」という国民のコンセンサスが政権交代を成し遂げさせたということなのでしょうから、しばらくは温かく見守りたいと思います。ただ、霞が関との戦いに関して言うと、実態としては、出だしの2週間くらいで勝負は決まってしまうのではないか、と懸念していますが・・・。
 既得権益でドロドロになっている旧態依然としたエスタブリッシュメントたちによる利権の構造を、民主党が本当に叩き壊すことができるのか、楽しみにモニタリングしていきたいと思います。


2009 09 01 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.31

[ゴーログ]器用な黒い鳩vs正義を貫く白い鳩?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。民主党大勝で沸き立つ永田町ですが、九州のある選挙区に関して、「MSP社長の戯言ブログ」さんは、「『黒い鳩』なんて言わなきゃいいのに・・・たとえ、敵方の大将だったとしても・・・」とコメントしていました。

「兄は、器用な黒い鳩です」と、兄を罵る人に誰が投票するでしょう。どんなに自らの政策の素晴らしさを謳っても・・・その言葉のインパクトが強く、良い行動ですら消えてしまう。政治に兄弟喧嘩を持ちこむ狭量さが垣間見える。自らは、「正義を貫く白い鳩」と言っているようだが・・・自分が正しいと声高に叫ぶ人間ほど、信用してはいけないと言うのは私が人生の中で経験してきた事。・・・白い鳩の腹の中は、真っ黒と言う事か? 有権者の審判は、どの様に下るのか楽しみである。

 民主党が大勝利をおさめる中、結果を見ると、かんぽの宿を口撃し、マスコミにうまく露出してもらった「白い鳩」は勝ち残りました。巨額の資金を投入して、かんぽの宿を無駄にたくさん作ってきた旧態依然とした自民党の体質から目をそらし、自分一人が「正義の味方だ」と自己主張した作戦がまんまと当たったという形です。
まさか、いずれ、「黒い鳩」のところに行くようなことはないと思いますが、「正義」を叫ぶ人ほど胡散臭いというのは、古今東西正しいケースが多いので、なんとも言えませんなぁ。注意して見張っていないと・・・。

2009 08 31 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.26

[ゴーログ] 民主党大躍進?:マスコミの本音

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり」の『今』を読むブログ」さんが「朝日、読売、毎日、日経の世論調査が出そろって、大変なことになっています。そろって、民主党300議席前後、自民党100議席前後という与党にとっては、恐怖の結果が…。しかし、そこにはある狙いが隠されていました」と告発しています。

それは、民主党の「大勝」を予測して、民主党取りすぎだろ~、じゃあ自民党にいれるか~、自民が負けすぎると2大政党にならんしと、国民を誘導するネライです。・・・赤字転落した新聞業界は、公的支援を自民党に要望してましたし、鳩山由紀夫民主党は、既存マスコミが絶対に認めたくない、総務省から独立した日本版FCCの設置や、電波のオークション制度導入を、民主党「政策INDEX2009」でうたっているほか、記者クラブの開放も明言していますし、マスコミのドン・渡辺恒雄さんからすれば、どえりゃあ、とんでもない話でしょうなぁ。んなワケで、民主党をツブセ! と、これまでも・・・小沢一郎民主党代表代行の西松事件や、鳩山由紀夫民主党代表の故人献金問題を、ヤクニン、マスコミ、与党がグルになってシカケたものの、全て不発に終わってしまい、最後は苦し紛れに・・・芸能界の薬物汚染まで、選挙の争点そらしに活用と、ありとあらゆる手を使ったんですけどねぇ…。・・・読売新聞と日経新聞は、今回の世論調査も合同調査ということで、兵糧も尽きかけているようです…。

 なるほどねぇ。そういう見方もあるのかもしれません。「民主党楽勝」というムードを煽っておいて、「だったら、30日に選挙行かなくてもいいか」という層を掘り起こそうという策謀なのでしょう。
 それにしても、のりピー事件はウザイ。私は全く興味がないので、TVでこのネタが始まった瞬間にチャンネルをかえます。ものものしく「某建設会社会長」などというニュースを流して何が面白いのか、まったく分かりません。あんな報道を繰り返すテレビ局にはあきれ返しますし、そのテレビ局に金で買われて意味のないコメントを垂れ流すコメンテーターには吐き気がするし、もし、ああいう番組を見て楽しんでいる視聴者がいるとすれば、その視聴者にも幻滅を感じます。
 わが国にとっては、「100年に1度の大選挙」なのですから、もう少しまともな番組を流してくださいよ、テレビ局さん。のりピー事件やお笑い番組やクイズ番組以外に大事なことがあるんじゃないでしょうか?(それにしても、人が死んでいるにもかかわらず、押尾学の事件は露出度が少ないですね。何か裏で力が働いているのでしょうか?)

2009 08 26 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.25

[ゴーログ] 「上から目線」で負ける自民党

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「カトラー」さんが、「4年前の衆議院総選挙では・・・女性層が小泉支持に回ったことで、小泉旋風が巻き起こり、自民党が大勝した。この時の支持層が、麻生自民党から離反してしまっていることが自民党苦戦の最大の原因」と指摘しています。

私の周囲でも20,30代の女性の間では「アノ人の顔を見るのも嫌、寒気がする」というような強い嫌悪感が広がっている。・・・麻生太郎がここまで嫌われるのは何故なのか。私の知人の女性は「上から目線だからよ」という一言で斬り捨てた。・・・具体的にはどんな態度のことをいうのかと、ネットで検索してみると、恋愛指南のサイトに以下のような「上から目線だと感じさせてしまう態度9パターン」というのがあった。ちなみに、ここでいわれている9パターンは、男性が恋人に対して嫌われる「上から目線」の態度として取り上げられている。

1) 俺ってさーと話し出す
2) 君ってサーときめつける
3) 「・・・・してあげてもいいよ」と提案する
4) 「料理はできるの?」と単刀直入に聞く
5) 「俺の言ってること理解できる?」と確認する
6) 「これだから○○は・・」とレッテルを貼る
7) 話を聞いても「そんなことは知ってるよ」と自分の知識をアピールする
8) 話の途中で「要するにこういうことでしょ」と要約し、断定する
9) お店の店員に対して命令口調である

これを読んでいて、この9パターンは、麻生首相をモデルにしてまとめられたのではないかと思えるほど当てはまっていて笑ってしまった。・・・「上から目線」という言葉を考える時に重要なのは、「上から目線」でモノを言っている当の本人にとっては、それは全くといっていいほど意識されないということだ。逆に、女性有権者に代表される社会的な弱者は、こうしたモノ言いに敏感に反応する。・・・自民党は、政策や候補者の力で負けるのではない、麻生太郎によって負けるのだ。 

 さすがに「カトラー」さんはスルドイですね。私も本当にそう思います。昨日のゴーログでは、麻生首相の礼儀知らずについて話題にしましたが、この「上から目線」も大問題だと言うべきでしょう。
 その「上から目線」をしている麻生首相の顔がアップになる自民党のTVコマーシャルは、一国も早く止めたほうがいいのではないでしょうか。話している言葉に勢いがないし、表情にも熱情を感じられません。やっぱり唇の歪みが気になりますし、どうも視聴者を小馬鹿にしているように感じます。あのコマーシャルを流せば流すほど、民主党に票が流れるんじゃないか、と思えるくらいです。
 でも、本人には分からないでしょうから、筋悪のコマーシャルは止められないでしょうね。自民党は、前回の参議院選挙は、バンソーコー王子で負けましたが、今回は、「上から目線」で負けるのかもしれませんね。

2009 08 25 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.24

[ゴーログ] 礼儀知らずを首相にしてしまった国

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「MSP社長の戯言ブログ」さんが、「少し前になりますが、党首討論のニュースを見ていたら小二の息子に聞かれました」という悲しいエピソードを紹介しています。

「なんであの人は、握手しないの?」「あっちの人は、握手しに行ったよね。お礼したよね?」 私は、答えるのに苦労しました。「坊ちゃん育ちで、人として礼儀の基本が出来ていないからだよ」「甘やかされて育ったから、人間としての度量が無いからだよ」なんて、息子にストレートには言えません。「もう一人のオジサンに選挙で負けちゃいそうだから怒ってるんだよ」「あのオジサンは、追いつめられていて今は心に余裕が無いんじゃない」と、あやふやにしか答えられません。「ふ~ん?」と、息子の微妙な返事に苦笑いをするのが精一杯でした。漢字が読めないとか、読み間違えるとかと言う事以前の問題ですよね。子供が見て、一般常識の世界で間違っていると思う様な行動を取る人にこの国を任せてしまったんです・・・あのオジサンは人と話をする時に相手を蔑んだ目で見る様に感じるんです。会話の最後には、鼻で笑う様な感じもするし・・生理的な嫌悪感を覚えてしまいます・・・政策も当然ですが、この辺りも有権者はよく見ているんじゃないでしょうか? 

 まったくそのとおりですね。私も、あの対応には正直がっかりしました。せめて「横綱」のフリくらいはすればいいのに、それすらできないレベルの低さ。悲しい限りです。でも、そういう首相を選んでしまったんですよね、我らが祖国は・・・。「ある女子大教授のつぶやき」さんも「礼儀知らずな自民党党首」と題したコラムを著してあきれかえっているので、ご紹介しておきましょう。

討論終了後の両者の態度に、明らかな差が認められた。鳩山氏が終了後、アメリカではよく見られるように、握手をするつもりで首相の方へ歩みかけたが、首相はこれには答えず、顔を向けることもせず、背中を見せて退場した。鳩山氏はこれに対して、礼儀正しく頭を下げていた。討論ではいくら激しい応酬をしても、別に個人的な喧嘩をしているわけではないから、終わったらにこやかに握手をする風景は当然のことと思う。これを受け入れようとしなかった首相の態度は、感情をむき出しであり、これではいくら「責任力」などと叫んでみても、信用する気にはなれない。このような首相の態度を見ていると、これまで彼が行ってきた、隣国の人や部落民に対する差別発言など思い起こさせるものがある。基本は競争相手に対する礼儀作法であり、人を差別したり、相手に不愉快な気分を与えたりするようでは人間として、全く信頼するわけにはいかない。

2009 08 24 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.21

[ゴーログ]今回の選挙は不幸な結婚か?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「兄やん公式ブログ2」さんが「今夏の総選挙において、各党のマニフェストがほぼ出揃いました。出揃いました?本当に?あんなポンコツなのがマニフェスト?冗談ですよね?あれが本気で日本のことを考えたマニフェストですか?んなわけないですよね?」と突っ込んでます。

残念ながらこんなポンコツなことを実行しようとすることに誇りを持っているのが日本の政党であり、その中から選ばなくてはいけないというのが、日本人の置かれた環境です。不幸の極みとでもいいましょうか・・・。このポンコツ公約の中からどれかを選ばされるということは、嫌いな人の中から誰かを選び、その人と結婚生活を送らされるようなものです。本当に勘弁してほしいです。彼らは、今の世界情勢の中で、日本のおかれている状況が分からない、手に負えないほどのバカなのか?それとも自分達が死ぬまでもてばそれでいい、という手前勝手な考え方なのかのどちらか、あるいは両方なのでしょう。

 確かに、今回の選挙に際して、「嫌いな人の中から誰かを選び、その人と結婚生活を送らされるようなものです」というのは、言い得て妙ですね。そして、現在のバラマキ政策万能主義が「高齢でエスタブリッシュメントの方々が死ぬまでもてばそれでいい」という思想の下に展開されていることも事実でしょう。
 しかし、悲しいけれど、それが現実なんですね ―― 生まれたての弱小政党だけれど、将来性に期待して「みんなの党」にでも投票してみますか・・・。

2009 08 21 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.20

[ゴーログ]民主党政権vs御用学者

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「50年間で800兆円を超える財政赤字を積み上げた挙句に、とうとう税収を上回る収入を国債発行で賄わなければならない異常事態である。これを実施してきた政党が民主党に政権担当能力とか財源とかを言う資格は全くない」と喝破しています。

この事態に対しての対策は二つあり、一つは歳出を大幅に減らすこと、もう一つは消費税のアップである。政府系の御用経済学者である東大教授のご高説によれば、増税しても景気を悪くしない方法があるという。原理的には増税した分だけ財政支出をすれば景気刺激効果をもつが、巨額な財政赤字を持つ日本では、増税分の一部は債務返済に回さなければならない。増税分を債務返済と財政支出にうまく振り分けることで、増税は景気にはマイナスにはならないという説だ。ご高説の前提条件で、対策は二つありと言いながら、歳出削減は政治的に困難としているところに欠陥がある。高齢化による社会保障費の増加だけが歳出増の原因としている所に限界がある。・・・財政赤字の削減には、行政改革による大胆な政府支出のカット、一般会計と特別会計の見直しが最も効果的であるが、ご高説ではこの話が意識的にカットされている。・・・明治維新以来積み上げてきた官僚制度に大幅な鉈を振るい、二重行政の廃止、天下り法人の廃止、外交と国防以外の省庁の廃合などで、現在の一般予算をおよそ半分にすることができる。こうすれば、増税分はそのまま景気刺激策に使うことが可能となる。

 意外に思われるかもしれませんが、御用学者の影響力は無視できないものがあります。官僚の台本通りに意見を唱え、落しどころに向かってシナリオを組み立てていく御用学者たちは、官僚たちのエゴをもっともらしい権威で消臭していますし、マスコミなどで官僚の意見を「フェアな意見」として自己主張してくれるからです。
官僚たちは、そういう御用学者たちをたくさん囲っていますから、彼らを操れば良いだけ。実際、ある政策を打ち出すための委員会を組織したとすれば、そのメンバーを選ぶ段階で、政策の中身は8割方決定しているといっても過言ではありません。
 民主党は「脱官僚」を掲げていますが、民主党が政権を取ったら、御用学者たちを使った官僚たちによる隠れ蓑戦法を打開することができるのでしょうか。是非、腕前をみせてもらいたいものです。

2009 08 20 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.13

[ゴーログ] ユートピアが日本を不幸にする

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「grounder」さんが、「選挙間近なんですかね〜。あちこちマニュフェスト検証をやってますがどうなんでしょう?」と問題提起をしています

見出し的にはどちらが良いとはなかなか解りづらい感じですね。しかし、全体的には民主党勝利って感じはカタイんでしょうか。まぁこれだけ停滞した状況で現状がいいとはなかなか思わないでしょう。以前盛り上がった郵政解散は解りやすい(過ぎた?)感じで皆でOK出したんですよね。実は僕はへそ曲がりなのでOKは出さなかったんですが、昨今の後ろ向き(規制強化)な意見を聞く度にまたまたへそ曲がりがうずき出して今ならOKが出そうな気もします。失敗するかもしれないけど前を向こう、今何もしないよりはましだという感じでしょうか。・・・日本の各党マニュフェストはというと、どうもフッル〜イ数値、それは昔懐かしき良き時代の数値をもとに「今」をどうにかしようとする無理があるんじゃなかろうか…と。それは体は超高齢化で動きが悪くなっているにもかかわらず、頭の中はイケイケの高度成長のハッピーなユートピアが広がっているのでしょうか。あ、それって運動不足気味のオトーサンが子供の運動会でイメージ通り走れず大転倒しちゃう、そんな感じでしょうか。歳をわきまえて今を見つめましょうよ。

 これから、さらに、規制強化 ⇒ 統制経済化 ⇒ 企業活動の沈滞化という流れがやってくるでしょうから、企業経営者は楽観視することなく、最悪の事態に備えるべきだと思います。それは、経済政策の立案者たちと企業経営の遂行者の間のギャップが甚だしいからです。
 経営者たちの頭の中には、「イケイケの高度成長のハッピーなユートピア」などないし、そんな時代に戻れるなんて思っていないのに、企業経営をしたことのない永田町や霞が関の方々は、規制さえすれば、「イケイケの高度成長のハッピーなユートピア」に戻れると思っています。そのズレが不幸な形でこれから出てくるでしょう。
これだけ「構造改革=規制緩和=悪」という刷り込みが為されると、方向展開するにも時間がかかります。また、 納得感を醸成するために、犠牲者も出さなければなりません。ユートピアを夢見ることがユートピアとは180度異なる事態をもたらしてしまう不幸な時代がやってきます。

2009 08 13 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.07.24

[ゴーログ]政治に何を求めるべきか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「忠恕庵」さんが「土曜日の夜、六本木のいつもの飲み屋に居ましたが、最近傍らにいる嬢、公称27歳は、生まれてこのかた一度も選挙に行ったことがないそう」とブログに書いています。

その理由、「どうやって選んでいいか分からない」。や、案外これ、無視できないかもかもしれません。・・・なにかしら「選ぶ基準」が無ければ投票することはできないでしょう。この「選ぶ基準」はどのように個々人の中で造成されていくのか。あまり学校では教えてくれません。元来興味もない上に、「ぼくたちわたしたち、さほど困ってない」ということが加味されると、27歳で一度も投票をしたことがない、ということになるんだろうと、私は想像しています。この(夜の)世界の子たちは、ほんとうにパワフルです。・・・今でも、地方からボストンバック一つ持って大東京へやってきて、着いてから部屋と仕事を探し、見てくれとしゃべくり一つで今日までやってきたという子がゴロゴロいる。自分がメシを食えないのが、政治が悪い、企業が悪い、そんな泣き言を言っている・・・人たちとはわけがちがうのです。こういう子たちにとっては、誰かに東京を良くして欲しいとか、そういう思考パターンがそもそも無いのでしょう。・・・東京・・・が住みづらくなれば、直ちにお引っ越しすることで、問題は解決です。自分の未来は、自分で切り開くのです。

 政治ができることは、現実的に限られています。愚かな政治ができることは、さらに限られていますし、場合によっては、害毒を撒き散らします。そういう意味で、政治や政策に多くを期待すべきではないと私は思っています。愚かな政策を実施して、余計な害毒を巻き散らかせないでくれとは思いますが・・・。
 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが毎回指摘しているように、いつの間にか日本は、クレクレ人ばかりが目立つようになりました。自助自立という言葉がむなしくなるくらいの勢いです。下記のような「忠恕庵」さんの意見が広く受け入れられることはないのでしょうねぇ・・・。

 わけの分からんスーツ着て、満員電車に乗って、上司のアンロジカルな小言に付き合い、しけた酒で愚痴をこぼし、生涯の借金と引き換えにウサギ小屋ほどのマイホームを手に入れ、それでも未来は明るいと信じてやってきた。恵まれたかったら、戦後の日本のサラリーマンのようにやってみい、と思う。「貧乏で悔しいか。見返してやれよ。心が変われば、人生が変わるぞ。」と、いうわけで、私は大人の救済には関心がありません。

2009 07 24 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.07.21

[ゴーログ]民主党vs霞が関の行方

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが「民主党は14日、政府が売却を目指している、全国63の社会保険病院・厚生年金病院について、新たな独立行政法人に移管して、公的な病院として存続させることを決めたそうです」と指摘しています。

ヤクニン天国・官僚社会主義継続の予感…。なんでも、民主党は、政権公約(マニフェスト)で、地域医療の維持・整備を重視する、姿勢を明確にするためだそうです。53の社会保険病院と10の厚生年金病院は、社会保険庁が所管していましたが、昨年10月に、独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」(RFO)に移され、現在は同機構の存続期限である、来年9月末までにすべて売却することにしている…。だったのですが、民主党は、RFOの期限切れに合わせて、新たに独立行政法人「地域医療推進機構」を設置する! そうです・・・

しかしね~、だいたい 、国立病院の時もそうだったのですが、統合とか廃止とかの話になると、地域の医療を守れ!とか言うことになってしまい、そのこと自体は反対しにくいのですけれど、国立病院会計も、毎年8000億円の赤字を垂れ流していたわけです。病院だけじゃありません、保育所、給食、清掃業務、何でもそうなんです。民主党になると、郵政民営化も逆戻りしそうだし…。ハイ、必要なのはわかりますよ!!! しかし、ソレ、公務員じゃなきゃできないの!!! むしろ、民間の方が、しっかりと仕事できるし、何より、コストと生産性が全然違います。それに、民間には、「殿様意識」はないし、「顧客優先」です! 医療を例にとれば、かつては、救急医療なんて、公立病院は労働者優先で、患者の都合は無視、診療拒否ばかりでたらい回しだったわけです。それに憤った徳田虎雄さんは、自分の生命保険を担保にして、徳洲会病院を立ち上げ、24時間年中無休の医療体制の先駆けとなったのですが、それを常に妨害してきたのは、医師会とヤクニンです。

民間が良いことをやると、ヤクニンは困るようです。・・・保育所も、一時保育や時間外保育、休日保育などを、公立に先駆けて実施してきたのは、民間保育所です。ヤクニンが、自ら進んで仕事を増やすわけありませんから。給食も、あちこちで民間委託になるたびに、給食が危ない!などと、ワケのわからない反対運動が起きます。民間が作ったモノは危険だ!って、コンビニの弁当やファミレスはどうなる? それに、春休み、夏休み、冬休みと、休みばかりの学校給食で、正職員が必要ですか?・・・鳩山由紀夫民主党政権は、もう政権とる前から、ヤクニンに抑え込まれたのか? 農水省のヤミ専従問題も、懲戒処分の発表がありましたが、民主党さん、ヤミ専従が、支持母体「連合」(ヤクニン一家)の一員だからって、まさかこれも、こんな大甘処分で許すつもりですか?・・・労働者の雇用問題でも、民主党は、6月末に労働者派遣法改正法案を国会に提出して、「製造業派遣禁止」を主張してますけど、そうなると国内の工場は海外移転、結局は雇用消失、失業率大幅悪化の予感…。まさか、民主党まで、ヤクニンの手先になって、キセーキョーカ(規制強化)を推進するのか…。鳩山由紀夫民主党政権は、どうか・・・官僚の手練手管と、マスコミが煽る「情の論理」に流されないでください。そうなっちまえば、日本はヤクニン天国継続、将来は国力・民力衰退確実で、国が仕事クレ~、金クレ~と、クレクレ人が大増殖ですよ!・・・ヤクニン天国は永遠に不滅なのでしょうか…。 

 民主党政権が実現する可能性が高まってきました。民主党が人気を保っている理由のひとつには、霞が関主導に対する明確な反対姿勢があるわけですが、政権奪取した後でも、その姿勢を本当に維持することができるのか、という点が気にかかります。
 民主党は、激しい霞が関批判を展開し、官僚に対する厳しい姿勢を示しながらも、実際の政策面では規制強化を主張しています。規制強化は、多くの場合、民間ではなく、官僚に頼るということですから、じつは、激しい霞が関批判とは180度相容れないものなのです。だから、政権奪取後は、その矛盾点が一挙に噴き出してくることでしょう。
 私は、民主党は、あっという間に霞が関の天才たちにとりこまれてしまうような予感がしていますが、どうなりますかねぇ・・・。

2009 07 21 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.07.20

[ゴーログ]ヤケクソ解散の必勝法?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「解散権を見送り続けて、しかたなく解散だ。自民党にとってなんとタイミングの悪いことか」と麻生首相を批判しています。

まるで「どしゃ降りになって出て行く雨宿り」そのもの。タイミングが読めない人のようだ。本来解散権を行使するときって、争点がはっきりし、錦の御旗のもとに一致団結して選挙に打って出ると言うことなのだが、完全にしらけきって、呆けてしまっている。勢いが全くない。このような解散ならば、任期満了で解散した方が余程ましだしね・・・ところでこの解散の争点はなに?・・・争点が今のところ何もない。予約解散なんて聞いたことがない。解散という権力を行使するためだけの解散だ。全く訳がわからない。意地でも解散権を行使したいだけ。争点をこれから作って、解散日程だけ決めて、解散権を行使する。なんだかちっとも判らない。自民党は国民に何をしてくれるかも、全く不明。・・・いまも、阿呆太郎は「歯を食いしばって」頑張るそうだ。自民阿呆太郎丸は大きな穴が開いて浸水し、このまま行けば8月30日には沈没間違いない。・・・これほどまでに政治を変えるチャンスはない。有権者が投票に行き一票入れるだけで流れがこれほどまでに変わる。・・・いまの自民党、公明党政権で本当に良いのだろうか? 一度下野し、自民党は作り直した方がましだ。解散権を行使するのは本来選挙に勝つためなのだが、今回の解散は下野するための予約解散としか思えない。

 今回の総選挙は、「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが指摘しているように、「ヤケクソ解散」と呼ぶのがふさわしいですね。自民党の内部すら支持を固められないのに、国民の支持を固めることができるのか、本当に疑問です。
 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんは、ご親切にも、「ヤケクソ解散」で自民党が勝つための秘策を披露してくれていますので、ご紹介しましょう。

ここは、小泉純一郎元総理じゃないですけど、「自民党をぶっ壊す」決意と、決意だけでない具体策を示すことが必要です。それには、・・・渡辺喜美衆議院議員を迎え入れて、自民党総裁候補とし、「オールド自民党」との決別を宣言、ヤクニンと族議員にグチャグチャにされた、公務員制度改革、独立行政法人改革を断行し、影の総理・・・官房副長官と・・・検事総長・・・人事院総裁のクビを宣告するのです! 自民党による平成維新です! そうすれば、「自民党は、今度は本気だ!」「今度はやってくれるだろう」と、民主党以上の支持が得られるでしょう。・・・自民党も、民主党もダメなら、日本脱出しかないかも…。


2009 07 20 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.07.10

[ゴーログ]幸福実現党に注目しよう!?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「カトラー」さんが「鳩山邦夫総務大臣が辞任したゴタゴタで麻生政権の支持率がまた急落している。カンポの宿の売却問題に端を発する今回の騒動は、結局、無益な混乱だけを残しただけに終わった」として、最近の政局についてスルドイ論陣を張っています。

単に混乱を招いただけではない、落札が決定していたオリックス不動産が購入を辞退して売却計画が白紙撤回されたことで、日本郵政の民営化プロセスも停滞を余儀なくされた。そもそも、バルクセールを前提としていたカンポの宿の売却について、その資産評価方法、入札のプロセス、いずれをとっても何の瑕疵も存在していなかった。当初、鳩山は不正を暴き出すと息巻いていたが、埃一つ出てこず、全くの空振りに終わった。マスコミは日本郵政の西川社長に対して、十分な説明責任を果たしていないと批判の矛先を向けていたが、お門違いも甚だしい。正当なプロセスを持って行われた入札という自由な経済行為の結果に対してそれ以上何の説明をしろというのか。要するに事の発端から今回の辞任劇に至るまで、鳩山邦夫の独り相撲に内閣もマスコミも国民も付き合わされ振り回されたことになる。・・・

鳩山は自分の政治行動を「正義」という言葉を持ち出して正当化していたが、法律家や子供番組の着ぐるみヒーローならまだしも、政治家は安易にこんな言葉を振り回すべきではない。政治とは決して交叉することのない理想と現実の矛盾の間に立って、その矛盾になんとか折り合いをつけようとする不断の行為に他ならない。「正義」を振りかざすことよりも、あえて自分が悪者になってでも最大多数の幸福(政治目標)を達成することを腐心する者こそ「政治家」の名にふさわしい。現在の与党自民党の政治家に蔓延しているのは、こうした意味での「政治家」とは全く正反対の政治ごっこだ。鳩山邦夫も含めて、彼らが二言目にいうことは、「自分は正しいことを言っているが、執行部は言うことを聞かない」というエクスキューズであり、「自分だけは良い子ちゃん症候群」に陥っている

 私は、「政治とは決して交叉することのない理想と現実の矛盾の間に立って、その矛盾になんとか折り合いをつけようとする不断の行為に他ならない」という「カトラー」さんの言葉に深く頷いてしまいました。政治とは、「理想を唱えていれば、そうなるに違いない」という楽観主義ではなく、「理想を唱えているのにそうならないのは、あいつが悪い」という責任回避でもありません。
 政治というのは、「理想と現実の矛盾の間」でなんとかベターな方向に向かわせようとする現実の行為でなければならないものです。そういう観点から見ると、最近の政治を巡るマスコミの論調には首をかしげるものが少なくありません。「カトラー」さんは、さらに批判を続けます。

自民党は既に政党としての体を成さないほどの劣化をきたしている。・・・しかし、一方で民主党に対する支持も実体的なものではない。・・・自民党はがたがた、民主党もあてにならないとなれば・・・消去法的思考に支配される政治的ニヒリズムがこの国を覆ってしまい、ファシズム前夜といえるような状況が生まれている。最近、通勤電車の中吊り広告で目に付くのが大川隆法の「幸福実現党」のポスターである。幸福の科学は大川教祖のチャネリングにより降臨した「霊言」によって運営されている新興宗教だが、現在の閉塞状況を捉えて政治の表舞台に立とうとしている。・・・言っていることは矛盾だらけで、色々な要素をパッチワークのように寄せ集めているだけの空疎な中味だが、現在の時代の雰囲気を代表している面もある。・・・

もともと、大川隆法教祖のご託宣がすべての宗教で、体系だった教義も持たないインチキ宗教団体が政治運動を始めただけと片づけることもできるかも知れないが、問題なのは、この宗教団体に自民党の政治家が票欲しさにすり寄っていることだ。・・・千衆議院選挙が目前に迫り、苦戦を強いられている自民党の現職議員たちは、なりふりかまわず大川隆法詣でをしているといわれている。自民党は公明党と与党政権を構成しているわけで、幸福の科学との関係を表沙汰にするわけにはいかない。しかし、自民党内のタカ派議員は、公明党のハト派的傾向や選挙地盤や手足を牛耳られていることにかねてから批判的で、大川隆法は、そうした党内の空気を読み切ってあえてタカ派的言動を表に出しているとも考えられる。幸福の科学は安倍晋三内閣の時代から自民党に接近したといわれているが、その背景には自民党内タカ派を取り込んだ上で次ぎを狙うという大川隆法なりの政権奪取構想が始動していると推察できる。・・・ひょっとすると幸福の科学の大川隆法は自民党のお坊ちゃん政治家よりよほどしたたかな政治家なのかも知れない。

 幸福の科学が依拠するチャネリングなど似非か法螺に決まっており、信ずるに足るものであるはずがありませんが、そういう勢力が「幸福実現党」という現実の世界に浮上してくるとなると、注目せざるを得ません。
くまさんの自立」さんは、「自民公明と民主党が都議選で自公が過半数をとれるかどうかで、新聞の見出しはほとんどが同じ内容で書かれている。しかし、ぼくの関心事は新興宗教の幸福実現党が組織票でどれだけの人数が当選するかの方が余程興味がある」と指摘していますが、私も、幸福実現党の当選結果には興味があります。もしも、かなりの人数が当選するとすれば、それはわが国の「末世の度合」を示すことになると思います。

2009 07 10 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.07.02

[ゴーログ] 韓国化するニッポン

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「戦後64年にわたり、中国や北朝鮮のように一党独裁政権が日本を支配していた」と指摘しています。

日本のあらゆるシステムは、すべて自民党で代表される支配の構造に根付いているから、この仕組みを変える勢力に対しては、猛烈な反対運動が起こって当然の話である。その第一弾が民主党党首に向けられた。自民党、官界、財界、司法当局、マスコミ、御用学者などすべてが結束して体制維持のために作用する。・・・新聞やテレビなどの大マスコミも、記者クラブという排他的組織を構成して、支配の構造に密着した報道を流して世論に影響を与えてきている。半世紀以上にわたり日本国中に張り巡らされてきた一党独裁の支配の構造を失いたくない連中にとっては、これからあらゆる手段を使ってでも民主党政権誕生を阻止する謀略が行われるであろう。投票日を迎えるまで、何が起こるか予想できない。

 なかなかに辛辣な予測ですが、「そんなことはない」とか「そんな謀略史観は間違っている」と言い切れないのが、この国の悲しいところ。特に小沢一郎・民主党前党首への霞が関からの攻撃を見ていると、「日本は、政権交替のたびに政敵が逮捕される韓国のようになってきているなぁ」と感じる今日この頃です。 
 韓国に似通っていくことを「進歩(?)」と言うべきなのか、法治国家としての「退歩」と言うべきなのか・・・。嗚呼。

2009 07 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.06.29

[ゴーログ] 東国原発言:ジョークにはジョークで

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「grounder」さんが、「久々TVニュースを見てあれれ・・・と思ってみてたら笑ったね宮崎の東国原知事。TV向きのニュースだったな〜と思って。ご存知『東国原知事[総裁要求]』の件」とコメントしています。

あの発言を持っていろんな人(議員、その他)にインタビューしてたのが良かった。・・・けっこう議員さんたちは本気で怒ってるのがTVを通して伝わって来た。久しぶりに楽しいニュースだった。・・・大阪の橋下知事の「ジョークでしょ?」って表情も絶妙で良かったな〜。・・・東国原知事の発言って言うのはかなりいいメッセージだったよねと思う。世論調査なんかでも辞めろ、解散しろとかって方向でまとめてるんだけど、あらためてそのメッセージをぶつけてみたんだよね、って感じ。そこに実際本気かもしれないけどユーモアがあるって事が秀逸でした。真面目に総裁候補にしろって事をユーモアに包んでメッセージにしちゃってる。猪瀬氏の言った通り、不可能を承知でやんわり断り、知事(会?)としてのアピールが乗っかってる。ここんとこの対応、議員さんたち子供だな〜って。自民党とのキャッチボールの中で東国原知事がモーレツな暴投か、すんごいグニャグニャな変化球を投げて来たんですよ。で、議員さんたちは「お前!ちゃんと投げろ!」とか「キャッチボールわかってんのか?」とか些細な事言ってる訳ですよ。要するにあの東国原知事の発言に対向するにはやんわりとやさしいジョークでうまく表現する事がいちばんスマートなのにムキになって本気モードバリバリな表情で応えるもんだから、あ〜そこら辺の知性がないのかな〜って思ったのでした。

 確かにそうですよね。自民党のお偉い先生なんかが、余裕綽々の笑顔で、「自民党総裁も悪くないが、東国原知事の度量をもってすれば、米国の大統領に立候補してみるのが良いかも知れんなぁ」とか、「地方分権のためには、自民党を地方ごとに独立させることから始めなきゃいかん。東北自民党とか、関西自民党とか、九州自民党なんかの連立政党に衣替えすれば、まず間違いなく、彼は九州自民党総裁の候補になれるよ」なんて言ってくれたら、器量の広さをアピールできましたのに・・・。
 「くまさんの自立」さんは、「うまい具合にマスコミも自民党も東国原氏に扱われてしまった格好だ。・・・『自分を党総裁候補として衆院選に臨む』と発言したら、マスコミが食いつくこと間違いない。案の定、どこもかしこも、東国原氏をテレビに映し、逆に自民党がお馬鹿に見えてしまう構図ができあがった。古賀選挙対策委員長も、自民党阿呆首相も『一笑』に伏せばいいものを、笑い飛ばせないところにいまの現状がはっきり見えてしまう」と冷静に解説していますし、「ちょっと一言、いわせてください」さんなんかは、「いろいろと波紋の広がっている東国原知事の自民党からの出馬条件のことなのだが、実はこれはしごくまっとうな主張ではないかと私は思う。・・・『地方のため、宮崎県のため』の政治というのを今の自民党の中で実のあるものにするには、それを党のマニフェストに入れるか総裁にでもなって党の政策決定権にかかわるかしかないのだ」という評価を下しています。
 本日は、最後に「【ネットEYE】新『もりもり」の『今』を読むブログ」さんによる秀逸なコメントで締めくくっておきましょう。

宮崎県の東国原知事、自民党古賀誠選対委員長の出馬要請を受けて、オレを自民党総裁にシロッ!って、いいリアクションでしたね~。冗談でしょうけど、それ位じゃないと、自民党はもうダメポ。それにしても、自民党の大島理森国体委員長が、東国原知事の発言をマトモに受けて、「まず研さんを積んでから」なんて、自民党に入っても研さんにはナランヨ…。誰か、研さんを積んだ人イル?・・・と思ってしまった、ちょい悪オヤジでした…。


2009 06 29 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.06.26

[ゴーログ]鳩山兄弟は日本を良くしてくれるのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。もはや旧聞に属する話になってしまいましたが、「鳩山邦夫が総務大臣を辞任してくれた・・・遅ればせながら、うれし泣き」と語る「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが、鳩山兄弟について述べています。

日本の政治は、「最悪の選択」だけは選びとらなかった・・・。「日本はまだまだ捨てたものじゃない」と、かなりほっとした♪ あとは、鳩山邦夫氏が政界から完全に引退してくださるのを待つだけだ・・・。さらに、後は、兄の鳩山由紀生氏が民主党代表を辞任してくれるのを待つだけだ。この二人は政界から完全に引退して、「天然系お笑い芸人」として再出発するか、あるいは、鳩山家の私有地である「鳩●林」という名の広大な雑木林で、二人仲良くお手手つないで、毎日お散歩して暮らすか、そのどちらかの再出発をしていただきたいものです。・・・参考にならないかも知れませんが、ご参考までに、この鳩山兄弟が生まれ育った文京区音羽の旧鳩山邸の写真を張っておきます。・・・ちなみに、この写真の邸宅は、鳩山兄弟の御父母君が亡くなられたときの相続時に、物納されて、いまでは「鳩山会館」と名前が変わっています。

 是非、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんのブログを訪ねて、旧鳩山邸=鳩山会館というご邸宅を拝見してください。本当に、一見の価値ありです。そこで、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんがキツ~イ一言。

こんな桁違いのご邸宅で育った兄弟が、兄はノンワーキングリッチの味方になったり、弟が国粋主義者になることは、すこぶるうなづけてしまうのである。けれども、この兄弟が、今の経済が混迷している日本で、国内の政治改革ができるとは、とてもじゃないけど考えられない。そんな私は、ひねくれものだろうか・・・・???

