2006.11.24

[ゴーログ]ブログに書いて儲ける方法とブログの将来

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「無菌室育ち3はお堅いのがお好き」さんが、ブログに記事を書いて報酬をもらう方法について、解説してくれています。先駆けと言われている「press@blog」とか、「ブログルポ」「ブログクリップ」「ブログのカンヅメ」「B-Promotion」「パブログ」「メディアネット」などというのがあるそうです。

私は、ブロガーとして、記事のための記事は書かない、と決めている。だから、「自分の書きたいテーマ」が配信されてくるのを、待っている。提灯記事じゃなくても、あるのだよ、私にぴったりの配信が。・・・自分でもよいと思うものしか書かない。それで収入があればラッキー。記事に関係ありそうなアフィリエイトバナーは貼るようにしてるし。・・・ブログと広告との融合、って、こんな感じで進むのじゃないかと思う。

 ブログと広告との関係がどうなっていくのか、という点も私にとって重要な論点なのですが、そもそも「ブログ」という存在は日本社会において、どういう位置付けを占めていくのでしょうか?
 ブームになって市民権を得たようにも見えるけれど、その一方で、「すでにブームは去って、利用者は頭打ちだ」と断言する方々もおりますし・・・。ますます、その行方に関心を持って、眺めている今日この頃でございます。

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(お知らせ)
毎週水曜日発行のメールマガジン-木村剛情報満載! 金融・経済レポート「フィナンシャル ジャパン」では、ポッドキャスティングでの木村剛のビデオメッセージをお届けしています。金融・経済はもちろんのことタイムリーな話題など・・・必見です!メールマガジンはこちらから登録いただけます。
  “木村 剛が斬る!” 「税制改革を斬る」 」 ↓からご覧いただけます。
この「週刊!木村剛」の右上のポッドキャスティングバナーをクリックしてもご覧いただけます。

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=197875134


2006 11 24 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2006.11.08

[ゴーログ] エンゼルパイがネット社会に殴り込み???

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「きまぐれ審美眼」さんが、森永製菓の新商品、一口サイズの「エンゼルパイミニ」のマーケティングに関連して、口コミブログについてのトラックバックを送ってくれました。

最近エンゼルパイのblogからのアクセスが多いのでどうしたのかな? と、思っていたら、どうやら新商品が出たようですね。・・・現在のライフスタイルに合わせて、大人向けのミニサイズだそうです。ボクも以前、[男のおやつ]というエントリーで大人のお菓子について書いて、エンゼルパイのブログにトラックバックを送っていました。・・・

そのエントリーにはいろいろな菓子メーカーさんの商品名をあげているのに、森永製菓さんはボクのトラックバックを削除されていません。(それ以前に、トラックバックを受け入れていただいてます)現在の企業のblogに対する先入観からすると、さすがに商品blogをやっていらっしゃるだけあって寛大ですね(笑)・・・

ボクの得意技、blog検索での[エンゼルパイ]の露出を見てみましょう。・・・残念ながら、口コミマーケティングの大成功!、とまではいかないですかね。エンゼルパイ応援隊(←急造)としては、もう少し頑張らねば…。森永さん、いっしょに頑張りましょうね。(トラックバックお待ちしてますよ)

 ブログを使った口コミマーケティングについては、TV番組のミニ特集でも取り上げられるようになっていますから、一定の効果は期待できるようになっているようですね。まだまだ実験的な要素は多分にあるのでしょうが、「ネット社会」と「ビジネス」の境界線と秩序がどうなっていくのかを予測する上で、極めて興味深い試みだと思われます。今後の動向に注目していきたいですね。


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2006 11 08 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2006.08.25

[ゴーログ]あなたのブログは誰に読まれていますか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「D.D.のたわごと」さんから、「サイトやキーワードに対する訪問者の男女比率、年齢構成などがわかるという、マイクロソフトadCenter LabsのDemographics Prediction」というのを教えていただきました。

Demographics Prediction

 ということで、早速「週刊!木村剛」でもやってみました。男性が59%・女性41%で、18歳~24歳の読者が一番多いようです。もっとも、50歳以上という層をみると、一般的な分布に対して、かなり上回っているようでもありますので、年配層に読まれているブログであると分析することもできそうです。
 皆さんも試して見られたら如何ですか?
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(読者の皆様へ)
 8月下旬刊行予定の木村剛・二宮清純共著 「フォワードなき日本格差社会」の記念イベントを開催いたします。 日本の経済とサッカーに共通して潜んでいる日本の抱える問題について語りつくします。


■日時 2006年8月31日(木) 19:00-21:00
■対談:木村 剛(きむら・たけし)+ 二宮清純(にのみや・せいじゅん)
■テーマ:「オシムは日本を変えられるか?」      
■会 場: WIRED CAFE NEWS
東京都中央区日本橋室町 2-1-1 日本橋三井タワー2F
TEL 03-3231-5766
URL:http://www.wiredcafe.jp/
■参加費: 5,000円(参加費は当日受付にて承ります)
【新刊本・軽食&ドリンク付】     
■定 員: 先着80名様(事前登録要)
■主催:ナレッジフォア株式会社・DMD JAPAN株式会社/共催:株式会社フィナンシャル
■詳細URL https://www.fico.co.jp:4430/financial/entry0831.htm
上記URLよりインターネットで直接お申し込みいただけます。
ファックスでもお申し込みはこちらからダウンロードをお願いします。
※事情により開催日程等変更になる場合がございます。

2006 08 25 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.17

[ゴーログ]ココログはピンチをチャンスに転換できるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんがココログに対して、誉め殺しを試みています。まずは、言い分を聞いてみましょう。

ニフティのココログシステム管理運営のひどさが、前回のセキュリティ24の時と同様なくらい今回のメンテナンスはひどかった。でも、最近は全く怒る気がしないのです。「またか」の一言。期待とか改善を望むとかそのような気持ちは失せています。 

でも、ココログの自虐的な楽しみ方が実はそこにあることがわかったのです。・・・トラブレばトラブルほどネタを提供してくれているのです。なんと、素晴らしいことでしょうか! いままで、他のブログで自ら犠牲になり、ネタを提供してくれるブログ運営者はありませんでした。素晴らしいの一言です。ブログ運営者の鏡です。かなり歪んでますけれど。・・・

 実際、先週後半に発生した障害には参りました。ブログを修正しようにも修正できないのですから、イライラが募ります。ところが、「そのイライラが良いんだ」と「くまさんの自立」さんは言うのです。そのイライラを「適度なアドレナリンが放出され」る「ブログのネタにできる」とおっじゃるんですね。

ココログの素晴らしいところは自虐的に、ココログユーザーを刺激してはブログを書くネタを大々的にユーザーに提供しているのです。今回の障害ではなんと「障害ガスぬきブログ」を立ち上げたではないですか。素晴らしいの一言です。怒りにまかせて書かせる という手法をココログ運営者は利用したのです。それに 僕たちユーザーも乗ってしまっているのです。もしかしたら、ユーザー心理を巧みに利用しているかもしれません。こんな素晴らしいココログはなかなかやめられませんね。・・・さあ、ココログの会見を楽しみにしましょう。また、ブログのネタになります。

 果てさて、真実は如何に・・・。でも個人的には、ココログを応援したいと思います。このピンチをチャンスへと転換していただきたいですね。サービスやメンテナンス体制を改善する切っ掛けにすればよいのですから・・・。


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(読者の皆様へ)
全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年5月号は3月20日発売です。
今月の第1特集は、「こんな時代だから真面目な会社を買ってみる」です。ライブドアショックは少なからぬ投資家にダメージを与えましたが、会社が危機に面したときの対応に株式市場は敏感なものです。投資をするにはどのような企業を選べばよいのか、どのような点に注意を払うべきなのかなどについて特集を組んでいます。
また第2特集では、BRICsを特集しています。日本経済が成長するには、BRICs抜きには考えられません。BRICsを攻める有望企業を検証しています。
特集以外でも、今後の経済環境の展開については、「日本経済の5年後を読むー小泉政権の経営運営術」を読んで欲しいですし、投資手法に興味のある方には、「ネットトレーディングの必勝法を探る」がお勧めです。そのほか、予防医療の現状を徹底討論する「治療は予防の3倍かかるんです」、好評連載中の澤上篤人氏、編集長木村剛、上場社長による鼎談「上場社長の知られざる悩み」、経営者シリーズでは、松下電器の中村社長、日清オイリオグループの秋谷会長、日本最大の100円ショップ「ダイソー」の矢野社長など盛りだくさんの内容となっています。

2006 03 17 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.06

[ゴーログ]日本ブログ協会の役員はボランティアのブロガーにしたら・・・

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「くまさんの自立」さんから「総務省は2月28日、ブログの啓蒙、研究などを促進する『日本ブログ協会』を設立したと発表。2007年3月末までの活動を予定。事務局は財団法人マルチメディア振興センターが担当する。入会には特別な資格は不要で、日本ブログ協会のWebサイトからメールアドレスや氏名を入力すれば個人でも入会できる」というニュースを教えていただきました。

 「総務省では、以前からブログのビジネス利用やビジネスでのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)利用などについて、研究会などを開催していた。今後さらにこのような活動を発展させてブログの普及促進に努めていくとしている」そうですが、「オレのアイ」さんが「実際問題何をする協会か僕にはよくわかりません。・・・日本ブログ協会の会員以外のブログはブログとして認証しないつもりでしょうか? というか、実際のブログシーンとはかけ離れた状態になりそうな予感がします。・・・総務省が動いたことで日本中にブロガーが溢れることになるのでしょうか?」と言っているように、私もよく分かりません。
 「BLOGの恥は書き捨て」さんも、「なんか、よ~くわからないものが・・・やっぱ、よくわからんw、ま、彼らがやりそうなこと、といえば、いえるが・・・必要なのかい?、こんな物」とおっしゃっており、「(今のところ役員などはおかないようだが)、天下り先とか、予算の消化、ぶん取り合戦の道具にしか思えないのだが・・・」という懸念を述べておられますが、私も同様の懸念を持っております。
 ということで、日本ブログ協会には役員(特に天下りの官僚)を置かないようにお願いしたいと思います。そうではなくて、ブロガーにボランティア役員をやってもらい、総務省が協会運営のサポートをするというのであれば、面白いと思うのですが・・・。


(読者の皆様へ)
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 全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年4月号は2月21日発売です。
今月の第1特集は、「経営者を見る」投資法に注目し、プロの投資家がどのようにして経営者や企業を選ぶのか、目利き術の特集を組んでいます。
 また第2特集では、今はバブルなのか?――現在の相場環境の検証と本当に自分の財産を守ってくれるナビゲーターとして、どのような「証券マン」が必要なのかについて切り込みました。旧来型の「証券マン」のイメージを変えるような取組みをまとめています。
 特集以外でも、経済評論家三原淳雄氏の語る「ライブドアショックの教訓」、松井証券松井社長の「『デイトレーダー批判』の真相の語る」、石原慎太郎東京都知事の資本主義原論、小泉政権による日本経済の運営術を読む「知らなきゃソンする?『竹中経済学』」などに加えて、好評連載中の澤上篤人氏、編集長木村剛、上場社長による鼎談「上場社長の知られざる悩み」、「スポーツセレブのマネー論」など盛りだくさんです。

2006 03 06 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.12.02

[ゴーログ]純白なのがティッシュ、関白なのがティッシュ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。本ブログでは、品位と気品を保つために、原則として、下ネタは取り扱わないことになっているのですが(^^;)、「笑い@サプリッ!~楽しくなければBLOGじゃないじゃ~ん!~」さんからのトラックバックに思わずバカ受けしてしまったので、本日だけ特別に無礼講(?)にしたいと思います。お題は、「ティッシュと亭主の見分け方」と「野茂とホモの見分け方です」。バカ受けした3点ずつをご紹介します。

(その1)ティッシュと亭主の見分け方
第3位 ティッシュは紙、亭主はゴミ
第2位 水に弱いのがティッシュ、お水に弱いのが亭主
第1位 純白なのがティッシュ 関白なのが亭主

(その2)野茂とホモの見分け方
第3位 野茂はカレーが好きだが、ホモは彼が好き。
第2位 野茂は投手だが、ホモは同種
第1位 野茂のプレーはすばらしいが、ホモのプレーは凄いらしい… 

 おあとがよろしいようで・・・。全然、良くない!!!
 失礼しました。やっぱり、今後は「下ネタ禁止」にします(^^;;)

2005 12 02 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 20. その他] | 固定リンク | トラックバック

2005.12.01

[ゴーログ]ばーちゃんが株を買い、親父がブログる?!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。世の中の流れはゆったりとしているようで、意外に足早だったりします。中でも、親族がいきなり変わったりするとビックリしますよね。そういう意味で言うと、「最近の時代」を表すキーワードは「株」と「ブログ」なのではないかと感じさせられます。まずは、「無菌室育ち3はお堅いのがお好き」さんが紹介してくれた心温まるエピソードをどうぞ。

「私もこの間、買ったわよ、株。」
へ?
「郵便貯金もあてにならないしねぇ、これからは。」
なんと70歳目前で株式投資を始めたらしい。大丈夫か? 何を買ったんでせう。
「んー、すかいらーく。バーミアンによく行くから、株主には食事券がもらえるんでねぇ。」
で、どう運用なさいます?
「上がったとか下がったとかよくわからないから、とりあえず持ってるのよ。うちがよく行くんだからつぶれることもないでしょ。」
アバウトだぁー。だが、ばーちゃんが買い始めたぐらいだから、「投資」の時代なのかもしれない!

 アバウトなようで、結構、本質を突いていたりして・・・。ばーちゃん、侮りがたし。さて、世の中の変化を実感した方を、もうおひとりご紹介しましょう。「東京生活情報館」さんは、親父の変化にビックリです。

本日、休日(勤労感謝の日)で実家に帰ったのですがビックリな事件が!! 
なんと親父がblogを開設していました。。
w|;゚ロ゚|w ヌォオオオオ!!
必至にパソコンの前で更新している姿を見ていて。。なっ涙が。。。
時代は変わったものです!
現在父親は、勝手に事業を起こし奮戦中ですので何でもこなさないとダメなのかも知れませんがね。内容は、かなり真面目な内容ですのであまりPV(ページビュー数)は無いみたいですが密かに応援中です。当blogとリンクさせようかと思いましたが、私個人が匿名で運営しているのでやめときました。。
今のblogを運営してる人って年齢層はどれくらいなのかな~。
`s(・'・;) エートォ...

 確かに、親父やお袋がブログをはじめた・・・なんてところを見ちゃうと、エエッという感じは無きにしも非ずですかねぇ。時代の流れの速さを感じます。光陰矢のごとし、ですなぁ(ちょっと、違うかぁ・・・)。

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(読者の皆様へ)全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」2006年1月号は発売中です。
今月の第1特集は、株式投資するにあたって失敗しないために、個人投資家にぜひ知っておいてほしい資本主義のルールについて解説、経済・市場・監査・会計の幅広い角度で常識やオキテについて特集を組んでいます。
また第2特集では、日本の財政危機が深刻になっているな状況の中で、個人投資家はどのようなスタンスをとったらよいのかについて、世界各国の資産家の事例なども織り込みながら分散投資について書いています。
特集以外でも、阪神タイガースの上場問題や2007年からリタイアを始める「団塊の世代」の価値、上場企業経営者の知られざる悩み、アメリカの億万長者の実態について、好評連載中「資産株」vs「小泉株」、小泉“硬派”チルドレンの実態など盛りだくさんです。

2005 12 01 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 20. その他] | 固定リンク | トラックバック

2005.11.11

[ゴーログ] 「週刊!木村剛」の価値は4100万円なのか?!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ブログを書き始めたはいいけれど書くことが無い時は本当に困りますねぇ・・・」(by「若菜」さん)という苦しみと闘いつつ、昨年2月から「週刊!木村剛」をUPし続けて、すでに1年と9ヶ月が経過してしまいました。「お笑い@サプリッ!」さんにご紹介いただいたブログの値段を査定してくれるサービスによれば、「週刊!木村剛」は約4100万円(≒$344,934)だそうで、本当にありがたいことです(とはいえ、何にも報奨金が出ないのは悲しいですね。ブログは労力と報酬がリンクしない厳しい世界でございます(^^;)・・・シクシク)。

 それにしても、「Pure.com」さんが、「1年前と比べ、ブログ人口は激増しました。いろんな方が情報の発信源としてブログを作成し、公私問わず利用されているのが現状です。wwwの環境では発信した情報は日本だけでなく世界中に広がります。こつこつと手帳に書き続けている日記とは違うのです。いろんな人が見て、その人それぞれ違った考えをもちます。共感してくれる人、反感を感じてしまう人、ほんとにさまざまです。だからこそブログに書く内容はすごく大事だと思っています」と書いてくれているように、ブログのすそ野はものすごく広がっています。
 「背番号11.human network」さんは、「この5年以内に、ブログというXMLツールは
誰もが持つ<自分を表すツール>になる」と予言していますが、私も、いつの日にか、「ブログなど個人それぞれが発信するメディアが定着してくるときがきっとくるはずです」(by「Pure.com」さん)と信じております。
 だからこそ私は、ネガティブ・バトルではなくて、まずは「うー、なんだかとってもうれしー」(by「TV視聴室」さん)というポジティブ・コミュニケーションの輪を広げていきたいと願っています。ちなみに、「喜八ログ」さんが、猫野腹蔵先生(???)の発言を以下のようにご紹介していらっしゃいますが、私も全く同感でございます。

喜八は最近「ぶろぐ」なるものを始めたようじゃな。 
結構なことだ。
談論風発、これに勝るものなし。
学問の道に先輩・後輩・貴賎の別などない。
憚ることなく大いに議論するのがよかろう。
ただし議論の相手に対する敬意を忘れてはいかんぞ。
尊敬できない者と論争するのはまったくの時間の無駄である。避けるべし。 

 この点に関する私のスタンスは、昨年6月28日のゴーログ「ネガティブ・バトルからポジティブ・コミュニケーションへ」に記しておりますので、お暇な方は是非お読みくださいまし。

(追伸)11月14日(月曜日)から、毎日(土日を含めて)、ブログ小説「ニッポン・ウーマン」を始めます!
来月発売号からの「フィナンシャルジャパン」にも掲載予定の、気鋭の経済小説作家の江上剛さんの書き下ろし小説です。「面白い」と思った方は、全編掲載されていて読みやすい、「フィナンシャルジャパン」も是非買ってくださいまし。よろしくお願い申し上げます。


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(読者の皆様へ)
全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」12月号は10月21日発売です。
今月の第1特集は、小泉政権の政策ブレーンや政局の仕掛け人に登場していただき、これまでの評価や今後の株の動きとの関連性について論じています。
また第2特集では、ハッピーリタイアメントをするための老後の自衛術について情報が満載。特集以外でもヤクルトの次期監督となる古田選手やサッカーの岡田監督のマネー論、最近流行りとなったMBOの先駆者の体験談、著名なバブル紳士が語る「バブル再燃?」の話、上場企業経営者の知られざる悩み、など盛りだくさんです。

2005 11 11 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.11.03

[ゴーログ] 「事前に言ってくれればいいのに」は流行語大賞を獲得できるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。いやあ、久方ぶりに腹の底から笑わせていただきました。「スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ」さんが仕掛けている「みんなでTBSの社長をからかおう」という明るいお祭りです。このユーモアセンスには脱帽です。要するに、「だったら事前に言ってくれれば良いのに、という気持ちだ」というTBSの井上弘社長のお言葉をお題にして、洒落た一言を言ってみようというイベントなんですね。

 すでに多くの方々から沢山寄せられていますが、その中でも珠玉のものを勝手に選ばせていただきたいと思います。全部を読みたい方は、是非、「スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ」さんのブログをお訪ねください。これは必見だと思います(^^)。
 以下は、私が独断と偏見で選んだベスト10です。面白いイベントを企画してくれた「スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ」さん、ありがとう。このまま盛り上がっていくと、ひょっとして、ひょっとすると、「事前に言ってくれればいいのに」が流行語大賞に選ばれてしまうかもしれませんね。

第10位
PKを蹴るときには、蹴る方向を事前に言ってくれれば良いのに、という気持ちだ(ゴールキーパー)
by スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ

第9位
アッパーを出すなら事前に言ってくれれば良いのに、という気持ちだ(矢吹丈)
by スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ

第8位
スペシウム光線があるなら最初から使ってくれれば良いのに、という気持ちだ(科学特捜隊)
by スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ

第7位
討ち入りするなら事前に言ってくれれば良いのに、という気持ちだ(吉良上野介)
by ルイス

第6位
お節介な田舎じじいが水戸の御老公なら事前に言ってくれれば良いのに、という気持ちだ(悪代官)
by ラフマニノフ

第5位
賛成に転じても平沼氏と同じく離党勧告処分になるなら事前に言ってくれればいいのに、という気持ちだ(野田聖子衆議院議員)
by スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ

第4位
真珠湾を攻撃するなら事前に言ってくれれば良いのに、という気持ちだ。いや、暗号は大体解読してあったけどね
(ルーズベルト大統領)
by スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ

第3位
バブルがはじけるなら事前に言ってくれれば良いのに、という気持ちだ(山一證券)
by スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ

第2位
ぼったくるなら事前に教えてくれれば良いのに、という気持ちだ(匿名キャバクラ通い)
by Master e-

第1位
本気で解散するつもりなら事前に言ってくれれば良いのに、という気持ちだ(亀井静香)
by スター・ウォーズ エピソード3を結局8回観た社長のブログ 


2005 11 03 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.10.12

[ゴーログ]血液型で性格は決まらない!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ブログの恥は書き捨て」さんから、血液型占いの信憑性について詳細な分析をいただきました。私自身、この分野にはあまり詳しくないので、皆さんも元のブログを参照していただきたいのですが、「ブログの恥は書き捨て」さんによれば、「こんなものを信じているのは日本だけ」ということのようです。

意外と知られていないのが、「日本だけ」という部分。理由としては、・・・日本では血液型自体が浸透する前に、占いのほうが浸透してしまった点がある。他の国では医学的な意味が先行するのが当たり前だが、逆転してしまったため、「血液型に神秘的な意味合い」を持ってしまった唯一の民族、なんだろう。

 さらに興味深いのは、「血液型はABOのみじゃない」というご指摘です。MN式、P式など約300種類があるらしいのです。そこで「ブログの恥は書き捨て」さんは、次のように述べています。

したがって、本当に血液型で「正確な」性格判断をするならこれらすべて、ないし、より多くを調べるべき。わたしは基本的には否定派だが、この、より「正確な」性格判断がきちんと作られるのなら、その簡易型として、今の血液型性格判断もありだと思う。無論、これは嫌味であるw。

 そもそも、「血液型占い」は、医学の血液型から生まれたわけですが、どうも1900年代初頭の学説が元になっているようなのです。そして、そこで血液型と性格に関して80%程度の一致率をみたということで、「血液型占い」の原型ができてきたということのようですが、この点に関しても、「ブログの恥は書き捨て」さんは心理学用語の「OK牧場」を持ち出して論破しています(詳細はブログを参照のこと)。
 要するに、「『占い』の信憑性など語るべくもない」ということのようなのです。私なぞは、どういう意味かわかりませんが、「典型的なO型」と指摘されるケースが多いので、常日頃「典型的なO型って何???」と悩んでおりましたので、その疑問が氷解したような気がします(あれっ、氷解してないか・・・まぁいいや)。
 いずれにしても、自分の性格の問題を血液型のせいにしなくてもよいというのは、吉報(?)であるような気がします。先天的ではなく、後天的だと考えた方が努力のしがいがありますから・・・。

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(読者の皆さまへ)全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」11月号は9月21日発売です。
お得な定期購読をご希望される方はこちらでお申込みいただけます。
今月号の目玉は何と言っても、編集長木村剛の最新著書「最新版 投資戦略の発想法」の実戦編を書き記した第1特集です。1億円の資産形成を目指すための基本知識が満載です。
第2特集は、ベストセラー「きっとよくなる!」で有名な本田健さん主宰の「億万長者入門コース」。幸せな資産家になりたい方は必見です。
経済面については、「バブル再燃!?」をお読みください。大量の資金が動き出した現状を確認できるでしょう。
そのほか、野村克也シダックス監督のマネー論や西武グループの行方、はてまた孤島購入のすすめなど、他のマネー誌には載っていない本誌ならではの情報が満載です。

2005 10 12 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

[ゴーログ]400万円の損害賠償をどう考えるべきか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。久し振りに「浮気調査推進派元祖しゃちょう日記」さん、言わずと知れた「2ちゃんねる」の管理人であるひろゆき氏からトラックバックをいただきました。「ブログにいろいろ書いちゃって、ネット上で話題になってコメント欄が荒れてしまって、職場にも連絡が行っちゃって、ブログ閉鎖。。。みたいなのが最近はちょこちょこあります」という現状を指摘した上で、実名でブログを書く場合の3パターンを提示してくれています。

そうすると、実名でブログを書くには以下の3種類のどれかに当てはまらないと難しいのかもしれません。 
・炎上するようなことを書かない
・炎上しても実生活で困らない
・つまらないので誰も読まないから炎上しない

 ひろゆき氏によれば、その中で、この「週刊!木村剛」は、「炎上しても実生活で困らない」というパターンに当たるそうです(そんなこともないんですが・・・)。それにしても、ネット上の罵詈雑言に関しては、そろそろ色々なことを考えたほうがいいのかもしれません。残念ながら、昨年5月13日のゴーログ「モノ書きの老婆心:『匿名性』を護るために」において、私が懸念していた方向に世の中が進展しているような気がするからです。
 ちなみに日本経済新聞によれば、「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を傷付けられた削除されなかったとして、東京都内の動物病院と経営者が、管理人であるひろゆき氏に対して、損害賠償などを求めていた訴訟の上告審において、最高裁の判決が10月7日に下ったそうです。判決内容は、書き込み削除と400万円の支払い――決して少ない金額ではありません。弁護士費用もそれなりにかかったでしょうし・・・。
 ひろゆき氏には、ひろゆき氏なりの正当な主張があると思いますが、最高裁での判決は覆りようがありません。この400万円の損害賠償については、それぞれのブロガーも心の片隅に置いておいた方がよいのではないかと思うのは、私が旧世代だからでしょうか・・・。


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(読者の皆さまへ)全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」11月号は9月21日発売です。
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今月号の目玉は何と言っても、編集長木村剛の最新著書「最新版 投資戦略の発想法」の実戦編を書き記した第1特集です。1億円の資産形成を目指すための基本知識が満載です。
第2特集は、ベストセラー「きっとよくなる!」で有名な本田健さん主宰の「億万長者入門コース」。幸せな資産家になりたい方は必見です。
経済面については、「バブル再燃!?」をお読みください。大量の資金が動き出した現状を確認できるでしょう。
そのほか、野村克也シダックス監督のマネー論や西武グループの行方、はてまた孤島購入のすすめなど、他のマネー誌には載っていない本誌ならではの情報が満載です。

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2005.10.07

[ゴーログ]ブログは災いの元か?!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「賃貸を面白くするためのメルクマール」さんから、気になるトラックバックをいただきました。「どこかのブログが派手に炎上しているらしい。 焚き付けたのはまたひろゆきか。(笑)」というのですから、ついつい釣られて読み進んでしまいます。

彼とは2ちゃんねるを作る前からの知り合いだが、生まれ育った環境もあってか法に明るすぎるっていうのが、昔からちょっと大人げない振る舞いを促してる気がする。 ま、そんなことはさておき、ブログは匿名に限るっていう思いを強くした。 たぶん、今回の某元編集長さんの怒りっていうのは、本来「普通に共感」できる類のものだった気がする。ただ、彼はジャーナリストだったためにお面を外して顔を晒すことに慣れすぎていたのだ。 だから怒りに任せて、つい相手のお面をはぎ取ってしまった。

 う~む、ますます、気になります。ということで、「ひろゆき」さんのところにお邪魔したら、「ご要望どおり、かかっていきたいと思うのですが、具体的にはどうしたらいいんでしょうか?>オイカワさん」などとなっており、ますます気になります。ところが、いくつかのリンクは、すでに「指定されたページまたはファイルは存在しません」という状態になっており、追跡不能に・・・。完全に乗り遅れました。
 と思ったら、インプレスの「やじうまWatch」に「雑誌『Tarzan』元編集長のブログが炎上中」という記事が掲載されていまして、あれあれ・ふむふむ・おやおやというお話でして、やじうまWatch編集部の「『口は災いの元』と昔から言いますが、最近では『ブログは災いの元』となっている方が少なくないようで……。議論好きな方はともかくとして、平和にブログを楽しむためには、『世界中に公開されている』という事実をいつも忘れないようにしたいと思いました」というコメントに強く共感いたしました。
 ご興味のある方は、「やじうまWatch」の記事を訪ねていってくださいまし。
 及川さんに合掌。

2005 10 07 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.10.05

[ゴーログ]キレルのは小学生だけではない?!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Digitalひょうたん」さんが「キレタ」体験についてトラックバックを寄越してくれました。1ヶ月の料金不払いのために、電話が「キレタ」ことに対する体験談をUPしていらっしゃるんですが、その体験談から「この会社はキレテしまったんじゃないか」という考察を展開しています。「Digitalひょうたん」さんは、料金の自動引き落としに移行する際、うっかりして移行する直前の1ヶ月分の料金を支払い忘れたということのようですが、その後、なんと契約解除予告書まで郵送されてきたそうです。手回しがいいですねぇ・・・。

なんと、数時間後に契約解除予告書までが郵送されてきたのです。契約解除の理由は、1ヶ月分の料金不払いで、金額は2486円です。電話を止められただけでも、ずいぶんと驚いたのですが、契約解除を予告されるとは思ってもみませんでした。たしかに、料金を支払わない客というのは、会社としては、もっとも嫌な客でしょう。そして、新規の客であれば、不払いを貯められるよりは、サッサと契約を解除してしまった方がよいでしょう。

けれども、僕は、この電話会社グループと、10年間もの付き合いがあるのです。そして、僕が記憶する限り10年間の間、不払いをしたことはありません。人の記憶は都合のいいものですから、ひょっとしたら不払いがあるのかもしれませんが、僕は記憶していません。少なくとも電話を止められる事態まで進展したことはないように思います。10年間の間、毎月支払いをしていますので、120回はきちんと支払っているのです。なのに、今回1回の2486円の不払いを理由に、契約解除を予告してきたのです。また、繰り返しますが、この契約解除予告を受け取る数週間前には、自動引き落とし契約を結んでおり、口座から引き落とすように変更しさえすれば、料金を受け取れたはずなのです。

人によっていろいろな見方があると思いますが、僕は、「この会社はキレタ」という風にしか思えませんでした。120回以上もの契約履行を行ってきたのに、まだ信じられないのでしょうか? とても資本が大きな会社ですので、2486円が経営を左右するような多額であるように僕には思えません。すこしは我慢するということができないのでしょうか? 過去に、この会社は料金割引契約を担当者のミスで遅らせるということをしており、過剰請求を私にかけてきています。その時は、文書による謝罪もせずに、電話で一言謝罪の言葉があったかなかったかです。それでも、それまでのかかわりがあったからこそ、契約を継続することを私は選択しました。今回の120回以上の支払い後のたった1回の不払いを理由にした契約解除予告には、激しい憤りを私は覚えました。契約解除は、お互いの関係を切るという最悪の解決策に他なりません。 

 と語り続ける「Digitalひょうたん」さんは、「『キレル』というのが、小さなことに極端に反応するということであれば、この電話会社は『キレタ』状態であると私は思います。大きな資本を持つ会社がキレルのであれば、小さな小学生が『キレル』としても不思議ではないように思います」と憤っていらっしゃいます。
 少なくとも、「携帯電話やインターネットなど人と関わる手段は増えているのに、なぜキレルことでしか表現できない人や集団が増えているのでしょうか」というご指摘については、私も強く共感できるところです。ブログにおいては、ネガティブ・バトルではなく、ポジティブ・コミュニケーションを広げていきたいと思っています。
 

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(読者の皆さまへ)全国有力書店におきまして、「フィナンシャル ジャパン」11月号は9月21日発売です。
お得な定期購読をご希望される方はこちらでお申込みいただけます。
今月号の目玉は何と言っても、編集長木村剛の最新著書「最新版 投資戦略の発想法」の実戦編を書き記した第1特集です。1億円の資産形成を目指すための基本知識が満載です。
第2特集は、ベストセラー「きっとよくなる!」で有名な本田健さん主宰の「億万長者入門コース」。幸せな資産家になりたい方は必見です。
経済面については、「バブル再燃!?」をお読みください。大量の資金が動き出した現状を確認できるでしょう。
そのほか、野村克也シダックス監督のマネー論や西武グループの行方、はてまた孤島購入のすすめなど、他のマネー誌には載っていない本誌ならではの情報が満載です。

2005 10 05 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.08

[ゴーログ]ホリエモンですらブログを使わない

 皆さん、こんにちは。木村剛です。公職選挙法の問題については、「[R] Richstyles!」さんが、「公職選挙法の情報規制は民主主義の敵で、せっかく情報技術の進展によって促進できる民主主義が妨げられている。ただでさえ生活の中で政治的な話題や議論を避けようとする日本である程度の匿名性と、自分の意見を明確に述べられる手段があるのに、この公職選挙法とそれを解釈する総務省に怯えなければいけない。一番腹立たしいのは総務省の『気分次第』でなんとでもなるこの不明瞭な裁量行政と明らかに民主主義に反した意見の悪臭が漂う威圧的な存在だ。曖昧な規制と裁量行政の組み合わせは共産主義国や独裁国家の常套手段であって好ましくない。今のように平和な時代こそ大いに議論して民主主義とは何か、政治とは何か国民が真剣に考えてこそ、有事や危機に備えられる。・・・自由は戦って手に入れるものだ」と檄を飛ばしています。

 しかし、傍目からはリスクを何ら厭わないようにみえるホリエモンですら、ブログを利用していないという悲しい現実が存在しています。ちなみに「備忘録 ランダムウォーク」さんは、「ホリエモン氏、私の期待に反して、あきれてしまうほど徹底してます。さすが実業家 あいまいな裁量でお縄頂戴なんて、そんなリスクは負わないそうです」と指摘して、CNET japanのインタビュー記事を紹介しています(以下は、CNET japanのインタビュー記事からの引用です)。

Q:インターネットが利用できない公職選挙法を改革したいという思いはないですか。
A:改革するのは当選してからでしょう。(いますぐには)改革できないですから、残念ながら。だってリスクがあるでしょう、改革することには。そのリスクも半端じゃないリスクがあるので、それはできないですよね。公職選挙法で明確に否定はされてはないのですが、(インターネットの利用は)グレーゾーンなんですね。つまり、取り締まる側の胸先三寸で、いくらでも法解釈をできてしまうので、少なくとも身柄を拘束することぐらいはできちゃうんですよね。公職選挙法違反で逮捕ってことはできるんです。そんなことで逮捕ってことになったら大変なわけです。それだけの風評リスクだけでも僕は困るわけです。なので、絶対(インターネットを利用することは)できないですよ。・・・(中略)・・・

Q:ただ、法律ではウェブサイトを更新してはならないとはなっていません。
A:それも解釈上非常に難しいんです。テキストだったらダメかもしれないけれど、音声だったらいいのかとか、いろいろあるんです。ものすごいフリーハンドな法律なんですよ、あの法律は。

Q:つまり、あれこれと実施して後で問題となるよりは、何もしないほうがましだということでしょうか。
A:実施して後で逮捕されてしまったらどうするんですか。僕がただの素浪人だったらいいのですけど、会社の社長であるという責務があるので、それはできないですよね。・・・(中略)・・・ 

Q:それだけ法律が厳しいということですね。
A:要するに、若い者や新参者を(国会議員の道に)入れにくくしている法律なんです、公職選挙法は。議員である自分たちの保身のための法律なんですよ。議員が立法しているわけですからそうなりがちです。だからよくならないんです。 


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(読者の皆さまへ)全国有力書店におきまして、「最新版 投資戦略の発想法」(アスコム)が発売されています。2001年2月に発刊された11万部のベストセラー「投資戦略の発想法」を、近年の時事問題を踏まえた上で全面改訂したものです。投資に興味のある方は是非ご一読ください。 尚、DVD版「木村剛の投資家入門」(DMDJAPAN)も好評発売中です。

2005 09 08 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.07.01

[ゴーログ]良心的なのはマスコミか、それともブログか?

