2007.01.01

【お正月特番】 木村剛が斬る!

 新年あけましておめでとうございます。
 本年も『週刊!木村剛』をよろしくお願いいたします。
 本日はお正月特番としまして、木村剛の豊富ではなく『抱負』を・・・・・。

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“木村 剛が斬る!”
今年の抱負(公私ともに)とともに、日本経済に期待したいことなどを語っています。





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2006.11.03

[ゴーログ]吉田拓郎か、井上陽水か?

皆さん、こんにちは。木村剛です。「2006年9月23日、つま恋で吉田拓郎とかぐや姫の31年振りのコンサートが行われた」ということで、「不動産と景気・経済」さんが吉田拓郎を論じてくれました。

私は拓郎が好きだった。拓郎が登場した時、私は高校生だった。文化祭の後は「祭りのあと」を口ずさみ、寂しい余韻に浸ったものである。私は(拓郎の曲が好きなのは勿論、スタイル等全部ひっくるめた)拓郎そのものが好きだった。当然かなり影響も受けた(例えば酒は殆どバーボンしか飲まないとか)。拓郎が今尚健在であるのと、詩も曲も全然陳腐化してなく(ナツメロにはならず)、30年のときを超えたその楽曲は今まさにタイムリーである。「今はまだ人生を語らず」などはその好例といえる。拓郎には楽曲、ライフスタイルで、団塊世代、それに続く中高年層の道標で居続けてもらいたいと思う。伊勢正三の「なごり雪」もヘタは下手ながら、歌い込んだ濃くのある歌唱によって稀代の名曲であることを再認識させた。そのうちDVD化するだろうから、その時は買っておこうと思う。


 私もそのDVDが出たら、買ってみたいと思います。20~30年前に、フォークギターのアルペジオをようやく覚えて、吉田拓郎の「結婚しようよ」や、かぐや姫の「神田川」、「妹よ」、伊勢正三率いる「風」の「22歳の別れ」を弾き語りしていた若き日を思い出しますねぇ。
 ただ、どちらかというと、私は井上陽水のファンです(この間も、コンサートに行ってしまいました・・・)。拓郎ファンの皆さん、ゴメンナサイ。

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2006.06.15

[ゴーログ]長生きするための7つの法則

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「デブ歯医者のつぶやき人生」さんから、究極のアンチエイジング(=長生き法)をご紹介いただきました。「アンチエイジングの一番安くて効果がある方法は生活習慣の見直しである。お金をかけたアンチエイジング療法をやったとしても、これは一時的なもので長期的に見れば、決して健康とは言えない」ということのようです。

日常の生活習慣と健康に関する先駆的な研究に、カリフォルニア大学のブレスロー博士らが行ったものがあります。1973年(昭和48年)、ブレスロー博士は、住民7000人を対象に様々な生活習慣と、主として身体的健康度(障害、疾病、症状やバイタリティーの有無など)とのかかわりを調査したところ、7つの健康習慣が健康度と有意に関連していることを発見しました。

適正な睡眠時間(7~8時間)
喫煙をしない
適正体重を維持する
過度の飲酒をしない
定期的にかなり激しい運動をする
朝食を毎日取る
間食をしない

これら7つの健康習慣を守っている人は、約60歳くらいまで平均以上の健康度を保っていることに対し、良い習慣が2個以下の人では、30歳を過ぎると既に健康度は平均以下になっていました。・・・

不老不死を願うのなら、まずは生活習慣の改善からである。 

 私の場合、適正な睡眠時間というにはほど遠く(だいたい3~5時間)、適正体重をオーバーしており、定期的にかなり激しい運動もしていませんし、朝食を毎日とっていませんから、かなりピンチです。喫煙をしない、過度の飲酒はしない、ということでなんとか2個を維持していますが、今後は「間食をしない」という生活習慣をつけることで、まずは3個クリアを目指します。

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2006.03.29

[ゴーログ]王道はシンプルなものである

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「大塚晃志郎の、経営者とその家族のための健康管理と「命もうけ」の知恵」さんから、花粉症に対する対処の基本を教えていただきました。「あまりにシンプルに思えるので、なめて考えると、うまく花粉症の症状を和らげません。ところが、このシンプルなところが重要なんです。この肝心なところをおさえないから、いくら薬をたよっても全然症状がおさまらない」と語ってくれています。

ポイントは3つだけ。
1.体内環境を、できる限り食生活と自律神経をととのえることによって、よりベターな環境に変える。
2.その上で、自分の体質に合った抗酸化作用のあるサプリメントを摂る。
3.鼻や眼の洗浄を、2%の自然塩入りのほうじ番茶でまめに行なう。 

 私が気に入ったのは、「からだの内なる治るクスリと、そのバランス回復能力を最大限に生かすのが、一番です。『急がば回れ』が、実は速くて確実な近道です」という部分。「単に症状を無理やり抑えようとする強引でわがままな対症療法では、アレルギーなどは、生命力の強い人ほど害が出てきます」という解説には、唸ってしまいました。

アルコール性肝炎の人は、肝臓が飲みすぎで炎症をおこし、いわばカチカチ山になっている状態ですから、アルコールを摂りながら、それを治そうというような、あまりに虫のいいことは不可能です。それと同じようなことが花粉症にも言えます。火に油を注ぐようなことをしていて、火を止めることはできません。自然の法則に反するようなことをしていて、症状を良くすることはできません。借金を抱えた人が、無理にいっぺんに返済できないのと同じです。からだに抱えた借金も同様。体にたまってしまったものを、いっぺんに手っ取り早く1回で返せはしないのです。だから、「急がば回れ」で、根本から体内環境を変えていかないと、効いてこないのです。どうやら、金融の投資でも、健康管理でも、「急がば回れ」が、けっきょく、より安全でもっとも効率が良さそうですね。

 投信会社フィデリティのカリスマ・ファンドマネージャーであったピーター・リンチ氏は、「投資とダイエットは極めて似ている。やり方はシンプルで、皆知っているのに、なかなか実行できない」という主旨のことを述べていたように思いますが、どのような分野であっても、王道は意外にシンプルなもの。それを徹底することができないのが人間の業ということでしょうか。
 私も今日から、「大塚晃志郎の、経営者とその家族のための健康管理と『命もうけ』の知恵」さんのアドバイスに従い、花粉症克服の王道をトライしてみたいと思います。

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2006.03.20

[ゴーログ]花粉の季節は早く終わってほしい

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「夫婦の間のトラブル日記」さんが下記のトラックバックを送ってくれました。

最近はいい天気が続いていますね☆  でも・・・悪夢の花粉の季節がやってきてますぅ。 まぁこういうときは外に出ないのが一番なんだけどね・・・。 でもどこか遊びには行きたいし。 だれか、室内につれていってくださいぃぃぃぃ♪ 

 そうなんです。じつは、私も花粉症でして、今年は大丈夫かなと思っていたら、遂に先週木曜日にやってまいりました。鼻水は出まくるし、目はかゆくなるし、軽いくしゃみは出るしで最悪です。早く花粉の季節が終わってほしいと思う今日この頃です。


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(読者の皆様へ)
全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年5月号は3月20日発売です。
今月の第1特集は、「こんな時代だから真面目な会社を買ってみる」です。ライブドアショックは少なからぬ投資家にダメージを与えましたが、会社が危機に面したときの対応に株式市場は敏感なものです。投資をするにはどのような企業を選べばよいのか、どのような点に注意を払うべきなのかなどについて特集を組んでいます。
また第2特集では、BRICsを特集しています。日本経済が成長するには、BRICs抜きには考えられません。BRICsを攻める有望企業を検証しています。
特集以外でも、今後の経済環境の展開については、「日本経済の5年後を読むー小泉政権の経営運営術」を読んで欲しいですし、投資手法に興味のある方には、「ネットトレーディングの必勝法を探る」がお勧めです。そのほか、予防医療の現状を徹底討論する「治療は予防の3倍かかるんです」、好評連載中の澤上篤人氏、編集長木村剛、上場社長による鼎談「上場社長の知られざる悩み」、経営者シリーズでは、松下電器の中村社長、日清オイリオグループの秋谷会長、日本最大の100円ショップ「ダイソー」の矢野社長など盛りだくさんの内容となっています。



2006 03 20 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.02

[ゴーログ]「ビバクイズ」と「あんばやし」で有名な県とは?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Bumbleblog」さんから「富山県の噂」という記事を紹介していただきました。富山県人としては、読まざるを得ません。いや~あ、密かにウケました。その中から、ちょっぴり引用させていただきますが、富山フリークの方(そんな人はいないでしょうが・・・)には是非ネタ元を全部読んでいただきたいですね。

日本一広い家に住んでいるため、都会に出ると一人当たりの面積が狭くて、過呼吸で倒れやすい。(東京のコンビニの狭さに驚愕しました。 )・・・東京に初めて来た時、間違えて原宿で降りちゃったんだけど、竹下通りを見て「今日、祭り?!」としばらく思い込んでいた。もちろん普通の日だったんだけど。・・・本当に東京は人が多くてうんざりする。でも富山は人が居なさすぎて恐ろしくなる・・・。


 いまから25年前、はじめて上京して上野駅に降り立ったときに、あまりの人の多さに「今日、祭りけ?(「今日はお祭りの日ですか?」を意味する富山弁)」と駅員さんに尋ねて笑われたことを思い出します。富山だと、「商店街が閉まる時間が早い。夜7時になると次々にシャッターを閉めて戒厳令をしいたかのようになる」というのは、本当なんですから。東京出身の方には、刺激がなさ過ぎて暮らしにくいかもしれません。
 完全な内輪ウケですが、「ビバクイズに出た人がたくさんいる」とか、「6月の山王祭りでは、ルーレットを回して出た数だけあんばやしがもらえる屋台が出てる。これが常識だと思ってました」とか、「必ず小学校のグラウンドには、スキー山が隣接する」というところには、バカウケしちゃいました。
 最後に有名な「結婚式の引き出物には鯛の形をした超巨大かまぼこがついてくる」というところで締めさせていただきます。ということで、富山県をよろしくお願いします。

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「Bumbleblog」さん、あまりにも懐かしかったので、画像を貼らせていただきました。






(読者の皆様へ)
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経済評論家・三原淳雄氏との共著「騙されない社会人のための株入門」がDMDJAPANより発刊されました。今週から書店に並ぶかと思います。
この本はライブドアショックの教訓を学び、チャート分析に頼らない、風説に騙されない株式投資の基本知識をじっくりと解説した入門書です。

2006 03 02 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2006.01.12

[ゴーログ]古畑任三郎には西村雅彦が欠かせない!

 みなさん、こんにちは。木村剛です。久方ぶりに富山県の方からトラックバックをいただきました。「日々のヨギチョギ」さんです。どうも富山県出身ではなく、千葉県出身の方らしいのですが、なかなか富山に馴染めずにご苦労されたらしいです。かつてゴーログで私は、こう書いていました。

米騒動の発祥地は富山県なのですから。とにかく女性が強い。いわゆるピンク街はPTAが軒並み潰していくという土地柄なのです。だから有名人には女性が多いんですね。「Alternative TOYAMA」によれば、「ロッキード事件のとき「蜂の一刺し」で有名になった榎本ミエコ氏も富山出身。芸能人で言えば、室井滋、柴田理恵、野際陽子、風吹ジュン……、これは何も女性ばかりではないが、とにかく、アイドルタレント、アイドル女優というよりは、一癖ふた癖ありそうな、存在感のある人を輩出している」ということのようです。また、フェミニズムの第一人者として知られる上野千鶴子氏も富山県出身だとか。

 これを受けて、「日々のヨギチョギ」さんは、「風俗に関しては富山県の規制はかなり厳しいと聞いたことがあります。・・・お隣の石川県ではその手のお店が充実してるとのことで男性の間では石川のとある温泉で有名なところへ遊びに行くというと『あ~、そういうことね。』と分かってしまうらしいとか」と言っておられますが、そのとおりでございます。夕方六時になると、ほとんどのお店が閉じる超健全な県、それが富山なのでございます。

PTAが強い、ということは教育にすごく力を入れているといえます。実際、富山は教育県と言われ、習い事や塾も小さい時から掛け持ちにしてる子供がたくさんいます。富山に来てから驚いたんですが、富山だと私立よりも県立の方がレベルが高いんですね。中部高校、高岡高校を筆頭に、県立高校には厳然としたヒエラルキーがあるらしく私立に行くのは県立に落ちて金のあるヤツが行くところ、という風潮で、東京あたりでは決してそんなことはないのですが、私立出身者の肩身が狭い現象にちょっとビックリしてしまいました。

 私は、富山中部高校出身でございまして、イタリアサッカーリーグ・セリエAの柳澤敦選手は、富山第一高校出身でございます。「教育県」と呼ばれていることは事実ですね。勉強意外に、ほかにすることもありませんから ・・・。全国一の大学進学率は、「とにかく外の世界に出てみたい」という若者の欲求の結果なのではないか、と思いますが、私自身は、この生涯、一度も塾というものには通っておりません。

女性が強い、という背景には働き者である一面が強く出てると思います。とにかく、富山の女性、特にお母さん達はみんなスーパーお母さんです。富山県は共働きが当たり前の県で、それは農業主体で来た昔からの流れだと思うのですが、女性は働いて当たり前。それもパートよりもフルタイム働いてる人のほうが多いようです。家に働き盛りの奥さんが一人でいるとなると、すぐにご近所で「あの奥さん、病気かしら(病気にならない限り働け、ということか?)」などと噂の的になってしまいます。 

共働きでも家事、子育てもしっかりこなす。おばあちゃんやおじいちゃんと一緒に住んでいる家庭が多いですから、ある程度は子供を預けることができる環境にあるせいかもしれませんが、朝から夜中まで、一体いつ寝るんだろうというくらいに働いてます。祖父母世代になると家でゆっくりできるかというと、そうでもなく、祖父母は祖父母で畑仕事や野良仕事など毎日忙しく過ごしています。冬になって雪のせいで畑仕事ができないくらいにならないと、ゆっくり休みが取れない感じです。そんな、男性よりもパワフルな女性が多いですから、女性の力が強くなるというのも頷けてしまいます。 


 これは、そのとおりかもしれません。私の祖母も反物の行商をしておりましたし、母も私の弟が生まれるまでは共稼ぎでした。とにかく働き者だというのは、そのとおりだと思います。いずれにしても、富山を語るときは、女性を抜きにしては語れませんね。
 ということで、「県出身の有名人(柴田理恵とか立川誌の輔や西村雅彦)は無条件に応援。魚はブリ、山は立山だよな、としみじみ感じています」と締めてくれた「日々のヨギチョギ」さんに返信いたします。
 正月は、最終シリーズとなる「古畑任三郎」を見ながら、「やっぱり、西村雅彦がいないと、このドラマは古畑が生きないんだよなぁ」などと、密かに郷土愛(西村雅彦は富山県出身)を確認していた今日このごろでした。

2006 01 12 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2005.10.06

[ゴーログ]セロトニンと食生活と希望格差社会

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「lien」さんから、なかなか難しい問題を提起されました。それは、精神の病の問題です。私も知り合いにいないわけではないので、多少は分かりますが、「たるんどる。すべては気合いだ!」ということで片付きがちだった問題も、じつは脳内物質の分泌と関係が深い場合があって、投薬等による治療の対象になるケースが少なくないようです。  「病院で何らかの精神障害と診断され治療が試みられるようなケースではない、表面上社会生活は一応滞りなく行うことができている人間であっても、自覚症状なしに(潜在的に)ストレス・精神的抑圧を溜め込んでしまって、『正常』な精神状態を保てなくなっている場合というのが考えられる」ようで、なかなかに難しいですね。

身体と精神(こころ)は切り離して考えていいものでもない。体の調子が良くない、何らかの病気に罹っているのに、楽しい気分を持続していられる人はまずいない、と言ってもいいだろう。酒を飲み過ぎて翌日二日酔いになって、それで気分がどうも優れないっていう症状も、セロトニン不足、つまり生理現象であり、基本的に「心理的な抑圧云々・・」などの話とは関係がない。 「こころが全て脳のはたらきに依るものだ」なんてことは言わないが、自分のこころ・精神状態に脳内の神経伝達物質が関係しているのは事実であり、その神経伝達物質の量に影響を与えるのは普段摂取している飲食物であり薬である。(重度な精神障害には遺伝もかなり関係しているようだが)勿論、対人関係も含めた周囲の環境も影響を与えている訳だが、こころの不具合をこころの問題としてだけ捉えるのはやはり宜しくない。