2009 06 26 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.06.25

[ゴーログ]幸福実現党は幸福を実現できるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「先日まで九州長崎に出向いていた。そこで一番びっくりしたのは宗教による新しい政治団体『幸福実現党』だ」と語っています

元NHKの福島敦子アナを若くしたような代表の顔があちらこちらにあったことだ。余談だが、地元に戻ってきても、選挙活動が開始されていて本当に驚いた。小選挙区すべてに立候補者を立てと発言していたが、金はあるし、ある意味コントロールされている人たちだとすれば、とても恐怖の存在だ。千葉県知事選で青春バカの森田健作も幸福の科学の支援を受けて当選したくらいだ。甘く見てはいけないかもしれない。自民党公明党の票を食うならばいいのだが、どうだろうか? 創価学会や公明党もうかうかしていられないだろう。だが、宗教と政治、僕は嫌いだ。・・・新たな宗教団体でどれだけ既成政党の票が食われるのかが予想できない。オウム真理教のときのこともある・・・。政権交代は望むところだが、宗教による政治は何となく恐怖感がある。

 私も、基本的には宗教色の強い政党が国のキャスティングボードを握ることについては懸念を持っています。ただ、「幸福実現党」の政策綱領を読んでみると、自由民主党や民主党よりも、意外に「自由尊重」や「経済メカニズムの活用」や「オープンな独立国家」という、まともな主張が盛り込まれていて、これは結構人気が出るかもしれない、などと予感したりしてしまいますね。相続税・贈与税の全廃や憲法9条の改正、移民の受入などを明言していたりするのですから・・・。

 ちなみに、幸福実現党の政策綱領は、下記のとおりです。

1.大減税による消費景気で、日本を元気にします。
◆消費税、相続税、贈与税を全廃します
 冷え込んだ消費を喚起するため、大胆な減税路線をとり、消費税などを全廃します。3年以内に所得税や法人税も下方シフトします。
◆年率3%の経済成長を果たし、株価を2万円台に乗せます。
 積極的な金融緩和で資金繰りに困る企業を徹底支援します。大胆な減税、規制緩和で3%以上の経済成長を実現します。証券税制を全廃し、日経平均株価を2万台に乗せます。

2.北朝鮮のミサイルから、国民の安全を守ります。
◆「毅然たる国家」として独自の防衛体制を築きます。
 北朝鮮が核ミサイルを日本に撃ち込む姿勢を明確にした場合、正当防衛として、ミサイル基地を攻撃します。
◆憲法9条を改正し、 国民の生命・安全・財産を守ります。
 緊迫するアジア情勢の中にあって、国民の生命・安全・財産を確実に守るために、憲法9条を改正し、国家の防衛権を定めます。

3.2030年に3億人国家と、GDP世界一を実現します。
◆少子化問題の原因となっている「住宅」「教育」「交通」のボトルネックを解消します。
 広く安い住宅の供給、「塾にたよらない公教育」による教育費の負担軽減、リニア鉄道や高速道路無料化などによる「交通革命」などを実現し、子育てしやすい環境をつくります。農村部では農業参入自由化などによって、雇用と居住者を増やします。◆海外からの移民を積極的に受け入れます。
 在住外国人が日本語を習得する機会を増やすなど、外国人がすみやすい街づくりを行います。外国人の帰化を積極的に進めます。相続税の廃止で、海外の富裕層が日本に移り住むよう促します。これらの人口増加策によって、人口3億人と、GDP(国内総生産)世界一を実現し、財政や年金の危機を克服します。 

 私個人は、幸福実現党の信奉者にならないでしょうし、次の選挙でも幸福実現党に票を入れないと思います。
ただ、実現困難な大きなホラを、ちょっぴり真っ当な論理と信念で主張する幸福実現党の政策綱領と見比べて、  自民党や民主党のマニフェストが立派に見えたり、実現性が高いように見えたりしない、というところには大きな問題があると思います。
 大言壮語がひっかかる政策綱領ですが、最近流行している消費者過保護的な色彩を一切排除していますし、「企業悪玉論」を感じさせる論理を入れていません。これを作成したブレーンはかなりの知恵者だと思いますね。もしも、宗教色が薄かったら、少なからぬビジネス関係者は、幸福実現党に投票するかもしれません。
 どこまで幸福実現党が票を伸ばすかという点については、今後の日本を占う意味で大いなる関心を持っています。いずれにしても、末世ですなぁ。

2009 06 25 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.05.28

[ゴーログ] 裁判官制度とお上依存意識

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Just Another Day in the Life」さんが、裁判員制度がスタートするに際し、わが国の「お上意識」について鋭くメスを入れています。

私の友人のあるアメリカ人の男が、日本人女性と結婚し日本に住む事になった。彼らは東京近郊で住宅を探し、積水ハウスのある建売物件を気に入った。契約の段階になって彼は「契約書にサインする前に、妻の知り合いの大工さんにこの家の構造のチェックをさせてもらいたい」と言いだした。積水の営業マンは驚いて「当社は日本でも大手のハウス・メーカーですからご安心下さい。それに当社の住宅には10年間保証が付いています」と応対した。するとアメリカンは「積水が大手かどうか私は知らないし、10年以内に会社が倒産するかもしれない。これは我々にとって一生で最も大きな投資なのだからチェックしたい。もちろん検査費用は我々が持つ」と言って引かなかった。営業マンは、やむを得ず了解し、この夫婦は大工さんに検査してもらい・・・納得してから購入した。

皆さんは姉歯・ヒューザーの事件を覚えているだろう。購入者たちは「自分たちは何も悪いことをしていないのに」と言って途方に暮れていた。・・・しかしこの購入者たちはまだ建築されてもいないマンションのショールームに行って、営業マンのセールス・トークを聞いて契約書に判を押した。もし彼らが、建築の段階で費用は購入者負担で専門家に鉄筋の数などをチェックしてもらう条件を付けて契約していたら、どうだっただろうか? ちなみにアメリカでは新築または中古の家やマンションを買う場合、購入者は必ず検査をする権利付き(inspection contingency)で契約する。 

姉歯事件に国民やメディアが過剰反応して国交省に何とかしろと叫んだ結果、国交省は建築基準法改正(実は改悪)によって規制を強化し、「財団法人住宅保証機構」なる天下り団体まで創設し自らの権益を拡大させ、同時に不動産不況を招いた。つまり国民が国に何とかしろと言う度に、役人はガッツポーズで「愚かな国民さん、毎度おおきに」と笑いながら、自らの権益を増やしていくのだ。逆に考えると、もし国民が「これからは自分達でできる事は自分達でやりますから、役人さんは引っ込んでいて下さい」と言ったら、役人は商売あがったりで困ってしまう。話が長くなったのでまとめると、今回の裁判員制度の是非は少し様子を見ないと分からないが・・・少なくとも日本人に市民参加の意識を持ってもらうという点では良いのではないかと思っている。 

 少なくとも、「お上がやったいるから間違いない」とか「お役人様の言うとおりにしていればうまくいく」というのは、年金問題を見ればわかるように、完全な神話だということが明らかになっているのですが、いまだに「お上依存意識」が抜けきらないのが悲しい日本人の性というところでしょうか。
 裁判員制度について、「私は人を罰したくない」と主張される方々がいますが、それは少しピントがずれているように思います。というのは、誰かが刑罰を決定しなければならないからです。したがって、主張するのであれば、「日本の裁判官は絶対に正しいのだから、私は裁判官が検察とグルになっていても、裁判官に裁かれたい」と言うべきです。
 私は、現在の裁判員制度に関して、少なからぬ懸念を持っていますが、導入が始まった以上、日本人の「お上依存意識」ぐらいはなくなってほしいと思っています。

2009 05 28 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.05.22

[ゴーログ] 公務員改革:無駄死にした渡辺善美

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「官僚の高笑いが聞こえてくるようだ」と公務員改革の実態を嘆いています。

あれほど騒いだ改革は豚インフルとGWで忘れ去られている。これで当分は天下りも渡りも安泰になった。国家公務員制度改革の本丸は、官僚の人事権を官僚から取り上げることである。形式的には各省庁の人事権は担当の大臣が持っているが、実際には官僚から来た名簿に印を押すだけのことである。日本国を会社とすれば、株主は国民であり、国民から選挙で選出された議員からなる政府という取締役会が、従業員である官僚の人事を支配して経営戦略、即ち国家戦略に沿った最適の配置をすることは当然のことだ。官僚が自ら自分たちの身分を保障する官吏制度は明治時代に確立したが、この仕組みはGHQでも変えられず公務員制度と名を変えただけである。各省官房長による天下り斡旋を禁止して、人材バンクに一元化するという案は、しぶとく根付いている年功序列制度の崩壊を含むもので、官僚側には耐えられないものだ。官僚にとって幸いなことに麻生内閣ができて、ほぼ官僚側の勝利になったことだ。官僚は政府にいる過去官僚と言われる霞ヶ関上がりの議員をたきつけて、猛烈な抵抗運動を展開した様子は、今年の初めに人事院総裁やそれを受けた官房副長官が前面に出て来たことから、問題のありかを皆が知るところとなった。内閣人事局構想ではこの局長ポストは、3人いる官房副長官のうち、官僚上がりの副長官、即ち官僚のトップ中のトップが兼務することで閣議決定されている。もはや改革の名に値しないもので、公務員制度改革は葬り去られてしまった。

 まったくおっしゃる通りです。この改革を四面楚歌の中で推進した渡辺善美氏は、離党してまで重要性を訴えたのに、マスコミは冷たいものです。もはや渡辺善美という政治家の存在など忘れてしまったような報道を垂れ流しています。
 こういう無駄死にを見れば見るほど、頭が良い政治家は、正論を貫くリスクを嫌って、現状維持の霞が関べったりになっていくのでしょう。極めて残念なことです。

2009 05 22 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.16

[ゴ―ログ] ヤクニン対策法が必要だ???

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「西松建設のヤミ献金事件も、そろそろ、幕引きのようです」という予測を披露しています。

国澤幹夫前社長が逮捕された西松建設では、石橋直新社長が、検察関係者と相談し、6月の株主総会で、逢坂貞夫元大阪高検検事長に、取締役に就任してもらう予定だとか…。ま、よくある話みたいです。水谷建設事件の元名古屋高検検事長とか、山田洋行事件の元検事総長とか、それで、検察に手心を加えてもらうと…。要は、「カスミガセキ」が不祥事のたびに、「焼け太り」するのと同じです…。というわけで、検察の「もう一つの狙い」ほぼ達成のようです…。やっぱり、ヤクザより「ヤクニン」の方が、コワイかも…、国家権力で、無理やり逮捕・起訴ですから…。あの~「暴対法」より、「ヤクニン対策法」が必要じゃないですか? しかし、これで、ニッポンは「先進国」と、言えるんでしょうかねえ…。国民の1年分の食料が賄える300億円を、テポドン発射に使ってしまった金正日総書記も、相当ひどい独裁者ですが、ニッポンの「ヤクニン」も、相当です…。こんなことが、まかり通っていいのかと嘆いている、チョイ悪オヤジでした…。

 はぁ、そうなのですか。要するに、官製の「用心棒」を雇えということなのですね。なんか、本当に悲しくなりますねぇ。この国はすべて天下りで決まってしまうということのようですね。天下り社会主義国家ニッポン、万歳!!?


2009 04 16 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.14

[ゴ―ログ] 選挙対策としての景気対策?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「政府も民主党も選挙を控えて、少しでも有利な立場を作りたいから、それぞれ15兆円とか20兆円の追加経済対策を打ち出している」とコメントしています。

バブル崩壊不況の1990年代にも、同じようなことを実施して巨額の財政赤字を積み上げたことを思い起こされる。G20で欧州の反対を押し切って、GDPの2%の財政出動を米国が提案したことに沿っていると首相は主張している。ドイツやフランスがこの案に反対した理由は、景気対策としての効果は薄く、徒に財政赤字を膨張させることを理解しているからである。これに対して、わが首相は「ドイツはケインズを理解していない」と現代経済学を理解していない無恥ぶりを曝した。ケインズが想定していた財政出動の時期は、投資や消費とも実体経済が泥沼に落ち込み動きが取れない時であろう。・・・日米をはじめ先進国では、まだそこまでは経済が落ち込んではいない。だからEU側の主張は正しいと思う。この状況で給付金支給などは、今のような雇用不安が高まるという中では、宣伝しているほどは消費に回らず貯蓄にいくことは目に見えている。景気浮揚にはほとんど役に立たないし、消費が上向かないのに、企業は設備投資などはしない。ましてや、首相の言う赤字国債の発行などは論外である。かくして今の時期のばらまき景気政策は、将来の付けを増大させ、景気回復にはほとんど効果は薄い。まじかに控えた都議会議員選挙や衆議院選挙対策に向けた税金のバラマキであり、これで潤うのは政治家と霞ヶ関界隈の官僚だけであろう。

 いつの間にか、「選挙対策」として、「景気対策」が使われるようになりました。経済の閉塞感がどこから来ているのかを分析することもなく、「バラ撒けば、有権者に恩が売れる」という発想で、財政政策が実施されるようになってしまいました。
 「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「国民も多少は恩恵を受けると思ったら、大間違いで、6年後には消費税15%が待ち構えている」と予想していますが、私は、消費税の導入はできないか、料率が8%程度で終わるか、引き上げが10年後になるか、という可能性の方が高いと思います。
 そういう意味では、消費税の問題の前に、財政破綻もしくは「大幅円安+インフレ」という経済災難が襲い掛かってくることでしょう。古今東西愚かな政府が陥ったシナリオを踏襲しそうです。もはや政府など当てにしないで、自分の身を守るために、デフレ後に備えたポートフォリオを構築し始めた方がよさそうです。


2009 04 14 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.02

[ゴーログ] イチローvs小沢一郎

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「国家破綻研究ブログ」さんが、「3月24日、そのWBC決勝戦でイチローが2点タイムリーヒットを決めた夜、小沢一郎民主党代表が記者会見で、『(名前が同じ)イチローのように頑張る』と発言しましたが・・・そんな中、ネットでは、『イチローと一郎の比較』が次々に創作されています」ということで、数多くの比較例をご紹介していただきました。

 あまりにも面白いので、韻を踏んでいる秀逸なものを私が独自に抜粋して、個人的なベストテンをご紹介したいと思います。他意はありません。念のため。

第1位 一抹の不安を払拭できたのがイチロー、西松の不安を払拭できないのが一郎
第2位 記者会見で原を立てるのがイチロー、釈明会見で腹を立てるのが一郎
第3位 キューバをしのぐ素晴らしい活躍をし民衆に感動を与えたのがイチロー、急場をしのぐ見苦しい会見をし民主に動揺を与えたのが一郎
第4位 土壇場に強いイチロー、土建屋に強い一郎
第5位 値千金なのがイチロー、迂回献金なのが一郎
第6位 甘いコースを見逃さないのがイチロー、甘い汁を見逃さないのが一郎
第7位 身体が鋼鉄なのがイチロー、進退が更迭にならなかったのが一郎
第8位 選球眼がすばらしいのがイチロー、請求額がすさまじいのが一郎
第9位 足が速いのがイチロー、逃げ足が速いのが一郎 
第10位 神にあいされた男・イチロー、お上にアレされた男・一郎

2009 04 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.26

[ゴーログ] 傲慢な自民vs失望の民主

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが「毎日新聞の自民党イメージ調査では『傲慢』が72%とあった。民主党に対する調査では、『民主に失望』が50%から60%に上昇」と書いています。

お互いに政党政治の足を引っ張っているように感じる。今回の東京地検特捜部の小澤代表の秘書逮捕によるイメージダウンは大きい。・・・それにしても自民党政治に対するイメージでは「傲慢」ぼくも同感だ。・・・政権与党、長くいるとよどんでくる。・・・解散総選挙のために担ぎ出した阿呆太郎も、解散権を行使することが本当にできなくなってきた。このまま行けば任期満了だ。・・・政治家の役割って、希望を作ってくれることが一つあると思うのだが、国会議員もそうだが、一体何をどうしてくれるのか具体策が全く伝わってこない。

 この国には何でもある。ただ「希望」だけがない・・・確か、村上龍の小説の主人公が日本という国に対して放った言葉だったでしょうか。傲慢なばかりで、希望の灯を照らしてくれない政治家ばかりがステージに立っている ―― 麻生政権になってから、そういう感覚が日増しに強くなってきているような感じがします。

2009 03 26 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.19

[ゴーログ]日本政府の感度は鈍い!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「利究の ”中小企業金融経営研究所”」さんが「日本のサブプライムの損失は、限定的でしたが、主な販売先の欧米 がサブプライムの影響を強く受けて、失業率や消費の低迷、不動産価格の下落が止まらず、未だに資本注入や政策金利の引下げなど必死に経済の再生に悪戦苦闘しています」と述べています。

日本の10~12月の▲12.7%の経済成長率はある程度は予想されたものの、欧米の▲6%台に比べると、日本の不況は産業構造的な弱点をさらしてしまった感じです。・・・残念ながら日本政府の感度は鈍いと感じるのは、私だけでしょうか? 中小企業の売上減少、資金調達難は厳しさを更に増しており倒産数も昨年を上回るのは確実だと思います。私は中小企業向けのコンサルタントを主にしておりますので、色々な相談が寄せられます。とても厳しい状況での相談も少なくありません。こんな状況下新たな経済対策が出てこないのに、憤りさえ感じます。消費税引下げの必要性を話す与謝野さんの時代認識のズレにはため息が出るばかりです。・・・

今の経済対策では、日本の不況を止めるのは、不可能です。諸外国と比べても余りにも小規模です。また、時間も大切です。遅くなるだけ対策も難しく、規模も大きくなるのを必然です。国の財政状況を理由にして経済対策を躊躇するより、髪を振り乱す位の必死さで、将来の財政より今の経済対策を優先すべきだと思います。こんなことをしていると倒産や失業が増えとんでもないことになる気がします。色々書きましたが、今の政府には多くを期待できないようなので、早く解散して国民に信を問うべきだと思うのですが?

 本当にそうですね。おそらく、永田町や霞ヶ関は、未だに経営の現場で起こっている悲惨な状況を理解していないんだと思います。ただ、愚かな政府に正しい政策をとっていただくことを期待するのも、「愚か」なので、結局は、自ら必死でしのいでいくしかないのだと思います。
 私としては、やってしまった「愚かな政策」を是正する ―― 貸金業法と建設基準法の改正をとりやめる ―― ということを、日本政府にまずはやっていただきたいと考えているのですが、なかなかそういう動きにはなりそうにないので、本当に残念に思っています。

2009 03 19 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.18

[ゴーログ]世論調査と政権運営と経済政策

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが「いまの自民党の世論調査による支持率は底なし景気の経済状況と同様にどんどん下がり続けていた。興味深いのは支持率が下がり続けていた時には 世論調査についてはほとんど受け入れず、無視し続けていた感がある」と評しています。

ところがだ、今回小澤代表の敵失を受けて世論調査の支持率が上がると、取材に応じている幹部たちはほくそ笑みながら、支持率が上がったことを評価している。決して支持率が上がった理由については正しい評価をしていず、勝手な解釈だ。ああ、御都合主義そのものだ。・・・都合の良い世論調査の時は受け入れ、都合の悪い時は受け入れない。政府のやっているタウンミーティングやなんとか委員会。すべてが自分達の意に沿う人ばかりで揃えていて形ばかりの会議を行い、お墨付きと称してその意見を恰も丸々受け入れる。官僚による筋書き通りにすべてが奨められている。・・・ 

ああっ、それにしても、自分に都合の良い結果だけしか受け入れない与党政府は完全に硬直化している。まあ、定額給付金だって、世論調査では制度そのものはほとんどの人が反対だったにもかかわらず、強行突破してしまった。要するに、どんなことがあっても野党とは話合いもせず、自分の都合でやってしまうということだ。ああ、いまの政治はどこにも「民意」なんてないようだ。御都合主義の政治か?御都合主義の政治家だ。いずれにしても、いまの政治のやり方、体制はガラガラポンをして欲しい!

 まあ、世論調査だけを見て、政治を行ってもらうのでは、困りものですよね。政治家がいる意味がありません。世論が常に正しいわけではありませんし、世論程度の知識と見識で政策を行うと大変なことになってしまいますから・・・。
 ただ、霞が関程度の知識と見識で経済政策を行うと失敗するということは、わかっているはずにもかかわらず、それが分かっていない。だから、従来の延長線上の経済政策しか出てきません。私はそこに、現在の麻生政権の限界を感じています。

2009 03 18 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.17

[ゴーログ]日本はやっぱり北朝鮮だった!?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが「それにしても、北朝鮮は、しぶといですねえ」と指摘した上で、「もしかすると、日本の「ヤクニン」は、北朝鮮をお手本にしてるのかも知れません」という見解を披露しています

国民から収奪の限りを尽くし、援助物資は横流しで山分けし、不穏分子は収容所送りで、トップが贅沢三昧の、この世の地獄、北朝鮮。日本だって、ヤクニンが、税金をまきあげるだけじゃ飽き足らなくて、法律、政令、省令を駆使して、保険料、検定料、認定料…あらゆる名目で、下々からカネを巻き上げ、自分達は、公益法人、業界団体、関連会社と、老後の行き先も確保。しかも、「渡り」の連続で、生涯賃金10億円。政権交代で、自分達が危うくなれば、検察を動員しての「国策捜査」に、マスコミを使っての「世論操作」…。これって、北朝鮮と、あんまり変わらない気が…。ま、我々下々の人間は、北朝鮮とは違って、「ごはんを食べられる」ことに、満足しなきゃいけないのでしょうかね…。

 昨日のゴーログにおいて、「やっぱり日本は怖い国ですね。北朝鮮みたいですね。キムジョンイルの代わりに官僚がいるという官僚主権国家そのものなんですなぁ」などと書いたばかりなんですが、最近、そういう傾向が本当に強いと思います。
 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんは、「ここは、ヤクニンと徹底抗戦する、渡辺喜美代議士に、託してみようかと、考える、チョイ悪オヤジでした…。渡辺喜美代議士、ヤクニンにつぶされないでね」と書いていますが、渡辺善美議員、潰されないで頑張ってください。応援しています。

2009 03 17 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.16

[ゴーログ] 国家の意思:小沢党首は凌げるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「公共事業に関連するゼネコン汚職は、毎回のことであるが、いくら逮捕者が出ても後を絶たない」として、今回表面化した小沢民主党代表に関する迂回献金問題について語っています。

何故ならば、役人、政治家、企業ともメリットが大きいから、ばれなければいいのであると、さらなる巧妙な抜け道を見つけ出すからである。こうして税金の無駄遣いは永遠に続くことになる。話題になっている迂回献金は、つい最近でも日本歯科医師連合会(日歯連事件)で使われた手法であり、事件の背景には自民党の迂回献金システムが存在していた。合法的な政党への企業献金であるが、特定の政治家に金が渡らなければ意味がない。そこで、自民党事務局長が企業から指定された政治家に振り分けた事件である。閣僚級を含む多数の政治家に献金が行なわれていたが、自民党の議員の過半数が関係していたために、検察は摘発を放棄して、その時の会長代理だけを起訴した。最高裁までが、これを認めて村岡会長代理だけを有罪として事件に決着をつけた。これこそ国家の意思なのであろう。

 日歯連事件は、確かにかわいそうな事件でした。事件が発覚した後、村岡氏に会う機会があったのですが、本当に憤懣やるかたない感じでしたね。当局のシナリオに沿って、決め付けの報道を垂れ流すマスコミに対しても、かなり憤っていました。

おさまらなかったのは村岡氏であったことは記憶に新しい。村岡氏の声は、巨大な壁に向かって吠えた犬の鳴き声のようだった。このような前例があるから、迂回献金は摘発されないという合意が政治家の間にはできていたはずである。それを覆す今回の摘発は、やはり、何らかの国家の意思が働いたと思われても仕方がない。政権交代に耐えられない官僚や政治家の意思が、さまざまな会合や私的な会話の中で澎湃として生まれて来て、なんとか民主党の進出を食い止めるための頂門の一針を探していたものと推定される。これが迂回献金摘発となって現れたものであろう。

 本当にそうなのでしょうか。本当に「民主党の進出を食い止めるための頂門の一針」だとしたら、やっぱり日本は怖い国ですね。北朝鮮みたいですね。キムジョンイルの代わりに官僚がいるという官僚主権国家そのものなんですなぁ。「狙われたら避けようがないから、ここは一旦、後退した方がよい」(by「ある女子大教授のつぶやき」さん)というコメントが妙にリアルでかなしくなります。
 いずれにせよ、しばらくは「国家の意思」とやらを見届けるしかありませんね。小沢民主党党首は、どう対処するのでしょう。本当にしのぎきれるのでしょうか。

2009 03 16 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.02

[ゴーログ] 税方式に移行して年金官僚を解雇せよ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「momo's notes」さんが「100年安心年金プランは厚生年金で給付水準50.1%と試算というニュースが出てました」と報告してくれました。

ベースの数値は出生率こそ(少々)訂正したものの、経済の前提が物価上昇率1.0%、名目賃金上昇率2.5%、積立金の名目運用利回り4.1%というケース。「サブプライム発覚前の想定利回りが3.2%、そして今後の想定が4.1%である。」は明らかに結果を出すためのパラメータをつかったようなものを発表し、それで「安心」などと言っている。何故厚生年金で数字を合わせるかといえば、大多数のサラリーマンが加入しているからで、これがおかしくなれば経済危機に隠れている「年金そもそも論」に火がつきかねないからだろう。もし、年金が完全に税一本化され、二階建て部分が確定給付型になった場合、徴収は総務省管轄となり、確定給付型は銀行や証券の業務範囲となるだろう。そうなると「社会保険事業にまつわる人員と財源と権限」は大幅に削減される。年金の継続性よりも「組織の継続性」を重視しているがための発表としか見えない。・・・「年金で公務員を養う」時代は終わったのだと思うし、年金制度も一度破綻再生させて、制度を根本からたたき直す必要があるんじゃないかと思いますね。

 私は、前々から申し上げていますが、公的年金制度は廃止して、基礎年金を税方式で全国民に対して支給する方式に転換すべきと思っています。ハッキリ言って、現在の制度を維持するほうが何十倍もコストがかかって非効率だからです。
 社会保険庁や国民年金機構の公務員を食わせていくための費用を払うくらいであれば、国民の証明さえできれば、自動的に一定額を支払うようにすれば、年金計算や記録の保管などの無駄な作業がなくなり、年金官僚を養う必要がなくなります。
税方式に移行して、年金官僚を解雇する――早くそうなってほしいと心から願っているのですが、なかなかそうはいかないようです。


2009 03 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.02.13

[ゴーログ] 役人の発想では日本は良くならない

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「時事を考える」さんが、「先日先輩の家に伺ったのですが、その時最近公共工事が良くなって来たんだよねとおっしゃっていました」と語っています。

通学路にきちんとガードが付く様になって、登下校時の子供たちの安全が確保されるようになったこと、道幅が拡げられたため交差点に右折ラインが出来て、醜い交通渋滞が解消されていること、鋭角Y字の危険な高速コーナーが鈍角になって、行き交うクルマが速度を落とすようなったことなどを挙げていました。先輩は予算が削られているのに加え住民の目が厳しくなって、お役所が本当に必要な公共工事のことを真剣に考え始めたからだろうと言っていました。ところが先週放送された土曜お昼のテレ東ニュース新書で、日経の田勢キャスターが「掘ってまた埋めるで良いから公共工事で雇用を増やすべきだ。」と言っていたことにビックリしたと話したら、あ~あこれでまた思考停止の公共工事が始まると嘆いておられました。・・・いくら予算が増えたからと言って、綺麗な道路を掘ってまた埋めるといった無駄遣いダケは止めて欲しい。今まで予算が削られて出来なかった工事がたくさんあるハズです。上記の通学路へのガードの設置など細かく目配りをして欲しいモノです。

 このところ、テレビに出てくる識者たちの思考停止が甚だしくなってきました。霞が関の方々とお話ししすぎるせいか、役人と同じ発想しかできなくなってきているのでしょう。お役人たちが元気を盛り返しているところをみた日和見主義のテレビ識者たちが、自分たちの言説を、お役人が指し示す方向ににじり寄っているいるようです。
 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんも、「日銀によると、実質経済成長率は、『戦後最悪の落ち込みが続く』だとか…。しかし、『ヤクニン』は『どこふく風』のようです」と嘆いています。

議員が騒ごうが、総理に言われようが、大臣に叱責されようが、選挙もなく、安泰ですものネ。ホントに、「憲法」に書いてある通り、この国の「国権の最高機関」は、「立法府」なの?と思ってしまいます…。今回の「内閣人事局」創設騒動も、強力な「ヤクニン」ウイルスのパワー全開です。谷公士人事院総裁は、あくまで「ヤクニン」の既得権益を守りたいようです…。・・・「人事院総裁」の谷公士総裁(68)は、元郵政事務次官の出身で、多くの財団に天下った「渡り鳥」官僚ですからねえ。説得力がないですよ!だいたい、・・・「人事院」が「中立公正な第三者機関」って、真っ赤なウソじゃないですか!「ヤクニン」の既得権益を守る「ファイアーウォール」でしょ!・・・あくまで、「人事院」の「権益」を守りたいのでしょう。国家、国民は、二の次、三の次のようです…。麻生総理、まず、人事院総裁を、民間出身者に変えてください!そして、「内閣人事局」も、当然、「長」は民間出身者として、スタッフも民間出身者を多く受け入れるべきです。

そういえば、かつての「道路公団民営化」のときも、建設省出身で、日本道路公団の藤井治芳総裁は、石原伸晃国土交通大臣に、公然と反旗を翻して、逆に、「政治家の不正を暴露するぞ!」と脅かしてましたね。・・・このままでは、「ニッポン」は「ヤクニン」に食いつぶされてしまうな…。・・・もう、この国のヤクニンには、つける薬はないようです…。あの霞ヶ関官僚御用達、新宿のノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」の常連でもあった、人事院総裁の谷公士氏の反撃で、クローズアップされましたけど、なんか、終わってみれば、「内閣人事局」ができて、総務官僚の次官級ポストは増えるし、「天下り」も「渡り」も、抜け道はあるし、何も変わっていないどころか、またまた、焼け肥りとは…言葉も出ません。

2009 02 13 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.02.11

[ゴーログ] かんぽの宿を作った人々を糾弾しよう

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「気楽に一生懸命」さんが「鳩山大臣のかんぼの宿の一括譲渡反対とかさ。・・・赤字垂れ流し現在進行形の資産を109億で売れりゃあいいじゃんね。このまま保有してたら毎年40億近くの金がぶっ飛ぶわけで、それを国民の税金でまかなっているかと思うと非常に腹が立つ」と指摘しています。

 そもそも、現在の不動産市況のことを少しでも知っていれば、109億円が本当に低い価格なのか、判断付きそうなものなのですが・・・。私なぞは、鳩山大臣は、不動産の専門家である「不動産と景気・経済」さんの解説を直に聞いてみるべきだと思います。ちなみに、これまで堅調だったオフィス物件ですら、悲惨な状況なんですから。

08年12月末の空室率・・・は丸の内・大手町地区で3.9%となり、9月末の0.9%から急上昇した。・・・06年9月末以降、ほぼ満室を示す1%未満が続いていた・・・。丸の内・大手町地区の空室率が3.9%!などという現象は今までの私の記憶が許す限り聞いたことが無い。・・・東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の2008年12月のオフィス空室率は3.2%となり、11月に比べ0.3ポイント上昇した。上昇は5カ月連続。中でも規模や認知度などでみた優良物件の空室率が平均より高かった。・・・都心5区のうち優良物件として・・・定めた「Aクラス」ビルの空室率は3.5%と前月比0.2ポイント上昇した。Aクラスのうち特に優良な「Sクラス」は同0.2ポイント高い6.0%となった。Aクラス以上のうち空室のあるビルは07年12月では約3割だったのが今回は約5割になるなど、空きがある大型優良ビルが増えている。東京都心の丸の内・大手町地区で空室が増えている。・・・3年あまり続いていた「満室状態」が解消した。昨秋の金融危機以降、高額な賃料負担に耐えられずに一等地のオフィスから退出するテナントが増えている。大阪、名古屋の中心部でも空室は増加傾向だ・・・。


オフィス賃料は景気の遅行指標である。空室率と賃料は当然相関関係があるから、空室率の拡大をとどめるためにオフィス賃料は値下がりする。ファンドや不動産会社によるレバレッジを効かしたオフィスビルの供給はかなりの高値の賃料を見込んでいた訳だから、なかなか賃料は下げられない。さりとてそれではなかなか埋まらない状態が一気に加速し始めた。企業業績の極端な悪化は目を覆うばかりだ。正社員の希望退職制度が始まり、また就職氷河期がやってくるような気配が濃厚である。団塊世代の自然減も加わるので、床需要は更に減衰する。本邦の急激な景気後退に合わせ、空室率は更に上昇し、新規オフィス賃料は益々下落することになる。丸の内・大手町地区の空室率が4%台に上昇するとき、受け皿になる他の地区の空室率が下がることはまず無い。全体のパイが縮小している訳だから。収益還元法価格も下落し、不動産価格も下がる。景気の先行きが不透明な中、増床移転するテナントは先ず無い。減床移転、家賃削減移転などが起き始めている。丸の内・大手町地区が4 %を超える空室率では、いくらテナントリーシングに励んでも様子見、或いは足元を見られてしまう。向こう3 年くらいは、オフィスマーケットは良くならないだろう。・・・定期借家契約(5年)の更新の際の、賃料15%値上げ方針も根を上げるしかなさそうで、繋ぎとめるための値下げに方向転換しなければならない非常事態になっていくでしょう。

 東京の丸の内ですら、こんなに悲惨な状況なんですよ。地方のレジャー施設の価格などボロボロですよ。そんなことさえ分からない人たちが国政を仕切っていることに日本の悲しさを感じますね。
 じつは、「かんぽの宿」問題については、、「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、極めて冷静に問題の本質を突くコメントを発しています。鳩山大臣も、そして悪乗りしている民主党も、以下の問題こそ、深く追及すべきです。

「不透明だ!」「オリックスぼろ儲けだ!」とか、その反対に、「経済原則に叶っている」「政治介入はおかしい」とか、喧々諤々あるのですが、結局のところ、新たな利権獲得を狙うヤクニンと、従来の利権温存を図るヤクニンの暗闘があって、後者が、鳩山邦夫総務大臣を動かしたようですね…。チョイ悪オヤジとしては、オリックスのことを悪く言う前に、そもそも、税金や保険を食い物にして、全国各地、自分の選挙区に、「かんぽの宿」はもちろん、「グリーンピア」「勤労者福祉施設」…を、採算を度外視して作りまくった、ヤクニン、国会議員の責任は、どうなの!?と言いたいですなあ。まあ、ウチの会社じゃ、投資を回収できない事業なんてやりませんけど…。ヤクニンにも、政治家にも、真っ当になってもらいたい、チョイ悪オヤジでした…。


2009 02 11 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.02.09

[ゴーログ] 自民党だと選挙に受からない

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女性銀行員の日記−退職後ステップアップ編」さんが、「麻生総理のお膝元、福岡県で北九州市議選がありました。結果は・・・自民党を強調した人が落選するという結果になりました」と書いています。

自民党公認と知っただけで話を聞いてもらえなかった地域もあるらしいです。自民党公認の方でもポスターに「自民党公認」書かない方もいらっしゃったようです。自民党が公認する方が3人落選したのに対し、民主党、共産党が公認する方は全員当選という結果です。党派別得票率は自民党が0.01%増加でもほぼ横ばいに対し、民主党は3.2%も増加。北九州市は特に「ものづくり」の街。雇用問題への鬱憤が選挙に反映されたのではないかと思っています。麻生総理、ダボス会議で外交に力を入れるよりも、もっとしていただきたいことがある――そんな製造業の街からのメッセージだと思いました。地方選挙と言えど、この結果を謙虚にうけとめていただきたいと思います。

 本当にそのとおりです。「不動産と景気・経済」さんも、「麻生総理には本邦のこの凄まじい不景気、とういか未曾有の恐慌をもっとよく認識してもらいたい」と語っていますが、どうもこのメッセージは官邸にまで伝わっていないようです。

かるーく全治3年と言うが、その根拠と、なるほどそれならば、という処方箋を早く明示してもらいたい、が無理だ。当初、「景気の麻生」がキャッチフレーズの総理だったが、もはや景気が読めない総理であると、国民・財界・官僚から完全にバカにされているのだから。・・・麻生太郎氏がバラク・オバマ氏と互角に渉りあえるとはとても思えない。取り巻きも悪すぎる。・・・だから一刻も早く真っ当な景気・雇用・福祉政策を掲げた解散総選挙をして欲しい。何の手も打たない(或いは打てない)麻生太郎氏が総理であること、そしてその在任期間が長くなればなるほど日本の外需依存産業は加速度的に不況のジェットコースターのような急坂を転げ落ちて、マンションデベや不動産流動化(転売)デベのようにバタバタと破綻していくことにもなりかねない。解散できないなら・・・もう麻生氏は辞任した方がいい。そうしないと、世界が保護主義に向かい、公的資本に支えられた外国企業に、法人税減税もしてもらえない日本企業は海外に出て行って勝負しなければならなくなる。今、日本は諸外国の内需に喰い込んでいかないと沈没してしまうというのに、…。このままでは景気は底割れし、経済も政治と同じく三流になってしまう。

 本当に、日本の政治は三流ですよね。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「またまた迷走する首相」と題して、郵政民営化に関する麻生首相の言説を取り上げていますので、今日は最後にそのコラムをご紹介しましょう。

上官の命令や指示は、たとえそれが理不尽と思えることでも従うべきかどうかについては、内外を問わず小説や映画の題材として取り扱われて来ている。しかしながら、自分の意思に逆らって、いちどでも上の指示に従ったのであるならば、今になって状況が不利となったからと言って、あの当時、私は反対であったと公言するのは、甚だしく卑怯でそれを聞く者にとっては理不尽で不愉快なことである。ましてや一国の最高権力者がそのような態度をとることは決して許されないと思う。しかも、その時の選挙では、一般大衆の支持により、3分の2以上の絶対多数を勝ち取り、その人たちに担がれて首相に就任しているのである。だから、自分の反対した政策を支持した人たちに選ばれた地位にあるのだから、自分自身の正当性を自ら否定したすわり心地の悪い椅子に座っていることとなる。首相が郵政民営化に反対であったならば、郵政を管轄するその当時、担当していた総務大臣を辞職するべきであった。そんなこともできなかった人が、いまさら何を弁解しても、誰も聞く耳を持たない。かくなる上は、可及的速やかに衆議院を解散して総選挙することが政治家としての矜持であり、筋を通すこととなる。

2009 02 09 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.02.06

[ゴーログ]スピーチでは聴衆の方を見ろ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、麻生首相の施政方針演説を聞いて、「施政方針演説と自民党の細田幹事長の質問には公明党と相通じるものがある。それは歯が浮くほど自分達の政策を自画自賛することだ」と書いています。

国民はもう見え透いた演説は不要だ。・・・自民党は以前からこんなに自画自賛する政党だっただろうか。日に日に下劣になっていく・・・国会では本来国民のためにどの様にしたら、民意を反映することができるかを考えるべきなのだが、世論調査を全く無視しているのだからどうしようもない。・・・ああ、日本の議会は一体どちらを向いて政治をしているのだろうか。間違いなく自公連立内閣は野党しか見ていないようだ。野党はと言えば、一見国民を見ているようだが、実は自公連立内閣しか見ていない。つまるところ、国民不在で国会は官僚の書いた朗読会をやっているだけだ。政府与党の閣僚たちは、閣僚のプライドがあるならば、原稿無しで答えてみろと言いたい。自分の思考回路から答えてみろと言いたいね。単に原稿を読むくらいならば、時間が無駄だから、辞めた方がいい。ネットにすべての原稿を事前にアップした方がましだ。「以下ご覧の通りです」で十分だ!!