 皆さん、こんにちは。半年に一度は必ずマスコミからバッシングされながらも、それなりにサバイバルしている木村剛です。若貴騒動でも立証されているように、何を話そうと、書くストーリーがはじめから決まっているのですから、話せば話すほど、都合の良いところだけつまみ食いされて変な記事ばかりが世の中に出回ります。それにしても、他人を誹謗中傷する記事を書くなら書くで、もう少し商法や銀行法を勉強していただいてからにしてもらいたいものです(あっ、そうか、誹謗中傷するのが目的だから、勉強なんてしなくてもいいのよね・・・ずいぶん、よいご身分ですなあ)。

 さて本日は、「最近はブログが世に広がり、マスコミからの一方的な情報発信は時代遅れな感が強くなってきました。無論、手軽に更新できるブログの容易性が、信憑性に直結しないのは理解しているつもりですし、今のブログ界がマスコミの新しい形だなどと夢を語る気もありません。しかし、僕もこうしてブログを開設し、少なからず色々な人たちと意見交換をさせてもらうようになると、やはりその意義においては一目置かざるを得なくなります」と書いている「Chin’s Bar」さんから、独自のマスコミ論をいただいておりますので、ご紹介させていただきたいと思います。

ブログはあくまで個人的な意見を前提に書かれることが多く、そのため意見が拡散しがちなのも事実ですが、「ウソをつかないように」と良心的に記事を書いてらっしゃる人が非常に多い印象があるのも、ブログの好ましい点だと僕は思っています。

さて、既存のマスコミはどうでしょうか? 少なくともテレビのほとんどの時間放映されているワイドショーやニュースなどから、良心を感じることはあまりありません。・・・他のワイドショーなどは言及するまでもなく、人の不幸をさも同情や心配するかのような姿勢には吐き気すら覚えます。各局のワイドショーの姿勢こそが、すなわち今のテレビ局の姿勢なんだなぁ、と最近は完全にテレビ局に対して信頼を失ってしまっている状態です。今年冒頭のライブドア事件の際に僕がライブドアを支持した大きな理由は、既存メディアへの決定的な不信感が原因だったのかもしれません。・・・

例えば、今年フリーランスに転向された有名なガ島通信さん他、既存のマスコミに愛想を尽かし、独立されてマス・コミュニケーションの追求の道を選ばれたライターの方がたくさんいます。一方で、会社の枠組みに囚われることを返って都合よく捕らえ、今もいい加減なネタの使いまわしにいそしむ記者も数多いと聞きます。

マスコミに登場するような人たちは、口をそろえて「マスコミは信用ならん」と言い放ちます。堀江さんや木村剛さん、イチローから小泉首相に至るまで、異口同音、同じことを言います。・・・つまりはそのくらいマスコミという集団が油断のならない連中であり、活字や電波という圧倒的な影響力を持ちながら、当事者意識のない、非常に無責任な存在だということがよくわかります。・・・

我々はマスコミの情報を頼りにしているのに、なぜ当のマスコミからは良心が失われたんでしょうか。そもそもマスコミとは、メディアとはなんなんでしょうか? 理想のマスコミとはなんなのか。今の堕落したメディアに対し、我々はどう対抗すればよいのでしょう? 信用できないのに新聞を買い続ける自分の姿に気付いて、今日はちょっとブルーな気分になりました。

 そうですねぇ。本当にブルーな気持ちになりますよね。私も人間ですから、何度かキレかかって、このブログにその記者の顔写真を添付して、いかに非常識なヒドイやつだったか、書き殴ってやりたくなるときがありました。でも、そうすると、彼らと同じレベルに堕してしまいますからねぇ・・・。ブログの道もなかなかに険しく難しいものです。

2005 07 01 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2005.05.27

[ゴーログ] 世間体はブログの抑止力になるのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「プログレッシブな日々」さんによると、「総務省は17日、日記のように書き込むだけでインターネットに手軽に情報を掲載できる『ブログ』の利用者が、04年度末で延べ約335万人、閲覧者は約1651万人にのぼったとの推計を発表した」ようです。そうなんですかぁ~。多いんでしょうか、それとも、少ないんでしょうか。延べの閲覧者が1651万人というのは、推計の仕方にもよりますが、なんか思ったよりも少ないねぇという感じですね。
 「プログレッシブな日々」さんは、「ブログを知って約2年、自分で始めて10ヶ月。ま、基本的には面白がっているわけですが、そこはかとなく世知辛い空気も流れているようで」と現状に警告を発しています。

欧米ではブログで解雇なんていう騒ぎもあったようだし、このところ国内のあちこちのブログでは「匿名ブログの是非」なんかも論じられており、ブログ社会(っていうのかな?)も実社会同様の住み難さもなきにしもあらず。ていうか、どっちでもいいじゃん、です。

個人的には別に実名でもいいような気はしますが、ブログと実社会をつなげる意義をまったく見いだせず、匿名の意義はいくつかあるので、そうしているだけ。それぞれがそれぞれの考えでブログすればいい。ゆるゆるとルールも形成されてくるでしょう。リアルの人間社会がそうしてきたように。その部分であまり性急に事を運んでしまうと、余り良いことはない気がします。

 そうですねぇ。「あまり性急に事を運んでしまうと、余り良いことはない気がします」というのは同感なのですが、このままだとそうなっちゃうような予感がしないではないですねぇ。ブログの世界のほうで何か自律的な抑止力がでてこないと、匿名完全排除論が優勢になってしまうような危機感を覚えます。この点に関しては、「すちゃらかな日常 松岡美樹」さんが「世間体が抑止力になる」と説いています。

私は実名でブログを書いているが、これを読んでいるのは別に知人だけじゃない。ふだん仕事でおつきあいのあるメディア関係の方々や取材先、その他もろもろの人も目にしている。私が知らないだけで、思わぬ人が読んでいる可能性もある。 

なんせ実名ブログだから、Googleで何かの検索中にたまたまココを見つけたとしても、「あっ、これ松岡さんじゃん」とすぐわかっちゃう。この状態でヘンなこと、まちがったことを書けば、「松岡さんて、こんな人だったのね」とたちまち白い目で見られてしまう。

「あんな人に原稿を依頼するのはやめよう」(非常にコワイ言葉だ。両手が震えてきたぞ)などと信用をなくしたら一巻の終わりだ。つまりひとことでいえば、これは「世間体」なのである。

別に私に限った話じゃない。たとえばAさんがいつも使っているHNで、どこかのサイトに罵詈雑言を書いたとしよう。その「どこか」はAさんの巡回先である可能性が高い。

すると似たようなサイトを巡回しているAさんのネット上の知り合いが、それを目にする可能性は高い。「Aさんて、電波だったのね」。そんなふうに思われ、友人をなくしてしまう。つまりネット上における世間体が歯止めになるわけだ。

だれにでも覚えがあるだろう。何かがきっかけですっかりキレまくり、ブログのコメント欄や掲示板にハチャメチャなことを書き込んだ。で、「送信する」ボタンを押しかけた瞬間、思いとどまったことが。

そのときあなたの頭によぎったものは何か?・・・「人に見られるから」であるはずだ。たとえ実名に紐付けられてなくても、いつも使っているHNはネット上で実名と同じ機能を果たす。趣味などを通じてAさんが築いたコミュニティとAさんは、HNで結び付けられている。

罵詈雑言を書いたせいでHNが穢れてしまえば、Aさんはかけがえのない自分のコミュニティを失う危険性がある。これはリッパに抑止力になるだろう。

「世間体を気にする」といえば、なんだか形だけの体裁にこだわる形式主義みたいで評判がよくない。だが実はもっと深い意味がある。世間を考えれば人は行動を律するようになる。他人に迷惑はかけないし、いい評価を得ようと努力もする。

つまり「世間体を気にする」とは相手を思いやることであり、「こんなことを書いたら本人は傷つくかな?」とイメージすることだ。また人のために何かをし、尊敬されることでもある。人間が社会的な生き物である限り、自分の姿の映し絵である「世間様」はどこまでもついてくる。・・・そしていま、ネット界を律しているのが、ネットワークという名の「世間」なのである。 

 さあ、どうなんでしょう。世間体は本当に抑止力になりえるのでしょうか? どうも小倉弁護士やドクター苫米地氏からはクレームが来そうですね。皆さんのご意見がいただければ幸いです。

2005 05 27 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.05.09

[ゴーログ]小倉さん、Please come back soon!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「世間知らず」さんからのトラックバックによると、「のんびりとながめていたHotwiredの小倉さんのblogが4月いっぱいで終了しました」とのこと。早速、見に行ってきました。「Hotwiredの特別企画として開設されてきたこのblogですが、Hotwired Japan 側のリニューアルに伴い、今月いっぱいで終了することとなりました。約半年間ご愛顧頂き、ありがとうございました」ということで、大変残念です。

 匿名問題について、私は、小倉氏の心境には多少同情しつつも、その対処については違う意見を持つ立場でしたが、いずれにしても、ブログが閉じられることは残念です。異なる意見の表明を尊重することが民主主義の基本なので、それがどなたであろうとも、たとえ対立する意見の方であろうとも、ネット上の炎上が切っ掛けとなってブログが閉じられることになるというのは悲しいことです。
 そういう意味で、昨年春に祭になって一時期実質的な閉鎖に追い込まれた「署名で書く記者の『ニュース日記』」において、共同通信記者の小池さんがブログに復帰されて健筆を揮っていらっしゃることは何よりもうれしく思っています。
 もっとも、小倉氏は、「このBLOGの主要テーマの一つである『ネット上のコミュニケーションにおける匿名性』という問題については、近々、もう少ししっかりした場所で議論することになる予定です。程なくして公にアナウンスされることになると思いますので、そちらの方もご注目頂ければ幸いです」と宣言しておられるようですね。近いうちに復活を果たされる予定のようなので、心待ちにしています。また、異なる視点から建設的な議論をさせていただくことを楽しみにしております。


2005 05 09 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.05.04

[ゴーログ]匿名による表現の自由とEFF

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ブログのありがたさは、様々な知識を持った人々がそれこそ各々のスタンスで集合し、雑多な情報を手繰り寄せながら自然と世論を練り上げていくことにあります。自分が知らなかった世界がいつの間にか広がっていくという楽しさがそこにあります。

 私にとって、「大日本正則英語学習法」さんからのトラックバックがそうでした。私は、物書きとしては人並み以上に長いキャリアを経てきましたが、デジタル世界においては素人も同然ですから、ご指摘を受けるまでEFFという組織の存在さえ知らなかったのです。「大日本正則英語学習法」さん、ありがとうございます。

 「大日本正則英語学習法」さんは、いわゆる匿名問題に関して、EFFを照会してくれたのですが、EFFとは、「Electronic Frontier Foundation」の略で、デジタル世界における権利と自由を護るために設立されたNPOということのようです。「大日本正則英語学習法」さんは、匿名問題に関して、このEFFが表明している主張を翻訳してくれました。この文章は多くの示唆を含んでいると思うので、皆さんにご紹介したいと思います。

多くの人たちが、自分がオンラインで発言することと、自分のオフラインでのアイデンティティとを関連づけたくないと思っている。 そうした人たちは、政治的・経済的な制裁や、嫌がらせについて懸念しているのかもしれないし、更には自分の生命に危険が及びことをも心配しているのかもしれない。内部告発者は、会社や政府が隠蔽したいと思うような情報を報告している。人権活動家は抑圧的な政府と戦っている。両親は子供がインターネットを探検する安全な方法を作り出そうとしている。ドメスティック・バイオレンスの被害者は、虐待者が追ってくることのできない場所で生活を再建しようとしている。

こうした人たちは、本名を使う代わりに、仮名や匿名で発言することを選択する。そうした人たちや、彼らをサポートする団体にとって、匿名性の確保は死活問題だ。文字通り、それは彼らの生命を救うかもしれないのだ。

匿名によるコミュニケーションは、我々の政治的・社会的対話において、重要な位置を占めている。最高裁判所は、匿名表現の自由が憲法修正第一条(訳注:表現の自由)によって保護されると繰り返し判示している。 多くの文献で引用されている1995年の「マッキンタイアー対オハイオ選挙委員会」最高裁判決は、次のように述べる。

匿名による表現の自由の保護は民主的討論のため不可欠なものである。 社会の大勢に対して異論を唱えようとする者は、自分のアイデンティティを秘匿することを許容されてはじめて、自由に反対意見や少数意見を述べることができる。…匿名性は多数の専制からの盾である。…かくして、匿名性は、憲法が定める権利章典、とりわけ憲法修正第一条の背後にある目的を具現するものである。すなわち、匿名性は、不人気な意見を述べる個人を偏狭な社会の手による報復から保護するという憲法の目的を具現しているのである。


匿名表現の伝統は合衆国それ自体よりも古い。 建国の父、アレクサンダー・ハミルトン、ジェームズ・マディンソン、それにジョン・ジェイは、「パブリアス」という仮名を使ってフェデラリスト・ペーパーを執筆したし、これに対する反論も、「連邦の農民」という仮名を使って行われた。 連邦最高裁判所は、憲法修正第一条から匿名による表現の自由が派生すると繰り返し認めている。

匿名による表現の自由は出版行為以外についても保障される。 2002年に最高裁判所が「布教活動を行う者は、戸別訪問を行う前に市長のオフィスに本名を登録しなければならない」という内容の法律を違憲無効としたのはこのためである。

こうした古くから続く匿名の権利と、それが提供する保障は、インターネットにとって決定的に重要である。 最高裁判所も認めたように、インターネットは誰もが「パンフレット製作者」や「どんな演台から演説するよりも遠くまで届く声を持った広報員」になることができる、新しく強力な民主的討議の場を提供する。 



2005 05 04 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.04.29

[ゴーログ]ボヤクとボヤカレル:ブログは諸刃の剣か!?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ブログにおいては、ツッコミやボケが付き物(?)。「週刊!木村剛」も、ネガティブじゃない前向きのツッコミやボケは大歓迎です。などと思っていましたら、「Dazed Days Bootleg」さんから、「ツッコミ」に関して、興味深いトラックバックをいただきました。人生幸朗師匠による「ボヤキ漫才」を話のネタにして、ブログにおける「ボヤキ」を考察していらっしゃるんです。

昨今はブロガー・・・流行りで、オレに限らず、誰でも彼でもボヤキまくれるようになった。どんな意見でも言うことは大切である。旧来のメディア側も、それら市井の意見とも言うべきボヤキにも聴く耳を持つべきだ、と思っていた。

しかし・・・自分は気づいてしまったのだ。・・・オレは、初めてボヤく立場からボヤかれる立場になった。・・・第三者の目には、なんと情けなく映るものであったか。つまり、ひっくり返せばオレらも、まったく門外漢なジャンルに対して、・・・著しく的外れである論評をしていないとは言い切れないんである。まさに反面教師。

実際、恥ずかしくてね。今までオレはここで散々書き散らしてきたけど、・・・他所の連中からは嘲笑されていたんだろうな、とか、所詮野次馬で何も出来んくせに偉そうによく言うよな、とか言われてたんだろうな、とか、自分でやらずにボヤくだけなら誰でもできるやないか、とかさ。もう、その姿が目に浮かぶように想像できてしまったのだった。 

今後も何も言わないということはないだろう。言わずにはおれない性格だからさオレ。しかし、ただのボヤキとか、素人が首突っ込むような恥ずかしい論評みたいのは自重しようか、と激しく思ったのだね。オレは物を創る人間だから。あくまで創ってナンボだろ、と。ボヤキは他の奴に任せておけ、と。 

 そうなんですよね。ブログって、不特定多数の人々に対して「ボヤク」ためのツールであると同時に、不特定多数の赤の他人(中には礼儀を失している方々もいる)から「ボヤカレル」ための舞台でもあるんですね。攻撃するために「ボヤク」ばかりではなくて、自分が「ボヤカレル」ことに対する自重心があれば、もう少し、ブログワールドも市民権を得られるようになるかも、と思う今日この頃でした。チャンチャン。

2005 04 29 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.04.13

[ゴーログ]『Google八分』や『Yahoo八分』は本当に起こるのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「Cazperのつれづれ日記」さんによれば、「『Google八分』と『Yahoo八分』」というのがあるそうです。「村八分とは、『仲間はずれにすること』の事なのだけど、『Google八分』や『Yahoo八分』とはインターネット版の村八分の事」らしいんですね。「Cazperのつれづれ日記」さんの解説に耳を傾けてみましょう。

今やインターネットで検索エンジンは、使わない日が無いというくらい必須のツールである。

しかしながら、人権擁護法案によるインターネット規制が行われると、過激な表現や思想を持つサイトに対して政治的な圧力等がかかり、検索エンジンのデータベースから故意に削除されるようになる事もあるらしいのだ。こうなると言論の自由が失われかねない。

確かに差別的なサイトが蔓延するのはよくない事だが、インターネットはテレビ放送と違い情報の流れが一方的ではない。利用者が情報の取捨選択できる分だけ、ある程度の主観や思想が反映されても許されるべきである。

それにもかかわらず、インターネット(検索エンジン)上で村八分が行われる事があるのならば、「言論の自由」が犯されている気がしてならない。 

 確かにそういう危惧はあります。しかし、「言論の自由」を護るためには、それを言い放つだけではなくて、「言論の自由」を護る立場のサポーターを増やす努力をしなければならないという現実にも気を配る必要があるのです。
 たとえば、「デパス四錠と煙草一箱」さんは、「小倉センセがリアルに燃料を投下されました」ということに関し、「YomiuriWeekly2005年4月17日号」の記事を引き合いに出してコメントを出されています。正直申し上げて私は、「小倉センセ」にも、「小倉センセのブログが炎上した」ことについても何の興味も持っていませんが、一応「表のメディア」である「YomiuriWeekly」が以下のような「ブログ反対」のトーンでアジテーションをし始めたことについては深い懸念を感じます。

ブログに潜む問題は、これだけではない。深刻な個人攻撃の温床になる危険性も、ブログは抱えている。・・・こうした個人攻撃は、これまで、巨大掲示板「2ちゃんねる」でしばしば行われてきた。今後はブログで多発するだろうと、小倉弁護士は予測する。2ちゃんねるに書き込むより、攻撃対象のブログでコメントスクラムを起こしたほうが、より効果的に「攻撃」できるからだ。「実際、コメントスクラムで閉鎖に追い込まれたブログは多い」と小倉弁護士は言う。なかには名誉棄損罪、侮辱罪にあたるコメントもあるが、問題なのは匿名である点だ。ネットの世界には、民族差別的な書き込み、極端な政治思想を持つ「ネット右翼」など、匿名を隠れ蓑に無責任な発言をする人々が多数存在する。これまで「2ちゃんねる」などで暗躍していた彼らが、ブログの流行で活動の場を広げる可能性は高い。

 念のため申し上げておきますが、私は「小倉センセ」の書いたものを熟読しておりませんし、炎上したことの是非についても詮索するつもりは全くありません。ただ、指摘しておきたいのは、世の中の規制を決めるのは、ネット上の世論ではなく、リアルワールドの中で蠢いている永田町のオジサン・オバサンたちだという厳然たる事実です。
 私は、昨年5月13日のゴーログ「モノ書きの老婆心:『匿名性』を護るために」において、「私は、『特別な努力を払わない限り匿名として扱われるネットワーカー』の方々に『匿名性』のありがたみをもっと大切にしてもらいたいのです。匿名であることに甘えた誹謗中傷や罵詈雑言を繰り返していると、『匿名性』を確保した上での『自由な言論の場』は遅かれ早かれ実質的に閉ざされてしまう運命を避けられないのではないかと危惧します」と書いておりますが、如何にネットワーカーやブロガーたちの言論に正義があろうとも、リアルワールドのサポートなしの正義は「踏み潰される運命にある蟷螂の斧」でしかありません。
 「蟷螂の斧」を「本物の斧」として維持していくためには、まだまだ乗り越えていくべき課題がありそうです。もっとも、私が心配しすぎていて、「時間とお金がかかりますので、裁判の対象になるか、誰かのチクリでもない限りは、内容の精査が行われ、規制されるなんてことはないでしょう」(by「しんちゃんのおうち」さん)ということであれば良いのですが・・・。
 本当は、「お互いを思いやれれば、規制なんて呼び込まないと思うんですが」(by「雑記帳」さん)ということに尽きるんでしょうけれどね・・・。「自由に責任が伴うことを忘れた輩が増えると規制を呼び込む」(by「今夜も寧楽で言いたい放題」さん)というだけなのですから。ちなみに「よろずもめごと論」さんは、「私はブログに限らず、誹謗中傷・名誉毀損は既存の法律によって対応されるべきであり、新たな法規制、過度な自粛(萎縮)は好ましくないと思う」と述べておられますが、私も同じ意見です。

(追記)「よろずもめごと論」さん、リンクを忘れてしまいまして大変失礼いたしました。お詫び申し上げます。



2005 04 13 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2005.04.04

[ゴーログ]ブログの興隆は規制を呼び込むのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「いい国作ろう!『怒りのぶろぐ』」さんから、言論の自由に関して考えさせられるトラックバックをいくつかいただきましたので、ご紹介がてらブログのあり方について触れてみたいと思います。まず、「いい国作ろう!『怒りのぶろぐ』」さんは、MSNにおけるチャットサービスの停止を取り上げています。

MSN が不特定多数向けのチャットサービスを停止をする理由は、書き込まれた内容が不適切であるとか犯罪に繋がる危険性などが挙げられている。管理者はこうした不適切な書き込みについて適正に管理せねばならず、それに伴って管理コストや負担が大きくなるためということのようだ。確かに、犯罪のうちチャットに起因すると思われるものは、過去にも少なからず見られていた。そうした犯罪の発端となるばかりではなく、書き込まれた内容に差別的表現や人権を損ねるような誹謗中傷などを含むような、著しく不適切な内容についても散見されることが少なくない。これは、チャットに限らず、掲示板やブログ等の記述においても同様の現象が見られる。

 確かに残念ながら、ネット上には(ブログも含めて)、差別的な表現や人権を損ねるような誹謗中傷を含んだ内容が散見されています。「いい国作ろう!『怒りのぶろぐ』」さんは、こうした状況に対して、以下のように提言しています。

ネット上では、様々な表現や言論が可能ですが、この全てが野放しでもいいとは思っていません。言論内容について、差別・不当を判断することは難しい場合も有り得るので、司法判断を重視するべきなのかな、と思います。ただ、個人が裁判の結果が出るまで、不当な人権侵害に晒されるというのも実際的ではないように思うので、人権侵害に当たるような言論については何らかの救済策が必要かもしれません(そういう意味において、トレーサビリティの考慮がなされてくるように思います)。

ネット上の酷い差別的言論や、犯罪行為に繋がるような表現をネット利用者達が行ってきたことも事実で、こういうものを野放しに出来ず法的規制が必要と思われても仕方がない面もあるだろう。ネット上のサービスについても、制限や中止という結果となり得る。これは、何だか校則に似ているような気もする。規則の自由度が高い時に、余りに突飛な行動に出る生徒が目立ってくると、これを規制するため厳しい校則が作られてしまう。こういう行動をする人間は、自分で自分の自由を狭めることになるということに思い至らないのだろう。

 過度な自由が規制を呼び込む――というのはそのとおりでして、自由奔放に書き散らす人々のブログは、見ていて微笑ましい一方で、危なっかしくもあります。このあたりの論点に関する私の意見は、昨年5月13日にUPしたゴーログ「モノ書きの老婆心:『匿名性』を護るために」をお読みいただければ幸いです。「いい国作ろう!『怒りのぶろぐ』」さんの意見は、ニュアンスが多少私と違うようにも感じましたが、「不確かな前提・システムに依存する法律によって規制されるよりも、個人やメディアが倫理とか良識によって自己規制する方が望ましく、言論の自由を享受したいならば、当然これを守る義務を果たさねばなるまい。これが本当の意味での人権擁護にもつながるように思うのです」という点は全く同感です。
 また、「いい国作ろう!『怒りのぶろぐ』」さんは、最近流行っていた記者ブログを「燃やしに行く」という行為についても警告を発していましたので、ご参考までにご紹介しておきましょう(この類の問題についての私のスタンスは、昨年3月16日の「blogの未来は参加者が創る」、昨年5月8日の「匿名の人はコミュニティを壊す権利を持っているのか?」、昨年6月28日の「ネガティブ・バトルからポジティブ・コミュニケーションへ」などをお読みいただければご理解いただけると思います)。

個人が何を支持し、擁護してようと、主張する個人の立場を解明して検証する作業が本当に必要とは思えない。仮に、郵便局員が「郵政民営化反対」を匿名で主張していたら、「郵便局員だからだろ」というような非難や先入観が作られるということです。「郵便局員だから郵便局を擁護する」のは正当ではない、というふうに、個人の所属や利害関係者という立場によって、個人の意見が否定されるのは、如何なものか。その個人は、そういう所属を考慮しつつも、自己の主張を素直に行いたいと考えていることもあるのではないだろうか。これが社会正義や公共の利益に著しく反するならば、現に慎まねばならないでしょうが。・・・

匿名の多くのブログが、必ずしも社会一般から認められる”正しい”言説を行っているとは限らず、或いは、ごく少数の人にしか支持されない意見であったり、逆に、統計的に検証すれば過半数の支持を得るかもしれない言説を行っていたとしても、その主張に反対する人達が偶然多くのコメントを書き込んだりすることもあるかもしれません。ですが、「燃やしに逝く」という明らかな意図を持って、「点火」させ、「全焼する」さまを喜々として眺めた挙句、「燃えたのは消火する対応が悪かったから」というのは、有名ランカーの方がとるべき態度なのか、非常に疑問に思います。・・・

巨象が気に入らない奴を「燃やしに逝く」と本気で思うならば、反対の立場をとるブログをいつでも「燃やして」「全焼させる」ことが可能ですから、これはある種の支配に似ているように思います。「下らねえありんこは、隅っこでひっそりと生きろ。俺の目の届かないところでな。見つけたら、燃やしに逝く」ということも可能になるのではないでしょうか。そういう意味においても、ランカーの方には、「燃やしに逝く」という態度よりも、「無駄な延焼を防ぎ、被害を最小限に食い止める」ということをお願いしたいです。 

2005 04 04 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.03.21

[ゴーログ]果たしてブログは市民権を持ち得るのだろうか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「誰も信じてくれない、本当にあった不思議な話」さんによれば、米国ではブログが市民権を持ち始めているようです。

ホワイトハウスの定例記者会見に7日、「ブログ記者」が史上初めて出席しました。
このブログ記者は、ニュース系ブログ「フィッシュボウルDC」を運営するギャレット・グラフさん、23歳。
グラフさんがホワイトハウスでのブリーフィング(定例記者会見)へのパス発行を依頼したのは数週間前のこと。
マクレラン報道官が「ブリーフィングルームは開かれた場所であるべき」として受け入れを決めたということです。
細田官房長官がリーダーシップをとって、日本の国会記者クラブが「ブログ記者」を受け入れる日は来るのでしょうか。 

 マスコミとブログとの比較に関して、「部分理解・支離滅裂」さんは、「報道・解説・コラムなどは圧倒的にBlogに優位な地位があるようにおれには見える。理由は、①専門性、②生活密着性、③発展性、あたりにありそうだ」と主張しています。特に、現在のジャーナリストに対しては、「問題の所在がわかってないから、とんでもないところに話を聞きに行ったりする」「コメントのどの部分を使うなどという前に、そもそもこちらの話が理解できていない。なぜならこちらの仕事の内容、中身はそうそう簡単な話ではないから」「自分で勝手に自分のわかるような世間受けする話を作る(この才能はけっこうすごい)」などと辛口の批評をしていらっしゃいます。
 特に、「今回の経緯をずっと眺めているとフジテレビって本当にメディアのプロなのかなという疑念を抱かざるを得ません」(by「時事を考える」さん)という感覚を抱いた人は少なからずいたのではないでしょうか。こうしたマスコミの問題点に関して、「税理士>ガソリンスタンド>コンビニ」さんは、戦前の軍部との比喩を活用して以下のように警告しています。

戦前の軍部、そして現在のマスコミ。
共通点があります。

戦前は日本軍部が暴走しました。
そして現在はマスコミが暴走していると
痛感しています。

第4権力を自負するマスコミ方々ですが、
絶えず自問して欲しいものです。

正義や大義名分をかざすのは大切でしょうが、
ふりかざすと途端に怪しくなります。

個々の人間は立派だが…
(組織となると暴走してしまう)

それは部外者が口にする分には問題ないですが、
当事者が口にすると只の恥ずかしい言い訳です。

組織の暴走を制御できるのは、
もちろん外部の力も必要でしょうが、
最終的には内部の個々の当事者ですから。

第4権力なる力を制御してくださいますよう
何卒宜しくお願い申し上げます。

 ちなみに、「fareaster」さんは、「政経関連と世論形成の部分がメディアの肝と言われているようですが、現実の世界を複数のソースで見ることが浸透していったとき、初めてネットの真価が問われ今の地位に安住しているメディア企業が危機に陥る時かもしれません。(ブロードバンドにつながったセットトップボックスが自動でニュースを検索してクリップし始めたときとかね)」と予測しておられますが、私もそういう感覚を持っています。そして、マスコミに対するそういう制御の力として、ブログというものが存在し得るのか、というのが、私自身の関心事でもあります。
 ただ、幾度かゴーログでもコメントとしていますが、私はこのままでは、ブログは市民権を持ち得ないと考えています。その考え方は、「ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘」さんのご指摘に相通ずるものがありますので、最後にご紹介しておきたいと思います。

「ブログであるならば、何でもあり」という時代は、早く終焉してほしいと私は思います。「新聞という紙媒体」、あるいはネットを通じてメディアが発信する情報においても、パブリックな抑制が存在しています。ブログの発展を目指すなら、「何でもありの状態から抑制する状態」へ方向転換しない限り、今後のブログというツールの世界は残念ながら社会的に認知されないのではないかと私は思います。

ブログの社会的認知を目指す、そして個人情報を晒された経験者である私からの、一つの提議です。

「何でもあり」の状況から脱出しないと、ブログは情報発信ツールではなく、単なる自己満足のツールで終結してしまい、いつになってもTVや新聞を凌駕する時代は到来しないのではと私は思います。もちろん、凌駕する必要性を感じない方には関係の無い話かもしれませんが、ブログが淘汰されることだけは避けたいとの思いは同感いただけると思います。



2005 03 21 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.03.15

[ゴーログ]プロ選手とアマ選手の違いとは何か?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。最近、ついつい読んでしまうのは「戯言家 : 桐鳳柳雨」さんのブログなのですが、この間いただいた「プロ選手とアマ選手の違い」というトラックバックには思わず頷かされました。

「アマチュア選手は目の前にいる相手に勝利するのみでよいが、プロ選手は目の前の相手以外に、観客・聴衆にも勝利しなくてはならない。」…これは私の、「プロ選手とアマ選手の違い」についての定義です。 

アマ選手は、対戦相手に勝つだけでよい。しかしプロ選手は、その対戦を見ている客にも勝つ必要がある。対戦を見ている客は、「お金」や「時間」という大切なものをそれを見ることに費やしている。そして、客がそれを見ることに割いた「お金」や「時間」に見合う以上のものを見せることができればプロ選手の勝ち。それができなければ、たとえその対戦に勝利したとしても、客には負けたことになる…。…それが、私個人の勝手な定義です。 

 そうなんですよね。「プロ選手」は、観客や聴衆から「お金」や「時間」をいただいている。それだけの価値を世の中に対して生み出していかなければならない。それはそれは、結構、ツライ営みなんです。
 私は、一応、モノ書きとして17年近くサバイブしている「プロ選手」ですが、毎回の著作が売れるか売れないかで、厳しく読者から査定される立場です。逆に言えば、読者から「お金」や「時間」をいただいてこそ、「プロ選手」を名乗れる訳ですが、ネットが普及して、誰でも形だけは「モノ書き」になれるようになってからは、「プロ選手」でもないのに、「プロ選手」であるかのように振舞う人たちが増えているようにも感じます。自分の名前を売るために、あからさまな喧嘩を仕掛けてくる人もいるようです。本来であれば、「モノ書き」の世界で自説を掲載させることができるほど有名になってから(=モノ書きで「お金」をいただける「プロ選手」になってから)、表舞台で戦うのが本筋なんですけれど・・・。
 しかしそれにしても、「プロ選手」の道は厳しいものです。「プロ選手」で居続けるのは、さらに厳しいと感じます。「戯言家 : 桐鳳柳雨」さんは、「単に『強さ』ということのみで言えば、『魔裟斗』よりも、往年の『藤原敏男』や『ベニー・ユキーデ』のほうが強いと、個人的には思う。しかし、一部の熱狂的なマニアを除いて、『観客との戦い』に勝利するのは『魔裟斗』のほうではないでしょうか。・・・『プライド』等のいわゆる『総合格闘技』系が、『純粋な強さの追求』や『街のケンカの延長』から、『カネになるプロ興行』へと脱却(堕落?)したのも、このような理由によるのではないでしょうか」と述べていますが、「モノ書き」の世界も同様で、単に頭がいいとか、論理に優れている、というだけだと、だいたい一発屋で終わってしまうもの。2年と持ちません。
 「戯言家 : 桐鳳柳雨」さんは、「因みに過去、『対・観客』との勝負において最強だったのが『長嶋茂雄』ということになるかと思います」と断言されていますが、私も同感です。「プロ選手」を目指す者は、好きでも嫌いでも、あの「長嶋茂雄」のプロ根性とパフォーマンスに多くを学ぶべきであると思います。
 「えみっちぃの見る風景」さんは、「勢いのあるバカと、テクニックのバカ。私もゴン中山みたいな泥臭い選手、好きですね。ああなりたい」と喝破されていますが、私がイタリアのセリエAに移籍した柳沢選手よりも、ゴン中山を評価するのは、ゴン中山が「勢いのあるバカ」であり、「プロ選手」だからなのです。

(読者の皆さまへ)「週刊!木村剛」では、独断と偏見で「面白い」と思ったトラックバックをご紹介する「BLOG of the Week」というコーナーを不定期でアップしております。「BLOG of the Week」に掲載するブログは、事前に転載を承諾された方に限っております。このため、「BLOG of the Week」において、転載を事前に許可するブロガーは、トラックバックにおいて「投稿」であることを明示するようお願い申し上げます。 
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2005 03 15 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 09. 燃えよ!スポーツ] | 固定リンク | トラックバック

2005.02.16

[ゴーログ]再び、モノ書きの老婆心:「匿名性」を護るために

 皆さん、こんにちは。木村剛です。遅れ馳せながら、「複雑系の中の混沌とした日常@WebryBlog」さんのトラックバックが目につきました。「今後もブログはますます発展していくことが予想される。本当に1,2年前まではブログってなんぞや、という状態だったのに、いまでは周り中の人々がブログを作成している時代だ。本当にネットが社会にもたらす影響は計り知れない。しかし、その分ブログから生じる問題も増えてくる可能性がある」として紹介しているのが、CNET JAPANの『私はブログで会社を首になりました。』なんですね。

 かいつまんで言うと、「Queen of Sky」(空の女王)というニックネームで、ブログに「Diary of a Flight Attendant(とある客室乗務員の日記)」を書いていたEllen Simonettiさんがブログの内容が原因で解雇されたという事件。米国では、その他にも、dooce.comのHeather B. Armstrongさんや、有名なWashingtonienneというブログの作者もブログの内容が問題視されて解雇されたそうです。
 そこで、「複雑系の中の混沌とした日常@WebryBlog」さんは、こう書いています。

ブログをみんなが書けば書くほど、それだけ社会の情報がオープンになることになる。それはある意味では非常にいいことであるが、オープンされたほうとしては困ったもんだ。自分が情報を公開するということは、その書いた内容に責任を持つ、ということである。そしてそれはいつでも訴えられる可能性を受け入れる、ということでもある。まぁ、自分のプライベートな内容を公開するだけなら問題ないんだろうけど、自分の所属する所に関することや、ある特定の機関、人物にたいすることなどを書く場合は、やはりそれを書いたことで生じる影響を考えて書かねばならないだろう。

 そのあたりの問題に対する私の考え方は、2004年5月13日のゴーログ『モノ書きの老婆心:「匿名性」を護るために』に書いたとおりなのですが、今から読み返しても、内容は何ら古びていません。まだ読んでいない方は、ネット文化に対する私の考え方をご理解いただけると思うので、少し長文なのですが読んでいただければ幸いです。
 相変わらず「匿名性」のセーフティネットの中で、社会人としてのマナーもなく、他人に誹謗中傷や罵詈雑言を投げ付けることでカタルシスを得ている方々を見ていると、私の予言は実現してしまうのではないか、と極めて残念に思っています。「ネットの匿名性であったり、簡単につながるというネット独特の面白みを、規制という社会の流れが排除しにかかっているように思えて仕方が無い」という「Bi-blog-e」さんの予測は極めて正しいと感じるからです。
 「simon」さんは、「ブログには各々の管理者がおり、人格じみたものが自然と露出してくる。そうなると、匿名の自由を謳ったノリで、ブログに突っ込むと、訴訟されるという現実にぶつかる」と喝破していらっしゃいますが、現実論として、「匿名性、解雇など、ブログの危険性に関する問題がある」(by「WEBライター流転記」さん)ということなのです。ところが、いざそういう場面に直面すると、自らが行った名誉毀損行為には目をつぶり、「ブログの世界で起こったことを訴訟で解決しようとするのはケシカラン」などという議論が澎湃として湧き出てくるところに現時点でのブログ界の危うさを感じます。
 ブログの世界では、書き手は書き殴るばかりで、「読み手のリテラシー」ばかりが強調されがちですが、現在のブログの現状で申し上げると、「書き手のマナー」に対してもっと厳しい目線を向けるべきではないかと感じたりもします。 「当事者意識がないと『主語』が失われる。当然、責任の所在が曖昧になる」(by「22歳 ―2006年3月までに月100万」さん)のですから、せめて、「反省、、、今までこのブログも深く考えず思いつつまま書き散らして、そのまま載せてきてるなー。特に人の事を書く時は、アップする前に頭冷やして読み直し、『載せても良いか?』を考えるようにしよう」という「ヒトカゲの独り言」さんの良識が大事だと思う今日この頃です。

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2005 02 16 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.27

[ゴーログ] どうも「週刊!木村剛」のラジオ番組化は進んでいるようです

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ラジオNIKKEI」さんによれば、「週刊!木村剛」のラジオ番組化プロジェクトは着々と進んでいるようであります。

いよいよ具体的に動き出しました。1/19にKFiにて「週刊!木村剛」の「週刊!神部プロデューサー」 神部氏と「週刊!尾花広報部長」のりぴよこと尾花様にお会いし、初のご挨拶をさせていただきました。まず、弊社から番組企画書案を元にマーケット担当のO君が説明し、それに対してお二方のお考えをお聞きしました。ポイントをあげると、
・ラジオ番組は前向きに進めたい
・深夜放送を聴いていたノリでやりたい
・ただ、毎回生放送はスケジュール的にきついので、収録が基本か?
・書籍の付録として番組のCD化もありえる
・書籍のインタビューの音声版もありか?(取材相乗り、素材のマルチユース)
・Blogや書籍そのものだけでなく、番組独自のコンテンツも
・番組内容、開始時期は「週刊!木村剛」の見直しにも絡む
などというものです。

これらについて、お二方から木村氏にフィードバックしていただき、その結果を私宛お知らせいただく、ということになりました。

こちらから提案した放送時間は、週末の深夜(例えば金曜24時から)30分、その他祝日にホリデースペシャルです。いろいろご心配されている方もいらっしゃいますが、当然ですがインターネットラジオでも放送します。これは大前提です。短波ラジオやBSデジタルチューナーがなくても大丈夫、ご安心ください。ライブやオンデマンド、はたまたケータイやPodcastingも視野に入れています。せっかくのコンテンツですから、出来るだけ多くの方にお聴きいただけるようにします。

 ということのようなので、皆さま、期待してお待ちください、期待してお待ちくださってもいいのかなぁ・・・。まぁ、予定は未定ですが・・・。なお、「ラジオNIKKEI」さんは、「初打ち合わせの感じでは、番組開始の時期については、木村氏ご本人の意向次第ではないかと感じました」と書いていらっしゃいますが、私は断固「前向き」です!