 私は脳の専門家ではないので、なんとも断言できないのですが、「最近の犯罪には、犯罪者の食生活や生活習慣などもかなり影響していると思っている。少年犯罪では『キレやすい子供』と食生活の関係はよく言及されるところではあるが、犯罪全体で見ても同じようなことは言えるのではないだろうか。何と言っても、昔と比べれば、食の選択肢・自由度のみならず行動自体の選択肢・自由度も比較にならないほど多い・高いから、食生活や生活習慣は乱れ出したら乱れっぱなしということも現在では十分可能だからだ」というところには、ちょっぴりオブジェクションを・・・。
 ひょっとすると、食生活が脳内物質の分泌に大いなる影響を与えて、その結果として犯罪が増えている可能性はあるのかもしれませんが、それはあたかも、血液型占いに似て、「あなたはA型だから几帳面だ」とかいう類の話に近いような気がするのです。もっと言うと、占星術によって運命は決められてしまっているかのような議論に聞こえてしまうんですね(もっとも、ある人によれば、「占星術とは太古からの人々の経験を集計した最も信頼性に足る統計学である」ということのようですが・・・)。
 だから、まぁ、私としては、「健常者同様に感情・理性がコントロールできる状態にあるにも関わらず・・・犯罪が起きているとすれば、今度は『社会全体の病理』として考えなければならないだろう」という立場ではなく、「個人の病理」として捉えた上で、「社会全体として、どう対処していくべきか」を考えるべきだと思うのです。何かあると、「それは社会のせいだ」とか「現在の食生活のせいだ」というのは、ちょっと・・・。
 脳科学に疎いせいかもしれませんが、私としては、「自分の人生を決めるのは自分である」というテーゼについてはこだわって生きていきたいと思っています。「自分の人生を決めるのは他人である」とか「自分の人生を決めるのは社会である」とか「自分の人生を決めるのは環境である」ということになったら、人生楽しくありませんから・・・。
 ということで、個人的には「希望格差社会」という最近の風潮は、好ましくないと思っています。そりゃぁ、「希望格差社会だからさ・・・」なんてニヒルに言えたほうが、自己弁護と言い訳には役立ちますけれど・・・。


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(読者の皆さまへ)全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」11月号は9月21日発売です。
お得な定期購読をご希望される方はこちらでお申込みいただけます。
今月号の目玉は何と言っても、編集長木村剛の最新著書「最新版 投資戦略の発想法」の実戦編を書き記した第1特集です。1億円の資産形成を目指すための基本知識が満載です。
第2特集は、ベストセラー「きっとよくなる!」で有名な本田健さん主宰の「億万長者入門コース」。幸せな資産家になりたい方は必見です。
経済面については、「バブル再燃!?」をお読みください。大量の資金が動き出した現状を確認できるでしょう。
そのほか、野村克也シダックス監督のマネー論や西武グループの行方、はてまた孤島購入のすすめなど、他のマネー誌には載っていない本誌ならではの情報が満載です。


2005 10 06 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.29

[ゴーログ]株は安いときに買え、人は困っているときに助けろ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「気まぐれ日記2.1.6」さんから、心に響く言葉をいただきました。それは、「気まぐれ日記2.1.6」さんが「最近某おっさんから習った人生の成功哲学」だそうですが、「株は安いときに買え、人は困っているときに助けろ」という格言(?)です。

 同じことをしたとしても、感謝される場合もあれば、感謝されない場合もあり、そして、大感激して大感謝される場合もあります。これは、本当にビジネスと人生における真実でして、私のように、普通の方より、多少なりとも波乱万丈の人生を歩んでおりますと、

①私が調子の良いときだけ親密にすり寄ってくる人たち
②私が調子の悪いときに雲の子を散らしたように消える人たち
③やらずぶったくりで、自分の欲しいものだけもらおうとする人たち
④自分の目で評価せず、私に対する周りの評価で右往左往する人たち
⑤周りの雑音に気を取られることなく、変わらずに付き合ってくれる人たち

 など色々な人と出会います(皆さんも同じだと思いますが・・・)。
 やはり長くお付き合いしたいのは、⑤の「周りの雑音に気を取られることなく、変わらずに付き合ってくれる人たち」ですよね。中でも、マスコミからのバッシングに遭って困っているときに、変わらずに付き合ってくれた方々に対しては、心の底からありがたく思っています。そういうときは、何気ない一言が本当に「値千金」のありがたさなんですね。
 私のモットーは、「恩は倍返し、恥は3倍返し」ですから、そういう方々に対しては、長い人生を通じて、着実に恩をお返ししていきたいと思っています。そして私も、困っている人を困っているときに助けることのできる「人間株のウォーレン・バフェット」(by「気まぐれ日記2.1.6」さん)になりたいと願っています。



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そのほか、野村克也シダックス監督のマネー論や西武グループの行方、はてまた孤島購入のすすめなど、他のマネー誌には載っていない本誌ならではの情報が満載です。

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2005.07.21

[ゴーログ]自立することと父親の存在感

 皆さん、こんにちは。木村剛です。いつも洒落た文章を贈っていただいている「戯言家 : 桐鳳柳雨」さんから、「父」という存在に関するトラックバックをいただきました。私が心底共感したのは、自活する力との関連で、「戯言家 : 桐鳳柳雨」さんがご自身の父親に関して書いていた以下の部分です。

 一人暮らしをし始めた頃、食事をするのにも事欠くような状態になった時期がありましたが、父は私を飢えさせるようなことは決してしなかった…。最低限ではあるかもしれないですが、お金のことを気にさせることなく「普通に」暮らしていける状況だけは保ってくれていた…。(後年知ったのですが、我が家の収入はとても少ないものでした)それに対して今の私は、私自身さえ満足に食べさせられない…。それだけでも大変なことなんだと思うようになりました。

 恥ずかしながら、私は小学校5年生のときに、生涯一度だけ家出を試みたときがあります。理由は忘れてしまいましたが、子供心に「どう考えても自分が正しい。親父は間違っている」と思い込んで、家を出たわけです。ところが、家を出たのは良いけれど、どこにも行くところがない。そこで、川沿いの公園でブラブラしているところを、母親に見つかって、諭されて家に戻されたというのが、その家出事件の一部始終です。
 そのとき、幼い子供なりに「自活する力もないのに、父親に反抗するというのは、単なる甘えにすぎない」ということを身にしみて感じまして、そのとき以来、「父への反抗」を封印し、とにかく「自活する力を身につけたい」「何が何でも自立したい」という一心でやってきました。上京して大学に入学すると、父からの仕送りを断ったので毎日がアルバイト漬け。港の荷揚げや居酒屋の皿洗い、引越しの手伝いや通行人数の調査などにはじまり、家庭教師や塾の先生など、ありとあらゆる仕事をやりました。
 いま思えば、そういう努力のすべてが「父への反抗」であり、そのおかげで、何とか今では、それなりに「自活できる力」「自立する力」を持てたような気がしています。親子ですから色々とありましたが、「男」として尊敬できる父でした。戦後幼いときに父(私の祖父)を亡くし、大八車を引きながら家計を支えてきた苦労人で、並外れた頑固者でしたが、愛すべき「男の中の男」でした。
 まだまだ超えられそうにはありませんが、超えられるまで、これからも前向きに「父への反抗」を続けていきたいと思っています。


(追伸)
「読む前に聴こう!」木村剛出版記念講演会(KFi Club主催)を開催いたします。
11万部のベストセラーになった「投資戦略の発想法」を全面改訂!
日時:7/30(土) 14:30-16:00 丸ビル
参加費: 非会員 5000円(ご参加者全員へ木村剛サイン入り新刊本プレゼント)
定員: 先着100名様 (定員になり次第締切らせていただきます)
お問い合わせ: kficlub@kfikk.co.jp
  

2005 07 21 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2005.07.13

[ゴーログ]太く短く、真っ直ぐに生きる

 皆さん、こんにちは。木村剛です。じつは、父が7月10日午前11時55分に他界しまして、ここ2~3日の間、バタバタとしておりました。「太く短く、真っ直ぐに」がモットーの父でしたが、72歳というあまりにも短い生涯の終焉に、人生の儚さを思い知らされています。

 儚く短い人生だから、何をやっても詮無いこととして達観し、諸種の摩擦を避けながら賢く生きていくのか、それとも、儚く短い人生だからこそ、多少の軋轢が起きようとも、やるだけのことをやって「太く短く真っ直ぐに」生きるのか、については、各々の人生観によって異なるのでしょうが、私は父と同じく、「太く短く、真っ直ぐに」生きたいと願っております。
本日は、以上です。

2005 07 13 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2005.07.04

[ゴーログ]『選択の自由』が人生を変えた!?

 皆さん、こんにちは。20年ほど前に長野県松本市に住んでいた木村剛です。ということで、またまた「Espresso Diary」さんに反応してしまいます。昔話に惹かれるというのは、歳をとった証拠なんでしょうねぇ。「Espresso Diary」さんは、日本銀行松本支店の写真をアップしてくれています。

木村剛さんは、ここで働いていたんですね。日本銀行の松本支店です。正面玄関から中に入ると、天井の高さが印象的。90年代の前半に総裁を務めた「三重野康」の書が今も窓口に掲げられているのは、三重野氏が松本支店長だったからでしょうか。日銀というと硬いイメージがあるんですが、私は「柔軟な方が多い銀行」という印象を持っています。窓口で働いている方の服装を見ても、メガバンクの行員よりもカラフルなネクタイやシャツが目立ちます。

 う~ん、そうですか。私は「硬いイメージ」のままなんですが・・・(^^;) 最近の日銀が「柔軟な方が多い銀行」になったのであれば、それは望外の喜びです。いずれにしても、「Espresso Diary」さんは、経済学が大好きな学生であったようです。

1978年に深夜のテレビで放送された『不確実性の時代』は夢中になって見ました。アダム・スミスに始まる経済学の歴史を、視覚的に分かりやすく解説していたシリーズです。ガルブレイスの本も繰り返して読みましたが、これが私の経済学への関心の始まりだったかも。・・・・・・高校時代に入り浸っていたのは「社会科学研究会」の部室。わりと自由な学校だったので、授業をさぼって部室や図書館で本を読むことが多かった。宇野弘蔵の『経済原論』や大塚久雄の『欧州経済史』なども読みましたが、1970年代末の地方では、まだマルクスの影響が強かったですね。・・・ 

受験用の勉強や模擬試験を受け始めたのは3年生になってからですから、自分の偏差値も知りませんでした。田舎の県立高校は、のんびりしていたのです。近所の書店には、ミルトン・フリードマンの『選択の自由』が並んでいました。1980年代の初め。いまにして思えば、サッチャー、レーガン、中曽根康弘に繋がる「右からの革命」は、高校の教室や受験の世界ではなく、街の書店に兆(きざ)しが現れていたんですね 

 どうも、「Espresso Diary」さんとは同世代のようですね。じつは、私が経済学部に進むことを決めたのは、深夜のテレビで放送されていましたミルトン・フリードマンの『選択の自由』シリーズでした。公のためにと設定された規制が逆に公のマイナスを生み出しているという事実を次々と提示されて、高校生ながらに深い感銘を受けたことを覚えています。単純な私は、それで、「よし、経済をやろう」などと気負って、法学部ではなく、経済学部を選んだのでした。
 あのとき、受験勉強をしながら、「選択の自由」を見ていなかったら、法学部に進んでいたかもしれませんから、全く違う人生になっていたかもしれませんね。世の中、ちょっとしたことで、人生が大きく変わるものです。

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2005.02.23

[ゴーログ]ニートな若者には佐野元春を聴かせよう!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「高嶺の花にくびったけ!!」さんによれば、「最近、2月10日の「ニートの日」というのがあるみたい。びっくりです」ということですが、私もビックリしました。働かず、学校にも通っていない「ニート(NEET)」と呼ばれる若者たちが、語呂合わせで「ニートの日」と定めた2月10日、東京都内で集会を開いたらしいんですね。

 どうなんだろう・・・。すでにオジサンの領域に入った私なぞからすれば、「働かざる者、食うべからず」という信念に凝り固まっているものですから、こんな集会が定例化して、「皆、働くんじゃないぞ!」「オゥー」なんてノリになったらどうするんだろう、なんて心配したりしちゃいます。「オイ、お前だけ、抜け駆けして働きにいったりしないだろうな」なんて、仲間たちから虐められたりしたら・・・なんていうのは考えすぎなんでしょうか。
 共同通信によれば、「厚生労働省によると、こうした若者は就職難を背景に52万人に上っており、元気を出して就職に踏み出そうとの思いを込めて『第1回ニート祭り』と名付けた」というんですが、オイオイ、大丈夫か、厚生労働省・・・。公的年金や介護だけじゃなくて、ニートでも失政を繰り返すんじゃないかと不安になってしまいます。
 佐野元春は「SOMEDAY」において、「若すぎて何だか解らなかったことがリアルに感じてしまうこの頃さ・・」と歌っていますが、そういう葛藤を経ながらも「SOMEDAY」に向かって走り続ける力強さと青臭さを若者には持っていて欲しいと切に感じます(うわぁ、モロにオジサンですなぁ・・)。
 だから、ニートの若者たちには、「希望格差社会」を読んで自分の行動を正当化するのではなくて、佐野元春の「SOMEDAY」を聴いて「なんだか分からないけれどがんばってみよう」と思ってもらいたい、と思う今日この頃です。ちなみに、マイナーなナンバーではないと「Return of the まにあな日記」さんと「SUNDAY MORNING BLUE」さんからお叱りを受けた「アンジェリーナ」も聴いていただけると幸いです(私も、最新アルバム「THE SUN」を聴いてみたいと思います)。

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2005 02 23 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2005.02.10

[ゴーログ]人生いろいろ、バカもいろいろ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。島倉千代子の「人生いろいろ」がヒットして以来、小泉首相が「会社もいろいろ」と言ってみたりしていますが、皆さんのブログを読ませていただきますと、「バカもいろいろ」のようです。

 「Documentary」さんは、「世の中には、いろんな意味で“バカ”がいる。これはネガティブな意味ではなく、『空手バカ一代』の“バカ”と同じ意味だ。わかるかな~」と問い掛けていますが、私も小学生時代「空手バカ一代」にはまって、極真空手の創設者である大山増達の生き方に「スゲエ~」なんて心底から思っていたものです。何と言っても、スペインにまで行って、空手のスゴサを広めるために、素手で闘牛を倒したりするのですから(未だに「本当かいな」・・と思う面もありますが・・・)。
 でも、こういうわが道を極める「バカ」はいいですよね。「さび付いた刀」さんは、「『馬鹿』とは、適度に踏み外し半歩前を平気で走ってく人の事を指します」と指摘していますが、そういう生き方をしていると数々の失敗も犯してしまうものです。
 でも「明日は明日のホラを吹く-Tomorrow, I'll give you another big talk-」さんが、「俺はつまづくべきところできちんとつまづく人が結構好きだ。つまづく様子が無様で面白いからではない。そういうところでは、つまづかないで一見スマートな方が実は無様なのだ」というように、つまづかない完璧な人より、つまづきながらも目標に向かって走り続ける泥臭い人の方が私は好きですね。サッカーで申し上げると、ウマイ柳澤よりも、泥臭いゴン中山が好きだ!――という感覚です。
 「周辺領域」さんは、「愛すべきバカと見下げ果てたバカがいるものだ」と喝破していますが、でき得るならば、「見下げ果てたバカ」ではなく、「愛すべきバカ」の方になりたいものです。

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2005.02.07

[ゴーログ]ビリージョエルと佐野元春とアウシュビッツ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ビリージョエルのネタを書いたところ、彼の曲を結構好きなブロガーが多かったようで嬉しいです。「トラックバックの館」さんは、「英語も解らない日本人がなぜ私の歌を聴くのか…、聞くなら佐野元春を聞け」とボケをかましてくれましたが、私、佐野元春もよく聴いていました。あまりにメジャーナンバーなので言うのも恥ずかしいのですが、「ガラスのジェネレーション」とか「SOMEDAY」にハマったものです(マイナーなナンバーでは、「アンジェリーナ」が好きでした)。

 それにしても、ブログの醍醐味は、知らない情報に出会えるということですね。まーどんなぶろぐ」さんから、「ビリー・ジョエル、彼はユダヤ系のドイツからの移民家庭に生まれた人です」ということを教えていただきました。お恥ずかしながら、私まったく知りませんでした。そこで、「まーどんな ぶろぐ」さんは、ユダヤ人の歴史について自論を展開していらっしゃいます。

ホロコーストの犠牲になったアウシュビッツ収容所の解放60周年にあたって、追悼式典が行われた、と報道されていました。 日本では児童図書として 『アンネの日記』 が推薦されてきたりしましたから、「ナチ」 や 「強制収容所」 について某国の王子のような無知が多いとは思いたくありませんが…、怪しいもんですね。

私は若い頃、「日本とドイツは、同じ敗戦国なのに、どうして戦後何十年も経てなお近隣諸国から戦中のことをとやかく言われ続けるのか…」 不思議に思っていました。 日本は、自国の戦争責任を曖昧にしたままで、戦後生まれの私たちは戦争被害についてばかり聞かされて育ってしまいました。 もっともどの国も、自国にとって都合の良くないことはそっとしておこうとするのは当然かもしれませんが。

ドイツの場合は、すべてヒトラー率いるナチに加害責任を押し付け、ヒトラーが自殺してこの世から消えてくれたので、清算つけ易かったのでしょう。 でも、戦争中ナチ時代を生き抜いたドイツ人は、当時のナチ体制をどう思い、戦後はどのように意識改革をしたのか…、 こういったことについては、やはり口を閉ざしてしまう人が多いはずです。・・・