 今回の施政方針演説に関しては、原稿を見ないで就任式のスピーチをやりきったオバマ米大統領のイメージが強すぎたせいか、原稿を読み上げるだけのスタイルには違和感を覚えてしまいますね。聴衆を見ないでスピーチをするというのは、スピーチをする者として、最低のマナーすら弁えていないということでもあります。
 そういう意味では、「くまさんの自立」さんが言うように、「ネットにすべての原稿を事前にアップした方がまし」というのは、すごく説得力ありますよね。

2009 02 06 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.02.04

[ゴーログ]オバマ大統領と麻生首相の格差

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女性銀行員の日記−退職後ステップアップ編」さんが、「本当にアメリカがうらやましい。オバマ大統領になり、『動く政治』を感じます。『change』を実行している姿は、とても共感できます」と語っています。

それに比べ、漢字が読めなくても、もはやそれが普通になってきた日本の麻生総理。この方もオバマ大統領の演説は感動したそうで、「国民のポテンシャルを引き出そうとするところが私と似ている」というニュアンスのことをおっしゃっていたそうだが・・・どこが似てるの!?とつっこんだのは私だけでしょうか??・・・日本の政治を国民が支持できる日はやってくるのだろうか。と思う今日この頃であります。

 本当にそうですよね。無論、オバマ氏の政策がこの危機を解決できるかどうかについては、まだまだ未知数のところが多いわけですが、リーダーシップを感じさせるという点では、わが国の首相とは雲泥の差がありますね。
 「忠如庵」さんも、「オバマ氏の演説をLiveで見てしまいました。・・・ま、やっぱり、かっこいいですよね、単純に。・・・日本の総理と比べると、天地の差であることは間違いない。・・・根本的に、なんだろな、『メッセージのスケール』が違うんですよね。『美しい国、日本』とか、そんなチッコイこと言いません。・・・やはり、アメリカには『夢』があるし、自浄能力に優れた国だと思いますよ」とコメントしていますし、「時事を考える」さんも、「黒人と白人のハーフということに加え、父がイスラム教徒だったという二重苦をも見事に克服しているワケです、凄いな!!」と拍手を送っています。
 わが国の首相に関しては、「笑えたのが、とても真実で本来は悲しむべき事なのだが、オバマ大統領就任式が行われた時の感想として、世界各地の報道でABCもBBCも麻生太郎のコメントなんか発表さえされなかったということだ。本当に自画自賛するだけで、全く存在価値無し」(by「くまさんの自立」さん)ということもあったようです。今日は最後に、ブログ界が誇る政治評論家「カトラー」さんのコメントをお届けします。

支持率19%、部落差別主義者のこの国の宰相が、オバマ米国大統領に伍して何かまともな言葉を発することができるとはとても思えない。・・・世界と国民に向けて発信する理念などとは、端から縁のない政治家なのだからどうしようもない、といったら本当に身も蓋もないが、有権者としては、一日も早く政権選択の選挙を実現させて、こんなゾンビ政権の息の根を止めてしまうことが必要だろう。


2009 02 04 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.01.16

[ゴーログ] 官僚の天下りが日本を不況にする!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「HPO:機密日誌」さんが、「一連の建築関係法規の改正で建物が非常に立てにくくなっているために、景気をよくする政策をとってもその即効性や、乗数効果が低くなっている」と証言しています。

まだ、改正に対応した構造計算ソフトの認定は一本もない。適合性判定にかかる案件は、提出に行くと「4か月は考えてください」といわれる。改正に輪をかけて裁量行政が増えている。法律や条令でない通達ですらない「日本建築行政会議」のガイドが金科玉条のように扱われている。通達ですらない「望ましい」と書かれた地方自治体のガイドが建築基準法をオーバーライドするなど、理解に非常に苦しむ対応がなされている。・・・

もう一つの論点は、建築基準法をむやみに変えたがためにまだ建って何年もたっていない建築物を「既存不適格」とし、大幅に価値をさげてしまったこと。なにせ増改築ができないのだ。既存不適格のレッテルを貼られた建物は、増改築部分以外の構造に至るまで適法になるように改修しなければならない。耐震改修促進法や、バリアフリー法などによる建築確認に変わる制度も整備されつつあるが、たいがいの場合、確認取得よりもハードルは高いようだ。・・・

一昨年以前に立てられたすべての建物は完全な意味で適法ではないといっても過言ではない。建築物が適法でなければファンドに組み込めない。適法でないというだけで、建築物資産の価値は2、3割は減ってしまったといってもいいのではないだろうか?新築を抑制することで、一昨年のGDPを押し下げただけではなく、明確には言われていないが1年分のGDPに匹敵するくらい不動産資産の価値をさげたといってもいいかもしれない。そりゃあ、売れるはずであった資産が既存不適格になり、価値をさげているわけだから、不動産、建設会社がぼろぼろつぶれていくわけだわな。

 このような地獄をもたらした建築基準法の改悪は、一刻も早く是正する必要があります。それができない限り、世界がサブプライムローン問題から抜け出しても、日本経済は低迷を続けるでしょう。「法律は人が作ったものなのだから、人が勇気をもって人の自由を作りだすこともできるはずだ」という「HPO:機密日誌」さんの言葉に強い共感を覚えます。
 国土交通相のお役人たちは、「いろいろと違法行為が摘発されていますが、住宅に関しては、けっこう意味がない法律も多いです」と語っている「利究の ”中小企業金融経営研究所”」さんの言葉に耳を傾けるべきでしょう。

こんどの200年住宅とかもいまいちよくわからない。・・・なんとなくオーバースペックのような気がします。というか、建築現場を知らない人が作っているとしか思えないのですが、個人的には、違法建築の家は建てたくありませんが、自分が住む家は違法建築でもいいかもという気がします。建蔽率とか、いろいろな条件がありますし、日照権だとか、火事になったときに回りに迷惑がかからないというような、最低限の基準はクリアーした上であればいいのではないかなと思ったりもします。というか、法律なんて少ないに越したことはないと思うのですが。自分はリバタリアンなので、このまま、日本や世界が保護主義になっていくのはいやだなぁと思っております。

 オーバースペックは、民間企業に任せておけばいい部分を、官僚の「趣味」というか、「裁量」の部分を増やして、官僚の指導なしに物事が進まないように仕組むという点にポイントがあります。その意味でも、改正建築基準法関連の法律は、ムゴい出来栄えになっています。
 改正建築基準法関連の法律のむごさは、民間業者を地獄に叩き落としながら、官僚の新たな天国を創り上げていることにあります。「こんな時代でも「確実に儲かる」商売がありました!」と語る「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんの証言をご紹介しておきましょう。

「年間の売り上げ」が確実に見込めて、「お客様」獲得の営業努力しなくても、周囲の関係者が集めてくれて、商品の[値引き」も必要なく、お客様から「登録料」もふんだくれて、しかも、一旦登録したお客様からは、ずう~っと受注がとれる、夢のような「商売」が…。・・・それは、国土交通省所管「財団法人住宅保証機構」が行っている、「まもりすまい保険」の販売です。・・・今年の10月から、「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」が施行されることになり、「今年10月以降に引渡しする」住宅は、全てこの保険に入らなくてはいけません。・・・業界団体から、この保険に関する「研修」のお知らせがありました。「研修」だと、「免許更新」の際の「単位」として認定されるし、詳しいことを聞きに行こうと、行ってみたんです。

会場に行ってみると、研修の講師は、国土交通省所管「財団法人住宅保証機構」の職員でした…。・・・財団の「まもりすまい保険」についても、丁寧に説明してくれました!・・・「まもりすまい保険」は愛称で、この「住宅瑕疵担保責任保険」は、国土交通省から許可された、民間5社も販売してるんですが、国土交通省と業界団体がバックについている、財団法人住宅保証機構は、怖いモノなしです…。「お客様」まで、業界団体が、「研修」と称して集めてくれるんですから。しかも、ビックリしたのは、保険をかけるためには、まず「登録」が必要で、登録料を3万円近く取られるんです!そんな「保険」、聞いたことありません…。

だいたい、どの業者も「宅建免許」とか「建設業免許」とか、ちゃんと「公的な免許」をとっているのに、「二重取り」じゃないのかなあ~。でも、財団法人住宅保証機構の理事長と常務理事は、国土交通省からの「天下り」のヤクニンさんですから、下々の業者は、何も言えません…。しかも、「保険料金」そのものは、中小企業が優遇されているのですけれど、大手ハウスメーカーやマンション業者は、この「保険料金」より、割安で掛け捨てじゃない「保証金」制度が利用できるんです!これも、「天下り受け入れの有無」なんでしょうねえ…。・・・

福田康夫内閣、麻生太郎内閣の昨年1年で、官僚の「天下り」が激増して、何カ所からも、退職金をもらう「渡り」もOKなんて、納得いかないよなあ。大きな声じゃ言えませんけど…。で、まさに今、自民党から民主党に政権交代するかも知れなくて、霞ヶ関官僚は戦々恐々としていると思ったら、全然違いました! ヤクニンは大胆です! 今度は、国土交通省が「建築基本法」制定を進めるそうです。「建物の品質向上」に乗り出すということですが、違うでしょ~。「官僚の天下り先確保」に乗り出すんでしょ…。またまた、「消費者保護」「品質向上」の美名の下に、「規制強化」、新「財団」(天下り先)誕生の予感…。まあ、「法律を制定」されちゃあ、かないませんわな…。ヤクニンは、不況もカンケ~ネと、確実に儲かる商売を生み出す天才ですなあ。しかし、今度は、建築基本法とやらで、下々の業者は、「お上」から、いくら召し上げられるのでしょうか…。たまりませんです…。

 ちなみに、「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「経済の悪法3Kといえば『貸金業法改正』、『金融商品取引法』、『建築基準法改正』である。お役人は国のために仕事をするのではなくて、自分たちの権益擁護のために仕事をしている。立案した当事者たちは国民のためと装うが、これらは法律で景気の足を引張るために策定したようなものである。官製不況とか霞ヶ関不況といわれる由縁だ・・・国民の安全のためとか、消費者保護といえば誰も反対はできないことをいいことにして、役人は自己の権益を守り拡充させることに、うつつを抜かしている」と喝破しています。
 本当にそのとおりで、「日本は役人のためにある」という感じですね。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんも、「元気なのは、霞ヶ関のヤクニン・・・くらいですね…」と嘆いています。

どんな不祥事が起ころうと、自らのナワバリ拡大に利用するのがヤクニンです。この年末年始の、「派遣切り」「派遣村」騒動も、厚生労働省からすれば、大チャンスです!最近も、ニート支援だとか、怪しげな支援策を打ち出してきましたが、「派遣労働者支援」の名目で、新たなナワバリを作れます!これなら、与党だけでなく、民主、社民、共産も賛成してくれます。もしかすると、新しい財団が一つ増えるかも知れません…。なんか、タメ息が出てきますね…。それにしても、この「派遣村」騒動、確かに、ホントウに気の毒な人もいるでしょうし、純粋にボランティアをされている方もいて、軽々しくは言えないのですけど、池田信夫blogさんや木村剛「ゴーログ」さんの見解や、「散歩道」さんが紹介している、実際に現場に行った田中康夫氏が感じた違和感に、チョイ悪オヤジとしては、シンパシーを感じてしまう部分もあります…。・・・

 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんに教えていただいた「散歩道」さんのブログを私も訪ねてみました(こういうことが困難なく出来るのが、ブログのメリットですよね)。私は真偽を判断する材料を持っていませんが、万が一にも、ここで暴露されていることが真実だとすれば大がかりな詐欺ですよ。
 ぜひ、皆さんも立ち寄ってご一読を。

2009 01 16 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2009.01.05

[ゴーログ] 世間知らずたちが世の中を悪くする!

 皆さん、明けましておめでとうございます。木村剛です。すでに旧聞の類になってしまったかもしれませんが、「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「首相は渋谷の『ハローワーク渋谷』を視察して、求人のシステムなどの説明を受けた後、求職に訪れた若い男性に『何がやりたいか目的意識をはっきり出すようにしないと、就職というのは難しい』と声をかけていた」という件に対して、厳しいけれど極めて正しい指摘をしています。

的外れな言葉をかけて、世間知らずの内状をまたしても、明らかにしてしまった。大学生が就職活動をする心構えとしては、目的意識を明確にしてのぞめと、どこの大学でも就職指導している。しかしながら、ハローワークを訪問する人は、なかなか自分の思い通りの仕事が見つからない状況だからこそハローワークで探そうとしているだけである。明日のパンを求めて、どのような仕事でも、職にありつけばいい人が多いのである。・・・上から人を見下すような態度は止めて、首相の立場としては、余計なことを言わずに、ただ「頑張れよ」と一語言えば済む話である。

 本当にそのとおりですね。麻生首相の「世間知らず」は、かなり筋金入りのような感じがします。しかし、その一方で、マスコミを中心に垂れ流されている「派遣切りを可哀そうだとは思わないのか!」とか「年越し派遣村を見ろ!これが改革のなれの果てだ」という情緒的で短絡的な論調も、「世間知らず」の匂いがプンプンしています。
無論、「くまさんの自立」さんが指摘しているように、「麻生太郎こと阿呆太郎の緊急経済対策の無策が『年越し派遣村』に如実に現れた。この現実をいかんともできなかった政府と言うことになる」という面は確かにあります。それを否定するつもりはありません。
 ただ、「年越し派遣村」に限定して申し上げると、日比谷公園のテントでわざわざ年越しをする必要があるのだろうか、というそもそものところから、やや不自然なものを感じます。政治活動を主目的に活動している方がいるような気がしてなりません。故郷があるのなら、帰省のための交通費を貸してあげた方が親切なのではないでしょうか。職探しに東京に出てきたというのなら、年末年始という時期でなく、地元でそれなりに準備させながら、就職先候補を探してあげて、可能性の高い職場を案内してあげた方が親身なサポートになります。わざわざ日比谷公園に連泊させる必要はないはずです。
 実際、東京の飲食業やコンビニでは、今でもバイトを大量に募集しています。だから、内定取り消しにおいても多くの企業が救いの手を差し伸べました。年越し派遣村の方々にもチャレンジしてもらうように橋渡しすべきです(チャレンジしても謝絶されるのであれば、その根本の理由を解決すべきです)。当然のことながら、東京出身で両親も家屋もないという本当に可哀そうな人々であれば、国家として正式に生活扶助を施すべきです。
 「派遣切り」というインパクトのある言葉にエクスタシーを覚えて、それで、「派遣労働者を切るのはケシカラン」という情緒的な報道を垂れ流すだけで、雇用環境が改善されることはありません。悲しいながら、それが現実というものです。そして、厳しい現実を直視できずに逃避しても、その方々の境遇が改善することはありません。
 もしも、本当にこの方々が「正社員」というステータスと住む場所を求めているのであれば、私は、東京近郊において、若い労働力を心から欲している中小企業や零細企業の経営者の方々をご紹介することができます。「真面目に働く若者だ」という評価さえ受けることができれば、工場や職場に隣接する家屋で雨露を凌ぐこともできるでしょうし、正社員になることも難しくありません。ただし、もらえる給料は、大企業の派遣社員でいるよりも、少なくなる可能性が高いと思います。
 ちなみに、「ジャパニーズはみんな甘過ぎる」と厳しく指摘する「忠如庵」さんが、野村克也監督が、他球団を首になって楽天に来た選手に言うらしい言葉を紹介しています。それは、「お前、クビになって悔しかったか。見返してやれよ。心が変われば、人生が変わるぞ」という言葉らしいのですが、派遣の人たちがこぞって中小企業の「正社員」になって、その中小企業を大企業にして見返してやる、というサクセスストーリーが可能になるような環境整備をすることこそ、日本政府の役割なのではないのでしょうか。
 テレビ局は大企業ですから、中小企業や零細企業の「正社員」の実態をお知りにならないのでしょう。折角ですから、日比谷の「年越し派遣村」の人々を、テレビ局の下請けをしている中小企業の「正社員」としてお迎えし、その給料分だけテレビ局が発注するという具体的なアクションを起こしてみてはどうでしょうか。そして、彼らが「大企業」になる可能性を保障するために、制作した作品の権利を彼らに賦与してあげてほしい。
 自らそういう行動を起こしてから、「我こそは正義である」と主張する報道を展開してみてほしいのです。そうすれば、如何に自分たちの狭い正義がいい加減なものであったか思い知ることができるように思います。
 年末に話題になった内定取り消しについても、「Mutteraway」さんは、「内定者というのはいったい会社にとって、いったいどういう身分なのでしょうか」という至極真っ当な疑問を呈しています。「雇用者と被雇用者には本来、労働条件を定めた契約書があってしかるべきです。・・・『内定』という曖昧な契約を改め 、内定者と雇用者はきちんとした労働契約書を交わすべきではないでしょうか。・・・労働契約書があって、なおかつ雇用者が契約を破棄した場合には、政府が企業名を公表するとか、罰金や罰則を定めるとか、契約破棄された学生に違約金としてお金を払わせるなどの『指導』をするほうが筋が通っているように思います」と提案しています。そう考えると、複数社から内定をもらって勝手に反故にした学生に対しては、契約違反として違約金を払ってもらうということになるでしょうが、そういうところまでマスコミは考えていません。
 2009年の年初において、私が願うのは、世間知らずの素人たちが企画する経済政策で、これ以上日本経済を滅茶苦茶にしてほしくないということです。今年こそは、世間知らずの人々が世の中を悪くすることがないように心より願っておりますが、新春のテレビ番組などを見ておりますと、素人の「識者」たちが世間知らずの理想論を振りかざしておるようです。やっぱり、今年もダメなのかもしれません・・・。

2009 01 05 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.12.17

[ゴーログ]霞が関主権を変えられるのは・・・?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「摂津っ子の日記」さんが「麻生太郎のような無能な奴がリーダーである限り、日本に未来はないです」と断言しています。どうも世論は、麻生首相に厳しいようですなぁ。「ある女子大教授のつぶやき」さんも、なかなかに厳しいことを言っています。

「空気が読めない」というKYが安部首相のときに流行っていたが、今では「漢字が読めない」、「国民感情が読めない」、「解散もやれない」、「経済が良く分からない」などなどと拡大しているそうだ。・・・戦後、米国から日本の政治支配層に与えられた課題は三つあって、一つは日本を絶対に共産主義国家にはしないこと、二つ目はソ連に対する安全保障の確立、三つ目は日本を欧米並みの豊かな国にすることであった。これらの課題は、20世紀末にはすべて解決して終わってしまったのである。つまり自民党はいまや目標を失ったのであろう。いま世界から日本が求められていることは、このまま米国に従属して、おとなしくしていることだけなのだ。

これで日本国民は将来に対して、平和で豊かな生活が保証されているのなら、申し分ないが、自民党政権がしてきたことは、100年安心の年金どころか、当然に貰えるべき年金がもらえないという不公平、安心しては老後を送れない高齢者の生活、頼りにならない医療制度、子供も安心して産めない育児制度など欠陥だらけの社会構造にしてしまったことである。さすがに官邸の迷走ぶりに業を煮やして、自民党の若手を中心として「一緒に世の中を良くしていきませんか」などと囁いて、造反組が動き出している。・・・選挙の顔として担ぎあげてみたが、どうやら神様どころか厄の神を祭りあげたようで、このまま選挙をしても、8割の自民党議員が与党でいられるかどうか疑問を持っているという。

 ここまで、政権が弱体化し始めると、官僚の天下になってしまいます。 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんは、「麻生太郎総理の指導力低下で、官僚、族議員がやりたい放題だとお伝えしましたが、またまた、霞が関の官僚がやってくれましたね」と指摘しています。

これこそ、「焼け太り」「火事場泥棒」でしょう! 11月14日に、麻生内閣は「国家公務員給与の据え置き」を決定して、「まあ、この不景気だから、当然だよな~」と思っていたのですけど、ドッコイ、霞ヶ関の若手官僚を対象に、新たな「勤務手当て」を創設、「居酒屋タクシー」廃止の見返りだそうです…。年間、多い人だと50万円位だとか。ナンジャ、こりゃ!?って感じですね。今年8月の「人事院勧告」の従ったということなんですけど、だいたい、「人事院総裁」自体が、元郵政事務次官の谷公士総裁(68)で、多くの財団に天下った「渡り鳥」官僚ですからねえ。説得力がないですよ!・・・確かに、霞ヶ関の若手官僚も、真面目にやっている方も大勢いると思います。しかし、会社でもなんでも、プロは、「結果」なんです。「一所懸命やっているから…」は、学生時代だけにしてください。本当の「公務員改革」をやってくれるのは、「霞ヶ関主権」の日本を変えるのは、自民党か、民主党か、それともどちらでもないのか…。思案してしまう、チョイ悪オヤジでした…。


2008 12 17 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.12.12

[ゴーログ]麻生さん、あなたとは違うんです!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「『2008ユーキャン新語・流行語大賞』(『現代用語の基礎知識』選)で大賞に『アラァフォー』『グ~!』とともに、『あなたと違うんです』も入賞したにもかかわらず、福田前首相は受賞を辞退してしまった」と残念がっています。

暇なんだから出席すればいいのに!・・・日本の首相ももっとウィットに富んでいた方がいい。しゃれっ気のある人がやはり首相になった方がこの国は明るくなるような気がする。漫画しか読めないいまの麻生太郎こと阿呆太郎さんではどうしようもないし、あの口が曲がった顔では景気も良くなるわけがない。ぼくは、福田前首相には是非出席して貰いたかった。そのぐらいの深い、太い心の持ち主であれば、もっと総理を続けられたのにと思う。まあ、授賞式を辞退したくらいだから推して知るべしと言うところだ。そして、授賞式で「あなたと違うんです」と是非に一言発言して欲しかった。もしかしたら、この福田前首相のメッセージは麻生太郎首相に当てたものかも知れない。

 私も、福田前首相は、授賞式に出てほしかったですね。それくらいのユーモア感覚は持っていていただきたいと思うのですが、無理な注文なのでしょうか。「くまさんの自立」さんの怒りは収まりません。

それにしても、経済界に賃上げを要請する総理も本当にオバカだ。仕事の確保も要請したようだが、賃上げ、仕事を確保するには「経済をよくすることだ」。経済政策を全くしないで、二つを経済界に要求する総理はやはり阿呆だ。経済通を辞任する総理の発言とも全く思えない。正直、ひどすぎる。経済が悪いから、賃上げもできず、内定取り消しもしていると言うことを本当にこの麻生太郎首相は理解しているのだろうか。・・・やることなすことオバカ。身内の自民党では失言オンパレードで支持率が下がっていると思っているようだが、経済政策を何もしないから下がっているだけだ。・・・無策の経済通なんて、どこにいるのだろうか。辞めた方がましです。・・・この人を野放しにしてはいけません。・・・小馬鹿にした会話でいやになる。阿呆太郎のやはり神経がおかしい! 行動、言動を見ているとますますいやになりますよ! 自民党さん、いつまでも野放しにしていると自民党沈没に拍車をかけるだけです。

 まったくもって、そのとおり。異論はございません。

2008 12 12 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.12.03

[ゴーログ] 官僚OBよりも人災被害者を救え!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが「業界の研修会があり、弁護士の先生のお話しを聞く機会がありました。で、住宅業界も、『耐震偽装』問題などがあり、来年10月1日から、『特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律』が施行されることになっており、その説明がありました」と語っています。

住宅の瑕疵担保保証については、もともと「住宅品質確保法」(品確法)があり、通常の瑕疵担保責任より重い、10年間の特定住宅瑕疵担保責任を定めているのですが、あの「ヒューザー」じゃないですけど、売主が「倒産」した場合の履行が問題になったため、新たな法律が制定されたのは、ご存知の方も多いと思います。これにより、住宅を、一般消費者に販売する場合、販売業者は、「保証金」を納めるか、「保険」に入らなくてなりません。まあ、「消費者保護」の観点からすれば、当然のことですね。この法律によると、「保証金」を納めるか、「保険」に入る義務があるのですが、「保証金」だと一軒あたり数千万円納めなくてはいけないので、十数万円で済む、「保険」を大半の業者が利用するのでしょうが、その「保険」は、「国土交通省指定」の法人しか、取り扱えないのです。現在まで、5社が指定されているのですが、その中で、唯一の財団法人として、「財団法人住宅保証機構」があります。この財団の役員は、 
理事長(常勤)  羽生洋治(元建設省建築研究所長)
専務理事(常勤)  沼生哲男(元国土交通省大臣官房付 福岡県建築都市部長)
常務理事(常勤) 大坂正(元国土交通省 土地情報課長)
ということで、「天下り」の「指定席」になっております。オイシイ話しですなあ。「消費者保護」っていうか、ホントのところは、「消費者」は「反故」で、「官僚の既得権益保護」のようなニオイが…。 

 おっしゃるとおり。そのとおり。
 霞が関が考えているのは、消費者のことではありません。霞が関の権益のことばかりです。自分たちのOBのポジションをことを考える暇と知恵があるのなら、彼らの誤った建築行政の被害に遭って失業した人たちの雇用先を考えるべきだと思うのですが・・・。
 官僚OBのことより、建築基準法改悪という人災の被災者を救ってあげてほしいと思うのは、私だけでしょうか。

2008 12 03 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.12.02

[ゴーログ] アウフヘーベンしない党首討論

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「党首討論会 はっきり言って内容が全くない。時間の無駄遣いだ」として、憤っています。

石原都知事が麻生太郎首相に対して「気の抜けた炭酸みたいな前総理に比べれば存在感があっていい」と擁護したようだが、気の抜けてない炭酸だとしても、「泡ばっかりで飲めたものではない」と思うのがぼくの感想だ。本人も口から泡を吹いている状況だ。いるかいないか存在感のない首相と、いてもいなくても政治的空白をしっかり作っている首相とどっちもどっちだ。だが、存在感が無くても、国民に迷惑をかけない人の方が余程まし。三代揃って、良い迷惑で税金泥棒としか思えない。・・・

麻生総理のオバかぶりを認識できたのは、中小企業が困っていることを全く理解していないと言うこと。経済対策は「1次補正、2次補正、09年度当初予算案の3段ロケットできちっとやる」と述べた。だが、日本の3段ロケットはまともに飛んだことがない。能無し内閣ではもうこの日本は良くならないだろう。・・・補正なんて、修正するためにあるにもかかわらず、先送りするとはね。やる気がないとしか言いようがない。早く辞めて欲しい。麻生太郎!

 確かに、党首討論は盛り上がりに欠けた感じでしたね。最後の最後まで平行線が続くだけで、新しい展開や発展する兆しがなく、アウフヘーベンする気配がありませんでした。これが日本の政治家の実力というところなのでしょうか。
 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんも「ガチンコ『党首討論』、とんだ茶番でしたね~」と呆れ顔です。嗚呼、日本国はどこにいくのでしょうか?

フタをあけてみれば、「2次補正なぜ早く出さない!」とか、「解散総選挙を早くしろ!」とか、想定された問答のやりとりしかなくて、お互いの都合を言い合っただけ、という感じがしますね~。もっと、今の経済の惨状を直視しつつも、前向きな姿勢で、国民に夢を希望を与えるようなメッセージを発信し、自らのビジョンを語るような、「国民の心に響くような」党首討論ができないのですかねえ。・・・どちらに「軍配か?」なんて、報道も多いですけど、そんなレベルに達していませんね。それに比べると、「討論」じゃないですけど、米国のオバマ新大統領、マケイン大統領候補のメッセージは、国民の心に響くものがありますよ。・・・ 

でも、こんな状況を喜んでいる人たちもいます。麻生総理の言う「100年に1度の危機」なのに、経済対策は迷走してるし、麻生総理も、いつまでやるかわからないし、自民党も民主党もにらみあって、何も動かないことを「コレ幸い」と、官僚、族議員、それと癒着したマスコミが、「握りつぶし」「復権」「生き残り」「焼け太り」と、あらゆる策謀を駆使して、改革つぶしを狙ってます。公務員制度改革も、どこかへ行ってしまって、人事庁設置も先送りですか…。社会保険庁も、第3者委員会が、「月額報酬改ざん」の組織的関与を認めましたけれど、桝添厚労相が言った「牢屋に入ってもらう!」といいうのは、全く実現しておりませんね。それどころか、「ヤミ専従」を「日本年金機構」に採用ですか…。いったん、「廃止」が決まった、厚生労働省所管の「職業能力開発機構」も、麻生内閣になったとたんに、存続論が台頭してきました。渡辺喜美元行革大臣が、「反麻生」に走るワケですよね。「地方へ、新たに1兆円交付」するという政策についても、道路族議員たちが、国土交通省とつるんで、「オレたちの取り分はどうなる!」と大逆襲しています…。ここで、マスコミの「正義のペン」に期待したいところですが、まずムリのようです。

2008 12 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.12.01

[ゴーログ] 何もしない総理になぜ給料を払うのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんが、「私の方が税金は払っている。たらたら飲んで食べて(健康維持に)何もしない人の分の金を何で私が払うんだ」と指摘した麻生太郎首相のことを批判しています。

首相は「67歳、68歳になって同窓会に行くとヨボヨボして、医者にやたらかかっている者がいる」と指摘。「彼らは学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかっていない。それは毎朝歩いたり何かしているからだ」とも語った(11/27日経新聞)。制度になっていないバラマキの「定額給付金」は実施するというのに、悪評だが制度にはなっている高齢者医療制度を批判したのかと思ったら、単に医療費の増加阻止の予防が足りない、ということが趣旨のようである。少子高齢化が進み、医療技術の進歩などで、日本人の平均寿命は延びているので、その分、あちこちにガタが来ている訳だから、メンテナンス費用(医療費)も延びざるを得ないことは言うまでもない。

漢字がろくに読めないことで若者からの人気も下げた麻生首相だが、高齢者の方からも愛想をつかされたのではないか。・・・「発言が今、病の床にある方の気分を害したならおわびします」と条件付陳謝をした。だからまだ謝っていない。なんで『特に今、病の床にある方の気分を害しました。心からおわびします』と言えないのだろう。また、床についてはいないが、予防医療的なウォーキングなどとても出来ない病気のご老人も一杯居るわけだし。言い訳にもならない軽口は謹んで、ちゃんと景気対策を中心とした政治をやってもらいたいのだが、こんな発言ばかり繰り返していたら老若男女から嫌われる。・・・ホテルのバーで、「たらたら飲んで食べて何もしない総理の分の税金を何で国民が払うんだ」と言われても仕方がない。

 本当にそのとおりですよね。「たらたら飲んで食べて何もしない総理の分の税金を何で国民が払うんだ」というのは至言だと思います。「くまさんの自立」さんなどは、「阿呆総理」と尊称(?)を用いてコメントしています。

この阿呆さん、気持の抑制がきかないらしい。要するに、自制心が効かない。気持の感じたままに言葉が出てしまう。お坊ちゃまだから、子供のころから何を言っても誰もしかる人がいなかったのだろう。尻ぬぐいは周りの者がやってくれるから、言いたい放題で育ってしまった人間だ。・・・まあ、それにしても この人の失言語録はすさまじいものがある。そして必ず、「○○で気分を害したなら、その点はお詫びする」と陳謝したで終わってしまう。あまりにも軽すぎる。多分、不適切発言をしても、誰も注意する人がいなかったから、何が不適切なのかが理解不能なのだろう。・・・陳謝するところで、陳謝という気持が全く伝わってこないのも阿呆総理の特徴だ。漢字は読めない、読解力はない、話術もない、適切な発言もできない。最低な首相だ。政策と言えば、福田さんが造った一次補正だけで、自分の政策は何もしていない。・・・こんな人が日本のトップにいるんだから、経済も政治も霧の中。いや、闇鍋の中だ!

 それでは、最後に、「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんの皮肉たっぷりのコメントをどうぞ。

とかく最近叩かれている、麻生太郎総理ですけれど、「麻生総理が子どもたちに夢を与えてくれたなあ」と思う面もあります。なぜって、麻生総理位の「漢字能力」でも、「学習院大学」に入れるんです! しかも、麻生総理位の経済知識でも、「経済のプロ」と名乗れて、「大企業の経営者」「自民党3役」「大臣」になれて、日本のトップ、「総理大臣」にまでなれちゃうんです! 良い子の皆さん、夢を持って勉学に励みましょう…。


2008 12 01 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.28

[ゴーログ] 麻生政権:総理は大丈夫なんだろうか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんは、麻生首相に関して、「日本はこの方に総理をやってもらっていて大丈夫なのだろうか」と疑問を呈しています。

麻生太郎首相は、道路特定財源のうち少なくとも1兆3,000億円を、使途を限定せず地方が自由に使える財源として委譲する方針を示した。追加経済対策では「地方に1兆円」と言っていたのに。また「地方が自由に使えるならなんでもいい」と地方交付税の形に限らないとも表明した。感心するくらいブレまくっている。・・・『生活支援定額給付金』も未だ迷走中だ。・・・「制度になっていない」と、与謝野経済財政担当相の発言に右往左往して、結局、所得制限を課すことを前提に、地方分権だなどと立たない理由を立て、地方に丸投げしてしまった迷走ぶりは呆れるしかない。・・・2兆円という金額、大金ではあるが広くあまねくばら撒くということになると景気浮揚効果を超希薄化することになる。即ち、やってもやらなくても効果は極めて超限定的になる。だからこの『生活支援定額給付金』という制度にも何もなっていない単なる自民党の選挙対策費用としてのバラマキは止めるのが筋だと思う。・・・もはや選挙対策にならないほど評判も悪いのだから。

麻生グループの病院にどれだけひどい医者がいるのか知らないが、麻生太郎氏は、地方の医師不足に絡み「医師は社会的常識が欠落した人が多い」と発言した。現在の医療現場の崩壊や医療制度の問題は監督官庁と政府の責任でもあることを考慮すれば普通、思っていても言わないのが社会的常識というものだろう。以前、ニュース番組の特集で、当直なども含め、社会常識を逸脱している36時間連続勤務に耐える救急病院の産科医師の現場を観た。確かに社会常識を逸脱している勤務時間だが、「生命の誕生に従事し、貢献することをモチベーションとすれば過酷な勤務にも耐えられる」と語った産科医には感心こそすれ、社会的常識が欠落した人とは思えなかった。医師など「先生」と呼ばれる人は、どうも自分は頭が良くて、常に正しくて、違う意見には耳を貸そうとしない輩は少なくないと私も経験則上感じるが、その代表格が麻生先生なのだろう。

麻生首相は全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会でも、「普段からお子さんを預かっていると思うが、子供より親で苦労していると思っているんだけど」「躾けるべきは子供じゃなくて母親なんじゃないか」と批判したらしい。これって出席者が幼稚園の先生と勘違いした発言なのだろう。もう支離滅裂、痴呆が入ってきたのではと疑いたくなる。・・・「経済の麻生」の看板を掲げているのだから、もう少し景気浮揚のための経済・財政対策を真面目に取り組んでもらいたい。でもこの方を当初支持した国民にも失望感が急速に広がっている。どうせろくなことをしないだろうから、早期に解散総選挙をしてもらいたい。・・・現在の与党自民党と官僚との歴史的癒着を解消することから始めないと無駄はなくならないし、民間の知恵も取り入れた経済財政諮問会議も有名無実化される。自公政権を変えないと、与党と官僚に都合の良い国づくり内閣しかできない。

 あまりのレベルの低さに、失望感が広がっています。「ある女子大教授のつぶやき」さんも、麻生総理の資質を痛烈に皮肉っています。お見事です。座布団10枚の出来ですなぁ。

「最善の措置と思える詳細な政策を頻繁に読み違えるようなことは、これまでの首相には考えられない未曽有のことであるが、このようなことを踏襲してはならない」という短文で、措置を「しょち」、詳細を「ようさい」、頻繁を「はんざつ」、未曽有を「みぞうゆう」、踏襲を「ふしゅう」と読むような人を探すことは難しいことであろう。・・・このような確信犯的な誤読を耳にすると、どうしても教養や頭の程度を疑わざるをえない。・・・僅かな間に、これだけ誤読の言葉が出てくると、これだけでは終わらないであろうと推察される。このようないい加減で杜撰な頭から出てきた政策が給付金であったと思うと、国民としてやりきれない気持ちである。これでは「とてつもない日本」ではなくて「とんでもない日本」となってしまう恐れを抱いてしまう。

2008 11 28 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.27

[ゴーログ] 麻生政権:官製不況を解決せよ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ブログ界きってのアナリストである「カトラー」さんが、日本経済を苦境に陥らせている根本的な問題(=官製不況)について、鋭いメスを入れています。

地方分権をめぐって、国と地方のツバぜり合いが色々な所で始まっている。11月10日に大戸川ダムの建設をめぐって、大阪府、滋賀県、京都府などの知事たちが建設反対の声を上げた。このダムの建設を巡っては、外部識者も入れた淀川水系流域委員会が組織され、7年間にわたる検討が進められ、そもそも想定されているのが100年に一度あるかないかの水害であり、仮にダム建設によって治水をおこなっても、水位を20㎝程度しか下げる効果しか見込めないことなどから、必要性が認められないと答申されていた。にも関わらず、既に工事の2/3が実行されていることを理由に国土交通省が残りの工事とダム建設をゴリ押ししようとしたことに4府県が反旗を翻した。同様のことが熊本県の川辺川ダムでも提起されている。3~40年前にプランニングされ、実情にそぐわなくなった治水、ダム建設計画が、何の見直しもなく、いったん決めたことだからという理由だけで進められていく、そうした理不尽に対してようやく反対の声が上がるようになってきた。

こうした動きは、ダム建設の問題だけに止まらない。先週、新潟県の主催で「うおぬま会議」という健康分野のビジネスカンファレンスが開催され・・・「うおぬま宣言」が採択されたが、この宣言の中で、注目すべきなのは、薬事法、健康増進法などで規制されている健康分野の商品に関して、現在の行き過ぎた表示規制のありかたについて見直しが求められていることだ。現在、健康食品など健康分野の商品について、その効果を実証するエビデンスなどが存在していても、商品パッケージや広告上でそのことを表示することができない。この問題をめぐってうおぬま会議の中で、新潟県が直面したひとつのエピソードが、泉田知事の口から紹介されていた。