2005 01 27 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 03. イベント大特集] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.21

[ゴーログ] ラジオ日経が正式な社内検討を始めました!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「しかし、本当にラジオになるんですかね?」(by「grounder」さん)という期待の入り交じった不安が広がる中、「現役CMプランナーの辛口!広告批評」さんが、「なんと、ブログからラジオ番組が生まれそうです。しかも、読者のアイデアが出発点。ブログ初の本は世にポツポツと出始めてましたが、ラジオは私も思いつかなかったです。これは面白い。ぶっちゃけると、私が活字ではよく読む気がしなかった金融記事も、言葉で音として説明されると頭に入ってくるかも・・・スミマセン」と書いてくれていまして、実現するかどうかはともかくとして、「早速企画書をマーケット担当のO君が作ってくれ、『Blogの企画から生まれたラジオ番組第1号』を目指して営業に入りました」というラジオ日経さんは一応正式な社内検討を始めたようです。

 この流れは、「赤いパキラ」さんが言うように、「Blogというツールが無ければ実現しえなかった現象」であることは事実です。そもそも、ラジオ化の言い出しっぺがが第三者のブロガーなんですから。そして、この度、「週刊!木村剛」ラジオ化の企画者であり「影の仕掛け人」である「ひとこと」さんからも「結論から言うと、(去年のノリの「週刊!木村剛」がラジオになるのであれば)大賛成です!」という承認をいただきました。
 ちなみに「現役CMプランナーの辛口!広告批評」さんは、「それはそうとして、ラジオ復活の糸口になるかもしれませんね。こういう試みは。私はラジオCMも企画しますが、やはりテレビほど話題には上りにくいです。ラジオCM。けっこう面白い作品、ラジオには多いんですよ。いや私のじゃなく全体として。制作費が安く、制作期間も短期なので、ちょっとしたアイデアが通りやすいのもラジオの特長です」と解説しておりますが、スポンサーをブログで募るというラジオ日経さんの目論見はちょっと悪乗りし過ぎと感じますね(^^;)
 この経緯を眺めていた「あー、んもう」さんから、「今日、blog を商売人がビジネスで使うのは難しいんじゃないかと言う議論を会社で数分話した身としては、驚きを感じています」というご指摘をいただいていますが、じつは私も、現時点におけるブログ文化の状況では、「ブログを商売人がビジネスで使うのは難しい」と思っています。
 というのは、リアルワールドにおける常識がブログの世界でもう少し通用するようにならないと、結局のところ、市民権を得られずに終わると痛感しているからです。
 果てさて、どうなることでしょうか。まあ、万が一、実現することになった場合には、「『仕事を離れた週末の昼下がり。いかがおすごしですか?木村剛です。』的な始まりで。いろいろ、多方面からのゲストを迎えつつ」 (by「えみっちいの見る風景」さん)、「気軽に聴ける番組」(by「志鬼朗の部屋」さん)にしたいと思っています。ラジオ版「週刊!木村剛」の実現をしばらく・・・かなり長い間・・・ひょっとすると数年間・・・お待ちくださいますようお願い申し上げます。

(追伸) 『いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」 』さんからの以下のご提案は、「週刊!木村剛掲載大歓迎」とみなして、「投稿」という表記は不要にさせていただきます。

バナーの代わりと言っては失礼かもしれませんが、もしこのまま貼り付けられないとしたら、左下の方にある「bookmark」欄に『週刊!木村剛』と入れてありますので、「同意しました」の印しにしてもらえないでしょうか?毎回、ことわり文を入れるのは面倒ですし、他の記事と変に違ってしまうような感じがするのです・・・

『いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」 』さん、ありがとうございます。

2005 01 21 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.20

共同通信の小池さん、お帰りなさい

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ネット界では話題の移り変わりが激しく、「あれだけ盛り上がったのに・・・」というケースが少なくありません。私たちは、刺激を求めすぎて、どうも飽きっぽくなってしまったのかもしれません。そういう最中、ちょっと前のエントリーを一通り読み直していましたら、「憂しと見し世ぞSE」さんから、以下のようなトラックバックをいただいていました。

どうにも不思議でなりません。あの署名で書く記者の「ニュース日記」にあの小池さんがあの件について記事を書いたのですが反応が全くなし、あの天地を揺るがすかのような(大げさ、笑)騒ぎは何だったんでしょう。・・・  あの時トラバやコメントした多くのブロガーは 1)騒ぎそのものを忘れてしまっている 2)8月31日の記事を読んだ時点で見限った 3)今回の記事に気がついていない 4)今回の記事を読んだがトラバやコメントをする気にならなかった(納得したしないにかかわらず)


 ということで、私も久し振りに小池さんのブログを覗きに行きました。
 おおっ、なんと、小池さんがカムバックしていらっしゃいます。
 「週刊!木村剛」としては、まずは何より、現場復帰をお祝いしたいと思います。
 私もそうですが、失うことの出来ない大事な本業を持っており、しかも、実名でブログを展開している人間にとって、ブログにおいて主張し続けることはかなりの「覚悟」を必要とします。オチャラケでかわすわけにもいかないし、ブログをたたんで逃げてしまうわけにもいかないからです。
 そういう意味で私は、小池さんの復帰を高く評価したいと思います。
 小池さんは、「若い世代の活字離れが叫ばれて久しい。今の新聞記事が難解なことも要因の一つだ。高校生たちが読んで分かりやすく、それを基にコミュニケーションが形成されるようなニュース。そうしたメディアを目指すべきであり、そのためには当面、活字とwebをつなぐ実験しかない」と思い立ってブログを始められたようで、「その時の気持ちは今もほとんど変わっていない。・・・日本のマスメディアの中でも、通信社は自分で紙面を持たないこともあり、情報の受け手との双方向性はほとんどないに等しい。さらに、僕自身、長い記者生活の間に、人々がメディアに向ける視線の変化を痛感していた」と告白していらっしゃいます。
 そして、以下のようにあの大騒動を総括してくれました。これについても、色々な見解はあるかもしれませんが、「共同通信と僕個人との関係」があるにもかかわらず、ブログに復帰してくれた小池さんの勇気は誰にでも簡単に持てる類のものではないと考えます。

そうした観点から、6月末に僕が書いた編集日記の記述について見直してみれば、たとえ内容は「公人に対する自由な評論」だとしても、本来のこのサイトの精神とは懸け離れたものだったと言わざるを得ない。正直に反省する。そう考えたうえで、問題は共同通信と僕個人との関係だ。この点については、まだはっきりした結論は出ていない。ただ、ゆっくりと歩きながら、過去と現在を見つめつつ考えていくべきかもしれない。そう思っている。

(追伸)「Richstyles!」さんが、「BLOG of the Week」について、以下のように提案してくださいました。

おまけに、こんなすばらしいロゴまで作った。(笑)

kimutb

また、このバナーをサイトに張ることで「ゴーログ転載大歓迎」と言うことにできます。まあ、このアイディアに興味がなくて却下となっても必要と感じるので、TB先にでも是非使ってください。ただ、採用して、ポリシーとして徹底すればかなりの手間や誤解が避けられるように感じます。

 ということで、上記のロゴをはってあるサイトについては、「週刊!木村剛掲載大歓迎」とみなすことといたします。その場合は、「投稿」という表記は不要と思います。
 「Richstyles!」さん、ありがとうございました。


2005 01 20 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.19

「BLOG of the Week」の再開に向けて

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「BLOG of the Week」のあり方については、多くの方々から様々なご意見をいただきました。ありがとうございます。私としては、「週刊!木村剛」へのトラックバックは、これまでどおり「投稿」として取り扱わせていただき、多くの方々に読みやすい形で次々とご紹介していきたいと考えておりますが、著作権の侵害だと考えられる第三者の方々もいらっしゃいまして難渋しておりました。

 色々と思い悩みましたし、「Unforgettable Days」さんが提案するように事前許可をいただくという方法も検討しましたが、「週刊!木村剛」の編集作業における事務フローとしては難しい面がありました。そこで今後は、以下のような方針に則って臨んでいきたいと考えております。

1. 「BLOG of the Week」において、転載に近い形での掲載を事前に許可するブロガーは、トラックバックにおいて、「投稿」であることを明示する。
2. 「投稿」であることを明示する方法は、(1)タイトルにおいて、投稿:、[投稿]、等と明示する、(2)文章の末尾や追伸において、「これは投稿です」等と明示する、(3)文章中に、投稿であること、もしくは、転載を事前に認可することを書き込む、こととする。
3. 上記した「投稿」であることを明示したトラックバックが増えてきた場合には、この方針が認知されたものとして、「BLOG of the Week」もしくは「BLOG of the Month」を再開する。ただし、その場合に選択するブログは、「投稿」であることを明示したブログに限定する。

 しばらくは、この方針に対する皆さまのご対応を承りたいと考えておりますが、今後「週刊!木村剛」において、「投稿」であることを明示したトラックバックが増えない場合は、この方針が承認されなかったものとして、「BLOG of the Week」の再開は見送ることにしたいと思います。何卒、ご了解のほどをお願い申し上げます。

2005 01 19 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.14

「検事の視点」と「弁護士の視点」:ブログはコミュニティだ!

 皆さん、こんにちは。「週刊!木村剛」のあり方に関して、多くの方々からご意見をいただき感謝しています。「レビューのとらお」さんからは「原点回帰」という大きな方向性をいただきましたし、「my.Hurusato.org」さんからも「ゴーログの中の『木村剛のブログ』に、木村さんは集中されていった方が良いだろうし、銀行の社長業をされるとなれば、それが現実的だと思う」という意見をいただきました。

 同様の観点から、「雑記帳@F-Page広島」さんからは、「経済政策や年金問題等々に関わる 『木村氏の記事』が主体になっていくとより面白いのではないか」という指摘をいただきましたし、「ある大学院生の日記」さんからも、「本職である金融関係にある程度特化したblogにする方がいい」というアドバイスをいただいています。「時たまmoeder」さんからも、「ゴーログがなくなったら何が『週間!木村剛』なのか分からなくなりますが・・・ 薄い内容よりも濃いものを時たまドカンと、アップしてくれたら嬉しいです」というリクエストがありました。
 なお、懸案の「BLOG of the Week」については、「個人投資家25時」さんから「個人的には今までの形で全然よいと思います。私ブログ始めたの今年からなので、直接何もありませんが、自分の意見をより広く伝えられるチャンスが広がるので、できるなら存続していただきたいです。『盗作』じゃないんだから。ちゃんと書いた人ははっきりわかる形なんだから、失礼もないんだからいいんじゃないかと」というポジティブな意見をもらったり、「貞子ちゃんの連れ連れ日記」さんから「BLOG of the Weekを選ぶのも、月に一回くらいでもかまわないと思う」という提案をいただいたりしています。そういう中、「オレのアイ」さんから、以下のようにまとまったご意見をいただきました。

「BLOG of the Week」に関しても賛否はあるようですが、「週刊!木村剛」の閲覧者に対してTBを送る人間の割合もわかりませんし、批判は一部の人間なのではないかと個人的には思います。大体にして個人に情報の取捨選択の自由が与えられるのがインターネットのはずですから、面白くないとか批判的な見方をする人間は見なければよいだけです。それでも茶々入れてくるのは、ただ煽りたいだけか著名な人間を批判することで肥大した自己掲示欲を満たしているか、単にアクセスアップを狙っているかだと思います。馴れ合いとかいう意見にしても、利害関係にないところでわざわざ争う必要性がないから自分が気に入ったサイトへのアクセスをリピートしているだけだと思います。コミュニティってのは馴れ合いによって保たれるようなところもありますしね。

 そうですね。「ブログはコミュニティだ」という視点は大事ですよね。昨年後半は、「ブログ=メディア」の視点にこだわりすぎて、「ブログ=コミュニティ」という感覚を薄れさせていたように思います。そこで、これからは、「ブログ=コミュニティ」という感性を大事にしながら、「週刊!木村剛」を運営していきたいと思うのです。そこで忘れてはならない視点のことを「Fireside Chats」さんが述べておられました。

投稿(トラックバックもその一種でしょう)を読むに際しては、2つの視点が重要だと思っています。「検事の視点」と「弁護士の視点」です。前者は物事を批判的に見ようとの視点で、これなくして評論や批評は成立しません。後者はどんなわずかなことでも良い点を見出そうとの視点で、これが新たなる才能を発掘する源泉となります。 

人間は悲しいことに、ほっておくと「検事の視点」に偏りがちです。100の投稿を読み続けるとすると、最初は2つの視点を維持しようと努めるのですが、ちょっと気を抜くと、すべてを批判的に眺めている自分に気づきます。最後のほうになると、「弁護士の視点」を維持するために、膨大なエネルギーを要するようになるのです。木村氏は「検事の視点」と「弁護士の視点」をキープするため、膨大な時間を費やし、尋常ではない努力をされていたと思います。

「BLOG of the Week」をカタチだけ続けることは、今後とも可能でしょう。しかし、日本振興銀行の社長業への投入時間は中途半端ではないでしょうから、ブログを読む時間が削られることは疑いないでしょう。しかも、銀行の社長業はストレスが多いでしょうから、心の平安を保ちつつブログを読むことは困難なのではないかと想像します。せっかく、多くの魅力的なコンテンツを世に出してきた名物企画のレベルが落ちるのは残念です。であるとするなら、「BLOG of the Week」は潔く手仕舞いされたらいかがでしょう。

 「BLOG of the Week」の再開については、皆さんのご意見をさらに精読した上で、もう少し考えてみたいと思いますが、「Fireside Chats」さんが指摘された「検事の視点」と「弁護士の視点」という観点は重要だと思います。私は「ネガティブバトルからポジティブコミュニケーションへ」というポリシーでブログを展開していきたいと思っていますので、「週刊!木村剛」においては、「ブログ=コミュニティ」というスタンスに立って、出来る限り「弁護士の視点」でブログを続けていきたいと考えているのです。
 その結果として、「週刊!木村剛」が、「へなちょこ教頭先生のハラハラドキドキ学校改善物語」さんが言う「日本の英知のキーステーション」になるというのは無理だと思いますが、「後藤和智事務所 -若者報道と社会-」さんのように、「ブログ界の新しいスターを生み出すことに、少なからず貢献しているのではないかと思います」という風に感じていただける方がいらっしゃるのであれば、「週刊!木村剛」を継続していく意味は少なからずあるのだろうと思っております。
 ということで、忙しくはなりますが、何とか時間を遣り繰りして「週刊!木村剛」を継続していきたいと考えておりますので、ご支援いただければ幸いです。
 なお、これまで「週刊!木村剛」は、あらゆるトラックバックは削除しない方針を採っておりましたが、残念ながら、世の中には基本的なマナーすら弁えずに、「検事の視点」でしかコメントできない方々がいらっしゃるということも確認できました。色々と考えましたが、今後は、歪んだ「検事の視点」からコミュニティを荒らしにこられる方々のトラックバックについては原則として削除する方針で臨んでいきたいと思っております。

2005 01 14 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.12

ラジオ版「週刊!木村剛」は本当に始まるのか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「grounder」さんから「僕的にこの『週刊!木村剛』というブログは中学生の時に夢中になったラジオ番組の様です」というトラックバックををいただきました。じつは年末年始は、日本振興銀行の社長に就任する関係でバタバタしておりまして、何と!「ラジオ日経」さまから番組作成を依頼するトラックバックが来ていたことを迂闊にも見落としておりました。大変失礼いたしました。

 そもそも、このアイデアは、「週刊!木村剛」の影の仕掛け人「ひとこと」さんの「いっそラジオでも『週刊!木村剛』を!」(2004.7.24)から出ているんですが、何と「ラジオ日経」さまは、こう言ってくれているんです。

私webmaster的には大歓迎です。今日にでも始められます。但し、スポンサーが見つかるまでは手弁当でお願いできればと・・・ウソです。(あいにく、私のwebセクションはギャラ予算がない・・・苦笑)。もちろん、当社の営業にも話しますので、前向きにやりませんか?

タイトルはご提案通り、「週刊!木村剛」で構いません。ハイ。番組内容はなんでもアリです。「ひとこと」さんの企画書、もうそのまま使えますね(爆。でも、ホントに良く出来てると思います)。「週刊!岡本編集長」のつぶやきコーナーがあっても面白いですね。

放送時間もご希望にできるだけ添わせていただきます。毎日やれれば、毎日でも枠は押えます。祝日にはホリデースペシャルとして長時間の特番も組めます。(私の振り向けば後ろの席は編成局長・・・当社ではGPと呼んでいますが・・・なので、耳打ちして即決定可能です。)もちろん、ネットユーザ向けにストリーミングでライブもオンデマンドもやりましょう。

そこから発展できることがあれば、何でもやりましょう。今日はノッってるから放送延長だー、とか、2日酔いなので早終了、なんて従来ではありえないノリがあってもOKです(どうせやるなら、それぐらいの方が楽しいですよね!)。

ケータイの着うたの”うたじゃない木村剛しゃべりバージョン”もいいでしょう。木村剛神社を作って、WEBマネーでちゃりんとお賽銭もらって、それを原資にいろんなことをやってもいいでしょうし・・・。 

この記事は夏のものでしたが、まだ気が変わっていないようでしたらば、トラックバック送りますので、お返事気長にお待ちしております。>木村剛さま 

 ということで、私は、「ラジオ日経」の企画に対して正式に「やります!」とご返答をしたいと思います。「ひとこと」さん、いかがでしょうか?

2005 01 12 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.04

「週刊!木村剛」をどうすべきか?

 皆さん、明けましておめでとうございます。木村剛です。2005年こそは、皆さんにとって実りの多い年になることを祈念しております。すでに新聞報道などでご存知かもしれませんが、私、昨日から日本振興銀行の社長を拝命することとなりました。日本振興銀行に関する、いわれなき誹謗中傷につきましては、経営の成果でお応えしようと考えておりますが、しばらくの間、超多忙を極めることとなりそうです。

 また、昨年末にかけて「週刊!木村剛」の運営について、多方面から様々なご意見をいただきました。私としては、「BLOG of the Week」というのは、2004月6月12日のゴーログ「ブログで「スター誕生」は復活するか?」、7月6日の「「月刊!木村剛」からBlogstarは誕生するか?」、9月8日の「ついにBlogstar誕生か!?」で書いたように、面白いブログをご紹介し、ブログスターを輩出する道を切り拓くために始めたものでした。それなりに議論を尽くした上で決まった手続きで半年以上継続し、趣旨に賛同していただいた多くのブロガーの方々に喜んでいただいてきたと自負してきただけに、掌を返すような批判に遭遇して、ブログのあり方について色々と考える切っ掛けにもなりました。
 そこで、本年からは、「週刊!木村剛」をさらに再編しようと思います。その中で、皆さんのご意見を伺いながら、より良い形を模索しようと考えています。「BLOG of the Week」については、皆さんのご要望がこれまでどおり強いのかどうなのかを確認した上で、今後の運営を再考してみたいと思っています。
 とりあえず、本年1月からの「週刊!木村剛」は、以下のような編成にしようと思います。実際のところ、「週刊!木村剛」に移籍の話を持ち掛けてくださる方もいらっしゃいますし、ビジネスマン向けに再構成してほしいという強い依頼もありますので、超多忙ということもあり、1~2ヶ月の間、じっくりと考えてみたいのです。「週刊!木村剛」をどうすべきかについて、是非、皆さまのご意見もお寄せいただけると幸いです。

月曜日 ゴーログ
火曜日 コラム
水曜日 「フィナンシャルi」+ゴーログ(不定期)
木曜日 「週刊!岡本編集長」+ゴーログ(不定期)
金曜日 「週刊!神部プロデューサー」 +ゴーログ((不定期)
土曜日 「木村剛モノログ横丁」+「本のソムリエ」
日曜日 「嶋啓祐モノログ横丁」+「御手洗大祐モノログ横丁」+「土井千鶴モノログ横丁」

2005 01 04 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.12.10

「エントリー・オブ・ザ・イヤー2004」の大賞に選ばれました!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「面白いサイトを見つけたよ」は、密かに愛読しているサイトなんですが、何とここの特別企画において、「エントリー・オブ・ザ・イヤー2004」の大賞に選ばれたようです。「木村剛とブロガーのオフサイド取引」において、日本代表vsシンガポール代表戦というショボイ試合を見てガックシきたことを昨日のことのように思い出します。

 主演女優賞は、「眞鍋かをりのここだけの話」がエントリーされていますが、あのトラックバック数は本当に脅威ですね。スゴイの一言です。ネット界の超有名人「小鳥(a little bird)」さんも、「東京カステラ」で「話題賞」を獲得されました。
 それでは、「面白いサイトを見つけたよ」さんの「勝手に発表!エントリー・オブ・ザ・イヤー2004 [特別企画]」をご紹介いたします。

エントリー・オブ・ザ・イヤーとは、今年のブログ界で面白かったエントリーを表彰していくものです。スマイル審査員の若干鼻に付く解説にも注目。それでは各賞の発表です…!

★大賞 「もしよろしかったら、飲みに行きましょう」…(週刊!木村剛)  一般ブロガーからの飲み会の誘いを木村氏がまさかのOK。話はどんどん大きくなり、参加者130人を超えるイベント「木村剛とブロガーのオフサイド取引」に発展。ネット、雑誌に大きく取り上げられ有名人ブログブームの火付け役となった。

★主演女優賞 「なりきりTommy february6」…(眞鍋かをりのここだけの話) アイドル眞鍋かをりさんがミュージシャンのTommy february6になりきった写真をブログで公開。メガネをかけた姿がウケにウケ、日本新記録となる700以上のトラバがされた。その後真鍋さんになりきったほりたみわさんも人気となり、「なりきり」が流行語に。

★主演男優賞 「コピーをとってみた」…(鼻。) 神出鬼没の中野さん。コンビ二のコピー機での顔面コピーは爆笑もの。ダイイングメッセージを残してみたり、キューピーをいじってみたりと中野さんの好奇心は止まらない。

★作品賞 「報告!史上最大最弱の虐待」…(DJはこんな物をたまに買う) 読者からの無理難題に体をはってチャレンジするotto氏。今回のミッションは男1人でプリクラ撮影。切ないけれど面白い、天才otto氏の真骨頂だ。

★話題賞 「男か女か!? ついに明かされる正体! 伝説のネットアイドル「東京カステラ」本人にインタビュー」…(小鳥(a little bird)) 男か女かで長年議論されていた伝説のネットアイドル「東京カステラ」小鳥さんがインタビューに成功し、正体が明らかとなった衝撃のエントリー。女性でしかも本当のアイドルだったことが分かり、100個近くのコメントがされお祭り状態に。

2004 12 10 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.12.06

トラックバックスパムについて考えてみよう

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「バーチャルネットサポーター・狼里8歳」さんによると、このところ「トラックバックスパム」というのが流行っているそうです。まあ、この「週刊!木村剛」にも、「無関係トラックバック」を送ってこられる方はいらっしゃいますし、当ブログは「トラックバックについては、原則ウエルカム、削除なし」という方針を今のところ貫徹していますので、もしも本格的に「トラックバックスパム」が大盛況になったとしたら、それなりに対策を考えなければならないのですけれど・・・。

 まずは、「バーチャルネットサポーター・狼里8歳」さんからの報告をそのままご紹介しておきたいと思います。

今、色んなブログで【Track Back Spam】が流行ってるって知ってますよね? 私のブログはサッカー系サイトです。サッカーに興味ない人は素通りやと思います。ましてやセレッソ大阪の話題が半分以上ですから、存在すら知らない人の方が遥かに多いと思います。それは、いいんです。私はそれでも自己満足してます。サッカーが好きやし、Jリーグが好きやし、セレッソ大阪が大好きでやってる事ですから。

その他のブロガーさんも、それが音楽系だったり、ゲーム系だったり、ニュース系だったりしますよね。そんなブログは交流がほとんど無いと思います。私も興味の無い分野のブログは見たりしませんし(汗)

では、何故こんなエントリーを作ったかと言いますと! 今回あった事件に関して思ったんです。ライブドアブログ被害者の会さんは心強い味方です。毒をもって毒を制す方法を考えられました。(ちょっと過激?) 私も無い知恵を絞って考えました。寝ないで徹夜で考えました←寝なさいw

そうや!有名ブロガーさんたちがこの事件についてみんなに注意を呼びかけてもらえたら!そう思ったんです。

そやけど、大御所と呼ばれるブロガーさんたちはどう思っているんやろか?って…。なんとも思って無いんかなぁ、それとも、知らないだけなんかなぁ?って…。やっぱり無理かな、迷惑かなぁ。でもでも!やってみる価値はある!って思ってトラックバックしました。(長居スタジアムの屋根から飛び降りる覚悟で) 

もし大御所と呼ばれるブロガーさんが、この事件を知って少しでも何か感じて記事にしてくれたら…。『こんな事があったよ』だけでも、かなりの効果になると思います。お願いします!(゚0゚)(。_。)ペコッ

 「週刊!木村剛」が「大御所」に相当するか否かは分かりませんが、「トラックバックスパム」の件について、恥ずかしながら、私は存じ上げておりませんでしたので、とりあえず採り上げさせていただきました。その「事件」の内容であるとか、その「背景」につきまして、私は現時点において、「バーチャルネットサポーター・狼里8歳」さんのブログにリンクされている方々の書き込みしか情報を持っておりませんので、是非、それぞれに訪れていただいて考えてみていただきたいと思います。
 「これがトラックバックスパムの正体だ!」などと書こうものなら、またたくさんの方々から怒られちゃいますので、是非、是非、ネタ元ブログを確認していただきたくお願い申し上げます。新潟県中越地震の際にあるブログをご紹介させていただいたときの教訓です(^^;;)
 今後とも「週刊!木村剛」において「トラックバックについては、原則ウエルカム、削除なし」という方針を貫いていくべきか否かについても関係してくる問題ですので、是非、是非、「トラックバックスパム」に関する皆さまのご意見をいただきたくお願い申し上げます。

2004 12 06 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.11.29

「週刊!木村剛」は番組を大々的に再編成します!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「週刊!木村剛」も早いもので、本年2月に開始してから丸々10ヶ月が経過しようとしておりますが、明日11月30日から、番組編成を以下のように再編する予定です(下線部分は、内容変更もしくは曜日変更した部分です)。

月 ゴーログ+Words of the Blogger / Trackback ranking
火 コラム+「木村剛○○○○横丁」もしくは「ご意見番のかわら版」
水 ゴーログ「嶋啓祐○○○○横丁」
木 ゴーログ+「御手洗大祐○○○○横丁」
金 ゴーログ+「土井千鶴○○○○横丁」
土 BLOG of the Week+「週刊!岡本編集長」「本のソムリエ」
日 「フィナンシャルi」+「週刊!神部プロデューサー」+「ブロガー新聞」(一日編集長が立候補したときのみ)

 「その『木村剛○○○○横丁』とは何なんだぁ~」とか「嶋啓祐とか、御手洗大祐とか、土井千鶴とは何者じゃぁ」とか「ご意見番のかわら版って何?」など色々とご疑問やご不満はあろうかと存じますが、あの偉大なるニフティ様が「明日の11月30日までは、秘密じゃ・・・しかと頼んだぞ」とキツ~ク釘を指していらっしゃるので、本日のゴーログでは、ここまでしかお知らせできません。ということで、明日から始まる「木村剛○○○○横丁」をお楽しみにお待ちください。
 これまでご愛顧いただいた「週刊!尾花広報部長(愛称「のりぴよ日記」)」と「週刊!小松原営業部長」は二人とも人間業を超える超多忙状態のため、しばらく休載することといたします。
 また、賛否両論ある「ブロガー新聞」ですが、編集長の小西恵理子が「フィナンシャルジャパン」の広告を担当しており、鬼となった岡本編集長から「オラオラ、広告とって来んかい。折角のいい記事が活きねぇだろ」という激しいプレッシャーに苛まれているため、しばらくの間は、ブロガーの方から一日編集長の立候補があったときのみ、日曜日に掲載する扱いにさせていただきます。
 ということで、またもや大再編する「週刊!木村剛」ですが、皆様のご意見を最大限お聞きしながら、さらに良い番組編成にしていきたいと願っております。ご要望、ご批判、ご叱責、何でも結構です。是非、是非、どんどんトラックバックしてください。皆様からのご意見をお待ちしております。

2004 11 29 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.11.15

「笑わせんなヴォケが!」さん、再び偉業達成!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「週刊!木村剛 関連用語集」の編纂者として知られる「笑わせんなヴォケが!」さんがまたしても偉業をやってのけてくれました。「@niftyのココログをにぎわしている「週刊!木村剛」のヲチャーの一人ですけど、そこに寄せられたトラックバックの題名を月ごとに一覧表示しているページを設けました」ということで、なんと「週刊!木村剛 トラックバックの題名一覧」を作ってしまわれたのです。是非、一度立ち寄ってみてください。

 関連用語集の収録語句数は、11月13日時点で626件を記録していますが、「笑わせんなヴォケが!」さんには、そのほかにも「月刊!木村剛ポータル」の運営をボランティアでやっていただいておりまして、毎度、頭が下がる思いです(お仕事に差し障りがなければ、よいのですが・・・)。ということで、本日は、ざぶとんポイントを1枚謹呈させていただきます。ご笑納ください。

2004 11 15 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.11.02

ブログはマスコミに報いる庶民の一矢だ!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。今週のブロガー新聞一日編集長は「ネットは新聞を殺すのかblog」さんなのですが、お題は、「現状のマスメディアの問題点」ということなので、本日も懲りずにこのネタでいきたいと思います(今日で終わりにしますので、許してください)。
 「天漢日乗」さんのブログを紹介した件では、色々な論議を巻き起こしました。まずは、そのきっかけを作ってくださった「ガ島通信」さんに感謝したいと思います。勘違いしていただきたくないのですが、私は「ガ島通信」さんの態度は立派だと思います。「そのとおり」と首肯したい部分もあります。ただ、現実のマスコミのヒドサを放置しておいて、ブログだけにキレイゴトを求めるのは如何なものだろうかというのが私の現在のスタンスです。少し説明をさせてください。

 例えば、いま私の関連では、ある背景がありまして、日本振興銀行に関する、様々な怪文書が永田町やマスコミにバラ撒かれており、書きたい放題に書かれております。
 私としては、前日に書かせていただいたとおり、「マスコミに頼らずに、警察と裁判で」という原則に則りたいと思っていますから、淡々と、警察と司直の手によって真実を明らかにする方針を貫くだけです。
 ところが、マスコミの皆さんは、ここぞとばかりに、この手の怪文書とお手軽な聞き込みを手掛かりに、煽り記事を一斉に書き始める予定です。面白ければそれでいい式の安直な、私に対する誹謗中傷記事が2年前と同じようにこれから咲き乱れることでしょう。
 「・・・という可能性もある」とか「・・・と見られること自体に問題があるのではないか」「・・・と関係者は語った」など、真実を装いながら、名誉毀損で裁判に訴えられても逃げられるようなプロの書き方というのは色々とありまして、自分は安全地帯に身を潜めながら相手をボコボコに殴ろうと思えば、いくらでも殴る方法はあるものです。実際、この手の怪文書が流れただけで、「木村はどうもアヤシイらしいぞ」などともっともらしく吹聴して回る某有力経済紙の記者もいるのですから、記者はお気楽な稼業です。
 日本振興銀行は「銀行」とはいえベンチャーです。
 ベンチャービジネスを立ち上げるには様々なトラブルが付き物です。
 方針や文化に合わずに不満を持って去っていく者もいるでしょう。
 既存勢力とつるんでいる大マスコミは、小さな改革の芽を、これでもか、これでもか、と踏みつけてくるものです。しかし、私にできることは、法の下で孤独に戦うということしかありません。書き殴っておいて立ち去っていくマスコミとは異なり、ここにとどまって生きていくしかないのですから。
 「ガ島通信」さん、これから各種のマスコミが行う私へのリンチ報道ぶりを是非遠くからみていてください。昨日、私が「天漢日乗」さんのブログを責めるつもりはない、と断言した意味が分かっていただけると思います。そして、貴方のマスコミ批判が真実のものであるなら、私の「BLOG of the Week」に寄せた以上の怒りを、十数年後で結構ですから、現実の行動によって彼らにぶつけて下さい。「記事の根拠は何か」「絶対に正しいと言えるのか」と正面から問い質してみてください。
 皆さんに勘違いされているかもしれませんが、私は公人でも公務員でもありません。私は、一時期、金融庁の顧問を勤めていましたが、顧問というのは、公務員でもなく何の権限もない、ただの肩書きでしかありません。私は、7年前に起業した中小企業の経営者です。私なりに公的な政策形成に貢献したいとは思っていますが、冷静にみていただければ、一私人にすぎないのです。「竹中プラン」や「公的年金タスクフォース」は、私にとって実業ではなく、余技の領域に過ぎません。ところが、既存勢力に飼われて彼らの言いなりになっているマスコミは、あたかも公人であるかのごとくに個人攻撃してきます。
 マスコミの暴力は絶対的です。
 一度ボコボコに自分のことを書かれたら分かりますよ。
 これまでは、反撃する武器が庶民に与えられていなかったのですから、殴られっぱなしです。庶民は言われたい放題で泣き寝入りするしかなかったのです。
 しかし、今は少し違います。
 それは、皆さんも同じなのです。
 ブログという頼りないけれども闘うための道具ができました。声なき声を多くの人に伝える環境ができてきました。叩かれっぱなしだった庶民が、弱々しい一刺しであっても、マスコミという強敵に一矢報いることができるようになりました。
 だからこそ、敢えて私は、「天漢日乗」さんの思いを果たすべく、、「天漢日乗」さんのブログをご紹介したのです。
 繰り返しましょう。
 確かに「天漢日乗」さんの引用された2ちゃんねるの記事は「客観的な真実」ではないかもしれません。しかし私は、「真実」を含んだ可能性が少なくない、そして紹介する価値はある、と判断して、皆さんにご紹介しました。そして、「ミズタマのチチ」さんの怒りに触発されたこともありますが、「天漢日乗」さんのブログに幾ばくかの「真実」が含まれているとするならば、これまで反撃する機会すらなかったマスコミに対して、「天漢日乗」さんが一刺しするお手伝いをしたいと素直に同調したのです。
 残念ながら、「天漢日乗」さんのネタを完全な私の編集責任において発刊している「フィナンシャルジャパン」で採り上げることはできません。私の皮膚感覚だけで、正式な「報道記事」として扱うことには無理があります。
 しかし、「週刊!木村剛」は、私や私の仲間たちによる個人的なメッセージメディアです。
 私が感じたこと、私が思ったこと、を書き綴るパーソナルなミニコミです。
 しかも、「BLOG of the Week」は、「ある方のブログを私の独断と偏見で選ぶ」ということを毎回明記しています。明らかに「報道」とは違うスタンスであることを前提にしているコーナーなのです。
 そこでなら、「天漢日乗」さんのお手伝いができるのではないかと思って、今回試してみたわけです。色々とご批判もあるでしょうが、私はブログをマスコミに報いる庶民の一矢としてとらえているのです。それが、マスコミとブログ間での自浄作用をもたらすことを心から期待しています。
 
 最後に一点、私がいう「事実」と「真実」と「ウソ」について、私なりの考えを述べておきたいと思います。あることを「事実」であると認定して報道する場合、そこには、「その事実が報道する価値がある=全体を代表した事象である」という判断が伴います。そうでなければ、「それは、所詮、特殊な一個人の例であって、ほかの人は違う」と反論されて終わりだからです。つまり、その「事実」が全体を代表しており、客観的に「真実」と思われる場合に、「報道」は成り立ちます。
 しかし現実には、その「真実」の認定というものは、極めて主観的なものです。「全体を代表している一事象」であるか否かという判断を完全に客観的に行うことは難しく、その一事象が「特殊な一個人の例」であった場合には、これは「もっともらしいウソ」ということにもなりかねません。無論、デッチアゲというのは論外ですが、ある「事実」があったとして、それを採り上げるか否かで「真実」か「もっともらしいウソ」かに180度異なる結論に分かれてしまうからです。
 そこに「報道」の難しさはあり、ジャーナリストの方々のご苦労はあるのだろうと推察しますが、「一部」ではなく、「全部」をしらみつぶしに調べ上げて書くなどということは、現実的に不可能である以上、あらゆる報道は、結局のところ、一部の「事実」を元にしている「判断」や「推測」や「憶測」の塊にならざるを得ません。
 例えば、今回のダイエーを巡る一騒動に関して、日本経済新聞が良い特集記事を書いていました。かなりの部分が「事実」に基づいて報道されており、私はかなりの確度で「真実」だとは思いますが、「判断」や「推測」や「憶測」の部分があることも明らかです。その「判断」を誤り、「推測」がセイフティゾーンを超え、「憶測」が一人歩きしはじめれば、それは「もっともらしいウソ」に変わってしまいます。
 結果論として、それが「真実」か「ウソ」かという点は、それぞれのジャーナリストの総合的な判断能力と倫理観に拠っているというのが実態であり、それは、ブログにおいても同じなのであろうと推察いたします。
 マスコミに対して、総合的な判断能力と倫理観に拠っているブログが、健全な牽制関係を築いていくことを私は祈念しております。

【告知】今週のブロガー新聞一日編集長は「ネットは新聞を殺すのかblog」さんです。テーマは以下の2つです。
 1. 現状のマスメディアの問題点、
 2. 草の根ジャーナリズムと呼べるネットユーザーの活躍の実例
皆様是非トラックバックをお願いいたします。

(追伸)11月8日に金融問題に対する提言を行なっているNPO「金融イノベーション会議」のシンポジウムがあります。私は司会兼第二部の「金融庁の政策評価を評価する」というテーマのパネルディスカッションのコーディネーターを務めます。詳しくはこちらをご覧ください。

2004 11 02 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.11.01

ブログに文句つける前にマスコミの方を矯正してほしい

 皆さん、こんにちは。木村剛です。改めまして、過日の「BLOG of the Week」において、安直にこれまでのパターンを使い、罹災者のお気持ちを真摯に慮ることなく、「お楽しみ下さい」と結んでしまった軽率な文章に対し、深く謝罪をいたします。ご寛恕いただければ幸いです。

 ただし、「勇み足」(by「あざらしサラダ」さん)とは思っておりませんし、何か間違ったことをしたとも思っておりません。無論、「天漢日乗」さんのブログをご紹介するときに、「このブログの内容について、私自身は証拠を持っているわけではなく、保証しているわけでもないことに十分留意してお読みください」などと注意書きすれば、さらに丁寧だったと言われればそうでしょうが、「ガ島通信」さんから以下のように、罵声と怒号を浴びせられるべき行為であるとは思っていないのです。

これがパワーブログのやることか。木村剛氏のブログに「これが新潟県中越地震の真実だ!」の記事。かねてから既存メディアに不信感を募らせている木村氏が現地でのマスコミの悪行を他のブログを引用することで紹介しています。このネタの真偽はネットde監視、地方議会さんの「小千谷市民の声?」が書いているように、私自身も少々疑問を持っています。 

もちろん、被災地のマスコミへの怒りは分かります(マナーもないし、配慮もない。マスコミは本当にひどい行動を取っているのだろうと私も思います)、ただし、元ネタをたどると2ちゃんねるなどのようです(パソコンに詳しくないので、誰か元ネタをたどってくれると助かります)。もう少し慎重になってもいいと思います。