何故ユダヤ人が迫害を受けるに至ったか…ということをたどっていくと、それはもう旧約聖書の時代にまでさかのぼってしまいます。ローマ帝国がヨーロッパ北部まで勢力を延ばす頃には、すでに帝国全土にユダヤ人が離散していたそうです。 彼らはその後どのようにしてヨーロッパの中で暮らしていたのでしょう。キリスト教に改宗しヨーロッパ社会に同化した人達も少なくないはずです。

また、ユダヤ人の中には、金融業界や、宝石業界で財を成した人が目立ちますが偶然なのでしょうか…、いえいえ、これらも中世~近代のヨーロッパでのユダヤ人の扱いを調べてみると、成るようにしてなったものだということが理解できます。

20世紀の前半にヨーロッパで起こった悲劇を思い起こすと同時に、このことは決して突発的な出来事ではなく長い歴史を引きずっている問題なのだ、という認識を常に持っていなければならないと考えます。

 私は、上記のブログを、ビリージョエルの「ストレンジャー」を聴きながら、ユダヤ人である彼の曲想に想いを馳せて読ませていただきました。久しぶりに名曲を聴きながら思索を巡らせましたが、如何に忙しくともたまにはこういう時間の遣い方をしたいものです。


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2005.01.28

[ゴーログ] ビリージョエル論:英語も解らない日本人がなぜ私の歌を聴くのか

 皆さん、こんにちは。木村剛です。私は生粋のビートルマニアですが、ビリージョエルも大好きでした。「Honesty」なんて最高でしたね。ただ、アルバムとしては、初期の作品である「ストレンジャー」が素晴らしいと思っています。そんな私に、「戯言家:桐鳳柳雨」さんがドンピシャのトラックバックを送ってきました。

 なんと、「戯言家:桐鳳柳雨」さんも、「もしも私が1枚だけしか『アルバム』を持つことが、そして聴くことが許されなかったとしたならば、迷わずこの1枚を選びます。多感な中学生時分に聴いた、ということもあるのでしょうが、この1枚の全ての曲が全て素晴らしい…。こんなアルバム、後にも先にもこれ1枚だけ、だと思います。以来、数年にわたり、ビリージョエルにハマることとなりました」と告白しているのです。
 1977年に発表されたアルバムですから、私も、ちょうど多感な高校生時代でして、ビリージョエルには完全にハマりました。ただ、そういうビリージョエルマニアの「戯言家:桐鳳柳雨」さんがこう書いてくれたことに結構考えさせられました。

「英語も解らない日本人がなぜ私の歌を聴くのか…」
真偽の程は定かではありませんが、彼がこう言った、という話を後年聞きました。そして、その言葉になんとなく不快感を覚え、暫くビリージョエルの曲から離れていた時期がありました。
しかし、もし彼が本当にそう言ったとするのであれば、彼はそれだけ自分の「詩」に自信があり、誇りがあり、そして何より一番世の人々にアピールしたい部分なのではないか…。今ではそう解釈しています。

 私はこの話を聞いたことがなかったので、その真偽のほどは全く分からないのですが、「何かを伝えたい人=ビリージョエル」と「聴き手=ビリージョエルを好きな人」との間の葛藤という観点からみると、なんとなく分かる感じがします。
 表面的に見ると、ビリージョエルと聴き手は相思相愛のはず。でも、ビリージョエルからすれば、大切なものは彼が伝えたい「何か」なのです。しかし、聴き手からすると、大切なものは「彼らが思い描いているビリージョエル像」だったりするわけです。そして、その「何か」と「ビリージョエル像」には直接の関係がなかったりするわけで、そこに相思相愛のように見える葛藤が生じるのかな、と思ったりもします。
 その葛藤を解決するのは時間しかないのかもしれません。時を経て、「戯言家:桐鳳柳雨」さんのように、「もし彼が本当にそう言ったとするのであれば、彼はそれだけ自分の『詩』に自信があり、誇りがあり、そして何より一番世の人々にアピールしたい部分なのではないか…。今ではそう解釈しています」と思いやれるような、相手側に立った気持ちのゆとりが持てるようになりたいものです。

2005 01 28 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.24

[ゴーログ] 決め技はアンクルホールドか、リキラリアットか?

 皆さん、こんにちは。格闘技ファンの木村剛です。意外にもテリーとドリーの「スピニング・トーホールド」(by「松田晋作の大学教員への道」さん)に郷愁を感じる方々も少なからずいらっしゃいまして、古くからのプロレスファンの私としては心強い限りです。「Kento!BLOG」さんからは、以下のようなお便りをいただきました。

前田日明信者で、旧UWF派の流れを汲む格闘技ファンと思われがちの木村剛氏だが、どうやらオールドプロレスも好きのようで、「果たしてスピニング・トー・ホールドは出るのか?」と言うタイトルで、ミルコやボビーの記事を書いていた。まさに金融界の、テキサス・ブロンコ!荒馬木村剛氏。木村剛氏の雰囲気的に、金融界をスピニング・トー・ホールドに行く前に、ダブルアーム・スープレックスをかけそう(笑)。またはUWFやRINGSっぽく、ヒールホールドか?アンクルホールドで金融界を秒殺KOしそう(笑)。せっかくなので週刊のコラム記事で、「プロレス格闘技界をコンサルティング」とか「垂直落下式金融コラム」とかやってくれればいいのにね!

 個人的には、ヴォルク・ハンのように、渋くしかし美しくアンクルホールドを極めたいと思っているのですが、「オレのアイ」さんからは、「日本振興銀行の社長となった木村さんには、既存銀行相手に思いっきりパワーボムあたりぶちかまして欲しいですね」とエールを送っていただきました。残念ながら、パワーボムを炸裂させることができるほど、パワーがあるかどうかは自信がありません。ただ、相手をロープに振った上での「リキラリアット」(by「えみっちぃの見る風景」さん)ぐらいは準備してみたいと思っています。

2005 01 24 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.13

果たしてスピニング・トー・ホールドは出るのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。結構、格闘技ファンがいらっしゃるようで、嬉しく思いました。「ミルコ・クロコップ・ドットコム」さんによれば、ミルコは、「自分はストライカーの代表ですから、みんなビックリしているとは思いますが、・・・毎日グラウンドでトレーニングをしていますから、相手がミスをしたり、そういうポジションになった時には、迷うことなくグラウンドで十字でもチョークでも何でもこれからは見せていきたい。グラウンドに行く事をもう怖がっている自分ではないという事です」と応えていたというのですから、リングサイドでもっともらしい解説を垂れ流している評論家と違って、リング内で戦う男たちは違いますよね。

 それだからこそ、曙戦は見ていられなかったわけで、「えみっちぃの見る風景」さんが言うように「曙の弱さにゃあ、おいら、情けなくって涙が出てくらぁ!」と本当に嘆きたくなりました。
 その一方、光っていたのが、「松田晋作の大学教員への道」さんが一押ししたボビーの試合です。フランスが生んだ天性の暴れん坊シビル・アビディにあの戦いっぷり。「松田晋作の大学教員への道」さんは「大晦日の素人格闘家ボビーの戦いぶりに感動した。素人だといって、なめてはいけない。必死に努力する素人は、時には自称プロをうちまかすことがある」と指摘していましたが、確かにそのとおりですね。「命がけの修行をして初めて、本物になれる」というのはビジネスも同じなので、私も日々実感しています。
 ということで、「プログレッシブな日々さん」からは「木村社長がどんな絞め技を繰り出すか、楽しみにしています」と書いていただきましたが、いずれサプライズ気味の絞め技を出すことになると思いますので、楽しみにしていてください。まあ、ひょっとすると、「スピニング・トー・ホールド」(by「ヤースのへんしん」さん)かもしれませんが・・・。


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2005.01.07

ミルコの締め技に感動しました!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。しばらく水曜日~金曜日のゴーログは、不定期になると思いますが、格闘技ネタが来たからには反応せざるを得ません。というのは、「Kento De Goo Punch」さんから、以下のような問い掛けが来たからです。

この年末年始、社長就任で忙しかったとはいえ、プロ格ファンであり前田信者である木村氏が、どうして大晦日の「K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!」や「PRIDE男祭り2004-SADAME-」の話題に、ブログで一切触れないんだ?木村さんから見た大晦日の2大格闘技の感想聞きた~い(笑)。

 エッヘン、私の一押しは、「PRIDE男祭り2004-SADAME-」のミルコ・クロコップ復活祭です。まさか絞め技で決めてくれるとは、なかなかヤルもんです。そして、私のダメ出しは、「K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!」の曙vsホイスグレーシー戦ですね。頼むから、これ以上見世物路線に行って欲しくないと思っています。
取り敢えず、本日はこれまで。

(追伸) 1月9日(日)のテレビ朝日の「サンデープロジェクト」に出演します。お時間のある方は、ご覧いただけましたら幸いです。

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2004.12.15

あんさんわてに銭払わん

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「プログレッシブな日々」さんから、私の一番のお気に入りのビートルズナンバー「You never give me your money」の関西弁訳をいただきました。「原詞にはギターコード付けといたるから、木村はん、気分転換に久々に弾き語ってみてはどや?」というサジェスチョンをいただきましたので、早速今晩にでも久々にギターを爪弾いてみたいと思います。

 それでは、「You never give me your money」の関西弁訳「あんさんわてに銭払わん」をお楽しみください。これも、ざぶとん1枚ですね。

あんさんわてに銭払わん(冒頭部分訳) 

あんさん、わてにさっぱり銭払わんと
カラ手形ばっかり切りくさって!
そんなややこしいショーバイしてるとなあ、
あんさん、じきにドツボにはまってまうでえ!

わて、あんさんに電話番号教えたらへん。
まあ、居場所だけはちゃんとしといたるわ。
あんさんがコソコソ嗅ぎまわっとるさかい、
わて、ワヤくちゃな気分になっとるんや。

学校、ほっぽりだされてから、銭はなんぼでも出ていく。
先は見えへん、家賃はあらへん。
財布に一銭ものうなってしもた。
これからどないすんねん。

出稼ぎ行ったら、どいつもこいつもクビやて。
月曜の朝っぱらに黄色いトラックで
トロトロ鈍くさくトンボ返りや。
これからどないすんねん。

・・・せやけどなあ、けったいやが、ええ気分なんや
「どないすんねん」って。
ほんまけったいやけどな
「どないすんねん」「どないすんねん」・・・ええ響きや。 

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2004.12.09

歌丸師匠との対談は実現するか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「HIPHOPデビュー」(by「プログレッシブな日々」さん)した「歴史的瞬間」(by「ことなりずむ」さん)から、多少運勢が上がってきているような感じがしています(気のせいでしょうが・・・)。これはきっと、「珠丸の覚書」さんが「(*´Д`)ハァハァ」してくれたのがよかったんでしょう。B-BOYについても、なんとなく分かりました。ようやく「時代の速さに付いていけるオヤジ」(by「at most countable」さん)になれた気がします???

 しかし、その一方で、また何やら事件が起きようとしているようです。と言いますのも、あのブログ史上有名な「木村剛とブロガーのオフサイド取引」の仕掛け人「29man」さんが、なんと私と宇多丸師匠との対談を画策しているようなのです。

「Yo! Yo!! Yo!! ヘイメン!アイム MC キム!」というタイトルは正直言ってどうかと思いましたが・・・(苦笑) 早速、宇多丸師匠へメールでお知らせしました。その中で「宇多丸師匠の感想をよかったら 29man のブログで紹介させてもらってもいいですか?」と駄目もとでお願いしてみたら了承していただけたので紹介しちゃいます!

もちろん、大変光栄に感じますよ。もっとこういう、オトナ向けプロモーションも積極的にやってくれると嬉しいんですがね。これは厳密には私名義の作品ではないため、そういった意向を通すのにも限界があるのです。
という事で宇多丸師匠も喜んでいらっしゃるようです。「週間!木村剛」で取り上げられた事で、宇多丸師匠の言う「オトナ向けプロモーション」にはちょっとなったのでは?と思います。しかし、29man的には更に踏み込んでゴーちゃんが編集長を務める総合ビジネス誌ファイナンシャル・ジャパンで二人が対談するのはどうか?とまたもや企画提案してみます。そこで、「木村剛×宇多丸師匠の対談」の実現を望む方はトラックバック大募集!としとこか!(笑)

 う~む、さすがに岡本編集長が受けてくれるかどうか定かではありませんが、一応提案してみましょう(マジッスか??)。もっとも、そこまでやると、さすがに「マヂでイメチェンを狙っているんでしょうか?」(by「お前ら!!( `д´)σ  何か書き込んでいきやがれ頼むからお願いします<(_ _)>」さん)と突っ込まれてしまいそうです。何と言っても、「宇多丸師匠」よりも、笑天の「歌丸師匠」の方がしっくりくる年代なもんですから・・・。
 一応私のキャラは、「彼はRhymesterの名曲『Respect』の宇多丸氏のリリックと同様『男は顔ではない』という信念を持つ漢なヤツ」(by「29man」)ということで通していきたいと思っていますので・・・。もっとも、単純に「ココログで大暴れの偉い人」(by「計測器ランド」さん)という見方もあるようですが・・・。
 と言いながらも、「会長のいろんなもの紹介 別館」さんから、「ゴーちゃんの20年前の話も聞きたい。せっかくだから曲も聞きたい。できれば歌って欲しい!」というリクエストをいただきましたので、「カラオケなら・・・」と一応お応えしておきましょう。

2004 12 09 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.12.03

「Let it be」を関西弁でどうぞ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。この前、私が大学時代ニューミュージック系のバンド活動をしていたことを暴露(?)いたしましたが、音楽的に一番好きだったのは、ビートルズでした。中学1年生の頃から聴き始め、3年生の頃には全曲を聴き終えていました。何かのテレビ番組で、ポール・マッカートニーが歌う「イエスタディ」を聴いて感動してしまったのが、切っ掛けだったように覚えています。

 個人的なベスト曲は、アルバム「アビーロード」の中の「ユー・ネバー・ギブ・ミー・ユア・マネー」という曲でして、今でも歌詞を見ることなく歌うことができます。「クイーン」の「ボヘミアン・ラプソディ」のように、曲調が途中で2回ほど変わるのですが、その流れが格好いいんです。
 ということで、はっきり言って、私はビートルマニアなのですが、「レット・イット・ビー」も好きな曲のひとつです。その名曲「レット・イット・ビー」を、「プログレッシブな日々」さんが関西弁で名訳(?)してくれましたので、ご紹介させていただきます。是非、原詩と見比べて心行くまでお楽しみください。ビートルマニアとして感服いたしました。ざぶとんポイントを差し上げたいと思います。

わてにどないせぇっちゅうねん! ってなったら、
聖母マリアはんが来てくれてな、
ええこと、ゆうてくれまんねん。「それで、ええやないか」
ドツボで、目の前まっ暗闇のわての、まん前に立たはってな、
ええこと、ゆうてくれまんねん。「それで、ええやないか」。

「ええやないか、かめへん、かめへん」
「ええやないか、かめへん、かめへん」
ほんま、ええこと囁いてくれまんねん。
「それで、ええやないか」

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2004.12.01

Yo! Yo!! Yo!! ヘイメン!アイム MC キム!