新潟県が開発した「春陽」という米の品種がある。これは、低グルテン米といわれるタンパク質の含有が少ない品種で、腎臓病などでタンパクの摂取制限を受けている人でも食べられる米なのだが、この米を災害時の病者向けの備蓄米として東京都が購入した。ところが、その事を新聞報道によって知った厚生労働省の薬事担当が「腎臓病者向け」という部分をとらえてイチャモンをつけた。医薬品ではないので、「病者向け」であることを表示することはまかりならぬと、新潟県とこの米を備蓄用に購入した東京都に申し入れをおこなったのだ。薬事法によれば、効果・効能がうたえるのは、医薬品のみということになっており、この低タンパク米「春陽」に関する表示も薬事法に抵触するというわけだ。当然、新潟県も東京都もこの申し入れに反発したが、「この米を食べて、万が一腎臓病者に問題が起きたら責任がとれるのか」という恫喝にも近い圧力によって、この米を備蓄した段ボールに印刷された「腎臓病者向け」の表示をわざわざ黒く塗りつぶして対応したのだという。

こうした健康食品の効能表示を巡る問題やダム建設の問題の底流に、共通して見られるのは、霞ヶ関の官僚の事なかれ主義と規制というものの本質である。端的にいえば、規制とよばれるもののかなりの部分が、役人の保身と責任回避のために存在しているといっても過言ではない。・・・100年に一度とはいえ、いったん水害が発生したり、健康食品などで安全性に関わる問題が生じた場合に、「なぜ、こうしたことが起きる前にチェックをしなかったのか」と世間の非難の矛先が、所轄の省庁に向けられるのが怖いのだ。それゆえ、そうした、「万が一」に起こるかも知れない問題の責任から逃れるために、役人というものは、どんどん規制を強化する傾向がある。

そして、そうした法律の条文に何の根拠ももたない「通達」や「指導」という名の規制が積み重なり、真綿で首を絞めるように経済活動を圧迫していく。建築基準法の改正をめぐる無益な規制強化によって、建築業界は官製不況に陥り、そこから未だ抜け出せずにいる。国民の健康を守るといえば聞こえはいいが、言葉狩りにも近いような、効能表示規制によって、健康食品の市場もここ2年続きで縮小続きだ。米国やお隣の韓国では、医薬品とは別に健康食品・サプリメントを対象とした法律が制定されており、一定の条件の下で食品の効能について自由に表示することが認められている。日本でも特定保健用食品(トクホ)と呼ばれる制度が作られたが、認定取得に億単位の費用が必要となり、中小の食品メーカーにとってはハードルが高すぎる。仮にトクホを取得しても、極めて限定された効能表示しか認められず、効果的なマーケティングを展開するには不十分だ。逆に、このトクホの制度ができたことで、トクホを取得していない食品・サプリメントの効能表示は、著しく厳しく、正に言葉狩りのような実態になってしまった。

大手企業のつい最近の事例では、日本コカ・コーラの「からだ巡り茶」をめぐる事例がある。・・・このCMで使った「広末涼子、浄化計画」というコピーが問題とされた。「浄化」という言葉が、効能を想起させるというわけだ。ばかばかしいことこの上ないが、日本コカ・コーラは、この指摘を受けて、コピーを「気分浄々」に切り替えたが、当局は、この「浄々」という言葉も問題にしてきたという。もちろん「浄」という一文字が、薬事法上問題があるなどということは、法律のどこにも書いていない。役人のほとんど恣意的な判断によっている。新潟県の低タンパク米の場合もそうだが、些末な言葉使いを問題にすることで、厚労省の役人は一体、誰のためになったと考えているのだろうか。・・・

業界からは、こうした言葉狩りに近い現状は官製不況そのものだと怨嗟の声が上がっているにも関わらず、厚生労働省は一切そうした声を顧みようとしない。不況は民間の問題であり、官製不況が蔓延したところで、自分の腹は痛まないからだ。そもそも厚生労働省には市場の育成という観点自体が存在しない。それよりも、万が一、何かの問題が生じた場合に責任を追及されないようにと考えるのが彼らの習性なのだ。・・・何のことはない、自分の身だけは火の粉から遠ざけたいという担当の役人の保身と、「木を見て森を見ない」近視眼的な法律運用のせいである。要するに自分が健康食品の分野を担当している間(3年間程度)だけは、大過なくやり過ごしたいのだ。・・・彼らは結局のところ、リスクを取るのではなく、リスクから逃れることしか考えていない。だとすれば、新潟県の泉田知事が言うように、権限を地方に移譲すればよいのであり、当の中央官僚にとってもその方がよっぽど気が楽になるというものだろう。

 「カトラー」さんが指摘しているように、官製不況の悪影響は、日に日に強まってきています。彼らは身内には徹底的に甘いのに、被監督企業に対しては、重箱の隅の隅まで突いてくるという性質があります。
 金融庁と金融機関との関係でいうと、金融機関の支店で不祥事が1件でも出ると、当事者を解雇するなど厳しい人事措置を講じても、「再発防止が不十分だ」などとしてイジメにイジメ抜いたりするのですが、身内の金融証券検査官が金融機関の経営権を脅かすような行為に及んでも知らんぷりだったりしますから・・・。
 やっぱり日本は、官僚主権の国なんですよね。

2008 11 27 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.26

[ゴーログ] 麻生政権:景気対策も無策が続く

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「お好みニュース」さんが、「大手銀行6グループの中小企業に対する9月末の融資残高は、3月末に比べて約2兆9000億円減少した。・・・東京商工リサーチがまとめた今年1~10月の企業倒産状況でも、『運転資金の欠乏』が原因の倒産が前年同期比31.3%増の818件で、最近10年間で最多となった」という記事を取り上げています。

銀行融資が受けられず倒産の会社が激増している。本来、一番助けて欲しいときに、頼りたいのが銀行。それが、助けてくれないのなら銀行なぞ必要ないと言いたい。銀行って薄情ですね。

 残念ながら、愚かな政府の愚かな政策によって愚かな結果が表面化してきています。貸金業法改悪によるグレーゾーン金利の廃止がノンバンクを廃業に追い込み、建築基準法の改悪による景気急落が、結果的に、数多くの中小企業の資金繰りをひっ迫させることになりました。こうした中、「不動産と景気・経済」さんも、「向こう3年くらいは、オフィスマーケットは良くならないだろう」と証言しています。
 「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんも、貸し渋り問題に関して、「銀行別では、中央三井トラスト・ホールディングスを除く5グループが、中小企業向け融資を減らしていて、みずほフィナンシャルグループは、約1兆円の融資減少だとか。う~ん、A社は、黒字が600億円だったのに、倒産しましたしね…。」ということを指摘した後、保険業界の現状について感想を述べています。

銀行も、自動車も、損保業界、どこも押しなべて、「減益」の発表ラッシュです。天下の東京海上も76%減益だとか…。株安や円高の影響、証券化商品への投資や金融保証事業でも、大きな損失を計上する見込みのようです。・・・自動車も売れていないから自動車保険も売れませんし、住宅も売れないから火災保険も売れない、事務作業ばかり増えて、現場は「泣きっ面に蜂」という感じです。10年位前、自動車保険の「自由化」で、割安の保険商品が出てきて、保険会社は収入減をカバーするために、いろいろな「特約」を付帯した商品を販売したのですが、実際に事故が起きたときに、「支払い漏れ」が発生して、大問題になってしまいました。住宅火災保険も、いろんな割引特典ができたのですが、建売住宅の中身までわからないことが多くて、「保険料取りすぎ」「保険金不払い」問題が発生してしまいました。

で、一転して今度は「規制強化」、「お上」に箸のアゲサゲまでお伺いをたて、しわ寄せは全て現場です。昔は、電卓みたいなやつで、自動車保険の計算ができたのですが、今は、パソコンに入力しないとできません。火災保険も、建築関係の書類の提出やら、確認書の取り付けやら、複雑な手続きが必要になりました。しわ寄せは、いつも現場に来ます…。研修も激増し、経費はかかる一方で、代理店の手数料は引き下げですから、Wパンチです…。ま、これもある面、必要な部分もあり、時代の流れでしょうが、人に指図するだけの「お上」はいいですなあ。「金融庁」にだけは、逆らえませんものね。

2008 11 26 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.25

[ゴーログ] 麻生政権:医薬品のネット販売は禁止?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「grounder」さんが「ここのところ、イヤ〜なニュースが続きますな〜。連続ひき逃げ」と述べています。

しかしだ、「ひき」は過失かも知れない部分があるが、「逃げ」はどうやったって故意であり、いい訳の聞く所ではないと思う。更に酒を飲んでいるからたちが悪い。警察もどういう調書を取っているか知らないが(痴漢なんかもそうだけど)酒に酔っていて…とか…。それ、調書になってんのかね? んでだ、斜めで見てたTVニュースで「飲んでいたらエンジンのかからない(既に実現可能な)車の開発が待たれる」とか言ってた。おいおい、冗談はよして欲しいよな〜。この発想って言うのは子どもに対する発想で、「大人」に対してのものではないと思う。いたずらされたら困るから引き出しにカギをかけておきましょうって事、子どもの手の届かない所にってことでしょ。もしこの機能がついた車があるとしたら、買わないリストのトップに置くと思う。しかしだ、仮に酒を飲んでいたらエンジンのかからない車ってのが法規制になってしまったらお手上げだ。大の大人諸君、皆で「大人」になろうではないか!と言いたい。ハンタ〜イ!とね。酒酔い運転するから飲んでエンジンのかかる車は発売禁止、こんにゃくゼリーは喉に詰まらせるから発売禁止、とか、そのうちエスカレートしてね、大人なら考えようぜ。

 まったくおっしゃる通りで、このところ、事故が発生するたびに、過度な消費者保護を持ち出して、権益を拡大しようとする役人が暗躍しています。「カトラー」さんは、似た事例として、医薬品のネット販売禁止を巡る騒動を指摘しています。本当にヒドイ話で、麻生政権に政策担当能力がないことを端的に示しています。

舛添厚生労働相に全国薬害被害者団体連絡協議会や消費者団体の代表が面会し、ネット上での大衆薬販売の全面的な禁止を求める要望書を提出した・・・気持ちは理解できるが・・・どう見ても論理性がない。・・・薬害とネット販売に何の関係があるというのだろう。薬害事件を引き起こした原因の多くは、消費者のことを念頭におかず、医者や製薬業界ばかりに目をむけてきた、これまでの厚労省の行政のありかたにあったことは明らかだ。役人の事なかれ主義、前例踏襲主義が、問題への対応を遅らせ、薬害被害の拡大と社会問題化を許してきた。一方、ふり返ってみれば、これまで一度たりとも販売業者が直接の原因となって、薬害が社会問題化したことなどない。・・・

2009年度に完全施行される改正薬事法では、コンビニエンスストアなどでも一般医薬品の販売ができるようになる。2007年4月に厚生労働省は一般医薬品の3分類(A類、B類、C類)を定め、副作用などの恐れの少ないB類、C類医薬品については、薬剤師でなくとも、実務経験1年以上で資格試験に合格した「登録販売者」であれば販売できるようになる。これによって、薬剤師でなくても医薬品の販売ができるようになり、一見、規制緩和を行ったように見えるが、実はこの規制緩和とセットで対面販売を義務づけていることが、大きな波紋を巻き起こした。というのも、この「対面販売」という言葉の定義には、薬剤師や販売資格保持者がネットを通じて消費者とやりとりし、商品を販売する行為は含まれていなかったからだ。

このことにケンコーコムや楽天など、薬剤師を置いて医薬品をネットで販売してきたネット事業者や薬局が猛反発した。ケンコーコムや楽天は、医薬品をネット販売している事業者としては、大手になるが、大半は、ネットでショップを開設して地方の消費者などに薬を販売している町の薬局だ。改正薬事法が、完全施行されると、風邪薬なども対面販売が原則とされ、ネットでは、ビタミン剤や整腸薬ぐらいしか売れなくなってしまう。このネット時代に、厚生労働者は、なんとも時代錯誤的な規制を行おうとしているのだが、その大義名分となっているのが、「消費者の安全・健康」であり、薬害被害を将来にわたって起こさないためということなのだから呆れてものがいえない。・・・ネットを活用して医薬品を販売してきた大半の事業者たちは、顧客の利便性を高め、地域格差などを解消する努力を他に先駆けて行ってきた優良な事業者たちであり、その自由な経済活動を妨害されるいわれはどこにもないのだ。ネットを通じて薬剤師が医薬品を販売することを止めさせるというのであれば、ネット販売事業者のどこが問題で、一体、何が悪なのかを厚労省は説明する義務がある。・・・

厚生労働省の思惑とは何か。それは、今回の改正薬事法の施行によって新たな販売資格者制度をスタートさせることにある。「対面販売」を強化するという前提のもと、販売チャネルをコンビニやスーパーにも拡大する上で販売資格を認定する検定制度を作ろうとしている。薬剤師の資格に比べれば、ハードルは低いが、1年以上の実務経験を求め、筆記試験も行うこととされていて、その試験問題は、かなり難易度が高くなるといわれている。旧大蔵省がFP(フィナンシャル・プランナー)、通産省がITコーディネーターを作ったように、医薬品の販売資格者を認定する一大検定資格制度を構築しようというわけだ。検定資格制度は、今やビッグビジネスになっている。有名な「漢字能力検定」は、受験者が264万人に達し、受験料だけで年間50億円を超える。医薬品販売に関わる販売資格検定がスタートすれば、医薬品を扱いたい全国のスーパー、コンビニの従業員がこぞって受験することだろう。「対面販売」を強要しているので、店舗に1名は販売資格者が必要となり、資格取得希望者はかなりの数に達することになる。・・・検定制度の立ち上げと一緒に発足する「協会」は、厚労省官僚にとってはおいしい天下り先になる・・・。

そして、こうした思惑にとって、目の上のたんこぶになるのが、医薬品のネット販売事業者やネットを活用して新たなビジネスモデルを構築しようと懸命になっている先進的な薬局経営者たちである。薬剤師がネットを通じて医薬品を全国に販売できる現在の状態が続けば、1店1名の前提が崩れ、新たに構築する販売資格者制度の存在価値が稀薄になってしまうからだ。「安全、安心」あるいは「医療・健康」に関するテーマは、「規制」の旗を立てやすい。こうした事柄を守るために「規制」が必要という議論自体に異をとなえるつもりはないが、問題は何を根拠に「規制」の線引きを行うかということだ。その根拠を示すことが、フェアな行政の最低限の前提、説明責任とならなければならない。


2008 11 25 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.24

[ゴーログ] 麻生政権:定額減税も撤回したら?!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「こんな状況ですから、何かと批判が多い『定額減税』を、実のところは、期待されている人も多いのかも知れません。マスコミ報道では、『定額減税支給で市町村は大混乱』とか、連日伝えられていますけど、はっきり言って、あれはウソです」と指摘しています。

確かに、支給対象者を制限するとか、しないとか、「明確な支給基準」がないのは、困るんでしょうが、そんなの行政は「横並び」で、やりますよ。「年度末の忙しいとき」になんてのも、ウソ。普段が、ヒマすぎるんです。だいたい、お役所は、忙しい時に合わせて、人間を採用していますから…。私の住んでいる千葉県では、かつて千葉銀行の頭取が、「県庁の仕事を任せてくれたら、5分の1の人間でやる!」と言って、物議をかもしましたが、それって、ホントウだと思います…。 

それに、実は、この「定額減税」で、一番喜んでいるのは、貧しい人じゃありません、「W支給」の公務員です。「大変だ!」なんて言いながら、内心高笑いですよ。この2兆円の「定額減税」の支給に、約3千億円の事務経費がかかりますが、コレって、ほとんど地方自治体の人件費ですよ。民間の感覚で言ったら、「2兆円配るのに、3千億円かけるバカがどこにいる!」という感じですが、それがお役所というところです。ですから、お役所は「定額減税祭」で、自分たちも定額減税を支給してもらいながら、スローモーな仕事で、残業代しっかり稼いで、「W支給」というわけです。・・・

あと、ついでに言っておくと、これから解散総選挙がありますね、あれも、お役所の「楽しみ」の一つです。バッチリ、休日出勤・超過勤務・深夜勤務手当てがつきますから、単価の高い中堅職員なんか、嬉々として参加して、選挙事務で7~8万円の臨時収入を手にできるんです! 最近では、財政が苦しい自治体は、アルバイトに開票事務をさせたり、休日出勤の分を、別に日に代休とらせたりしてますが、それはごく少数ですねえ…天から降ってくるオカネですから。これで、公務員は「定額減税」の「トリプル支給」のようなもんです。「緊急経済対策」って、「生活者の支援」じゃなくて、「公務員ヤミ給与」のような…。今回の「定額減税」を、麻生総理ご本人は受け取らないようですが、「高額納税者の受け取り辞退」だけでなく、この際、国会議員、地方議員、公務員の受け取り辞退を、よびかけてはどうでしょうか?

 なるほど、そういう裏があったんですか。ますます、定額減税という愚策は撤回すべきですね。このところ不適切な発言の撤回が目立つ麻生総理ですが、不適切な政策についても、定額減税から撤回していただきたいものです。
 ブログ界きっての政策通である「カトラー」さんも、「世紀の愚策とも評されている『定額減税給付金』を巡って、混迷が続いていると思ったら、給付方法について地方自治体に丸投げするという、呆れてものがいえない結末になっている」として、斬り捨てています。

麻生総理が、「(こうした対応は)丸投げではないのか」という記者の質問に対して苛立ちを見せ、「それが地方分権っていうことじゃないの」と言い捨てた。この対応と発言をめぐって各都道府県の知事から反発の声が上がっている。麻生太郎は、小泉内閣時代に総務大臣として入閣し、地方分権の問題に国政の立場から取り組んだ当事者であったにもかかわらず、この発言の見識の無さには驚かされるばかりだ。

最近、麻生首相は「未曾有(みぞうう)、踏襲(とうしゅう)、詳細(しょうさい)」といった漢字を読めなかったことで、大恥をさらしたばかりだが、どうやら「地方分権」という言葉の意味すら理解できていないようだ。もっとも地方分権の意味を、「政府が決めたことを地方が一定の裁量をもって進めること」と曲解するなら、麻生首相の言い草も間違いではないということになるかも知れないが、そんな歪んだ解釈が通用するのは、永田町と霞ヶ関だけだ。



2008 11 24 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.21

[ゴーログ] 麻生政権:新総合経済対策のからくり

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「新総合経済対策のからくり」と題して秀逸なエッセーを書いています。

10月中旬に内閣府から各省庁に、経済対策の取りまとめを依頼する文書が流された。これに従って各省庁では、ここぞとばかりさまざまな省益を取り入れた対策が練られた。首相は政局よりも政策などと言って、官僚の作文を読み上げたものが新総合経済対策である。このような場合に、まず官僚たちが考えることは、できるだけ余計な仕事はしたくないということ、天下り機関の増設などできるだけ省益につながる内容であること、自民党政権が長生きできることにつながることなどである。こうして見ると、それぞれの対策案の真実の中味が見えてくる。

 まったくそのとおりなんですよねぇ~。麻生政権がやる政策って、霞が関の代弁だけで、中身のないこと甚だしいんですよ。そこで「ある女子大教授のつぶやき」さんは、定額給付金も、住宅ローン減税も、高速道路料金の引き下げも、ぶった切っています。

公明党が主張していた定額給付金は、選挙のときの票の買収金的な性格であるが、これに要する事務手続き作業は膨大なものとなる。だから、できるだけ簡素にしたいから、大金持ちを自称する首相の家庭も含めて全世帯に一律に支給としたのである。これに対してバラマキ批判が出てくると、すぐに年収1500万円以下の世帯などと、世間離れしたことを言い出している。昨年度のデータで示すと、年収1500万円以上の世帯は5%程度であるから、一律支給とあまり違わないし、分別することによる事務手続きを考えたら混乱度は増すばかりである。現金支給ではなく、該当する世帯に引換申請券が郵送されてきて、これを市役所などでクーポン券に変換する。しかも使える店は限定されているし、お釣りはもらえない。クーポン券の偽造、詐欺、だましなどの横行も懸念されている。しかも、実際に消費に回るのはせいぜい30%と言うから、景気対策にはあまり貢献しない。

住宅ローン減税についても、年収200万円以下の人が1000万人を超えていることから、いまさら持家を作る人は限られているし、最高600万円もの減税を受け取るには、7500万円以上の住宅かアパートを購入しなければならないというから、これも浮世離れしている。目玉のもう一つは高速道路料金であるが、乗用車だけ休日に1000円で乗り放題という案は、国土交通省で作成した。これにはETC搭載車だけという限定が付いているが、これがもともとの狙いである。高速道路の利用拡大であるならば、別にETCに限定する意味はない。ETCを管理運営している天下り財団法人「道路システム高度化推進機構」では、なかなか普及しないETCの拡大に利用したいと思っているだけだ。この財団の理事は天下り役人だらけで、ETCを契約するだけで、自動的に600円程度の金が転がり込む仕掛けである。

 何もコメントする必要がないほど、見事な分析だと思います。ということで、「ある女子大教授のつぶやき」さんのとりまとめ文をお読みください。

政府の案と言いながら、官僚の言いなりになるだけで、国民のためとは言いながら、すべては霞ヶ関のためになる案しか出てこない。日本的システムを崩壊させない限り、いつまでたっても国民は税金を払って、その金は政権与党と霞ヶ関のシステムを強固にするために使われるだけのようだ。

2008 11 21 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.20

[ゴーログ] 麻生政権:漢字ドリルで勉強したら?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんが、「麻生首相は12日、母校の学習院大で開かれた日中青少年友好交流年閉幕式であいさつした際、日中両国首脳の『頻繁』な往来を『はんざつ(煩雑)』と読み違え、中国・四川大地震に触れたところでも『未曾有』を『みぞゆう』と読んだらしい」とコメントしています。

麻生氏は7日の参院本会議でも村山富一首相談話を「踏襲」というべきところを「ふしゅう」と答弁したのだそうだ。ご本人は「単なる読み間違い。もしくは勘違い」と釈明したとのことだが、かなり漢字力が未熟である。高校生以下であることは確か。漫画ばかり読んでいるから漢字が読めなくなるのではないか。毎日、漢字ドリルで漢字の勉強をすることを勧める。かつて、森喜朗前首相もIT(アイティー)を「イット」と読んで笑われた。鮫の脳味噌とも揶揄された。昨今、漢字が読めない若者が増えている。しかし、この程度の漢字も読めない人が日本の総理総裁なのだから仕方ないのかも知れない。

 この件については、「ある女子大教授のつぶやき」さんも、「新聞は読まない、読むのはマンガばかりとか公言しているから当然なのかと思うが、『踏襲』を『ふしゅう』、『措置』を『しょち』、『前場』を『まえば』などと読んで、バカにしている新聞記者から馬鹿にされているようでは、先行き暗雲が立ち込めている。高級ホテルのバー通いが批判されたら、学生と居酒屋で酒を飲む程度のことしか頭が回らないようでは、だいぶアルコール中毒症状が進んでいるのではないかと思ってしまう」とコメントしていますが、私も空いた口がふさがりません。
 まあ、これが漢字の話だけであれば良いのですが、金融問題に関する発言などを聞いていると、「日本の不良債権問題において、ご自分がどういう発言をしてきたか、お忘れになってしまっているのではないか」と思うことが度々あり、健忘症も発症しているのではないかと思われる節もあります。
 個人的には、今回のG20金融サミットで、「日本がリーダーシップを発揮した」などと大言壮語していると、後々日本経済が大変なことになってしまったときに弁解のしようがなくなるのではないかと密かに心配しておりますが、麻生総理、期待しておりますので、頑張ってくださいませ。

2008 11 20 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.19

[ゴーログ] 麻生政権:定額給付金は止めにしたら?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「利究の”中小企業金融経営研究所”」さんが、定額給付金に関して、「地域振興券の経験や事前に市区町村の意見をちゃんと聞いてみることはしなかったのだろうか?」と指摘しています。

NHKの世論調査でも『生活支援定額給付金』については、賛否が拮抗していた。しかも富裕層の方々には辞退を呼びかけるそうだ。麻生総理曰く「基本的には早く公平になるべく貧しいところへお金が行くことが重要だ」と語っているが、この会見で「貧しい」いう言葉を2~3回使った。(品のある言葉とは思えない。もう少し穏当な表現があるだろうと思うし、まるで施しのように聞こえた)給付金の名前をもう一度良く見て見ると、確かに「生活支援」定額給付金だから、貧しい人に配るということなのか?・・・でも元々は国民が払った税金の一部を戻すに過ぎない。良く考えれば定率減税20%は数年前に奪われて、給付金をいただきに行くということが、実は何とも妙な感じがしないでもない。給付金も年末調整で戻されれば、市町村の負担も減るし、そこで一定金額以上の方には減税をしない措置を取ることにして、年末調整以外の方には市町村の窓口に行くことで市町村の事務負担は軽減できると思う。

 「チュチュ日記」さんは、「定額給付金を一番欲しい人は、ホームレスの人だが、窓口申請必要だし、銀行振込になれば、銀行口座も作らなければならない。施設の入所者、入院患者への支給方法も決まっていない。つまるところ、めんどくさい手続きが必要ならいらないということになる」と指摘していますが、このままだと、麻生総理が言っている「貧しい人に配る」という目的は達成できないようです。怒り心頭の「くまさんの自立」さんは、以下のようにコメントしています。

面倒くさくなったら、地方分権という言葉で逃げ口上。ああ、とてもがっかり。この総理ではもうなにもできないというのが現状か。・・・そもそも地方分権という意味が違うだろう。地方分権って、国の権限や財源を地方自治体に移譲することであって、仕事を押しつけることではない。今回の定額給付金は国で勝手に政策を中途半端に造っておいて、結局は所得制限まで決めることができなくなったから、えーい!地方に任せてしまえと、後は良きに計らえと任せてしまっただけだ。地方自治体自身で決めた制度でもなく、その財源を自由に使えるものでもなく、単なる、窓口になっただけだ。麻生総理の漢字が読めないことも最近話題になっているけれど、地方分権という意味をわかっていないのかもしれない。・・・頭があまりにも悪すぎる。

 政策屋の立場からみても、今回の右往左往ぶりは、あまりにもお粗末という感じがします。「仮題)企業としての『役割分担』」さんが、「結局は、何も決められないとは・・・ふざけるな~!って、叫んでしまった。・・・結局、地方自治体に丸投げ・・・何の決断も下せない政権なんて、消えてしまえ! 仕事をするつもりが無いなら、政権を投げ出せ!いい加減にしろ~!早く、解散総選挙して欲しい」と書いていますが、そう言いたくなる気持ちは、私にもよくわかります。

 「ある女子大教授のつぶやき」さんも、「『全世帯に給付する』が『高額所得者には必要ない』となり、『必要ない人は自発的に辞退しろ』と相変わらずの首相の迷走ぶりを見ていると、1年で自発的にお辞めになった二人の方が少しはましかなと思ってしまう。ある調査によると国民の70%は、このお小遣いを無駄なことと思っているようだ。ここまで迷うなら「辞めた」と言ってもらったほうがすっきりする」と書いていますが、まったく同感ですねぇ。
 この国は、一体全体、どうなるのでしょうか???

2008 11 19 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.18

[ゴーログ] 麻生政権:マンション販売の実態を見よ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「東京建物とプロパスト、伊藤忠が販売しているマンション、『ブリリアマーレ有明』が、今『炎上』しちゃっているらしいですね…」と指摘しています。

テレビ東京の「ガイアの夜明け」で、緊迫!不動産不況~金融危機がニッポンを襲うという番組を放映していたのですが、「アウトレット」不動産業者が、「ブリリアマーレ有明」を格安で仕入れて、「特価」で販売しているのが、バレちゃったみたいですねえ。「ブリリアマーレ有明」は、21年3月完成予定で、今も、普通に販売していて、通常価格で買ったお客様もたくさんいることから、火をつけちゃったみたいです…。もう、ネット上は大騒ぎ、販売会社にも苦情の嵐だとか…。・・・最近は、ご承知の通りの不動産不況ですから、「値引き販売」とか、再販業者への「1棟売り」「残物処分」とか、けっこうありますし、小さなウチの会社にも物件情報が来ますけど、「完成前」にやってしまうのは、ちょっとマズイかな…。それに、それだけ東京建物とかプロパストが「苦しい」っていうのを、公表しているようなものですしね。・・・「ブリリアマーレ有明」を買ったお客様、お気の毒です…。

ただ、実際には、「不動産」も「生鮮食品」と同じ、「商品」なんです。土地を仕入れ、建物を建てた販売原価に、一定の利益を乗せて売却する。・・・「豆腐」が賞味期限が近づいてくると、「2割引」「3割引」「半額」で売られると同じように、住宅も、建物も完成した瞬間に「在庫」になりますから、早く売って、資金を回収しなくてはいけませんので、「2割引」「3割引」もあるんです。で、「ドンキホーテ」で「バッタ品」が格安で販売されるように、住宅も、倒産した会社や倒産しそうな会社の物件が、激安で売られることも、あったりするわけです…。・・・市場原理、需要と供給の法則に従っているのは、住宅も、バナナも、豆腐も、実は、全く同じです…。実際、かつて値引き販売のトラブルで、購入者が業者を訴えたケースが報道されたりしましたけど、まあ、購入者が勝訴する可能性は低いです…。住宅は、大きな買い物ですので、ご自身が納得するものを、よく吟味して購入してくださいね。

 残念ながら、今回のマンション不況は、かなり長引く可能性があります。というのは、個人がマンションを買おうと決心しても、銀行からの融資がなかなか受けられないからです。「日本経済」は「実は銀行が貸し渋りに入っている」と証言しています。

実地検証をするため、マンション・デベロッパー経由でメガバンク2行・・・に『提携ローン』を申し込んでみた。結果、2行とも否のとなった。借入額は年収の4倍程度(頭金なし)であるため、一般的には問題のない水準である。・・・担保となるマンション価値が下落すること、金融関係の社員の収入が減少することを見越してのことと思われる。このような状況で、3~4千万円の物件はともかく、5千万円超の物件を購入できるものは皆無であろう。ちなみに、小生が申し込んだ物件は、3年前の水準から考えれば、2割以上高いと考えている。3年前の水準に戻れば買いも入るだろうが、現状で購入する人間は少なく、相応の値引きが引き出せることは間違いないだろう。銀行が貸し渋りに動くのは、株価が下落したため、含み益が減少し、リスク資産の圧縮を迫られているからである。特にメガバンクはBIS自己資本規制8%を守るために、そのような指示が出ている可能性があるだろう。

 こういう経済実態があるのに、過去最大の住宅ローン減税さえ行えば、住宅需要が回復すると考えている麻生政権は、お粗末だとしか言いようがないのです。

2008 11 18 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.17

[ゴーログ] 麻生政権:おぼっちゃまには分からない

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「薄唇短舌」さんが、「麻生太郎が北の家族で学生と懇談した・・・という記事の中で、『経済の麻生』を・・・自認する麻生は、どうして12月は資金繰りが苦しいのかを学生に質問し、得意げに説明した」という記事に関して、コメントしています。

曰く「12月はボーナスと給料と併せて4ヶ月分の人件費を払わなくてはいけないから資金繰りがたいへんなのだ」そうだ。一体全体麻生の頭の時計はいつで止まっているのだ!? 今時、冬のボーナスを3ヶ月分も支給できる企業は資金繰りが大変なわけはないだろう。多くの企業は資金繰りが悪くなれば、ボーナスの減額ないし支給せず、という選択肢しかない。因果関係が逆である。多くの企業は別に年末でなくても資金繰りは苦しいだろう。黒字倒産もあるし、そもそも貸し渋り、貸し剥がしの横行である。ということで、中小企業の資金繰りが困難なのは年末に限ったことではないし、借り入れが困難になる状況を作ったのは、政府による貸金業法規制の影響が大きい。こんなことも認識しないで経済の麻生とは片腹痛いわい。

 本当にそのとおり。今時、冬のボーナスを3カ月も支払うことのできる中小企業がどれだけあると思っているのでしょうか。今年の年末なぞは、従業員に1カ月程度払ってあげたくても、資金繰りが付かなくて断念せざるを得ない中小企業が続出しそうです。
 銀のスプーンを咥えて生まれてきたおぼっちゃまには、中小企業の実態なぞには、まったく興味がないのでしょう。貸金業法改悪を契機にしたノンバンク貸出のオールストップ状態が、中小企業金融に与えている影響も全然理解していないのでしょうね。本当に困ったものです。
 「残りものには福来たる~」さんは、「G20による金融サミットが終わったが・・・大して影響を与えるほどのインパクトはなかった感じですが、市場のマインドが少しでも上向けば嬉しいですね。日本企業でもサブプライムローン問題などのこの一連の金融危機の最中であっても増収増益の決算を出し頑張っている企業もあるわけだからそういう企業にスポットライトが当たって欲しいですね」と期待を込めて書いていますが、日本経済の足元が見えていないのに、世界経済の大問題を解決できるとはとても思われません。とても残念ですが、それが麻生政権の現実なのだと思います。

2008 11 17 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.14

[ゴーログ]麻生政権:過ちを改めるに憚ること勿れ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「札幌生活」さんが、「10月末に麻生総理が発表した新総合経済対策とそれに続く追加の経済対策だが、果たして効果があるのか疑問だ」と鋭く切り込んでいます。

ついこの間まで戦後最長の好景気と言われていた状況が、なぜアメリカ一国から始まった金融不安に引きずられてここまで悪くなったのかの分析がよく見えない・・・。なにかというと財源確保のための増税論しか出てこず、たかだか数万円の給付金で数年後に消費税10%などと言われたら、いくら消費の拡大のための経済対策でも何の火付け役にもならない。給付金については所得制限を設けるべきだとの議論もあるが、はっきり言って1000万円の年収がある世帯には給付金は不要である。もっと下げて300万円以下の所得とかに限り、給付金を数十万円ぐらいにしないと何の効果もないだろう。高速道路の料金値下げもETCの普及度合いが地方により大きく異なる状況では効果が薄い。そもそも高速に乗り、ガソリンを消費してもらい、観光地でお土産を消費してもらうという、どう考えても庶民からいかに金を吸い上げることしか頭にないような対策だ。・・・結局カップ麺が400円と思っているおぼっちゃま総理の考えることは、給付金として一人当たりそのカップ麺30個分程度の金額でどうにかなるとしか考えていないようだ。(11月7日に与党合意で一人当たり12,000円となった)

 まったくおっしゃる通りで、まず重要なことは、「なぜアメリカ一国から始まった金融不安に引きずられてここまで悪くなったのかの分析」なのです。サブプライムローン問題は、アメリカの問題であり、日本は最もダメージが少ないはずであるにもかかわらず、なぜ、ここまで景気が悪化しているのかということに対する正確な現状分析がなければ、正しい経済政策が打ち出されるわけがないのです。
 昨春から、私が指摘し続けているコンプライアンス不況―― 実態を無視した過剰な規制強化による経済の停滞 ――という病に対する対策を講じなければ、今回の不況は厳しさを増す一方です。「利究の”中小企業金融経営研究所”」さんも、「医療・介護・福祉はせちがらくなるばかり。医者・看護士不足は深刻でついこの間も病院のたらい回しの結果、悲しい事故が起きてしまった。研修医制度や改正貸金業法など批判が多いものも、改める気配もない」と指摘していますが、「過ちを改めるに憚ること勿れ」という至言の意味を、麻生政権は全くわかっていないようです。

2008 11 14 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.13

[ゴーログ]麻生政権:効くようで効かない政策??

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「不動産と景気・経済」さんが、「政府・与党は追加経済対策の目玉として、過去最大規模の住宅ローン減税(控除上限600万円規模)を09年度の税制で実施する方針を明らかにしたらしい。対象になるローン残高も過去最大規模の5,000万円のようだ」と指摘しています。

そこそこの頭金があり、将来のローン返済に不安の無いホットな購入予定者には朗報なのだろう。だけど、そんな方は一握りなのではないか? いまどき5,000万円のローンが組めるのは、超一流、超安定企業の団塊ジュニア、ネクストジュニア層なのだろうが、いまどきどんな超一流企業も極めて視界不良な状態にある。中小企業の会社員、いわゆる庶民にとっては、給与天引きで納めた所得税から控除される金額が上限なのだから。仮に10年間1%の控除としたって、年間600万円の所得税を納めている方達がどれほど居るのだろう。満額の減税の恩恵を受けられるのはけっこうな収入のある人達に限られるということだ。昨年、税源移譲で所得税は下がり住民税が上がったりもしたのだから。リッチマン優遇減税と言われてもしょうがない。・・・大方の人は暫く景気の視界が良好になるまで、また充分住宅価格が下がるのを様子見するのではないだろうか。

 麻生流経済政策って、なんだか、効くようで効かない政策が多いんですよね。本当に素人に毛が生えたような古臭い政策の焼き直しばっかり。「くまさんの自立」さんは、定額給付金について、「緊急経済政策のバラマキをしようとしているが、バラマキ批判を受けたくないものだから、これまた、所得制限をするとかしないとか内部で揉めている」と指摘していますが、この内輪揉めは、いかに政策の中身が煮詰まっていないかという証明でもあります。「政策の成否は細部に宿る」という経済政策のイロハすらわかっていないのでしょう。麻生政権の経済ブレーンは、史上最低の部類に入るのかもしれません。

こんなくだらない定額給付金で満足げな顔を見せて欲しくない。お里が知れるというものだ。間違いなく、小学生でも考えられる内容だ。金額でいえばお年玉でも喜ばない金額だ。ましてや、自分達が払った税金を単に戻して喜ばそうなんてまさに姑息な手段以外のなにものでもない。まさに場当たり的なやり方だ。小学生のお年玉を親が預かっておいて、その中から子供にお年玉としてあげているようなものだ。悪いことに、いまの日本政府は大赤字の財政なのにもかかわらず、無理をして払い出しをしてしまっている。・・・大盤振る舞いとも言えず、しみったれたやり方としか思えない。それも全くの無駄な作業を伴っているし、やらない方がまだましだ。・・・各自治体もどのようのするのか戦々恐々として、作業が増えると思っていることだろうね。おばかな政府がこの国をダメにする! オバマ氏に日本に来てChangeして欲しい!