問題は、このステレオタイプのマスコミ批判の記事を「真実だ!」とセンセーショナルに木村氏のブログのように影響力のあるところが取り上げたということです。

 はっきり申し上げましょう。「ガ島通信」さんは、新聞記者の中では良識的な方だとお見受けいたしますが、観念的に「いまのマスコミ災害はヒドイ」と思っていても、自ら直撃弾を食らってダメージを実感したことはないのではないでしょうか。
 私は、腐るほどあります。
 根も葉もない怪文書は竹中チームに入った2年前から山のように流れていますし、その手の怪文書を真に受けて失礼なインタビューをする記者にもたくさん会いました。はじめからストーリーありきの取材でいいかげんな記事を書かれて手痛い目にもあいましたし、その結果、ビジネスや知人関係に修復し難いダメージを受けたことも幾度もありました。
 一番、手におえないのは、取材先に「木村というのはじつはこういうヤツだ」とか「木村はこう言っていた」などと吹聴しながら、取材をする記者連中です。記事にされればされたで、ダメージがありますし、陰でコソコソ関係者に対して誹謗中傷されることもボディブローのように効いてきます。
 いまも、日本振興銀行関係でクダラナイ怪文書が流れており、つい最近も「週刊○○」がはじめから結論ありきの質問状を投げ付けてきて、「お前には応える義務がある」だの「俺たちには知る権利がある」だの言ってきまして、「お前は何様だ」と言いたくなる輩がおりました。どうせ、イエローペーパーのようなヨタ記事を書き、私を誹謗中傷して喜ぶのでしょう。
 会って真摯に説明したところで、書く記事の主張は決まってしまっているのですから、会うだけ時間の無駄ですし、不愉快さが倍になるだけです。私は未だかつて、そういう場面でデスクの方針に抗って、こちらの正しい言い分を正しく記事にしてくれるプロのジャーナリストにお目にかかったことがありません。
 マスコミが意図的に悪意に満ちて垂れ流す、薄汚れた覗き見趣味のアジテーションに、私は心の底からウンザリしているのです。それは、取材被害にあっている罹災者の気持ちに一脈通じているところがあると思います。
 ですから、私は、そういう場面での取材は基本的にお断りしておりますし、怪文書をネタ元にしたヨタ話には一切付き合わないようにしています。その手の話は、司直の手に委ねることがもっともフェアですし、民間同士のことであれば、裁判でハッキリしてもらった方がよいというのが、手痛い経験を幾度もした私の結論です。
 いま流れている日本振興銀行に関する怪文書の類についても同様の方針であり、弁護士と相談して法律違反の事実を確認した上で警察に届け出るとともに、刑事告発も辞さないつもりです。刑法の対象とならない場合は、裁判で白黒つけることとし、事実は法廷の場で争います。揉めている案件に関して、マスコミに話をしてプラスになることはまずありません。所詮他人事なので、面白おかしく脚色されて、ワイドショー的に採り上げられるだけです。
 真実を争うのであれば、マスコミではなく、警察と裁判に委ねよ――残念ながら、これが現実的な対処なのです。
 私に関する記事の中で事実に基づかずに書かれたネタがどれだけあったことか。オチャラケの夕刊紙やヘアヌードの週刊誌だけならともかく、一見マジメ系にみえる経済誌やいわゆるメジャーな新聞だって一皮剥けばヒドイものです。
 ウソだと思ったら、一度、自分のことを書かれてごらんなさい。
 私が申し上げている意味がすぐに実感できるでしょう。
 マスコミが「真実」を伝えることなど、もはや私は期待していないのです。マスコミも、ネットと同じく、ブログとも同様、玉石混交なのです。だとすれば、色々なニュースソースを読者が確保して、各個人がメディアリテラシーを持つしかない――私はそう思います。
 したがって私は、今回、「天漢日乗」さんのブログを紹介したことを何ら悔やんでいないのです。ある意味で、確信犯なんですね。
 ところが、マスコミの方々は、殴るほうには慣れていても、公の場で殴られたことなど一度もないのですから、すぐに過剰反応します。いつも自分は殴られない立場にいて、殴ってこない相手をボコボコにしているのですから、殴られるなんて想定していないんです。だから、ちょっとでも攻撃されたとなると、「そのニュースソースは怪しい」とか「正しいかどうか確認できない」などと反撃する。
 ご自分たちの記事のどこを見れば、ニュースソースが怪しくないと言えるのでしょうか。正しいということを確認してから書いていると言い張れるのでしょうか。あまりにも自分勝手でヘソが茶を沸かします。
メディアに書き捨てて逃げられる立場の記者の方はいいですよ。でも、書かれた方は、逃げることは出来ない。それが、誤った情報だとしても、一度定着してしまったイメージを拭い去るためには、想像を遥かに超える努力が必要なのです。
 例えば、私の場合、「外資の手先」というレッテルが貼られました。確かに、1998年に起業したとき、私の会社は100%米国資本でしたから、そのときであれば間違っていなかったかもしれません。しかし、2000年には日本資本とのジョイントベンチャーに変わっています。さらに2003年にはマネジメントバイアウトをして、自分の会社になっています。
 しかしマスコミは、その事実を知っていても、なお、「外資の手先」というイメージの方が読者受けするという理由だけで、そういう書き方をするわけです。「ガ島通信」さんには、何の罪もありませんが、私は、そういう悪行を続けており自浄作用を働かすことのできないマスコミ関係者が「天漢日乗」さんを批判できるとは思いませんし、「天漢日乗」さんを紹介した私を非難できるとも思いません。
 断言しましょう。
 「天漢日乗」さんによるマスコミの殴り方など大したものではありません。
 この程度殴られたからといって、マスコミの一員として過剰反応するのは、殴られたことがなく免疫がないからです。共同通信ブログの事件をみていればわかりますよね。
 私は「天漢日乗」さんのネタが正しいか正しくないか、正直わかりません。多少脚色はあっても、事実である可能性は少なくないとは思っていますが、ひょっとすると、悪意に満ちたウソの可能性も否定できないかもしれません。
 しかし、暴論であることを承知で言ってのければ、もし、「天漢日乗」さんのブログの内容が全くのウソであったとしても、私は「天漢日乗」さんを責めません。なぜなら、この程度のもっともらしいウソであれば、「ガ島通信」さんが属している新聞が日々平然と垂れ流しているからです。公器であるはずの大マスコミですらこの程度のことは許されているのに、個人的な趣味で書いているブログで許されないとは考えられません。
 敢えて言えば、私の立場は、下記に示す「My way, your way, any way」さんの立場に極めて近いのかもしれません。もっとも、「ガ島通信」さんに対して他意はないので、今後ともマスコミ界の浄化のために頑張っていただきたいと思います。あしからず。

 「週刊!木村剛」がパワーブログということは、影響力があるということでしょうね。それで、影響力のあるメディアが煽るようなことをするとは許せない、と言ったようにも受け取れます。適当な取材で感情論だけを振りかざしている大手メディアも同じだと思うのですが、どうなのでしょう?パソコン持っていてもインターネットが得意ではない方もまだまだ多いでしょうし、週刊!木村剛をご存じない方は少なくないでしょう。それより、既存のTVや新聞、ラジオのほうが扱いが慣れているので、より多くの方がアクセスして情報を手に入れられる大きなメディアだと考えられます。そして、TVなどの放送を見た限りですが、大手メディアもまた、楽しんで取材しているようにも見受けられます。煽り云々に関しては、どっちもどっち、影響力に関しては既存のメディアのほうが大きいのではないかと思われます。

(追伸)11月8日に金融問題に対する提言を行なっているNPO「金融イノベーション会議」のシンポジウムがあります。私は司会兼第二部の「金融庁の政策評価を評価する」というテーマのパネルディスカッションのコーディネーターを務めます。詳しくはこちらをご覧ください。

2004 11 01 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.18

一日編集長公募は「頓挫」でござるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。様々なご意見が飛び交う中で、強行(?)された「ブロガー新聞」の「一日編集長公募」。いきなり「McDMaster」さんにおちょくられました。

♪わ~たし、木村剛
「ブロガー新聞」はじめます、って言うじゃな~い?
でも、イキナリ2週目で頓挫してマスカラー!残念!斬りっ!!
拙者、「ブロガー新聞タスクフォース」にエントリしてござる。切腹!

 拙者、個人的に波田陽区が好きでござるので、このトラックバックに「ざぶとん一枚」差し上げるでござる・・・切腹!!!
 まあ、じつは、この流れ、拙者、「頓挫」とは思っておらず、「参加型ジャーナリズムのトライアルのひとつ」とひそかにほくそえんでいるのでござるが、「650の無味乾燥」殿からは、「責任感の欠如や行当たりばったり感をやや強く感じます」と袈裟切りをくろうてしもうた。アイテテテ。
 ただ拙者「行当たりばったり」であることは、はっきりとキッパリと「そのとおり」と明言するのでござるが、「責任感の欠如」とはちょっと違うと思っておるでござるよ。すべてのビジネスでもそうでござるが、ユニクロの柳井氏でも「一勝九敗」と仰せのように、オリックスの宮内氏が「チョコチョコっとやってみたら、たまたま今の事業が残っていった」と振り返ってござそうらふように、勝つまで続けることは重要でござるが、その続け方にこだわる必要はないのではなからふか、と経営者七年生の拙者は思うのでござる。
 勘違いしていただきたくないのは、「始めるなりめげた」(by「ヤースのへんしん」さん)というわけではないのでござるということなのでござるよ。「ブロガー新聞」を続けるという基本方針には何ら変化はないのでござる。まずは、「ブロガー新聞」のヘビーユーザーに具体的なニーズを聞いてみたいということなのでござる。「志鬼朗の部屋」殿がご指摘しておられるところでござるが、「いいアイデアはいたずら書きから創られる。そして優れたアイデアは誰かと一緒に創られる」ということだと思うのでござる。
 いずれにいたせど、トラックバックを拝察するに、とりあえずの「一日編集長」は、

10月22日 
あざらしサラダ」さんと「ブロガー新聞タスクフォース」の仲間たち

10月29日 
Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さんと「ブロガー新聞タスクフォース」の仲間たち

11月 5日 
ネットは新聞を殺すのかblog」さん

 ということでよろしいのかなという感触を持ったでござるよ。そこで、一日編集長の方々には、以下の簡単なルールをお願いしたいでござる。

1.他者に協力を依頼するのは自由だが、最後は自分の責任で編集を仕上げること
2.誹謗中傷する記事内容にしないこと 
3.掲載前日の午後5時までにゲラをWord(もしくはText)で、尾花広報部長(obanan@kfikk.co.jp)にメールすること

 ルールは以上でござる。体裁や組立ては全く自由でござるが、「週刊!木村剛」のレイアウトを変えるというのはナシでござる。一日編集長の奮闘と皆さまのトラックバックの交戦が今から楽しみでござるのでござるのでござる。

(追伸)10月22日の「あざらしサラダ」さんのブロガー新聞第3号の「今週のトラックバックテーマ」は、「携帯電話」です。

 今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

 尚、10月20日(水)13:30-14:15に大手町サンケイプラザで「フィナンシャル ジャパン」創刊記念リスクマネジメント・セミナーで「リスクマネジメントの発想法」というテーマで講演をします。私の講演は無料ですので、お時間のある方は是非お越しください。ご希望される方は氏名・ご連絡先を明記の上、こちらまでメールでお知らせください。

2004 10 18 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.14

ブロガー新聞は「一日編集長」を公募します!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。10月5日のゴーログで「『ブロガー新聞』への熱い期待が高まっていることに、感謝感激しながらも、期待が高まっているだけにスベッタらボコボコにされるんだろうなぁ、と危惧している今日この頃です」と予言していたとおり、ボコボコにされている「ブロガー新聞」ですが、「ボコボコにされているうちが華」ということでもあるので、小西恵理子編集長には「厳しいコメントは応援団なのだから、めげずに頑張れ」と励ましています。

 「えみっちぃの見る風景」さんからは、「こういうのってありがたいなぁ」という暖かい声援をいただき、「そこはか日記」さんからも「新聞ばりの内容盛りだくさん」という過分なお言葉をいただきました。ありがとうございます。
 ただ、まだまだ開発途上であることは否めず、「たしかに何かが起ころうとしている」さんからは「トラックバックの元記事と、トラックバックとの関連性がわかりづらい」というお小言をいただいておりますし、「BLOGでお仕事」さんからは「?????いまいちピンときません」と指摘していただき、「いのっち日記」さんからも「『週刊!木村剛』の読者さんはガッカリすると思いますよ」という感想をいただいております。
 まあ、そのとおりだと思います・・・。
 さて、どうするか。
 「あざらしサラダ」さんからは、「『週刊!木村剛』はこう思うというはっきりとした主張を行い、もっと読者に問題意識を投げかけることが必要」というご提案をいただき、そのとおりかな、と思いつつも、月・火・木・金の「ゴーログ」はそういうコンセプトですから二番煎じになってしまうなぁ、と考えてみたり・・・。いずれにしても、色々なスタイルを試してみて、一番盛り上がるパターンを編み出さないといけないと思うわけです。
 う~む・・・。

 そうだ!
 これだ!

 私、閃きました。
 「ブロガー新聞」に対して一家言ある方々に「一日編集長」になっていただいて、輪番制でその方が最善だと思う「ブロガー新聞のあり方」を提示いただければよいのではないでしょうか。例えば、10月22日は「あざらしサラダ」さんに編集長をやっていただき、10月29日は「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さんにお願いし、11月5日には「ネットは新聞を殺すのかblog」さんに編集してもらっちゃったらどうでしょう。小西編集長は、他の編集長の技を見ながら勉強してもらって、その後満を持して11月12日に再登場するとか・・・。
 そのほかにも、我こそは、と思う方に立候補していただき、様々なパターンを試してみて、トラックバックなんかの反応をみれば、「ブロガー新聞」のスタイルは形成されてくるんじゃないでしょうか。「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さんは、「もし、私たちに、なにかやって欲しいことがあれば、遠慮なくおっしゃっていただければいいと思います」と言っていただいているので、きっとご協力いただけるのではないか、と勝手に思っているのですが・・・。
 ということで、「週刊!木村剛」は、「ブロガー新聞」について一日編集長を公募いたします。「俺が参加型ジャーナリズムを創ってやる」という気概のある方、是非、ご応募ください。なお、報酬は一銭も出ませんので、あしからずご了承ください。ただし、お引き受けいただいた方には、漏れなく全員に「さぶとんポイント」を差し上げます(えっ、「いらないよ」って・・・)。

(追伸)今月21日に総合ビジネス誌「フィナンシャルジャパン」を創刊するとともに、28日に新著「おカネの発想法」を上梓することを記念して、今月26日にタカシマヤタイムズスクウェア紀伊国屋書店新宿南店7Fの紀伊国屋サザンシアターにて記念講演を無料にて催します。お時間のある方は是非お立ち寄りください。申し込みはコチラまで。

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2004.10.05

「週刊!木村剛」はフジサンケイ ビジネスアイとコラボします!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ブロガー新聞」への熱い期待が高まっていることに、感謝感激しながらも、期待が高まっているだけにスベッタらボコボコにされるんだろうなぁ、と危惧している今日この頃です。「これからのメディアを考えていく上での先端事例となっていく」(by「FPN」さん)かどうかは自信がありませんが、今月21日に創刊する総合ビジネス誌「フィナンシャル ジャパン」担当の小西さんとともにまったりと気長に、良い「ブログジャーナル」(by「たしかに何かが起ころうとしている」さん)にしたいと思っていますので、厳しくも暖かくご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 ブログをやってみて実感させられましたが、「民意と報道の乖離」(by「Watch IT,ケータイ,ベンチャー」さん)という既存メディアに対する不信感というモノはかなりのレベルに達しているようです。また、「だれにでもできることを報道の名の下に権威づけて行っているだけではないか?」(by「あ~精進、精進」さん)とか、「どっかから借りてきたような情報、感情で事をすすめるとまったくもってつまらなく、展開も期待できない・・・斜読みですよ」(by「grounder」さん)など、内容に対する厳しいコメントも目立ちます。
 このため、メディア報道に対するブログ記事は、どうしても「ブログvsメディア」という図式で描かれてしまいがちなのですが、私自身は、はじめから対立構造で捉える必要はないのではないか、と思っています(甘いでしょうか?)。
 というのは、メディアは、ある意味「情報を伝えるツール」に過ぎないわけで、結局のところは、その内容が本当の勝負。中身の議論をなおざりにして、「ブログがいい」とか「メディアはこうだ」などという論争をしても、建設的で実のある議論があまりできないように思うからです。敵対することもあれば、協力し合うこともあるという感じで、とりあえずはよろしいんじゃないかな、と。互いに切磋琢磨する中で、既存メディアも、ブログも、お互いに良くなっていけばいいと思うんです。

 そこで私は、今週金曜日から、「参加型ジャーナリズム」(by「ネットは新聞を殺すのかblog」さん)の「情報ポータル」(by「BLOGでお仕事」さん)である「ブロガー新聞」をスタートさせることを機に、ブログと既存メディアを融合するコラボレーションにトライアルしてみたいと思っています。具体的には、「週刊!木村剛」に新聞記事を掲載するところから、はじめてみたいと思っているのです。うまくいくかどうか分かりませんが、とりあえずはできるところから・・・。「まずは実践」というのが、私のモットーです。
 そして、もしも「ブロガー新聞」の記事が既存メディアと比較しても遜色がなく、かえってバリューがあるということになれば、「ブロガー新聞」の記者が既存メディアに記事を書くこともあるでしょうし、ひょっとすると、「文責:ブロガー新聞」という記事だって、新聞紙上にお目見えするかもしれません。

 ということで、「週刊!木村剛」は、とりあえず、フジサンケイ ビジネスアイとコラボしてみようと思います。具体的には、10月11日の週からフジサンケイ ビジネスアイの協力を得て、金融関連記事「フィナンシャルi」を毎週月曜日に掲載することにしてみたいと思うのです。その記事に対する皆さんのご意見やご批判もいただきたいですし、「ブログと既存メディアが直接交わるひとつの実験場」になったら面白いのではないか、と画策しています。
 なお、それに加えて、丸善の協力を得て、良書を推薦する「本のソムリエ」を毎週水曜日に掲載いたします。結果的に「週刊!木村剛」は、10月11日の週から、下記のとおり毎日2記事の構成になりますので、よろしくご愛顧のほどをお願い申し上げます。

月曜日 ゴーログ +「フィナンシャル i 」
火曜日 ゴーログ +「週刊!岡本編集長」
水曜日 コ ラ ム +「本のソムリエ」
木曜日 ゴーログ +「週刊!神部プロデューサー」
金曜日 ゴーログ +「ブロガー新聞」
土曜日 BLOG of the Week +「週刊!小松原営業部長」
日曜日 Words of the Blogger/Trackback Ranking +「週刊!尾花広報部長」

2004 10 05 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.09.30

「ブロガー新聞」はじめます!:10月からの番組再編

 皆さん、こんにちは。木村剛です。秋が近づくと、テレビ業界はザワザワとし始めます。番組の再編が行われるからです。それにならうというわけではありませんが、「週刊!木村剛」もさらなるパワーアップを目指して、10月4日の週から拡充したいと思っています。

 火曜日には「週刊!岡本編集長」を新設いたします。岡本氏は、元「プレジデント」の名物編集者。この10月21日に創刊する「フィナンシャル ジャパン」の編集長としてスカウトしました。私がやっているまぐまぐのメールマガジンをご覧の方は、半年ほどメディア時評を連載していたのでご存知の方もいらっしゃるのでは。取材の裏話や、FJ編集部員たちのすべった転んだの楽屋ネタをお楽しみに。
 木曜日には「週刊!神部プロデューサー」を新設します。神部氏は、映像コンテンツを統括するプロデューサーとして「Financial Japan ONLINE」を編集していますが、ビデオジャーナリストの草分け的存在です。「Eye on Business」などリアルビジネスにおける最前線の情報をお届けします。
 とはいえ、一番の目玉は、「文中に『ハブ』になるとか『駆け込み寺』になるとか書いてあるので、てっきり山寺に蛇でも出たんかいなと思いきや、一般ブロガーの声を集めようとか、そんな話で盛り上がってるようだ」(by「偏食ニュース」さん)というプロジェクト――金曜日にUPする「ブロガー新聞」です。要するに、ブログを「参加型の草の根ジャーナリズムの代表として、新聞にしてしまおう」(by「志鬼朗の部屋」さん)という試みなんですね。
 これは、「あざらしサラダ」さんのご提案からヒントをいただいたものですが、「実際、できちゃいそうじゃない?」(by「捨て物日記」さん)ということで、毎週のトラックバックからニュースバリューのあるトラックバックを拾い上げ、皆さんにご紹介するというコーナーを作っちゃうんです。「彰の介の証言」さんが以下のように語ってくれていますが、私も結構面白い試みなんじゃないかと内心ワクワクしています。

今までは静かであるため、無視されたり、つぶされたりした意見が数多くあったはずです。しかしブログでは、その縦横に張り巡らされた関係から、静かであっても、それが少数意見なのか、それとも密かに多くの人が思っているものなのかがわかってしまいます。そんな意見をブロガー新聞として世の中にぶつけることができれば、真の市民メディアとして確立してくるのではないでしょうか

 そうなんですね。「TV beta delphinus.」さんも「木村さん所には読み応えのあるブロガーからのトラックバックがひっきりなしにくるだけに、記事だけじゃなくてその周辺までたのしめる」と言っていただいていますから。「Blogはじめました。」さんも「駆け込み寺ですら駆け込めない」なんて言っていないで、「おぉ!そうだよネェ!」(by「えみっちぃの見る風景」さん)というノリで是非おいでください。このコーナーの編集は、「フィナンシャルジャパン」のスタッフとして活躍している、こにしさんにお願いします。
 なお、編集の都合上、毎週金曜日に掲載させていただいていた「コラム」につきましては、毎週水曜日に変更させていただきます。したがいまして、金曜日はゴーログになります。この結果、10月4日からの「週刊!木村剛」の編成は以下のとおりになります。

月曜日 ゴーログ
火曜日 ゴーログ +「週刊!岡本編集長」
水曜日 コラム
木曜日 ゴーログ +「週刊!神部プロデューサー」
金曜日 ゴーログ +「ブロガー新聞」
土曜日 BLOG of the Week +「週刊!小松原営業部長」
日曜日 Words of the Blogger/Trackback Ranking +「週刊!尾花広報部長」

 ということで、10月4日からさらに拡充されて、パワーアップされる「週刊!木村剛」をお楽しみに。「ブロガー新聞」に対して「専門職・地域色の強い情報発信」(by「この幸福な世界」)をビシバシお送りください。「Watch IT,ケ-タイ,ベンチャー等」さんがいう「理想的なHUB『ブロガ―新聞』の登場です」というところまでなれるかどうか分かりませんが、皆さまからのお知恵と叱咤激励をいただきながら、やってみようと思います。そして、本当に「ココから世界に向けて広がる港」(by「grounder」さん)になれるといいですね。
 だから、トラックバックをお願いします。でもあまり肩肘張らないでくださいね。「あまり背伸びせずに自然体で書いた記事を、新聞でいう『読者の声』に投稿するぐらいの気持ちで、『週刊!木村剛』にどんどんトラックバックしていけばいい」(by「あざらしサラダ」さん)んです。「『ゴーログ』のように、有名でいろんな方がトラックバックしていて、しかも『歓迎』されているブログに対しては、むしろ敷居が低く感じます」(by「Geblog」さん)という雰囲気を大事にしたいと思っています。
 「ブログを駆使した幅広い参加型ジャーナリズムの動きに注目です!!」(by「650の無味乾燥」さん)からよろしくお願いします。皆さまからのトラックバックをお待ちしております。

2004 09 30 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.09.27

駆け込み寺はウエルカム:「ブロガー新聞」を発刊しよう!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。プロ野球ネタに対するトラックバックの熱さに感動しています。みんな野球が好きなんですね(どちらかと言うと、私はサッカーびいきなんですが・・・)。じつは、このプロ野球問題については、スポーツジャーナリストの二宮清純氏が「日本プロスポーツ選手ネットワーク」というNPOを立ち上げて活動しようとしているので、それをお手伝いしながら何かできることを模索しようかと思っております。

 それにしても、読売新聞の社説は凄かった。その社説を紹介してくれた「あざらしサラダ」さんから、またしても有益なご提案をいただきました。

木村剛氏のブログ記事●読売新聞はさすがに社説の使い方がウマイ!:「ナベツネ新聞」と改称か?(週刊!木村剛:9月21日)で、9月18日から20日にかけて掲載された読売新聞の「社説」を取り上げている。木村氏は、『トラックバックで引用されている方があまりに多かったので、リンク先を訪ねてみましたら、久し振りに大新聞サマの社説の連載を心ゆくまで堪能することになってしまいました』と述べているが、実は、私も「週刊!木村剛」の他の記事とは直接関係ないことを知りながらトラックバックした一人である。(どうもすみません)・・・

 ノープロブレムです! 9月20日のゴーログ「トラックバックしていただけたということ自体に感謝しています」にも書きましたが、私は「無関係トラックバック」(by「彰の介の証言」さん)もありがたいと思っておりますので、どんなトラックバックでもOKです。

 

ところで、これらの「社説」については「週刊!木村剛」で取り上げる3日前の、9月18日からブログ上では大きな話題となっており、多くのブロガーたちが、先の「ニュース日記」騒動を上回る反応を見せていた。ただし、今回の事件が前回の「ニュース日記」騒動と大きく違うのは、「社説」に反応したブロガーの多くの声が、「誹謗・中傷」を込めたいわゆるバッシングではなく、冷静で理論的な批判の声だった、と私は思っている。・・・

 そうですね。選手たちを誹謗中傷したのは、むしろ、読売新聞の社説の方だったような気がします。エスタブリッシュされたメディアであれば、決してやってはいけなかったことを「あ~ぁ、やっちゃった」という感じですね。そのあたりは、「カトラー」さんの「読売新聞が死んだ日」が見事にカトラっていますので、是非ご一読を。

そして、私だけでなく多くのブロガーたちのこうした批判の声を、ネット上の声なき声で終わらせるのではなく、どうやって現実の社会に届けるかということを考えたとき、「週間!木村剛」が私たちの「駆け込み寺」になるのではないか、と考えたのである。木村氏にしてみれば『勝手に人を「駆け込み寺」などにしてくれるな』と迷惑に思われるかも知れないが、ブログを通じた「参加型ジャーナリズム」の確立を目指す場合、私たち一般ブロガーのこうした声を集中できる「ハブ」となる存在が、どうしても必要になると思うのだ。ならば、ここは「週間!木村剛」に何としても一肌脱いでもらって、私たち一般ブロガーの「駆け込み寺」になって頂けないものだろうか。

 ま・か・せ・な・さ・い!
 「駆け込み寺」なら、ウ・エ・ル・カ・ムです!
 私ごときでお役に立てるなら、使い倒していただいて結構です(キッパリ!)。
 参加型の草の根ジャーナリズムを私たちブロガーで作ってしまえばいいんです。「週刊!木村剛」を「ブロガー新聞」にしてしまえばいいんです。皆さんから毎日「トラックバック・ニュース」をいただいて、それを体裁よく「週刊!木村剛」で掲載したりご紹介すれば、ほら「ブロガー新聞」の出来上がり。あっという間ですよ。
 あまりにも無関係なニュースなので、トラックバックしにくい場合には、「週刊!尾花広報部長(いわゆる「のりぴよ日記」)」にトラックバックしてください。私はトラックバックのすべてに目を通していますので、面白いトラックバック・ニュースは必ずピックアップいたします。
 じつは、「Watch IT,ケータイ,ベンチャー等」さんからも、下記のようなトラックバックをいただいています。

大きな役割を果たしているのが、「週刊!木村剛」のような、超有名blogです。非常に多くの人たちが購読しているblogの存在があり、また多くの人たちが自分のblogで意見を述べ、トラックバックを入れる。これによって「草の根的」ネットワークの弱点が補われ、非常にすばやく、有効的に実社会に届くようになると思っています。あざらしサラダさんは、「駆け込み寺」と表現していますが、この「blogのHUB」は、いろんな意味で、様々な「情報の中心」になりうると思います。「週刊!木村剛」のようなblogの出現によって、非常に新しい、ネットワークの形態が現れる気がします。今後、どんな広がりを見せるのか、非常に期待しています。

 そうです。そうなんです。私も、ブログが今後どんな広がりを見せていくのか、非常に期待しているのです。

2004 09 27 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.09.20

トラックバックしていただけたということ自体に感謝しています

 皆さん、こんにちは。木村剛です。9月14日のゴーログ「『トラックバック分類学』とは何か?」にたくさんのトラックバックをいただきありがとうございます。「なるほどなぁと納得の分類」(by「捨て物日記」さん)とか「いやはや、なるほどと思いました」(by「きまぐれTの個人的(?)情報発信」さん)、さらには「とてもツボにはまりました」(by「ミムゾーの日記」さん)とか「あるある、という感じでウケました」(by「リオブロ」さん)などかなりの共感を呼んだようです。

 ブログに費やしているなが~い時間、せっかくやるなら、「薬になるように使いたい」(by「空のつぶやき」さん)もの。だから、「当ブログはトラバッくれるのも大歓迎です」(by「Unforgettable Days」さん)という感じでいたいですね。ちなみに、「やまぶし萬力発電」さんは、トラックバックの魅力をこう表現してくれています。

メールやBBSだと、なんか、こもりやすくて…(単線区間の、電車のおりかえし運転みたいで、送って、帰ってくんの待ってて…)、その点tbは、いろんな角度から、金魚のふんみたく、情報がくっついてやってくるから、うける。ああ、こいつ、こういう情報をもとに、こういってんだとか、あいつとこいつはこうで、あのこはこうだよ、ってのが一度にやってくる。そして、自分の意見を上乗せして、pingしているところに一斉に放出する、それが、相手のBlogに表示される、ここが、じつにおもろい。コメントづらづら書く(日本人は、うなづきやすいからなぁ)より、tbで一回自分の"城"にもってきて、意見をくっつけて、表示し、送り返す、アメリカで流行るわけだよなぁ。

 ブログにおけるトラックバックは、「hima’s blog」さんも指摘しているように、「コミュニケーションツールなんで、それによって、関わりができる、関係性が出てくるというのが大事だと思う」ということなんだと思います。
 ということで、「週刊!木村剛」は、原則として、どんなトラックバックでも歓迎しています。「ゴーログ効果」(知らない人はココをクリック)を皆さんで楽しんでいただきたいと思っているのです。「ゴーログとしては、今回紹介したようなトラックバックは歓迎していないよ」(by「my.Hurusato.org」さん)という意味ではありませんので、どんどんトラックバックしてください。「週刊!木村剛へも売名トラックバック(←これ冗談です、念のため)を忘れずにさせていただきます」(by「彰の介の証言」さん)というのはウエルカムなんです。
 私はトラックバックが大好きです。「トラックバックをしていただけるということ自体、感謝をしています」(by「Mt.EGE」さん)という感じです。何と言っても、「私がブログを始めた理由。それは、『週刊!木村剛』にトラックバックしたいから」(by「R’s Ramdom Talk」さん)というありがたい方もいらっしゃいますから。
ですから、「懲りもせずに『週刊!木村剛』にTBしてみる」(by「こにのつぶやき」さん)ようお願いいたします。「共感しましたらめげず、迷惑を顧みず、TB送信する所存でございます」(by「そこはか日記」さん)ということでいいんです!
 読者に感謝m(_ _)m

2004 09 20 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.09.14

「トラックバック分類学」とは何か?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。9月9日にUPしたゴーログ「ネット・コミュニケーションは幼児性から脱却できるか?」にたくさんのトラックバックをいただきありがとうございました。その中で、「彰の介の証言」さんが「トラックバック」に関する優れた分析(?)を寄せていらっしゃったので、これは是非、みなさんにお知らせしなければいけないと思った次第です。

 それでは、「彰の介の証言」さんによる、見事な「トラックバック分類学」をみなさまにご紹介いたしましょう。

一方通行トラックバック・・・トラックバックをかける場合には、自分のブログ上でリンクをはって、双方向の関係をつくることがエチケットとも思われるが、リンクをはらないで一方向の関係になっているトラックバックのことを指す。

トラバのかけ逃げ・・・一方通行トラックバックを利用し、自分の記事を読んでもらおうとする行為のこと。

やたらめったらトラックバック・・・関連記事に対して、あっちでもこっちでも、一方通行トラックバックをかける行為のこと。

無関係トラックバック・・・関連記事ではないにもかかわらずトラックバックする行為のこと。悪気はなくて、「あなたの記事を見ましたよ」というメッセージとしてトラバしているケースが多いが、多少は記事に対してコメントしたほうがよい。

売名トラックバック・・・有名人ブログや人気ブログに無関係トラックバックをかける行為のこと。

無理やりトラックバック・・・無関係とまではいえないが、「それほど関係ないかも」と思われる「無関係トラックバック」のケースを言う。一方通行トラバであれば悪性、双方向でコメントなどをつければ良性。

おそだしトラックバック・・・過去に書いた自分の記事で、新しい他の人のブログにトラバをかける場合を指す。

お返しトラックバック・・・トラックバックをかけてもらったとき、相手にもトラックバックを返す行為のこと。

 上記の「一方通行トラックバック」「トラバのかけ逃げ」「やたらめったらトラックバック」「無関係トラックバック」「売名トラックバック」「無理やりトラックバック」「おそだしトラックバック」「お返しトラックバック」の8つについては、「かめはめ波」「ゴーログ効果」「glp」「ツッコマビリティ」「カトラッテる」に続く、ゴーログ専門用語として認定いたします。個人的には「トラバのかけ逃げ」というのが、アテネオリンピックの柔道を思い出させてくれて、バカ受けでした。

2004 09 14 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.09.09

ネット・コミュニケーションは幼児性から脱却できるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。メディアとブログの関係についての「あざらしサラダ」さんのコメントは含蓄深いものが多いので、いつも楽しみにしているのですが、「ブログで建設的に議論する方法について考える」というトラックバックにも大いに共感させられるものがありました。

 まず、「あざらしサラダ」さんは、「ブログに記事を書いていると、時折、コメント欄で『論争』になることがある。これも『論争』だけで済めばいいのであるが、ややもするとお互いの『批判』合戦が始まり、あげくの果てには『誹謗・中傷』にまで発展しかねない」と問題提起した上で、「納得できる根拠を示さないまま相手の人格を一方的に否定するような記事を書くと、それに反発するコメントが多く寄せられることは想像に難くない。前回の「ニュース日記」騒動などは、まさにこのパターンといえるのではないだろうか」と指摘しています。
 そして、その対策として、「あざらしサラダ」さんは、「コメントやトラックバック記事を書く場合それぞれにおいて、最低限のルールというか何らかの約束事が必要ではないか、と私は考えています。そうしなければ、誹謗や中傷のない冷静な議論は困難ではないでしょうか」と提案し、対談相手の「yodaway2」さんは、「最低限のルールというか何らかの約束事が必要ではないか……について。同感です。……節度を以って、意見を交換できれば一番良いと思うのですが、自分のブログでも、それがなかなか難しく、試行錯誤しています」と返しています。
 それを受けて、「あざらしサラダ」さんは、「自分のブログが荒れないように議論をリードすることは、ブログオーナーの努めなのでしょうね。そのためには、オーナーが最低限のルールを規定してもいいと思いますが、ブログユーザー全体の標準ルールなんてあれば助かりますね」とまとめてくれました。
 「あざらしサラダ」さんの考え方に、私も同感です。
 ちなみに私は、6月28日付けのゴーログ「ネガティブ・バトルからポジティブ・コミュニケーションへ」で以下のように書いています。

「ちゃんとした意見交換ができる場」にはしていきたいと思っています。そのためには、「週刊!木村剛」を核としたブログ・コミュニティが、
(1)自分と異なる意見を排除せず、建設的な批判であれば受け容れる度量をもつこと、
(2)批判する場合は、説得的な論拠を示すほか、代替案を示すなど建設的に行うこと、
(3)意見と人格を同一視することなく、いつ如何なる場合も人格攻撃を行わないこと、
という最低限のディスカッション・マナーを身につけていかなければならないとも思っています。

 私は、ポジティブ・コミュニケーションを成立させるためには、特に、この(3)が重要だと思っています。「あざらしサラダ」さんは、「人それぞれ多少なりとも考え方は違うわけですから、『批判』と『誹謗』の違いさえわきまえていれば、意見の衝突自体は悪いことではないと思います。ただし、意見の衝突はややもすると『憎しみ』の誤解を生みかねないので、いらぬ誤解を増幅しないためにも積極的に誤解を解く努力が必要だと思います」と大人の対応で書いていますが、「意見の衝突」という前に、誹謗し中傷してケンカを吹っ掛けているとしか思われないような幼稚な議論をしている方を時折見掛けるのも現実です。
 「俺は頭がいいけど、お前はバカだ」というスタイルでトラックバックしていらっしゃる方を見掛けると、「自分の頭の良さをひけらかす前に他人とのコミュニケーションの仕方を学んだ方がよいのではないでしょうか」と他人事ながら心配してしまいます。特に、その手の人々は自分がそういう失礼なスタイルをとっているにもかかわらず、「俺のトラックバックに答えないとは失礼だ」などと勝手に憤慨したりするのですから、手がつけられません。「一体全体どちらが失礼なのか」という客観的な判断ができないようでは、社会人失格でしょう。
 「KRISPYCUBE.COM」さんが、Eメールでのコミュニケーションについて、「インターネットの普及で、メール一本打つだけでサービス提供側にお手軽に簡単にコンタクトできるようになりました。お手軽になった反面、他人に対するマナーまでもお手軽にどこかに置き忘れているところもあるように感じられる今日この頃」と書いていらっしゃいましたが、全くおっしゃるとおりです。
 「KRISPYCUBE.COM」さんは、タメ口で書いてくる相手に対して、「あの。私たち初対面の他人どうしですよね?」と世の中では当たり前の常識を諭しています(ネットでは忘れられがちですけどね)。また、感情の赴くままに書き綴られた文章に対して、「う~ん。保育園はあっち→ですよ。あ、他のお友達に迷惑かけないようにね」と揶揄してくれました。私の思いを代弁していただいたみたいで胸がス~ッとしましたね。「KRISPYCUBE.COM」さんは、さらにこうも述べています。

こうゆうメールを送ってくる方々は、いったい何年、人間コミュニティで生活営まれているのか、甚だ気になります。匿名性=傍若無人とゆう方程式が成り立ちそうな気配がむんむんと漂ってます。メールの簡便性(利便性?)を利用して、人間関係をお手軽に済ませようとかゆう、人間関係コンビニ化推進委員会でも発足したのだろうか。何も、季節の挨拶から入るような濃厚なメールを書いてけろと言っているわけではないのですよ。

そもそも、自分の言いたいことを相手に聞いてもらおうと思ったら、相手をいい気分にしとくのが一番てっとり早い方法じゃないかと思うのは私だけ?