 「Yo! Yo!! Yo!! ヘイメン!アイム MC キム!」(by「McDMaster」さん)ということで、本日もゴーログしてみたいと思います。
 皆さん、こんにちは。木村剛です。そう、そう、そうなんです。ついに聴いてしまったんです――「世界一おとなしい納税者(カモ)」(by feat.宇多丸 from RHYMESTER)を。

 何と言っても、歌詞が素敵ですね。
 ブログをしていても、ついつい口ずさんだりしてしまったりします。
 じつは私、大学時代にバンドを組んでおりまして、ボーカルとサイドギターを担当して作詞・作曲を手掛けておりました。今から思うと赤面してしまうようなラヴソングを作って、レコードレンタルショップが開催したコンテストに参加いたしまして、一次審査には通ったものの、新宿の厚生年金会館におけるライブがかかっていた二次審査であえなく撃沈した苦い思い出があります。
 演目はいわゆるニューミュージック系で、HIPHOPではなかったものですから、「Hey man! Yo! Yo! Yo! 金融、会計、税制、年金、なっちゃいないぜ、この国、未来は真っ暗闇」(by「プログレッシブな日々」さん)というノリはなかったのですけれど、当時作詞作曲した中には、政府批判を主眼に書いた作品がいくつかありましたねぇ。ギター片手にシンガーソングライターぶって、弾き語りなぞしておりました・・・。
 いやぁ、青春時代でしたねぇ・・・。
 もう20年前になりますか・・・。
 「世界一おとなしい納税者(カモ)」の次は、「ことなりずむ」さんからご推奨いただいた「社会の窓(キ・キ・チ・ガ・イPARTII)」を聞きながら、「声を合わせながら首を振って」(by「Lohas」さん)みたいと思います。これで私も、「いつのまにやらB-BOYだぜ~ぃ!」(by「えみっちいの見る風景」)ということなのでしょうか。
 ところが、恥ずかしながら、私、不勉強なものでじつのところ、「B-BOY」とは何かを知りません(かつての「腐女子」騒動と同じ状況に陥っております)。どなたか、優しく教えてくださいまし(やっぱ、42歳のオジンじゃ時代の速さにはついていけません、ガックシ)。


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2004.08.23

日向小次郎と星飛雄馬と矢吹ジョーと伊達隼人

 皆さん、こんにちは。木村剛です。忙しくても、ついついオリンピックを見てしまい、寝不足気味の今日この頃です。井上康生が負けるとは思っていなかったので、大ショックでした。それにしても、北島選手の金メダル2冠は素晴らしい。「最高でも金、最低でも金」「田村でも金、谷でも金」のヤワラちゃんもスゴイです。体操王国ニッポンが復活したのにも感動させられました。そして、昨晩も女子マラソンで野口みずきが金メダルを取った激走も最後まで見てしまいました。おかげで寝不足です。

 しかし、それにしても・・・・・・。
 われらが山本ジャパン(サッカー)には、・・・・・・。
 う~む、サッカーのことになると感情がてんこ盛りで入ってしまうので、この「週刊!木村剛」では、山本ジャパンのことを書かないようにしようと思っていたんですが・・・。1勝2敗での一次リーグ敗退は極めて「残念」でした(ここは、波田陽区のノリで「残念!」とギャグにしてしまうわけにはいきません!)。
 まずは、3試合で6点を取ったことは誉めてあげたいと思います。このような大舞台で強豪を相手に、日本代表が1試合2得点という得点力を見せつけたのは初めてのことではないでしょうか。
 しかし、ですよ・・・・・・。
 それにしても、ですよ・・・・・・。
 2試合で7失点というのはないでしょう。特に、あのパラグアイ戦の、あのパラグアイ戦の、あのパラグアイ戦の凡ミスによる失点だけは許せません。お願いしますよ、代表だったら、あの凡ミスは、あの凡ミスは、あの凡ミスはないでしょう。あんなところで、お見合いはないでしょう。あれじゃぁ、国見高校にだって、勝てませんよ・・・。
 私にとってのアテネオリンピックは、山本ジャパンの敗退によって終わってしまいました。あぁ・・・。もう、仕事に情熱を傾けるしかありません。そうです。日向小次郎になるしかないんですね。「誰よりも早く、そんなところまで行ってるの?」(by「くぬぎのしっぽ」さん)というスピード感と突破力でゴリゴリやるしかありません。

 正直申し上げまして、「キャプテン翼」的に申し上げますと、私、大空翼よりも、断然、日向小次郎が好きです(キッパリ!)。
 「ボールは友だち」という仲良しムードだけで、さしたる大きな挫折もなく、夢を成し遂げていく大空翼は、なんとなくウソくさくてとても感情移入できませんでした。その点、日向小次郎のほうが、負けず嫌いで強引で人間臭くていいですね。どうも私の世代は、スポ魂(=スポーツ根性論)で幼少期を過ごしてきたものですから、大空翼のふんわか仲良し路線だけで世の中を渡れてしまうってノリが、バブルっぽくってどうもダメなんです。
 やっぱり、「巨人の星」の星飛雄馬や、「あしたのジョー」の矢吹ジョーや、「タイガーマスク」の伊達隼人というちょっと挫折感のあるキャラに涙しちゃいますね(なんですなあ、梶原一騎ばっかりですなあ。だったら、「愛と誠」とか「空手バカ一代」なんかもそうですなぁ)。この間まで、コンビニで隔週販売していた「ジョー&飛雄馬」という雑誌は毎回買って、2人の息子に読ませていました。息子たちも熱中しまして、やっぱり「ジョー&飛雄馬は不滅だ!」などと悦に入っていました。
 だから、やっぱり、私は断然、日向小次郎を熱烈支持するんです!(本日のUPは支離滅裂ですなぁ。山本ジャパンの敗退ショックということで許してください)。

2004 08 23 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.07.12

近鉄vsライブドア:「感情論」と「勘定論」

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Purple Moon」さんから、「堀江氏からゴーちゃんへの、具体的な引き抜きの話はあったんですか~??(わくわくわく)」という期待を寄せていただきました。じつは、「報道2001」の前後で30分ほどライブドアの堀江社長(お会いするのは2回目です)とお話しする機会があり、プロ野球経営論で結構盛り上がったのですが、「週刊!木村剛」をライブドアに引き抜くという正式なお話は……ありませんでした。ココログさんはさぞかしホッとしたことでしょう(ナンチャッテ)。
 昨日のフジTV「報道2001」の出演もそうだったのですが、なぜかスポーツネタで引っ張り出されることが多くなってきている今日この頃です。じつは私、いつの間にか、サッカーミュージアムのアドバイザリーボード座長に就任したり、日本サッカー協会裁定委員会の委員に任命されたり、スポーツジャーナリストの二宮清純氏が筆頭幹事を務めるオピニオン団体「日本プロスポーツ選手ネットワーク」(Japan Professional Athletes Network、略称JAPAN)の幹事を引き受けたりしていまして、結構スポーツの世界との関係が深くなっています。

 そんな中、日本初のスポーツマネジメント情報誌「Sport Management Review」というのが9月10日に発刊予定になっているそうで、その「プレリリース号」でインタビューに応じました。記事のタイトルは、「ファンからお金をもらう仕組みを考えよ!」というものです。
 わが国では、スポーツをビジネスとして分析する習慣が少ないために、今回の「近鉄・ライブドア」の一件をみていても、オーナー会議でも、選手会でも、ファンの間でも、「感情論」が先行しがちで、「勘定論」が忘れられがちのような気がします。もう少し冷静になって、会社も、選手も、ファンも、「win-win」の関係になるための知恵を絞るべきなのではないでしょうか。
 そういう気持ちで応えたインタビュー「ファンからお金をもらう仕組みを考えよ!」を一読していただいてから、「近鉄・ライブドア」の一件について再考していただくと、メディアで報じられているのとは違う視点が浮かんでくるかもしれません。それでは、偏見(?)に満ちた私の主張をご笑読ください。

日本のスポーツは経営的な発想が欠けていると思いますが、その原因は“歪んだアマチュアリズム”にあると思います。
 国内の狭い世界でやっている間はそれでもいいんですが、これだけグローバルな社会になるとそうはいきません。アテネ五輪に参加するなら飛行機に乗らなければいけませんし、環境の整った施設で合宿もしなければいけません。それにはお金がかかります。ところが、アマチュアでお金がもらえないという建前論があるから、当たり前の話ができなくなっている。今、そのシワ寄せが選手に行っているんです。
 その一方で、商業的には一番成功しているけれど、某オーナー“一神教”が支配しているプロ野球がある(笑)。日本のスポーツって面白いわけですよ。スポーツというビジネスをどうやって拡大していくかを考えなければいけないのに、一定のパイの中で「オレはここをもらう」という発想で終わってしまい、競技全体の繁栄を考える人がほとんどいない。極めて古い体質で二極分化しているんです。
 スポーツをビジネスとして考えたときに一番難しいと思うのは、観客のところでペイしない点でしょう。強くて愛されるチームであったとしても、お金を払ってくれるお客様が大勢いないとビジネスたり得ません。また、観客の大半がフーリガンで、安い1000円のチケットしか買ってくれない、というチームも真っ先に脱落します。どうやって1万円を払ってもらうかというレベルまで、ファンサービスを高める必要があるわけです。
 だとすれば、「お客様を大事にしないとチームがつぶれる」ということを、選手にわかってもらわなければダメでしょうね。アマチュアスポーツになればなるほど“お客様”という発想がありませんが、選手は「オレが給料をもらえるのはサッカーがうまいからだ」と知らん顔をするのではなく、お客様に対してもっと心を開く必要があります。ファンが集うスポーツバーに30分だけ顔を出すとか、バーの売り上げアップに貢献した分をチームのサポートに回してもらうとか、いろいろやり方はあるでしょう。「あなたのもらっている給料は、ファンが払ってくれる入場料の一部なんですよ」ということを、まずは選手に理解させなければいけません。
 とはいえ、ファンというのは非常に複雑でワガママだから、お金は払わないクセに意見は言うわけですよ。そこがスポーツと他のビジネスの一番違うところ。とくに日本は歪んだアマチュアリズムが浸透しているせいで、そもそも「スポーツにはお金がかかる」という観念がない。それゆえ、お客様もそう簡単にはお金を払ってくれません。そこに常にギャップがある。 
 ファンからお金をもらう仕組みをどう構築するかを考えないと、ビジネスとして成立させるのは難しいと思います。
 ぼくはアマチュアスポーツの対極にあるプロレスを、スポーツ関係者はもっと学ぶべきだと思いますね。あれだけいろんな団体がありながら、共存共栄している競技はちょっと他に見当たりません。しかも、選手のパフォーマンスを見て納得したお客様からいただく入場料で運営するという原理原則に、プロレスはのっとっている。多くのスポーツ関係者がバカにする競技が、実はアマチュアリズムに一番近いコマーシャリズムなんですよ。

(追伸)私が、サッカーミュージアムのアドバイザリーボード座長に就任した記念として、「サッカーミュージアム無料招待券」を先着10名様にお届けいたします。全国のサッカーファンの方、「2002年ワールドカップ、日本代表ベスト16入り」の余韻が残るサッカーミュージアムに是非一度足をお運びください。中でも、バーチャルスタジアムは必見です。私も感動しました。

2004 07 12 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.07.08

意外にも「鉄拳制裁」「体罰主義」は支持された?!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。7月1日のゴーログ「長崎佐世保事件と室井佑月さんと木村家の教育方針」において公表した「木村家の教育方針」に関して、様々な立場の方から少なからぬ反応がありまして、楽しく拝見させていただきました。念のため、「木村家の教育方針」を再掲いたしますと、以下の通りです。

  1)男なら泣くな!
  2)ウソと言い訳をするな!
  3)約束したことは守れ!
 それ以外では叱りませんし、「勉強しろ」とか「成績がどうのこうの」などとは決して言いません。ただし、この3つを守らなかった場合は鉄拳制裁。基本的に体罰主義です。

 「Mt.EGE」さんからは、「1」はフェミニストの方、特に田嶋陽子さんが聞いたら100倍くらいで、反論されるだろうなぁ」というご指摘をいただき、ここしばらくの間、田嶋陽子先生の影に怯えておりました(笑)が、「男なら泣くな!」という言葉を通じて、私が2人の息子に分かってもらいたいことは、「泣くという甘ったれた手段で、自分の言い分を通そうとするな」ということです。わがままを言い張れば親は何とかしてくれる、という勘違いだけはしてほしくないからです。
 そのあたり、「PstrNS::Blog」さんには、「『男なら泣くな』って言うのはいいですね。まあ、わたし自身は男も泣いていいと思いますし、木村氏のように熱く生きる人は、本当は涙もろかったりするではいか、なんて邪推しています」と鋭く分析(大当たりです、私は涙もろい典型的なO型です)されていまして、「でも、これはきっと『甘えるな』っていうことかなと勝手に解釈してます」と見事に見抜かれてしまっていました。
 それと同時に、「それにしても、今時めずらしい硬派な親父ですね。鉄拳制裁、体罰主義、っていう言葉が波紋を呼びそうですが、これは親子の信頼関係があってのことだろうと思います。でも、体罰というと教育現場でのことが問題にされますね」というご指摘も「PstrNS::Blog」さんからいただいたんですが、トラックバックでも「鉄拳制裁」や「体罰主義」に対するコメントが少なからずみられました。
 「PurpleMoon」さんは、「特に若い人には、『体罰は全て悪であり、虐待である』と信じて疑わない人が少なからずいます。そういう人にぜひ聞いてみたいものです。『あなたは、子供が火のついたストーブに手を突っ込もうとしているのを見ても、〔それに触っちゃいけません〕と〔説得〕するのですか?』って」と書きながら、以下のように解説してくれています。

 やはり、核家族化が進んで身近に子供を見る機会がどんどん減り、「小さい子供にリクツで全て納得させるなんて無理だ」と分からない大人が増えてきたせいで、妙な理想論がまかり通ってしまうのでしょうね。そして、自分自身も体罰を受けたことが無いまま大人になったので加減が分からず、キレて力いっぱい子供を叩き、子供の鼓膜を破ってしまうような教師が後を絶たない…。そして更なる「体罰を無くせ!」の大合唱。子供たちは、あらかじめ危険を全て排除された中、ケンカも禁じられて育つ。自分自身が痛い思いをしたことが無いから、他人の痛みを想像することもできず、他人を傷つけることにためらいが無い。もちろん、木村剛氏のおっしゃる通り、「勉強ができない」「成績が悪い」などといって体罰を振るうなんてもっての他です。ですが、子供が本当に怪我したり、他人を怪我させてしまう以前に、叩く以外にどうやってその危険を教えられるというんでしょう?まだ「死」を理解できないし「痛み」も知らない子供に、「こういうことをしたら怪我しますよ、痛いですよ」とどうやって教えるのか。ヘレン・ケラーに「文字」という概念を教えるがごときの難しさだと思うんですけどね。

 そのあたりを「えふねかん」さんは、「思うに、今の社会が『雑菌だらけである社会』を直視できなくなってるんじゃないかなー、と。・・・・・・だから木村氏の言葉を借りれば、『雑菌から子供たちを隔離して真空状態で育てて』しまう親が増えているんじゃなかろーか」を分析していらっしゃいますが、同様に「近頃の子供の様々な問題は大人に叱られることなく育ってきたことが原因だと思う」と説く「ぷ~ろぐ」さんなんかは、「私は、子供っていうのは動物だと思う。人間じゃない。人間だったら『理屈で分かるのなら、叱られるようなことはしないはずだ』と思う。子供は動物と同じように本能というか、感情・欲望に従って行動する。そしてルールを破る。ルールを破ったとき、親が子供を厳しく叱る。子供はルールを破ると恐ろしい目、痛い目に遭うという事を知り社会性を身に付けていく。そしてだんだんと人間になっていく。厳しく叱られることなく育った奴は人間じゃなくて動物、権勢症候群の犬と同じだ。体罰を認めない人は子供を人間として扱ってるんだと思う。それがそもそも間違いなんだ」という厳しい主張を展開しています。
 トラックバックを見る限りにおいては、意外にも「鉄拳制裁派」は少なくないようで――「鉄拳制裁」や「体罰主義」というワーディングは、格好の「ツッコマビリティ」だったんですけどねぇ(^^;)――、「yukieの素敵☆日記」さんの夫もその仲間だそうです。「木村剛さんよりも軟弱頑固親父は存在する。それはうちの夫よ」ということなのですから。
無論、「鉄拳」や「体罰」には愛情がこもっていることが前提ですよ。大前提。そんなことは、言うまでもなく当たり前です。でも、子供に対する愛情があればこそ、「鉄拳」や「体罰」をつかってでも、教えなければならないことはあると私は思います。ただ私は、子供が「なぜ叱られたのか」そして「なぜ殴られたのか」がハッキリと分かるように、親の側で明確な教育方針が必要なのでないか、とは思っているのです。
 ちなみに、「父親の目からみた子育て日記」さんの家庭では、「1.言い逃れの嘘はつかない 2.安易に甘えない 3.感謝の気持ちを大切にする」を教育方針として掲げていらっしゃるようですが、いずれにしても、「Ochanoko」さんが下記のように紹介している、俳優・相川家の教育方針よりも、硬派な家はなさそうです。何と言っても、相川家は「体罰主義」や「鉄拳制裁」どころではなく、「半殺し」だというのですから。

4人のお子様を持つ俳優、相川翔さんちの教育方針(byTV)
盗むな
壊すな
人を傷つけるな
        (コレ・・下手したら全て警察沙汰。)
     彼の家は「家族」ではなく「族」らしくて(笑)さらなる掟↓
落ちているゴミの上を、またいだら半殺し
        (ゴミに気づかないならまだしも、またぐということは、明らかにゴミが見えている上で無視するのが納得がいかないらしい)
トイレットペーパーが無くなった時に、新しいものに交換
 しなかったら半殺し 
      そんなことで半殺しするなんて・・・あぁ、怖いわっ(笑)

 相川家と比べれば、多くの家庭の「体罰主義」や「鉄拳制裁」なんてカワイイもんですね。なお、「yukieの素敵☆日記」さんは、「蛇足ながらうちの(というよりわたしの)教育方針は『自分がされてイヤなことは、他の人にはしない』 基本的なことだけど、相手を思いやるってことはとても大切なこと。でも、それが出来ない人がおおいですね、今の世の中」と書いていらっしゃいます。同様に「Mt.EGE」さんも「他人に迷惑をかけるな!という項目もつけくわえようかなと思ったりしています。私も叱るときは、鉄拳制裁するつもりで教育をしようかなって思ったりしています」という点については、私も全く同感ですね。
 まぁ、それぞれの家庭にはそれぞれのベストの教育方針があるはずですから、私は、他人様の教育方針に口を出すつもりはありません。いずれにしても木村家では、従来どおり、3つの教育方針に則って、惜しみない愛情を注ぎながらも、必要な場合には、「体罰主義」や「鉄拳制裁」をもためらわないスタンスで、2人の息子の教育に臨んでいくつもりです。