 悲しいことながら、「オバマ氏に日本に来てChangeして欲しい!」という最後の叫びに、同調したくなってしまいます。「残りものには福来たる~」さんは、「アメリカでは市場がパニック的に暴落するたびに次から次へと対応策が出てきたけど確かに日本はスピーディとは言えないんですよね~定額給付の条件もパッと決まらなくてなんとも頼りない! リーダーシップと決断力がない感じがしますね。だらだらと議論している暇はなく与党も野党も協力して迅速な対策を打って欲しいものですね!インパクトのある政策を!」と語っていますが、まったくそうとおりなんですよねぇ~。
 しっかりしろよ! 麻生太郎!

2008 11 13 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.12

[ゴーログ] 麻生政権:セーフティネット融資の実態

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】新『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「11月に入り、年末も近づいてきたので、中小企業の経営者にとっては、「年越し」の運転資金の確保に、奔走し始める頃ですよね…」とコメントしています。

ウチの会社でも、政府の経済対策で「セーフティネット融資」というのを活用すると、かなり金利を安く借りられるらしいということで、銀行の担当者に話をしたのですが、どうやら、借りられそうにないとのこと。・・・直近3ヶ月の売り上げが、前年同期比で3%以上下がっていないと、いけないようなんです。ま、確かに、当社は、昨年同期比より「売り上げ」は上がっています。しかし・・・営業利益は「大幅減益」です。・・・建売住宅の場合、平均購入単価が、ここ1~2年で、1千万円程度下がっています。一方で、資材などは値上がりしているので、販売原価は高止まり、さらに、「新価格」「特別キャンペーン」など、価格変更やイベント続きで販売管理費は増大し、営業利益は激減です。それでも、なんとか、お客様をよびこもう、最低限の利益は確保しようと、販売価格を下げ、経費をかけて、やっているのですけれど、それだと「セーフティーネット融資」は受けられないのですね。何のための、「セーフティーネット」なのやら…。・・・

もちろん、当社より経営が大変で、もっと、もっと、緊急、超緊急に融資が必要な会社もあるでしょうが、このままだと、その「8兆円」の枠のうち、何%が利用されるのやら…。今までも、けっこう、そうだったような気が…。中小企業が利用できない、「中小企業対策」なんて、ナンセンスだなあ…。すでに、この1年で、中小企業は、銀行から8兆円も貸しはがしされているんですけど…。一方で、「新銀行東京」は、自己破産した銀行員や、自民、民主、公明の都議や国会議員、秘書まで口利きで、不正融資しまくりですか…。「農林中央金庫」は・・・やりたい放題やって、公的資金で救済ですか…。まあ、自分の会社のことは、自分でなんとかしますが、このムチャクチャな日本の行政、官僚、議員さんたちを、なんとかして欲しいと思った、私でした。

 実際そのとおりで、麻生政権が打ち出している中小企業対策は、ほとんど「偽装政策」と言ってよい代物です。特に信用保証協会は、前回大々的に行った特別保証の尻拭いが終わっておらず、債務超過とも破綻寸前とも噂されている状況ですから、多少資本金を突っ込んだところで、保証するはずがありません。もしくは、目をつぶって保証しまくるしかないと思います。だって、お役人の彼らに中小企業を目利きする能力なんてないですよ・・・。
 的確かつ冷静なコメントで定評のある「ある女子大教授のつぶやき」さんも、「金融嵐の中で金融機関の貸し渋りや貸し剥がしが横行して、末端に位置する零細企業を倒産させてはならないことは明らかだ。総額20兆円強の信用保証枠の拡大や政府系金融機関の貸付枠の拡大は、年末にかけて運転資金の需要が高くなる中小企業にとって欠かすことはできない」と指摘した上で、「問題はいつものことであるが、枠を用意しても、さまざまな関門が現在の官僚制度と族議員によって構築されているから、中小企業の末端にまでは、この金の流れが行き着かないことだ。このように現在のシステムは崩壊していることが問題なのである。日経平均株価が全く反応しないどころか、むしろ下げてしまったことが、このことを明確に示している」と語っています。

いくら今の政府が景気対策と称して、手を打っても、肝心のシステムが麻痺していては効果は限られている。この硬直化したシステムを改革するには解散して総選挙で民意を問うことである。だから解散総選挙こそ最大の景気対策になるであろう。付け加えれば、現在、給与所得者の3分の1が、年収200万円以下となっているから、車もない、住宅ローンを組むこともできない人たちには、高速道路料金の引き下げや住宅ローンの減税なども、全く意味がないことも明らかであろう。景気対策と称して、総花的に選挙対策として金を投じるのではなく、福祉、医療、年金、教育など日本国システムの全体を持ち上げることに力を入れて、未来を明るくする方向にもっていくべきと思う。

2008 11 12 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.03

[ゴーログ]役人と政治家は同じ穴のムジナ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「薄唇短舌」さんが、蒟蒻ゼリー問題に関連して、野田聖子大臣について語っています。

クレーマー、モンスター消費者の標的になり、それが扇動的な記事で売らんかなのマスゴミと共振すると、その企業は槍玉にあげられ、執拗にメディアによる苛めの対象となる。その時、政治家と結託していれば恐らくもみ消されたり軽い処分で済む、といった方向になるのだろうし、そうでなければ企業存亡の危機がやってくるのだろう。

 これは本当に恐ろしいことで、クレーマーやモンスター消費者とマスコミの煽りが共振するだけで、企業が葬り去られるというリスクを目の当たりにした経営者たちは、心底やる気がなくなっています。真面目にやっていればやっているほど、「こんな国で商売なんてやってられるか?」と思うようになるのでしょうね。
 野田聖子大臣も、マンナンライフに製造中止を言い渡す前に、「Mutteraway」さんの「喉に異物を詰まらせた時(改定版)」を読んだほうがよかったのに・・・。いまからでも遅くないので、「Mutteraway」さんのブログを熟読すべきだと思います。
 「薄唇短舌」さんは、「消費者庁というのも、このままだとどうやら新たな利権の巣窟になりそうだな」と予測されていますが、私もそう思います。役人たちの企業イジメが非合理であればあるほど、政治家の介入価値は上がりますから、そういう意味で、霞が関(=役人)と永田町(=政治家)は同じ穴のムジナなのです。


2008 11 03 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.10.31

[ゴーログ]現場を知らない官僚の政策を止めろ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「時事を考える」さんが、「団塊世代の大西さんが上の世代が悠々自適の老後を送っているのをご覧になり、ボクたちの庭の芝生は枯れてしまったが、上の世代の芝生はまだ青々としていると嘆いてらっしゃる」と指摘しています。

おっしゃるように団塊世代よりも上の世代の方がより裕福なことは確かだろう。でも彼らの失敗はその上の優雅な老後を暮らしている人たちも含めて、彼らが当時得ていた権力の限りを尽くして、自分たちの生活水準を下げるのを渋ったことだ。このことで何が起こったのか? 結果的にせよ彼らの息子娘世代である、団塊ジュニアを中心とした雇用を極端に落とすことになり、哀れにも今日ロスジェネなどと呼ばれるに至ったワケだ。未だに公務員の馬鹿どもは人件費の予算を減らすのに自然減でとか言っているが、これはすなわち組織に新しい血を入れないということだ。彼らが自分たちの給与・賃金を下げて当時の若者を雇っていれば、今の日本の惨めな姿はないと断言出来る。今や彼らの息子娘たちは年長フリーターと呼ばれ、政府が100万円支援しますから雇ってくださいと言っているが、先行き不安のこの世の中で、何のビジネス教育も施されてもいない人間を雇える余裕のある企業は少ない、カネというニンジンをぶら下げるよりも、遅きに失していたとは言え、どうやって使える人間に仕立てるのか、そのことを真剣に考えるべきだ。この数ヶ月ヒタヒタと押し寄せる金融不安の寒空の中、企業から解雇とか契約解除を言い渡された非正規社員は多い、当座行える即効策は彼らの次の職場の面倒をみることだ、そこに企業側が一定期間解雇しないことを条件に、100万円を突っ込むなら有効かもしれないと思っている。

 私の雇用政策は、「時事を考える」さんのアイデアに近いのですが、非正規社員の若者を企業が3年間雇用した場合には、雇用し続けたという実績を証明した3年後に100万円を支払うというものです。100万円で100万人を雇う「1兆円プロジェクト」であれば、この不況対策として実施する意味があると思っています。
「みえだぶろぐ」さんは「今国会は揺れに揺れています。年金、失言、隠蔽、偽装、大臣自殺など。年金は国だからあまり問題にされていませんが、流用したと言うことは民間では詐欺罪です」と指摘し、「文化が欧米化し、『個』を求められる時代となってきました。そんな昨今今の日本の社会は転換期にあるのは間違いないと思います」と語っていますが、いずれにしても、「mono’s notes」さんが言うように、「無策のままではどうにもならないよ('ω')」というのが実情なんです。
 現場を知らない官僚に知恵をつけてもらった意味のない政策を垂れ流すのは、もう止めてもらいたいんですよ。おカネの無駄であり、かつ、経営の邪魔になるだけなんですから。「grounder」さんに教えていただいた下記の事例も笑えますよ。本当に。嗚呼・・・。

大人の社会科見学に行ってきました。と言っても流行の物ではなく、仕事に関連したもので、製紙会社からお招きで行ってきました。・・・見学は進みパルプや古紙の関連した施設に。ここでも?と。約1年前、発覚した再生紙偽装問題。この問題を通らず説明は不可能なので、経緯や実情をお話し頂きました。この日訪れたこのメーカーは主に二次加工が得意で、その原紙のほとんどは他メーカーから仕入れているらしく、自社での再生紙はボール紙などの製造で偽装はほぼ不可能な工場だったようです。しかし実際工場からも製品にならない紙(調子出しや不良品など)、古紙がたくさん出るそうです。 

そして再生紙問題以降、お役所が作成した古紙の定義を解説してくれました。それは工場外、消費者のレベルで使用されたものを回収したもの、と言う事で、これは工場内で出た不良品などの紙は「古紙」とは認定されない。何とわざわざ別の業者さんに買い取ってもらった物をまた自社で買い戻すという無駄をもって古紙として処理しなければならない…と。それはわざわざガソリンやお金や人間すらも無駄に使って「古紙」を作り出し、環境にやさしい?再生紙を作らされている、のが実状だそうです。最後に工場の方が直接仰っていたのですが「これが環境にいい訳ないですね」と。

2008 10 31 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.10.29

[ゴーログ] 野田聖子大臣が蒟蒻畑を叩いた理由?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「残りものには福来たる」さんが「マンナンライフの蒟蒻ゼリー『蒟蒻畑』を喉に詰まらせて亡くなられた人が出たということで製造停止しているようですが、早く製造再開してほしいですね! 蒟蒻ゼリーよりもお餅を喉に詰まらせる人のほうが圧倒的に多いんですよね!」と語っています。

子供に食べさせる時は、親が注意しているべきであってこれは家庭内の自己責任であって製造元の責任にするのはかわいそう、お門違いという気がしますね。何もかも駄目という規制社会はあまり居心地のいい社会とは言えませんよね。蒟蒻ゼリーが駄目ならお餅も食べるべきではないということになってしまいますよね!お餅にせよ、蒟蒻ゼリーにせよ、他人に迷惑かけていないわけだからリスクを理解したうえで食べる分には何ら問題ないと思いますね。

 最近の政策を見ていると、ものすごい規制社会になりそうな予感がします。このままだと、死亡事例が一つ出るたびに、製造中止にしなければならないのではないでしょうか。そういうご時世の中で、「くまさんの自立」さんも、「こんにゃくゼリー製造業者が今スケープゴートになっているからこそ、昨日の船橋市での『ハチミツパン』で窒息死したことがニュースに取り上げられていた」と指摘しています。

亡くなったお子さんのご冥福を祈りますが、これこそ自業自得でしかない。元々、食べることって『よくかんで食べること』が基本中の基本で、かまずに飲み込めば死がそこに待っているといういい教訓だ。にも、かかわらず、マスコミの報道は何故か矛先が給食用のパン「蜂蜜パン」に標準があっているようで、あたかも給食パンが悪いとでも言いたいような雰囲気が漂っている。キャスターたちもどうして、食べることは何を食べるにしても、噛むことをおろそかにすると大変危険な行為だと注意喚起をしないのだろうか。殺人事件についてはくだらないほど推論をして、多くの放送時間を割くにもかかわらず、肝心なことにはほんの少しの時間しか割かない。・・・ 

パンで窒息死するケースが高いのだ。乾燥しているものは喉につまりやすい。だからこそ、慎重にならなければいけない。・・・最近のこどもたちは、もしかしたら、小さいころから、親に「よくかんで食べなさい」なんて言われることがないのかもしれない。・・・親がバカだと躾も行き届かないからこそこんな問題が起きてしまう。こんにゃくゼリーも親や祖父母が注意して食べさせれば問題ない。・・・学校もバカな親たちの子供を預かるのだから大変だ。・・・そんなときによく出てくる言葉が、「親の顔が見てみたい」となるのだが、今は、自己責任の範疇なのにもかかわらず、責任転嫁をし、事故の起こった場所に八つ当たりをし、最後は国に責任をとらせようとする傾向が強すぎる。・・・「普通に食べれば問題ないはず」というのが当たり前のことだ。これは学校にも給食委託業者にも何も問題はない。申し訳ないが、一番の問題は食べることに対する親の躾ということだと思う。

 何でもかんでも、国の責任にするという行為は、何でもかんでも国の管理下に置かれてしまうということを意味しています。そして、何でもかんでも国に管理させるということは、社会保険庁の例を見るまでもなく、悲惨な結果をもたらすものです。
 この問題については、「ある女子大教授のつぶやき」さんも、「こんにゃくゼリー、食パンによる窒息死事件が続いた。張り切っているのは消費者担当大臣で、ゼリーの製造会社のトップを呼びつけてヒステリックに『小さな警告マークのみの商品は回収し、出直せ』と製造中止させたと報道されている。・・・業界団体に注意するのではなく、直接企業の幹部を呼びつけるやり方は、大臣のスタンドプレーである。会長をしている自民党消費者問題調査会でも、さまざまな法規制を取りまとめる方針というが、幼児向けでない食べ物を食べさせた大人にも問題がある。この調子でパンについても規制の輪をかけたら、業界はますます委縮してしまう」と語っています。

ここ数年、羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹くような規制強化が続いている。耐震偽装建築をなくすために検査を厳しくする、多重債務者を救うために金利の上限を引き下げる、投資信託では元本割れで泣く人をなくすために証券会社での販売規制を厳しくするなど、すべて霞ヶ関の後追い行政の付けである。この3k規制でどれほど景気の足を引っ張ってきたことか。・・・交通事故をなくすために車の使用を制限するのと同じで、米食を制限することはできない。ゼリーは特殊なケースというべきだ。・・・何か事あるたびに民間業者をいじめて、正義の味方きどりをすることはやめるべきであろう。この大臣にはマルチ商法を称賛していた経緯もあり、大臣として肝心なことを考える資質に乏しいように思う

 しかも、野田聖子消費者担当大臣のパフォーマンスに関しては、ある疑惑が急浮上しているようです。「【ネットEYE】『もりもり』の『今』を読むブログ」さんに、そのあたりを解説してもらいましょう。もしも、本当だったら、大変な話ですよねぇ。

野田聖子消費者担当大臣が、なぜ、「マンナンライフ」のこんにゃくゼリーを狙い撃ちにしたのか、そのワケが、だんだん明らかになってきましたね。・・・地元岐阜県のライバル企業「浪速製菓」が、こんにゃくゼリーの類似品を発売する予定があったんです! ここの社長のY氏は、野田聖子消費者担当大臣を応援するM会の相談役だとか、マンナンライフのこんにゃくゼリー「蒟蒻畑」が、製造中止にになって、店頭からなくなったら、あとは、浪速製菓のこんにゃくゼリーの独壇場ですものね…。これが、真実だとすれば、大変なことです。このことが、公になってから、「浪速製菓」のホームページからは、新製品の紹介が、削除されてしまいました・・・

 他にも、マルチ商法の親玉アムウェイと、ズブズブの関係にあるというのも、報じられてますし…。これで、消費者担当大臣が務まるのでしょうか? それとも、マルチ商法対策も、アムウェイ以外のマルチ商法を、一網打尽にする深謀遠慮だったりして…。自民党のプロジェクトチームの皆さん、民主党の石井一副代表を追及するのもいいですが、そうであるなら、マルチと関係のあった民主党の前田雄吉議員は、離党して、次期選挙への不出馬を表明しているのですから、野田聖子消費者担当大臣にも、辞任を求めるのが、筋というものでは?・・・いずれにしても、野田聖子消費者担当大臣は、進退を考えたほうが良いのでは、と思った私でした。いっそのこと、消費者庁も、やめましょうよ!


2008 10 29 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.10.28

[ゴーログ]お役人たちに税金の痛みは分からない

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「裏金作りの精を出す役人たち」と題して、「『起きてはならない事が起きた』との愛知県知事の釈明は真にしらじらしいものである」と一刀両断にしています。

「見つかってはならない事が見つかってしまった」と言った方が真実に近い気がする。裏金とか預け金などは、役人集団のこの業界内では常識ではなかったか・・・。今回は国庫補助金事業だけの不正経理の摘発ということである。限られた人数と時間の調査であることを考慮して、12都道府県と会計検査院は限定しているが、どう考えても氷山の一角で、霞ヶ関の中央官庁から、村役場までありとあらゆる税金で仕事をしている行政機関では行われていると思う方が常識であろう。・・・税金の無駄遣いはどこでも行われている・・・。無駄遣いとは言わないで、むしろ役人の仕事は税金をいかにして使い切るかにかかっているようだ。正確な試算が難しいが、ある研究によると、国民から徴収した税金が有効に使われている割合は60%とも言われている。これでは、いくら増税しても追いつかない。

自分で商売して税金を支払ったことのない方々は、中小企業の経営者たちが、いかに苦労して黒字を維持しているのか、そして、何のリスクも、苦労もしないで、利益から半分近くの税金を取り上げていくお上に対して、すさまじい憎悪を抱いているのか、知らないのでしょう。 だからこそ、まさにそういう「血税」を無駄遣いどころか、不正使用しても良心の呵責を感じないのです。お役人たちには、税金の痛みが全然わかっていないのです。「利究の ”中小企業金融経営研究所”」さんも、「冬の賞与も食品関係を中心に減少しそうですし、倒産やリストラも増えそうです。巷は『節約ムード』に包まれています。外食やデパートは軒並み苦戦です。そんな中で『節約』に無関係な人たちがいます。12道府県の不正経理です」と指摘して、怒りを露わにしています。

懲りない人たちですね。・・・予算を使い切らないと来年度減らされる仕組みもおかしいのですが、架空発注で業者の口座にプールする「預け」が悪意ないという知事の感覚??? 疑いますよね。総額10億円以上ですよ。・・・随意契約での接待や天下り先など、何度同じようなことを聞いてきたのでしょうか?・・・2006、2007年にも「預け」という同じ図式で指摘を受けていたのに、何の反省もありません。所詮人のお金ですし、もらった予算は使わないと損とばかりに架空発注する。異常ですよね。経費削減をした部署は誉められてしかるべきなのに、やはりこの国の官僚や公務員制度は疲弊というより、感覚が麻痺しています。少しくらい叩かれても痛くない習性を身に付けているのです。是非、一定期間民間企業で働いてみればいい。自分の恵まれていたことに気づくのではないかと思う。政財官の癒着は悪いという感覚すら麻痺させる所まできている。この際民主党に一度政権を渡した方がいい・・・。

 本当にそうですね。自民党の霞が関依存政治は限界を迎えています。それにもかかわらず、麻生内閣は官僚主導の政策策定によりかかるだけ。「役所の裏金問題が露呈してしまった」と怒り心頭の「くまさんの自立」さんは、予算会計の問題点を以下のように指摘していますが、麻生首相も、そういう観点から政策を考えてみてはいかがでしょうか。

諸悪の根源は「予算会計」だ。予算会計は当初計画した予算書通りにお金を使い切ることが満点とされ、満点以外はないというのが常識の世界。・・・民間企業の行っている企業会計の考え方とまるで正反対だ。・・・予算会計の弊害が裏金づくりのできる温床を創り出していることはもう間違いない。国から末端の外郭団体まで予算会計を行っているところには、多かれ少なかれ、裏金は存在すると言っても過言ではない。裏金はなくても、補助事業の中で 運用指針に書かれている範囲内だったら、関連したものを購入していることは間違いなくある。・・・企業の年間の収支計画は売上は多く求め、経費は当然節約に節約を重ねて、収益を確保するということだ。しかし、国の補助金、言い換えれば 国民の税金で運営されているところは、予算が全ての収入と名目上も実体上も考えてしまう。予算会計を行っているところには、基本的に余剰金は発生しない。つまり、収益は発生しないわけだから、裏金をつくらないと、補助金の資金使途以外の物品等を購入できないわけだ。そこがそもそもの大問題。

 予算会計の中に何でも使えるような勘定科目が実はない。予算会計上は全て使途がはっきりしていることが大前提なのだからやっかいだ。本来ならば、税金を頂いているわけだから、経費節減し余ったらば国庫に返上することが本来の考え方だ。しかし、その中にどっぷりつかっていると、国庫に返上すると言うことは、担当者にとっては始末書ものとなる。自然と返すことがもったいないになってしまうし、永年やっているとそれが役所内の慣習となってしまっている。補助事業のやり取りをしていると、年何回か予算の消化状況を報告しなければいけないことになっていて、「使い切れますよね」「返還ないですよね」なんて言葉が年度末になると平気でかわされる。つまり、・・・予算額は使い切ることが合格でそれ以外は汚点がつくということだ。そのような環境にどっぷりつかっている人間たちの考えることは、予算額で確保した皆さんの税金をいかに自分達のことに使えるか裏金を造りたいと思うのは至極当然のことだ。裏金作りをほんの少しは罪悪感はあるのだが、公然とやってしまい、自分達の福利厚生や遊ぶ金に充当してしまう。

2008 10 28 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.10.03

[ゴーログ]麻生内閣:日本は封建国家なのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「【ネットEYE】『もりもり』の『今』を読むブログ」さんが、「ホント、世襲候補が多いですよね。総裁候補も、麻生、石原、石破の3候補が、『2世議員』。自民党は、大体、半数近くが『2世議員』『3世議員』だそうです」と指摘しています。

民主党も、「世襲候補の出馬制限」検討したらしいのですが、お蔵入りになったようです…。小沢党首、鳩山幹事長を始め、30%近くが、「2世議員」ですからねえ…。麻生内閣で噂があがっている、入閣候補も、小渕優子さんや、石破茂さんや、浜田靖一さんなど、「2世議員」だらけです…。・・・1990年以降の総理経験者12人のうち、8人が「2世議員」という日本の社会が、「活力や創造力を生む社会」になると思えますか? しかも・・・日本国中見回すと、「2世教員」「2世警察官」「2世外交官」「2世市役所職員」 なぜか、公平・公正なはずの公務員に「2世」があふれています…。もう、これじゃあ「自由主義国家」とか「資本主義国家」とは言えません、まさしく「封建国家」でしょう…。

 残念ながら、本当に日本は「封建国家」なのかもしれませんね。社会保険庁の不祥事で官僚がダメだということがわかっても、「お上に頼る」というDNAは変わりそうにありません。2世議員に対する批判が高まったところで、結局のところ、2世議員に投票してしまうという国民性も変わっていません。

ウチ向きで、力のあるものを排除する社会と、実力ある者に、チャンスが与えられる社会と、どちらが、個人にとって、そして世界にとっても、魅力があり、将来性がある社会に映るかは、明らかでしょう。200年続いた江戸幕府は、結局、外圧と幕末の志士たちによって倒され、「明治政府」が発足しました。今度は、「レガシーシステム」と化した、明治以来の日本のシステムを、創造的に破壊する時です。

 日本は、永田町と霞が関の身分制を擁護したままで、没落していくのかもしれませんね。悲しいことです・・・。

2008 10 03 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.10.02

[ゴーログ]麻生内閣:政治家は顔が命?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「自民党総裁選は地方票が圧倒的多数で麻生太郎に投票されていた。・・・衆院選解散して、麻生太郎なら勝てると思っているのだろうか」と厳しく糾弾しています。

小沢一郎なら民主党が勝てると思っているのだろうかと全く同次元なのだが、2人揃って、国際舞台に立って欲しくない顔だ。・・・2人とも はっきり言って、人相がきらいだ。悪役になら適役なのだが、表に立つ人の顔ではない。これほどまでに強面というか、魅力のない顔が日本の顔になることだけは避けたいものだが、これがいまの日本の政治、政治家の実力なのだろう。笑ってもどこか顔が引きつっているという笑顔にしか見えない。

 ある政治評論家が、「政治家はセクシーかどうかで決まる」と言っていました。確かに、人間としての魅力がないと、リーダーとしては資質が欠けるのかもしれません。そういう意味で「顔」は大事でしょうね。日本の顔として相応しいのは、麻生氏なのでしょうか、小沢氏なのでしょうか、それとも・・・?

2008 10 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.10.01

[ゴーログ]麻生内閣:偽装政策が幅を利かす

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Mutteraway」さんが、エコ偽装なるものに対して、疑問を呈しています。

朝日新聞によれば、「環境省「エコ偽装」商品許さぬ 徹底検査・結果公表へ」だそうだ。この見出しを読んで感じたのは、そもそも政府がマスコミを煽りながら進めている個別の地球温暖化対策なるものに、定量的な数値目標が見当たらないのは何故だろうか?・・・政府が強制するゴミの分別やリサイクルや「エコ」印を認めた商品が、10年後の地球平均気温を何度下げるのかという「定量的な効果」が何処にも無い。それをいえば、地球大気中の二酸化炭素を何%減少させたら、たとえば日本の平均気温が何年で何度下がるかという「定量的な効果」の発表も無い。・・・地球温暖化に対してはっきりとした定量的効果を示せないエコ商品の広告検査に、8億2千万円もの税金を使う事にどんな意味があるのだろうか?

 残念ながら、「Mutteraway」さんが懸念しているように、エコ予算を取るために、偽装政策が続々と発明されることでしょう。そもそも「目指すべき低炭素社会」というものに対して明確な定義がない中で、政策効果が不明確な政策を垂れ流すという旧態依然の悪弊が繰り返されそうです。
とはいえ、麻生内閣の経済政策は、財政資金の垂れ流しを躊躇しない、ということですから、偽装政策もOKなんでしょうけれどね・・・。嗚呼。

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海外投資事情セミナー2008 東京国際フォーラム

木村剛・大武健一郎氏によるプロの視点による解説と現地運用会社からの本当の情報をお伝えいたします。
パネル・ディスカッションでは、外国株アナリストを交え、ロシア・ベトナム投資のポイントを各パネラーが語ります。

日時: 2008/10/4(土) 12:30~17:00(予定)
定員: 1100名(先着順)
会場: 東京国際フォーラム B7ホール アクセス
JR線 〒100-0005 東京都千代田区丸の内三丁目5番1号代表 電話 03-5221-9000
有楽町駅より徒歩1分
東京駅より徒歩5分(京葉線東京駅とB1F地下コンコースにて連絡)
地下鉄 有楽町線:有楽町駅とB1F地下コンコースにて連絡

お申し込みはこちらまで

2008 10 01 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.09.16

[ゴーログ]麻生首相?:野中広務氏が憎んだもの

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「カトラー」さんが、自民党総裁の本命と目されている麻生氏に対する批判を激しく展開しています。一読に値するコラムなので、興味のある方は、是非「カトラー」さんのブログを訪ねて、全文を読んでください。

前回の安倍辞任では、実はそれは麻生が仕組んだものだとするクーデター説が流され、麻生の評判が、がた落ちになった。いわゆる麻生包囲網がしかれ、そこに福田康夫が出馬の意向を示したものだから形勢が一気に福田に傾いてしまった。この麻生包囲網の形成から福田の担ぎ出しに至る流れの中で大きな影響力をもった人物がいる。既に政界を引退している野中広務である。安倍が辞任した直後の「時事放談」という番組に出演して、幹事長の麻生にも大いに責任があるにもかかわらず、安倍から政権を禅譲しようとしているのはクーデターにも等しいと強く批判した。しかし、既に政界から姿を消して4年余りが経過していた野中が、どうして強い執念を持って反麻生の動きに出たのかは、ほとんど報じられていない。・・・

野中広務は、2003年10月に政界を引退したが、その最後の自民党総務会に出席し、満座の中で麻生太郎を以下のように面罵した・・・「総務会長、この発言は、私の最後の発言と肝に銘じて申し上げます。・・・・あなたは大勇会の会合で『野中のような部落出身者を日本の総理にできないわなあ』とおっしゃった。そのことを、私は大勇会の三人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!」・・・麻生のこの発言は、後に国会でも取り上げられたが、麻生は「そうした発言はしていない」と否定している。野中は、それに対して、証人をつかんでいることを明言しながら、政治家としての最後の場面に臨み、麻生太郎を目の前にして完膚無きまでに面罵したわけだが、・・・「麻生は、何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった」という。

欧米であれば、麻生のように人の出自に関する差別発言を行ったら、間違いなく、その時点で政治家としての生命は終わりだろう。政界では、部落差別発言をおこなった麻生に対して野中が痛烈に面罵したことは、周知の事実だが、大マスコミに報じられることはなかった。それを報じることは、野中広務という政治家が部落の出身であることを公知のものにすることであり、メディアとして部落問題にコミットすることを意味する。意図的にか無意識的にかはわからないが、部落問題と聞くと過剰に臆病となる新聞、テレビといった大マスコミは、麻生の部落差別発言を、野中と麻生の間の確執として捉え、あえて矮小化して見過ごしたのである。・・・

野中の政治家としての最後の叫びを、マスコミが取り上げなかったのは、別の見方をすれば、政界を去っていく野中に対する「武士の情け」だったとも考えられるが、状況は変わった。麻生太郎が、この国の宰相となる可能性が生まれているからだ。当初、小池百合子と麻生の一騎打ちになるとの話もあったが、小池百合子が反麻生の動きの受け皿になることを嫌って、麻生、森善朗のラインが動き、与謝野馨を今回の総裁選に担ぎ出した。その結果、安倍辞任の時のような、麻生包囲網をひくことは困難になっている。しかし、今後、野中は、あらゆる手段を使って、体を張ってでも、麻生の前に立ちはだかろうとするだろう。問題なのは、マスコミや政界だ。自民党の総裁選大安売りを囃し立てるばかりで、麻生太郎が野中広務に対して投げかけた部落差別発言をきちんと取り上げ、この人物が、そもそも宰相の座に就くに値しない、単に口の軽いだけの67歳のお坊ちゃんであることをどうして指摘しないのか。・・・

(麻生氏は)ニートの問題に言及しながら、以下のような若者論を述べている。「・・・ニートはニートで彼らのペースで、スローライフをゆっくりと生きて行くことを、世の中が認めてもいいんじゃありませんか」「食えない時代じゃないんだから、のんびりやってりやいいんだよ」という麻生の言い方をニートと呼ばれている若者達は、果たしてどのように受けとめるのか聞いてみたい。・・・こうした麻生の言い草は、案外、麻生財閥の跡取りとして、生まれてこのかた食うに困ったことのない自身の実感を素直に語っているだけなのかも知れない。ただし、それは、耳障りこそ良いかも知れないが、ニートたちにとって何の問題解決にもなっていない。・・・麻生がこここで発している「あまり、高望みをせず、ニートはニートらしく彼らのベースで」というメッセージは・・・麻生のような為政者の立場から言うことは、「武士は武士らしく、百姓は百姓らしく」、あるいは「部落民は部落民らしく」と、「○○らしさ」を強要した封建領主と何ら変わるところがない。・・・そして、「○○らしく生きる」とは、部落に生まれ、「自助努力」こそが、差別を撲滅する唯一の道と信じ、差別に甘んじる同じ部落の人々とも激しく闘ってきた野中広務が最も憎んだ、奴隷の思想に他ならない。 

 恥ずかしながら私は、野中氏の出自と麻生氏の発言を、この「カトラー」さんのブログで知りましたが、もし、それが事実であれば、野中氏の激怒は当然だと思いますし、差別を唯一の根拠として総理の資格を問うた麻生氏の資質には大きな問題があると思います。
 マスコミの方や一部ネットの人たちにも共通しますが、個人に対して「部落出身」「朝鮮出身」「○○の手先」などとレッテルを張って、誹謗中傷して盛り上がる人々は、人間として最低の部類に入るのではないでしょうか。既存マスコミに対する対抗勢力としてのネット言論界においては、その程度のマナーは自ら守っていただきたいと思うのですが、やっぱり無理なのでしょうか・・・。

2008 09 16 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.09.12

[ゴーログ] 福田前首相辞任の真相は?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「カトラー」さんが「福田首相が突然の辞任表明を行った」という書き出しで、福田氏が政権を投げ出した裏側を推測しています。大変興味深い洞察なので、できれば、直接「カトラー」さんのブログに立ち寄って全文を熟読してみてください。

安倍晋三の後釜として・・・首相の座に引っ張り出された時は、火中の栗をよく拾ったものだと思った。今、思えば、ひとつだけ心に秘めた戦略があったのだろう。それは小沢一郎を介した民主党との連立である。巷間、「大連立」と騒がれた連立構想は・・・実際は、福田の方から渡辺恒雄を通じて持ちかけたものだった・・・この連立構想に小沢一郎も乗り、いったんは党内調整に動いたが、予想外の猛反発に合ってこの構想は破綻してしまった。福田の唯一の政権戦略が破綻し、この時、政権の短命化が決定づけられてしまった。その後、大連立構想の破綻は、小沢一郎の辞任騒動にまで発展したが、小沢が周囲からの慰留によって変心し、辞任表明を撤回して民主党の党首として留まることを決意した以降は、対決姿勢に終始し、二度と腹を割った対話に応じることはなかった。今回の辞任会見でも、小沢一郎との連携に活路が見いだせなかったことに今更のように未練たっぷりに言及しているように、福田首相は、小沢一郎との会談が不調に終わった後も諦めることなく、民主党との連携を模索し続けた。何事も他人事のようで、内閣総理大臣として何をやりたいのかわからないという批判を受け続けた福田だが、唯一なりふり構わずこだわったのが、民主党との連携だった。ここに、今回の辞任の本質がある。

福田が進めた民主党との連立構想に、あからさまに不快感を露わにしたのが、公明党だ。自民党との連立政権は、あしかけ10年に及んでいるが、その間を通じて小選挙区での共闘体制などが進み、公明党がいなければ、まともに選挙もできなくなってしまった。今や、公明党は、国会で与党席の一角を占め数の上でキャスティングボードを握るだけでなく、自民党という政党自体の生殺与奪までも握るようになってしまった。・・・自民党の議員からは、決して表だって声があがることはないが、集票マシーンを持った公明党に自民党が徐々に取り込まれ、コントロールされていくことの恐怖が生まれていた。民主党との「大連立」は、公明党との蟻地獄のような関係とは別の、もうひとつの選択肢を持つことで、自民党の自立性を守りたいという密かな願望の現れでもあったからこそ、公明党は激しく反発したのである。・・・ 

福田首相の辞任の隠されたメッセージとは、日本の保守政党の第一党である自由民主党が、創価学会の風下に置かれている現実をあからさまにしたことだ。「宗教者」と政治屋の顔を使い分け、北朝鮮のように独裁権力を恣にしている人物のコントロールを受けた政党に長くキャスティングボードを握られている日本の政治を憂えないとしたら、それはまともな職業政治家とはいえない。・・・辞任会見で・・・「自民、公明両党の政権が順調にいけば、それに越したことはない。しかし、私の先を見とおす目の中には、決して順調ではない可能性がある。その状況の中で、不測の事態に陥ってはいけないとも考えた」福田の言葉は、自己韜晦的で、ほとんど何をいいたいのかわからない。しかし、私は「(自公連立は)決して順調ではない可能性がある」という言葉に、福田が公明党に対して投げかけた最大限の毒を感じる。自公連立に亀裂が生じていて、それが将来にも及ぶ可能性があることを、一国の首相が辞任会見の場で初めて認めたのであり・・・暗に、辞任が自公連立の限界に起因することを示唆している。たぶん、福田の「先を見とおす目」には、この亀裂をもとに、日本の政治が一気に流動化する姿が見えている。そして、そこでは福田のようなタイプの政治家には、出番がないこともわかっているのだ。

 「森さんを政権から引き摺り下ろして、結果的に小泉政権を誕生させたのは、公明党の神崎さんの発言と言われていますが、今回も裏で引導を渡したのはどうやら公明党のようです」(by「時事を考える」さん)とか、「最大の理由は内閣改造でも支持率の回復ができなかったこと、自民党内部からの造反発言、公明党に意思決定で振り回されたことであろう」(by「ある女子大教授のつぶやき」さん)という読みもあるようですので、「カトラー」さんの洞察は、かなり核心を突いているのかもしれません。福田前首相による詳細な解説が聞きたいものです。

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緊急シンポジウム
「自民党総裁選を斬る ~空気読めない候補者は去れ~」

【概要】
竹中平蔵氏をはじめとするチーム・ポリシーウォッチによるシンポジウム。

【スピーカー】
■チーム・ポリシーウォッチ
 ●竹中 平蔵(慶應義塾大学教授 / 経済学博士 )
 ●加藤  寛(嘉悦大学学長 / 慶應義塾大学名誉教授/ 千葉商科大学名誉学長 / 経済学博士)
 ●松原 聡(東洋大学経済学部総合政策学科教授 / 経済学博士)
 ●冨山 和彦(株式会社経営共創基盤代表取締役CEO)
 ●木村  剛(株式会社フィナンシャル代表取締役社長&CEO) chick
 ●野村 修也(中央大学法科大学院教授 / 森・濱田松本法律事務所客員弁護士)
 ●岸  博幸(慶應義塾大学教授)
■特別ゲスト
 ●本間 正明(関西社会経済研究所所長 / 近畿大世界経済研究所所長)

【募集要項】
日 時:9月15日(月)16:30~18:00
受講料:無料

詳細はこちらから>>>
http://webcas.mori.co.jp/mail/u/l?p=mMl9jtAvUy8Z
お申込みはこちらから>>>
http://webcas.mori.co.jp/mail/u/l?p=4YsfLasuN5IZ


2008 09 12 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.09.10

[ゴーログ] 麻生と小沢によるバラマキ政策の結末

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんが、「麻生氏自民党と小沢民主党とが、『ばら撒き合戦』という名の滅びの道へと突き進み始めるのだろうか」と懸念しています。