 そうですよね。「自分の言いたいことを相手に聞いてもらおうと思ったら……」という当たり前の配慮が大事なんです。そして、それはネットにおけるコミュニケーションにもっとも欠けているものかもしれません。そろそろ、ネットにおいて議論する場合にも、「なんでもかんでもけなせばいい」という幼児性から脱却すべきなのではないでしょうか。

2004 09 09 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.09.08

ついにBlogstar誕生か!?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。
笑わせんなヴォケが!」さんのご指摘を受けて、「BLOG of the Week」を改めて見直してみましたところ、「専業主婦の逆襲」さんのところで、本来「第10回BLOG of the Week」になるところが、「第9回BLOG of the Week」と誤って掲載されており、その後のカウントが一つずつずれておりました。申し訳ありません。お詫びし訂正させていたただきます。

 ところで、「笑わせんなヴォケが!」さんのそのトラックバックには、「それはともかく、blogstar(blogの世界から生まれた花形ブロガーを表わす言葉)とやらが生まれる契機になるのかどうか、今までに選出されたblogをまとめてヲチしに行くのもよろしいかもしれません。安定的に質の高い記事を発信し続けているところも幾つかありますからね」と書かれています。
 そう、そう、そうなんです。
 私は、そういうブロガーが輩出してくることを待ち望んでいるのです。
 そして、ですよ。
 じつは、ですよ。
 ひょっとすると、ついにBlogstarが誕生してしまうかもしれないのです。

 皆さんは、あの「木村剛とブロガーのオフサイド取引」を覚えていらっしゃいますか。今年3月31日にサッカーW杯アジア予選の日本対シンガポール戦を見ながら盛り上がった、ブログ史上に残るあの飲み会のことです。
 そして、そこで司会を務めたあの人。
 あの人を覚えていますか。
 その、あの人が、なんと9月13日(月)発売のAERAに登場してしまうというのです。
 ブログのスゴサを実感し、毎日体感しているあの人は、なんと、ブログを使ったプロモーションを大手日用品メーカーに提案。それで、なんと採用されてしまったというのです。サスガじゃありませんか。
 私は、彼がBlogstar第1号として、リアルワールドで大活躍することを応援したいと思っています。皆さんも、9月13日発売のAERAは買って読んであげてくださいね。

(追伸)「Kento!BLOG」さん、アニマル浜口の必殺技を思い出させていただき、ありがとうございました。エアプレン・スピン、とても懐かしい響きです。でもあの当時、「エアプレン・スピン→ブロック・バスターじゃ、カウントスリーは無理だよな」と思っていたのは、私だけでしょうか。

2004 09 08 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.08.05

ブログの心は仏心:give and give, then given

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「カトラッてる」の語源にもなった「カトラー」さんからのトラックバックは含蓄深いものが多いので、本当に毎回楽しみにしているのですが、7月31日にUPされた「『縁尋奇妙』時代のコミュニケーション戦略」もなかなかに唸らされる内容でした。

 タイトルにある「縁尋奇妙」というのは、久米繊維工業の久米信行社長が主宰しているメールのタイトルであり、「宝苑珠林(昔の仏教解説書)の『縁尋機妙』という言葉がもとになっていて、陽明学者の安岡正篤氏が、『よい縁は次から次へとよい縁を結んでくれる。だから人の縁を大切にしなければいけない』と説いていたもの」だそうです。
そして、そういう観点からみて、最も重要なツールがブログだというのです。久米氏は、「個人にとっての敷居の低さ、簡便さ、そしてネットワーク力の大きさなど、これまで存在した、どのコミュニケーションツールより『縁尋奇妙』にとって強力な武器になる」と言います。その心は、「ネットの世界のコミュニケーションは『give and take』ではなく、『give, and give, then given.』です」ということなのです。
 この「give and give, then given」という部分には、「なるほど!」と思わされました。その意味合いについて、「カトラー」さんが、以下のようにわかりやすく解説してくれています。

情報は、モノと違って、人に与えてもそのことでなくなりはしない、たんに広がるだけである。だから、与え続けることができる。与えて、与え続けて、気が付くと何かを与えられている。良い教師は、生徒を一生懸命に教えることを通じて、逆に生徒に教えられていることに気づくというが、ちょうどそうした関係に似ている。そして、情報の伝播やコミュニケーションの本質がこうした点にあると考えるなら、モノや資本が、それこそ「モノをいった」時代から、情報が主役になる世界においては、「give and take」から「give, and give, then given」の戦略に転換することが正しいといえるのかも知れない。ネット上におけるマーケティングの要諦もこうした戦略転換に求められるといってもよいだろう。

 ただし、そういうことだとすると、「カトラー」さんが「このことは、ボランティアやオープンソースなどオープンネットワーク型のビジネス戦略にも共通していえることだ」と指摘しているように、ブログ上における各種のアクションもその性質に見合ったものにしていく必要があります。

 

木村剛氏が「週刊!木村剛」のネットワークから、自然発生的なボランティアとして生まれた「公的年金タスクフォース」の取り組みについて、これまでとは異なる思考パラダイムが必要で、一般のビジネスのように「効率優先」で「排除の論理」を働かすのではなく、「ゆったり構えて」「異質な志向も受け入れる」ことが重要だと主張していた。こうした考えは、奇しくも久米さんのネットワーク対する考え方と相通じるものといえるだろう。

 もっとも、「カトラー」さんは最後に、「しかし、『give and give and given』を実践するのは、たやすいものではない。究極的には『仏の道』に通じるものであるから、むしろ困難の方が多いといってもよいだろう」と忠告してくれています。そうなんです。価値観の異なる意見を包容しながら建設的な道を模索していく「ポジティブ・コミュニケーション」は「仏の道」なんですね。
 日々精進、日々精進です。

2004 08 05 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.07.14

土曜日に「週刊!小松原営業部長」がスタートします!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「日曜日は楽しいドライブ」さんから「月刊!木村剛がそろそろ発売だ。どんな内容に仕上がっているのか非常に気になる・・」と気に病んでいただいていた「月刊!木村剛」が遂に今週創刊されました(パチパチパチ)。

 「カトラー」さんからは、「本邦初のブログ月刊誌として大いに期待したい(もちろん予約もしましたよ~)」とエールをいただき、「McDMaster」さんには、「ネットや blog、あるいはオープンソースといった手法は、リアルの世界に与える影響もけして小さくなく、そして、それはポジティブな方向性を持つことが大いに期待できるわけです。そうした意味で、『月刊!木村剛』がネットとリアルのカタリスト(触媒)として機能し、今までネットの場でしか発言(発現)する機会のなかった才能をリアルの場へと華々しくデビューさせることを強く望むものです」と強い期待を寄せていただいています。
 実際、「誰もがBlogstarになれる可能性を持っています」(by「志鬼朗の日記」さん)ということだと思うんですね。ただ、「専業主婦の逆襲」さんからは、「世の中のお金に関する庶民の知識・常識ってば『ブログ』の世界で活躍しとられる方に比べると雲泥の差ってくらい大きな隔たりがあるんよにゃ。その辺の事情を考慮に入れて、未来のBlogstar候補生の方には熱い激論をお願いしてーんっス!」というご要望もいただいているので、一般読者を意識した筆力が必要になってくるのかもしれません。そういう意味で、「Qawajiblog」さんが言うように「『本当に頭のいい人』がキムタケ氏の言うBlogstarなのではないか、と私は思うわけです」ということなのかもしれませんね。
 いずれにしても、感無量なところがありますねぇ・・・・・・と感慨に浸っていたら、「ひとこと」さんから、以下のトラックバックをいただきました。

 

僕が知る限り本誌は、”The Blog Media”から生まれた初めての書籍(雑誌)になるわけで、出来具合は未知数だと思っています。で、編集のスタイルや見せ方など、読者は様々な意見を持つことになると思いますし、実際に発売後は書籍を読んだ方の感想記事で溢れかえると思います。で。どうでしょう、木村さん。もしくはインフォバーンの方や、尾花様。Blogから始まったこの雑誌。Blogを使ってブラッシュアップしていってはいかがでしょうか。

で、何を提案したいの? 

 ・本誌に関する意見交換を主な目的としたトラックバック先記事となるエントリーを発売日前にアップする

 ・定期的に集まった意見を集約し、次の書籍のさらなる飛躍につなげる

イメージは、Blogを使ったオンライン会議、みたいな。コメントではなく、トラックバックを主体とした意見交換を定期的に行うことで、質の高い議論を行うことが出来るのではないでしょうか。

ご一考くださいませぇ!>木村様

 さぁ、モニタの前の皆さんも。まずはこの本を買って、その上でこれからも繰り広げられていく様々な議論に、Blogを通じて浅く、深く、さらっと、ずばっとかかわってみませんかー?キムタケさん界隈は、決して内輪なコミュニティではない(はず)ですので、勇気を持って一歩を踏み出してみることをおすすめしまーす!専門家に限らず、色んなレベルの意見が飛び交う活発なコミュニティって健全だと思うのですよ。だから、しり込みなんてしてると勿体無いですよ!時代の変わり目に僕らはいるんですから。是非!

 こういう建設的な提言をいただいて、「週刊!木村剛」が黙って手をこまねいているようなことができるはずがありません。趣旨は大賛成です。問題は具体的にどのようにやるか・・・・・・ということなんですね。

閃きました!!!

 弊社には、メディア戦略や出版戦略を統括している小松原一樹という営業部長がおりまして、この間、「週刊!尾花広報部長」が始まったのを横目で見て、ちょっぴり寂しそうにしておりました。どうも、自分もやりたかったようなんです。そこで、今週土曜日から「週刊!小松原営業部長(『月刊!木村剛』担当)」を立ち上げ、「月刊!木村剛」に関するあらゆるご意見やご要望を受け付けることにします。実際、彼は弊社における「月刊!木村剛」の責任者で、かつ、インフォバーンさんとの窓口でもありますから適任者だと思います。
 是非、是非、皆さまから多種多様なご意見やご要望をいただき、よりよい月刊誌に育てていきたいと祈念しておりますので、「週刊!小松原営業部長」に膨大なトラックバックをお寄せいただき、小松原営業部長をポジティブに困らせてやっていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

2004 07 14 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

2004.07.06

「月刊!木村剛」からBlogstarは誕生するか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。いよいよ「月刊!木村剛」の発刊がカウントダウン状態になってきました。「『月刊!木村剛』も当然予約した」と公言している「Ochanoko」さん、ありがとうございます。是非、お友だちにも予約を勧めてくださいネ(^^;)

 「fareaster」さんが「木村氏の秘めた野望が見えてきたと思います。まさにメディアとして社会に影響力を持たせようとしているのですね。そして、Blogという手段を使い、かつ『木村剛』というネームバリューも利用して、単なる市井のうごめきではなく、ある程度意識をせざるを得ない『世論』として育て上げよう、としているのだと思います」と指摘していたり、「ニッポン提言」さんが「月刊!木村剛」について「クオリティの高いコミュニティの強固な『核』を、紙メディアというより明確なかたちでアピールしていくことでコミュニティの求心力を維持、向上させようという意図なのではないかと…。いずれにしても、わたしとしては、このゴーログの新しい試みには非常に期待したいと思っています」と述べてくれていますが、私も、「『月刊!木村剛』というブログが紙媒体になることで、優秀な人材を発掘することとなれば、大きな反響を呼ぶ」(by「takka BLOG」さん)という展開になると面白いと思っています。
 「CHANNEL50%」さんが、「BLOG上では”ネガティブ・バトル”も可能ですが、自分のBLOGを仲介して発言する事で自分の発言に一定の責任が生まれ、建設的な会話”ポジティブ・コミュニケーション”が生まれる可能性があります。それは、ホームページのように難しい技術を必要とせず、自分の発言に責任を持つ場を手に入れられる事で、広範囲に”ポジティブ・コミュニケーション”を広められる可能性があるという意味で非常に魅力的なものであると自分も感じております」と書いておられますが、私もブログは「市民の意見を発現するツールの最右翼」(by「McDMaster」さん)という感じを持っていまして、今後の展開についても、「今までは単に見てもらうといった形から、Blogという新しい形が普及することで相互の関係性がより深いところで繋がることができるということに今までのメディアに比べ可能性を大いに秘めた媒体として、今後の広がりを期待せざるにはおられません」(by「志鬼朗の日記」さん)。
 「自給自足生活」さんが、「5年前までのネット社会は、理系のユートピアだったような気がします。それが、少しずつ文系に侵食され最近ではbolgというアイテムを得た文系の人々の比率が高まるにつれて、文系理系の壁を超えたコミュニケーションが活発化しています」と叙述しているように、このところのブログの広がりには目を見張るものがあります。例えば最近では、「エレログというサイトが政治家専門のブログサービスをスタートした」(by「GO GO MONKEY」さん)りしているんですから(もっとも、「Onethirty」さんが言っているように、「街頭演説を文字化しただけで、コミュニケーションを取ろうとしている記事は本当に極稀です」けどね ^^;)。
 それにブログって便利です。「無菌室育ち」さん(先日は「無菌育ち」とミスタイプしてしまい申し訳ありません)は、「『自分が知りたいこと』がはっきりしていると、ブログって役に立ちます。キムタケさんちに限らず、『ここには何かしら知らない面白いことが書いてあるぞ』と訪問して、トラックバックしているブログをたどって流れに乗っていくと、また別の新しい情報を拾うことができるようです」と書かれていますが、「まぁなんにせよ、私はブログを続けることで、日々色々な方から、膨大な『気づき』を与えていただいております」(by「珠丸」さん)とか、「なんというか、アンテナが増えた感じがしてます」(by「実践起業!成功への道」さん)という感覚は皆さん持っていらっしゃると思うんですね。
 そういう意味で、ブログは「洒落た現代の瓦版」なんだと思うんですが、瓦版が新聞に成長していったように、ブログが社会的に高く評価されるメディアになれるかどうかは、そのクオリティ次第だと思います。「ホームバードの独り言」さんからは、「まだまだプロの『新聞』に勝つことはできないのかもしれません。でも『ちりも積もれば山となる』ということばもあります。その日を信じて気長にまったりやっていきましょうや」とエールを贈っていただきましたが、私自身は、近い将来「新聞」がブログを無視できない時代がやってくるのではないかという予感を持っています。
 まあ、取り敢えずやれるところまでやってみましょうや(「ホームバードの独り言」調)。
 私は、「間違っていたら謝ればいい。誤謬をおそれず、良く考え、ガンガンそれを発表すればいいだろう。それしかない、今のところ。明日からの行動が直ぐに成功に結びつかなくても、次への経験になる」(by「blog JUNXION」)と割り切って具体的なアクションを起こしていきたいと考えています。
 「バイオティックレイヤード」さんは、「経済問題でも年金問題でも、少年犯罪の問題にしても、『昔は良かった(だから昔に戻って欲しい)』って言う人がいるような気がします。そういう人は、自分で考えることを放棄しているのだと思う。昔に戻ることなどできないのだから、少しずつでも、より良い方向へ向かって努力する方が建設的だ」と書いてくれていますが、正にそのとおりです。昔に戻ることなどできないのだから、私たちにできることは、1mでも1cmでも前進する努力をすることに尽きると思っています。
 例えばいま私は、ボランティアのブロガーたちと「公的年金タスクフォース」を組成して、ささやかな改革の試みを実行していますが、それで達成できることは全長1kmのうちの1cmに過ぎないのかもしれません。少なからぬ傍観者たちは、きっと「なんだ1cmじゃないか」と批判したり、「もっとウマイやり方があるんじゃないの」と揶揄したりするでしょう。それでも私は、その「1cm」こそに価値があると思っているのです。「1cm」がなかったら、「1km」なんてあり得ないのですから。
 「ビールを飲みながら考えてみた」さんからは、「いずれにしろ特異なネットワークに育った『ゴーログ』には、単純なジャーナリズムではなく、木村さんを中心とした『交流』の中で個人と全体がうまく調和し『新しいナレッジ』を生成する『場』として期待したいです!」と言っていただいていますが、これから既存メディア界に殴り込みをかける「月刊!木村剛」から、何人かの「Blogstar」(by「fareastar」さん)が飛び出していって、メディア界に新風を吹き込む「1cm」になれるとすれば私は本望です。


2004 07 06 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.28

ネガティブ・バトルからポジティブ・コミュニケーションへ

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「nisshi.jp」さんから、「木村氏のブログを見ていると、なるほど『blogとはコミュニティだ!』という感じがしてきて、非常に面白い」というコメントをいただいて本当にうれしく思いました。

 というのは、ネットの世界において私が目指しているのは、BBSにおいて頻発するネガティブ・バトルから、ブログが主導するポジティブ・コミュニケーションへという流れを創り出すことだからです。「ROM(read Only Member)よりもRTM(Read & Trackback Member)の方が面白い」(by「Heartfield」さん)という体験を多くの方々と共有して、多様な視点や建設的な批判を包含しながらも共感する場をもつコミュニティをネット上に創ってみたいのです。ブログというメディアは、「発信が情報共有に留まらず、更に良質なFBの循環ループを生むところがなんと言っても魅力的です」(by「IGNiTION」さん)からネ。
 そういうブログの魅力については、「Ne.'s BLOG」さんがアメリカとの対比などを踏まえた上で熱心に書き込んでくれています。以下にほぼ全文をご紹介しましょう。
 

BLOGが出始めた頃には、「日本においてBLOGは目新しいものではなく、大騒ぎするほどのものではない」という議論もありました。しかし、BLOGの本当の凄さは……誰でも簡単に更新ができ、しかも、いとも簡単に他のBLOGへのリンクが張る事ができる共通のシステム(ルール)にあります。(このシステム化こそがアメリカの最も得意とするところです)

 それまでは、ホームページ作成ソフトやHTMLの知識が必要だった事が、それらの知識が全く不要のままに、同じ事が実現できるようになりました。この便利さは実際にBLOGを始めてみて実感できました。その効果は、現在の爆発的に増えたBLOGの数を見れば明らかです。Webを通じて不特定多数の相手とコミュニケーションを図る事がより一層簡単になりました。

 しかし、日本においてもBLOGが爆発的に普及するに至って再び日本とアメリカの差が現れてきました。それは「日本人がちゃんとした議論が下手だ」という事です。日本人の言う「議論」というものがどんなものかは、ディベートについて学んだアメリカの小学生にさえ鼻で笑われそうな、典型的な「詭弁」をあろう事か国民に向かって平気で使う政治家さんや、事実と意見の切り分けという報道の基本中の基本すら守れていない(むしろ意図的に混在させている)マスコミ家さんの報道を見れば良く分かると思います。そんな議論下手な日本人が、アメリカのようにBLOGを通じで議論を交わし、BLOGを第三のメディアと呼ばれるまでの場に育て上げる事ができるのか、私は疑問に思っていました。

 しかし、最近のBLOGの流れを見ていると、テレビに映る日本に失望しそうになる支離滅裂な議論や公正さを感じない意図を持った報道とは全く違った、建設的な意見交換ができている流れがある事に気付きました。

その流れの中心にあるBLOG、それが今のゴーログです。

 今までも日本にはちゃんとした意見交換がしたいというニーズはあったと思うのです。その表れの一つが、斜に構え一見不真面目を装いながらも案外真面目に議論が行われている2chではないかと思うのです。しかし、2chではその匿名性から、言い捨ての言葉が中心であり、ある程度以上真剣な議論には発展し得ませんでした。

 一方で、BLOGを用いたコミュニケーションであれば、発言者には発言者のBLOGという、その人の人間性を証明する背景があります。BLOGが背景にあればたとえ匿名であっても、その人の言葉の軌跡であるBLOG(まさにLOG)があれば、ちゃんとした議論は可能です。(むしろ初対面で背景を全く知らない相手との対面コミュニケーションよりもやりやすいくらいです)そして、そのBLOGは簡単に誰でも始める事ができる。BLOGの出現により、日本でもWeb上でちゃんとした意見交換をするための土台はできていました。しかし、それだけでは不十分でした。

 そこに現れたのがゴーログ。

 書いている人の実名も背景も分かる信頼できる人のBLOGである事。毎日新しい記事が発表される事。そして、トラックバックを行った相手に対する真摯な態度でのコメント。意見交換の核となる場所になるには十分でした。この人ならば、自分の考えをぶつけても大丈夫だ。信用できる。そう思えるBLOGなのです。かくして、ゴーログを中心にBLOGでの意見交換の流れができ始めました。

 議論下手と言われる日本人が、BLOGを通じて正しい議論を実践的に身に付け、日本人のコミュニケーションスキルが向上すれば、この国はきっと良くなる。BLOGはそんな日本大復活の可能性を、私はゴーログとゴーログに集まる方々のBLOGに感じました。 今の日本の閉塞感を打破するのは、さらにはこれからの歴史を動かすのは、BLOGにおける意見交換がきっかけになるのではないか、と私は思うのです。

 「週刊!木村剛」が「歴史を動かす」というところまでの機能を果たせるかどうかについては自信がありませんが、「ちゃんとした意見交換ができる場」にはしていきたいと思っています。そのためには、「週刊!木村剛」を核としたブログ・コミュニティが、
(1)自分と異なる意見を排除せず、建設的な批判であれば受け容れる度量をもつこと、
(2)批判する場合は、説得的な論拠を示すほか、代替案を示すなど建設的に行うこと、
(3)意見と人格を同一視することなく、いつ如何なる場合も人格攻撃を行わないこと、
 という最低限のディスカッション・マナーを身につけていかなければならないとも思っています。「PurpleMoon」さんは、「政治家の跡取り息子でもなんでもない、普通の若い人が、政治団体の会員集めなんかにわずらわされること無く、あくまで『民間』の『一市民』の立場のままで、政治経済の問題について、お昼休みや帰宅後に気軽に読んで、気軽に自分の意見を書いて、気軽に参加できる。そんな場として、『週刊!木村剛』とその雑誌に期待しています」という意見を寄せていただきましたが、そういう場にしていくことが私の目標の一つでもあります。
 「IGNiTION」さんからも、「数年前に、村上龍さんがメルマガを新たなメディアと捉え、“JMM(Japan Mail Media)”を創刊し、コンテンツの出版を展開。経済問題や社会問題、政治問題に一石を投じてきましたが、ならばキムタケさんはBlogを新たなメディアと捉えた“JBM(Japan Blog Media)”をこれから世に問うわけで、(^^ これは楽しみ!ぜひ、Blogソサエティのハブになっていただければと期待します!(^^/」と言っていただいているので、頑張ってみたいと思います。

 もっとも、「nisshi.jp」さんから、「それはいいことだけだとは限らなくて、コミュニティの親密度が上がれば上がるほど『内輪ネタ』化して外部から入り込みにくくなるという欠点もある。私も最初のうちは何が行われているのかイマイチよく分からず…。その後もちょくちょく見ているうちはいいのだけれど。しばらく目を離すとなんだかよく分からなくなっていたりする」というご指摘もいただいたほか、「enter sandman」さんからも「ここ最近からみ始めた人はわかんないしね。ここしか通じない用語や経済、金融用語もあるからなあ…」というコメントをいただきました。
 これに対しては、「確かに更新頻度も高くなっているし、そのとおりかも」と思い至った次第です。そういう方々のことを考えると、「笑わせんなヴォケが!」さんによる「関連用語集」の偉業は本当に「偉業」ですね。今後ともお仕事に悪影響を及ぼさない範囲内で精一杯(!?)やっていただけると幸甚です。
 特に昨日から「週刊!尾花広報部長」もスタートしましたから、ますます詳細な「関連用語集」が必要になりそうです。「珠丸」さんは「なんとなくそんなことになる予感はしていたんですよね―」と感想を述べていらっしゃいますが、じつは「週刊!尾花広報部長」の仕掛け人は尾花広報部長も書いていますが、「29man」さんと「レビューのとらお」さんでした。「くびったけじゃないもん」さんからも「大歓迎」と言っていただいておりますので、今後は「KFi株式会社は社員総出でBlog出演」(by「チップを弾むから」さん)という構想を練ってみましょう(・・・・とも一瞬思いましたが、やっぱり「本業をしっかりやれ!」とハッパを掛けることにしました ^^;)。

(追伸)「ビールを飲みながら考えてみた」さんからご指摘をいただきましたが、現在、フィナンシャル ジャパン ONLINEにおいて、 公開討論会に向けてのアンケートをとっています。ご協力をいただけると幸いです。

2004 06 28 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.26

「週刊!木村剛」に関連用語集が誕生![BLOG of the Week]

 皆さん、こんにちは。木村剛です。毎週土曜日は、トラックバックしていただいた方々を中心に、私が独断と偏見でお気に入りのブログを毎週一つ選んでご紹介する「BLOG of the Week」の日です。第8回「BLOG of the Week」において私が選んだのは、「笑わせんなヴォケが!」さんの「週刊!木村剛 関連用語集のつかいかた」です。
 はっきり言って、感動しました。こんなもの(?!)を作ってくださる殊勝な方がいらっしゃるなんて(ウルウル、涙目)。 要するに、わが「週刊!木村剛」に関する210を越える「用語集」を作ってしまわれたのです。この偉業を「BLOG of the Week」に選出せずして、他に何を選べと言うのでしょうか。

 そこで本日は、「笑わせんなヴォケが!」さんの「週刊!木村剛 関連用語集のつかいかた」をご紹介すると同時に、「週刊!木村剛 関連用語集」から、私のお気に入りの部分を抜粋してご紹介いたします。それでは、お楽しみください。

週刊!木村剛 関連用語集の使い方

 週刊アスキー別冊(blog特集誌)の編集部をして「間違いなく最も熱い有名人ブログ」と言わしめた「週刊!木村剛」。また、したらば社長の古川氏(けんすう)による有名人blogの格付けにおいても最高位を獲得しています。……とはいえ週刊という名称ながらほぼ毎日更新し、開設から半年近くを経てそのエントリーの数は百を越えており、しかも各記事の分量が多く専門分野に話題が及ぶものが少なくないため、読み解くのもなかなか大変になってきているように見えます。……そこでとりあえず木村剛初心者(?)の皆様には、用語集の中から関心のある分野やすでに予備知識のある分野に関わる用語を見つけて、【Go 年月日】のリンクを踏んで実際の記事を読んでみることをおすすめします。……

BLOG of the Week  週刊!木村剛で土曜日に行なわれる催し。週刊!木村剛の記事にトラックバックしたblogの中から木村氏の独断と偏見でお気に入りを一つ選んで紹介するというもの。

blog原体験  木村氏のblog的な双方向型のやりとりの体験は、竹中チームでの活動時までさかのぼるという。 【Go 2004.03.06】

オールバック  髪を後ろにすく木村氏の髪型。

男は顔ではない  木村氏の信念である。 【Go 2004.02.25】

格闘技  木村氏の嗜好の一つ。 【Go 2004.03.11】

カトラッてる  木村氏を唸らせるほどの文章力であること。第5回「BLOG of the Week」に選ばれたカトラーに因んでいる。 http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/ (カトラー:katolerのマーケティング言論) 【Go 2004.06.05】

かめはめ波 (-は)  鳥山明『ドラゴンボール』に登場する気功のような技の名前。転じて、週刊!木村剛の記事にトラックバックして意見を表明したblogに対して、木村氏がトラックバックを返しつつ回答を行なうこと。 【Go 2004.04.22】 【Go 2004.04.28】

かめはめ率  あるblogからの1回のトラックバックに対して、木村氏が何回かめはめ波を行なったかという割合を表わす数値。これが高いほど言及可能性の高い意見を表明しているといえる。

キムタケ  木村氏の愛称。SMAP(スマップ)所属の芸能人キムタクこと木村拓哉の愛称のもじり。

木村剛とブロガーのオフサイド取引  2004年3月31日に行なわれた集い。サッカー日本代表のシンガポールとの試合を木村氏と共に観戦した。 【Go 2004.03.15】 【Go 2004.03.29】

逆かめはめ波 (ぎゃく-は)  木村氏より大物と思われるブロガーが週刊!木村剛に対してトラックバックを行なうこと。→ かめはめ波 【Go 2004.05.10】

月刊!木村剛  週刊!木村剛の雑誌版としてインフォバーン社から刊行が予定されている。当初は隔月刊となる。 http://www.infobahn.co.jp/ (インフォバーン社) 【Go 2004.04.20】 【Go 2004.05.12】 【Go 2004.06.01】

ゴーちゃん  親しい間柄での木村氏の愛称。→ ミドルネーム 【Go 2004.02.28】

ゴーログ (Go-log)  週刊!木村剛の愛称。ここで月曜日から木曜日までに掲げられる通常の記事のことも指す。 【Go 2004.03.01】

ゴーログ効果  週刊!木村剛の記事にトラックバックを行なうとblogへの訪問者を効率的に増やすことができるという現象。 【Go 2004.04.13】

ゴーログ交流会  週刊!木村剛の愛好者たちの集い。 【Go 2004.04.19】

ゴーログトラックバック大賞  2004年6月末に予定されている懸賞。受賞者には木村氏のサイン本10冊が贈呈される。

ゴーログポイント (Go-log point)  トラックバックランキングを決めるための数値。glpと略す。トラックバックの場合は回数そのまま,かめはめ波の場合は回数の2倍,かめはめ率の場合は上位10位以内にのみ順位に応じて付与される。 【Go 2004.04.12】

ココログ  @niftyによって提供されるblogの役務。週刊!木村剛はココログの目玉となっている。 http://www.cocolog-nifty.com/ (ココログ) 【Go 2004.06.08】

コラム (column)  週刊!木村剛で金曜日に提供される長文記事。

サイン本  木村氏に頼めば著書に署名してもらえる。 【Go 2004.03.02】

サッカー (soccer)  木村氏の得意な競技。少年サッカーでは全国大会への出場も経験している。 【Go 2004.02.28】 【Go 2004.03.10】

週刊!木村剛 (2004.2.4-)  木村氏がココログを利用して営むblog。ゴーログという愛称がある。 http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/ (週刊!木村剛)

スター誕生  往年の芸能オーディション番組。これに倣って週刊!木村剛には、優れたブロガーたちが世に出る手助けをする機能を担おうという考えがある。 【Go 2004.06.10】

ツッコマビリティ  突っ込みとアビリティ(ability)からの造語。脇が甘いようにみえる論理をそれとなく紛れ込ませておくことによって、議論を喚起する効果を期待できること。俗に釣りとも言われる。 【Go 2004.05.17】

トラックバックランキング  週刊!木村剛で日曜日に行なわれる催し。 【Go 2004.04.12】 【Go 2004.06.02】

日刊!木村剛  週刊!木村剛が1日1度の更新を実現するようになったことを表わした言葉。 【Go 2004.06.02】

日本オールバック党  木村剛とブロガーのオフサイド取引において旗揚げされた団体。 【Go 2004.03.29】

日本ゴーログ党  木村氏の政治活動を期待する支持者から提案のあった政党名。 【Go 2004.06.12】

飲み友達  木村氏は一緒に酒を飲む関係を歓迎している。ただし、飲み会に参加したブロガーにはblogでの報告が義務付けられている。 【Go 2004.02.28】

批判  木村氏の言説への批判は木村氏本人に対して行なわれることを希望している。 【Go 2004.05.10】

フィナンシャル ジャパン  毎週水曜日に配信される木村氏のメールマガジン。まぐまぐ!で申し込める。ID:0000115938。 http://www.mag2.com/ (まぐまぐ!)

フィナンシャル ジャパン ONLINE  gooで連載される木村剛の金融・経済記事。 http://bb.goo.ne.jp/special/kfi/ (フィナンシャル ジャパン ONLINE)

ミドルネーム (middle name)  木村氏の英語の名刺には発音の便宜から Go というミドルネーム(剛の音読み)があり、これがゴーログの由来になっている。 【Go 2004.04.08】

メディア (media)  情報を伝える媒体のこと。週刊!木村剛ではメディアとしてのblogの役割に注目している。 【Go 2004.05.26】

野望  木村氏いわく、週刊!木村剛をblog版のスター誕生として確立するのが野望だという。 【Go 2004.06.10】

笑わせんなヴォケが!  週刊!木村剛の用語集を提供するblog。 http://annai.2log.net/aavideo001/ (笑わせんなヴォケが!)

2004 06 26 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 22. BLOG of the Week] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.24

トラックバックはお気軽にお気楽に

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ブログの面白さって、普通だったらまず出会わないような人たち――例えば、「腐女子」さんとか――とダイレクトに会話ができるようになるということですよね。例えば、「philosophical」さんからは、「これまでインターネットでは技術系の知識人が目立っていたと勝手に感じています。実際には他分野の知識人も情報発信はしていましたが、私のような技術オタにはなかなかその情報に触れる機会が無かったのです。私がまさか木村剛さんという人について興味を持つとはって感じです^^;」というお便りをいただいていますし、「おごれる者は久しからず」さんからは、格闘技つながりで、「木村氏にやられた。この人も格闘ファンだったとは。センエツながらトラックバック」というのをいただきました。

 こういう未知との遭遇(?!)がブログの醍醐味なんですよね。
 だから、ためらわないで、バシバシとトラックバックしてほしいんです。「Heartfield Blog」さんなんかは、「まさか僕が木村さんにトラックバックをすることになろうとは。いや、すいません、トラックバックするほどの記事ではないのはもちろん承知してますが、最初で最後ということで。いつもよりトラックバックも少ないようですし…明日から一読者に戻りますので」なんて謙遜していらっしゃいますが、そんなことないですよ。ROM(Read Only Member)じゃなくて、RTM(Read & Trackback Member)になってくださいヨ。トラックバックなんて、軽いノリとその場の閃きでドンドンやってくれればいいんです。何はともあれ、まずはコミュニケーションからですから……。
 「チップを弾むから」さんも「こんなユルユルTバックもありなのか?」と多少心配していらっしゃいますが、ありです、ありです、大ありです。誹謗中傷や罵詈雑言には辟易としますけれど、ポジティブなコミュニケーションを求めるものであれば、どんなトラックバックだってOKです。私自身、毎日、皆さんからのトラックバックを読むのが楽しみなんですから。ポストに友人からの手紙が入っていたときの嬉しさってヤツなんですね。だから、「俺的成功物語」さんが「木村氏が今回何と格闘技について熱くココログで語っているので、同じ格闘技ファンとしてトラックバックせずにはいられませんでした(笑)」というノリでいいんです。そういうトラックバックって本当に嬉しいものです。
 「Ochanoko」さんは、何と「初トラックバックは、『週刊!木村剛』」と決めていただいていたみたいで、感激です。そこでお返しに、初「かめはめ波」をお送りいたしますので、受け取ってください……とか何とか言って、もう3回目じゃないですか(^^;)。まぁ、いずれにしても、ポジティブなコミュニケーションを楽しめればいいんだと思うんです。私は、「週刊!木村剛」と「月刊!木村剛」をそういうポジティブ・コミュニケーションの場にしたいと願っているんですね。

 さて、皆さまとのポジティブ・コミュニケーションのおかげで、「月刊!木村剛」は7月12日にめでたく創刊する運びとなりました。左上の赤いバナーをクリックしていただくと購読予約ができるようになっておりますので、「公的年金タスクフォース」へのカンパまではどうも……という方、是非、「月刊!木村剛」を購読予約することで、ご支援をお願いできれば幸いです(^^;)。「珠丸」さん、「くびったけじゃないもん」さん、すでに購読予約をしていただいたようで、ありがとうございます。
 なお、7月26日に開催する公的年金に関する公開討論会(河野太郎自民党議員vs古川元久民主党議員)につきましては、広い会場を押さえる場合には、会場費を賄うために3000円前後の参加料を徴収せざるを得ません。じつは、「費用を払ってでも参加したい」という方がどれくらいいらっしゃるのか読み切れず、苦悩しております。現在、尾花広報部長が予算組みをしておりますが、参加をご希望する方はこのゴーログにトラックバックするか、尾花広報部長宛てにEメール(obanan@kfikk.co.jp)を送付して参加を表明していただけると幸いです。参加希望者が少ない場合であっても、KFiクラブにて討論会を行った上で、その模様を「フィナンシャル ジャパン ONLINE」にて皆さまにご提供いたしますのでご心配なく。

(追伸)最近一部で人気急上昇中の尾花広報部長が、今度の日曜日から、「週刊!木村剛」の向こうを張って、「週刊!尾花広報部長」のコーナーを始めると言って息巻いています。ということで、これからは毎日曜日は、「トラックバックランキング」と「週刊!尾花広報部長」の2本立てでお楽しみください。どうぞよろしく。

2004 06 24 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.10

ブログで「スター誕生」は復活するか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「月刊!木村剛」の創刊準備が着々と進んできています。皆さんのところには、インフォバーンさんの方からお尋ねがあったでしょうか。連載の中には、「ゴーログ」が漫画化されるコーナーもあるというから驚きです。「Qawajiblog」さんには「『出版』ではなく『創刊』ということに多少驚き、そして実物を手に取るのが楽しみです」と言っていただきましたが、私も出来上がりをみるのが本当に楽しみになってきました。

 しかし最近、皆さんからのトラックバックの内容を読んでいると、私がこれから言わんとすることを予測し切っている鋭いものが多いので困って(?)います。例えば「Hiroette」さんは、「月刊!木村剛」の創刊について、以下のように指摘してくれています。

 私はキムタケさんの大いなる野望を感じたのです。みなさんはもうとっくのとうに気づいているのかもしれないけど、私は遅まきながらやっとそのことに気づいたのです。キムタケさんは「年金改革に対してマスコミの報道はやっぱり限界があるのかも、そうしたらブログをメディアにするしかない」と思われたんですね。 そして、ブログを読まないネットをそこまで熱心にやらない人たちにもここで交わされている年金議論を本にすることによってより多くの人の目に触れさせようという意図があったのですね。木村剛という著者名が載った書籍なら、きっと多くの人が手に取るはずですから。本になれば、ブログを見に来ないような従来のビジネスマン系とかエスタブリッシュメント層の木村剛読者も手に取るはずですからね。