2004 07 08 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.15

前田日明と坂本龍馬と「改革」の現実

 皆さん、こんにちは。木村剛です。6月9日のゴーログ「PRIDEとプロレスと格闘技」に反応していただいた方が結構いてうれしく思いました。中でも、前田日明が為し遂げた格闘技界における「改革」の真価を理解している人にはついつい共感を覚えてしまいます。特に「周辺領域・別館」さんが書き記した下記の部分、ここはあらゆる領域における「改革」の難しさを物語っていて示唆に富んでいます。

 一所懸命信じるために一所懸命考える。……信じたいがために無理矢理考えて信じようとするみたいなね。そこには矛盾があったりするわけですけど、それを考えながら現実に持って行く。そういうのが人に対しても物に対しても大事なんだよ。……科学の本質とは「わからないことは引き続き調べて考える」ということだ。まさに、人類は「信じるために考えて」きたのである。ただ、前田が信じるために考えたことは、ちょっと時代を先取りしすぎていた。チケットぴあで初めてプロレスのチケットを売ったのもノゲイラやヒョードルを日本に呼んだのも「ごちゃごちゃいわんと誰が一番強いか決めたらええんや!」という総合格闘技の理念を提示したのも前田(というかUWFなりリングスなり)なんだが、それがファンに浸透する頃にはいつも前田はそこにいなかった。

 この最後の部分――「それがファンに浸透する頃にはいつも前田はそこにいなかった」のところ、クゥーッ、ココ、本当に泣けますね(大粒の涙)。そうそう、時代の改革者たちは、評価される頃には、「そこにいなかった」というケースが本当に多いんです。明治維新のときの坂本龍馬なんてその典型ですよ。正しい道筋を通そうとすればするほど、強大な抵抗勢力からぶったたかれて、歴史の闇の中に葬り去られてしまいがちなんです。
 「Heartfield Blog」さんが的確に指摘していますが、「石井館長なんて可能性のある選手を、こきこきのこきこきにこき使いまくって、演出や戦略はRINGSからパクパクパクって」やって、K-1を成功に導いたわけです。その成功の発端には、前田の「改革」があったわけなのですが、おそらくK-1ファンの中で、前田日明が成し遂げた偉業を理解している人は極めて少ないと思います。
 だから、頭のいい人は「改革」には向きません。
 だって、答が分かっているのに、誰が「前田日明」の役割を果たしたいと思うでしょう。やっぱり「石井館長」のポジションの方がオイシイですよね。「坂本龍馬」みたいに時代の先端を走って殺されるより、「大久保利通」の方になりたいじゃないですか。イエイエ、そうじゃないですね。「大久保利通」も志半ばで40歳代で暗殺されてしまいましたから、先人たちの遺産の恩恵にあずかって80歳半ばまで生を全うした「山県有朋」の方になりたいと思うのが人情じゃないですか。
 誤解を恐れずに大胆に言えば、前田日明や坂本龍馬は頭が良くなかったわけです。稀代の「阿呆」だったんですね。「一所懸命信じるために一所懸命考える。……信じたいがために無理矢理考えて信じようとするみたいなね。そこには矛盾があったりするわけですけど、それを考えながら現実に持って行く。後先考えずに時代の先端を走ってしまう」という側面があるわけです。もっとオイシイことを考えればいいのに・・・・・・、他のヤツにやらせておいて、その後をついていった方が楽なのに・・・・・・、最前線で戦ってしまう性を持っている。
 そして、最前線で戦い続けるためには、人知れぬところで極めて地道ながらキツイ努力を継続しなければいけません。そうしていなければ、抵抗勢力に簡単に一蹴されてしまいますから。改革者は常に少数から始まり、その「改革」を為し遂げるためには、人並み以上の苦労が求められます。そういう意味で、「筋が通ってる」というタイトルの「電脳東京」さんからのトラックバックにも心を打たれました。

 物事、世の中、確かに上手くいかないことの方が多い。だからこそ、暗闇中でもまず一歩を踏み出そうとするのか、自らは動かず講釈を述べているだけなのか。・・・・・・PRIDEなんて格好イイもんじゃない。真っ向勝負するのが好きなんだ。以前、二子玉のジムで高田延彦が小刻みに1時間以上も腹筋するのを見たことがある。当時ヴェルディの北澤も周りにおねえちゃんも居ないのに歯を食いしばっていた。男っていうのは不思議なもんだ。黙々とやってる男には怖さを感じる。弱い奴ほど能書きをたれる。オレが好きな男は、それぞれに目指すもの一点にフォーカスした目をしている。

 そうなんです。「改革というもの」は華々しいもんじゃないんです。もっと地道なものなのです。人知れず汗をかき、大きなリスクとコストを背負いながら、血を流すほどのダメージにも挫けることなく進み続ける日々の行為をことを指すのだと私は思います。「改革というもの」は「高田延彦の腹筋」であり、「北澤の歯の食いしばり」なんです。それだけの苦労をして仮に「改革」を為し遂げても、結局、報われない可能性が高い。やっぱり、改革者たちは正真正銘の「阿呆」ですね。
 もっとも、かくいう私も「阿呆」なんですが・・・・・・。

2004 06 15 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.09

PRIDEとプロレスと格闘技

 皆さん、こんにちは。木村剛です。私がサッカー小僧であることは少なからず知られているかもしれませんが、格闘技ファンであることはまだまだ知られていないかもしれません。それがですよ、何とですよ、宝島MOOKの「PRIDE名勝負伝説」において、インタビュー記事で出場してしまうのです。いや~、われながらビックリしますね。

 尾花広報部長は「イメージが崩れる」ということで、この企画を受けることに大反対だったんですが、私は付録に付いてくるという「PRIDEの名勝負36試合を収録した永久保存版DVD」というおまけに目が眩んで、二つ返事でついつい引き受けてしまったんですね。しかも、グローブをはめてパンチングポーズまで写真に撮られてしまったりしました。
 ということで、宝島MOOKの「PRIDE名勝負伝説」を宣伝しがてら、私のインタビュー部分をご紹介しておきましょう。「格闘技ファン・木村剛」の知られざる一面をお楽しみください。

組織を飛び出して新団体を旗揚げした前田日明に決定的に影響を受ける

- 木村さんといえば、あの「竹中プラン」の実質的責任者として有名です。東大→日銀というエリートキャリアを歩み、金融の世界では「風雲児」「武闘派」として恐れられている木村さんが、熱心な格闘技ファンだと聞いて、今日は話を伺いに来ました。
木村 ハハハ、どうぞ訊いてください。
- 格闘技はいつから見てるんですか?
木村 僕は、皆さんと同じように猪木ファンだったんですよ。
- 新日ですか。それは重要な基本情報ですね。
木村 重要でしょ。(笑)全日より新日派だったわけですよ。中2のときだったかな、猪木-アリ戦がありましてね。僕は富山県に住んでたんですが、本当にリングサイドまで行こうと思いましたからね。
- そうですか。「武闘派」のルーツは猪木の「闘魂」だったわけですね。木村剛を取材する経済部の記者は、かなり重要な部分を看過していたことが分かりますね。
木村 ところがね、僕の父親プロレスが嫌いだったんですよ。こんなくだらんものを、といつも言っていた。でも僕は、プロレスに関して親父から吹き込まれた胡散臭さを感じつつも、どうしても面白いから猪木の卍固めや延髄斬りに惹かれていったというわけなんですよ!
- なるほどしかしそれはごく普通の、典型的な富山県の少年像ですね。
木村 娯楽がないですからね。やはり僕らの世代はウルトラマン世代ですからね。「最後はスペシウム光線」という勧善懲悪が好きなんですよ。そういうところからも、猪木が好きなんでね。
- プロレス以外に、例えばボクシングとかは?
木村 「キックの鬼」こと沢村忠さんには熱中しましたね。キックの練習もしましたし。「真空飛び膝蹴り」は何を指して「真空」と言うのか。「真空」ではないんじゃないかというのが、子供のころの悩みでしたからね。ただ、自分にとってもっと決定的だったのは、UWFなんですよ。
- 前田に走りましたか。
木村 今の人たちからすれば、大した話ではないかもしれないけれど、当時は所属団体を離れて試合をするということ自体、凄いことだったわけですよ。馬場vs猪木などももちろんあり得なかったし、ナンバー5あたりの選手ですら交流戦はなかった。いわば、あくまで一座という劇団の中での芝居であって、それは絶対の秩序であったわけですね。
- なるほど。馬場座、猪木座というイメージですね。
木村 ところが、そこからスピンアウト、いまでいうMBO(マネジメント・バイ・アウトの略。会社の経営陣がオーナーから株を買収して独立したり、企業内の一事業部門の責任者が同様の手法で分離・独立すること)するという、その生きざまたるや凄いな、と思えたんですよ。
- MBOを20年前の前田に学んだという発言は、金融界ではちょっとしたスクープですよ。(笑)
木村 そしてUWFは何よりあのゴリゴリとした試合が良かったですよ。藤原組長がボコボコと打撃を受けたあと、一瞬の関節技を極める。その頃から、サブミッション系の選手が好きになって、また打撃系と関節系の選手の戦いが好きになっていくんですね。
- どうやって見ていたんですか?
木村 ビデオが中心ですよ。東京に出てきてもUWFはテレビ中継がなかったですからね。くまなくビデオを探して、置いてあるものはみんな借りてきた。
- サブミッション系の選手では誰がお気に入りですか?
木村 僕は初期の「リングス」が好きで、中でもヴォルク・ハンが大好きなんですね。ディック・フライの蹴りに対するハンの関節技。この両者の戦いが一押しですね。いまのPRIDEの選手は完成されていて、打撃も寝技もできるけど、個人的には打撃が苦手な関節技のスペシャリストが好きなんですよ。
- まさにメガバンク相手にエグイ固め技を連発する木村さんらしい趣向ですね。
木村 「リングス」はビジネスモデルとしても斬新で、オランダやロシアに支部を作ってネットワーク化しようとしたんですけど、その発想自体が凄いことだったと僕は思いますね。普通のプロレスラーじゃないよ、正直申し上げて。(笑)前田は天才だと思った。いま、K-1も世界各地に拠点を作って、日本に本部を置くという形を作っていますけど、その原型は「リングス」にあったと思いますね。
- 前田天才説ですね。
木村 しかも、他団体の選手と戦ってもいいよということを、デファクトとして作った。いまのニューワールドというのは当たり前のように存在していたわけじゃなくて、リングスが新秩序として作ったという点は重要ですよ。
- 猪木の異種格闘技戦は、あくまで新日内のものでしたからね。
木村 ボーダーというものが厳然と生きている世界で、UWFが出て、それをもう一度オーガナイズするために前田はリングスを作り、そこで大きな枠組み、そしてシステムを作った。ここが凄いところですね。
- リングの内外で前田は凄かったと。
木村 まさにそうですよ。いま、僕らはPRIDEやK-1で外国人同士の戦いというのを楽しんで見ていますよね。僕の理解で言えば、その源流というのをヴォルク・ハンvsディック・フライの中に見るわけですよ。それまでは、シャープ兄弟vs力道山じゃないけど日本人が外国人をやっつける、というのが基本だったわけですよ。
- ブッチャーとテリーの抗争のような例はあるにせよ、確かに外国人選手への感情移入の「かたち」は急速に変質しました。
木村 純粋に、国籍を超えてレベルの高い者どうしの戦いを楽しもう、ということを提案してくれたのはリングスだと思います。
- すいません、いまプロレスは観るんですか?
木村 観てますよ。ただどうしても新日が多いですけどね。僕は猪木のスタイルを本当に引き継いだのは武藤じゃないかと感じているので、その意味では全日も見たいんですけどね。
- 深夜帯での中継が始まりましたよね。
木村 シャイニング・ウィザードには延髄斬りの型を感じるしね。ドラコン・スクリューから四の字への流れを定着させたりする演出力は、橋本じゃ無理でしょ。髪の毛が薄くなったら、先手を打ってツルツルにしたり、おヌシできるな、っていうのがあるよね。(笑)

北尾を一発で倒した、高田のあのハイキックが忘れられない

- 猪木、UWF、リングスと来てPRIDEに到達するというのはまさに王道ですね。
木村 やはり、打撃系よりは関節系というのは変わっていなくて、最近ではあのノゲイラが腕ひしぎでミルコに勝利した試合なんかは、一番好きですね。
- 打撃系に対しては何か反発心があるようですね。
木村 いや、迫力もあるし嫌いじゃないんだけどね。心のどこかにまだ、馬乗りになってパンチするというのは残酷だな、お茶の間で子供と一緒に見られないなかな、みたいなところがあるんですよね。高度なスポーツ、美しさという点では打撃より関節なんですよ。僕の中ではね。
- 初期の頃のグレイシーvs日本人の一連の戦いは、グラウンドでの攻防が中心でしたよね。
木村 そうですね。ヒクソンに立ち向かった髙田、船木選手の試合はちょっと他とは緊張感が違いましたからね。惜しむらくは、髙田選手の場合、もう少し若い時期にヒクソンと戦ってほしかったな、と思うんですよ。
- すでにピークが過ぎていたと?
木村 僕の中では、あの北尾をハイキック一発で倒した髙田の残像が強烈に残っていましてね。20代の頃であればどうだったかな、と。あるいは全盛期の前田とかね。ファンの勝手な意見ですけれどもね。
- 現在のPRIDEに対しては、どんなことを望みますか?
木村 ひとつは強い日本人ですよね。この前のグランプリは小川参戦はその意味で非常に良かったと思いますが、やはり、ヘビーで現在の3強(ノゲイラ、ミルコ、ヒョードル)に伍する日本人がでてこないとね。
- それは会場での小川に対する声援の大きさでもわかります。
木村 またリングスの話に戻ってしまい恐縮ですが、あの時は高いレベルの外国人がいて、さらにそこに割って入る実力を持つ前田という存在があったからこそ、外国人も光ったんですよ。PRIDEにも小川や吉田といった柔道出身の選手がいますけど、生え抜きで、トップかトップに届く距離にいる日本人選手の発掘育成が、ひとつの鍵だと思いますね。
- なるほど。ハッスルしている小川選手も、本線での強さがあってこそ光っているのも事実ですからね。
木村 あとは、大会の頻度ですかね。やっぱりああいったスタイルだと、どうしても選手は大変だな、と心配ですね。ケガも多いですからね。
- いつもつきまとう問題ではありますよね。
木村 エンターテイメントとしての格闘技というのは裾野が広くなったし、いろんな方を受け止められるようになったのはいいことですね。インディーやみちのくから新日、そしてPRIDE、K-1ですよね。メジャーレーベルがプロレスをもはや凌駕した、PRIDE、K-1になりつつあることも確かです。でもね、僕はPRIDEやK-1が最大のメジャーになることは、個人的には心配しているんですよ。
- それはどのような心配ですか?
木村 PRIDE、K-1は厳しいマットですからね。ギリギリスポーツではあるけれども、やはり格闘技ですから他のスポーツとは異質な部分もある。こういたっところが最大メジャーになると、最大の財産である選手が疲弊しますよね。選手がいなくなれば、結果としてファンを裏切ることにつながってしまう。
- その意味では、視聴率的にモンスターとなったK-1の方が、問題に直面しているかもしれませんね。今後も曙やタイソンといった花火を打ち上げ続けなければならないとすれば、その苦しさはPRIDEの比じゃないでしょう。
木村 だから、リアルファイトの興行をメジャーとして維持することは、実に大変ですよね。最高峰の戦いを見せるピラミッドの頂点でいいと思うんですよ。PRIDEやK-1が業界の中心になると選手が長期間持たないということもある。普通のスポーツだって、選手の本当の意味の賞味期限は5年位なんですから、選手生命が短ければ、ファイトマネーも高騰しますしね。
- 消耗は早いですよね。
木村 ファンの立場から言うと、好きな選手には、ある程度長く試合をしてもらいたい、技を見せてもらいたいと思う。あるいは、デビューして、先輩を追い越し、そして下から抜かれていくという歴史を楽しみたい。もちろん、リアルファイトなんだからそれを望むなということなのかも知れませんが。
- 紙面が少なくなってきました。日銀を飛び出し、会社を設立。ボーダーだらけの金融界で新秩序を創成すべく奮闘する木村さんの人生は、まさに格闘界の歴史に重なり合って見えますね。
木村 UWF時代からの格闘技ファンとして、今後のPRIDEシリーズに期待します。

(追伸)「日曜日は楽しいドライブ」さん、「おいらブログ」さん、「周辺領域・別館」さん、「他力本願」の解説ありがとうございました。ブログは勉強になりますね。

2004 06 09 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.05.06

富山県人とはどういう民族なのか?