滅びへの道は広くて明るい、一見バラ色にも見える。滅びへの道は、「ばらまき」というなの甘美な麻薬を打ち続けてくれる。けれども、滅びへの道で最後に待ち受けているのは、破滅である。破滅という名の終着駅に着く前に、日本はもう一度、構造改革という名の「狭き門」(日本経済の復活への道)に気が付くだろうか・・・。小池百合子・自民党政権が誕生して、再び、日本経済が構造改革という名の「狭き門」へと舵取りを切りかえることは、可能なのだろうか・・・・。もっともっと多くの人が苦しまないと、構造改革という名の「狭き門」が存在していることに、日本経済は気が付かないのだろうか・・・安倍前首相以来頓挫してしまった規制緩和や税制改革などの行政改革を推し進めて、再び「小さな政府」を目指して、日本経済の生産性を上げること、日本経済を再び活性化させることが、何よりも最優先されなければ、日本経済は再び滅びの道を転げ落ちてしまう。

 今回の自民党総裁選は、これまでと違った顔触れなので、結構楽しめそうですが、政策論という観点からいうと、争点は、「構造改革を止めて、バラマキ政策で行く」のか、「むしろ構造改革を加速させて経済を成長させるのか」のどちらを選ぶのかという一点に尽きると思います。旗幟鮮明にして、政策論争をしていただいて、負けた候補を推薦人は、みんなで自民党から脱藩したらどうでしょう。
 「その正体が最近あからさまになった、秋葉原オタク派ならぬバラマキ派=麻生さんだけは勘弁して欲しい」という「時事を考える」さんなんかも、そういう展開を期待しているのではないでしょうか・・・。
 どなたが立候補するにしても、勝ったら自民党のリーダーになり、負けたら新党を結成して新党のリーダーになる、という程度の覚悟は欲しいと思います。それぐらいの覚悟さえできれば、色々なことができるのではないでしょうか。日本人の底力を見せつけてもらいたいものですね。

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080904mag_fukuda

ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:愚痴を言うリーダーは最低だ


福田首相が辞任した。後継を選ぶ自民党総裁選に向けて麻生太郎氏や小池百合子氏の名前があがっているが、もっと若いリーダーが出てくるべきである。
福田氏は、はっきり申し上げて器ではなかった。こういう器ではないリーダーをもう一度選ぶようなら日本は終わりだ。


続きはポッドキャスティングで・・・・。
http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/080904/080904mag_fukuda.html

2008 09 10 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.07.14

[ゴーログ] 橋下知事には頑張ってほしい!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「珈琲ブレイク」さんが「テレビで、橋下知事の指示を受けて活動する『財政再建プロジェクトチーム』のドキュメンタリー番組が放送されていた」ことについてコメントしています。

大阪フィルハーモニーは大阪の文化振興のために資金援助が必須だ、という。救急病院は府民の命に関わることだから予算減額には応じられない、という。障害者補助は弱者保護のため減額できない、という。それぞれの予算の使途にそれなりの意義があるのはわかるが、その元手となる金をどうやって工面するかが今問題なのだ。それは自分たちが知ったことではない、行政の責任者の仕事だ、というのが彼らの言い分なのだろう。日本の多くの人たちが、いつからこんなに「お上頼り」に堕落してしまったのだろう。・・・今では多くの国民や府民が、すっかり「お上におんぶにだっこ」になっているようだ。・・・「お上」にばかり依存していると、わるいことをしても「公務員法」で守られて罰せられることのないお役人ばかりがはびこり、お役人が支配する国民・府民の「富」の範囲が広がり、民間にまわるお金は減少し、民間の活力はどんどん衰えて、国民も府民もじりじりと貧しくなっていくのだが、どうしてそんな自明なことに気づかないのだろう。ほんとうに橋下知事は大変だと思う。「タレント」も「識者」も信用しない私は、最初は彼を信用しておらず、投票しなかったけれど、今の彼の孤軍奮闘をみていると、「がんばれ!」と心から声援を送りたいと思う。

 私も、橋下知事を密かに応援しています。橋下知事は至るところでバッシングにあっていますが、これは良いことです。というのは、彼がやっていることが軋轢を産んでいるのは、本当の意味で既得権益に斬り込んでいる証拠だからです。軋轢が起こらないというのは、それは、本当の意味で「改善」や「改革」ではないということを意味します。
 報道によれば、橋下知事が打ち出した府議会の議員報酬(月額93万円)と政務調査費(議員1人あたり月額59万円)の削減案に反発が湧き起こったとのこと。「くまさんの自立」さんは、こう述べています。

大阪府議会の議員報酬でやはり自分達だけは別のようで、15%削減には納得したようだが、政務調査費については議長提案の15%を自民、民主、共産の3会派だけが受け入れ、公明党だけが20%削減を主張し、協議は物別れに終わったそうだ。・・・政務調査費削減案も当初はばらばらで・・・、自民と公明が20%減、民主が5万円もしくは10%減、共産が10%減として、主張に隔たりがあった。民主党と共産党が政務調査費の削減率が低いのが訳がわからない。国会で考えれば、自民・公明が反対して、民主・共産が賛成している場合が多いのだが、こと大阪府に限っては、全く逆だ。党の政策が、地方と国では全く違うということだ。国では、税金の無駄遣いはするなと言いつつ、地方では、削減率が低い所でイヤイヤしている感じがする。・・・なんだか、正体を見せてしまったようで、民主・共産はがっかりだ。逆なら判るのだが、なんだか失望感だ。

 民主党が本物の改革をするかどうかについては、よくよく注意して見守る必要があると思います。一つ間違うと、自民党以上に無責任なバラマキ政党になるかもしれませんからね。それにしても、橋下知事には頑張ってほしいと思います。

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:ビジネスを殺し続ける規制に歯止めを

貸金業法の改正、建築基準法の改悪、日雇い派遣の禁止など
厳しい規制が招く不況を警戒してきたが、とうとう
その影響が日銀発表の数値にも現れるようになってきた。


http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/080702/080702mag_kisei.html

2008 07 14 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.07.11

[ゴーログ] 国家的詐欺にペナルティを!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「行政の未来予測値」というタイトルで、きわめて示唆に富んだ指摘をしています。

霞が関の役所で作成する道路の交通量や国民医療費などのデータは全部が全部過大な値を予測する。できるだけたくさん国民から税金を吸い上げ、計画するプロジェクト予算は最大限膨張させることが使命であるからである。全国どこの高速道路でも、交通量が予測値に達しているところは皆無である。中には計画値の30%などという道路も存在する。このような詐欺的な手法で行われる仕事には罰則規定を設けなければならない。

1994年に旧厚生省が国民医療費は現在24兆円であるが、2025年には6倍の144兆円に達すると発表して、安定的な医療体制を維持するために、国民負担を増加させなければならないとした。このデータを元にして、介護保険制度の導入、病院の窓口負担の引上げ、保険料の大幅増大、そして問題の後期高齢者医療制度の実施などが行われて、国民に負担の増大を押し付けてきた。

その後、この最大限に捏造された数値は見直しごとに下方修正されて、97年には100兆円、00年には80兆円、06年には56兆円となり、厚労省の詐欺的な手法があからさまになってきた。このような数値の算出と審議には、審議会などを通じて大学の御用学者も参画している。研究会、審議会などと称して、外部の学者たちによる権威づけという手法もまかり通っている。国民はこんないい加減なデータに騙されて税金を払い続けている。

 これって、ヒドイですよね。144兆円→100兆円→80兆円→56兆円、ということだと、当初の40%にも満たないじゃないですか! こういう国家的詐欺こそ、検察に取り締まってもらいたいものです。
 今後の制度設計において、計画値の50%を下回った場合には、それに費やした国費の1%を上限に、担当した公務員の退職金と年金と賞与を、遡って没収することにしたらどうでしょう?
 そしたら、かなりの部分の無駄が省かれることになるんじゃないでしょうか?

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:ビジネスを殺し続ける規制に歯止めを

貸金業法の改正、建築基準法の改悪、日雇い派遣の禁止など
厳しい規制が招く不況を警戒してきたが、とうとう
その影響が日銀発表の数値にも現れるようになってきた。


http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/080702/080702mag_kisei.html

2008 07 11 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.06.26

[ゴーログ] 水と食糧をどうするのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「利究の ”中小企業金融経営研究所”」さんが「水の惑星とも言われる地球で表層にある水の量は約14億立方kmで、その内96%強は海水です。人が利用できる淡水は0.075%しかないそうです」と指摘しています。

温暖化の影響でアラスカの凍土やヒマラヤの万年雪も溶け始めているようです。この雪も淡水の一部です。・・・人が増えれば食糧が必要になるのは必然です。食糧を生産するのに膨大な水を必要とします。身近なあの牛丼一杯で約風呂10杯分の水を使っているそうです。それくらい他の穀物や食肉の場合も大量の水が必要なのです。中国の大河でも上流で米作のための灌漑用水を引いてしまうため、下流では相当水量が減っているようです。例を挙げると、1kg当りに必要な農業用水は、お米で5000リットル、小麦で3200リットル、食肉は豚肉・牛肉共に約10000リットル強の水を必要とするそうです。・・・ある日の東京の家庭を調査したら、1人1日280リットルを使用している、一方ケニアの11人家族が1日に使う230リットルしか使っていないと書かれていました。つまりケニアの方の約13倍の水を消費していることになります。最近でこそ飲み水は買うことも多くなりましたが、それ以外はほとんど節約という感覚はないのではないでしょうか?

海水の淡水化事業や水の循環利用システムを構築し、限りある資源を有効に使うことが必要になってくると思います。人智でどこまでこの問題をクリアできるかです。異常気象の関係で、水の偏在も見られます。サイクロンによる大量な雨がアメリカ、最近ではミャンマーで大きな被害を出す一方、中国・内モンゴル自治区東部では2007に過去最悪の干ばつが襲い、小麦の輸出国であるオーストラリアでも2年続きの干ばつで小麦の収穫が大幅に減っています。大手の海運会社では10年以上前から水を運ぶタンカーで中東に水を運んでいます。本当に石油と同じような価値を持つ時代がそう遠くない時期にくるような気がします。

 残念ながら、間違いなく、21世紀中に水資源の問題が深刻な形で表面化すると思います。そして、それは、食糧自給の問題と相俟って、極めて難しい様相を示すのではないかと個人的には真剣に懸念しています。
 その点についても、「利究の ”中小企業金融経営研究所”」さんは、「日本より食糧自給率の高い国さえ穀物の輸出の制限を始めています。最悪のシナリオを考えれば、いくらお金を出しても海外の国が輸出をしてくれないとしたら、国内で賄うしかありません。一説によると今、全く輸入食糧が入ってこなくなると一日1人当り900カロリーしか日本の自給率から行くと取れないそうです。こんなにのんびりしていいですかね?」と指摘していました。そういう中での米の減反政策について、こうコメントしています。

新興国の需要増加は止まりそうにありません。・・・穀物つまり主食の高騰や過度の不足でエジプトやカリブの島国などで暴動も起きています。では日本は大丈夫かと言うと、食糧自給率39%。もちろんG7の国でダントツの最下位。穀物では自給できるのはお米くらいでしょうか。けれど日本の農業人口は高齢化し、耕作面積は減る一方です。・・・減反政策でドンドン米作から離れて行きます。中国・インド・ベトナム・ロシアなどが穀物の輸出禁止や輸出税を掛けるなどして、自国の食糧を守ろうと必死です。我が日本政府は「のんびりムード」世界の穀物事情などどこ吹く風という感じです。日本は税金を使っても守るべきことに対して、とても鈍感な気がします。この低い食糧自給率で、本当に大丈夫なのか問いたい気持ちです。小麦が大豆が輸入できなくなった時を想定することはないのでしょうか?

また輸入穀物の価格が高騰すると買えない層も今の日本では出てくるでしょう。エジプトなどの暴動を対岸の火事のように見ていていいのですか? 格差社会が食べ物まできたらと思うと、ぞっとします。諸外国でも食糧自給率を維持するために、税金を投入しても農業を保護している国は珍しくありません。諸外国の輸出制限が更に強まることはないのでしょうか? 輸入量が大幅に減ること有り得ないことではないと思うのですが、具体的な動きは見えません。急に休耕田でお米を作れと言っても、生きた土にするまで5~10年はかかるそうです。

 世界において、水と食糧は、21世紀における大問題になります。少なくとも日本国としては、自国民の水と食糧について、どう確保していくのかについて、戦略を打ち立て、布石を打っていかなければなりません。スローガンだけで、そういう気配が感じられないのがもどかしいですね。
 「くまさんの自立」が「社会保険庁のメチャクチャさ加減、財務相から始まって居酒屋タクシー、公務員のマイレージポイント、国土交通省の官製談合等々。ひどいものだ。社会保険庁についても犯罪行為を行っても、ほとんど処罰されない。国家公務員としての考え方が狂っている。公僕であるべきなのだが、公僕なんて言葉は全くない」と指摘していますが、官僚の方々には「公僕=パブリック・サーバント」としての役割を本当に果たしていただきたいと思います。
 「官僚任せにするならば、日本国民のように将来破綻確実と言われる年金を唯々諾々と受け入れ、クルマが通らない無駄に立派な道路がそこいら中に引かれることになる」(by「時事を考える」さん)ということでは本当に困るのです。

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:たばこ税の行方

厚生労働省の研究班が、たばこひと箱1,000円になった場合
5兆9,000億円の増収が見込めるという試算を発表した。
この増税案は中川秀直氏の主張する「消費税増税の前にやるべきこと」のひとつとして
あげられたものだが、超党派で政界再編が出来るかどうかを賭けた、
非常に政治色が強いものだ。


http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/080625/080625mag_tabaco.html

2008 06 26 [04. 経済政策を語ろう!, 11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.05.02

[ゴーログ] 国家は官僚の所有物なのです

皆さん、こんにちは。木村剛です。「ええじゃないか!」さんが、「会社が株主のものだとイヤな方々」という優れたコラムを書いています。

A.国家は国民のものだ! 
B.国家は国民を代表する政治家のものだ!
C.国家は委託されて運営する官僚(と公務員)のものだ!

a.会社は株主のものだ!
b.会社は株主を代表する取締役のものだ!
c.会社は委託されて経営する経営陣(と社員)のものだ!

主権(所有権)がどこにあるかは、
トーゼン判った上で言い張ってんだろう。
Aの人はaだし、Cの人はcだと思う。
ええじゃないか!ええじゃないか! 

 なるほど~~~。これは、わかりやすい。「会社は委託されて経営する経営陣(と社員)のものだ!」と主張する人びとは、「国家は委託されて運営する官僚(と公務員)のものだ!」と思っているわけですね。やっぱり、北畑経済産業省次官は正しい~ぃ!?


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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:「日銀はしっかり日本の現状を見よ」

日銀は4月30日午後、白川総裁になってから初の展望リポートを公表し、
2008年度の実質国内総生産(GDP成長率)の中央値を1.5%と予想、昨年10月の2.1%から下方修正した。
景気の現状については「減速している」と指摘し、その一番の要因は海外要因(サブプライムローン問題)によるもの
であるという。しかし、実際は日本の景気の悪さは海外の問題によるものではない。
国内の消費が良くないという現状をもっとしっかり捉えるべきだ。


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2008 05 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.04.25

[ゴーログ]taspoって天下り対策ですか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「◆たいちぶろぐ(総合)」さんが、taspoについて語っています。

自販機で煙草を買うのにカードが必要になる。東京は7月から。タバコ人口を増やしたいのか減らしたいのか分からない制度です。カードの作り方は簡単。申込書に住所・氏名・年齢などを書いて「顔写真を貼って」出すだけ。こんなばかな制度のために顔写真入りの電子マネーカードなんて作るかよ。もしtaspoでしかタバコが買えなくなったら自動的に禁煙できるから逆にいいかもね。どうせコンビニでは手渡しで売るのだし、taspoを導入しない自販機も残るし、taspoカードの不正入手もあるだろうから未成年者の喫煙は減らないと思うし、そのうえカードをつくらない人も増えたらタバコ人口はもっと減るね。たばこ税の税収も馬鹿には出来ないはずなんですが、国としてはタバコを吸えない国にするつもりなのでしょうか? 個人的にはそれでもいいですがね。

 TaspoのテレビCMを見るたびに、「これって、何か意味あるの?」と思ってしまいます。どう考えてもナンセンス。受注するカード会社やシステム会社におカネを落とすためとしか思えないプロジェクトですよね。
 あっ、そうか。
 きっと、受注した企業において、天下りのポストを作るためにやっているんですね。そのほかにも、Taspoの基準を管理する公益法人を作ったり、業界の協議会を組成してしまえば、もっと天下り先が確保できるし・・・。
 やっぱり日本の官僚は頭がいいなぁ・・・。

2008 04 25 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.04.04

[ゴーログ] 踏み字事件は冤罪ではない?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが「被告12人全員の無罪が確定した2003年の鹿児島県議選に関係する事情聴取の際、親族の名前を書いた紙を無理やり踏ませたとして、刑法195条の特別公務員暴行陵虐(りょうぎゃく)罪に問われた元同県警警部補に対する判決が福岡地裁で開かれ、有罪の判決が下された。この志布志事件に関連して法務大臣の発言の方が問題が大きい」と指摘しています。

この事件は捜査の在り方が問われ、取り調べの適正化を求める議論につながった。裁判員制度開始を控えて、欧米で始められている警察の取り調べに録音や録画を取り入れる試行も実施される気運も出てきた。この事件に関連して、踏み字よりも、もっとレベルの低い発言が法務大臣からなされているが、これの方が大問題であろう。志布志事件として報道されているこの事件は、権力によるでっち上げ事件であることが確定したので全員無罪となったのである。しかしながら、先月、法務省で開かれた会議で法相の次のような発言が報じられている。 

「志布志事件は冤罪と呼ぶべきではないと考えている。「角を矯めて牛を殺す」ようなことがあってはならない。十分に反省して、一層活発に、前向きに、検察官としての活動をしていただくように心からお願いする」。何かと問題発言の多い大臣であるが、黒を白という大臣の考えには驚き以外に表現のしようもない。昨年9月にも「死刑執行は自動的に進むように考えたらどうか」と発言して問題とされた。前の発言と合わせると、「捜査の誤りなどはどうでもよい。逮捕した被疑者は素早く処分してしまえ」と言っているように聞こえる。このようなお考えの法務大臣のもとでは、いま問題となっている電車内での偽装痴漢で有罪とされた男などは「それでもやっている」として処分してしまえとなりかねない。恐ろしいことである。 

 「お上は絶対に間違わない」という官の無謬性を徹底している日本という国は、最近、本当に「恐ろしい国だ」と思います。どうしてそう思うのか、知りたい方は、逮捕された敏腕会計士である細野祐二氏が書いたベストセラー『公認会計士vs特捜検察』(日経BP)をお読みください。この国が歪んでいる様を実感できると思います。

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:「ガソリン値下げで騒ぎすぎ」

ガソリン税の暫定税率が期限切れとなり、4月1日から、値下げされたガソリンが一斉に出荷された。3月分の在庫は安くならないためにガソリンスタンドの対応はまちまちで、混乱しているかのような報道がなされている。
たかだか25円ガソリンが下がって、社会に混乱が起こるとか騒ぐ事自体全くのナンセンスである。


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2008 04 04 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2008.03.26

[ゴーログ] 人事庁の真実:大本営発表に騙されるな!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんのトラックバックに、「池田信夫Blog」と「河野太郎の『ごまめの歯ぎしり』」が紹介されており、人事庁の内幕が解説されています(こういう風に他の方の記事を簡単に紹介できるところが、ブログの素晴らしいところですね)。

 

私は、「人事庁」と聞くと、やはり、また「新しい『庁』を造るのかな?」と、ちょっとげんなりしていた。・・・池田信夫Blog記事霞が関のスパゲティーから、この「人事庁構想」は、あの、霞が関の鬼才にして霞が関の裏切り者:高橋 洋一氏がシナリオを描いたのだと知って、「あ!これ(人事庁構想)なら 少しはいけるかも!!!」とは直感した。人事庁は、日本の構造改革をわずか5ミリメートル程度しか推し進められないかもしれないが、創設しないよりも、創設したほうがましだ。・・・今現在の人事庁構想をめぐる報道の迷走ぶりについては、池田信夫Blog記事霞が関のスパゲティーの孫引きで、河野太郎の『ごまめの歯ぎしり』の怪文書「素朴な疑問」が、一番分かりやすいと思いますので、以下、全文抜粋 引用。


公務員制度改革に対し、官僚と族議員が猛烈に反対活動を始めている。渡辺大臣の表シナリオに対して、官僚がメディアにこっそりリークする裏シナリオ(新聞などに書かれているのはこれだ)、さらにその裏側にもう一つ、最後の裏シナリオというのがある。メディアの取材がいかに記者クラブなどに頼りきりかと言うのが露呈するテーマでもある。官僚から投げられたえさにせっせと食いつく。だから、官僚のリークがそのまま記事になり、相場観が作られる。・・・


今回の改革のポイントは、

一、内閣が幹部人事を一元管理する

二、キャリア制度の廃止

三、政官の接触の集中管理

四、協約締結権の付与

五、内閣人事庁の設置


僕は全面的に賛成だ。が、役所は姑息に反対闘争を仕掛け、馬鹿な族議員がおだてられて踊っている。・・・姑息な官僚が、怪文書をばらまいている。題して「公務員制度の総合的な改革に関する懇談会報告書への素朴な疑問」。何が素朴な疑問だ!


曰く、「政官の接触を集中管理すれば、国会議員が情報を得られなくなりかえって官僚主導になる」 冗談ではない。企画立案を担当しているはずの幹部が、国会議員への根回しにどれだけの時間を使っているのか。しかも厚生省の幹部などは、舛添大臣は違うお考えのようですが、などといいながら、勝手な根回しをしている。・・・気にくわない大臣に関しては与党幹部に御注進して、それを潰そうという官僚のやり方をとめようというものだ。接触するためのルールが制定され、きちんと国会議員にも情報は伝わっていく。


素朴な疑問曰く、「キャリア制度を廃止して、優秀な公務員が集まるのか。一人の公務員が採用されてから退職するまでにどんなキャリアを歩むかという観点から制度設計を考えるべきではないか」 バカいってんじゃない。一種採用されると七年で課長補佐、二十年で課長といった横並びのキャリアパスに、今時の優秀な若者が集まるか。能力があればそれだけの仕事ができるというチャンスがあることが人を引きつける。さらに、中途採用を増やし、キャリアを多様化させ、組織を活性化させることが必要だ。採用から退職まで四十年のキャリアパスを示しても、そんなものに従って自分のキャリアを送ろうなどと考える若者がいるだろうか。もしいても、そんな人材が国家にとって必要だろうか。渡辺大臣は、三十年後には天下りができて、金銭面でも帳尻が合うとかいうモデルキャリアパスを示せということかと怒っている。・・・


曰く「懇談会が提案する幹部候補生育成システムはキャリア制度の看板の掛け替えではないか」 今の制度は二十二歳あたりでの試験の結果で、一生の身分が決まってしまう制度だ。そんなばかなことはない。新制度は、採用試験の別なく、採用後の働きぶりに応じて幹部候補生を選抜し、また、見込みがないものは候補から外すものだ。

民間企業と同じようなあたりまえの制度になる。・・・


曰く「人事を内閣一元管理にして、実際に仕事をしている省の人間以外がきちんとした評価をできるのか。大臣の任命権を制限することが適当なのか」・・・今回の懇談会提案は、幹部や幹部候補の人事を一元管理しようというもので、三十万人いる国家公務員全員を対象にするものではないのだ。幹部職員は、指定職とよばれる幹部が887人、それに加えて課長相当職が3891人。こんな一元管理、大企業でも人事部で一元管理している。大臣の任命権が制限されるなどというのは、自分のお仲間人事と天下り権益の一括管理を守りたいだけだ。


曰く「内閣人事庁は、労働基本権の付与とセットになる話しだ。それがなければ新しく庁を作るほどの業務量はない」 各省が事業部ならば、内閣人事庁は人事部だ。縦割りを排除し、政府の一体的な機能を高めていくためには一元的な人事部が必要だ。政府として、重点的な政策分野に人的資源を投入することを考えれば、内閣直結の人事機能は必要だ。・・・たいした志もない官僚は、本隊に評価されるなら、本隊を見て仕事をするに決まっている。・・・

というロクでもない「素朴な疑問」なる怪文書が出回っている。

この文書通りの発言をする議員がいたら、実名で糾弾しよう。

 「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんは、これを受けて、「霞が関の偉い人々って、本当に、姑息だったのね。だから日本の一般のオジサンたちも、どんどん姑息になってゆくのね」と嘆息していますが、まったく同感ですね。昔は、もっと骨太の国家論をぶち上げるサムライがいたように思いますが、保身に汲々とするばかり。
 いずれにしても、これからは、霞が関発の大本営発表にだまされないようにすることが本当に大事だと思います。そのためには、「池田信夫Blog」と「河野太郎の『ごまめの歯ぎしり』」は必見です。この2つのブログは、是非、毎日チェックしてください。

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:「米国株急反発とバーナンキの試練

3月11日の米国株式相場は急反発して5年8カ月ぶりの上げ幅となった。
今回FRBがとった対策は、これまでの「学者っぽい」バーナンキからすれば、なりふり構わぬものだった。この相場の反応は、マーケットが本当のプロフェッショナルを必要としているということの証である。


http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/080312/080312mag_frb.html

2008 03 26 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.12.19

[ゴーログ] 武部爆弾は破裂するのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「釣りとダウンタウン大好きブログ」さんが、杉村太蔵議員のことを書いています。

出身地である北海道での出馬をうったえる杉村太蔵議員ですが、自民党は小泉チルドレン優遇を切る構えで、公認は得られない見方が強くなってきました。これに太蔵議員はブチギレ(?)無所属でも出馬すると言い出しました。小泉チルドレンには「刺客」と「比例組」がおり、郵政選挙で大勝した比例南関東ブロック35位の太蔵議員は後者です。つまりラッキー当選であるという言われ方もされるわけです。自民党は参議院を民主党にもっていかれ、衆議院は背水の陣で挑むわけなのですが、また年金の問題が再燃してヤバそうな雰囲気になってきました。無所属で28歳の青年がやっていけるのでしょうか?かといってまた比例35位じゃまず勝てないでしょうし、思わぬしわ寄せに自民党が揺れています。

 杉村太蔵議員による「揺れ」は大したことないでしょうが、もし、小泉チルドレンを仕切る武部元幹事長が離党の「揺れ」を起こすと、与党が、衆議院の3分の2を割り込んでしまう可能性が出てくるからです。
 個人的には、武部元幹事長が小泉チルドレンを引き連れて離党する「武部爆弾」が年末までに破裂したほうが面白い(?)と思っていますが、実際にはなかなか難しいんでしょうねぇ・・・。でも、このまま古賀誠選対委員長に小泉チルドレンを虐殺されれば、政治的なパワーを失ってしまうのですから、ここはひとつ、杉村太蔵議員の蛮勇に学んで、思い切っていただきたいものです????


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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:「サブプライム問題とFOMC利下げ

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http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/071212/071212mag_subp.html

2007 12 19 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.11.23

[ゴーログ] 小沢民主党党首は嘘つきなのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「貸倉庫@埼玉県 瀧田倉庫産業 社長のブログ!」さんが、「平成15年、朝日新聞や週刊文春などが火付け役となり、ワイドショーなども連日取り上げることとなった福岡殺人教師事件は覚えておいででしょうか?」とコメントしています。

教え子に「死に方教えたろうか」と恫喝したという福岡市の公立高校の小学校教師の事件です。新聞、週刊誌、そしてワイドショーとかなりの取材合戦があったようです。しかし後の裁判で明らかになりますが、実際は、教師による「いじめ」という事実はありませんでした。・・・結果的に、両親側一方に立って報道していた報道機関は、ウソの垂れ流しとなっておりました。・・・少し聞き込みをすれば、それを防ぐことが出来た・・・報道機関ももう少し商品(記事)の質について責任を持つべきではないかと思います。現在の報道は、特にわれわれが関心を持ちそうなネタについては、・・・一方的な垂れ流し報道になっております。現在の前防衛事務次官の問題もそうです。守屋元次官も恐ろしく腐敗しており驚きましたが、真に国益に反しているのは、反守屋の情報を垂れ流し続ける山田洋行側である可能性もあります。しかしながら現在は守屋バッシングばかりとなっております。(これからマスコミは手のひらを返して、山田洋行側を断罪するかもしれませんが。)

 詳細については、是非、「貸倉庫@埼玉県 瀧田倉庫産業 社長のブログ!」さんのブログを訪ねて全文を読んでいただきたいと思いますが、本当にメディアリテラシーを高めていかなければいけないと思わされる今日この頃です。何と言っても、この国は、大メディアが大連立などという離れ業を自ら仕掛けて記事にしてしまう国なのですから。
 ちなみに、「貸倉庫@埼玉県 瀧田倉庫産業 社長のブログ!」さんは、読売新聞東京本社代表取締役社長・編集主幹の老川祥一氏の講演を聞いておりまして、下記のように感想を述べておられます。

読売新聞といえば、つい先日の自民党と民主党が大連立を組むか組まないかで話題となり、民主党の小沢代表まで辞任するかしないかという問題まで発展した渦中の新聞社です。当然ながら、渡辺恒雄氏からの持ちかけがあったのかどうなのか、気になるところです。老川氏の本日の講演では、ニュースソースは言えないが、またハッキリしたことは言えないが、とのことながら、「事実は小沢さんの言っていることと正反対ですよ。」とのことでした。 つまり、老川氏は連立を持ちかけたのは小沢氏だと、そして、「ニュースソースは言えないが」ということなのですが、「渡辺恒雄氏から直接聞いたことなんですよ」という意味でよろしいかと思います。果たして、どちらが本当のことを言っているのでしょうか?しかし、東京本社社長がこんな発言をしておいて、もし本当のことでなかったとしたら、もっともっと権威失墜ですな。

 これは、天下の大新聞である読売新聞の責任者が「小沢民主党党首は嘘つきだ!」と断罪していることと等しいですね。小沢党首は、白黒はっきりさせるためにも、読売新聞社に対して、異議を申し立てるべきではないでしょうか。
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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:「消費税増税の前に」


政府税調が、消費税率引き上げを求める答申を取りまとめた。
財政事情が厳しいということで消費税を増税しなければ
立ちゆかなくなっているのだろうが、
その環境にまだなっていないと言うのが実態ではないだろうか。


http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=197875134

http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/071121/071121mag_zei85.html

2007 11 23 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.11.05

[ゴーログ] 鳩山法相の友人の友人はテロリスト?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。わたしの友人の友人が国際テロ組織のアル・カイーダだ」と語った鳩山邦夫法相について、「ある女子大教授のつぶやき」さんは、「法務大臣としての発言としては軽率のそしりは免れない。欧米の新聞では、すでに、日本の法務大臣はテロリストに友人がいると報道されている」と指摘しています。

 口が滑ったというのはわからないではないですが、法務大臣のコメントとしては、許されない一言でしょうね。「くまさんの自立」さんは、「議員にしておくのがもったいない。議員なんかやっているより、小説家になった方がいいかもしれない。もったいないさすぎて、キャスターにした方がとても面白いだろう」とコメントしています。

自分の立場は法務大臣ということがまったくわかっていない。法務大臣だったら「テロリスト」対策をなんとかしろということだ。テロリストが友人の友人でいることもわかった。テロリストが平気で日本をうろうろしていることもわかった。彼の職責からすれば、当然知り得ているのだろう。知っているならば、なんとかしろと言うことだけだ。逆に言えば、鳩山法務相は国民に不安を煽っているとしか思えない。それがこの人の発言の罪の大きさだ。法務大臣が日本にテロリストがうろうろしていることをしりながら、何もしないなんて、職務怠慢だ。あ~あっ!こんなの法務大臣ではテロリスト天国になってしまう。

 とはいえ、責め立てるばかりではかわいそうですから、「ある女子大教授のつぶやき」さんがご紹介している「人は自分の知人を6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになれるという仮説を六次の隔たり(Six Degrees of Separations)という。SNSなどのネットワークサービスはこの仮説が下地になっている。計算すれば分かるが、44人の知人を持つ人は、地球上の総人口65億人と6人を介して間接的な知り合いとなる」というロジックを借りて、擁護してみましょう。

鳩山法相:「記者の皆さん、『わたしの友人の友人が国際テロ組織のアル・カイーダだ』という発言は正確性を欠いていたので、訂正させていただきたい。『わたしの友人の友人の友人の友人の友人の友人が国際テロ組織のアル・カイーダの一員だ』というのが私が言いたかったことである。それは、あなたの友人の友人の友人の友人の友人の友人が国際テロ組織のアル・カイーダの一員であることと同じだ」――やっぱりダメですか・・・。


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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:「もうお上に頼るものか」


国土交通省が発表した9月の新設着工戸数が前年同月比44%減となり
過去最大の減少幅となった。これは6月の建築基準法改正の悪影響である。
耐震偽装の問題はお上に頼っても直らない。
お役人が生活を守ってくれるというのは間違っている。
自分の生活は自分で守るようにしたい。

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=197875134

http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/071031/071031mag_okami82.html

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11月は2週連続で『FJ資産運用サミット2007』が土曜日に開催されます。
両日ともに木村 剛が出演します。

お申し込みサイトはこちらです。→ http://www.financialjapan.co.jp/FormMail/Supports/FormMail.html

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2007 11 05 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.10.18

北朝鮮問題:外交官は何をやっているのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、「外交問題で重要な事項を電話で依頼したとは、新首相の外交センスを疑わざるをえない」と福田外交に関して嘆いています。

南北首脳会談の前に首相は韓国の大統領に電話で「拉致問題の解決に協力を得たい」と要請して、これで拉致についての有効な手を打ったつもりでいたという。その結果、北の独裁者から返ってきた言葉が「拉致日本人はいない」というものであった。まさに、北からの拉致終結宣言である。これほど日本にとっては重要課題を他国の大統領に丸投げしたわが国の首相の大失態である。北の独裁者も日本からの直接の質問ではないから、反論される恐れがないので、これ幸いとばかり終わったことと宣言してしまった。あの人は風采からは想像できないくらい、そこのあたりのセンスが抜群に優れているように思う。・・・これで、日本政府は反論すらできないままに、拉致についての取っ掛かりすら失ってしまった。・・・首相は所信表明演説でも「すべての拉致被害者の帰国を実現」などと言っていたが、自らかすかな糸口まで絶ってしまった。このまま、米国がテロ支援国家の指定解除の約束を履行したならば、北の体制が崩壊するまで、拉致問題は闇の中に葬られてしまうこととなる。

 北朝鮮問題は、わが国の外交力の弱さを思い知らされる格好の材料です。現実問題として、北朝鮮は日本を交渉相手として認めていません。直接二国間交渉に入った米国は、日本の事情を無視して、テロ支援国家の指定解除までやりかねない勢いです。
 日本は、口うるさい評論家は多いのですが、実際に部隊を動かす実務家がいません。外務省というお役所は一体全体何をやっているのでしょうか。鈴木宗男氏が『闇権力の執行人』(講談社α文庫)において、外務省官僚の失態振りを実名で告発していますが、北朝鮮問題における無力さ加減をみていると、「外務官僚は無能だ」と言わんばかりの鈴木宗男氏の主張が正しいように思えてしまいます。
 陸奥宗光にしても、小村寿太郎にしても、わが国の昔の外交官は、もっと骨と知恵があったように思えるのですが、どうなっちゃっているのでしょうか・・・?

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
今週のテーマ:「資産運用サミットに行こう!」

日本では学校でお金について学ぶ機会というのは無く、
投資本あるいはマネー雑誌というのは残念ながら筋の悪いものが多い。
このイベントを通じて本当に学ばなければならないの事は何なのか、そして、
株式や商品の情報に直接触れることの大切さを知ってもらいたい。

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=197875134

http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/071017/071017mag_summ80.html

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11月は2週連続で『FJ資産運用サミット2007』が土曜日に開催されます。
両日ともに木村 剛の講演があります。

お申し込みサイトはこちらです。→ http://www.financialjapan.co.jp/FormMail/Supports/FormMail.html

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2007 10 18 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.09.25

[ゴーログ] 麻生氏善戦の背後にあるもの?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが「自民党総裁選で福田康夫氏が決定されました。 福田康夫氏330票62% 対 麻生太郎氏197票」と報告してくれました。

 「無菌育ち3はお堅いのがお好き」さんは、「福田でも麻生でも、世の中良くなりそうにない」とおっしゃっていましたが、「くまさんの自立」さんは、「福田康夫氏の総裁の方が、不思議に安定感があるように感じますし、閣僚を調整できるようにも感じてしまいます」と一応評価していました。
 それにしても、麻生氏は善戦しましたね。「無菌育ち3はお堅いのがお好き」さんが「自民党本部前に『麻生フリーク300人』が集結して、麻生コール3時間ですって」と紹介しているように、「あの顔で」というと申し訳ないのですが、結構人気が出たみたいですね。その背景には、ネットの威力があったようなんです。

なんで麻生が人気なのかってーと、特にネットで人気なんですよね。発端は麻生太郎応援フラッシュウルトラマンガタロウだと思います。(音声注意) 

ウルトラ漫画タロウ。こちら解説ページ

見て分かるように、結構毒のあるフラッシュなんですが。人気ってのは不思議ですね。・・・ともあれ、人気があると、演説も勝手にネットにupされ、勝手に人が集まり、「人気があるんだから、いい人みたい」とますます人気が出る、と。だから、今回負けても余裕なんでしょうね。

 はっきり言って、「ウルトラマンガタロウ」はかなりの出来栄えです。皆さんもアクセスしてみてください。笑えます。

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
「家計が豊かに?-金融資産過去最高-」
はこちらからご覧いただけます。

日銀の発表によると、家計が保有する金融資産残高は前年同期より2.9%増えて
1555兆3989億円となり、過去最高となった。
「景気回復」といわれて久しいが、経済が活性化するカギは
この1500兆円という大きな金額を個人がどのように活かしていくかにある。
あなたがポートフォリオを見直す際に、決して忘れてはならないチェックポイントがある。
続きはこちらから↓


http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=197875134

http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/070919/070919mag_asset76.html

2007 09 25 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.09.21

[ゴーログ]自民党総裁選はどうなる?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「政治ニュースを追っかける」さんが自民党総裁選について、コメントしていました。

安倍晋三首相の辞意表明を受けて総裁選レースが始まったかと思いきや、既に大勢は判明している模様です。本命視されていた麻生太郎氏が次の日にはほとんどカマセ犬状態。「永田町、一寸先は闇」を絵に描いたようで。この風向きの変化を見ていてふと、加藤の乱の一幕が思い出されました。金曜日までは加藤派、山崎派ともに意気揚々と不信任案に賛成の勢いでしたが、土日で風向きが変わり一気にトーンダウン、そのまま腰砕けに終わったことはまだまだ記憶に新しいところです。・・・今回のポスト安倍を巡る動きの中で、福田氏の出馬含み発言のタイミングがなんとも絶妙なものでした。加藤の乱にそのまま当てはめることはできませんが、それでも相似形にとどまる構図だとは思います。総裁選の行方がまたガラリと変わる可能性も100%否定できるものでもありませんが、とにもかくにも今回の権力の空白を補って余りある次期政権を期待したいところです。

 確かに、福田さんの登場の仕方は絶妙でしたね。勝ち誇った(ようにみえた)麻生さんの表情が徐々に曇っていく様子を、テレビの画面は時々刻々映し出すのですから、テレビというメディアは残酷です。
 ただ、いずれにしても、どちらが首相になっても、いわゆる「構造改革路線」は大きく後退すると思われます。ちなみに、「Mutteraway」さんは、以下のように評していますが、皆さんは、福田派ですか、それとも麻生派でしょうか?