 ドキッ、ドキドキッ……(秘めた野望を言い当てられて、鼓動が高まっています)。ちなみに、「これを機に、Blogが一つのメディアとして注目されるようになって欲しいと思います。『THE BLOG MEDIA』ってやつですね」と期待を込めている「ひとこと」さんからは、「Blogは検索に引っかかりやすいつくりになっているので検索の上位にBlogから発信された情報が連なる。色んな確度から検討をおこなっているサイトがいくつもあり、情報が有機的につながっている。そのため、あるBlogを参照すればその話題について網羅的に把握することができるという可能性を持っている。今まで以上に情報間の連携が取られやすくなっているというのは、やはり魅力的なメディアですよね」との指摘を受けた後で、「木村さんのような”有名人”が主催しているサイトが、情報の一次とりまとめをやる。木村さんが、その情報(TB)量にパンクしない限りはものすごく理想的な流れがゴーログ周辺には出来つつあるように思います」と状況解説をしていただきました。

 ドキッ、ドキドキッ……。
 仕方ない。白状しましょう。
 そう、私は野望を抱いているのです。
 じつは、「月刊!木村剛」を「ブログのスタ誕」にしたい、という大それた野望を持っているのです。「スタ誕」って分かりますかねぇ。私と同世代の方だと、「ああ、懐かしい響きだ」なんて感じていただけると思うのですが、「スタ誕」とは、永遠のアイドル歌手・山口百恵などを輩出した伝説のオーディション番組「スター誕生!」のことです。歌手を志す女の子たちが数々の試練を潜り抜けて、最後にプロダクションから指名を受けて、プロの歌手になるチャンスを勝ち取るまでのプロセスを同時進行的に描き出していました。最近の例で言えば、「モーニング娘。」や「CHEMISTRY」を産んだ「ASAYAN」の原型になった番組でもあります。要するに私は、

「月刊!木村剛」が素敵なブロガーたちを紹介する
     ↓
ブロガーの文章を読んだ人々がそのブロガーのファンになる
     ↓
ブロガーがカミングアウトして、実社会で大活躍する

 という一つの流れを「月刊!木村剛」で確立してみたいという野望を持っているんですね。そのあたりを「McDMaster」さんは、「全ての市民の中でネットを利用している人、さらにその中で blog を利用している人というくくりを考えたとき、未だそれは『マス』たり得る規模を持っていないと考えます。それが『マス』に向けて解き放たれる(英語では unleash という表現を使います)手段こそが『月刊!木村剛』だと思うのです」と指摘してくれていますが、「月刊!木村剛」が、ネットの世界を「マス」に向けて解き放つとともに、ブロガーにとって「スタ誕」のマザーシップという機能を果たせるようになれば、これまでサブカル的に扱われがちだったネットの世界とリアルの社会との垣根を低くできる。そうなれば、ネットの世界とリアルの社会の間でポジティブな相乗効果を期待できるんじゃないかと夢想しているのです。要するに、「くりおね」さんが言っているように、「紙媒体に親しんでいる人たちにブログ的世界を体験してもらうという、一種のパラダイムシフトを促す可能性がある」と感じているのです。
 創刊号からいきなりその野望が実現できるような作りになるとはさすがに思ってはいませんが、そういう野望というか、大いなる夢を抱きながら、「月刊!木村剛」を隔月で発行していきたいと思っています。でも、いつまで続くかなぁ……(^^;;)大汗。リアルな社会でunleashし続けるためには結構コストがかかりますからね……。

 でも、もしも、万が一、そういう流れを作ることができたなら、「“サロン化”してしまった」(by「fareaster」さん)わが国の報道メディアも変わってくるかもしれません。「周辺領域・別館」さんが指摘しているように「オタクがインターネットに群がった結果、……これまで知識人だと思っていたメディア側にいる人たちも、実は玉石混交であり、本や新聞に書いてあることを鵜呑みにしててはいかんということが誰の目にも明らかになってきた」だけに、ブログがメディア化してステータスが上がってくれば、報道メディアも少しは危機感を覚えて勉強するようになるでしょう。「Webデザイン備忘録」さんが村上龍氏の発言を紹介してくれていますが、いつまでも、「無知な国民の皆さんに、私が取ってきた貴重な情報を教えてあげます」というスタンスでは、読者に見離されてしまうでしょうね。
 そうなれば、「高嶺の花にくびったけ」さんが言及しているように、政治に対してもかなりのインパクトを与えることができるかもしれません。「情報の分析・意思の組み立てを阻害する利害関係から自由であるということは、ウェブログの大きなメリットだと確信しています。コストがゼロというわけにはいかなくても、大きな屋台骨を維持しなければならない経済的制約を背負った報道機関にくらべて自由度は格段に高いわけです。これまでの選挙運動では印刷代その他運動にかかる膨大な経費を懸けてようやく一部の有権者が候補者の顔や年齢そして特徴のない意見を知ることができる程度です。ウェブログならもっと深く考えを知ることもできるし、トラックバックやコメントで質問や意見も出来ます。コミュニケーションを通じて候補者の値踏みもできます。そうなれば、自信をもって投票に行けますね。もし木村剛氏が参院選挙に出たら、選挙カーに乗らずに当選できるかもしれません。一日中ウェブログを書いてトラックバックするのが選挙運動だったりする可能性もあると思います」という推察が、夢想であるとは思えないのです。そして「高嶺の花にくびったけ」さんは、こう指摘しています。

カネでは言うことを聞かない自由人が政治家の何割かを占めるようになったら、何かが大きく変わりだすような気がするのです。ブログという『たかが道具』でこれまで報道と政治を捻じ曲げてきた経済的制約が吹き飛んでしまったなら、きっと面白い未来が見えてくるのではないかと楽しみにしているのです。2チャンネルあたりの一部のオタクがウェブログについて語ってるような低い次元では説明できない大きな可能性を感じています。

 私も「ブログ」には大きな可能性を感じています。何と言ったって、「官僚や大企業と果敢に戦う木村先生と場末の競馬ヲタクの繋がりができるのですから、ブログ恐るべしという感じ」(by「血統徒然」さん)ではないですか。そして、そういう双方向のコミュニケーションの中で、私は「週刊!木村剛」を「The BLOG MEDIA」と呼称しても恥ずかしくないような存在にしてみたいと思っているのです。
 「CHANNEL50%」さんからも、「ネット上でのジャーナリズムの重要性はブログの登場がきっかけで変わるかもしれないと予感させますね。Winnyじゃありませんが、そういった流れを後押ししてくれるコンテンツか何かが早く現れないかなぁと思ってます。「月刊!木村剛」がそういった役割を担えればいいですね」と言っていただいておりますので、皆さん、「月刊!木村剛」が創刊されたら、「enter sandman」さんが言っているように「地元の国会議員の先生方に読ませ」てやってください。「浪花節で一途雰囲気がブログに現れているから、目が離せない」(by「Tinkle-Tinkle」さん)「週刊!木村剛」をこれからもよろしくお願いします。

2004 06 10 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.08

ココログユーザーは100万人!?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。6月3日のゴーログ「情報価値が変化する時代に、ブログはどういう役割を果たすか?」において、ブログの将来について述べてみましたが、ブログはこれまでのネットメディアとはどう異なると考えればよいのでしょうか。

 その点について「McDMaster」さんは、「今までのオンラインコミュニティは、掲示板(BBS)、あるいはメーリングリスト(ML)を介して交流が行われ、それがときとして『オフ会』というオフラインコミュニティに結びつくケースがほとんどでした。しかし、BBSやMLの発言は、ややもすると投げやりなショートコメントの応酬や、意見の相違に端を発する罵り合いとなり、そうした経緯を経てコミュニティじたいが萎縮してしまうことが多々ありました。……一方、blogの場合は、『トラックバック』という手法を用い、元の記事にリンクを張りつつも自らがさらなるクリエイティビティと共にモチベーションを産み出す効果をももたらしています」と指摘しています。
 そのあたりを「笑わせんなヴォケが!」さんは、「筆力を有する一握りのbloggerが面白い記事を提供することで、その他のblogは本来情報の発信拠点にも関わらず一種の消費者(役務の受領者)のように機能する」と表現していますね。これは、いわゆる「ゴーログ効果」ということでしょうか。「ビールを飲みながら考えてみた」さんは、「FMラジオやMTVのノリですよね」と喩えてくれました。この間、「日本全国・見たいもんはみたいぞの会」さんに教えていただいたのですが、おかげ様で「週刊!木村剛」はココログの中で「cocolog-nifty.com」の19%に次いで第2位の4%のシェアを獲得しているようです(第3位は古河建純社長のブログと「help.cocolog-nifty.com」の2%)。

 また「カトラー」さんは、「ブログがこれまでのネットメディアと異なるのは、どんな点だろう。さまざまな人がこのことについてコメントしているが、私は第一には、ブログを運営する個人に高い情報発信能力が求められる点だと考えている。そしてその個人のメッセージが、トラックバックやコメントの仕組みによって連携していくことで、情報の発信者や受け手にコミュニケーションや連帯感が生まれてくる点も重要である」と興味深いコメントをしています。確かに、高い情報発信能力を持つ個人がブログ上に増えてくれば、「読む側からすれば、素材を追っかけるより、ちゃんとしたおいしい料理を求めるほうがてっとりばやいのです。……これからのマスコミはニュースを作ってくれる人をみるんじゃなくって、RSSリーダーのような役目――『思考』を作ってくれる人を追いかけ、『思考』の生産地を見つける――が必要なのではないでしょうか」という「KOu」さんの予言が現実のものとなってくるような気がします。

 そういう意味で、「よみがえれ!バサラの精神」さんが指摘しているように、「毛沢東が若かりし頃、宣伝に使用したメディアは壁新聞でした。わが日本でも、かの有名な 二条河原の落首にて、時の権力者を批判した。ブログは壁新聞や、落首に近い」という政治的な側面も無視できないところではないかと思います。オピニオンを発信するコミュニケーションツールとして、ブログはかなりの威力を持っているからです。
 誰でも簡単に自分の新聞を発行することが出来る――それが、ブログの世界です。誰でもマスメディアになれる可能性を持っている――それがブログの世界観です。したがって、壁新聞や落首という政治的な利用においても重要な役割を果たし得るでしょう。
 もっとも、「ogil.net/blog」さんが忠告しているように「政治家、メディア、個人。だれでもいい。どこからでもいい。そろそろ全批判ではなく自分の理想を目指した建設的な議論をできる人に注目するようにしよう。それが生まれるのは確かにBlogからかもしれない。だが、個々人が信念を持たない限り既存のマスメディアから進化することはできないだろう」という点も忘れてはならないでしょうが……。
 いずれにしても、ブログが卓越したコミュニケーションツールであるという特性からすれば、オピニオンの発信やマスメディア化、あるいは政治的な利用という展開は、自然に予想できる範囲内と言えるでしょうね。

 ただし、コミュニケーションツールという側面や、オピニオンの発信・政治的な利用というだけにとどまらず、もうひとつ忘れてはならない視点が「ブログ」にはあるような気がします。それは、ブログとビジネスの関わり合いという点です。
 いまはまだ黎明期ですから、BBSやMLというネットメディアとは違う、ビジネスへの展開という道筋がはっきりと見えてはきているわけではありませんが、「McDMaster」さんは「blogがどれくらいビジネスに応用の利くものかは未だ掴みかねる部分がありますが、その可能性は無限に近いくらいありそうです」と予感していますし、それに関して「KOu」さんは、「速さ追求よりも良質思考の方が儲かるのではないでしょうか」と示唆してくれています。
 ちなみに、「IGNiTION」さんも、「法人各社がBlogの特質・価値をどう使いこなすかは注目じゃないですかね。(他人事じゃないけど(^^ )いまのところ、KFi・木村剛氏の「週刊!木村剛」がもっともうまくハマッているように思います(“オピニオンメディア”という特性はあるけど)。対コンシューマー、対クライアント用の導入はまだあまり見ないので、面白いところかと。僕自身、色々使ってみたい方法論があるので、自身+周囲の企業と目的に合わせてトライしていこうと考えてます」と述べて、これからのトライアルに期待を込めているところです。
 ちなみに、この間、ニフティの古河建純社長とランチしながらお話ししていましたら、そういうビジネスユースへの展開に期待を込めて語っていらっしゃいました。古河社長によれば、取り敢えず(?)のココログユーザーの目標は100万人(!)ということのようですから、確かにそうなるとすれば、ビジネスユースへの展開が十分に期待できるマーケットになっているはず。私も、ニフティによるブログビジネスの展開に注目していきたいと思います。ココログ、頑張れ!

(追伸)「くりおね あくえりあむ」さん、電車男の話、教えていただいて有難うございました。感動しました。ただ、はまり込んで、アポの時間にもう少しで遅れてしまいそうでした(^^;) やっぱり人間って、ポジティブなコミュニケーションを求めているんですね。

2004 06 08 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.02

「日刊!木村剛」計画発覚!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「血統徒然」さんから「カメハメハと木村先生って関係ありだな」と指摘され、日本ダービーに出場する「キングカメハメハ」という競走馬がいることを知りました(すいません、私、競馬は全くの素人なんです)。「かめはめ波」と「キングカメハメハ」ですか(^^;)そう言えば、「McDMaster」さんからも「中距離実績でカメハメハ/NHKマイルC」というツッコミがありましたね。キングカメハメハの健闘に「かめはめ波」を送りたいと思います。

 などと書きながら、念のためにネットでチェックしてみると、なんと第71回日本ダービーが5月30日、東京競馬場で行われて、キングカメハメハ(安藤勝己騎乗)が2分23秒3のレコードで優勝したというではありませんか。これも「ゴーログ効果」か!(そんなわけないって)
 「ゴーログのかめはめ波を期待するということで、三連複 5-6-12(五ー六のカメハメハという苦しいダジャレ)を少しだけ買っておきます」と書き込んでいただいていた「血統徒然」さんは、日本ダービーで儲けられたのでしょうか?  「McDMaster」さんは単勝一点買いでボロ儲け(?)したようです。お知り合いの皆さま、おごってもらいましょう。
 それにしても、日曜日に「日本ダービー」みたいなイベントがあると盛り上がりますよね。う~む~、そういう意味では、「週刊!木村剛」には日曜日のUPがありません。困ったなあ。困った。何かないかなあ……。「ゴーログ」と言えば、「トラックバック」。「トラックバック」と言えば、「かめはめ波」。「かめはめ波」と言えば、何と言っても、「トラックバックランキング」ですな。
 そう言えば、5月7日のゴーログ「第2回トラックバックランキング発表!」において、「今後も尾花広報部長の御機嫌をうかがいながら、定期的にトラックバックランキングを発表する予定です。6月末頃を目途に一度締めさせていただき、『第1回ゴーログトラックバック大賞』」として、そのときの総合ベストテン第1位の方に賞状と豪華商品(木村剛サイン本10冊セット)を贈呈いたしますので奮ってトラックバックしてください(おいおい本気だったのかよ~、大爆笑)」と予告しておりました。そして、お約束の6月末が迫っているではありませんか。

 そこで、「週刊!木村剛」では、6月から「トラックバックランキング」を毎週日曜日に発表することとしました。「レビューのとらお」さんからは、「『よくもまあ、こんな面倒くさい集計を…』と思ってしまいました。ひょっとして本業ヒマ?(爆)」と厳しく指摘されたところなんですが、メゲルことなく、毎週水曜日時点で集計したものを日曜日に発表することにいたします(尾花広報部長、面倒くさい集計やらせてごめんなさい)。したがって、スケジュールは以下のようになります。

6月 6日(日) 第3回トラックバックランキング発表(6月2日時点集計)
6月13日(日) 第4回トラックバックランキング発表(6月9日時点集計)
6月20日(日) 第5回トラックバックランキング発表(6月16日時点集計)
6月27日(日) 第6回トラックバックランキング発表(6月23日時点集計)
7月 4日(日) 第1回ゴーログトラックバック大賞発表(6月30日時点集計) 

 「今後もゴーちゃんのお言葉に甘えて?『週刊!木村剛』にバシバシトラックバックさせて頂きたいと思います」と宣言していた「珠丸の覚書」さんは最近大活躍ですが、常連を押し退けてランクインできるでしょうか。前回のトラックバックランキングで総合15位に食い込んでいた「チップを弾むから勇気を分けてくれないか」さんは、「今後は『カメハメ波』をたくさん返してもらえるようにがんばりたいです」と語っていましたが、結果がどうだったか気になるところです。
 さて栄えある(?)「第1回ゴーログトラックバック大賞」を受賞し、表彰状(ホンマかいな?)とサイン入りの拙著10冊を受け取られる方はどなたになるのでしょうか。「McDMaster」さんが予測しているように、「トップは再び29manさん。強ぇな、おい。この調子では、遠からず29manさんの部屋は木村さんの著書で埋め尽くされてしまうに違いない」となってしまうのでしょうか、それとも……。

 この結果、6月入り後は、月~木曜日は「ゴーログ」、金曜日は「コラム」、土曜日は「BLOG of the Week」、日曜日は「トラックバックランキング」という構成になりますので、「週刊!木村剛」を毎日お楽しみいただきたいと思います。
 本当なら、それを機会に、「週刊!木村剛」というタイトルを「日刊!木村剛」に変更すべきかなあ、とも思ったのですが、すでに「週刊!木村剛」という名称で世の中では知られるようになっていますし、私の気力と体力が続かずに毎日更新から週一回更新にステップバックすることもあるかもしれませんから(^^;)、このまま「週刊!木村剛」でいくことにいたしました。実際、「週刊!木村剛」を「習慣!木村剛」(by「珠丸の覚書」)として愛読していただいている人もいらっしゃるので・・・。
 ということで、「週刊!木村剛」は、実質上「日刊!木村剛」となりますが、「週刊!木村剛」として日刊化いたします(なんのこっちゃ?)。いずれにしても、日刊になってさらにパワーアップする「週刊!木村剛」をこれからもよろしくお願いします。

2004 06 02 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.06.01

「月刊!木村剛」創刊決定!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。ついに「月刊!木村剛」の出版社が決定いたしました。ブログにも造詣の深いインフォバーン社さんです。「ココログナビ」や月刊誌「サイゾー」を作っている出版社と言ったらお分かりいただけるでしょうか。創刊号は「05.年金問題を斬る」を特集コーナーに据えて、7月上旬に世に出る予定です。楽しみにしていてください。

 トラックバックしてくれた読者のうち何人かの方には、インフォバーン社さんの方から転載のお願いをすることになると思いますが、前向きにご対応していただくよう、よろしくお願い申し上げます。
 ということで、本格的に進みだしたものですから、ブログにおける「引用・リンク・転載」問題について、「週刊!木村剛」および「月刊!木村剛」におけるローカルルールを決定しておきたいと思います。これまでの議論を踏まえた上で、とりあえず、以下のような取扱いにすることとしました。
 まずは、トップページの左欄に下記の「注意事項」を新設いたします。

Caution!Track Back
トラックバックの留意点
必ず読んで下さい!

 その「注意事項」の部分をクリックしますと、以下の文章がアップされてきます。これが、「McDMaster」さんが主張する「Kimura Public License」として耐えられる内容なのかどうかは私には判然としませんが、とりあえずは「週刊!木村剛」のローカルルールということで実務的に進めていく方針です。

トラックバックの文章に関する「週刊!木村剛」の基本的考え方

 「週刊!木村剛」は、読者の皆さまからのトラックバックを歓迎しています。
ただし、「週刊!木村剛」にトラックバックした文章(=TB文)は、「週刊!木村剛」において言及されたり、「月刊!木村剛」に掲載される場合があります。なお、「週刊!木村剛」がTB文に言及する場合は、原典を明示し、リンクした上で、トラックバックすることを原則としています(ちなみに、「週刊!木村剛」からのトラックバックは、読者から「かめはめ波」と通称されています)。
 ただし、TB文の著作権等については、以下のように考え、基本的には雑誌等への投書と同様に取り扱いますので、予めご了承ください。万が一、ご了承いただけない場合はトラックバックをお控えくださいますよう、お願い申し上げます。

1.ブログ上の「週刊!木村剛」について
 ●TB文の引用:原典を明示すれば自由。
 ●TB文へのリンク:原典を明示すれば自由。
 ●TB文の転載:原典を明示した上でリンクすれば可。
   ただし、トラックバックにより、その事実を著者に通知する。
   著者が転載を拒否する場合には可及的速やかにリンクのみの扱いとするか、全面削除する。

2. 書籍の「月刊!木村剛」について
 ●TB文の引用:原典を明示すれば自由。
 ●TB文の転載:原典を明示し、著者の了承を得た上で掲載する。

 インフォバーン社さんとは、とりあえず、「隔月」で進めることで合意しております。でも「週刊!木村剛」がいつのまにか実質的に「日刊!木村剛」になってしまっているように、「(隔)月刊!木村剛」もきっといつのまにか本物の「月刊!木村剛」になってしまうと予感しています(?)。いずれにしても、その運命は読者の皆さまが握っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。ブログのコミュニケーションから生まれた「ブログ発の書籍」を応援していただければ幸いです。

2004 06 01 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 03. イベント大特集] | 固定リンク | トラックバック

2004.05.26

ブログはメディアになれるか?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。私が厚生労働省に対して、生データの公開を要求したところ、「気まぐれ大統領の独裁Log」さんが「こういうのを何でマスコミ、特に大手新聞はやらんのかね。自分とこの影響力を自慢してるんだったらやるべきだろうが」と書いていただきました。本当にそう思います。

 年金問題をめぐる今回のマスコミの未納騒ぎは、あまりにも国民の気持ちや心情から乖離していました。もっとも、「ちぶろぐ」さんは、「マスコミはほんとに分かってなくて報道しているのかということです。マスコミ人ったって自分達とそう変わらない人間ですから、今のバカ騒ぎがどれだけ本筋から離れているかなんてことは分かっているはず」と書いていますし、「大西宏のマーケティング・エッセンス」さんは「残念なのは、マスコミの報道のあり方です。マスコミの記者の人たちも、この問題の本質が何かをご存知です。でも、なにかが、真実に迫る報道を鈍らせていると感じていました。だから、迂回して表面的な未納・未加入問題に紙面を割いてこられた。いろいろと事情があるのかもしれません」と説明していらっしゃいますが、そういう匂いを私も感じます。そして、「いろいろと事情がある」ところに、私はわが国のマスコミの問題があるのではないかと思うのです。
 その点に関して、「c572 blog」さんは「マスコミも結局は商売ですから、事の本質よりも目先の数字の方が大事なような気がします」と指摘しておられ、そういう面も確かにあると私も思うのですが、「MENTHOL BLOG」さんが「未納である、未納でないということは、もうワイドショーでも視聴率とれない話なのは周知の事実です」と書いていらっしゃるように、視聴率うんぬんだけでは説明のつかないマスコミの報道が近年目立ってきたようにも感じるのです。

 じつは、「fareaster」さんが「マスコミは官庁批判はできないのか?」というタイトルを掲げて、「マスコミの論調もなんか操作されているなぁ、というイメージを抱かざるを得ません」という鋭いツッコミをみせているんですが、マスコミに対する私の問題意識ということで申しますと、情報源に対するスリヨリという点が前々から気になっています。
 わが国のマスコミ記者は、結構多忙で、かわいそうなミッションに駆り立てられています。「スクープ」という名目で、ほとんどの国民にとってはどうでもよいニュースを、正式な記者会見の1~2日前に報道するという、くだらないトクダネ合戦を競い合っているんですね。記者会見の前に報道するということにあまりにも気がいきすぎていて、記者会見の内容が社会に示唆することに対して無頓着だったりします。
 今回の例で言えば、「誰が未納なのか」というトクダネを他社に先駆けて追い駆けることに夢中になって、「年金問題において、未納にどういう意味があるのか」ということを掘り下げないという背景には、そういうマスコミ体質の問題が浮かび上がってきているような気がするのです。

 マスコミの問題は、そういうことだけにとどまりません。そういうトクダネ競争に慣れ切ってしまうと、少なからぬ記者たちは情報を持っている官庁や大銀行――本来、マスコミが最も監視しなければならない対象――に対して、気付かぬうちに魂を売り渡してしまうのです。トクダネ情報を取れなくなることを恐れて、官庁批判や大銀行批判をできなくなってしまうわけです。官庁や大銀行は頭が良いので、記者に対して時折トクダネのおこぼれを与えながら、分からぬように情報を操作していきます。その結果、マスコミの論調は、知らぬうちに官庁や大銀行の意向を反映するようになっていくのです。
 「nodaira’s Blog」さんは、「建設的な議論、具体的な提案をするマスコミこそ必要だと思うのですが、今のマスコミにはその能力があるとは思えません。その分、個人レベルで活動している様々な人間がこうして意見を世に問える世の中になったからには、そういった人々の中から次代を担っていく人間が積極的に登用されていく世の中が実現されていけば素晴らしいと思います。政治以外の世界ではそのようなことは当たり前のように起こっているので、政治の世界から有能な人間が流出していくのを防ぐためにも、将来は必然的に外部の人材を積極的に登用していくためのインセンティブを持たせたシステムが必要になるでしょう。小泉内閣はその点でもかなり先進的な取り組みをしていると思います。翻ってマスコミについて考えてみれば、誰もが自由に情報を発信できる以上、報道を行うマスコミという枠にわざわざ嵌りに行く必要性はますます下がっていくと思います」と述べていますが、トクダネに追われることのない「個人レベルで活動している様々な人間がこうして意見を世に問える世の中になった」という環境は、私たちにとって極めて重要な意味を持っていると感じます。

 私は、そういう意味でも、「ブログ」は重要だと考えているのです。
 マスコミを媒介にすることなく、個人が中心となって体外的に情報を発信していくことができる環境が整備されていくことの意義を高く評価しているのです。「クラブキング」さんは「ブログのムーブメントが大衆の力になったのはアメリカ発『9.11テロ』以来。市民権を獲得した第3の大衆メディア、ブログ」と述べておられますが、私は「ブログ」を「市民権を獲得した大衆メディア」にしたいのです。
 ネットワーカーの方々からみれば、「そんなものは、すでにネットの世界で成立しているじゃないか」と言われるかもしれませんが、それは正確な事実ではありません。例えば、「2ちゃんねる」は一種の大衆メディアですが、現時点においては、社会的に「市民権」を得ているわけではないと思います。大衆メディアが本当に力を持つためには、社会的な認知と社会的なステイタスが必要です。そうでなければ、メディアとして社会的に働き掛けることはできません。

 だから、「とりとめもなく日記的雑記」さんに、「木村剛氏のブログは、一庶民として今一番注目しているメディアです」と書いていただいたことに対しては素直に嬉しく思いました。「それにしても、こうやって(細々とですが)書いてみると、ブログってほんと新しいメディアだなと実感します。自分も相手もブログを書いて、自分のブログを背負った上でトラックバックやコメントで対等につながっていく」という指摘もいただいていますが、私も「ブログ」は本当に可能性に溢れた「新しいメディア」だと感じています。
 私は、「週刊!木村剛」を「市民権を獲得した大衆メディア」として、大事に育てていきたいと考えているのです。そこでトップページにも、さりげなく私の気持ちを込めておきました。この間ついに、「気まぐれ?!思考」さんから、「あっ!THE BLOG MEDIAになってる! 今気が付いた! メディアの新しい波ですね」と指摘されましたが、そうなんです、私は「BLOG」を「MEDIA」に育ててみたいのです。

2004 05 26 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.05.17

「ツッコマビリティ」に一本取られました!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。モノ書きの世界では、「脇が甘いようにみえる論理をそれとなく紛れ込ませておく」というテクニックを使う場合があります(ネットの世界では、「釣り」と言うんでしょうか)。書き手サイドは、そこにツッコマレルことを予想して、次の論理展開を仕込んでおくわけですが、それで論争が盛り上がり、予想していなかった面白いネタが次々とでてくることがあります。また、予想外の方向にいきなり展開するというハプニング的な議論のプロセスを楽しむことができたりします。

 ただ、このテクニックの悩ましいところは、ツッコマレなければ面白くもなんともないので、議論の相手方がすぐにツッコムだけの知性と教養と瞬発力がないと成り立たないというところにあります。漫才でもそうですが、せっかくボケをかましているのに、相方がテンポ良くツッコミをしてくれないと、笑いは取れませんからねぇ。
 その点、「週刊!木村剛」の読者からのツッコミは、強力かつド迫力で知的センスにあふれているものが少なくないので、こちらもボケ甲斐があるというものです ^^;) そういう意味で、「匿名の人はコミュニティを壊す権利を持っているのか?」を巡る議論や、「『月刊!木村剛』が進みはじめました」における方程式「転載≒リンク≒引用」についての皆さまからのツッコミを極めて貴重なご意見として承り、「ネット1年生」として一から勉強させていただいております。大変ありがとうございました。
 ただ、トラックバックの中には、こちらの意図を感じ取っているプロの方も結構いらっしゃってドキッとしました。まあ、そこはお互い様。よくよく分かった上で、ボケとツッコミを演じながら、建設的な会話を盛り上げていくというのが、ブログにおけるコミュニケーションの醍醐味だと思うので、今後とも丁々発止でお付き合いください。
その中でも、良い意味で「ヤラレタ!」と一本取られたのが、「Philosophical」さんの「例によってこういった反応を引き出すためのツッコマビリティ(≒釣り)なんでしょうねぇ^^;」というくだり。この「ツッコマビリティ」には参りました。この「ツッコマビリティ」は、「かめはめ波」「ゴーログ効果」「glp」に次ぐ、「ゴーログ」における第4の専門用語として正式に認定したいと思います。

 そこで、本日の「ゴーログ」では、皆さまからのトラックバックを踏まえたうえで、「引用」「リンク」「転載」についての暫定的な考え方を以下のように提示してみました。ご意見などあれば、またトラックバックしてください。

1. ブログ上の「週刊!木村剛」について

・ トラックバックの「引用」:原則として、原典を明示すれば自由とする。
・ トラックバックへの「リンク」:原則として、自由とする。
・ トラックバックの「転載」:原則として、原典を明示し、リンクした上であれば可とするが、「週刊!木村剛」からトラックバック(=「かめはめ波」)を発することにより、その事実をトラックバック元の著者に通知する。トラックバック元の著者が「転載」を拒否する場合には、可及的速やかに削除し、リンクのみの扱いとする(ただし、リンクのみでは読者に対する訴求感が弱い場合は、全面削除とする場合もある)。例示的に言うと、「かめはめ波」に関する「ひとこと」さんのようなケースは、「全文に近い引用」(≠「転載」)と考えるが、「転載」に近い扱いとしトラックバックを打つ。トラックバック元の著者が「全文に近い引用」を嫌う場合は全面削除する。

2. 書籍の「月刊!木村剛」について

・ トラックバックの「引用」:原則として、原典を明示すれば自由とする。「てにをは」などの微調整は編集者に委ねる。残念ながら、対価は支払われない。
・ トラックバックの「転載」:原則として、原典を明示し、著者の了承を得た上で掲載する。「てにをは」などの微調整は編集者に委ねる。対価については、出版社と相談する(ただし、あまり多くを期待しないでください ^^; 転載した「月刊!木村剛」を贈呈するとか、になるのかもしれません)。
・ トラックバックの「全文に近い引用」:原則として、「転載」と同様の扱いとするが、ケースバイケースで判断する。例示的に言うと、「かめはめ波」に関する「ひとこと」さんのケースは「転載」と同様の扱いとし、著者の了承を得る。対価については、出版社と相談する。

3. ローカルルールの適用等について

・ 上記1.2.については、「週刊!木村剛」にトラックバックする場合のローカルルールとし、「週刊!木村剛」のページ上に「トラックバックの際の留意点」として明記する。「月刊!木村剛」に引用もしくは掲載される可能性について言及する
・ 「週刊!木村剛」がトラックバックに言及する場合は、原則として、原典を明示し、リンクした上で、トラックバック(=「かめはめ波」)を打つ(「ひとこと」さん、申し訳ありませんでした。トラックバックしていたつもりが、先週まで単なるリンクのみになっておりました=いわゆる「間接かめはめ波」。今後気をつけます)。
・   「月刊!木村剛」が一定の目標部数を超えたら、イベントを開催して、それまでに掲載された方を御招待する(「PurpleMoon」さんのアイデアを採用させていただきました)。

少しずつ、「月刊!木村剛」の実現に近づいております。これからも、「ツッコマビリティ」をさりげなく挿入していく所存ですので、ためらわずにドンドンとツッコンでください。よろしくお願い申し上げます。

2004 05 17 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 03. イベント大特集] | 固定リンク | トラックバック

2004.05.13

モノ書きの老婆心:「匿名性」を護るために

  皆さん、こんにちは。木村剛です。件の実名・匿名論争に際して、「要するに、木村は匿名が嫌いなんだろ」という風に思われた方も少なくないかもしれませんが、じつはそういうわけではありません。意外にも「匿名性は重要だ」と考えているのです。

  「匿名性」に関する私のポジションは、ちょっぴり複雑なので、「正確にお伝えするには、かなり長い解説が必要かなあ」などと考え込んでいたときに、「スズメの巣」さんから、「人生の大半を実名の人として過ごしてきたきむたけさんと、特別な努力を払わない限り匿名として扱われるネットワーカー(もっと恥ずかしい言い方はないかしら)たちとの意識のズレが明らかになった記事+トラックパック集ですね」というご指摘をいただいて、頭の中が整理されましたので、「匿名性」に関連する私の一考を書き連ねてみたいと思います。
  実名・匿名論争に飽きて「面白くない」と怒り心頭の「チップを弾むから勇気を分けてくれないか」さん、ごめんなさい。これで、しばらくこのネタは封印しますので、今回だけはお付き合いを ^^;) 「週刊!木村剛」では、これまで何度か「匿名性」に絡んで、ネタをアップしていますが、本日書き記す私の一考を読んでいただいた上で、もう一度読み返していただけると、私なりにそれなりに考えた上で発言していることを少しはご理解いただけることと思います。

  私はモノ書きとしては、ペンネームの時代を含めますと、すでに15年以上のキャリアを持っています。ネットワーカーとしては、ニフティの初期にちょっぴりやっていただけで、本格的に再開したのは本年2月のブログからということになりますので、せいぜい足し上げましても1年の経験ということになるでしょうか。
  モノ書きが15年でネットワーカーとしては1年ですから、ちょうど皆さんとは逆の経験を積んでいると言えるのかもしれません。私は「モノ書き→ネットワーカー」で、皆さんは「ネットワーカー→モノ書き」ということになりましょうか。
  公の世界で、実名のモノ書きとして他者を厳しく批判するというのは、かなりの覚悟を必要とします。その対象がエスタブリッシュメントであればあるほど、相当のエネルギーとコストをかけておかなければ、自分が撃たれるからです。これは、批判されるとか・されないとか、誹謗中傷されるとか・されないという次元の話ではなく、経済的もしくは社会的に葬り去られるというリスクがあるということです。
  まず、モノ書きは逃げることができません。それは、常に訴訟のリスクがあるということを意味しています。そして、皆さんが考えられている以上に、批判する文章に対する訴訟というものは頻繁に提起されています。したがって、批判する場合には、訴訟されても勝てる、あるいは裁判で負けない、もしくは負けたとしても書かなければならない、といういずれかの判断が必要になります。

  その際、認識しておかなければならないのは、いかなる文章に対しても、慰謝料や損害賠償を求めて名誉毀損を訴えることはできるという事実です。すなわち、批判された側は、常に名誉毀損だとして訴える権利を留保しており、訴える際において「名誉毀損か否か」を判断するのは批判された側であるということです。書いた側が「この程度は名誉毀損に当たらない」と判断したところで何の抗弁にもなりませんし、「第三者からみても名誉毀損ではない」と主張しても「それは裁判所で判断してもらいましょう」ということになるだけです。また、「私は無名で影響力がないので問題ない」というのも言い訳になりません。
  さらに、認識しておかねばならないのは、訴える側は裁判で勝つことを目的にしなくてもよいということです。裁判費用というのは意外にかかるものですし、準備もかなり面倒くさいので、長期戦になればなるほど、小資本のモノ書きは不利になり、大資本のエスタブリッシュメントが優位に立つという図式になっているからです。
  また、書いた側がサラリーマンモノ書きなどの場合には、裁判になっているという事実だけで会社との関係が不味くなるでしょうし、仕事を抜け出して平日に開催される裁判所に行くことすら大きな負担になるでしょう。名誉毀損の慰謝料もしくは損害賠償額については、長い間、せいぜい100万円という時代が続いていましたが、最近は多少高くなってきており、1000万円を超えるケースも出てきました。
  つまり、モノ書きの場合は、上述の現実を踏まえた上でも、なお、裁判になった場合には世論を味方につけることができると読む、または、裁判になっても揚げ足を取られないようなテクニックで書く、もしくはすべて腹を括った上で書く、ということになります。

  また、モノ書きになれば、他のモノ書きから批判されたり、誹謗中傷・罵詈雑言されることは当たり前という世界に身を投じることにもなります(それが嫌なら、モノ書きになるべきではありません)。その際、モノ書きの世界では、原則として公の言論で決するという不文律はあるような(ないような)という感じです。
例えば、道路公団の民営化に関して、「偽りの民営化」(WAC出版)という本を書いた田中一昭氏(元民営化委員会委員長代理)に対して、猪瀬直樹氏が内容証明郵便を出して名誉毀損の訴えを仄めかしたという報道もありますから、決して御法度ということでもないのでしょう。
  私自身に関して申し上げると、根拠のない誹謗中傷を繰り返す特定の方が何人かいらっしゃいますので、そうした方々への反論は、一般論に噛み砕いたうえで、公の場で議論を戦わせるということを基本としております。また同時並行的に、そうした方々に対しては、訴えて勝訴した場合に相手方に致命傷を負わすことができるだけの損害賠償請求の材料を集めるという作業も一応はしております(でも、そういう人々は、裁判になっても揚げ足を取られないような叙述テクニックがウマイんですね。これは、わが身を護る上で大変勉強になっています)。

  さて、モノ書きの世界というのは、一面でこのように互いに身を削り合うシビアな世界でもありますから、皆さんご存知のように、裁判沙汰で有名な「噂の真相」が裁判の負担に耐えかねて廃刊に追い込まれたりしているという現実があるわけです。この「噂の真相」の廃刊についても賛否両論があるわけで、誹謗中傷された人たちは廃刊は当たり前だと思っておりますが、言論の自由を重んじる文化人の中には廃刊を問題視する方々も少なからずいるわけです。
  私個人としては、「噂の真相」という雑誌はあまり好きではありませんでした。しかし、「自由な言論の場を護る」という意味で、「噂の真相」が存在していることの社会的な意義については評価していましたので、廃刊は残念です。先述しましたように、大資本のエスタブリッシュメントの力はものすごく強力ですから、裁判沙汰にさえすれば言論を封殺することができるということになると、極めて危険だからです。
  そこで重要になってくるのが、「噂の真相」の代替を果たすメディアはあるのかということです。じつは、「噂の真相」が廃刊になったいま、日本における「自由な言論の場を護る」という意味で極めて重要なのが「2ちゃんねる」になっているのです。そして、その「自由な言論の場を護る」という役割を果たしているのが、ひろゆき氏であるわけです。