  皆さん、こんにちは。木村剛です。GW中の5月2日で42歳になり、まさに厄年に突入したとたんに持病の腰をいためてしまいました。立ち上がって歩くこともできない激痛に耐えかねて、常日頃お世話になっている正復の先生に無理を言って休日の5月3日から毎日診ていただき、なんとか出社できるようにしていただいたところです。
  そういう悲惨な状況で、出社してみたら、なんとみなさんから(お誕生日おめでとうメール)がきているではありませんか。
  本当にありがとうございます。腰の激痛も一挙に軽くなった気がします。42歳という1年間を(厄年)で終わらせず、(躍年=飛躍の年)になるように頑張りますので、ガンガントラックバックをお願いします。みなさんも(厄年)は気をつけてください。

  みなさんご存知かもしれませんが、私は富山県出身の田舎者です(ソコソコ、「裏日本」という差別用語を使わないように!)。大学に入るまでは修学旅行とサッカー全国大会以外では富山県を出たことがなかったので、「純粋培養の田舎者」と断言してよいと思います。どれぐらい「田舎者」だったかというと、大学入試で上京して上野駅に降り立ったときに、あまりの人の多さに仰天して、駅員さんに「今日、祭りなんけ?(富山弁で「今日はお祭りですか」を意味します)」と聞いてしまったくらいの田舎者でした(ちなみにその日は、何の変哲もない普通のウィークディでした)。
  その「富山県人」が全国的にブレーク(?)したのは、みなさんもご存知の島津製作所の田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞したときからでした(本当かいな?)。じつは、田中耕一氏は、私が通った富山中部高校の三年次上の先輩なんですね。田中氏の受賞に際しては、同郷人として誇りに思ったものです。
  そこで、他に富山県出身の有名人にはどういう人がいるかと思って、検索していたら、「Alternative TOYAMA」という面白いサイトを見つけました。まずは、このサイトにしたがって、富山県というお国柄を知っていただきましょう。

  富山は特に政治的には「保守王国」などと呼ばれるぐらいのアレである。また、どうやらあるデータでは県民の嗜好というものが、まさしく日本のド平均をいっているらしく、新製品の試験販売から、新人ミュージシャンのプロモーションまで、まず富山で試しにやってみて、うまくいくかどうか調べてみるらしい、という話を聞いたことがある。ホントかどうかはしらないが。それはつまり、ナチュラルにこの土地柄が中央追随を疑問と思わないという事なのであるが、へそ曲がりな僕としてはどうもそれを良しとしない思いがある。逆にそんな土地柄故か、反動として時々鮮やかなぐらいのハネッ返りを産み出すことがあるのも富山の特徴であると思う。

  私がその「ハネッ返り」であるかどうかはともかくとして、富山県人の保守性とハネッ返りというのは、極めて面白い視点だと思います。例えば、歴史好きの人なら知っていると思いますが、江戸時代末期におばはん(富山弁で「年配の女性」のことを指す)たちが起こした米騒動の発祥地は富山県なのですから。とにかく女性が強い。いわゆるピンク街はPTAが軒並み潰していくという土地柄なのです。
  だから有名人には女性が多いんですね。「Alternative TOYAMA」によれば、「ロッキード事件のとき「蜂の一刺し」で有名になった榎本ミエコ氏も富山出身。芸能人で言えば、室井滋、柴田理恵、野際陽子、風吹ジュン……、これは何も女性ばかりではないが、とにかく、アイドルタレント、アイドル女優というよりは、一癖ふた癖ありそうな、存在感のある人を輩出している」ということのようです。また、フェミニズムの第一人者として知られる上野千鶴子氏も富山県出身だとか。
  じつは私も、富山県に有力企業を誘致する「誘致委員」(?)に密かにノミネートされておりまして、有名人の部類に入るのか、このサイトで紹介されておりました。

2002年10月に小泉政権の竹中金融担当相が集めた不良債権処理のための金融プロジェクトチームのメンバーになった人デス。早い話、にっちもさっちも行かなくなった大企業や銀行など、公的資金を投入するなんてせずにつぶしてしまえ、というのが彼の主張で、一刻も早く引退したほうがいいんじゃない、って感じの爺さん達から顰蹙を買っていました。最近、中小企業向け融資に特化した日本振興銀行を立ち上げ話題になった人です。あるオヤジ雑誌には、自分が中小企業向けの経営コンサルタント会社を経営しているから、その市場の拡大を狙っている強かな男であるというような記事があったのだが、一面、そうであっても、彼ほどの経歴を持った人であれば、テメエ一人ならどうやっても食ってはいけるはず。やはり、まず、金融屋、エコノミストとしての使命感があるのだと思って間違いない。本当に大企業とか銀行がガンガン潰れたらどうなるか、とか、彼の主張の是非をここでサッと述べられるような能力は僕にはないが、とにかく、彼なりの21世紀型の日本像を考えてのことであるのは間違いない。それは多分、長年培われ、ついには熟れ、腐り始めてきた、日本の社会制度の慣習にあたる部分、書き言葉にはない部分を透明にしていく事、まず、その辺ゼロにして新しい土台を作り上げていこう、と、そのようにイメージしている。今の僕であれば、まだ、更にドラスティックな変化があっても、充分自分を対応させていけるだろうと思うので、心情的に彼の主張には賛成なのだが、失うものが多い人たちにとっては、あのニヤケ面のメガネが悪魔のようにも見えるだろう。本コンテンツで彼を取り上げたのは、頭のいい彼であるからどれだけの反発があるかも充分予測できたはずであろうが、敢えて強行に彼自身の主張をぶち上げている事、ケンカすることだって辞さないところにある。そして、そんな彼がよりによって、保守王国富山の出であることが、あんた、こりゃぁもう、アドレナリンで頭の中びしょびしょモノですよ。

  個人的には、「そんな彼がよりによって、保守王国富山の出であることが、あんた、こりゃぁもう、アドレナリンで頭の中びしょびしょモノですよ」に大受けしてしまいました。彼のサイトでは、私以外に、1991年に食糧管理法の不条理を訴えるために、「ヤミ米を販売している自分を告訴せよ」と役所に殴りこんだ川崎磯信氏(彼も富山県出身らしい)のことも書いていたから、意外にこの手の男は富山県人に多いのかもしれません。
  室井滋や柴田理恵や野際陽子や風吹ジュンのような女性たちに日々鍛えられている富山の男たちは、いったん突っ張ると剛直なまでに突っ走ってしまうのですかね。「富山に来るときって絶対声かけてくださいね!オフしちゃいましょう!<かめはめ波稼ぎ(゜ー゜*)」と書いてくれた「本家ばんちゃん」さんも、ひょっとするとそういう民族なのかもしれません。今後も富山県出身の人々には要注目です(^^;)。

2004 05 06 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.04.14

祝!日本振興銀行の免許取得と腐女子との出会い

  皆さん、こんにちは。木村剛です。昨日、東京青年会議所の有志が呼び掛けて設立した日本振興銀行が銀行免許を取得いたしました。予備審査の申請から8ヶ月で開業(4月21日)という最短記録も樹立いたしました。早速「まーねこのひとりごと」さんから極めて重要なポイントについて釘を刺していただきながら力強い応援をいただきました。ありがとうございます。非常勤取締役の立場から執行部に対して厳しく言っておきましょう。

  そんな中、「小鳥」さんから「腐女子と木村剛が交わるところ」という不思議なトラックバックをもらったので、「腐女子の行く道、萌える道」という、有名blogにアクセスしてみました。そうしたら何と、「男ランクとゴーログ」という題でアップされているではありませんか。いやあ、もうビックリしました。
  しかも、「木村剛さんが大好きなんですよ!!」と告白されているのですから、本当にありがたいことです。意外に時代遅れのオールバックも悪くないのかもしれません(??)。いずれにしても、拙著の読者も、「週刊!木村剛」の読者も、読者には変わりなく、読者はみな神様ですので、「キモッ」なんて思うわけがありません。「腐女子」さん、今後ともよろしくお願いします(「週間!木村剛」ではないので今後気をつけてください、「小鳥」さん&「出逢い系ヲタの過激な恋愛記」さん――By「日常/非日常」さん)。
  ただし、相手が女子高生とはいえ、私には手鏡を持つ習慣はありませんし、抵抗勢力の方々にホームで突き落とされるかもしれません(半ばマジ)ので極力電車にも乗らないようにしておりますので、その手の趣味はないということをここで断言しておきます(皆さん、絶対に誤解しないように)。
  とりあえず、「小鳥」さんは、「腐女子と木村剛が、互いにトラックバックしあう仲になる」ということをご所望のようなので、まずは私の方からトラックバックすることにしました。「小鳥」さんは、

三谷ちずちゃんと木村剛、この2名は、日本blog界という極端に狭い世界の中での、スーパースターです。しかし一方は「オタク+女子高生」、もう一方は「金融+ビジネスマン」で、住んでる世界が全然違います。ガンダムとP.F.ドラッガーですよ。次元が異なりすぎて、互いが互いに物理的に見えないほどです。現実世界で普通に生活していて、この2者が交わることなど、決してありえませんっ! しかし、xmlをベースとした新しいメディアであるblogは、この2者が交わる点があることを、白日の下に晒しだしました。

と書き記して、「blogの出現によって、今までの人類の歴史では許されていなかった運命の赤い糸が、少しずつと表世界に現れはじめています」と指摘しているんですが、個人的にはココログの魅力は、「周りの人とのやり取り振りが面白いです」(by「peanuts」さん)というところにあるのではないかと思い始めています。などということをツラツラと考えていたら、「philosophical」さんに図らずも「木村剛さんのゴーログはその点本当にうまいですね~」と過分なお褒めの言葉をいただいてしまいました。ありがとうございます。これからも頑張ります。

2004 04 14 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!, 07. 銀行はどこへ行く?] | 固定リンク | トラックバック

2004.04.08

なぜ「タケシ」ではなく「ゴー」なのか?[ゴーログ]

  皆さん、こんにちは。頭の片隅に「木村剛とブロガーのオフサイド取引」の余韻がまだ残っていて、仕事中についついトラックバックをチェックしてしまったりします。サッカーの内容は最低でしたが、ブロガーの集まりは最高でしたね。
  

  さてその宴に参加していた木村ウォッチャーの第一人者にして、木村剛ファンクラブ第2号(会長はKFiクラブメンバーのN@oさん)である「Hiroette」さんから、「Go」の由来を聞かれていますし、「気まま絵日記」さんからも「名刺の英字面にはGoってミドルネーム入りなのです、素敵」とご指摘いただきましたので、その由来をお話ししましょう。

キムタケさんの名刺
帰りの電車の中で改めていただいた名刺を見てみたら、裏面の英語のところにTakeshi Go Kimuraと書いてあったのが印象的でした。もしかして外国でもGoちゃんと呼んでもらうようにしていたのでしょうか。確かに3音節で既にあっちの人には多いし、発音的にもタケシは英語圏の人は言いにくそうな感じもします。こういうしっくりくるミドルネームがあるなんて羨ましいです。

  私は英国で1年ほど遊学していたことがあります。当時は、「Takeshi Kimura」と名乗っていたのですが、「Hiroette」さんご指摘のとおり、英語圏の方々には「タ・ケ・シ」という平板なイントネーションは発音しづらいらしく、多くの友人からアクセントをつけて「ターキッシュ」=「Turkish」と呼ばれることが多かったのです。
  個人的には、世代的にヴィッセル神戸のカズは大好きなので、トルコ代表のイルハンも嫌いじゃないけど、「俺はトルコ人(Turkish)じゃない!」ということで、「剛」の音読みの「ゴー」なら、彼らが発音しやすく覚えやすいということに気付きまして、ニックネームとして、ミドルネームに「Go」と入れるようになったのです。
  そのときより以前から、一部の私の友人は「ゴーちゃん」と呼んでおりましたが、そういうこともあって、「ゴー」という呼び名が定着したということのようです。友人たちによれば、「タケシ」よりも「ゴー」という発音の方が、「私の印象」に合っているらしく、どうも、「ゴーワン」「ゴーカイ」「ゴーイン」「ゴーマン」「ゴーイング・マイ・ウェイ」などの音感に通ずるところがあるようです(困ったモノダ)。
  本人はそういう意識は全くなく、「木村剛とブロガーのオフサイド取引」に来られた方はすでにご存知のように「ゴーワン」というイメージじゃないんですけれどね・・・・・・。そこんとこ夜露死苦(日本オールバック党を結成!とか宣言してたのに、実は乗ってきた人は一人だったので寒い思いをした「バイオティックレイヤード」さんになってしまった)。

(追伸)昨日軽いノリで「週刊!木村剛にトラックバックして、アフィリエイトでおカネ儲けしよう」と[ゴーログ]をかましたら、「俺と100冊の成功本blog.自己啓発.com」さんから、「本業に集中すべし」と説く拙著「投資戦略の発想法」(講談社)と主張が違うではないかと糾弾されてしまいました(^_^;) もう~、洒落ですよ、洒落。ブログだけで食べていけるわけないじゃないですか。それは、「Flash Fresh Life!!」さんや「edings.jp」さんや「まーねのひとりごと」さんが書いているとおりであります。まあ、お分かりの上でのツッコミでしょうけど(^_^;)  
  ということで、早速、「出逢い系ヲタの過激な恋愛記」さんから、ご指導を受けた顔文字を使ってみました。じつは私、顔文字を使ってみたのは、「週刊!木村剛」が初めてなんです。スイマセン、若葉マークの初心者なんです。しばらくの間は大目に見てやって下さい。
  なお、「アフィリエイト」のことは前から知っていましたよ、「日常/非日常Blog」さん。まあ、分かりやすくフレンドリーに説明するための表現上のテクニックということで、大きな気持ちで許してやってくださいm(__)m (正確なコミュニケーションって難しいですね)

2004 04 08 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.30

海外逃亡します!ってか?[ゴーログ]

  皆さん、こんにちは。木村剛です。このところ「公的年金シリーズ」を続けておりましたら、「sohosoho-Blog-市原」さんから、「今の国の制度は利権だらけ、先進国でこれだけ金のかかる国もないでしょう。あまりにパフォーマンス悪すぎです。ちょっと頭のいい人はみんな海外逃亡します」というご指摘を受けまして、「確かにそうだよなあ、英語さえ出来ればそれもありだよねえ」と思うことしきり。

  でも私、英語が大嫌いなんです。
  私は、1998年に会社を創業してから2年間ほど、外人のボスの下で経営者修行をいたしましたが、一番嫌だったのが毎週2時間のテレフォン・コンファレンスでした。当時、経営陣で日本にいるのは私一人。あとはほとんどがアメリカに在住しているアメリカ人ですから、時間はアメリカの午前9時スタート。要するに、真夜中の午前1時から3時まで、毎週水曜日に日本の状況を説明することになっていました。
  当然、テレフォン・コンファレンスは英語でということになります。これがキツイのなんのって。私の得意技はボディランゲージでしたから、その得意技を封じられた上での言葉のプロレスは常に劣勢でした。しかも、創業当初半年は売り上げがゼロでしたから、毎週「You, Fool!」「You, Idiot!」と苛められ続けました。それで、ますます英語が嫌いになりました。当時は「なぜ日本は太平洋戦争に負けてしまったのか。勝っていれば、アメリカは日本語圏になっていたかもしれないのに」と思ったものです(もちろんジョークですが、半分本音です)。
  しかし、ボスはボス。評価してもらえなかったら、クビになるだけですから必死です。
そこで私は開き直りました。英語をうまくしゃべる才覚はないと悟ったので、「俺は日本人だから、英語が下手でも仕方がない。だって、アメリカ人は日本語をしゃべれないんだから」と割り切ったわけです。
  そうすると、「英語」という技術を「ビジネスツール」だという風に捉えることが出来るようになりました。要するに、レトリックを駆使したうまい会話ができなくても、何も恥ずかしいことはない。ビジネス上の目的が達成できればそれで良いではないか、ということで吹っ切れたのです。
  そうすると、次第に自分なりの英語を話すコツがみえるようになってきました。私はそれを自分なりにまとめて「5つのS」と呼んでいます。まず大事なのは、次のミーティングでボスからどういう言質をとらなくてはならないのか、どういう中身を伝えなければならないのか、ということだと気付きます。これは①Substance(中身)です。その次には、その中身を成就するための戦略、相手にイエスと言わせるための②Strategy(戦略)を考えます。中身と戦略が決まったら、③Straight forward(率直)に言うように心掛けます。無駄な修飾語や装飾語を入れると、自分で何を言っているのか分からなくなりますから、コメントは④Short(短く)にします。その上で、最後に⑤Summing up(要約)しながら、自分のメッセージがキチンと相手に伝わったか確認することが肝要です。