福田さんはどちらかというと旧世代の雰囲気を残す調整タイプではないか。党内をまとめてイラク特措法の問題をきちんと片付けるだけの力がありそうだが、その反面、改革は表向き進んでいるようでも、骨抜きにされそう。ローゼン麻生の異名を持つこの人は、秋葉原のヲタへは言葉遣いに気を配るものの、外交や国内差別問題ではポロポロと口を滑らせてしまう確信犯。やる気も度胸もあるが、口害で首相の座を追われそう。在任中はテレビタックルや朝のワイドショーに多数のネタを提供してくれそうだ。


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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
「家計が豊かに?-金融資産過去最高-」
はこちらからご覧いただけます。

日銀の発表によると、家計が保有する金融資産残高は前年同期より2.9%増えて
1555兆3989億円となり、過去最高となった。
「景気回復」といわれて久しいが、経済が活性化するカギは
この1500兆円という大きな金額を個人がどのように活かしていくかにある。
あなたがポートフォリオを見直す際に、決して忘れてはならないチェックポイントがある。
続きはこちらから↓


http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=197875134

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2007 09 21 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.09.18

[ゴーログ] 安倍晋三氏は「月」だったのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。先週勃発した安倍首相の退陣には、本当にビックリさせられました。考えられる限り、最悪の辞め方だったように思います。「くまさんの自立」は、以下のように指摘しています。

所信表明演説をし、代表質問直前に首相官邸で辞任発表を行ったことなど、まったく前代未聞だ。・・・返す返すも、・・・首相の器ではなかった。小泉純一郎氏が太陽なら、・・・月。小泉さんのひかりで反射して光っていただけだった。それがわからず、自民党内部でも大きな勘違いをしてしまったということだ。自民党にも安倍さんにも、悲劇の始まりだった。

 残念ながら、この辞め方は、安倍晋三という政治家が「首相の器」ではなかったことを端的に示してしまったような気がします。「Mutteraway」さんは、「ジタバタしながらも、最後までやり遂げれば、一定の評価が後から付いてくるではないか。まわりの事を気にせず、なりふり構わず、自分の意思を貫き通した末に、それでも駄目なら刀を握ったままで討ち死にすれば良いのだ。カッコよく畳の上で腹切って果てようなんて思わない方がよい。末代まで未練が残るよ」と評していましたが、そのほうが良かった感じはありますね。
 「無菌室育ち3はお堅いのがお好き」が指摘しているように、「間が悪いねぇ。大臣を辞めさせるべきときにやめさせず、内閣改造すべきときに、せず、首相を辞めるべきときにやめず、だもんねぇ。参議院で敗北したときにやめるべきだよねぇ」という正当な批判に答えられないでしょう。
 また、「ある女子大教授のつぶやき」さんも、「何か問題が起こると、はじめはそのことを矮小化して、たいしたことではないとしておいて、だんだんと問題が大きくなってきて、どうしようもなくなってから、対策に乗り出すという政治パターンについても、この辞任劇で踏襲されている」と厳しく批判しています。
 起こってしまったことは致し方ありませんが、今後の日本の政局と日本の行方については、強い関心を持たざるを得ません。以下に示す「ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘」さんのコメントを真正面から受け止めて、跳ね返すことのできるリーダーが出現してくることを望みます(「望み薄」だとは知っていますが・・・)。

この空白の約一年間。日本の評価がここまで落ちてしまったことだけは、虚しさ・悲しさを覚える。一個人で何もできることは無い。今までの日本はどこを向いていたのだろうか? そして、これからの日本はどこを向いていくのだろうか? 少なくとも今は誰も明確な答えを持っていないことだけは事実だ。ただ、一国を率いる首相のリーダーシップ、求心力というものは、「将来に向けた日本の方向を明確に示す力」であることだけは、この空白の一年間で私には見えたような気がする。そして、政治家の劣化が日本全体の劣化と海外に受け止められることだけは、何としてでも避けたいと私は思う。既に政治も日本も劣化していると感じている方も存在するかとは思うが。

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
「安倍首相辞任へ-リーダー不在の日本-」
はこちらからご覧いただけます。

「安倍首相が辞意を表明」衝撃的なニュースが世界を駆けめぐった。
世代交代の旗頭でもあり、今後の日本を考えた場合に安倍首相の世代やさらに若い世代が
どう日本を引っ張っていくのかが注目されたが、今回驚くと言うよりは呆れ返った。
これはリーダーシップの問題である。

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=197875134

http://www.financialjapan.co.jp/podwmv/070912/070912mag_abe75.html

2007 09 18 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.24

[ゴーログ] 小沢一郎は、経済政策・選挙戦略・政治姿勢で完勝した?!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「カトラー」さんが、安倍首相との対比で、興味深い小沢一郎論を展開しています。

小沢は、中央マスコミの視線の届かない過疎の村のスーパーの店先でミカン箱の上に立って辻説法を繰り返していた。・・・そして、公共工事がなくなり自民党が差配していた富の分配構造が崩壊している間隙をついて、小沢が打ち込んだのは、「農家に対する所得補償」という楔(くさび)だった。・・・実は、小沢一郎が打ち込んだこの楔「農家への所得補償」は、財務省の役人から反発をかうような政策ではない、むしろ逆だ。中央が吸い上げた富を公共工事や地方交付税という形で地方に再分配するという、明治以来続いてきた富の分配構造が崩壊した現在、財務省も本音では賛同せざるを得ない政策だ。というのも、富の分配の方法としては、真水(所得補償)を直接農家に分配する方が、一番無駄が無く、最も効率的だからだ。

そのことは、夕張市が破綻した顛末を見れば、明らかだろう。道路工事やレジャーランド開発に湯水のように補助金、税金が注ぎこまれた挙げ句に、全てが灰燼に帰した。老人ばかりになった過疎地の一人区の町や村に一度でも立って見れば、人っ子ひとり歩いていないような土地に対してどんなに投資を重ねたとしても、文字通りドブにカネを捨てるようなものであることが誰にだってわかるはずだ。・・・中央と地方の格差は、今に始まったことではない。ふるさと創生、商店街復興、中央市街地再生、産業クラスター育成、等々、掲げられるキーワードはさまざまだが、その格差を埋めるために、カネを地方に還流させる算段が仕組まれ、そこに土建業者の談合や自民党の政治家の利権が発生し、自民党の地盤が形成された。しかし、そうした構造の帰結として夕張市が破綻したように、地方への利益誘導手法や分配構造自体が持たなくなってしまった。もう、無駄な道路やレジャーランドを作る金や余力は、中央にも地方にも残っていないのだ。・・・

100世帯しか住民がいない村に10億円かけて無駄な道路や将来にわたり金食い虫になる公共施設を建設するよりも、年間50万円の真水の所得補償を世帯ごとに行えば、10年間にわたって支給しても、半分の支出ですむ。その意味で、小沢一郎が提唱した農家に対する所得補償とは、富の分配ルールと手法の転換の先取りを意味するものといえるだろう。・・・つまるところ、安倍政権は、中央マスコミが連日書き立てていた年金問題や閣僚の不祥事による逆風に負けたのではない、政策で負けたのだ。さらにいえば、一人区に徹底的に潜行するという小沢一郎の選挙戦略にも負け、ミカン箱に立って辻説法するという政治家としての姿勢においても完膚無きまでに負けたのだ。しかし、呆れたことに、このおぼっちゃん宰相には、そうした敗北の自覚さえ無いようだ。

 「カトラー」さんの分析は相変わらずスルドイと感心するばかりですし、安倍首相との比較で言えば、そのとおりと頷いてしまう点も少なくありません。ただ私は、小沢民主党が政権をとったときに、農家への所得補償を基軸にしながら、公共工事を絞っていくというポリシーミックスをとるとは思いません。おそらく農家にも良い顔をし、建設業の方々にも良い顔をすることを選択することでしょう。
 私のような「政策屋」ではなく、「政治家」である小沢一郎氏は、「政治家」として最後のチャンスであることもあり、「日本経済の将来」ではなく、「政権奪取と政権維持」を第一目標にするはずです。そして、「政治家」であればこそ、マスコミを中心に「いま心地よいキレイゴトの経済政策」に対する支持が強いことを熟知しているはず。
私は、小沢氏を批判しているわけではありません。
 農家に対する所得補償は、「政治家」として素晴らしい政策だと感心することしきりですし、選挙戦略も、政治家としての姿勢も、大したものだと思います。ただ、「カトラー」さんが指摘しているように、小沢氏が「富の分配ルールと手法の転換の先取り」として意識しているとは到底思われません。
 それは、本質的に小沢氏が「政策屋」ではなく、「政治家」だからなのです。


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 第3回FJ資産運用サミットは9月8日(土)開催です。
 事前登録が必要になります。お手数ですが、こちらからお申し込みください。








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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
「防衛省次官人事の大問題」
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2007 08 24 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.30

[ゴーログ] 公職選挙法:ブログを差別するな!

 皆さん、こんにちは。『フィナンシャル ジャパン』 発行人の木村剛です。参院選が終わりました。結果に対する評価はともかくとして、「Trend View」さんが選挙における重要な論点について語っていました。

参院選の公示日以降、毎日更新していた政治系ブログの更新が鈍くなったり、当たり障りのない内容に変わったりしている。公職選挙法の影響である。・・・今回の参院選でもネット解禁されず、何が法に触れるのかはっきりしないまま、各自自粛している状態だ。中には、前もって警告を受けているブログもある。

 と述べた上で、『参議院選挙 「少し大人しくしていないと」・・・・警告』(現役雑誌記者によるブログ日記!by オフイス・マツナガ)が紹介されているので、読んでみることにしましょう。

参議院選挙。今回は、はっきりとした警告はまだきていないが、おなじみになったようで、「今回は、少しは大人しくしていてくださいよ。その加減ぐらいわかっているでしょう」という忠告がはいった。・・・いろいろ、きいてみたら、わかったことがある。「厳密な垣根はない」ということ。もっというなら、・・・お上の胸先三寸。運がいいとか、悪いとか・・・狙われたか、狙われないか?・・・さらに研究してみると、忠告、密告が基本にあるようです。「つまり、うちは、目をつけられているということですか?」と素直にきいてみたら、「前回、通報は多数ありました」と正直に答えていただきました。

 なるほど、そうでしたか。これは、日本という国の本質を突いていますね。要するに日本は、「お上の胸先三寸社会」なんです。法律なんて、お上のいいかげんで自由闊達な解釈次第なんですから、狙われたら終わりなんですね。これを受けて、「Trend View」さんはこう言っています。

法律の適用はグレーにしておいて、当局の都合の良い時に捕まえる。これ程、一般ユーザーに圧力のかかる方法はない。さらに、ナナナナナント!既存のマスコミだけは、この制限が掛からない。公選法148条によって、(新聞紙、雑誌の報道及び評論等の自由)が守られている。・・・日頃、「報道の自由」「表現の自由」に敏感で、圧力が掛かると大騒ぎする彼らも、この矛盾に対しては口を閉ざす。彼らは「自分たちだけの自由」を追求しているにすぎない。このマスコミの態度も、最も社会や政治に対する関心が高まる時期に発信を制限する『公選法』も、おまえらは、何も考えずに投票だけをしていれば良いんだ!!と言っている様なものである。

 私は、「マスコミとブログ間の差別」をなくすべき時期がきていると思います。ブログに対しても、マスコミと同様の「言論の自由」を与えるべきです。
 既存のマスコミだけが「言論の自由」という武器を振りまわしながら、権力者たちとべったりくっついて既得権益層を形成している、という現在の不健全な状況を打開しなければ、参院選後の政局がどのように展開しようが、何も変わらないのではないかと危惧しています。


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「参院選と消費税増税」
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2007 07 30 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.11

[ゴーログ] 参院選:自民党は惨敗するのか?

  皆さん、こんにちは。『フィナンシャル ジャパン』 発行人の木村剛です。「ある女子大教授のつぶやき」さんが、今回の参議院選挙を予想しています。

前回の衆議院の郵政選挙では、マスコミ各社の予想は外れたが、「ネット世論」は、小泉勝利を予言していた。・・・選挙情報のポータルサイトELECTIONが07年6月30日に発表した第51回オンライン世論調査では回答数1,813名による、調査期間6月21日~28日の結果によると、「いま参議院選挙が行われるとすると、あなたはどこに投票しますか?」という問いに対して、「民主党」と答えたのは60.3%なのに対して、「自民党」と答えたのは「11.4%」と出ている。

ヤフーが運営している選挙情報サイト「Yahoo!みんなの政治」では、・・・安倍首相は5点満点中2点で、コメント欄には「この人にはムリ」、「おぼっちゃま」といった辛辣な評価が目立っている。小沢代表は3.5点で、「過去のイメージをいかに払拭するか」、「決意固めた戦略家」といった声が多く、安倍首相に比べると、そこそこの評価を受けている。 今回も「ネット世論」が「リアル世論」にダイレクトに反映するのだとすれば、自民党は「惨敗」ということになる。

 確かに、安倍政権に対する風当たりは、ハンパじゃなく厳しいですね。民主党の長妻氏からの指摘に対して、もっと真摯に早め早めに対応していれば、状況も違ったのでしょうが・・・。いまとなっては、打つ手が限られてしまっています。
 いずれにしても、選挙の後は、「政局」でしょうか、それとも「政変」でしょうか?

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「公的年金は御破算にせよ」
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2007 07 11 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.06.06

[ゴーログ]安倍内閣:もはやサプライズ人事しかない!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「いつになったら気づくんだい-Bradnine社長ブログ」さんが、安部首相と小泉前首相の違いについて、鋭く論評しています。

過去に例を見ない現役閣僚の自殺という事態が、政権与党に与えた衝撃は大きい。緑資源機構絡みの問題がその死の原因ではないかという声が強いが、いずれにしても安倍内閣への影響を考えて腹を切った侍、松岡農水相を政治的に責めることは最早できまい。一方でその矛先は安倍総理に向かい、安倍総理は松岡農水相を素直に辞任させるべきだったという意見があるが、これは正論にしてもさすがに自殺という悲惨な事態を予想できた人は誰一人いない以上、後の祭りである。

現在の政権という視点で見ると、・・・田中秀征氏が指摘している『「公人の立場で私情を殺す」ところに指導者の人事の要諦がある』という意見には非常に共感できる。・・・個人的には、安倍総理は情に厚く、素直「過ぎる」のではないかと思う。それは人間的な優しさであって、総理大臣以外ならば褒められるべきことだが、指導者としては様々な問題を生んでしまうことになる。高い支持率を誇った小泉総理だが、その支持は実は冷酷さが評価されたと言ってもいい。・・・

小泉総理は結果の表と裏を熟知して、表の部分の魅力的タイトルだけを打ち上げる天才的なマーケティング手法を持っていた。ところが安倍総理は比較的素直に何でも説明してしまう。親切丁寧すぎるので、じゃあこんな問題が出てくるじゃないかと、逆にウィークポイントを突かれてしまう。

 この分析、かなりの部分が当たっているような気がします。安倍首相の人事は、情に厚く論功褒賞にこだわったものに終始しているが故に、内閣の機能度が低くなっています。適材適所の人事を断行することなしに、政権を浮揚させることは難しくなってきました。
 しかし、今頃内閣改造をしても、参院選の敗色を覆すまでには至らないでしょうし・・・。相当のサプライズ人事が必要かもしれませんね。
 なお、安倍首相が用いた「慙愧(ザンキ)に堪えない思い」というコメントについては、「ある女子大教授のつぶやき」さんが秀逸な解説をしているので、ブログを覗いてみてください。

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
「社会保険庁は狂っている」
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第2回FJ資産運用サミット

●開催日:2007年6月16日(土)
●場所:六本木アカデミーヒルズ49
●定員:500名(参加無料、要事前登録)
↓こちらから
http://www.financialjapan.co.jp/summit/




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2007 06 06 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.05.22

[ゴーログ] 参議院選がやってくる!YAYAYA

皆さん、こんにちは。木村剛です。「My friend's Tarot 」さんが、KINGカズに対して、自民党が参院選立候補を打診していたことについて語っています。

カズはまだ現役なんだよ~
そりゃ、人柄や知名度からしてカズが欲しい気持ちは分かるけど
カズさんは、未だ記録更新中な現役選手ですよ~。
サッカーを心から愛するカズさんが、シーズン中に
オファーを受けるわけないでしょうよ。ホンとに(-_-;)

 そうですよね~。有名人だったら誰でもいい、というセンスは好い加減にしてもらいたいと思いますが、「有名人さえ担ぎ出せば票は獲れる」と思われている私たちのほうにも問題があるのかもしれませんね。
 「くまさんの自立」さんも、「あ~、あっ、また始まった参議院議員選挙の数合わせ。浮動票を獲得したいが為に、著名なタレントやアナウンサーを候補に口説き落とし、選挙に臨む姿が日に日に露骨になっている」と嘆いています。

その人たちって本当に国会議員になる気持ちがあるのだろうか? なんだかなーって感じがする。数の論理が余りにも露骨すぎるし、国民をバカにしているようにも感じる。・・・集票マシーンとしてしか考えていないタレント候補たち。そのタレント候補にどうでもいいから投票してしまう有権者。国会議員を選択するのにもかかわらず、論点がずらされてしまっている。にもかかわらず、相も変わらずタレント候補が擁立される。政治ってこんなものでいいのだろうか。国民を小馬鹿にしているように感じる今日この頃だ。

 いずれにしても、民主主義は国民のレベルを超えることはないという冷徹な現実があります。やってくる参議院選で、そのレベルを確認することになるのでしょうか・・・。それにしても、政策論を正面から戦わせていた民主党が、日に日に日本社会党のようになっていくのが本当に残念です。まぁ、それも私たちのレベルの問題ということなのでしょうか。
 ちなみに、参院選にも絡んでくると思われる、最近話題の「ふるさと税」に関する「あるでん亭大丈夫日記」さんのご意見をご紹介しておきたいと思います。

「納税の義務」というのは「参政権」という見返りに基づくものだいという民主主義の大前提をなんでこうもポッカリと忘れているのか...。「No Taxation without Representation!」 という言葉をシラネェのか。

 ということで、参議院選の結果を楽しみにしたいものです。

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ポッドキャスティング-木村 剛が斬る!
「逆転有罪判決にみる司法の問題」
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第2回FJ資産運用サミット

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●場所:六本木アカデミーヒルズ49
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2007 05 22 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.04.10

[ゴーログ]ネット動画で選挙を活性化しよう!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ある女子大教授の つぶやき」さんが、ネット上の政見放送について、トラックバックを送ってくれました。

ネット時代の選挙戦で、動画投稿サイトでは候補者の選挙演説、政策ビデオ、TV政見放送などをいつでも見ることができる。熱心な応援者が元の映像にBGMを入れたりアニメを組み合わせたりして独自に編集したものまで流されている。法律の違いがあるが、アメリカの大統領選挙では、既に、SNSやブログが積極的に利用されており、選挙資金の募金箱まで用意されている。
公職選挙法では、候補者についての文書、図面、映像の取り扱い方を細かく規制しているし、政見放送についても決められた方法や回数に従うように放送事業者に義務付けている。しかし、この法律ではネット上に候補者の映像が流されていくことは、当然、想定はしてはいない。
法律の趣旨からいって、候補者の映像がいつでもどこでも見られる状態は好ましくはないはずである。しかしながら、ネット上では投稿者の特定は不可能であるし、候補者やその運動員が選挙運動目的で投稿したことが確認できなければ、法律違反とはなりにくい。現在のところ、選挙管理委員会はこの動画サイトの野放し状態を事実上、黙認するしか方法はないのであろうか。


 この問題に関して、私自身は「黙認すべし」という考え方です。というのも、ネットという最新技術は、格安のコストで不特定多数の方々にメッセージを送る素晴らしいインフラだからです。ビラを配ったり、新聞公告を打つことと比べたら、ものすごく安くできます。そういうことを通じて、多くの人々が候補者の生の考え方に触れることができるようにすべきだと思うのです。
 元々、日本の公職選挙法は、極めてイビツな構造になっていて、選挙期間になるまではメッセージを自由に発信できるのに、選挙期間に入った瞬間にものすごい規制がかかって、メッセージを発しにくくなるという根本的な問題をそのままにしています。
 時代錯誤の公職選挙法に風穴を空けるためにも、ネット動画の活躍を期待しています。


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2007 04 10 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.04.03

[ゴーログ]官僚は実力があるんだから自分で再就職先を探してはいかがでしょう?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「(安倍内閣が)これならば国民の関心が高いであろうと持ち出してきたのが、天下り規制をはじめとした国家公務員改革である」と指摘している「ある女子大教授のつぶやき」さんが、その実態にメスを入れていました。

20年ほど前から、時の内閣がお念仏のように唱えてきた課題であるが、政治家よりも遥かに頭のよい霞ヶ関の官僚には全く馬の耳に念仏の如しであった。強固な岩盤のような官僚機構にメスを入れるのは、かなりのダイナマイトを仕掛けないと難しいことであろう。各省庁と天下り先の業界、特殊法人との間に人材バンクを置いて、直接交渉を断ち切る仕組みであるが、このバンクには各省庁の人事担当者が居座り差配を振るえば元の木阿弥で、無駄な組織が増えたことになる。

それに、天下り先の企業は、関係省庁と密接な関係を作るために官僚を入社させるので、頭だけよくてどうでもよい役人を受け入れるつもりは全くない。人事院のデータによれば、昨年度は関係の深い業界に天下った役人は約70名、特殊法人や公益法人へは3万人近い役人が4600の法人に天下り、そこに出した補助金や交付金は10兆円にも達するという。

 いや~ぁ、10兆円ですか~ぁ。すさまじい金額ですなぁ。新聞報道によれば、天下り問題をめぐる事務次官の抵抗を、安倍晋三首相がはねつけたということらしいですが、本当に改革できるかどうか、期待して注視していきたいと思います。
国家公務員の天下り問題に関する私の考え方を「まり子(貞子ちゃん)の連れ連れ日記」さんが代弁しておりましたのでご紹介いたします。

天下りなんて無くせばいいじゃん。私たちとおじように、新聞の求人広告を読んだり、ハローワークに行けばよいじゃん。自称優秀なんだから、実力があるなら、いくらでも雇ってくれるわよ!


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2007 04 03 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.01

[ゴーログ] 政治家は理想を実現しろ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「珈琲ブレイク」さんが、「政治は、正義、公正、清潔など、個人的な倫理基準が重要なのではなく、あくまで結果の妥当性、成果の効用こそが重要なのである、という単純かつ冷徹な事実である」と説いています。

私も、正義、公正、清潔、などのまともな価値基準を尊重したいし、そういうことを政治に強く求めたい。けれども、現実の政治というものは、そういうきれいごとだけで判断できないことがある、という冷徹な事実にも留意しなければならない。最近、政治家のカネの不透明さ、不適切な発言、などがとくにマスメディアで頻繁に、かつ執拗に論じられている。

もちろん、政治家の正義、公正、清潔は大切な要件である。しかし、政治家は、なにより政治家としての仕事をしっかり実行して、国民のために結果を出し、成果をあげてもらわねばならない。そのために、国民から選出され、政治運営を付託されたのである。国民としては、対象の政治家を、政治家としての成果や能力・可能性を真剣に忖度せずに、ただ単にわずかな不祥事だけで役職を辞めさせる、あるいは議員を辞めさせる、という短絡的な思考だけではいけないと思う。

あるテレビ番組で、政治的な発言をしたがるある漫才師が、「政治家は理想を語れ」と発言し、一緒に出演していた与野党の現役議員がその発言に同調する場面があった。理想を語ることなど、なにほどのこともない。誰でも、私にだって、容易に語れる。大切なのは、理不尽なことも現実に多々ある政治環境のなかで、しっかり仕事をして、よい結果をだしてもらうことである。単純に「理想を語れ」など、冗談ではない、と私は思う。

政治家は、選挙という試練を経て選出されている。なんといっても政治家は、国民に対して結果責任をとる機会が厳然として与えられている。国民は、選挙を通じて議員を落選させることができるのだ。これに対して、マスメディアやそこに登場するいわゆる「識者」たちは、いろいろ主張はするが、言い放つだけで、決して自らの発言に責任をとることはない。われわれ国民は、与党・野党の別を問わず、政治家が大切な希少資源のひとつだということを、正しく理解したうえで、政治家になにを求めるか、なにをさせるか、まちがってはいけないのである。

 私も「珈琲ブレイク」さんの考え方と同じ立場です。政治家は、理想を実現してナンボであって、理想を語るだけで理想が実現するのであれば、いまごろ日本はパラダイスになっています。政治家に求めるべきは、「理想を語れ!」ではなく、「理想を実現するための政策を練り、したたかに交渉力を発揮して、理想を実現しろ!」というもののはずです。
 マスコミに出てくる「識者」(?)と言われる人たちが、自らリスクとコストとダメージを背負いながら、ご自身が語っているご立派な「理想」を実現した事例を私は知りません。マスコミで理想を語っている人々のうち、少なからぬ方々が、「語るだけで、汗を書こうと思っていない無責任な人間たち」であるという事実を直視すべきなのではないでしょうか。

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2007.02.06

[ゴーログ]柳沢大臣に救われたのは誰か?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「dachiのつぶやき」さんが「柳沢大臣の失言は論外ですねぇ。他の方が散々叩いていらっしゃるので私はこれ以上は何もいいません」と言いつつ、鋭く隠された論点を突いていました。ざぶとん3枚です。

柳沢大臣の失言に救われた方々
→フジテレビ、関西テレビ、日本テレワーク、角田参議院副議長
マスコミってホント極端ですよね。 
議員もズレてます。本当に大事なことを忘れてますね。

 「grounder」さんは、「これ以上突っ込むといじめ(これだって問題だ!)になるよ!」と野党に言いたい」と戒めています。そろそろ、「小福のへりくつ」さんが諭しているように、「一度激しく怒って見せて、謝罪があれば許す」というスタンスでいいのではないか、と思う私は、柳沢大臣に対して大甘でしょうか?
ただし、「くまさんの自立」さんは、「この現厚生労働大臣には『少子化対策』という施策を持っていないことが明確になった」と指摘していますが、それに対しては、大臣として毅然と対応していただきたいと思います。「ちょっと一言、いわせてください」さんによる下記のような問いかけにこそ、応えなければならないと思うのです。

 柳沢厚労相は「女が子供を生めば少子化問題は解決する」と単純に考えているというわけだ。しかし「子供を生む」とはそんな単純なものではない。結婚とか子育てとか色々なことがからんでくる。少子化問題とは「社会」「経済」「文化」などが絡み合う複雑な問題なのだ。

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2007.02.05

[ゴーログ]柳沢大臣は理想のパートナーになるチャンスを逃した?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。失言した柳沢厚生労働大臣について、「『失言』は『本音が出た』と思ってるし、そういう考えの人に少子化問題対策ができるとは思えない」(by「無菌室育ち3はお堅いのがお好き」さん)、「女性が頑張れば、子供が増えると思っている担当大臣がいること自体がナンセンス」(by「くまさんの自立」さん)、「政治家は言葉が命なのだから、早々に辞任すべきだろう」(by「不動産と景気・経済」さん)などと厳しい批判が行き交っています。

 そんな中で、「a::blog」さんは、以下のような素晴らしいアドバイスを柳沢厚生労働大臣に送っています。「a::blog」さんが柳沢大臣の秘書だったら良かったのですが・・・。

パートナーの男性、職場の男性、世間の男性に頑張ってもらわないと女性が産めるようにならないのだ、という、男性が行動を起こすという視点が全く入っていないのです。そして、そういう視点が抜けていることが問題だと、ほとんどの男性が思わないところが根深い問題だと思うのです。・・・厚労相が、「女性の数が決まっているのだから、一人がたくさん生めるよう、男性に、育休をとって家事・子育てを頑張ってもらうしかない」と発言したなら、世の中の女性の支持はものすごくアップし、ひょっとして「理想のパートナー」「理想の上司」とかいうリストにのったかも・・・。

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2007.01.16

[ゴーログ] 安倍内閣は、賞味期限切れなのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんが、「安倍内閣という食品の賞味期限が急速に短くなっている。安倍内閣食品のパッケージの具材が幾つか腐り出しているからだ」と指摘して、厳しい批判を展開しています。

賞味期限も目安だけれど、目安はあてにならないということだ。そのような中で、腐りかけている具が、自分は腐っていないと発言しだした。食べるか食べないかは、消費者の判断だが、もうこのような怪しげな具は食べたくない。食べてしまったあとで、食あたりをしてはたまったものではないからだ。・・・いかがわしい食品を誰しも食べたがる人はいない。・・・賞味期限切れぎりぎりの食品って、スーパーで割引で売られている。値引きでもしないと、誰も買おうとしないと言うことだ。・・・どうも安倍内閣はつぎはぎだらけの落ちこぼれ内閣のようだ。「だから、議員は信用できない」と思わせる行為をするような人間は不要です。

 昨年末から、安部内閣に対する批判の火の手が轟轟と燃え盛りはじめました。一説によると、日本を代表していると自称しているある大新聞が「安部内閣潰し」を決定したとか、しないとか・・・。
 いずれにしても、今年は、参院選がありますし、「有権者の皆さん、スーパーで食品を買うように、議員を見定めて欲しい。賞味期限切れかどうか、食べられるものかどうかもっと身近な存在として政治を見ないといけない」(by「くまさんの自立」さん)というご指摘を心の片隅に抱きながら投票したいものです。

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2006.12.13

[ゴーログ] やっぱり日本は「寄らば大樹の陰」ですか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。自民党の本質を「闇鍋」と喝破していた「くまさんの自立」さんが、造反組の復党問題に関して、安部首相を揶揄しています。

安倍さんが「私が総裁である限り、自民党が古い自民党に戻ることは決してない」と某新聞社の記念パーティで、宣ったそうだ。・・・自民党が古い体質の戻っているのが、日に日に目に見えているにもかかわらず、安倍さんには全く見えていないと言うことか。自民党って、ゾンビみたいだ。古い体質にどんどん戻ってしまう。・・・闇鍋自民党が復活だ。

 安倍さん、頑張れ~、そろそろ何か本気を見せないと、みんな離れていってしまいますよ~、という感じなのですが、「ブログ新聞 『市民ジャーナル』」さんが復党問題に関して、「自民党からすれば、票欲しさ、造反議員からすれば選挙公認、政党助成金欲しさ、寄らばやっぱり大樹の陰と、見事に利害が一致したのだろう」と指摘して、日本における民主主義の危うさを指摘しています。

その言い訳に野田聖子が「郵政民営化に反対したが、選挙では自民党が勝利して、郵政民営化を多くの国民が指示したのだから、それに従うのが国会議員の務めである」旨の発言をしていた。彼女は、それが民主主義の姿、すなわち投票による最大多数が正義であると言いたかったのであろうが、そういう態度こそ民主主義を崩壊し、もしくは民主主義の闇の部分をよみがえらせ、ファシズム化する愚かな民主主義者の考え方である。1人でも、正義を貫く姿勢、正義を主張できる体制が整っていることが、民主主義のあるべき姿であるのに。・・・

たった1人でも、大勢に反論を主張できる人間性、またそれを受け入れ対話する体制、それが出来て初めて民主主義は真に機能するものなのである。そうでなければ、民主主義はいつでもファシズムに姿を変えうるものである。〈やさしくしてくれるからと、通い続けたキャバレーの女の子に、いつしかケツの毛まで抜かれてしまう〉、民主主義とは気楽に付き合うと、そんな性格を持っているものなのです。みんなが気楽に?選んだ政治家たちに、日本国民はそういう目に合わされているのではないですか。 

 上記の論点には、私も賛同するところ大なのですが、このところマスコミでは、「寄らば大樹の陰」的な世論形成が大手を振って闊歩しているようにみえます。異論を許さない、そういう風潮に対してファッショ的なものの萌芽を感じます。そういう意味で、「ブログ新聞『市民ジャーナル』」さんによる下記の指摘は非常に大事なのではないかと思います。

民主主義という体制、公正・正義らしく見える言葉の中にも、よくよく注意して使わなければ、監視しなければ、強権的、ファッショ的状況が生まれ得ることを喚起したかったのである。こういうことは、何も政治の世界だけでなく、僕たちの日常の世界でも起こっている。「赤信号、皆で渡れば怖くない。」もそういう範疇の社会状況だが、今は「赤信号、僕だけ渡らなければ殺される。」。子供たちの世界にまで、こういう大人社会の負の民主主義の影が立ち込めてきたのではないか。

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2006.11.28

[ゴーログ]安倍政権の教育改革は本当に大丈夫なの?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「無菌室育ち3はお堅いのがお好き」さんから、安倍政権が推進している教育改革の「真髄」を教えていただきました。「無菌室育ち3はお堅いのがお好き」さんが「なんじゃこりゃ?」とぶったまげた、教育改革の中身をご紹介いたします。

1.団地、マンション等に「床の間」を作る
2.学校に畳の部屋を作る
3.名刺に信念を書くなど、大人一人一人が座右の銘、信念を明示する
  4.遠足でバスを使わせない、お寺で3~5時間座らせる等の「我慢の教育」をする

 おい、おい、おい、おい・・・。
 私も、ぶったまげました。
 本当に大丈夫か???
 安倍首相、しっかりしてくれぇ~。


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2006.11.27

[ゴーログ]自民党は闇鍋なのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。どうも世の中は、郵政民営化反対派(郵政造反組)の自民党復党問題で盛り上がっているようでありますが、「くまさんの自立」さんは、「情というもので判断するならば、極端な話、万年野党のほとんどを除けば、情で自民党に復党できることになる。考え方が違うのだから、選挙資金だけの問題で自民党に復党したいのだとしたら、言語道断と言うことにならないか」と一刀両断に斬り捨てています。

要するに『情』と言っている人の腹の中は「金」なのだろう。郵政造反組を復党させるのならば、落選したいまはただの人たちも復党させるべき議論なのだが、全く救いの手を差し伸べていない。中途半端な「情」だ。銭と言い換えれば、至極納得する。銭が増えるのだから、自民党鍋というおでんの中に、異物が入ってもいいじゃないか。自民党が元の闇鍋になるだけだからと言うことかもしれない。国民が鍋を食べるか食べないかよりも、銭を貰った方がいいと言うことだ。頭数が増えることの方が優先で、議員であればだれでも言いと言うことだろう。・・・

情と叫んでいる人の頭の中は「政党交付金」しかないのだろう。・・・復党させれば12人で2億5千万円が党に入るからだ。落選議員が問題にならないのも計算根拠の頭数に入らないから。情と言っている人は日本人の「情」に訴えかけようとしているのだけれど、おかしな話。僕たちには「情」が全く伝わってこない。 


 本論とは、直接関係ない部分ではあるのですが、「銭が増えるのだから、自民党鍋というおでんの中に、異物が入ってもいいじゃないか。自民党が元の闇鍋になるだけだからと言うことかもしれない」という下りは秀逸ですね。感服いたしました。
 確かに、自民党は歴史的にも「異物が混入しても動じない懐の深い闇鍋」であったことは事実です。マニフェストやらに対して、基本的に興味を持っていない政党であることはまず間違いないでしょう。
 というのも、自民党が掲げている真のマニフェストの政策目的はただ一つしかなく、政策手段も基本的には一つであると言われています。政策目的は「○○○あること」(漢字を入れて七文字)。政策手段は「○○○あり」の五文字です。答えは、下をみてください。


政策目的:与党であること(七文字)
政策手段:何でもあり(五文字)


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2006.10.23

[ゴーログ] 政治家は大変なんです!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「珈琲ブレイク」さんが衆議院議員補欠選挙に絡んで、わが国の政治の実態についてトラックバックしてくれました。

衆議院議員補欠選挙が始まった。自民党にとっては安倍新政権の最初の関門であり、昨年9月の衆議院選挙で大敗を喫した民主党にとっては、巻き返しを狙う来年春の参議院選挙の前哨戦として重要である、とメディアはいう。駅前で、街角で、与党も野党も、議員候補が必死になって声をからし、手を振り、握手をし、頭を下げている。選挙に臨んでの候補者の苦労は、並大抵ではないだろう。政見を説明するというよりも、もっぱら大声で叫び、お願いして、声を嗄らす。頭を下げ、握手で手を痛める。長時間立ち尽くし、歩き続ける。大変なエネルギーの消耗である。

先月小泉政権終結とともに議員を辞職した、竹中平蔵氏のことばを思い出す。「政治家は、議員を続けること、選挙に勝ち続けることだけのために、大変な時間と労力を消耗せざるを得ない。」竹中氏が、議員を辞職した原因のひとつは、このような理不尽とも言える消耗への嫌悪感があったのかも知れない。

有権者は、個々の候補者の政見を理解し、政治に対する姿勢を見、実行能力を判断して投票すべきである。しかし、現実にはなかなかそうはいかず、十分な情報がないまま投票する、ということが多いだろう。候補者が大勢の有権者に向かって自分の意見を表明する機会は実際にはそう多くなく、また有権者が候補者の演説をしっかり聴くチャンスも、そう多くはないのが現実である。結局、候補者の必死の叫び、握手、熱心な挨拶あるいはお辞儀などの印象も、重要なポイントとなってしまうことになる。 

 私は、間近でみてきて、「政治家」というのは、本当に凄まじい職業だと心の底から思います。私ではとても務まらないですね。あのエネルギー、あのバイタリティ、あのスタミナ、あのテンション、あのストレス耐性は、一体どこからくるものなのか、いつも考えさせられます。
 私は、自分ができないことを為し遂げる方の能力を例外なくリスペクトしておりますので、基本的に、すべての政治家をリスペクトしております。ただ、あのエネルギーと、あのバイタリティと、あのスタミナと、あのテンションと、あのストレス耐性を他の分野に振り向けることができたなら、もっと日本はスゴイ国になれるのに・・・、と毎回残念に思いますけれども・・・。


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2006.07.24

[ゴーログ]安倍内閣の組閣はこうなる???