  「PurpleMoon」さんが「だからホントに、誰とも知れないユーザーの発言の責任を取ってわざわざ自ら裁判所に出向くひろゆき氏は、良くやるなぁ…と思っちゃいます」と書いているように、私も、訴えられることにひるまない、ひろゆき氏の行動は素直にスゴイと思います。正直、ああいう闘い方は卓越した才能だと思います。もしも、ひろゆき氏が普通のサラリーマンだったならば、まず、同様の行動をとることはできなかったでしょう。
  いずれにしても、現時点におけるネット上の「言論の自由」というものは、ここまで述べてきた「訴えられるリスク」というものを、ある意味で、ひろゆき氏が象徴的に「2ちゃんねる」の管理人として一手に引き受けているからかろうじて護られているのだという現状をきちんと認識することが必要であろうと思います。
  その、ひろゆき氏が必死で護っている「2ちゃんねる」という枠組みの中で、匿名性というセーフティネットに包まれているから、「2ちゃんねる」のユーザーは言論の自由(誹謗中傷や罵詈雑言を含む)を謳歌できるわけです。私自身は「2ちゃんねる」をあまり好きではありませんが、そういう意味での「2ちゃんねる」の重要性については強く認識しています。
  その意味で、ひろゆき氏は極めて賢い仕組みを作りました。「私はその書き手ではない。掲示板の管理者にすぎないから、書かれた内容には責任をとりかねる」という大原則を盾にして「2ちゃんねる」というインフラを護りながら、書き手については匿名性というセーフティネットを与えるという二重のディフェンスをしてくれているわけです。さらに申し上げると、インフラを支えているIT企業に対しても、「2ちゃんねるは、ひろゆき氏がやっているサービスであって、われわれには関係のないことだ」という言い訳までできるようになっているところがディフェンスとして極めて優れています。

  しかし、ネット界だけではなく、世の中的に「2ちゃんねる」の認知度が上がり、ひろゆき氏の社会的なステータスが上がってきたときに、どのように「自由な言論の場を護る」のかということを真剣に考えておかないと、「噂の真相」の次に狙われる格好の標的になるということは覚悟しておいた方がよいようにも思われます。というのは、メディアとしての「2ちゃんねる」の構造自体は、新聞や雑誌と何ら変わるところがないからです。
  新聞や雑誌においても匿名記事は数多くあるわけですが、その内容については、新聞社や雑誌社の責任が問われることは論をまちません。また、匿名記事だからといって、訴訟から逃れられるわけでもありません。その新聞社や雑誌社との関係にもよりますが、訴えられたときに匿名記事の書き手が新聞社や雑誌社から訴えられる可能性すらあり得ます。「2ちゃんねる」のユーザーは、ひろゆき氏が自らが訴えられたときに、ユーザーを訴えようと考えない寛容な心の持ち主であることにもっと感謝すべきです。
  つまり、「特別な努力を払わない限り匿名として扱われるネットワーカー」の「匿名性」とは、自然発生的に護られているものなのでは決してないということです。それは、ひろゆき氏の勇気と善意にかなりの部分が支えられているということなのです。つまり、ユーザー自身が勝ち取った自由ではないということです。

  もしも、ひろゆき氏がエスタブリッシュメントの圧力にすぐに屈してしまっていたとしたら、「2ちゃんねる」の匿名性は護られたでしょうか。あるいは、仮にひろゆき氏が求められるままにアドレスを開示したとして、ユーザーはひろゆき氏を責める権利を持っているでしょうか。個人情報の保護を声高に叫ぶだけの対価をひろゆき氏に支払っているでしょうか。
  あるいは、「2ちゃんねる」という防波堤がなかったとしたときに、IT企業に対して直接名誉毀損の訴えを起こされたとしたら、IT企業は立っていられたでしょうか。ひろゆき氏と同じように、「われわれはITを提供しているにすぎないから、書かれた内容には責任をとりかねる」という説明をするだけで社会的に許されたでしょうか。
ネット関係のIT企業はリテール向けのサービスも提供しています。訴える側は、「この家電製品を売っているメーカーは、匿名のこんな誹謗中傷を放置しているような企業なんだ。そんなところを信用できますか」という搦め手も同時に使って攻めてくるでしょう。IT企業には絶対に護らなければならない社会的なステータスというものがあります。そういう搦め手には脆弱な面があるのです。
  つまり、「ひろゆき氏+2ちゃんねる+匿名性」という偶然(?)の組み合わせが、ネットワーカーを「訴訟されるリスク」から護ってくれているわけで、これは権利でもなんでもなく、単なる事実上のラッキーなんですね。そういう現状を踏まえた上で、敢えて私の立場を申し上げると、「匿名はケシカラン」ということではないのです。私は、ネットを活用していらっしゃる方々に、「匿名性の下での言論の自由」というものをもっともっと大切に扱っていただきたいと申し上げたいのです。

  さて、そこで問題となってくるのが「ブログ」です。ブログには、護ってくれる頼もしき管理人=ひろゆき氏はおりません。というのは、管理人は皆さん自身だからです。また、実名でなくともよいとはいえ、「2ちゃんねる」と比べればかなり特定されることになるでしょうし、批判された側が訴えることを決定し、関係するIT企業に対して「訴状を送りたいので、ブロガーの連絡先を教えてもらいたい」と正式に申し込んできた場合に完全拒否することは現実問題として難しそうです。しかも、「発言者=管理者」という構図なのですから、ひろゆき氏流の巧みなディフェンスも通用しません。
  つまり、「ブログ」は、皆さんが個人で公に向かって発行している新聞であり雑誌なのであって、その言論の責任は皆さんが個人で背負っているということなのです。これは、ひろゆき氏によって、巧みにしかも無料で護ってもらっている「2ちゃんねる」とは全く違う世界だということを認識すべきです。「PurpleMoon」さんも「先日、わたしのところへ、とある企業さんから『この記事を修正しないと裁判も辞さない』という、脅しとも取れる内容の警告メールが届きました。もちろん、すっごい嫌な気分ですが(笑)、こういうものがまさに、わたしに与えられた『表現の自由』に伴う『責任』なのでしょう」という経験をしていらっしゃるそうですが、それはすべてのブロガーにとっての現実なのです。
  したがって、他者を批判する場合には、「訴えられるかもしれない」という覚悟が必要なのです。私が3月16日の「Blogの未来はブロガーが創る」において、「個人的には、匿名性というセーフティネットに護られたネットにおける言論活動であったとしても、『殴られるかもしれない至近距離においても、面と向かって言うことができる内容、もしくは言わなければならないという覚悟を持った内容であることを望みたい』と思っています」と書いた背景にはそういう認識があります。

  そのときのトラックバックや今回の一連のトラックバックを読んでいて感じましたが、いわゆるネット経験が長い方ほど、「実名でも匿名でも荒れるものは荒れる」「匿名を問題視するのなら、ネットデビューすべきではない」という書き方をしていらっしゃいます。モノ書き出身の私には、そこの点に少し違和感を覚えます。
  というのは、いわゆるBBSの世界から「ブログ」の世界への移行は、単なるツールの変更にとどまらない可能性を含んでいるからです。他者を批判しているブロガーの方々は、ひろゆき氏並みの覚悟をお持ちでしょうか。ほとんどの方はブログではない本業によって生計を立てていらっしゃると思いますが、批判された側から訴えられたときの本業のダメージまで覚悟しているでしょうか。
  訴えられたら、関連文書を削除したり、ハンドルネームを変えさせすれば許されると考えてはいないでしょうか。関連文書を削除したり、ハンドルネームを変えたところで、訴訟は取り下げられるとは限りません。訴える側が本気で一罰百戒を狙うならば、ブロガーは社会的に葬り去られる危険に間違いなくさらされます。簡単な話です。ブロガーを訴えて、訴えた事実を記した書面を、ブロガーが勤めている会社の社長に送りつければ、通常の場合それでゲームオーバーだからです。
  その意味では、「PurpleMoon」さん自身に対して、警告メールを送るような企業はまだ紳士的なんです。先方が真剣に叩くことを考えているケースだったら、「PurpleMoon」さんの所属を突き止めた上で、会社の上司に対して、いきなり、「お宅では従業員の管理責任はどうなっているんだ」などとやりかねないんですから。
  また、「誹謗中傷や罵詈雑言はリアルな世界でも日常茶飯事だから、ネットでも同じじゃないか」という見解も少なからずみられましたが、それは明らかに違うと思います。リアルな世界での誹謗中傷は、それこそ本人のいない前でコソコソやっている行為だから、法的には名誉毀損であっても気付かれないので訴えられないし、裁判になっても証拠がないということにすぎません。ところが、ネットでの誹謗中傷はいずれ本人に気付かれますから訴えられる可能性は高まりますし、裁判の際の証拠もネット上に残っています。したがって、ネット上の方が法的には弱いとも言えるわけです。ただ、その弱さを「匿名性」が護ってくれているわけです。

  その意味で、トラブルや裁判沙汰を常に覚悟しながら、エスタブリッシュメントの方々に対してかなり辛口の批判を繰り返しつつも、かろうじて15年以上サバイバルしてきた年長(?)のモノ書きの一人として申し上げると、「特別な努力を払わない限り匿名として扱われるネットワーカー」の方々のスルドイ毒舌は、羨ましくも、微笑ましくもありますが、その一方で、脆さや危うさを感じます。要するに、「訴えられるリスク」に対する感覚――自分に危害が与えられるかもしれないという意識――が希薄なのです。
  そういう意味で、私は悲しい予言をしておかなければなりません。
  もしも、「特別な努力を払わない限り匿名として扱われるネットワーカー」の方々の意識が何ら変わらないまま、「ブログ」の世界に移行していくとすれば、「訴えられるリスク」が最悪の形で実現するであろうということです。特に、「2ちゃんねる」のノリを「ブログ」にそのまま展開している方は本当に気をつけておかれた方がよいと思います。ひろゆき氏という頼もしいガードマンはいませんし、匿名性を「2ちゃんねる」のときと同じ様に確保し続けることは難しいからです。
  そして、もしそういうことが露見すれば、日本という社会は必ず過剰反応に走ります(これはいくつも実例があります)。きっと、必要以上の過剰規制(もしくは自主規制)をする方向に行ってしまうでしょう。ネット上の世論がどうであろうとマスコミは関知しません。現実問題として、ネット上の言論はマスコミの敵でもありますし、彼らがネット上で展開している言論は彼ら自身の自主規制の下にありますから。

  私が危惧するのは、そのときに「2ちゃんねる」も一緒くたにされて、新聞や雑誌と同じような管理人責任を求められる危険性があるということです。「2ちゃんねる」だけでなく、ブログを含んだネットコミュニケーションの問題として攻め立てられたら、ひろゆき氏の頑張りだけではどうしようもありません。規制強化がなされれば、「2ちゃんねる」はその良さを失ってしまうでしょう(「2ちゃんねる」は「ひろゆき氏の新聞である」と認定されてしまったら、それでもう御仕舞いです)。本当に「噂の真相」的なメディアは日本からなくなってしまうかもしれません。
  突き詰めますと、「匿名性」についての私の関心は、「匿名性の下での言論の自由」が護られるか否かという点に集中しています。もう少し分かりやすく言えば、エスタブリッシュメントが本格的に「2ちゃんねる」の「匿名性」を問題視し始めたときに、世の中は「2ちゃんねる」を擁護してくれるでしょうか、という問い掛けなのです。
  私自身は「匿名性の下での言論の自由」を尊重する立場(=「2ちゃんねる」擁護派)ですが、そういう状況になったときに、最前線に立って「2ちゃんねる」を護るか、と問われれば、かなり躊躇するでしょうね(あそこまでボロクソ書かれていりゃ~ねえ)。おそらく、「2ちゃんねる」を護る責任があるのは、それまで「2ちゃんねる」の下で「言論の自由(誹謗中傷や罵詈雑言を含む)」を楽しんでこられた方々になると思うのです。
  そういう風に考えていくと、「匿名性の下での言論の自由」を将来的にも護っていきたいのであれば、「匿名性」に関して、世の中に受け入れられる自主ルールというものが必要になってくるということに気付かざるを得ません。くだらない誹謗中傷や罵詈雑言の自由を放任しているために、「匿名性」に対する嫌悪感を世の中で助長していくということが、真に護らなければならない「匿名性の下での言論の自由」を護っていく上で、如何に大きな障害となり得るのか、について思いを馳せなければならないように思います。
  もし、「匿名性」のメリットを享受している方々が、「そうなったら、発言するのやめればいいだけじゃん」と軽くしか考えていないのであれば、「匿名性の下での言論の自由」など誰も身体を張って護ってはくれないでしょう。「匿名性の下での言論の自由」を護るのはネットワーカー自身であり、ネットワーカー以外にその価値の重要性を共有してくれる世の中の人はいないと思っておいたほうがよいと思います。残念ながら、これまでいただいたコメントを見る限り、「匿名性の下での言論の自由を楽しむ」という発想はあっても、「匿名性の下での言論の自由を護っていく」という視点はあまりみられなかったように感じます。

  そういう意味で私は、「特別な努力を払わない限り匿名として扱われるネットワーカー」の方々に「匿名性」のありがたみをもっと大切にしてもらいたいのです。匿名であることに甘えた誹謗中傷や罵詈雑言を繰り返していると、「匿名性」を確保した上での「自由な言論の場」(「2ちゃんねる」などのBBS)は遅かれ早かれ実質的に閉ざされてしまう運命を避けられないのではないかと危惧します。
  自らの意見を公にする方は、立派な社会人として扱われます。社会人として許されないことは、ネットの世界でも許されません。それは多くの方が指摘しているように、実名であろうが、匿名であろうが、同じことです。匿名であることに甘えて、必要以上の自由を謳歌すれば、いずれそのしっぺ返しは「匿名性の排除」という方向で跳ね返ってきます。
  私はモノ書きとして、そして経営者として、「言論の自由」というものを確保していくために現実社会において闘い続けていくことの厳しさを体感しながら15年以上を過ごしてきました。皆さんのうちの少なからぬ方々のように、「言論の自由」は当たり前というカルチャーで育ってこられた場合とは感覚が違うかもしれませんが、私たちが住んでいる社会のリアルな現実を直視しておくことは少し必要なのではないかと感じます。
  以上、多少皆さんよりは歳をとっている(しかし、皆さんよりもネット経験の少ない)モノ書きの老婆心でした。あ~あ、すいません、やっぱり長くなってしまいました。最後まで読んでいただいた方に深謝。

2004 05 13 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.05.12

「月刊!木村剛」が進み始めました

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「月刊!木村剛」計画は着々と進み始めました。複数の出版社さんから具体的な提案を持ってきていただく段取りになっております。「blogのトラックバックで本を作ろうとされる木村さんや編集者さんもすごいです」と「をとこもすなるblogといふものを」さんがおっしゃっていますが、私は、他の媒体が持っていないブログの生命線は「トラックバックを通じた読者とのコミュニケーションの面白さ」にあるのではないかと思っています。

 ですから、「Tinkle-Tinkle」さんが「“月刊!木村剛”は、きっとブログと連動して、双方向参加があってこそ楽しいコミュニケーションをつくっていけるのではと、期待しています」と指摘してくれているように、そして「レビューのとらお」さんが「初心者向けに経営学とか、経済学とかを、トラックバックによるキャッチボールで進めていくような展開だったら、かなり面白い物が出来そうです」と書いてくれているように、さらに「くりおね あくえりあむ」さんが「トラックバックを集めたblog発bookなんてこれはまた面白そうな試みだなー。どんどん新しいものが生まれてきそうで、楽しそう」と期待してくれているように、「月刊!木村剛」では、皆さんからのトラックバックを大々的に取り上げていきたいと私は思っています。
 そしてトラックバックをうまく取り上げていくことができれば、「『月刊!木村剛』こりゃ楽しみだっ。ブログとうまく融合しそう」と予感している「高嶺の花にくびったけ!!」さんの希望にも応えられると思いますし、「McDMaster」さんが言っているように、「『月刊!木村剛』にはブロガーという市民の感覚が息づいている」ということを実現できるんだろうと思うんです。
 ただし、そのときに考え方を整理しておかなければならないのが、「引用」と「転載」の問題です。「ゴーログ」の売りは「読者からのトラックバックの引用」ですし、先の土曜日にスタートしました「BLOG of the Week」について私は、原則として「(ネット上の)転載」を基本にしたいと思っています。

 まず、「引用」と「転載」に関する私の基本的な考え方を以下にお示ししたいと思います。

1. 文章を公にする著者は「引用」されることを拒んではならないというのが、私の基本スタンスです。「引用」を拒めば、コミュニケーションは成立しなくなり、さらに言えば、批判する表現手法も限定されますので、「言論の自由(批判の自由を含む)」を侵害しかねないからです(ただし、「引用」にあたっては、その原典を明示することは当然の義務であり、それを怠った場合は、著作権の侵害にあたります)。したがって、「引用」を拒みたい場合は、文章を公にすべきではないというのが、私のベースとなる考え方です。

2. さらに進んで私は、文章を公にする者は、「引用」されることを望んでいると考えています。なぜなら、不特定多数の人々に対して、自らの文章を開示するのは、自らの意見を見ず知らずの多くの人に読んでもらいたいという衝動の現れであり、賛同していただいて自分の主張を他の人々と共有したいという欲求に基づく著者の行動だと考えるからです。

3. そしてこういう考え方は、感情的にも是認され得るものだと私は考えています。著者にとって、読者からのレスポンスというものは何にも換えられないほどうれしいものです。「週刊!木村剛」における読者からのトラックバックは、私にとって珠玉の宝です。また、私からの「かめはめ波」もブログ先の著者にとって、私と同様、うれしいものであるだろう(そうでない場合もあるかもしれませんが……)と感じています。というのは、ポジティブなコミュニケーションは、楽しい共通体験を生み出すからです。したがって、そういうコミュニケーションの中での「引用」は奨励の対象になってもよい、とすら考えています。友人との会話でも「お前さあ、この間、こんなこと言ってたけど、俺はこう思うんだよね」とか言いますし、会議等では「○○さんは△△という意見だが、私はこうだ」など、コミュニケーションには「引用」が付き物ですよね。

4. 無論、他の方が批判を展開するために「引用」されることもあります。それは、感情的には不快であり、嫌なことではあります。しかし、それは「自らの意見を見ず知らずの多くの人にまで読んでもらいたい」という欲求を貫くためには避けることの出来ない代償であり、「賛同してもらって自分の主張を他人と共有したい」と思うのであれば、批判する方々を説得するためのコミュニケーションも必要となるでしょう。戦争中であっても互いの国の外交官は連絡を取り合うものです。したがって、「引用」はいかなる場合であっても認められるべきであろうと思います(残念ながら、話しても分かってくれない人は沢山いますけれど……)。

5. したがって、世の中の常識としても、「引用」は原則自由であり、それに対する承認や対価が必要だということにはなっていません。もしも、批判するための「引用」に著者の承認が必要になるとすれば、著者はすべからく「引用」を認めないことによって、批判を抑えることができるようになります。また、法外な対価を要求することにより、批判を封じ込めることにも成功するかもしれません(ちなみに、私はプロの書き手ですが、「引用」による原稿料をもらったことはありません)。繰り返しになりますが、「引用」においては原典を明示することが不可欠です。そうしないと、「盗用」になります。

6. ただし、「転載」については、原則的に著者による承認と対価が必要です。転載というのは、基本的に著者が何ら付加価値を付与することなく、他の著者の文章全体を「引用」することを指しますが、特に他の著者の文章を「転載」するだけで、濡れ手で粟の利益を得ようとする行為は、明らかな著作権の侵害になります。

7. ここで悩ましいのは、ネット上における「リンク」と「転載」の違いです。おそらく「リンク」というのは、出版物で言えば、「○○参照のこと」という参照文献の明示ということにあたるのでしょうが、ネットの場合ワンクリックでそこに飛んでいくことができてしまいます。つまり、現実的には「転載」していることと同じ行為(「転載」≒「リンク」)なんです。しかも、無料で誰にでも開放されているのですから、ある意味で「ネット上における無料による無断転載」を認めているということでもあるのです。しかし、ネット上において「リンク」を認めないなどというルールを導入すれば、ネットの魅力は半減してしまうでしょうし、「リンク」を拒むのであれば、「閲覧を限定したクローズドのサイトにすべき」ということにもなるでしょう。

8. つまり、「リンク」を否定すれば、ネット上の有効なコミュニケーションが閉ざされるという意味で、「リンク」は「引用」に近い性質を持っているのです(「リンク」≒「引用」)。そこで、「リンク」に関して申し上げれば、「引用」について述べたのと同様、ネット上に文章を公にする著者は「リンク」されることを拒んではならないというのが、私の基本スタンスになります。「リンク」を拒めば、コミュニケーションは成立しなくなり、さらに言えば、批判する表現手法も限定されるので、「言論の自由(批判の自由を含む)」を侵害しかねないからです(もっとも、「リンク」の場合は、必然的にその原典を明示することになります。これは良いことですね)。もしも、「リンク」を拒みたいのであれば、文章をネット上に公開すべきではないということになるでしょう。

9. さて、そこで悩ましくなってくるのが、「リンク」と「転載」の扱い方です。先ほど申し述べたとおり、「転載」≒「リンク」ですから、上記の論理が援用できるならば、ネット上に文章を公にする著者は「転載」されることを拒んではならないという理屈になってきます。無論、その場合は、原典を明示し、しかも原典に「リンク」を張るということが大前提になるとは思いますが、どこまで「転載」の自由を認めるべきかという新しい問題が惹起されてくるのです。つまり、「転載」≒「リンク」≒「引用」なんですが、「転載」≠「引用」だという連立方程式を解かなければならないのです。

10. そして、文章表現上、「リンク」という形態よりも、「転載」に近い「全文引用」の方が、読者にとって読みやすく理解されやすいケースが少なからずありますし、クリックしないで紹介文とともにとおしで一目で読める方が読者にとって親切であるという場合があります。例えば、「週刊!木村剛」の例で申し上げれば、ゴーログ「『かめはめ波』とは何か?」における「ひとこと」さんのケースがそれに当たりますし、今月からスタートする「BLOG of the Week」もそういうコンセプトでとりあえず運営してみたいと思っています。つまり私は、条件付きながら、ネット上においては、「転載」≒「リンク」≒「引用」という考え方でしばらく走ってみたいと考えているのです。

11. そこで、その「条件付き」とは何か、ということになるのですが、この問題に関する、私の現時点における暫定的な考え方は、
① 原典が、無料で不特定多数に制限なく開示されているネット上の文章であり、
② その原典を明示し、「リンク」が明示的に張ってある場合であって、
③ その文章をネット上で無料で不特定多数に対して制限なく開示している場合
には、「(全文引用に近い)転載」を認める、というものです。

 上記の考え方は、今後の「週刊!木村剛」の運用において、重要な影響を及ぼしますし、私自身、これで正しいのかどうか考えあぐねている面が全くないわけではありません。また、今後具体的な詰めのプロセスに入る「月刊!木村剛」の作成にも多大な影響を及ぼすと思いますので、是非、皆さんの意見をトラックバックでドシドシお寄せください。
 元来、コミュニケーションというのは簡単なようで難しいものです。軽いノリで書いた文章が無意識のうちに著者の感情を傷つけてしまうこともありますし(「カトラー」さん、御免なさい~ ^^;)、「まーねこのひとりごと」さんからは「トラックバックの一部だけをつまみ食い、抜書きして、ミスリーディングなコメントを付けないよう、注意していただきたいと思います」と厳重注意されてしまいました(大汗タラタラ)。
 しかし、冒頭で述べたように私は、他の媒体が持っていないブログの生命線は「トラックバックを通じた読者とのコミュニケーションの面白さ」にあると思っていますので、今後も皆さまから厳しいお叱りを受けながらも、「引用」や「転載」をドンドン続けていきたいと思っているのです。そのプロセスの中で、私にミスがあれば、皆さんはすかさずトラックバックで意見を表明できるし、それに対して私も速やかに修正コメントが出せる――それこそがブログの素晴らしいところなんじゃないかと思うのです。

 以上のようなことを頭の中で考えながら、私が「月刊!木村剛」に関して、出版社にお願いしているのは、以下のようなことです。

・ 月刊か、隔月刊、もしくは季刊で、定期的な刊行物にしたい。
・ 特集テーマ(例えば、年金問題)を持つ雑誌的な体裁にした本にしたい。
・ ゴーログで「引用」したトラックバックの原典をなるべく多く「転載」したい。
・ 読者とのコミュニケーションが浮かび上がるような同人誌的なフレーバーにしたい。
・ さはさりながら、「週刊!木村剛」を知らない読者でも楽しめる読み物にしたい。

 もっとも、「McDMaster」さんがいみじくも指摘しているように、「木村剛とブロガーの単なる鼎談集となってしまってはいけないわけで、読者に対し知的刺激をもたらすものでなければなりません」というのは私もプロとして痛感しています。単純にブログを本にすれば売れるなどという甘いマーケットはどこにもありません。プロは売ってみせて、ビジネスとして成立させて、それでナンボの世界です。
 皆さんのニーズを出来る限り反映させた面白いものを創りたいと思っていますので、それに関するご意見もドシドシトラックバックしてください。お待ちしております。ちなみに、「コンサル会社のペーペーの思い付きコラム」さんからは、「オイラは過去未来いついかなる時も『週刊!木村剛』に引用された部分についてブログ著作権を主張しません。印税も」というありがたいお言葉をいただいておりますが、そういう点についてもご意見をいただけると幸いです。

2004 05 12 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.05.10

ご批判はできれば直接私に対してお願いしたい

  皆さん、こんにちは。木村剛です。5月8日にアップした「匿名の人はコミュニティを壊す権利を持っているのか?」に対して、たくさんのトラックバックをいただきありがとうございました。それぞれに示唆されるところがあり、興味深く読ませていただいております。そういう中、思いがけずも、ネット界の超大物「切込隊長Blog」さんからトラックバック(これは「逆かめはめ波」か?!)していただいたので、敬意を表して、軽くお答えしておきたいと思います。

  「切込隊長Blog」さんがご指摘している「悪評も評判のうち」というのはそのとおりで、私も十二分に弁えております(いわゆる「有名税」というものでしょう)。また、「美園」さんのコメントについても、「私の不徳の為すところでしょうから、『美園』さんの表現の自由を尊重したいと思います」と明記しているところでもあります(そのあたりは、「2ちゃんねる」で相当鍛えていただきました)。
  世の中に対して何らかの主張を展開する者が批判されること(誹謗中傷や罵詈雑言を含めて)は致し方のないことです。また、そういうことに一々怯むようであれば、世の中を変えることなど何もできないでしょう。何かを変えるということは、現状においてメリットを受けている一部の人々に対して何らかのダメージを与えることに他ならず、その人々からは怨念の対象になることを避けられないからです。したがって、本当に何かを変えようと思えば思うほど、その可能性が高まれば高まるほど、誹謗中傷や罵詈雑言は強まることになります。
  したがいまして、私は、私個人に対するあらゆる批判(誹謗中傷や罵詈雑言を含む)は甘受する覚悟を持っておりますし、これまでも皆さまが想像している以上に、批判の豪雨(金銭的な実害も含めて)の中を歩んでまいりました。また、批判により糺すべきところが判然とした場合には、然るべき方向に糺していきたいとも思っております。
  さて今回は、たまたま「技術系サラリーマンの交差点」さんによるエッセー「ネットでの匿名と実名」のアップと「H」さんの件が同時期に発生したものですから、ああいう形の問題提起になったのですが、「H」さんの件だけに絞って私の主張を申し上げるならば、極めて単純なことです。それは、

1. 私に対する批判(誹謗中傷や罵詈雑言)は、直接、私のブログに対して行なえばよい(その真偽や正当性については、読者の判断に委ねればよい)。
2. 少なくとも、直接の関係者ではない弱者を批判のターゲットにすべきではない(特にブログであるために特定されてしまい、容易には逃げられない人<固定ハンドルを含む>に対して、直接関係のない他者の件に関する攻撃を仕掛けるべきではない)。
3. それぐらいは、(特にブログの黎明期でもあるだけに)最低限のマナーとして確立すべきではないか(私に対して直接批判することに抵抗があるというのであれば、「2ちゃんねる」で大々的にやればいいだけなのでは・・)。

  ということに尽きます。私個人は、私に対する誹謗中傷や罵詈雑言はいくらでも甘受しますが、私と何らかの親交があったことが原因となって、私と直接関係のない人々が迷惑を被ることについては甘受できません。それは、私個人に向けられるべき攻撃であって、他の方々に向けられるべき攻撃ではないからです。
  上記で私が問題視したような行為が、匿名性というセーフティネットゆえに助長されているとするならば、「匿名性」というもののあり方を今一度議論してみる価値はあるのではないかと考えたものですから、前述の「ネットでの匿名と実名」というエッセーの紹介に絡めて、皆さまに考えるための一材料としてお出ししたわけです。
  ということで、私に対して苦言を呈したい方々に対して、伏してお願いいたします。
  私に対する批判(誹謗中傷や罵詈雑言を含む)は、今後、私個人に対して直接行なっていただけると幸甚に思います。

(追伸)「切込隊長」さんにご参考情報をば。私が民主党の大塚耕平氏をよく存じ上げているのは事実ですが、「粉飾告発ホットライン」に関しては全く身に覚えがありません。何もなくとも勝手にその手の話を捏造する方がいらっしゃるので、りそな銀行の事件の前後半年以上は大塚氏とお会いしておりませんし、電話で会話もしておりません。ご確認いただければ幸いです。「30社リスト」もしくはそれに準じたものを竹中氏に流したというのも事実と異なっています。また、日本振興銀行につきましては、「千万が預金上限で納得する貧乏人集めて銀行が回るわけねえだろ」という貴重なご指摘までいただき、ありがとうございました。それが回るところがビジネスの面白いところで、その点につきましては近々何らかのプレスリリースができるようになると思いますが、いずれにしてもビジネスは結果ですので、結果でお示ししたいと思います。おかげさまでKFi自身はこの3月期で6期連続増収を記録する予定です。なお、ミラーマンにWBSで論破されて泣きそうになった記憶はありません(逆はあるかも?)が、そのあたりは見解の相違でしょう。いずれにしても、拙著「戦略経営の発想法」をお褒めいただきありがとうございました。一読するだけでは喝破することが難しい複雑な愛情表現に満ちた叱咤激励をいただき恐縮です。

2004 05 10 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.05.08

匿名の人はコミュニティを壊す権利を持っているのか?[BLOG of the Week]

 皆さん、こんにちは。木村剛です。この5月8日土曜日から、新企画「BLOG of the Week」をスタートさせます。これは、トラックバックしていただいた方々を中心に、私が独断と偏見でお気に入りのブログを毎週一つ選んでご紹介するというコーナーです。したがって、これからは、月~木曜日は「ゴーログ」、金曜日は「コラム」、土曜日は「BLOG of the Week」という構成になりますので、週末も是非お楽しみください。

 さて、栄えある第1回「BLOG of the Week」において私が選んだのは、「技術系サラリーマンの交差点」さんによる「ネットでの匿名と実名」というタイトルの考察です。これは3月16日に私が「blogの未来は参加者が創る」という「ゴーログ」を掲示したところ、それに対してトラックバックしていただいたものです。
 じつは、「技術系サラリーマンの交差点」さんは、この件に関して、「私がネットで実名を名乗る理由1」「私がネットで実名を名乗る理由2」「私がネットで実名を名乗る理由3」というエッセーを既に書いていらっしゃいまして、その集大成が「BLOG of the Week」にえらばれた「ネットでの匿名と実名」というブログなのです。
 「技術系サラリーマンの交差点」さんの意見に賛同するか否かは別として、これらのエッセーを読ませていただいて、私なりに深く考えさせられましたし、きっと多くの方々にとって、ネットにおける匿名性の意味を考える上で参考になると思います。
 それでは、第1回「BLOG of the Week」に輝いた「技術系サラリーマンの交差点」さんの「ネットでの匿名と実名」です。じっくりとお読みください。(「技術系サラリーマンの交差点」さん、読者の利便に資するために貴ブログにリンクをした上でほぼ全文を掲載しておりますが、問題があればご一報ください。なお、ネット上における全文に近い引用に関する私の考え方については、近々「ゴーログ」でアップする予定です。)

ネットでの匿名と実名

実名のほうに少々肩入れした自説を書いてみる。私は、匿名で書かれていることは信用できないとか、匿名だと理性をなくしがちなどと一律に考えてはいない。現時点で、インターネットの世界で優勢な見解は「実名を名乗っていない人であっても、まとまった人格を継続的に表現していれば完全な匿名とは異なる。そういう人格は尊重されるべきである」だと思うし、これに私も同意する。実際、大勢の匿名の人たちが作り出したコンテンツを役立てたり交流を楽しんだりしてきた。自分自身が匿名だったこともある。 では、匿名の人は実名の人と完全に対等に話ができるのか。「できる」と言う人もいるかもしれない。でも、私は「できない」と思う。といっても、匿名の人は実名の人を絶対批判してはいけないとか、そこまでではないはずだ。どこらへんまでなら許されて、どこから先は踏み込んではならない領域なのか。こういうことについて整理された議論は少ない。

私が拾ったものをリンク集として下にまとめてみた。どの意見も「ネット上でのマナーとして」実名と匿名の違いをわきまえるべきだ、あるいは、実名でしないようなことは匿名でもするな、という話になっている。私も、それぞれの人たちが示している線におおむね賛成する。 ただ、私が 前回の記事 で書いたように、「匿名で発言すると問題のある行為をしてしまいがちな人は、実名で発言することで自制できる」という観点から実名を勧めた意見は見つからなかった。考えてみれば当たり前のことで、「自分は匿名で発言していたときにキレてしまったことがあるので実名を名乗るようになった」とわざわざ告白する必要性は、たいていの人にはない。匿名の恥はかき捨てだ。黙って実名を名乗ればいい。・・・・中略・・・・

実名と匿名の違いに着目したリンク集

匿名サイトの気軽さと、はかなさ(岡山大学文学部心理学講座 長谷川芳典さんのじぶん更新日記、98/10/20付け。この文章で、ほぼ集約されていると思う)。
匿名でも情報的価値があればそれでいいじゃないかという人もいるだろう。しかし議論を求めるサイトとなるとまるで違う。匿名で批判を続ける人は、HPの存続に当たって自分を守る必要がない。イヤになったらヤメしまえばよい。いつヤメても私生活では何の不都合も生じない。気が向けば別のサーバーから別のHP立ち上げればよいだけ。いっぽう、実名で批判を受けた人は、枝葉末節な点に至るまで反論や追加の説明を加えなければ、実生活全般にわたって信用を失うおそれがある。極端に言えば自分のクビをかけて、発言の内容の社会的責任を負わなければならない。この点、匿名サイトはまことに気軽なものだ。匿名のサイトの主宰者は、そこに記されているコンテンツの範囲でしか批判されない。これに対して、実名のサイトは、HP以外のあらゆる著作物や発言を引用して批判される。匿名で批判する人は、じぶんの主張内容には何の体系性、何の一貫性がなくても、相手の主張をローカルな(つまり断片的な)理屈だけで反論することができる。違う基準(スタンダード)で反論する時には、別のハンドルを名乗ることだってできる。ざっと言えばこんなことになるだろう。

高木浩光@茨城県つくば市 の日記(……中略……的確なルールだと思う)
かれこれ2年半前になるが、Java Houseにおける匿名発言をめぐって議論になったことがあった。私の立場は「匿名発言をするな」というものであったが、一部でこれに対する反発があった。最終的に私の立場は「実名だったら投稿しないような内容の投稿は禁止」という表現で整理されることとなった。つまり、実際に実名を使っているか仮名を使っているかは重要ではなく、内容を書く際のスタンスを問うものであった。

ハンドルネームと匿名。ネットではどちら(……中略……ごく常識的な意見が素直に述べられていて、端的にまとまっている)
「善意での匿名発言なのか、悪意での匿名発言なのか」によって全然議論の本質が違いますよね。楽しいおしゃべりを匿名でするのは全然かまわないですけれど、他人の誹謗中傷や、告発といったトーンの投稿を匿名で行うのは問題だと思います。以前、とあるメーリングリストで、実名で発言している人の本業での仕事ぶりや人間関係などの誹謗中傷を、匿名で発言し続けた人がいました。そんなとき、実名発言している人がどんなに理路整然とやりとりしても、絶対に負ける。匿名の人は、自分が誰かも明かさず一方的に実名の人の実際の人間関係を傷つけるのですから……。当たり前ですが「悪意の匿名だけは絶対に止めて」と強く強く願います。

99/01/07 02:23 RE: 青酸カリを提供したネット・コミュニティ(……中略……船田戦闘機(メディア技術者)さんの発言。「・・・風潮はあっていい」という言い回しが、私の感覚にもぴったり来る)
まとめると、ぼく的には、 ・匿名で発言する自由は認められるべき ・でも実名でのコミュニケーションのほうが信頼される風潮はあっていい といったところです。

blogの未来は参加者が創る[ゴーログ] (週刊!木村剛 2004.03.16 付け記事。ココログ内で3月に匿名vs実名が話題になった発端記事。……中略……)
個人的には、匿名性というセーフティネットに護られたネットにおける言論活動であったとしても、「殴られるかもしれない至近距離においても、面と向かって言うことができる内容、もしくは言わなければならないという覚悟を持った内容であることを望みたい」と思っています。目の前ではとても言えないような誹謗中傷を赤の他人にぶつければ、コミュニケーションが途絶えるのは当然の帰結です。それを「アイツは逃げて行った」などと嘲笑の対象として仲間内だけで盛り上がるというのは、あまり生産的な活動とは言えないように思います。気に食わないのであれば、そのBlogを読まなければよい――それだけの話です。わざわざアラシにくる必要はどこにもないはずです。実生活でも、嫌いな人とは付き合わないでしょう。でも、よほどの変人でない限り、嫌いな人であってもその人が大事にしているプライベートな人間関係を壊しにはいかないはずです。でもネットでは、それが簡単にできてしまうし、やってしまう人たちがいます。

  この3月16日にアップした「ゴーログ」については、もう一度読んでいただいて、皆さまのご意見を再びいただけるとありがたいと思っています。というのは、「H」さんがアップした「祝!5月6日はゴーログの日」に対するコメント欄で、「美園」さんという匿名の方が、「単に無知な人を集めて一山当てようって感じがあって、倒産目前三十社リストとかありもしないネタで煽って混乱させたヒトだからねえ。経済言論で相手にされなくなって久しいけど、こういう形で復活するとは」などという罵詈雑言を書き込んでいらっしゃるからです。
  誹謗中傷するのであれば、せめて相手方の著書くらい読んで事実を踏まえた上で主張してもらいたい(もしくは、日経bizplusの「”大手30社問題”とは何か?」を始めとする一連のコラムを熟読してほしい)と思いますし、「経済言論で相手にされなくなって久しい」というのも「そう思うのは個人の勝手だけれど、他人に吹聴するのならもう少し根拠のあることを言ってもらいたい」と感じますが、まあ、そのあたりは私の不徳の為すところでしょうから、「美園」さんの表現の自由を尊重したいと思います。
  ただ、私が残念なのは、こういう低次元のスパムコメントを受けた「H」さんが、「荒れやすいなら木村氏関連はこれからやめようかなぁ」とこぼしていらっしゃることです。それで、「こうやって、ネット上のコミュニティというものは潰されていくんだなあ」という感慨を新たにしてしまったんですね。
  勘違いされないように申し上げておきます。私は「H」さんのコメントを責めているわけでは全くありません。私が「H」さんの立場なら、自分のブログを荒らされるのは嫌ですから「木村氏関連をやめる」という決断をすぐにでもしてしまうでしょう。過去の木村氏関連ネタも削除してしまうかもしれません。だって、ブログなんて軽いノリと趣味でやっているんですから、心理的な負担を感じてまでやりたくないじゃないですか。

  そこで、私は皆さんにお聞きしたいんです。
  匿名性というセーフティネットの中で許される言論の自由とは如何なるものであるべきなのか、あるいは、匿名の方はコミュニティを壊す権利を持っているのか、などについて、トラックバックをお待ちしています。

2004 05 08 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 22. BLOG of the Week] | 固定リンク | トラックバック

2004.04.28

「かめはめ波」とは何か?