  この「5つのS」をマスターすることで、英語力は決して向上しませんでしたが、英語を使った交渉力は格段に増しました。形勢が不利になると、「俺は英語が下手でよく分からないから・・・・」というフリをするという技も覚えました。それでなんとか、私はアメリカ人のボスの下でも、何とかクビにならずに凌いでこれたのです(でも、英語が嫌いだったので、日本資本に鞍替えしてしまったのですが・・・・・・)。
  残念ながら、未だに私の英語はヒドイものです。我ながら聞くに堪えません(でも、ソニー創業者の盛田昭夫氏の英語の録音なんか聞くと、勇気がわいてきますけどね)。しかし、「私は通訳でないから、英語が下手なのは当たり前だ」という開き直りが板についてきましたので、外人と英語で交渉するのは全く苦痛ではなくなりました。
  でもツライのは、世間話です。これは本当に苦痛です。拷問のようです。
  「It’s fine today」「Yeah,・・・・・・」
  後が続かないんですね、本当に。ビジネスなら「5つのS」で良いんですけど。
  英語で楽しく世間話が出来る人は、心の底から尊敬してしまいます。
  でも、そういう人っているんですよね。私の会社にも英語のスーパー達人がいるんですが、逆立ちしてもかないません。トラックバックをいただいた「ShinBLOG」さんなんかもきっとそうなんでしょう。なんと彼は、日本が破綻するであろうことを見越して、アメリカに移住してしまったというんです。凄い人です。きっと英会話も、私のボディランゲージ以上に達者であるに違いありません(当たり前ですね、すいません)。

僕は大学生くらいから、意外に日本が破綻する可能性は高いと感じていました。そこで、考えたのは、「日本が破綻してもどこか他の国でやっていける力を付ける」ということです。まずは、なじみの深いアメリカがよいだろうと考えました。もちろん、これだけが理由ではありませんが、これも一つの理由です。そして、実際に移住することで日本の年金からは、めでたく合法的に脱退ということになりました(税金については、アメリカ永住者は(基本的に)アメリカに対して納めることになるので、僕自身は年金不足分の穴埋めとか他の何かしらの日本国のつけからも解放されています)。もしかして同じような人が増えてくれれば、国も考えを改めるのではないかと思っていました。

  うらやましい限りです。私は米国に3年、英国に1年住んでいましたが、ついに英会話に慣れ親しむことができませんでした。私は、ネイティブなジャングリッシュ(Japanese + English = Janglish)の遣い手であることを誇りにしております(?)。

しかし、今になって普通は移住はできないものなんだろうなぁと感じています。気力も体力も必要だし、家族や友達とのライフスタイルにもよるし。。。(いまさら気づくなという感じですが。。)

  そうです。そんなに簡単じゃないんですよ。気力も体力も必要なんですね。
  ということで私は、海外移住して楽しく暮らす自信がないものですから、致し方なく(?)、日本を良くするしかないと思っているのです(^^;)。だから、公的年金も改革しなければならないと思っているんですね(海外移住できませんから・・・・・・)。

  (追伸)「gomashio.jp」さんが「ゴーログの引用文が、斜体からキレイなボックスに変わっているのは、俺が余計なこと書いたからだろうか?」と書いていますが、そのとおりです!! 今後ともご指導ご鞭撻くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

2004 03 30 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.11

私も格闘技大好きです![ゴーログ]

皆さん、こんにちは。木村剛です。「ゴーログ」を始めてトラックバックを眺める機会が増えたのですが、どうも格闘技ファンが多いのではないかという感触をもっています。

キムさんと小鳥さん」をTBしてくれた「オモムロニ。」さんは文面からしてどうも格闘技通のようですし、「29man the radical dubber」さんも「木村剛氏 aka キム/ゴーちゃんに誘われる」で、「僕が尊敬する『燃える闘魂』アントニオ猪木氏」と書いていますから、きっと格闘技ファンなのだと推察いたします。木村剛ウォッチャー第一人者の「Hiroetteのブログ」さんも「木村剛(キムタケさん)の本を読む」で「とりあえずこの方の行動原理は男気だと思うので、私の中ではK1とかPrideとか魔裟斗とかと同じようなくくりなんだなあ」と書いているあたり、ひょっとすると密かに「格闘技通信」なんかを読んでいるのではないかと想像したりしてしまいます。

じつは私も格闘技大好きなんです。
全日本プロレスよりも新日本プロレスを好む猪木ファン系で、好例の1月4日の東京ドームにもよく行きました。ただ近年は、どうしてもPrideやK-1を中心に見てしまいますね。というのも、my favorite は、最近「お前は男の中の男だ!」という言葉でブレークしつつある高田延彦が大活躍していたUWFという団体なんですね(かなり昔の話なので、皆さんは知らないかもしれませんが……)。前田日明が立ち上げたリングス初期なんかも大好きで、特に前田VSヴォルクハンなどは欠かさずに見ていました。いまビデオで見直していても、「前田、お前は男の中の男だ!」などと独りで納得したりしています。
私は「打撃系vsサブミッション系」が大好きなんです。打撃に耐えながら、一瞬の必殺技で極める達人。その達人の技を読み切ってKOを狙う格闘家。しびれますね~。個人的には、ミルコvsヒョードルの前に、ミルコvsノゲイラの再戦(ミルコにとってのリベンジ戦)を見たいと思っているのですが、サダハルンバにそのあたりの芸当ができるでしょうか――不安です。

まーねこのひとりごと」さんには、「いわゆる『評論家』、つまりリングに降りて汗を流し血を流して戦うのではなく、安全な客席からあれこれいうコンサルタントが多い中で、木村氏は、『リングで戦いながら、コンサルタントという仕事をこなして』いるわけで、世間のコンサルタントとは分けて見る必要があると思っています」と書いていただきましたが、メガトン級の打撃に耐えながら腕ひしぎ逆十字でミルコをしとめたノゲイラのように、これからも抵抗勢力からの攻撃に耐えながら、カウンターアタックを狙っていきたいと思います。
経営している会社が自律的に成長できるようになって暇をつくることができるようになったら、ブラジリアン柔術を習いたいと真剣に考えている木村剛でした。

2004 03 11 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.09

真面目一徹で怖くて固そうなおっちゃん?[ゴーログ]

皆さん、こんにちは。木村剛です。皆さんからのトラックバックを読んでいて、反省させられるのは、「パッと見」で感じる私のイメージはどうも良くないということです。本当に不徳の致すところです。

HAGAKURE Plus」さんからは、そのものズバリ「不良債権強行派、金融系族議員の天敵と謳われる木村剛氏」と表現していただいていますし、「ファムファタル」さんには「初めは、オールバックの胡散クサソなオッサンだな。と思っていましたが、週刊!を読んで印象が変わりました」と告白していただきました。「flyとflight日記」さんからも「実は最初は嫌いでした」とアップしていただいています。
あるいは、「ある大学院生の日記」さんからは、「辛口で精力的に仕事をしている様子なのでちょっと怖い感じ」と指摘していただきましたし、「トロ~ンとしたNの日常」さんは「真面目一徹といった感じの方」と書き、「コンサル会社のペーペーの思い付きコラム」さんは「固そうなおっちゃん」と表現していただいています。

どうも私のイメージは、髪型の「オールバック」というところでかなりのところ形作られているようです。確かにどう考えても時代遅れですよね。でも気にならないんです。なぜなら私、おしゃれとかファッションについては、カミサンが呆れるくらい全く興味がないんです(自慢するな!)。本当に無頓着なんですね。服もほとんど自分で買ったことがありません。週末に着る服がないような状況になると、勝手にカミサンが買ったものを何の不満もなくとりあえず着ているという感じです。
じつはオールバックに関しては、カミサンから、「もう歳なんだから、自然体の髪形でいいんじゃないの」と長年批判され続けておりまして、みなさんからの要望が強ければ、ひょっとするといずれやめるかもしれません(?)。個人的には強度の高いジェルをつけて、手櫛でオールバックにするのが、朝の忙しい時間帯に時間をとられないので楽でいいんですけどね・・・・・・。
じつは私、めちゃくちゃハードな剛毛なのでパーマが全然効かないのです。一度だけ試してみたら、1週間後に髪の毛が「作曲家のバッハ」になっていました(笑)。そのとき以来、手櫛のオールバックに頼っています。
もっとも、「Ideal Break」さんには「男は顔じゃないよ。中身だよ」と言っていただいています。また一部かもしれませんが、意外にも「いい男」と言っていただける「Hiroette」さんのような奇特な方もいらっしゃるようです。私、心底感動してしまったんですが、「木村ウォッチャー」を自認する「Hiroette」さんのブログには、何と「木村剛」というカテゴリーまで設けてあるのです。愛を感じます。「Hiroette」さんからは、「最新コラムを読んで胸が熱くなりました」というトラックバックをいただきましたが、「最新トラックバックを読んで胸が熱くなりました」とお返ししておきたいと思います。本当にありがとうございます。

そこで、私も意を強くして、「男はパッと見じゃないよ。ゴーログだよ」というスタンスで、これからも外見にこだわらず臨んで行きたいと思います(ダメダ、こりゃ)。


2004 03 09 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.06

私にとってのblog原体験は竹中チームのときなんです[ゴーログ]

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「アジア海外駐在員便利帳」さんの質問に対する返答や「<小鳥(a little bird)」さんとのやり取りを読んでいただいている方々から、「BLOGじゃなかったらあり得ないこと?? 」(by「STUDIO134 別館」さん)とか、「Blogの新たな展開を見た」(by「29man the radical dubber」さん)というトラックバックをいただきました。

 じつは私自身は、何も特別のことをしているつもりはありません。
というのは、2001年から日経BizPlusというウェブサイトで連載枠を持っているのですが、2002年秋に竹中チーム(正式名称は「金融分野緊急対応戦略プロジェクトチーム」)に参加することが決まった際、その翌日貸し剥がしに遭っている中小企業の経営者から抗議の電話があったことを切っ掛けに、「このところ、金融庁の対応、金融検査マニュアルの内容あるいは金融分野緊急対応戦略プロジェクトチームの発足を理由に、健全な事業を営む融資先に対する資金供給の拒否や資金回収を行なうなどの不適切な取扱いを行なう銀行もあるようです。万が一、貸し渋り、貸し剥し、金利引上げ、無理な要求、それに類する不当な扱いをされた方は、そのような行為をした担当者名、所属する金融機関名と部署・支店、その内容をE-mailにてお知らせください。弊社は、木村代表を介して、金融庁のしかるべきところに責任をもって報告いたします」という文章を会社のホームページに掲げたときの経験があったからです(このあたりの事情は、日経BizPlusのコラム「第15回 大切なのは銀行経営者か、それとも中小企業か」をご参照のこと)。
それ以来、毎日のように大量のEメールや投書が私の元に届くようになりました。それで私は、その中からいくつかを採り上げてコメントを付した上で毎週のようにコラムにアップするようになりました。「第16回 中小企業経営者の魂の叫びを聞け」や「第17回 トップの保身とわが身の出世か、それとも銀行の将来か?」などがその端緒です。

 無論、応援メールばかりではありません。誹謗中傷や脅迫紛いのものも少なくありませんでした。当時のマスコミは「木村はハゲタカ外資の手先だ」とか「竹中・木村は日本を滅ぼす」あるいは「木村の株下げ野郎」などと誤解と偏見に満ちた報道を日々繰り返していましたし、永田町の政治家の先生たちや霞ヶ関のお役人たちからも激しい個人攻撃を受けていました。実際、独りで外出するのもはばかられた時期だったので、身の安全を確保するために、自分は転々とホテル住まいをし、家族には引越しをさせました(私には小学生の息子が2人おりますが、半年近くは別居状態でした)。
例えば、「第24回 『抵抗勢力』の銀行員からの批判に答える」から採り上げた通称「メガバンクのX氏」からの批判メールは執拗を極めました。「第26回 銀行の常識は他の業界の非常識?」、「第28回 『不良生徒』のメガバンク行員に対する反論を求む」、「第31回 メガバンクの行員には世間の声を真摯に聞いてもらいたい」、「第38回 若手銀行員はなぜ銀行を辞めるのか?」などウェブサイト上で、X氏からのメールやそれに対する読者からの反論メールを紹介しながら議論を戦わせています。
いまから思うと、読者からのメールを紹介しながら自らのコメントを発信し続けたあの頃の体験がこのblogの世界と極めて似通っているのです。

 正直言って、あの半年は本当にしんどかった。
自分の主張は正しいと確信していましたが、精神的に追い詰められたときが何度もありました。「第16回 中小企業経営者の魂の叫びを聞け」において、「これから、私に対する、あらゆる誹謗中傷の記事が百花繚乱の様相を示すだろう。このプロジェクトチームに入ることを決意したときから、私は腹を括っている。日本を『気付いてみたら、銀行と一部の大企業しか日本にはのこらないで、中小企業は全てつぶれ、経営者は自殺していた…』という国にしないために、倒れるときも前のめりで倒れる覚悟はできている」などと威勢のいい啖呵を切ってはいたものの、私も生身の人間です。夕刊紙や2ちゃんねるなどで、個人の尊厳を無視して毎日罵倒され、あからさまな人格攻撃を受け続けるのは正直言ってツライものです。

 そして、私に関する根拠のない情報が、週刊誌や夕刊紙などを通じて、あたかも真実であるかのように伝達されていく怖さも日々実感させてもらいました。したがって、「OTONA Times」さんがいみじくも指摘しているように、今回blogを始めた背景には、「この人の発言と行動にはちょっと注目していたのだが、こうしてBlogで読めるようになるとは......。マスコミがコンテクスト(文脈)をきちんと報道していないことにいらだって、直接会話をはじめたのかな」という側面は確かにあります。
そういう意味では、「Newsに一言」さんが「木村さんを始め、白血病と戦ったアイドルの吉井怜さんや、livedoor・exciteの社長など、色々な人が双方向のコミュニケーションが可能なBlogを利用し始めています。今までメディアが介在すると見えなかった面を見られるような気がして、今後の広がりをますます期待したいですね」と書いていますが、本当に「メディアが介在すると見えない面」というのはあるのです。マスコミは「視聴者や読者に分かりやすくするため」という大義名分の下で、象徴的な一言でその人間性をすべて表現しようとしますから――要するに、「レッテル張り」ですね――、どうしても強烈なバイアスがかかってしまいます(一度、報道される立場になると、それがよくわかります)。

 特に大銀行はマスコミの大スポンサーですし、実際、特定の大銀行に飼われているジャーナリストや作家(みなさんが良く知っている名前も含まれます)も少なくないので、攻撃されるほうはたまったもんじゃありません(みなさんも大銀行に対して批判的な主張をするときは気をつけてください)。大銀行に飼われた記者の取材を下手に受けようもんなら、ちょっとした一言に尾ヒレを付けまくって、全く違うニュアンスの記事を平気で書かれてしまうんですから。

 私は、数年前にそういう嫌な体験を少なからず経験していましたので、3年ほど前から、記者の取材は完全オフレコ(どのような形であっても記事にしない。当然、木村剛の名前はどこにもリファーされない)か、原稿をチェックさせていただくという約束がない限り、お受けしないという原則で臨んでいます。また、テレビに出るときも、プロジューサーやディレクターと人間関係があってお互いの考え方をよく理解しており、番組のコンセプトやストーリー展開を理解したうえで、その他の出演者の顔触れに納得できない限り出ないことにしています。1年半前の竹中チーム入りの大騒動のときは、すでにそういうポリシーで通していましたので、私のことを書いているマスコミ(書籍などを含む)は、私に取材することなく噂を拾い集めてきて勝手に書いているというのが実情なんです。

 それにしても、当時はキツカッタですね。
でも、そういうキツイ環境の中でも私が何とか歯を食いしばって耐えて踏ん張ってこれたのは、応援してくれた人たちからの暖かいEメールが毎日のように届いたからなんです。そのたびに、「自分は独りじゃない。この戦いは間違っていない」という確信を強めることができたからこそ、竹中チームに参加したときの決意を曲げることなく初心を貫徹することができたのだと思います。そして、不良債権問題に関する限り、遅々とした歩みではありますが、確実に改善していると申し上げることができるようになりました(無論、完治したわけではありません。念のため)。「小泉改革の中で唯一進んでいるのは、不良債権改革だけなのではないか」と内心ちょっぴり自負しています。

 そういう想いで日々をすごしていたとき、応援メールを送っていただいた方々に対して、私の感謝の気持ちを伝えるため、「ささやかな懇親会を2002年12月19日に開催したい」というお誘いのメールをお送りしたところ、あっという間に人数が集まりました。懇親会ではアットホームな雰囲気の中でお話しをさせていただき、来ていただいた方々との対話を通じて、「逆風の中を頑張ってよかった」と心底思えたのです。じつは、この懇親会が今回「小鳥(a little bird)」さんをお誘いした「KFi Club」の原型となっています。
ということなので、「応援してくれる人々に対してなるべく返答したい」というのは、私の自然な気持ちなので、好意的なトラックバックに対してはついつい反応したくなってしまうのです(申し訳ありませんが、誹謗中傷のトラックバックは無視するかもしれません。御免なさい)。特に私の場合、マスコミから「ハードランディング派」とか「外資の手先」「銀行の敵」というミスリーディングなレッテルが貼られていますから(実際はそうじゃありません。是非、拙著「日本資本主義の哲学」や「竹中プランのすべて」を一読してみてください)、「木村剛を応援する」と公言するのはかなり勇気を必要とします。
nonnnonnnohibi」さんが「木村氏のこと実はちょっとファンです。でもそれを公言するには『ちょっと憚られる感じ』があったのであまり言いませんでしたが、、、」と正直に書いていらっしゃいますが、それが現状だと思うのです。ところが、「小鳥(a little bird)」さんはそういう状況を知りながら、それをモノともせずに「実は僕は木村剛が大好きです。写真を携帯の待ち受けにしてしまいかねない勢いで好きです」と大々的に宣言してくれました――この勇気に私は心底感謝しています。