 皆さん、こんにちは。木村剛です。福田康夫氏が自民党総裁選に出馬しないことが決定して、安倍政権が発足する確率が高くなってまいりましたが、気の早い「松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG」さんは、早くも組閣予想を披露しています。

内閣総理大臣 ―― 安倍晋三-(森派)--衆(5)-52
総務大臣   ―― 中川秀直- 森派 -- 衆(9)-63
法務大臣   ―― 森山真弓- 高村派--衆(4)+参3 -79
副総理兼外務大臣 ―― 麻生太郎 -河野派--衆(9)-66
財務大臣   ―― 与謝野馨 -(江亀派)--衆(9)-68
文部科学大臣 ――高市早苗- 森派 --衆(4) -45
厚生労働大臣 ―― 鈴木恒夫-河野派 --衆(5)-65
農林水産大臣 ―― 景山俊太郎- 津島派 --参(2)-62
経済産業大臣 ―― 逢沢一郎 - 谷垣派 --衆(7)-52
国土交通大臣 ―― 浜四津敏子- 公明党 --参(3)-61
環境大臣    ―― 渡海紀三郎- 山崎派 --衆(6)-58
国家公安委員長―― 浅野勝人 -河野派 -参(1)+衆3 -68
防衛庁長官   ―― 石破茂 -津島派 --衆(7)-49
金融担当大臣 ―― 宮澤洋一 -丹古派 --衆(3)-56
地方・行革担当大臣 ――江崎鉄麿-二階派---衆(4)-63
国連・ODA改革担当大臣 ――緒方貞子  N/A -- N/A -79
再チャレンジ担当大臣 ――山本有二 -高村派 --衆(6)-54
内閣官房長官 ―― 小池百合子 -森派 -衆(5)+参1 -54
 官房副長官* ―― 片山さつき -(森派)--衆(1)-47
 官房副長官*  ――世耕弘成 -森派 --参(2)-44
幹事長*   ―― 額賀福志郎 -津島派 --衆(8)-62
政調会長*  ―― 中川昭一  -伊吹派 --衆(8)-53
総務会長*   ―― 尾身幸次  -森派 --衆(8)-74
 筆頭副幹事長* ―― 下村博文 - 森派 --衆(4) -52
 総務局長*  ――山崎力  - 津島派 --参(2)-60
 衆議院予算院長* ――金子一義 - 丹古派 --衆(7)-64
 国会対策委員長* ――細田博之 - 森派 --衆(6)- 62 


 個人的には、かなり違う予想をしておりますが、とりあえず話題作りの叩き台ということでご一覧を・・・。是非、みなさんも「私が予想する安倍政権」ということで、トラックバックをお寄せください。投票に応じて、毎週組閣予想をしてみるというのも、面白いかもしれませんね。

(読者の皆様へ)
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全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年9月号は7月21日発売です。
今月の第1特集は、「小泉改革は失敗だったのか」。小泉政権が本年9月に終結を迎えることもあり、『小泉改革』が議論の的となっている中、格差問題を中心に構造改革の功罪を分析しています。
第2特集では、日本郵政公社で投資信託が販売されるようになって半年以上がたった今、「郵便局で投信を買いませんか?」と題して、郵便局だからできる投資信託の販売戦術とは何か、そして郵便局で取り扱っているお勧めの投資信託に関する情報などをまとめています。
特集以外では、Q&A形式の「知らないうちに 『インサイダー取引』 をしていませんか?」、さわかみ投信代表の澤上篤人氏が経営者の本音に迫る「上場社長の知られざる悩み」、前三重県知事の北川正恭氏とスターフライヤー社長の堀氏との対談、2006年FIFAワールドカップドイツ大会の日本代表敗退にみる、「談合型社会主義」について、スポーツジャーナリスト 二宮清純氏とFJ編集長 木村剛が語りつくします。また今月からは、「インフレ最前線―身の回りに忍び寄るインフレの影」、「ポストBRICs―ネクストイレブン」が新連載としてスタートします。


2006 07 24 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.06.07

[ゴーログ]政治家だったら、現場をみてほしい!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。何事につけても現場主義が大事です。机上の空論は如何に美しくとも世の中を良くしてくれません。その意味では、政治家の方々には、是非、現場主義でお願いしたいと願っております。

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 そんな中、「小泉チルドレン」の一人である平将明・自民党衆議院議員が『超現場主義 中小企業金融論』(カナリア書房)という本を上梓しました。大田青果市場の仲卸「山邦」を経営する三代目社長ですが、甘ちゃんのボンボン経営者ではありません。というのは、父親から経営を引き継いだのが、バブル崩壊の真っ只中。貸し渋りにあいながらも、決死の覚悟でリストラを行って、サバイバルしてきた中小企業経営者の一人だからです。
 日本経済は立ち直り、景気は戦後最長の長さを記録するのではないか、と言われていますが、中小企業(より正確に言えば、日本の企業の8割程度を占める零細企業)にまで、景気回復感は伝わっていません。相変わらず、銀行は貸そうとしていないし、頼みの綱であったノンバンクは、グレーゾーン金利の問題で手が縮こまっています。
 特に地方においては、三位一体の改革が進んで、「地方のことは地方で」という方向性が明確になっていけば、「地方の資金は地方で」という流れになっていかざるを得ないわけですが、地方の毛細血管を担ってきた貸金業者は淘汰再編の嵐の中でお客さまのことなど構っていられないという状況に陥りつつあります。
 早晩、地方における中小企業金融は、大きな課題となっていくでしょう。だからこそ、平将明氏のように自ら貸し渋りを経験し、現場を知り尽くした議員の方々にがなっていただきたいと思います。もしも、ご興味があれば、『超現場主義 中小企業金融論』を読んでみて下さい。従来の議員像とは一味違う政治家の姿を見ることができると思います。

2006 06 07 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.17

[ゴーログ]小沢一郎は「青い鳥」か?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。小沢一郎氏が代表になった民主党は、どのような仕掛けを考えているのでしょうか。いきなり公明党に挨拶に行くなど、その一端を感じさせつつありますが、小沢一郎氏に期待する人々は少なからずいるようです。

 その小沢ファンに対して、「『小沢待望論』。何度、本や雑誌やインターネットで見てきたかわからないこのコトバ。ずいぶんと待たされましたが、やっと叶いましたなあ・・・。小沢ファンの皆様、おめでとうございます」とコメントしている「小福のへりくつ」さんは、「小沢党首の誕生で、民主党も今までよりはマシになるとは思う」と述べながら、その小沢ファンに関してこういうことを言っておられます。

私にとっては、小沢党首その人より、小沢ファンの人達の方が気になる存在だ。「小沢待望論」なるコトバが定着しているように、彼を信奉する人は非常に多い。なぜか、男に多い。しかも、偏差値の高い男に多い気がする。それと、言っちゃ悪いが地に足ついてない男に多いね(笑)。よく言えばロマンチスト、なのだろうけど。 そのタイプの人たちにとって、小沢はばっちりストライクゾーンに入るらしいんだな。一体何故なんだろう・・・。あの悪代官のような顔がシブいのだろうか。まさかなあ・・・。

「小沢は、青い鳥」なのである。小沢は、現実の人にならなかったからこそ、小沢ファンにとってのあこがれとなり得たのだ。偏差値が高くロマンチストな男達は、小泉首相がどんなに実績をあげたところで、興味を持たない。小泉首相は、現実の人だからだ。そして、「こんな世の中を変えてくれるのは、きっと小沢だ!!」と思うことによりカタルシスを得るのだろう。だから、「小沢待望論」なるタイトルをつければ、それは売れる。カタルシスのあるものは売れるからだ。マスコミは、ちゃんとそれを心得ていて、小沢をことさら持ち上げていたのかもしれない。

 なるほど、「小沢一郎=青い鳥」ですか・・・。でも、細川内閣を立ち上げたのも小沢一郎ですし、自自連合で政局の流れを変えたのも小沢一郎だったですよね。私にとっては、十分に「現実の人」なんですけれど、小沢ファンの方々にとっては、「本当のトップでやらせてやりたい」ということなんでしょうねぇ。

しかし、これからは、小沢は青い鳥ではなくなったのだ。何しろ二大政党の一翼を担う政党の代表なのだから。小沢党首は、現実のリーダーとして、これから活動しはじめるだろう。現実のリーダーは、カッコいいことばかりやるわけではない。むしろ、カッコ悪い仕事の方が多い。永田議員みたいなイタズラ坊やにお尻ペンペンとか、色々大変なのだ。今後、小沢ファンにとって、そして小沢ファンに読んでもらうために記事を書いていた作家たちにとって、「小沢・現実ヴァージョン」をどう捕らえるのだろうか。美しく舞っていた青い鳥である小沢が、現実の人になったら、がっかりするのではないか。そして、新たな「青い鳥」を探し始めるのではないのだろうか。しかし、小沢党首に匹敵する、次なる「青い鳥」になれそうな政治家がいるのかというと、いない気がする。そしたら彼らはどうするんだろう・・・。う~む・・・彼らの幸せを考えると、小沢党首にはやはり、永遠に青い鳥になってもらってた方がいいかもね。

 少なくとも、民主党が政権交代を実現するまでは、「小沢一郎=青い鳥」でいられるような気もしますが、どうでしょうか? とりあえず、来年の参議院選が楽しみです。


2006 04 17 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.11

[週刊!永田町]  最後に残る「政治」の責任  <自民党 平 将明>

 我が国の財政再建に向けた議論が活発化してきた。フローの歳入・歳出改革と併せてストックである政府資産・負債改革の議論も盛り上げってきている。遅きに失した感はあるが、民間では当たり前のB/S,P/L一体改革がようやく動き出した。

 政府資産は概ね700兆円あると言われているが、当たり前の話だが、イージス艦やF15戦闘機など売れないものも多い。現在、政府資産のうち112兆円分を圧縮する方向で議論が進んでいる。宿舎や庁舎等不動産の売却による収入は12兆円程度で、残りの100兆円は財投などの貸付債権の証券化によるものだ。資産をオフバランス化するときの売却損益・コストと、その資産を持ち続けている場合のメリットやコスト・リスクを勘案して決めるべきもので、この100兆円の証券化は数字が一人歩きしていて、どれだけ財政再建に寄与するかは疑わしい。今後詳細なシミュレーションが必要だろう。どうも議論が削減金額ありきになっているようで心配だ。数字合わせより商人の純粋な損得という感性、B/S、P/Lの複式簿記の感性で取り組むべきものだと私は思う。この位のことをやらなければ今後の増税に国民の理解が得られないと言うのであればそれこそ本末転倒な話だ。
 そもそも、増税をしなければならない主な原因であるこの天文学的に積みあがった財政赤字の責任の所在はどこにあるのか。(そのほとんどはこの20年間にできたものだ。)その責任に応じた再生が必要だ。
 国民は、今後消費税等の負担増でその責任を負うこととなる。役人は、今後の行政改革で5年間5%削減、今後10年間でGDP比半減という形で責任を負う。当然これからは天下り天国など続くはずもないし、させない。
 それでは、政治はどうするのか?ここの責任を明らかにしない限り、いくら政府資産を無理して圧縮したところで、多くの国民は、なんとも腑に落ちない、そんな心境だろう。
 私は、政治の責任は、大幅な定数削減等で果たすべきだと考える。国会議員の数を減らすのだ。衆議院議員の数を今の480から180減らして300にするとか、衆参を併せて一院制にするとか。民や官に責任を負わせる以上、政はそれなりの責任を明らかにしなければならない。累積財政赤字額の大きさ、プライマリーバランスのマイナス幅、今後の社会保障費の増大を考えれば残された時間はあとわずかだ。国家財政を破綻させないためにもこの改革に失敗は許されない。
 今、求められているのは改革に対する覚悟であり、政治家自らの身を削る覚悟である。明治政府の断行した廃藩置県や秩禄処分に比べれば、国会議員の数を半分にすることなど大したことではない。小さな政府はまずは政治家から実現はすべきだ。

平将明HPはコチラから。
http://www.taira-m.jp/

2006 04 11 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.06

[週刊!永田町] 国会動静 <自民党 河野太郎 自民党衆議院議員>

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政治家の仕事、ネットができる事
河野太郎(自民党衆議院議員) 2006.04.05up!
[文・FJ編集部]


国会議員の日ごろの活動はあまり知られる機会がない。小泉首相や安倍官房長官など政府や党の要職に就いている議員はともかく、衆参およそ700人の議員については、テレビや新聞などのニュースで見たり聞いたりすることはほとんどない。

このコーナーは、フィナンシャルジャパンが創刊した2004年、河野議員と民主党の古川元久議員、編集長の木村剛(責任編集:当時)が年金改正の議論をしたとき、インターネットを通じて議員の仕事を広く知ってもらうとともに、国会のなかでも特に精力的に活動している両議員に、幅広く意見を述べてもらうことなどを目的に始められた。
河野議員はこのコーナーだけではなく、自身のウェブサイトに携帯電話で撮影した写真を掲載したり、メルマガ「ごまめの歯ぎしり」を発行したりと、インターネットを使っての活動の広報に努めている。「大手の新聞はバイアスがかかっている。それは政治部の幹部が派閥全盛の時代に記者として現場に居た人たちだからではないか」という河野議員は、直接的に有権者や政治に関心のある人に意見を届けられるメディアとして、また「真実により近づいてもらえる」メディアとして、インターネットをうまく活用している。

20世紀後半にアジアのリーダーとして成長を牽引した日本。現在は中国やインドがアジアのみならず世界規模でみても中国やインドが台頭してきている。河野議員は「日本が再びリーダーとなるためにも、政治家が本来の政治家の仕事をすることが必要だ」と断言する。河野議員には、これまでの本コーナーでの活動を振り返ったうえで、抱負を語ってもらった。


(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)のオンライン版 「フィナンシャル ジャパンONLINE」とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、4月5日にアップされたものです。

2006 04 06 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.03

[ゴーログ]大将なら鉄砲玉と心中して組織を危うくするな!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ついにけじめを付けると言うことで民主党前原代表が引責辞任をすることになったらしい」(by「くまさんの自立」さん)ということなのですが、あまりにも最悪の幕引きに残念無念としか言いようがありません。 

 前原誠司前民主党代表とはほとんど同年代ですし、政界の世代交代の象徴として、本当に期待していたので、ショックが大きいですね。大将なら大将らしく、必要なら永田などトットと叩き斬って、大義を貫いていく野太さがほしかった。いまどき、チンケな鉄砲玉と心中して、組織を危うくする大将なんていませんぜ。
 「不動産と景気・経済」さんは、「JALはいくら揉めてもANAがあるからいいけど、政治は共産党でいいからという訳にはいかない」と言っていますが、それくらい民主党に対する期待が大きかったのです。こんな辞め方するくらいだったら、やっぱり自民党と大連立して、巨大自民党を二つに割ってほしかったなぁ・・・。もう手遅れですけど。
 終わったことは仕方ありません。前原誠司氏には、今回の挫折を教訓に活かして、再び大きく雄飛される日が来ることをお祈りしております。


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(読者の皆様へ)
全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年5月号は3月20日発売です。
今月の第1特集は、「こんな時代だから真面目な会社を買ってみる」です。ライブドアショックは少なからぬ投資家にダメージを与えましたが、会社が危機に面したときの対応に株式市場は敏感なものです。投資をするにはどのような企業を選べばよいのか、どのような点に注意を払うべきなのかなどについて特集を組んでいます。
また第2特集では、BRICsを特集しています。日本経済が成長するには、BRICs抜きには考えられません。BRICsを攻める有望企業を検証しています。
特集以外でも、今後の経済環境の展開については、「日本経済の5年後を読むー小泉政権の経営運営術」を読んで欲しいですし、投資手法に興味のある方には、「ネットトレーディングの必勝法を探る」がお勧めです。そのほか、予防医療の現状を徹底討論する「治療は予防の3倍かかるんです」、好評連載中の澤上篤人氏、編集長木村剛、上場社長による鼎談「上場社長の知られざる悩み」、経営者シリーズでは、松下電器の中村社長、日清オイリオグループの秋谷会長、日本最大の100円ショップ「ダイソー」の矢野社長など盛りだくさんの内容となっています。

2006 04 03 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.28

[週刊!永田町] 経済産業省と金融庁はビジョンの共有を<自民党 平 将明>

 7年後に商工中金も民営化されることになった。今から5,6年前、貸し渋り貸し剥がしの嵐が吹き荒れ、民間銀行が足並みそろえて逃げ出すなか、商工中金は中小企業金融の使命を果たすために逃げずに踏み止まり、多くの中小企業を救った。中小企業に対する貸し出しがこの金融機関のIDENTITYであり、刻み込まれた使命だからである。

 商工中金の民営化後の姿を検討していくなかで、多様なサービスを取り扱い、収益性を高めると言う議論もあるようだが、私は反対だ。むしろ逆に中小企業のための銀行というDNAをきっちりと引き継いだ銀行にすべきである。そうでなければその他のたくさんの銀行と全く代わり映えのしない銀行がただひとつ増えるだけの話だ。「官」から「民」への構造改革の流れの中で、「官」は「民」の補完に徹するべきだという大原則だが、中小企業金融の場合、社会的責任の自覚もなく真っ先に逃げ出す連中を、どのように補完することができるのだろうか。また、不良債権処理がひと段落ついた大銀行は中小企業への貸し出しを伸ばしているというが、いつまた豹変するのか、全く信用できない。つい最近の三井住友銀行の中小企業融資と金利スワップ商品の抱き合わせ(公取から排除命令)を見れば、大銀行のカルチャーは全く変わっていないと思えてならない。私は自民党の部会などで、商工中金の民営化には反対しないが、その理念や使命を引く継ぐための根拠法が必要だ(例えばNTTやJRのような)と主張し続けてきた。今後の民営化後の具体的な機能や組織作りの局面で積極的に発言をしていく。
 また先の特別国会で銀行法が改正され、一般事業会社の銀行代理店業務が解禁される。例外的にという形で事業性融資も取り扱う方向になったが、地域金融機関への配慮からか、貸出上限金額はあまり高額にはならないよう、1000万円程度を想定しているようだ。中小企業の側から見れば、とにかく選択肢が多いことが重要であり、選択肢に成り得るにはせめて5000万円位の上限金額が必要ではないかと考える。
 中小企業金融の世界での構造改革とは、官から民への転換と言うよりは、貸し手本位から借り手本位への転換ではないか。今までの金太郎飴のような画一のサービスしか存在してこなかった金融環境から、個性豊かなサービスを競う金融機関がたくさん存在し、借り手の側が選択し、組み合わせて利用していくという新しい金融環境への転換である。ひとつの地域に、商工中金のような使命のはっきりした銀行があり、モニタリングを重視した地元の信金・信組があり、スコアリングモデルを駆使した大手銀行の代理店がある。そして、中小企業の経営者は自らの企業の信用状況や、新規に取り組む事業の収益性を勘案し、自己の責任において選択し組み立てていく。衆議院の委員会で私が質問をすると、商工中金の件は経産省、銀行代理店の件は金融庁の答弁となるが、中小企業の側に立って、関連する役所が先に述べたような中小企業金融のあるべき姿といったビジョンを共有し、一体的に取り組むことが重要である。

                              衆議院議員(東京4区)
                              平 将明 (自由民主党)

2006 03 28 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.09

[週刊!永田町] 国会動静 <自民党 河野太郎 自民党衆議院議員>

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テロ対策と入国管理~財政難をアイデアで越える
河野太郎(自民党衆議院議員)

政府は7日、テロリストの入国を未然に防止するため、入管難民法(出入国管理及び難民認定法)の改正案を閣議決定した。2004年にまとめた「テロの未然防止に関する行動計画(PDF)」に基づくもので、16歳以上(原則)の外国人入国者を対象に、審査時の指紋採取などを義務化するもの。先進国でも珍しい制度で根強い反対があるものの、河野太郎・外務副大臣は「強制退去を受けた外国人が偽造パスポートで再入国しようとする例が多い。治安を維持するため」と訴える。

河野議員は昨秋の就任以来、入国管理行政の分野で様々な改善を行っている。なかでも成果が上がりつつあるのが、羽田空港に到着した外国人の入国審査だ。河野議員によると、韓国・金浦国際空港から羽田へのシャトル便が到着後、審査に長いときで1時間かかることもあったが、シャトル便の3分の2ほどについては審査がおよそ20分で済むまでになったと言う。現在、成田空港でも時間短くしようと努力が続けられている。

時間を短縮するために改善した項目は、
(1)日本人(帰国者)用のブースを減らして外国人用を増やした
(2)ブースで行っていた慎重審査を別室で行うことにした
(3)日本語と英語だけだった出入国カードに、中国と(繁体字・簡体字)と韓国語も作り記入漏れを減らした
ーーーなど。

長時間飛行機に乗り、ようやく日本に到着したと思えば、入国審査に1時間も待たされる。これでは日本に対するイメージが悪くはなっても、決して良くなるとは思えない。日本人のブースが減ったことで、帰国者の審査には以前より時間がかかるようになったものの、「10分などわずかな時間で済む」(河野議員)と言う。
こうした成果は、現場の入国審査官(入国警備官)らの努力があってこそ実現したといえるが、新たな財源を確保せずとも、行政サービスを向上させることができる好例だ。「金はなくとも知恵を出すことで改善できることはある」と言う河野議員に、詳しく聞いた。

(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)のオンライン版 「フィナンシャル ジャパンONLINE」とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、3月8日にアップされたものです。

2006 03 09 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.02

[週刊!永田町] 国会動静<自民党 菅原一秀衆議院議員>

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格差社会で政治ができること~勝ち組・負け組の格付けを越えて
菅原一秀(自民党衆議院議員)

「一億総中流」ーーー。1960・70年代ごろから、日本国民の意識を象徴として度々使われたこの言葉。バブルが崩壊した後も、多くの国民は自分が「中流・中間層に居る」との意識から脱することはなかった。しかし、ここに来て「上流・下流」「格差社会」といった言葉が目立つようになった。少しずつではあるが、国民の意識は変わりつつあるようだ。

「格差社会」や「勝ち組・負け組」「上流・下流」といった、国民の生活レベルや意識を格付けする言葉は元々、東京学芸大学教授である山田昌弘氏の『希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く』(筑摩書房、2004年)や、マーケティングアナリストの三浦 展氏による『下流社会 新たな階層集団の出現』(光文社、05年)などが支持を受けると共に浸透したと言って良いだろう。
社会のあらゆる場面において規制緩和が進み、終身雇用制に対する幻想は崩壊すると同時に、いわゆる「勝ち組」をめざして起業する若者が増える一方で、「どうせ努力しても何も変わらない」とあきらめ、希望を持てない「負け組」の格差は開いてゆくー。

しかし、こうした格付けは、変えるべき現状に直面している人にとっても、現状にあまんじる良い口実になってはいないだろうか。負け組を弱者と断じて保護・救済の手を差し伸べることは、一見、負け組のためのようであって、実際は勝ち組の既得権益を守り、負け組から勝ち組への脱却を許さないシステムづくりが着々と進んでいるとは取れないか。起業やビジネスで一度失敗しただけで、再挑戦ができなくなってしまう…。それは私たちが望む社会のあり方だろうか。

こうしたなか、小泉首相も2月28日の衆院予算委員会で、「勝ち組ー負け組が固定化されてはいけない。一度失敗してもまた勝てるチャンスを国民、企業、地域に提供することが必要」と述べた。菅原議員も改善の必要性を指摘しており、「まず機会の平等を担保することは不可欠だ」と指摘する。果たして政治家にできることとは何かーーー。菅原議員に今の思いを語ってもらった。


追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)のオンライン版 「フィナンシャル ジャパンONLINE」とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、3月1日にアップされたものです。

2006 03 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.02.28

[週刊!永田町] 二大政党時代のための野党育成策を  <自民党 平 将明>

 永田寿康衆議院議員の予算委員会での爆弾発言で幕を開けた「ガセネタ騒動」は、小泉劇場ならぬお粗末劇場になった。永田議員の予算委員会二回目の質問で言った「ネタ元は怯えている」は、ネタ元でなく自分自身が怯えていたのだということがあの入院でわかった。本日午後に会見が開かれるそうだ。頭を丸めてくるくらいのパフォーマンスをやりかねないが、それだけは止めて欲しい。誰もパフォーマンスなど望んではいない。

 野田佳彦国会対策委員会委員長は昨年の特別国会冒頭「小泉チルドレンはチャイルドシートに座っていろ。」との発言をしたが、三流週刊誌すら相手にしない情報を元に国政調査権を要求するという無茶苦茶なことを言い、民主党自体がまるでお子様政党だったということではしゃれにもならない。
 日本の国の将来のことを考えれば、二大政党が望ましいと私は思う。選択肢のない社会は不幸だ。実際に与党の国会議員になってみて感じることは、あらゆる面での野党との力の格差だ。調査力、政策立案力、人材育成力、組織力等々。だから、正面からの戦いに息切れがし、地力もないのに一発ホームランを狙う連中が増えてくる。
 私のごとき一年生議員が言うのも僭越だが、野党を育てる仕組みが必要だと思う。例えば、資金面で言えば政党助成金の分配方法を大胆に変え、与党に薄く、野党に厚くする。議員一人頭2:1位でも良いのではないか。野党は資金的に厚くなった分で、調査力や政策立案力を充実させていく。野党が強くなれば与党に緊張感が生まれる。本質的な競争をするところに質の向上もあるのだと思う。ただ、今回の問題は資金力以前の精神性の問題だが・・・。
                              衆議院議員(東京4区)
                              平 将明 (自由民主党)


2006 02 28 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.02.09

[週刊!永田町] 国会動静<自民党 河野太郎衆議院議員>

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女系天皇?男系天皇?~揺れる皇室典範改正
河野太郎 (自民党衆議院議員)

秋篠宮妃紀子さまが第3子を懐妊されたことが7日、分かった。長女眞子さま(14)、二女佳子さま(11)に続くお子さまで、男子(親王)誕生の場合、皇位継承順位は3位となる。こうしたことから、政府が今国会に提出しようとしている皇室典範の改正案についても、「見送るべき」との意見も出ている。小泉首相も、ご懐妊が明らかになる前の衆院予算委員会では、今国会での成立に意欲を見せていたが、8日午前の委員会では「冷静に議論し、そのうえで判断することが望ましい」と慎重な姿勢を見せた。法務副大臣を務める河野議員も「期限は必要だが、今すぐ決めなければいけない話でもない。全ての選択肢をテーブルにあげて、国民の多くが納得できるようにしなければ」と議論継続の必要性を訴えている。

皇室典範の改正については、ご懐妊が明らかになる前から揺れていた。「ポスト小泉」として有力視される麻生外相、谷垣財務相ら主要閣僚は慎重な構えを見せる一方、山崎拓・元自民党副総裁らは賛成していた。

皇室典範とは、皇位の継承順位や皇族の範囲などについて定めたもので、第一条で「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」としており、天皇の子孫でも女子や女系の子どもは資格が認められていない。
現在、皇位継承の資格を持つのは6人(皇太子殿下、秋篠宮文仁親王、天皇陛下の弟にあたる常陸宮正仁親王ら)。1965年の秋篠宮殿下を最後に皇室に男子が生まれておらず、皇太子さまと秋篠宮さま以外の皇族は、お二人より年長だ。こうしたことから、小泉首相は05年1月、諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(吉川弘之座長)を設置した。同年11月には女性・女系天皇の容認を求める報告書をまとめたものの、皇位継承権を持つ皇寛仁親王殿下が疑問を呈された。国民の間でも「女系容認派」と「男系維持派」に分かれている。


そもそも、女性天皇、女系天皇とは何だろうか。過去、女性の天皇は8人(10代)いるが、女系の天皇はいない。女系とは、その天皇自身の性別とは関係なく、母のみが皇統に属する天皇を指す。単に「女性の天皇」と混同されることがあるが、まったく異なるものだ。例えば法が改正され、愛子様が即位されれば「男系の女性天皇」ということになり、愛子様が男子(親王)をご出産され、即位されれば「女系の男性天皇」となる。

女系容認派は、現実的に若い男性の皇位継承者がいないこと、海外の王室を見ても女性が王位につく国があることや、皇族夫婦に対する男子出生への過大な期待を強いる事態が続くことなどを挙げる。

男系維持派の主張は、神話や過去の伝承を源泉とする権威こそが不可欠というもの。男系の継承とは、簡単に言えば今上天皇の父親をたどってゆけば(理論的には)初代神武天皇に行き着くことを指す。女系容認論に対しては、「入り婿等の手段による皇室を乗っ取りの可能性がある」との反対がある。継続の方法として、皇族から離脱した旧皇族の皇籍復帰や「側室をおく」といった声があると言う。


現状では、女系天皇に対する国民のコンセンサスが得られているとは言いがたい。議論の着地点も見えづらい。「例えば内親王殿下(女性)が結婚されても皇室から離脱しないようにするとか、もっと広い議論が必要だ」と言う河野議員に詳しく話を聴いた。

追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)のオンライン版 「フィナンシャル ジャパンONLINE」とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、2月8日にアップされたものです。

2006 02 09 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.02.07

[週刊!永田町] 競争を否定する人たちの罪<自民党 平 将明>

 耐震偽造問題やライブドア事件をきっかけとした小泉改革の光と影、勝ち組負け組論争の中で、隠れ「大きな政府を目指す」勢力の巻き返しが始まった。社民党や共産党のみならず、民主党の中にも同じような主張をする人たちがいる。

 人口が減少する社会において、また、莫大な財政赤字を抱える現状において、生産性を上げていくことは至上命題である。持続的な経済成長なくしては社会保障も財政も破綻をしてしまう。そのための市場化であり競争原理化である。ようやく成果が見え始めたこの構造改革を決して止めてはいけない。
 この国には競争を否定する人たちが意外に多い。また、彼らが垂れ流した害毒は戦後の日本を浸食した。特に教育の現場で顕著で、彼らはありもしない社会観(競争のない社会、がんばれば必ず報われるという社会)を子供達に教え続けてきた。例えば運動会の徒競走に勝ち負けのない学校の存在、ゴール前で皆が一旦止まり、皆で手をつないでゴールするのだという。勝つ子と負ける子がいると可愛そうだからという理由らしい。そして、勝負の勝ち負けより、がんばったか否かこそ評価されるべきだと主張する。
しかし、そのような社会は地球上のどこにも存在しない。世の中に一歩出れば厳しい競争が待っている。がんばっても必ず報われるとは限らない、むしろ報われない方が多い。そういうことが日常的に起こる。それでも、人生とはそういうものだから、諦めずにがんばらなければならない。うまくいっているときは誰でも得意になるが、うまくいっていないときこそ人間としての真価が問われるのだと教えるのが教育だし、社会の現実を教え、社会に出てから困らないようにしてあげるのが教育だと私は思う。競争を否定し、ありもしない社会観をあたかもあるように錯覚させて子供達を社会に送り出すということは犯罪に等しい。そしてそのような腑抜けの教育を60年間もしているから、少しでも自分の思いとおりにならないと「自分は悪くない、社会が悪いのだ」とばかりにすぐ逃げたり引きこもったりする人間が激増した。ニート問題の本質はこういうところにもあるのではないかとも思う。
自助自立の精神に立脚し、自由で公正な競争を通して富を創造していく。そして勝者敗者が生まれる前提で、敗者復活の可能な社会を創り、本当の弱者には手を差し伸べていく。「富はまず創造してからでなければ、分配できない」(-ドッジ-)のだ。

衆議院議員(東京4区)
平 将明 (自由民主党)

2006 02 07 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.02.02

[週刊!永田町] 国会動静 <自民党 菅原一秀衆議院議員>

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日本版SECの創設と証取法違反の罰則強化? ~ライブドア流錬金術を越えて
菅原一秀(自民党衆議院議員)

ライブドアグループへの強制捜査からおよそ半月。同グループによる証券取引法違反事件では、東京地検特捜部の調べに対して、ホリエモンこと堀江貴文容疑者は容疑を否認し続けているものの、投資事業組合の活用や株式分割といった「ライブドア流錬金術」とも言える方法が次々と明るみに出ている。今後の再発防止策についての議論が活発化するなか、菅原議員は「こうした問題を二度と起こさないためにも、証券取引等監視委員会(監視委)の機能強化や証取法に違反した場合の罰則強化を含めて考えなければ」と指摘する。

問題となった開示書類の虚偽記載や風説の流布、偽計罪の罰則は、懲役5年以下または500万円以下の罰金が課される。自民党は1月27日、金融調査会(会長=金子一義議員)の企業会計小委員会でこの問題について話し合っている。委員からは、投資事業組合の透明性を高める声が相次ぎ、上場企業が実質的に支配する組合については、その企業の連結決算の対象に含めるべきだとの意見が出されたと言う。またライブドアが株価吊り上げのために行った株式分割についても、金子会長が衆院予算委員会で極端な分割に対する疑問を呈した。株式分割については、東京証券取引所が昨年3月、上場企業に対し、5分割を限度とするように自粛要請している。

こうした議論と同時に、監視委の機能強化については、政府・与党内で意見が別れている。中川・自民党政調会長が金融庁からの分離・独立を提言する一方で、与謝野金融相は独立を否定、拙速との見方を示していることがメディアで伝えられている。この議論の焦点は、監視委に米国証券取引委員会(SEC=Securities and ExchangeCommission)並みの組織と権限を与えるべきかどうかだ。監督、検査、企画立案の3部門を抱えるSECは、証券会社に営業停止命令などの処分を行えるほか、個人に対しても民事訴訟を起こして制裁金を課すことができるなど、証券業界に対して大きな権限と影響力を持っている。一方、日本の監視委は、調査、監視、検査などの権限はあるものの、行政処分といった監督権限は金融庁が握っている。また、人員もSECがおよそ4000人に対して、日本は300(地方財務局職員を含めた場合約500人)とおよそ十分の一ほど。監視委の機能強化論者は拡充・増員を訴えている。

強制捜査の直後、ライブドア株だけでなく、IT分野の株が一時急落した。IT産業を「資源のない日本における経済・産業の柱としてさらに成長させるべきもの」と位置づける菅原議員に、この問題について語ってもらった。
(フィナンシャル ジャパンONLINE 編集)

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(追伸)「週刊!木村剛」は、金融経済月刊誌「フィナンシャルジャパン」(年間購読はココ)のオンライン版 「フィナンシャル ジャパンONLINE」とメディア・コラボレーションしています。本日の記事は、2月1日にアップされたものです。


2006 02 02 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.01.31

[週刊!永田町] 議員前原誠司君を懲罰委員会に付するの動議 <自民党 平 将明>

 通常国会が始まった。小泉総理の施政方針演説に対して代表質問が行われた。民主党の前原代表は先の衆議院議員選挙で自民党は堀江氏を広告塔に利用したとして、「自民党の議席そのものが粉飾決算ではないか。」と発言した。

 自民党が得票数を誤魔化して不正に議席を得たのならいざしらず、民主主義の本質も粉飾決算の本質も理解しない、政党の代表として恥ずかしい発言だ。適正な手続きを経て行なわれた選挙の結果を直視する謙虚さがなければ民主党が政権をとることは永遠に叶わないだろう。また、予算委員会では同じく民主党の原口議員がベストセラーの「国家の品格」を引き合いに出し、堀江氏を応援したのは品格の問題だとも発言したが、覚醒剤中毒者を公認した政党に品格を問われる筋合いはない。
 一方で反省点もある。規制緩和し、官はできるだけ民の邪魔をせず、事前チェックから事後チェックへ、財政出動に頼ることなく民間主導で経済を成長させていく。これが小泉構造改革であるが、その際にルール違反がないかよくモニタリングし、違反があった場合には迅速に厳正に対処する仕組みが必要だ。そのへんのバランスを早急に整える必要がある。原則小さな政府を目指すのだが、ルール違反のチェック機能部門は拡大充実させていかなければならない。公正取引委員会、証券取引等監視委員会、会計検査院などだ。小泉改革路線は間違ってはいない。バランスを早く整え、改革を加速させなければならない。


衆議院議員(東京4区)
平 将明 (自由民主党)


2006 01 31 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック

2006.01.24

[週刊!永田町] 新規参入障壁を低くして競争力を高めよ!<自民党 平 将明>

 一般論として、新規参入の難しい閉鎖的な社会は、新陳代謝が進まず、ムラの論理がまかり通り、対外的な競争力を失いがちだ。
 この停滞から抜け出すには、新規参入を認めて新しい血を入れ、互いが競争しあい切磋琢磨する環境を創りだすことだ。永らく新規参入を認めずに、横並び体質の染み付いた銀行業界が、毎年優秀な新卒者を大量に採用しながら、バブルがはじけ、ふと気がつけば全く国際競争力がなかったということは記憶に新しい。最も変わりそうにない銀行業界を変えるには新規参入こそ必要だとの想いが、私や木村剛さんが日本振興銀行を立ち上げる理由のひとつだった。

 そして、もうひとつの最も変わりそうにない業界、それが政治の世界だ。特に、自民党のような党からは、2世3世か、役人出身者、圧力団体の代表など決まったタイプの人間しか選挙に出られないものと思っていたし、それが政治の閉塞感、政治と有権者との感性の乖離を招いていると考えていた。
 しかし最近その政治の世界への参入障壁は劇的に低くなってきているようだ。昨年の衆議院議員選挙で大きな成果をあげた‘候補者の公募制度’である。私も公募候補者の一人であるが、23名の新人議員(自民党のみ)を生み出し、結果今までにない新しい血が大量に流れ込むことになった。一部ベテラン議員の間には拒否反応もあるようだが、半世紀を越えて組織を存続させようと思えばこの選択は正しいことだと思う。
 また、現職議員のいる選挙区においても公募による候補者と予備選を実施する仕組みがあればさらに良い。現職議員から見ればシンドイことだし、議員としての寿命は短くなるだろうが、野球の試合のように、常にベストメンバーで臨むことが国家や有権者に対する政党の責務だ。
 停滞する民主党のみをライバルとして戦略を立てるのではなく、今後も更に公募制度を拡大発展させ、常に新陳代謝をし、互いに切磋琢磨することにより、国際競争力ある政党を目指していくべきだと私は思う。

衆議院議員(東京4区)
平 将明 (自由民主党)


2006 01 24 [11. 週刊!永田町] | 固定リンク | トラックバック