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「ひとこと」さんの「かめはめ波の参入障壁」というトラックバックを読ませていただき、深~く反省しました。確かに、初めて「ゴーログ」を読まれた方には、「かめはめ波」は分からない単語だと思います。読者に対して配慮がたりず、申し訳ありませんでした。「珠丸の覚書」さんや「えふころぐ」さんも分からなかったようです。大反省(^^;)

 そう言われてみれば、かつて「McDMaster」さんから、「しかし、『ゴーログポイント(glp)』とか『かめはめ波』とかのコトバがデ・ファクトになるとしたらけっこうアタマが痛い。(笑」と指摘されておりましたことを、今更ながら思い出します。(「McDMaster」さん、プリントアウトできるようになりました。ありがとうございます)
 「ひとこと」さんのトラックバックを読んでいない方のために、「ひとこと」さんによる「かめはめ波」の定義に関する素晴らしい考察を、以下にご紹介しておきましょう。

かめはめ波ってなーに??と思ったので取り上げてみました。かめはめ波。文字通りに考えれば、ドラゴンボールに出てくる亀仙人が編み出した技で、かーーーめーーーはーーめーーはーー!ってやるとドゴーーーン!ってなる技のことですね。擬音ばかりで意味不明ですいません。わかる人だけわかってください。
さて、ここからが問題。で、木村氏はなにをもってして、「かめはめ波をうつ」と言っているのだろう??で、ググってみました。(=Googleで検索かけてみること)
検索ワード:かめはめ波 
まさかなー。こんなんじゃひっかかんないよなー。
図:かめはめ波でググってみた(2004.4.22)
kamehame.gif


なーーーぜーーーだーーー!! なぜ本家ドラゴンボール関連の話題を差し置いて、TOP項目なのだーーー!!! かなりびっくり!(しばし深呼吸) (-o-)y~~~フー (注:江崎はたばこを嗜みません)で。検索結果を元にいくつかの推測。「キムは、自分より明らかに強く大きい相手、例えば大手銀行や政府、商習慣などなどに対して、自分が思う問題点を指摘し、真正面から戦ってきました。とても勝ち目がなさそうな巨大な存在に対して、常にストレートに「おまえのここが悪い!」と言ってのける彼のことですから、当然敵もたくさんいます。……しかし彼は絶対に逃げません。ドラゴンボールに例えて言えば、いつも、かめはめ波を真正面から受け止めてるようなものです。見ててハラハラします。」と、「小鳥(a little bird)」様の言を木村氏が引用したことをうけて、小鳥様が「キムから小鳥(a little bird)に向けて、かめはめ波が放たれた」とサイト上で取り上げていたようですね。
ははーん。読めてきましたよ、奥さん!
どうやら、「木村氏が、木村氏の書いた記事に対する意見(主にトラックバック)を正面からうけとめて、氏のサイト上で(リンクつきで)取り上げ、回答すること」を「かめはめ波」と言ってるのではないでしょうか?つまり、
 ・(木村氏の)一方通行の情報発信ではなく
 ・一読者からの意見も真摯に受け止めた上で
 ・きちんと回答する姿勢のこと
を、「孫悟空がかめはめ波を真正面からうけとめる姿勢」という表現をもって著し、その派生として、
 ・氏のサイト上で一読者からの意見を取り上げ
 ・必要に応じて回答し、
 ・そのサイトへのリンクを張り、時にTBを打つ
ことを「かめはめ波をうつ」と言っているのではないか、と考えたのですが。。。どうなんでしょう?短的に言うと、「(Blogにおいて)他者へトラックバックを飛ばしたりリンクを張ったりすること。また、その内容を真摯に受け止めること」って言うことになるのでしょうか。


 うーん、凄すぎる。私も勉強になりました。そこまで深く考えていたわけではないのです(笑)が、一応、「かめはめ波」とは、「週刊!木村剛」に対してトラックバックしたくれた方のブログに対して、私がトラックバックすることを指しています。それを敢えて、一般化するとすれば、「有名人ブログ(一応、私も有名人?に相当するとして)に対してトラックバックした一般のブログに対して、有名人がトラックバックすること」を意味するということになりましょうか?
 ということで、「やすひさどっとねっと別館」さん、単なるトラックバックとはちょっと意味合いが違うんです。」もっとも、「ひとこと」さんのブログに、私が胸を打たれ、反省させられたのは、以下に続く考察です。

 

ところで、ちょっと違う方向から「かめはめ波」について考えてみますね。
専門用語や方言、スラングといった「ある限られたコミュニティの中でのみ通じる言語」は、いい面と悪い面を持っていると思います。いい面の最たるものは、シンプルかつ短い単語で、深く多様なニュアンスを伝えることが出来る点。例えば、「萌え」という一言が多様な意味を持つことは先日の更新で取り上げたばかりでした。いちいち、「若々しい初々しいけがれの無い存在に対して抱くほんわかとした、守ってあげたいという思い入れ」を感じたよ!なんて言ってられませんもんね。・・・大体察しは着いたことと思いますが、先に断っておきます。別に木村氏にネガティブな印象を持っているわけではありませんので!(^^;


 今回、「かめはめ波」の意味を把握するのに、調べ始めてから30分ほどかかりました。どうやら、いつのまにか出来上がっていた「コミュニティに特化した言語」のようですね。専門用語。特に、コミュニティに特化した専門用語の悪い面。わからない!という拒絶感が壁を感じさせてしまい、敷居の高さをかもし出してしまう点だと思うのです。そして、その言葉を正しいニュアンスで使いこなしている方々からの疎外感を感じてしまい、ある種の”参入障壁”を作り出してしまう点だと考えています。


 つまり、初めて木村氏(及び関連TB)のページに訪れた(例えば僕のような)人が、いきなり「かめはめ波を打った」「打たれた」「うけとめた」という話題を見て、どう思うでしょうか。全員が毎回、こうやって調べるでしょうか?正直、「楽しそうでいいなぁ。でも、馴れ合いの集団?」と”引いた”印象を持ってしまったのは事実です。木村氏のログを読み込む前に、ちょっと「壁」を感じてしまったのも事実です。それがBlogの本来の姿だ。お前の認識は甘い!と言われてしまえばそれまでですが、勿体無いなぁ!!と力いっぱい思ってしまったので、今回こういう形で取り上げてしまいました。木村氏のゴーログは面白いのに、それが伝わらないなんて!

 う~ん、まいった。確かにおっしゃるとおりです。文末の「木村氏のゴーログは面白いのに、それが伝わらないなんて!」という一言には、「私がわるーございました」と平謝りするしかありません。私のモットーは、「読者は神様」なのですから・・・・・・。
 これはなんとかするしかありません。ありがたいことに、「ひとこと」さんは、改善策についてもご示唆してくれています。

 

ではどうすればいいのか。私はこう思います。専門用語(特に、このコミュニティ特有の)については、初出の段階(もしくは意味が固まった時点)で注釈を入れておく。いちいち毎回注釈を入れるのも興ざめなので、初出時に注釈をする程度の配慮があれば十分ではないか、と思うのです。もしくは、それ専用のコンテンツ(FAQとか、有志がサイトを作るとか)という手もあると思いますが、それほどたくさんの専門用語が生まれ出るというわけでもなさそうですし。#ちなみに、2ちゃんねるは有志が2典Plus といった用語を集めたサイトを開いているようです。(2ちゃんねるにはそれほど詳しくないため漠然とした書き方ですいません(^^;)

 とりあえずの対策なんですが、今後「ゴーログ」で「かめはめ波」という単語を使う場合には、「かめはめ波」をクリックすると、この「ゴーログ」に飛んでこれるようにリンクすることにすればよいと思うんですね。今のところ「週刊!木村剛」関連の専門用語としては、そのほかには「glp(ゴーログポイント)」くらいでしょうか(分からない方は、「glp」をクリックしてみてください!)。ああ、そういえば、「ゴーログ効果」というのもありました。

 最後に、「ひとこと」さんは、こう言ってくださっています。
 

(コミュニティ特有の)専門用語のいい点をもう一つ。それは、使っているメンバー間で「連帯感」が生まれることだと思います。「かめはめ波」正直、使ってみたかった!今回こんな生意気な「かめはめ波」を打ってしまいましたが、木村さん、受け止めてくれますか?

 なんのなんの、生意気でもなんでもありません。当然思いっきり受け止めます。ただし、前述したとおり、私自身は、「かめはめ波」を「有名人ブログに対してトラックバックした一般のブログに対して、有名人がトラックバックすること」と定義しておりますので、厳密な意味で申しますと、「ひとこと」さん(有名人だったら御免なさい)による「週刊!木村剛」へのトラックバックは、「かめはめ波」ではありません(笑)。あしからず。

2004 04 28 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.04.22

ココログだと「かめはめ波」が打ちやすいんです!

  皆さん、こんにちは。木村剛です。「週刊!木村剛」を連載し始めてから早3ヶ月が経過しようとしておりますが、「ゴーログ」に刺激されてブログを始める決意をされた方々もいらっしゃるようです。

  「My Asset Allocation」さんは、「最近、バタバタしていて、なかなか運用に関するホームページも更新できない中、たまたま木村剛氏の記事を読んでいたら、彼のウェブログを発見。自分もニフティの会員だったので、とりあえずブログを立ち上げてみた」とおっしゃっていますし、「オレンジの太陽」さんも「ブログを始めたばかりですが、『週刊!木村剛』にすっかり触発されてしまいました」と言っていただいています。
  「英語と投資とJ2EE」さんは、「ちまたで話題になっているblogをはじめてみました。で、数あるblogサイトからココログを使うと決めたのですが、理由は簡単です。僕がrespectしてやまない木村剛氏もココログを使っているからです」とまで書いてくれています。物書き冥利に尽きます。ありがとうございます。そしてなんと「ともとも日記」さんなどは、「今まで、他社でブログをやっていたけれど、今日からこちらに移転しました。きっかけは木村剛さん。以前から著書を読んだり、逮捕されたエコノミストとWBSで論戦をしていて印象にありました」ということで、他のブログを捨ててココログに来ていただいているというのですから、ゴーログのココログ貢献度はかなり大きいのではないでしょうか。

  じつは私にとっても、トラックバックを読むにはココログの方がありがたいのです。
  というのは、気に入ったトラックバックはプリントアウトしてじっくり読むようにしているんですが、なぜだか分からないんですが、ココログではないブログの場合、私のコンピューターでは、本文が印字されないことがあるのです。例えば、「McDMaster」さんのブログは内容が濃いので度々参考にさせていただいているのですけれど、なぜか本文が印字できない? これは本当に困るんですね(尾花広報部長のコンピューターだとOKらしいんですが・・・・)。私の場合、プリントアウトしたものを眺めているうちに、「かめはめ波」を打とうという軽いノリが自然に湧き起こってくるというパターンなものですから、印字できないサイトだと「かめはめ率」が大幅に下がってしまうのです。

  そういうことで、「McDMaster」さん、御免なさい。トラックバック常連組なのに、「かめはめ波」が少ないのは内容が気に入らないからじゃないんです。毎回じっくりと読ませていただいているんですよ、本当に。これまでも何回もご紹介したいと思ったときがあったんです。でも、Webで読んだときに「これは面白い!」と思っても、プリントアウトできないと、ゴーログを書くときに、内容を思い出すのが面倒くさくなって「かめはめ気分」が萎えちゃったりするんですね。これは、きっとココログで日本を征服しようとしているニフティの大陰謀なのではないかと私は睨んでいます(笑)。
  ということで、ゴーログを読んでいる皆さん! ブログはココログにしましょう!(^^;)
 

  ということで、本日はココログの宣伝をしました。これで、「木村剛とブロガーのオフサイド取引」で、ニフティから「トラックバック野郎Tシャツ」をもらった分の借りは多少返せましたでしょうか(笑)。ニフティさん、頑張ってココラーを増やしてください。
  いずれTVでニフティがココログのCMを流すときに、私が出演して、「『キツネ目の男』っぽくて(失礼)、経済マフィアのようなイメージ」(by「日々是ネタ也」さん)で、「ブログはココログ。何故って?『かめはめ波』が打ちやすいから……」なんて渋くキメたら、大受けでしょうか(大爆笑)。

  なお、本日あたりから、「借り手のための金融戦略」(光文社ペーパーバックス)と「日本再生会議」(講談社現代新書)が主要書店に並ぶ予定です。日本振興銀行のことをさらに詳しく知りたい方は「借り手のための金融戦略」を、KFi Clubのことについて知りたい方は「日本再生会議」をお読みいただければ幸いです。

karite.jpg   kaigi.gif


  「チップを弾むから勇気を分けてくれないか」さんと、「をとこもすなるblogといふものを」さんと「よみがえれ!バサラの精神」さんから、新著の宣伝を忘れてますよ、という忠告をいただきました。ありがとうございます。
  そうでした、私の本業はブログではなかったのでした(^^;)

2004 04 22 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 12. 本のソムリエ] | 固定リンク | トラックバック

2004.04.20

エッ! ブログが「月刊!木村剛」に!!

  皆さん、こんにちは。木村剛です。ゴーログ「祝!日本振興銀行の免許取得と腐女子との出会い」に対する沢山のトラックバックありがとうございます。

  「くりおね あくえりあむ」さんは、「なんと、日本有数の経済論客が、最強オタク女子高生ブロガーに『ファン』だと告られ、トラバするという前代未聞の事件」と評されておられますし、「レビューのとらお」さんは「世紀の一瞬です。ココログ最強タッグです」と表現。「ひとごころ」さんは「ついに日本のblogger達に電撃的告白が! アリエナイトカそういうセリフでももう言い表せない衝撃が!」と言っているし、「Tinkle-Tinkle」さんのように「一人声を出さずに“わ~!わ~!!”とココロの中で大騒ぎ」とおっしゃっていらっしゃる。
  ちなみに「やの日記」さんは、「組み合わせの凄さというか、そうなんだなぁ、なんでもありになっているんだなぁ」という感想を寄せてくださいました。「enter sandman」さんも「なんかすげえ! 普通じゃ絶対に出会えないめぐり合わせじゃん。ブログってすごいなぁと思いました」と書き込んでくれています。
  そのあたりのことを「カトラー」さんは、「小鳥さんが、ゴーログと腐女子を赤い糸で結んだのはまさに『奇跡』の技である。ブログというメディアが単に物事を媒介するメディアであるだけでなく、『奇跡の装置』になることを示してくれた。本来、別の世界に属し、交わることなどありえない存在同士が同じ地平で出会う。ブログが可能にしたのはそうした摩訶不思議な世界だ」と解説してくれました。

  ひょっとして、私、大変なことをしてしまったんでしょうか?
  かくいう私は、「腐女子の行く道、萌える道」さんのブログを読んで、「キムタケさんが、あたしの事をブログに書いてくれたんだって……! だから、早く帰って読みたいんだぁぁぁ!」という箇所に単純に感動(??)[←ご好評につき再掲しました]しているわけでありまして、「腐女子」さんのブログもこれからなるべく巡回するようにします。だから、「HINALOG」さんもモノカゲに隠れていないでトラックバックしてください。
  ただ、オヤジの私には、「萌える」という言葉の正しい意味すら分からず、チンプンカンプンなので是非初心者向けの解説をお願いしたいところです。現時点においては、「なんじゃ、そりゃーーーーーー!! おのれ、萌えってなんじゃ? ああん? 説明してみぃ!!」(by「日々是ネタ也」さん)という状態なのです。

  もっとも、このやりとりをみていた「レビューのとらお」さんからは、「佐藤&竹中コンビの『経済ってそうだったのか会議』に対抗して、『腐女子でも分かる、萌える経済入門』を出していただかねば!」という御要望をいただきましたし、「HAGAKURE PLUS」さんからも「blog史上初の同人誌『小鳥×木村剛』とか」というご提案をいただきました。
こうなったら仕方がない!
  コラムとゴーログを中心に、「小鳥」さんをはじめとする皆さんのトラックバックの内容を網羅した「月刊!木村剛」を定期的に刊行したいと思います(笑)。出版社にお勤めの方でご興味ある編集者、至急ご連絡ください(意外に本気だったりする……?)。「社怪人日記2004」さんが指摘しているように、「やったら面白いなと思わせておいて、本当にやってみせるこのショーマンシップ」をまたまた見せてしまうかも?????

2004 04 20 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 03. イベント大特集] | 固定リンク | トラックバック

2004.04.13

「ゴーログ効果」でココログプラスの費用を賄おう!

 皆さん、こんにちは。木村剛です。皆さまのご愛顧もあって、「ゴーログ」という名称が浸透してきたと思われるため、昨日の「ゴーログ」より標題から[ゴーログ]の表記を外しております(「ゴー外」といきなりツッコンでくれた「結茶場Me家」さん、期待に違わぬレスポンス、ありがとうございました)。

  なお、「週刊!木村剛にトラックバックして、アフィリエイトでおカネ儲けしよう」という軽いノリのゴーログには本当に多数トラックバックしていただいてありがとうございます。55もいただくとは予想しておりませんでした。みなさまのページビューが激増していることを心より祈念しております。

  「StarChartLog@cocolog」さんは、「アフィリエイトで『年間300万円』とか『月収30万円』といった景気のいい話が聞こえてきます」と書いてくれましたし、「[N]ネタフル」さんが紹介してくれたYOMIURI ONLINEの記事によれば、月に100万円を稼ぐ人もいるようです。こりゃスゲエ。
  もっとも、今回少なからぬ方々から、アフィリエイト生活の実態が明らかにされていますので、ご報告しておくことにしましょう。
  「豪遊生活」さんは直近3ヶ月で2,172円の売り上げにとどまっていますが、「観測気球」さんは直近3ヶ月で3万円弱らしいですし、「おいらブログ」さんも毎月8,000~10,000円程度の稼ぎだとか。「面白いサイトを見つけたよ」さんは、今年1月だけで48,696円を稼いだそうです。
 なかなかそれだけで「ブロガーやココラーの天国」にはなりそうにはないのですが、「ゆかうらBlog」さんなどはアフィリエイトを仕事にしているというのですから、食べていけないわけではないのですね。もっとも、「アフィリエイトを主たる生業として2、3年が経過して、ブームもやってきて、構造的には、残念ながら右肩下がりであります」という独白には重みがあります。
  もっとも、「週刊!木村剛」にトラックバックしたことによる効果はなかなかのものがあったようです。「カトラー」さんのアクセス数はトラックバックした翌日には3倍増。「〔ゴーログ〕効果を期せずして実感させられることになった」と感謝の言葉を寄せていただきました。「はげログ」さんも「キム兄の記事にトラバした場合、うちでページビューが1.5倍ほどに伸びました」と告白しています。恐るべし、〔ゴーログ〕効果!!

  だから、みんなで「キムタケとして現在大ブレーク中の木村剛氏のBlogゴーログ」(by「Life is journey toward the guiding light」さん)にトラックバックして、「堅いことはあまり言わずに〔ゴーログ〕効果を皆で楽しんでみましょう」(by「カトラー」さん)ではありませんか(パチパチ……)。そして、栄えある「ゴーログトラックバック大賞」を狙いましょう(笑)。そして、「観測気球」さんのように、「とりあえず、ココログプラスの費用はまかなえそうです」という環境を作り上げて、心置きなくココログをすることができるようになるといいですね。

2004 04 13 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.04.07

「週刊!木村剛」にトラックバックして、アフィリエイトでおカネ儲けしよう![ゴーログ]

  皆さん、こんにちは。木村剛です。この間、「『広告の奴隷』から『広告の主人』へ」というコラムを書いたら、結構トラックバックがあったので、意外にみなさん広告って関心あるんですね~( ^^;)、なんて思いながらトラックバックを読んでいたら、「katzの自分メモ」さんがブログを使ったおカネ儲けの話をしていました。

人のblogを読んでいるとき、広告がはりつけてありますよね。あれって、アフィリエイトというのだそうです。そこをクリックしたり、その広告がきっかけでだれかがなにかを買ったりすると、そのblogのライターやblogなどを運営している会社に少しだけですが、お金がはいる、という仕組みがあるのです。googleの場合だと、adsenseというのかな。amazonにはアフィリエイト、楽天、yahoo、ライブドアもなにかやっているのかな。あるテーマについて詳しい個人のblogに、内容的に関連しているらしいテーマの広告を自動的に選んではりつける広告事業を開始すると、興味深い内容を書いている人には自然に広告出稿依頼がくる、という話です。

  ふむふむ、「アフィリエイト」って言うんですか・・・・・・。ブログが広告媒体になっちゃうっていう話なんですね。

広告業界は、いままで、プロの方だけを向いていました。広告を出稿するスポンサーと、雑誌やテレビなどの媒体です。ところが、blogに広告を出すということになるとどうなるか。媒体のところが、いわゆる素人さん、ってことになります。しかも、素人なので、業界の力関係とは関係のないところで商品やサービスに評価を下します。注意深い人は、いままでの形態の広告も見ることは見るのですが、商品選択の最終局面では、blogを検索して、検討中の商品について、だれがどんなことを言っているか、確かめます。

  なるほど、何か買いたいものがある場合には、その商品に詳しいお友だちに聞くっていうノリですね。確かに「業界の力関係とは関係のないところで商品やサービスに評価を下します」というブログがでてきて、ページビューが増えてくると、かなりの影響力を持ってしまうかもしれません(なんてことを軽いノリで書いていると、また「日常/非日常blog」さんに厳しいツッコミを入れられてしまうかも?)。

ミニカーの専門家とか、ワインの専門家。デジカメの専門家。自動車のマニア。レストラン評価。住宅新築体験記を書いている人とか、パソコンの不具合の専門家のような人のところに、ある日、メールが飛び込んできます。「こういうスポンサーがいるんですが、広告、出してもらえませんかー? いままでと同じ感じで、気兼ねなく書いていただくだけで結構です。」すでに、こうしたアフィリエイトで月々相当な金額を手にしておられる方もいらっしゃるそうです。


  な、なにーっ、「こうしたアフィリエイトで月々相当な金額を手にしておられる方もいらっしゃる」ってか? それって何ですか、ブログで食えちゃうわけですか? 私なぞは、ブログにはまって仕事に支障をきたしているというのに、それはそれは羨ましい限りです。

  そこで私こと「週刊!木村剛」は、一大キャンペーンを始めることにしました。題して、「『週刊!木村剛』にトラックバックして、アフィリエイトでカネ儲けしよう!」という企画です。ただし、アフィリエイトになっておカネ儲けしようにもまずはページビューを稼がなければなりません。

  そこで「週刊!木村剛」の登場です。
  「週刊!木村剛」にトラックバックしていただければ、その中から面白いトラックバックをゴーログで紹介しますから、ページビューが自然と増えます。その結果、アフィリエイトになる可能性が高まるではありませんか?!「結茶場Me家」さんからも「木村さんにトラックバックすること自体も“広告”です」とご推奨をいただいております(笑)。
  これは素晴らしい企画だ! みんなでトラックバックして、みんなでアフィリエイトになって、みんなブログするだけで食べていけるようになろう、これはブロガーの天国行き切符だ~、って無理ですよね(笑い、^^;;)。

2004 04 07 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 08. メディア/広告の将来を占う] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.16

blogの未来は参加者が創る[ゴーログ]

  皆さん、こんにちは。木村剛です。「観光堂まで迎えにいらっしゃい」さんに「ブログ中毒」と指摘されているように、いつの間にかblogに嵌まりつつあるので、少しヤバイかなと思いつつも、blogの可能性を楽しみにしつつ、日々パソコンに向かう毎日です。
そんなわけで、「blog は今後どう展開するのだろう」ということを考えながら、トラックバックをトレースしつつゴーログを書いているのですが、その中で私の思いを代弁しているような文章と出会いました。それは、「JUKE Blog」さんの「BLOGという未知なるツール」というコラムです。

双方向ツールといえばBBSはもちろん有る事はある。しかしほとんどがただの連絡事項を超える事は少ない。BBSでの白熱した書き込みといえばバカな中傷合戦がせきのやま。(やがてブログも参加者が増えるにつれてそうした物に落ち込む危険性は有るだろう)しかし訳も判らず立ち上げたブログはそれらの問題を超える可能性を感じさせる。

  そうなんですよね。ネットの双方向ツールはすごい機能を持っているんだと思うんです。しかし残念なことに、ネットのツールは、「JUKE Blog」さんが的確に指摘しているように、「バカな中傷合戦」の道具になりやすいという性質もあります。匿名性であることを良いことに浅薄な誹謗中傷を繰り返す人たちも少なからず存在します。

  所詮、BBSもBlogもコミュニケーションツールのひとつにすぎません。私たちが友人たちとおしゃべりするのと何ら変わらないわけです。ところが、ネットになって個人名が特定されないということになると、自分は直接叩かれないという安心感からか、他人への邪悪な攻撃性を発揮してしまうケースが散見されます。
  日々、自分の友人たちに対しても、そういう言葉遣いをしているのならともかく(そういう人は友人も持ち得ないでしょうが・・・)、ネットになった途端に豹変するというのは、少し悲しい感じがします。厳しい批評や辛辣な批判はあって当然と思いますが、そこには自ずと最低限のマナーというものがあるのではないでしょうか。
  個人的には、匿名性というセーフティネットに護られたネットにおける言論活動であったとしても、「殴られるかもしれない至近距離においても、面と向かって言うことができる内容、もしくは言わなければならないという覚悟を持った内容であることを望みたい」と思っています。目の前ではとても言えないような誹謗中傷を赤の他人にぶつければ、コミュニケーションが途絶えるのは当然の帰結です。それを「アイツは逃げて行った」などと嘲笑の対象として仲間内だけで盛り上がるというのは、あまり生産的な活動とは言えないように思います。
  気に食わないのであれば、そのBlogを読まなければよい――それだけの話です。わざわざアラシにくる必要はどこにもないはずです。実生活でも、嫌いな人とは付き合わないでしょう。でも、よほどの変人でない限り、嫌いな人であってもその人が大事にしているプライベートな人間関係を壊しにはいかないはずです。でもネットでは、それが簡単にできてしまうし、やってしまう人たちがいます。

 以前、「29man the radical dubber」さんが、「Blogはあくまでもツールであって、そのツールが凄いんじゃなくて、結局は人が凄いんだよな...」とコメントしていましたが、私も、大事なのはツールではなくて人なんだと思います。「やがてブログも参加者が増えるにつれてそうした物に落ち込む危険性は有るだろう」という「JUKE Blog」さんの予言が当たらないことを切に願っています。
 そういう意味で、重要なのは「匿名性からの脱皮」ということなのではないか、と考えたりするのですが、最後に「じだらく」さんのコメントを紹介しておきたいと思います。

今までも、web(例えば2ch)で盛り上がって、おもしろいイベントが生まれたことはある。(マトリックスのエージェントスミスとか)でも、基本的には匿名ベースだった。が、今回のイベントは木村氏という有名人の参加が確定。またその他参加者の多くもblogを開設しており、ある程度意見を表明している人たちだ。今までのような「完全匿名」の集団でないことが面白い。今、orkutなりで、ソーシャル・ネットワーキングも主流になりつつある。インターネットは匿名の時代を終えて、そろそろ本名で語り合う時代が来るのかもしれない。

2004 03 16 [01. ブログ万歳ココログ三昧] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.06

私にとってのblog原体験は竹中チームのときなんです[ゴーログ]

 皆さん、こんにちは。木村剛です。「アジア海外駐在員便利帳」さんの質問に対する返答や「<小鳥(a little bird)」さんとのやり取りを読んでいただいている方々から、「BLOGじゃなかったらあり得ないこと?? 」(by「STUDIO134 別館」さん)とか、「Blogの新たな展開を見た」(by「29man the radical dubber」さん)というトラックバックをいただきました。

 じつは私自身は、何も特別のことをしているつもりはありません。
というのは、2001年から日経BizPlusというウェブサイトで連載枠を持っているのですが、2002年秋に竹中チーム(正式名称は「金融分野緊急対応戦略プロジェクトチーム」)に参加することが決まった際、その翌日貸し剥がしに遭っている中小企業の経営者から抗議の電話があったことを切っ掛けに、「このところ、金融庁の対応、金融検査マニュアルの内容あるいは金融分野緊急対応戦略プロジェクトチームの発足を理由に、健全な事業を営む融資先に対する資金供給の拒否や資金回収を行なうなどの不適切な取扱いを行なう銀行もあるようです。万が一、貸し渋り、貸し剥し、金利引上げ、無理な要求、それに類する不当な扱いをされた方は、そのような行為をした担当者名、所属する金融機関名と部署・支店、その内容をE-mailにてお知らせください。弊社は、木村代表を介して、金融庁のしかるべきところに責任をもって報告いたします」という文章を会社のホームページに掲げたときの経験があったからです(このあたりの事情は、日経BizPlusのコラム「第15回 大切なのは銀行経営者か、それとも中小企業か」をご参照のこと)。
それ以来、毎日のように大量のEメールや投書が私の元に届くようになりました。それで私は、その中からいくつかを採り上げてコメントを付した上で毎週のようにコラムにアップするようになりました。「第16回 中小企業経営者の魂の叫びを聞け」や「第17回 トップの保身とわが身の出世か、それとも銀行の将来か?」などがその端緒です。

 無論、応援メールばかりではありません。誹謗中傷や脅迫紛いのものも少なくありませんでした。当時のマスコミは「木村はハゲタカ外資の手先だ」とか「竹中・木村は日本を滅ぼす」あるいは「木村の株下げ野郎」などと誤解と偏見に満ちた報道を日々繰り返していましたし、永田町の政治家の先生たちや霞ヶ関のお役人たちからも激しい個人攻撃を受けていました。実際、独りで外出するのもはばかられた時期だったので、身の安全を確保するために、自分は転々とホテル住まいをし、家族には引越しをさせました(私には小学生の息子が2人おりますが、半年近くは別居状態でした)。
例えば、「第24回 『抵抗勢力』の銀行員からの批判に答える」から採り上げた通称「メガバンクのX氏」からの批判メールは執拗を極めました。「第26回 銀行の常識は他の業界の非常識?」、「第28回 『不良生徒』のメガバンク行員に対する反論を求む」、「第31回 メガバンクの行員には世間の声を真摯に聞いてもらいたい」、「第38回 若手銀行員はなぜ銀行を辞めるのか?」などウェブサイト上で、X氏からのメールやそれに対する読者からの反論メールを紹介しながら議論を戦わせています。
いまから思うと、読者からのメールを紹介しながら自らのコメントを発信し続けたあの頃の体験がこのblogの世界と極めて似通っているのです。

 正直言って、あの半年は本当にしんどかった。
自分の主張は正しいと確信していましたが、精神的に追い詰められたときが何度もありました。「第16回 中小企業経営者の魂の叫びを聞け」において、「これから、私に対する、あらゆる誹謗中傷の記事が百花繚乱の様相を示すだろう。このプロジェクトチームに入ることを決意したときから、私は腹を括っている。日本を『気付いてみたら、銀行と一部の大企業しか日本にはのこらないで、中小企業は全てつぶれ、経営者は自殺していた…』という国にしないために、倒れるときも前のめりで倒れる覚悟はできている」などと威勢のいい啖呵を切ってはいたものの、私も生身の人間です。夕刊紙や2ちゃんねるなどで、個人の尊厳を無視して毎日罵倒され、あからさまな人格攻撃を受け続けるのは正直言ってツライものです。

 そして、私に関する根拠のない情報が、週刊誌や夕刊紙などを通じて、あたかも真実であるかのように伝達されていく怖さも日々実感させてもらいました。したがって、「OTONA Times」さんがいみじくも指摘しているように、今回blogを始めた背景には、「この人の発言と行動にはちょっと注目していたのだが、こうしてBlogで読めるようになるとは......。マスコミがコンテクスト(文脈)をきちんと報道していないことにいらだって、直接会話をはじめたのかな」という側面は確かにあります。
そういう意味では、「Newsに一言」さんが「木村さんを始め、白血病と戦ったアイドルの吉井怜さんや、livedoor・exciteの社長など、色々な人が双方向のコミュニケーションが可能なBlogを利用し始めています。今までメディアが介在すると見えなかった面を見られるような気がして、今後の広がりをますます期待したいですね」と書いていますが、本当に「メディアが介在すると見えない面」というのはあるのです。マスコミは「視聴者や読者に分かりやすくするため」という大義名分の下で、象徴的な一言でその人間性をすべて表現しようとしますから――要するに、「レッテル張り」ですね――、どうしても強烈なバイアスがかかってしまいます(一度、報道される立場になると、それがよくわかります)。

 特に大銀行はマスコミの大スポンサーですし、実際、特定の大銀行に飼われているジャーナリストや作家(みなさんが良く知っている名前も含まれます)も少なくないので、攻撃されるほうはたまったもんじゃありません(みなさんも大銀行に対して批判的な主張をするときは気をつけてください)。大銀行に飼われた記者の取材を下手に受けようもんなら、ちょっとした一言に尾ヒレを付けまくって、全く違うニュアンスの記事を平気で書かれてしまうんですから。

 私は、数年前にそういう嫌な体験を少なからず経験していましたので、3年ほど前から、記者の取材は完全オフレコ(どのような形であっても記事にしない。当然、木村剛の名前はどこにもリファーされない)か、原稿をチェックさせていただくという約束がない限り、お受けしないという原則で臨んでいます。また、テレビに出るときも、プロジューサーやディレクターと人間関係があってお互いの考え方をよく理解しており、番組のコンセプトやストーリー展開を理解したうえで、その他の出演者の顔触れに納得できない限り出ないことにしています。1年半前の竹中チーム入りの大騒動のときは、すでにそういうポリシーで通していましたので、私のことを書いているマスコミ(書籍などを含む)は、私に取材することなく噂を拾い集めてきて勝手に書いているというのが実情なんです。

 それにしても、当時はキツカッタですね。
でも、そういうキツイ環境の中でも私が何とか歯を食いしばって耐えて踏ん張ってこれたのは、応援してくれた人たちからの暖かいEメールが毎日のように届いたからなんです。そのたびに、「自分は独りじゃない。この戦いは間違っていない」という確信を強めることができたからこそ、竹中チームに参加したときの決意を曲げることなく初心を貫徹することができたのだと思います。そして、不良債権問題に関する限り、遅々とした歩みではありますが、確実に改善していると申し上げることができるようになりました(無論、完治したわけではありません。念のため)。「小泉改革の中で唯一進んでいるのは、不良債権改革だけなのではないか」と内心ちょっぴり自負しています。

 そういう想いで日々をすごしていたとき、応援メールを送っていただいた方々に対して、私の感謝の気持ちを伝えるため、「ささやかな懇親会を2002年12月19日に開催したい」というお誘いのメールをお送りしたところ、あっという間に人数が集まりました。懇親会ではアットホームな雰囲気の中でお話しをさせていただき、来ていただいた方々との対話を通じて、「逆風の中を頑張ってよかった」と心底思えたのです。じつは、この懇親会が今回「小鳥(a little bird)」さんをお誘いした「KFi Club」の原型となっています。
ということなので、「応援してくれる人々に対してなるべく返答したい」というのは、私の自然な気持ちなので、好意的なトラックバックに対してはついつい反応したくなってしまうのです(申し訳ありませんが、誹謗中傷のトラックバックは無視するかもしれません。御免なさい)。特に私の場合、マスコミから「ハードランディング派」とか「外資の手先」「銀行の敵」というミスリーディングなレッテルが貼られていますから(実際はそうじゃありません。是非、拙著「日本資本主義の哲学」や「竹中プランのすべて」を一読してみてください)、「木村剛を応援する」と公言するのはかなり勇気を必要とします。
nonnnonnnohibi」さんが「木村氏のこと実はちょっとファンです。でもそれを公言するには『ちょっと憚られる感じ』があったのであまり言いませんでしたが、、、」と正直に書いていらっしゃいますが、それが現状だと思うのです。ところが、「小鳥(a little bird)」さんはそういう状況を知りながら、それをモノともせずに「実は僕は木村剛が大好きです。写真を携帯の待ち受けにしてしまいかねない勢いで好きです」と大々的に宣言してくれました――この勇気に私は心底感謝しています。

 だから、「小鳥(a little bird)」さんとは、「29man the radical dubber」さんが企画している「日本シンガポール戦・観戦プロジェクト」でお会いするか、「KFi Club」でお話しすることを本当に楽しみにしているのです。
3月31日は、「プロジェクターが2台あり、120人収容可能なお店で大迫力でサッカー観戦できます」(by 29man the radical dubber)というお店を超満員にして、日本blog会の歴史に残るような会にできると素晴らしいですね。私も必ず参加します。拙著をお持ちの方々には漏れなくサインいたしますので、ご遠慮なくお申し出ください(「読者は神様」ですから)。
以上、私のblog原体験でした。

2004 03 06 [01. ブログ万歳ココログ三昧, 02. ゴーちゃんの素顔を暴く!] | 固定リンク | トラックバック