 だから、「小鳥(a little bird)」さんとは、「29man the radical dubber」さんが企画している「日本シンガポール戦・観戦プロジェクト」でお会いするか、「KFi Club」でお話しすることを本当に楽しみにしているのです。
3月31日は、「プロジェクターが2台あり、120人収容可能なお店で大迫力でサッカー観戦できます」(by 29man the radical dubber)というお店を超満員にして、日本blog会の歴史に残るような会にできると素晴らしいですね。私も必ず参加します。拙著をお持ちの方々には漏れなくサインいたしますので、ご遠慮なくお申し出ください(「読者は神様」ですから)。
以上、私のblog原体験でした。

2004 03 06 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.04

ドギマギしている「おじさん作家」より[ゴーログ]

 このところ、毎日のように「ゴーログ」をアップしていましたら、「[N]ネタフル」さんから「『週刊!木村剛』が暴走中」という警告(?)をいただきました。「経済評論家(?)の木村剛氏が、自身のblog『週刊!木村剛』で暴走しています。暴走と書いても悪い意味ではなく、素の自分をさらけ出している感じです。ニュースステーションでコメントしている真面目な木村氏から想像もつきません。テレビで見る木村氏は真面目そうな印象がありましたが、氏のblogを拝見している内にその予想はいい意味で裏切られました。実は愉快なおじさんだったのです」と一刀両断。

 やっぱり「おじさん」なんですかね、みなさんからすると。まあ、41歳ですから(今年の5月2日で42歳になります)、「おじさん」と呼ばれても仕方のない年齢なんですけれどね・・・・・・。じつは、その「おじさん」の現在の心境を「PurpleMoon」さんに見事言い当てられてしまいました。

 何ていうか、初めてのサイン会で、生まれて初めて「自分のファン」という人から「握手してください〜」とかってせがまれてドギマギしているおじさん作家というか、そんな雰囲気が醸し出されまくり。しかもその「初めてのサイン会」があろうことか外国で開催されてて、木村氏のほうからネットという異文化の地に赴いて、一生懸命にコミュニケーションを取ろうとしてたどたどしい言葉で話しかけているっていうようなシチュエーション。うん、この人ってきっと根がいい人なんだわ〜。

 う〜ん、見事に一本とられてしまいました。そのとおりです。「おじさん作家」は、ネットって怖い世界だと聞いていますから、このところドギマギしどおしです。Blogにどんな風に書き込めばいいのか、未だに暗中模索という感じなんです。「ゴーログ」と「コラム」の文体も完全にアンバランスですしね。

 アクセス数増えてるらしいし、人気が出るとヘンな人とかも来るようになると思うけど、そんなのは無視してこれからも面白いブログを期待!…まあ、自民党抵抗勢力に比べたら、ネット上のアラシなんて児戯に等しいというところでしょうしね(笑)どんどんゴーログかましてください。

 いやあ、自民党抵抗勢力という「おじさんのおじさん」たちは本当に怖かったです。「竹中プラン」の説明のとき、睨みつけられて脅しつけられて、竹中大臣に随行した金融庁幹部がオシッコをちびったという伝説があるくらい恐いオジサンたちでした。最近は少し優しくなってきましたが、ちょっとでも気に入らないことがあると、途端に恫喝されますから注意を怠ることはできません。

 今後はそういうことがあったら、「ゴーログ」で実況中継することも考えましょう。いずれにしても、どんどん「ゴーログ」をかますように努力します。「nobuのメモ帳」さんも「どんどんやれー」ということのようですし、「コンサル会社のペーペーの思い付きコラム」さんからは「週刊のくせにしょっちゅう書いてる」と応援をいただきました。「本家ばんちゃん」さんからも「どうぞこのまま、これからも暴走しつづけてください」ということなので、しばらくは、「週刊!木村剛」ではなくて「日刊!木村剛」のノリで頑張ってみます。

 でも、すぐに息切れするかも・・・・・・「おじさん作家」は歳だからなあ。

2004 03 04 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.02

「男は顔じゃない派の女の子」に感謝する[ゴーログ]

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「小鳥(a little bird)」さんへの返信の中で、「『ビジュアル』で勝負できないことは、私も重々承知しています。そして、『男は顔ではない』というのは私の信念(?)でもあります」と書いたところ、「出遭い系ヲタの過激な恋愛記」さんに『男は顔ではない』と「堂々と答える木村氏、男らしいですね」となぐさめていただきましたし、じつはblog開設時に「Fool Proof」さんからも、「けっしてハンサムではない」とすでに断言されておりました。お二人とも、コメントありがとうございます。
 

 そして、「小鳥(a little bird)」さんのblogへのコメントにおいて、「男は顔じゃない派の女の子」が「きゃー。前から応援してましたが、とことん直球の木村剛サマにまた惚れ直しましたー」と書き込んでくれたことを発見して、「そうだ、そうだ、男は顔じゃないんだ。生き様の方が大事なんだ」などと「自分の顔」を慰めて(?)、改めて大々的に開き直る決意をしていたところです。
 
 ところが、「オモムロニ。」さんが「キムさんと小鳥さん」というトラックバックの中で、「インテリ好きとしては、こっちのイケメン木村剛より全然キムさんの方がいいぞ」と書いていただき感謝感激。「蓼食う虫も好き好き」と申しますが(こういうと、折角誉めていただいた「オモムロニ。」さんに失礼でしょうか?)、まあ「顔」は好き好きと言うことでいいのかな、ということで自分を妙に納得させようとしたりしています。

自著「投資戦略の発想法」、サイン入りでお送りしますよ。

 そこで「オモムロニ。」さんから「袖すり合うも他生の縁、何か1冊読んでみようかな。一番読みやすいヤツ誰か教えてください」という質問をいただいていたのでお答えしますと、私のお勧めは「投資戦略の発想法」(講談社)です。個人投資家が財産形成をするために知っておいた方がよい基本知識を分かりやすく解説しています。ちなみに、トラックバックをいただいた「eXtremeWays BLOG」さんから、「木村剛さんの『投資戦略の発想法』は何度も読みました。従来の投資本と異なり、生活をしていく上でどのように投資と付き合えばいいのかを平易に説明していただけ感謝しています」と過分のお褒めの言葉をいただいている本でもあります。ちなみに「public memo」さんからもご推奨をいただいております。
 是非、読んでみてください。もしも近くの書店で見当たらないようでしたら、サイン入りでお送りしますので、住所を教えてください。KFi Club向けのEメールでお知らせいただければ幸いです。
 
 ということで本日は、「男は顔ではない」という命題が証明されたことにします(証明されてないか……)。「ココログTOPにあって吉井怜&ダバディと並んでるから違和感あるのだ(笑)」という「オモムロニ。」さんのご指摘はおっしゃるとおり。ココログのトップを眺めるたびに、ビジュアル的には、私もかなり違和感(?)を感じています(苦笑)。

2004 03 02 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!, 12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

2004.02.28

もしよろしかったら、飲みに行きましょう [ ゴーログ ]

 皆さん、こんにちは、木村剛です。まだまだblog初心者なのですが、ちょっぴり堅めのコラムを毎週金曜日にアップするようになって、早1ヶ月が経過しようとしています。先週から、金曜日以外の日にはトラックバックをしていただいた方々に柔らかめのコメントをなるべくお返ししようという方針でやろうかな、と思い始めています。
 ということで、しばらくの間、「週刊!木村剛」は、

 1)定期便(毎週金曜日):定例コラムのアップ 
 2)不定期便(その他の曜日):読者へのコメント(もしくは緊急コラム) 

 という2部構成でお届けしたいと考えております。ということで、本日は金曜日ではないので、「読者へのコメント」とさせていただきます。
 今日のコメントの切っ掛けは、「この記事のトラックバックを木村氏のBlog&小鳥氏のBlogへ勇気を出してやってしまいました。が...かなりビビッてますです。はい」と書いていただいた「29man the radical dubber」さんからのトラックバックです。念のため申し上げておくと、ビビル必要は全くありません。私も基本的には一般ピーポーですから。

 そこで本日ご紹介したいのは、その後を受けた「小鳥(a little bird)」さんと「29man the radical dubber」の会話部分です。

TBありがとうございます。僕も死ぬほどびっくりしています。もしかしたら将来的には、キムと飲み友達みたいになれるのでしょうか?
Posted by: 小鳥 at February 26, 2004 09:11 PM

小鳥さん、はじめまして。早速コメントありがとうございます!結構ビビってTBしたのでコメント頂けて内心かなり「ホッ」としてます(笑)キムさんとマジで飲み友達になっちゃったら最高ですね!飲みに行っちゃた暁にはBlogでレポートしてくださいね。その時にはまたTBさせて頂きますので(笑)応援してます!
Posted by: 29 at February 26, 2004 09:33 PM


飲み友達、大歓迎です!


 「小鳥(a little bird)」さん、「29man the radical dubber」にお応えいたしましょう。「飲み友達みたいに」なれます!
 じつは私、昨年11月から「KFiクラブ」というコミュニティ活動も主宰しています。クラブのメンバーの方々とは毎月懇親会も行っていますので、もしご興味があれば是非参加してください。「週刊!木村剛」のサイトの左端に掲示してある「KFi Club」のロゴかURLをクリックしていただければ、詳細が分かるようになっています。

 もしよろしかったら、飲みにいきましょう。
 ただし、その場合には、飲み会の模様をBlogでレポートすることを義務付ける予定(?)ですので、よろしくお願い申し上げます。


私の輝かしき(?)サッカー経歴について


 なお、「アジア海外駐在員便利帳」さんからも、「キムさん一緒に私と飲みましょう。それも私の住んでるシンガポールで! 180円のチキンライスを食べて、生ビールに氷を入れて乾杯、よっぱらった足でワールドカップ予選のシンガポール対日本戦を観戦。最後はマーライオンの前で写真を撮りましょう。どうですか? 魅力的でしょう。」というオファーをいただきました。正直言って、これはよだれが出るくらい魅力的ですね。

 というのは、私、小学4年生以来のサッカー小僧でして、選手として全国大会に6回出場して6回とも初戦に敗退したという輝かしい経歴(?)を持っております(ちなみにお断りしておきますがいま流行の経歴詐称じゃないですよ、笑)。特に高校時代は、3年連続で高校総体に出場し、冨山県の選抜チームにも一度だけ選ばれました。私の母校・冨山中部高校のライバルは、鹿島アントラーズから伊サンプドリアに移籍した柳沢敦選手を生み出した冨山第一高校でした。私の時代は、柳澤敦がいなかったので勝ててたんですけどね。ちなみに、柳澤選手を育てた小学校時代のコーチや中学時代の監督は、私とともに全国大会に行って一回戦で敗退したときのチームメイトです。

 現在もサッカーとのつながりは切れていません。例えば、日本サッカー協会の予算制度改革をお手伝いしていますし、日本サッカーミュージアムのアドバイザーでもあります。そういう関係で、川渕三郎キャプテンとも定期的にお話しさせていただいています。

 正直言って、ジーコジャパンには言いたいことが山ほどあります。この間の対オマーン戦はあまりにもしょっぱかった。このままでは、せっかく盛り上がってきたサッカー人気が翳ってしまうのではないかと思われるほどしょっぱかった。その分、アテネ組が対韓国戦でいい試合をしてくれたから良かったものの、A代表には絶対にドイツに行っていただきたいと思っているので、このままでは本当に不安です。

 だから、ワールドカップ予選のシンガポール対日本戦を見に行くというお誘いは、私にとって本当に魅力的なんですね〜。でも、ちょっと遠いし、仕事でスケジュール調整が難しいので、涙をのんで今回はあきらめます(グスン)。

 (追伸)
 「小鳥(a little bird)」さん、「かめはめ波」のアニメーション動画、最高でした!!!
 なおご参考まで、私の友人たちは私のことを「ゴー(剛)ちゃん」と呼んでおります。こだわりませんが・・・・・・。

2004 02 28 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!, 03. イベント大特集] | 固定リンク | トラックバック

2004.02.25

かめはめ波を真正面から受け止めて…… [ ゴーログ ]

 皆さん、こんにちは、木村剛です。blogを始めてから、まだ3週間なんですが、急速にアクセス件数が増えているそうです。そこでまずは、読者のみなさまに厚く御礼を申し上げたいと思います。
 立ち上げたばかりにもかかわらず、読者数が急激に伸びているのは、きっと「小鳥(a little bird)」さんの熱心なご紹介の賜物であると思います。何と、「小鳥(a little bird)」さんは私の本をほぼ全部読んでいらっしゃるとか。私のモットーは「読者は神様です」なので、「神様」に対して感謝の気持ちを込めながら返信しておきたいと思います。

実は僕は木村剛(以下「キム」)が大好きです。……僕がキムを好きな理由は、彼の顔と実際のギャップにあるんじゃないかと思ってます。彼はいつも戦っています。……キムは、自分より明らかに強く大きい相手、例えば大手銀行や政府、商習慣などなどに対して、自分が思う問題点を指摘し、真正面から戦ってきました。とても勝ち目がなさそうな巨大な存在に対して、常にストレートに「おまえのここが悪い!」と言ってのける彼のことですから、当然敵もたくさんいます。……しかし彼は絶対に逃げません。ドラゴンボールに例えて言えば、いつも、かめはめ波を真正面から受け止めてるようなものです。見ててハラハラします。


 過分に褒めすぎなので、「全くその通りだ」と申し上げることはできません。私自身、そんなに強い人間ではありませんし、弱点や欠点を克服できずにミスを繰り返しているので、日々反省させられているからです。ただ、あまりにも理不尽なことに対しては、実務的に解決することが可能であるという見通しをつけた上で、自分ができる範囲で改善していきたいという意思と希望は人一倍持っています。
 私自身は当たり前のことを主張し、当たり前のことを実行しているにすぎないと思っているのですが、抵抗勢力の方々からみると許し難い蛮行に映るらしく、四面楚歌の中で蜂の巣になるような攻撃を何度も何度も受けてきました。そういう意味で、「いつも、かめはめ波を真正面から受け止めているようなものです」というくだりには「わが意を得たり」という感を強くしましたし、「見ててハラハラします」という叙述にも感銘を受けました。なぜなら、私自身がハラハラドキドキしているからです。


そうした戦いを続けてきた結果、彼は敵からも一目置かれるような存在に、今はなっているように思えます。格好いいです。男です。でも……外見からは、そんなことは全く想起させません。僕の周囲の女子たちは、最初彼の写真を見せたとき、完全に100%、全く興味を示しませんでした。……キムの顔は、本当に本当に、丸の内近辺を歩けばいくらでも見つけられそうな、平凡なサラリーマン顔。超贔屓目の僕の眼をもってしても、戦う男の野性味や、クレバーでスマートな印象は見受けられません。見た目は明らかに、ただの中間管理職です。……キムを見ていると、つくづく「ああ、男は顔ではないのだなあ」と、勇気が湧いてきます。ありがとうキム。あなたは日本中のビジュアル的に優れていない男子たちの、輝かしい希望です。あなたを見習って、僕も日々を頑張ろうと思います。


 ユーモアを踏まえた見事な語り口に感服いたしました。ありがとうございます。「ビジュアル」で勝負できないことは、私も重々承知しています。そして、「男は顔ではない」というのは、私の信念(?)でもあります。


ここまで読んでキムに興味を持ったあなた。キム初心者のあなたには、とりあえず図書館に行ってAERAの2003年11月24日号「現代の肖像木村 剛●KFi代表取締役社長」を読むことをお奨めします。書籍であれば、「日本資本主義の哲学―ニッポン・スタンダード」が良いでしょう。彼の精神性と、今どきなかなかお目にかかることができないようなマジな生き方を、心ゆくまで堪能することができます。


 拙著「日本資本主義の哲学」(PHP)は数多くの著書の中でも魂の入った一冊です。すべての本を読んでいただいた上でのご推薦ということで、本当にありがたく思います。抵抗勢力の強烈な「かめはめ波」に対抗していくためには、まだまだ色々な面で力不足なので、ご叱責やご批判を受けることも多いかもしれませんが、今後とも厳しくも暖かい声援をお願いいたします。
 トラックバックしていただいている「アジア海外駐在員便利帳」さんから、「今度は貴殿の社会・経済・金融以外の話題での軽いタッチの貴殿の文章が読みたい」というご要望をいただいておりましたので、今回はくだけた感じで軽いタッチで書いてみました。ご批判やご要望、何でも受け付けておりますので、どんどんトラックバックしてください。よろしくお願いいたします。

2004 02 25 [02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック